JPH08117217A - 医用検査装置 - Google Patents

医用検査装置

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JPH08117217A
JPH08117217A JP6281366A JP28136694A JPH08117217A JP H08117217 A JPH08117217 A JP H08117217A JP 6281366 A JP6281366 A JP 6281366A JP 28136694 A JP28136694 A JP 28136694A JP H08117217 A JPH08117217 A JP H08117217A
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JP6281366A
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Inventor
Shigeo Kobayashi
繁雄 小林
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】X線照射領域や再構成演算領域等の領域情報
を、視覚的にかつ定量的に容易に把握することができる
医用検査装置を提供すること。 【構成】被検体PAの医用検査をするための医用検査部
1と、医用検査部1に位置された被検体PAに対して、
スライドすることにより医用検査用の領域を示すための
医用検査用の領域表示および設定手段100を備える医
用検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置の医用検
査装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置を用いて、患者のX
線CT像の撮影をする時には、一般的にオペレータが次
のステップを踏んで、被検体(以後患者と記載する。)
の位置決めと撮影を行う。 (1)患者が患者テーブルに載る。または、場合によっ
ては、数名のオペレータ、X線技師、看護婦等が、患者
をストレチャ(移動式の患者ベッド)から患者を患者テ
ーブルに載せる。 (2)オペレータが、患者テーブルをマニュアル操作で
上昇移動や水平移動させて、患者をスキャナ・ガントリ
の開口径の内部へ移動を開始させる。 (3)オペレータが、患者テーブルをマニュアル操作す
ることで、連動してロカライザ(患者位置決め用の投光
器)の光源が点灯する。
【0003】(4)オペレータが、患者の体の表面にロ
カライザの光のラインがマークされる位置まで、患者テ
ーブルを動作(患者位置決め粗調整)させる。 (5)さらに、オペレータが、患者の体の表面にマーク
されたロカライザの光のラインを見ながら、X線照射開
始位置を決定(患者位置決め微調整)する。 (6)X線照射して、スキャノグラム像(X線透過像)
の撮影をする。
【0004】(7)撮影したスキャノグラム像をオペレ
ーションコンソールの画像モニタに表示する。トラック
ボール等を用いて、画像モニタ上でX線CT像の撮影開
始位置および撮影終了位置を設定する。同時に撮影部位
に応じた撮影条件を決定する。この撮影条件としては、
主として、X線発生条件(X線管電圧、X線管電流、ス
キャン時間等)と、画像再構成条件(表示マトリクス
数、フィルタ形状、拡大率、再構成演算領域等)と、装
置制御条件(患者テーブル送り量等)の複数のパラメー
タで構成されている。 (8)X線CT像の撮影を行い、X線CT像の画像解析
をする。
【0005】このようなステップを踏んで、X線CT像
撮影を行う従来のX線CT装置では、(1)患者位置決
め時、患者をロカライザの光のラインの位置に合せるこ
とが必要であり、(2)この時の、位置決め情報は初回
撮影位置の天板の位置情報のみであって、複数回撮影す
る時の全てのX線照射領域を表すものではない。
【0006】この従来のX線CT装置におけるロカライ
ザの一例について、図5で説明する。図5に示すよう
に、X線CT装置は、上面ロカライザ101、左側面ロ
カライザ102、右側面ロカライザ103を備える。各
々のロカライザ101,102,103は光源LS、ス
リットS、レンズLE、あるいは、ミラーMで構成され
ている。これらのロカライザ101,102,103
は、スキャナ・ガントリや患者テーブルのスイッチと連
動して点灯する方式が採られているものが多い。
【0007】図5のX線CT装置では、患者PAの体の
表面にマークしようとする光のラインLNは、例えばス
リットSのクロス状の開口部形状に対応して図5のよう
に描かれる。図5は患者PAの頭部HDを示していて、
この頭部HDにクロス状の複数本の光のラインLNが、
患者の前面、右側面および左側面に描かれる。ラインL
Nを作り出す光学系は、スキャナ・ガントリに固定設置
されており、従来装置の中には、光軸を中心として回転
可能なものもあるが、自由度は低い。また、従来のX線
CT装置のX線光学系は、ファンビーム(扇状ビーム)
方式であるので、X線ビームの幅が数種類に限定されて
おり、ラインLNの幅を変更したり、ラインLN自身
を、動作させる必要性はない。
【0008】従来のX線CT装置では、図6に示すよう
に、X線管104からのX線を患者PAの頭部Hを通し
てX線検出部105で検出する。X線管104からのX
線照射幅(厚み:スライス幅SWと呼ばれている。)
は、撮影しようとする部位によって変える。たとえば、
撮影部位が腹部ならば、X線照射幅SWは10mmであ
り、頭部ならば5mm、あるいは2mmである。従っ
て、従来のX線CT装置のロカライザのラインLNは、
X線照射幅SWの中心位置を示すものである。通常、撮
影領域をカバーするには複数の計測が必要なので、1計
測ごと、あるいは連続的に患者テーブル200の天板2
01を移動させて、同一撮影条件で連続的に撮影が実行
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから従来の
X線CT装置では、次のような問題点がある。 (1)現状の患者位置決め方式では、オペレータが患者
テーブル200を上昇させて、さらに患者テーブル20
0の天板201を、ロカライザのラインLNが患者PA
の体表にマークされる位置まで移動させる必要がある。
通常のX線CT装置では、患者テーブル200の移動等
は、オペレータが操作スイッチを操作し、保持している
時のみ装置が駆動可とするデッドマン方式が採られてい
る。このことは、患者テーブル200を移動させること
により、オペレータが患者PAの安全に、絶えず注意を
払わなければならないことと、光のラインLNを、目的
とする患者PAの部位に一致させなければならないとい
う2つの事柄に注意力が分散されることにつながる。つ
まり、注意力が分散されることは、位置決めに必要とさ
れる時間が、何らかの外乱によって、延びる可能性があ
るということである。このことは、作業性の低下、患者
スループット(患者処理能力)の低下、患者の拘束時間
の増加を招く。X線CT装置の操作時間の多くは、患者
位置決め時間が占めていると考えられている。
【0010】(2)オペレータがロカライザのラインL
Nから、最終撮影位置(撮影領域)までの大きさ(距
離)を視覚的に認識しづらい。なぜならば、図5に示す
ロカライザの光学系は、スキャナ・ガントリに固定設置
されており、光のマーカの位置もマーカの幅も固定であ
る。従来のX線CT装置では、ロカライザの光学系はあ
くまでも、X線CT像の撮影開始位置を設定することを
目的としているからである。
【0011】(3)また、図7は別のX線CT装置の別
の従来例を示していて、X線管104からのX線の照射
幅が、図6に示す従来のX線CT装置のように「ファン
(扇状)ビーム方式」ではなく、「コーン(円錐)ビー
ム方式」を採用するX線CT装置である。この場合に、
従来のX線CT装置に用いられているロカライザでは、
不充分であると考えられる。つまり、ロカライザのマー
カ(光のライン)がX線照射幅を表現するには、小さす
ぎるからである。図7で明白なように、従来のスライス
幅SW(図6参照)に対し、長さDの大きさが非常に大
きい。このことから、従来のロカライザを対応させるに
は、大幅な光学系の変更が必要となり、X線CT装置の
構造自体も、大幅な変更が必要であると考えられる。
【0012】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、X線照射による患者撮影のような医用
検査時に、オペレータが、光のマーカに代わる方式によ
って、X線照射領域や再構成演算領域等の領域情報を、
視覚的にかつ定量的に容易に把握することができる医用
検査装置を提供することを目的とする。また、本発明
は、患者テーブルを移動させないで、患者のすぐ傍ら
で、X線照射領域や再構成演算領域を設定でき、作業
性、安全性の向上、患者スループット(患者処理能力)
が向上する医用検査装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、ファンビーム(扇状)方式だけでは
なく、コーンビーム(円錐)方式の、X線CT装置の患
者位置決めにも適した位置決め方式を採る医用検査装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、被検体の医用検査をするための医用検査部と、
前記医用検査部に位置された前記被検体に対して、スラ
イドすることにより医用検査用の領域を示すための医用
検査用の領域表示および設定手段を備える医用検査装置
により、達成される。本発明にあっては、好ましくは前
記医用検査部は、X線CT像を得るためにX線を前記被
検体に照射するために用いられ、前記医用検査用の領域
は、X線照射領域である。本発明にあっては、好ましく
は前記医用検査部は、X線CT像を得るためにX線を前
記被検体に照射するために用いられ、前記医用検査用の
領域は、前記X線を照射して得ようとする前記被検体に
関する画像再構成領域である。本発明にあっては、好ま
しくは前記医用検査用の領域表示および設定手段は、機
械的に水平移動可能な複数のスライド式レバーと、前記
スライド式レバーの位置を検出して、前記医用検査用の
領域に対応させるための測定手段と、を備える。本発明
にあっては、好ましくは前記スライド式レバーの位置の
測定手段は、変位測定器とその信号変換器からなる。
【0014】
【作用】上記構成によれば、医用検査部により患者の医
用検査をする際に、医用検査部手前に位置された患者に
対して、スライド式の領域表示および設定手段により、
医用検査用の領域を示す。医用検査部は、たとえばX線
CT像を得るためにX線を患者に照射する。医用検査用
の領域は、たとえばX線照射領域やX線を照射して得よ
うとする患者に関する画像再構成領域である。医用検査
の領域表示手段では、好ましくは2つのスライド式レバ
ーを自動的にあるいは手動的に移動させて、そのレバー
の位置を測定手段により得る。スライド式レバーの位置
関係が、患者の医用検査用の領域を形成する。好ましく
は変位測定器とその信号変換器がレバーの位置を電気信
号に変換する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0016】図1には、本発明の医用検査装置の好まし
い実施例であるX線CT装置のシステムの構成図を示
す。図1において、X線CT装置のシステムは、スキャ
ナ・ガントリ1、患者テーブル2、X線制御装置3、操
作コンソール4、画像処理装置5、中央制御コンピュー
タ6等のユニットで構成されている。このスキャナ・ガ
ントリ1は、医用検査部である。スキャナ・ガントリ
1、X線制御装置3、操作コンソール4には、各々の制
御を行うための制御コンピュータ11,12,14を有
する。スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11は、ス
キャナ・ガントリ1内の機構の制御、患者テーブル2の
水平移動と上昇移動の制御を行う。
【0017】また、スキャナ・ガントリ制御コンピュー
タ11は、スキャナ・ガントリ1や患者テーブル2に設
置された操作パネル(図示せず)の入力監視や、患者テ
ーブル2の天板16の位置情報と高さ情報、または、ス
キャナ・ガントリ1の傾斜角度を出力する。X線制御装
置コンピュータ12は、発生X線の出力制御およびその
異常監視を行う。また、操作コンソール制御コンピュー
タ14は、操作コンソール4上のスイッチの入力監視
や、LED等からなる表示器による表示を行う。スキャ
ナ・ガントリ1内には、X線管7とX線検出器8が対向
配置されており、各々が同一の回転板上(図示せず)に
配置されている。
【0018】医用検査部であるスキャナ・ガントリ1
は、被検体PAに対して、医用検査用にX線CT画像を
得るためのものである。患者ともいう被検体PA(図2
を参照)は、患者テーブル2の天板16に載せられ、X
線照射領域と画像再構成領域が設定される。オペレータ
が被検体PAを、スキャナ・ガントリの開口部ともいう
開口径1a内に移動させて、初回X線CT像撮影位置へ
位置決めされた後、被検体PAの周囲をX線管7とX線
検出器8が搭載された回転板が回転して、被検体PAに
X線を曝射することでデータ収集を行う。
【0019】X線検出器8からのデータは、アナログ信
号からデジタル信号に変換され、順次計測データバッフ
ァ13へ送られ、画像処理装置5において画像データ圧
縮等の前処理が施され、外部記憶装置15にデータ格納
される。ここで格納されたデータは生データ(RAW
DATA)であり、データ収集が終了すると、画像処理
装置5を介して転送されて、再構成演算処理によってX
線CT像が形成され、同時に画像モニタ10へ表示、X
線CT画像もまた外部記憶装置15へ格納される。
【0020】オペレーションモニタ9は、診断者もしく
はオペレータに対して、中央制御コンピュータ6が操作
のガイド、サポート等を行う情報を表示すると同時に、
システムの動作状況を表示するためのものである。ま
た、画像モニタ10は、X線CT画像およびX線透過画
像を表示し、画像解析を行うためのものである。
【0021】次に、図1のX線CT装置のX線CT像の
撮影方法の詳細を述べる。図1において、予め診断者も
しくはオペレータが、図2に示すように患者PAを患者
テーブル2の天板16に載せ、その天板16の高さが合
せられる。この時、オペレータは、患者テーブル2の両
側に設置されている図2に示す医用検査用の領域設定お
よび表示手段100を用いて、X線照射領域と画像再構
成領域を設定する。この領域設定は、患者テーブル2の
上昇前に、患者テーブル2に患者PAを載せた時に行っ
ても良い。ここで設定された領域情報は、逐次スキャナ
・ガントリ制御コンピュータ11に伝達されており、こ
の情報から、初回X線CT像撮影位置までの患者テーブ
ルの天板16の送り量が算出される。続いて、オペレー
タは、患者をスキャナ・ガントリ1の開口部1a内に患
者PAを送り、患者PAの位置決めを行う。
【0022】スキャナ・ガントリ1に対する患者PAの
位置決めが完了すると、オペレータは、図1の操作コン
ソール4とオペレータ用モニタ9を用いて、X線CT像
の撮影条件を選択して設定する。この撮影条件は、患者
PAの撮影部位によって異なり、予め図1の操作コンソ
ール4やオペレーション用コンソール9に対して、患者
PAの撮影部位に対応する撮影条件がプリセット情報と
して表示させてある。また、オペレータが、このプリセ
ット情報の一部を変更することも可能である。
【0023】撮影条件が決定されると、直ちに図1の中
央制御コンピュータ6は、操作コンソール用制御コンピ
ュータ14より撮影条件を読み出し、撮影条件を所定の
形式に変更して、スキャナ・ガントリ制御コンピュータ
11とX線発生装置制御コンピュータ12に対して、
「撮影準備」の命令と共に、スキャナ・ガントリ1の回
転速度、X線CT像撮影ごとの患者テーブル送り量、X
線発生条件等で構成された「伝文」を発行する。
【0024】X線の発生を伴なう装置においては、X線
発生電源回路の投入、X線管内のロータ(ターゲット回
転陽極)の起動から定速回転までの時間、あるいは、X
線管冷却時間等の待ち時間を必要とする。X線発生可能
条件が揃うと、図1のX線発生装置制御コンピュータ1
2は、中央制御コンピュータ6へ「X線発生準備完了」
の命令を与える。また、図1のX線発生装置3が準備
中、スキャナ・ガントリ1では、「撮影準備」の命令を
受け取ると、X線管7とX線検出器8の初期位置を確認
する。各々が初期位置(例:X線管が最上部、X線検出
器が最下部)になければ、各々を初期位置とするように
スキャナ・ガントリ1の回転板を回転させる。全てのユ
ニットが「準備完了状態」になり、中央制御コンピュー
タが各々のユニットの「準備完了状態」を確認すると、
各制御コンピュータ11,12,14に対して、「X線
曝射命令、X線データ取り込み、画像処理装置起動待
機」の命令を与える。
【0025】X線CT像の撮影は、図1のX線管7とX
線検出器8がスキャナ・ガントリ1の開口径1aの内部
へ移載された患者PAの周囲を回転と同時にX線の照射
によって実行される。スキャナ・ガントリ内の、X線管
とX線検出器を搭載した回転板は、加減速領域と定速回
転の回転領域を含めて、360°以上の回転角を回転す
る。通常、X線の照射は回転板の定速回転領域で行われ
る。X線発生方式にはパルス発生方式と連続発生方式が
あり、前者は1パルスで1VIEW(PROJECTI
ON)のデータが得られ、後者は1サンプリングで1V
IEWのデータが得られる。このVIEW数が多ければ
多いほど、データの情報量が増加し、画質向上につなが
るが、高速で大容量のデータを処理可能な画像処理装置
が必要である。
【0026】図1のX線検出器によって出力されたデー
タはアナログ信号であるので、計測データバッファ13
へ転送される段階でアナログ−デジタル変換される。そ
の後、この出力されたデジタルデータ信号は、画像処理
装置5により画像データ圧縮等の前処理されて、生デー
タ(RAW DATA)として外部記憶装置15に蓄積
される。X線照射が終了し、計測データバッファ13へ
全てのデータが転送されると、画像処理装置5は、中央
制御コンピュータ6より、「画像再構成演算」の命令を
受けて、前述した画像再構成条件に基づき、生データ
(RAW DATA)を用いて、X線CT像の作成、画
像モニタ10への表示と同時に、外部記憶装置15へ画
像の格納を行う。
【0027】通常のX線CT装置は、データ収集からX
線CT画像表示まで時間を可能な限り短くするために、
データ収集を行いながら、画像再構成演算を並列実行
し、装置の機械的動作と同時にデータ格納等を実行して
いる。図1の患者テーブル16においては、1回のX線
CT像撮影ごとに予め中央制御コンピュータ6より転送
された伝文内に、1計測終了ごとの患者テーブル2の天
板16の送り量が設定されているならば、計測終了ごと
にスキャナ・ガントリコンピュータ11は、患者テーブ
ル2の天板16をスキャナ・ガントリの内側または外側
へ移動させる。
【0028】次に図2を参照する。図2は、患者テーブ
ル2に載った患者PAと、患者テーブル2に設置された
医用検査用の領域設定および表示手段100の内部構成
を示している。患者PAは、患者テーブル2の天板16
に載せられている。スキャナ・ガントリ制御コンピュー
タ11と中央制御コンピュータ6は、通信回路線等で結
ばれている。また、画像処理装置5も、中央制御コンピ
ュータ6と通信回路線等で結ばれている。患者テーブル
2の両側には、図2に示す医用検査用の領域表示および
設定手段100を備えている。この医用検査用の領域表
示および設定手段100は、患者テーブル2上の天板1
6に平行移動可能な、2つのスライド式レバーSLL,
SLRと、測定手段110を有している。
【0029】符号SLRは、オペレータ側の視点の右
側、すなわち患者テーブル2の挿入方向側の医用検査領
域の位置設定および位置表示するためのスライド式レバ
ーを示す。また、符号SLLは、オペレータ側の視点の
左側、すなわち患者テーブル2の後退方向側の、医用検
査領域の位置設定および位置表示するためのスライド式
レバーを示す。ただし、各々のスライド式レバーSL
R,SLLの機械的な位置関係(左右)を逆転させるこ
とも可能である。
【0030】測定手段110は、変位検出器PMR,P
MLと信号変換器ADR,ADL、表示器120などを
有している。各スライド式レバーSLR,SLLは独立
して可動させることができ、各々のスライド式レバーに
は、その機械的な変位量に比例させて、電気(電圧)出
力の可能な変位検出器PMR,PMLがそれぞれ取り付
けられている。これら変位検出器PMR,PMLからの
出力はアナログ信号であり、逐次、図2の信号変換器A
DR,ADLを経て、デジタル信号に変換されて、スキ
ャナ・ガントリ制御コンピュータ11へ位置情報が伝達
される。各々のスライド式レバーSLL,SLRの駆動
方法は、オペレータによる手動駆動、あるいは電気的駆
動手段によるかは制限はない。各スライド式レバーSL
R,SLLのレバー部には、オペレータが視覚上、その
位置を明白に認識するために、好ましくは患者テーブル
2の本体の塗装色とは全く異なる色で塗装されている
か、LEDランプのような発光体が取り付けられてい
る。
【0031】また、各々のスライド式レバーSLR,S
LLは患者テーブル2上の患者の動作によって、被害を
与えないように、好ましくは緩衝材で覆われている。オ
ペレータは、患者テーブル2の天板16の上に患者PA
を載せた後、各スライド式レバーSLR,SLLを動か
すことにとって、X線照射領域および再構成演算領域を
設定する。図2に示すように、各々の領域は、各スライ
ド式レバーSLR,SLLで挟まれた範囲(スライド式
レバー可動領域R)で定義づけられる。
【0032】通常オペレータは、予め患者PAの患部を
触診によって見当をつけ、その患部を全て、カバーする
ようにX線照射領域および再構成演算領域を決定する。
従って、X線照射領域の両端については、厳密に位置決
めを行う必要はなく、スライド式レバー可動領域R内に
おいて、前述したスライド式レバーSLR,SLLで患
部を挟むように、目測でスライド式レバーSLR,SL
Lの位置を設定するだけで良い。仮に、X線照射領域を
厳密に設定することが必要ならば、スライド式レバーS
LR,SLLの位置を数値で表示できる表示器120等
を設け、常時、スキャナ・ガントリ制御コンピュータ1
1が変位検出器PML,PMRからの出力を読み出し、
内部で位置を算出してオペレータに対し、その位置情報
を表示器120を使用して表示することもできる。
【0033】ここで、X線照射領域とは、ファンビーム
方式のX線CT装置では1スキャン当たりのX線照射領
域をいう。しかし、実際のX線CT装置では、X線照射
領域はたとえば患者テーブルを任意の方向へ同一ピッチ
ずつ送り、複数のスキャンを行うことで形成される。つ
まり、X線照射領域はスキャン回数と1ピッチ当たりの
スライス厚によって決まる。但し、撮影部位によって
は、あるいは3次元画像作成を目的とした特殊な計測以
外は、必ずしもピッチ送り幅がスライス厚に設定されな
いこともある。また、コーンビーム方式のX線CT装置
では、X線照射領域とは、X線は広範囲に照射されるの
で、被検体に照射される部分すべてをいう。本発明にあ
っては、好ましくはコーンビームの中心位置と、オペレ
ータが設定したX線領域の中心位置を一致させることを
目的としている。なぜなら、コーンビームの中心部がX
線強度の最大の部位であるからである。したがって、必
ずしもオペレータが設定したX線照射領域が実際の被検
体へのX線照射領域にはならない。
【0034】次に、画像再構成演算領域について説明す
る。ファンビーム方式のX線CT装置ではX線CT画像
のモニタへの表示の1つのパラメータとして、FOV
(Field of View)があり、これは演算ス
ピードの効率化を狙ったものであり、通常円形で表示す
る。FOVは通常表示範囲の直径で定義される。被検体
を断面輪切り状にした直径をDとすると、仮にこの直径
Dよりも大きいFOV(D1)を設定すると、表示モニ
タには被検体の断面全てが表示される。また、直径Dよ
りも小さいFOV(D2)を設定すると、その表示モニ
タには被検体の断面の一部が表示される。以上のことか
ら、FOVを最大に設定すると、X線照射領域と画像再
構成演算領域が一致する。FOVを被検体の直径よりも
小さくとると、X線照射領域よりも画像再構成演算領域
が小さくなる。コーンビーム方式のX線CT装置では、
オペレータが設定したX線照射領域が画像再構成演算領
域に相当する。
【0035】図3は、各スライド式レバーの位置関係と
スキャナ・ガントリ本体の位置関係を示し、天板送り量
の算出方法に関して説明する。図3の符号Poは各スラ
イド式レバーSLR,SLLの原点位置であり、PR,
PLは、原点位置Poからの各スライド式レバーSL
R,SLLの位置をそれぞれ示している。X線照射野の
中心CEから原点位置Poまでの距離Mは固定である。
また、X線照射野の中心CEからスライド式レバーSL
Rの位置PRまでの距離をMF、X線照射野の中心CE
から、スライド式レバーSLR,SLLの間隔Lの中心
CLまでの距離をMCとする。
【0036】オペレータによる位置決め操作終了後の撮
影開始位置は、従来からのファン(扇状)ビーム方式の
X線CT装置では、X線照射領域の端であり、コーン
(円錐)ビーム方式のX線CT装置では、X線照射領域
の中心位置である。したがって、図3の位置関係より、
設定された領域(位置決め位置)から、撮影開始位置ま
での天板16の送り量MF,MCは、各々のビーム方式
について、数式(1)、数式(2)でそれぞれ表すこと
ができる。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】図4は、前述の本発明の実施例を適用した
X線CT像の撮影手順の一例を、フローチャートで示し
ている。まず、図2に示すように、患者PAを患者テー
ブル2の天板16(図1)に載せる(ステップS1)。
オペレータが患者テーブル2を上昇させる(ステップS
2a)。オペレータはこの状態でスライド式レバーSL
R,SLL(図2)を操作して、X線照射領域および画
像再構成領域を設定(ステップS3a)する。または、
上述した手順とは逆に、患者テーブル2を上昇させる前
に、X線照射領域および再構成領域を設定(ステップS
2b)し、患者テーブルを上昇(ステップS3b)して
も良い。
【0040】ステップS3aまたはステップS2bで設
定したX線照射領域にX線を照射するために、患者PA
をスキャナ・ガントリ1の開口径1a内へ移動させる
(ステップS4)。この時の患者テーブル2の天板16
の送り量MF,MCは、前述したように、従来からのフ
ァン(扇状)ビーム方式のX線CT装置と、コーン(円
錐)ビーム方式のX線CT装置とでは異なる。患者PA
を移動させて位置決め完了となる(ステップS5)。図
1のスキャナ・ガントリ制御コンピュータ1は、中央制
御コンピュータ6へ患者テーブル2の天板16の位置情
報や、X線照射領域と画像再構成演算領域(再構成画像
領域あるいは画像再構成領域ともいう)の情報を通信回
線を介して伝達する(ステップS6)。
【0041】続いて、図2の中央制御コンピュータ6
は、図1の画像処理装置5に対して、スキャナ・ガント
リ制御コンピュータ11やX線発生装置制御コンピュー
タ12から受け取ったデータから、必要なデータのみ送
信する(ステップS7)。オペレータは、X線発生条件
や、画像再構成演算条件を、操作コンソール4で設定す
る(ステップ8)。中央制御コンピュータ6は、操作コ
ンソール用制御コンピュータ14から送信された、設定
条件を各ユニットへ送信する(ステップS9)。
【0042】その後、オペレータが各ユニットが準備完
了状態にあることを確認すると、X線CT像撮影開始の
命令を、操作コンソール4を用いて与える(ステップS
10)。中央制御コンピュータ6は、撮影開始の命令を
認識すると、各ユニットに対し、X線CT像撮影開始の
命令を伝達し(ステップS11)、撮影が始まる。
【0043】上述したように、本発明のX線CT装置の
実施例によれば、X線CT装置では、X線管と対向配置
されたX線検出器を回転させるスキャナと、その周辺機
構を含め、スキャナ・ガントリと呼ばれる本体と、患者
を移載させるための患者テーブル、オペレーションを行
うためのコンソール、X線発生装置とで構成されてい
る。
【0044】患者は前述の患者テーブルに載せられる。
オペレータは患者テーブル2をそのまま、あるいは上昇
させた後、領域情報としてのX線照射領域と画像再構成
演算領域を設定する。この時、オペレータが使用するの
が、図2の領域設定用のスライド式レバーSLR,SL
Lである。これは、患者テーブル2の天板16の両側に
設置されており、患者PAに対して、X線照射領域と画
像再構成領域のマーカとして、レバー部とそれに連動す
る変位測定器、信号変換器で構成されている。
【0045】本発明のX線CT装置の実施例は、X線C
T装置の患者テーブルの両側に複数のスライド式レバー
を設置し、そのスライド式レバーにより、オペレータに
X線照射領域と画像再構成領域を指示すると共に、変位
検出器によって各々のスライド式レバーの位置関係を求
め、各領域情報を設定することを目的としている。そし
てX線CT装置の実施例では、次の特徴を有する。
【0046】(1)患者のX線照射領域と画像再構成演
算領域の設定に、患者テーブルに設置された複数のスラ
イド式レバーを使用する。 (2)患者位置決め領域を、光のマーカによる線(従来
のX線CT装置の技術)から、面へ拡大させている。 (3)スライド式レバーの位置を変えることで、X線照
射領域や画像再構成演算領域を視覚的、定量的かつ容易
にオペレータへ伝達する。 (4)同時に、スキャナ・ガントリ制御コンピュータに
対し、患者テーブルの天板を、撮影開始位置までの送り
量を算出するための情報を、自動的に伝達する機能を有
する。 (5)同時に、画像処理装置に対し、画像再構成領域を
算出するための情報を、自動的に伝達する機能も有す
る。 (6)スライド式レバーの操作は、患者テーブルの高さ
位置に依存しない。 このように、オペレータは、従来のX線CT装置のよう
に、患者をマーカの位置まで動かすことなく、スライド
式レバーの位置を見ることで、X線照射領域と画像再構
成領域を、定量的に把握することができる。これによ
り、操作性、作業性が向上する。
【0047】オペレータの操作性、作業性が向上する
と、患者拘束時間が短縮できるので患者の苦痛、負荷低
減、同時に患者スループット(患者処理能力)が向上す
る。また、オペレータは、患者のすぐ傍らで位置決め作
業が行えるので、常時患者を近くで監視できるので、患
者に安心感を与えられると共に、安全性が向上する。X
線照射領域と画像再構成領域、各々の領域の情報を、直
接オペレータが入力することなく、コンピュータがデジ
タル的に情報を入手して設定できるので、設定ミスがな
くなり操作性、作業性、信頼性が向上する。さらに、従
来からのファン(扇状)ビーム方式のX線CT装置、新
しい方式であるコーン(円錐)ビーム方式のX線CT装
置にも利用できる(拡張性がある)。
【0048】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されない。たとえば、本発明の医用検査装置は、X線C
T装置に限らず、本発明は、医用検査部と患者テーブル
を備える他の種類、もしくは他の医用検査装置、たとえ
ば、磁気共鳴装置のMRI(Magnetic Res
onance Imaging)システム、核医学診断
システムである、PET(Positron Emis
sion CT)、SPECT(Single Pho
ton ECT)等のCTシステムにも適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X線照射による被検体の撮影のような医用検査時に、オ
ペレータが、スライド式レバーにより、たとえば、X線
照射領域や画像再構成演算領域等の検査用の情報領域
を、視覚的に定量的に容易に把握し、設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医用検査装置の好ましい実施例である
X線CT装置を示す図。
【図2】図1のX線CT装置の患者テーブルの両側に設
置されている、スライド式レバー図。
【図3】一例として図1のX線CT装置のスライド式レ
バーの位置とX線光学系と天板送り量を詳しく示す図。
【図4】図1のX線CT装置における操作例と動作例を
示すフローチャート図。
【図5】従来のX線CT装置のロカライザの一例を示す
図。
【図6】従来からのファン(扇状)ビーム方式のX線C
T装置のX線照射例を示す図。
【図7】コーン(円錐状)ビーム方式のX線CT装置の
X線照射例を示す図。
【符号の説明】
1 スキャナ・ガントリ(医用検査部) 1a スキャナ・ガントリの開口径(開口部) 2 患者テーブル 3 X線制御装置 4 操作コンソール 7 X線管 8 X線検出器 9 操作用モニタ 10 画像表示用モニタ 16 患者テーブルの天板 100医用検査用の領域表示および設定手段 110測定手段 120表示器 PA 被検体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の医用検査をするための医用検査
    部と、 前記医用検査部に位置された前記被検体に対して、スラ
    イドすることにより医用検査用の領域を示すための医用
    検査用の領域表示および設定手段を備えることを特徴と
    する医用検査装置。
  2. 【請求項2】 前記医用検査部は、X線CT像を得るた
    めにX線を前記被検体に照射するために用いられ、前記
    医用検査用の領域は、X線照射領域である請求項1に記
    載の医用検査装置。
  3. 【請求項3】 前記医用検査部は、X線CT像を得るた
    めにX線を前記被検体に照射するために用いられ、前記
    医用検査用の領域は、前記X線を照射して得ようとする
    前記被検体に関する画像再構成領域である請求項1に記
    載の医用検査装置。
  4. 【請求項4】 前記医用検査用の領域表示および設定手
    段は、機械的に水平移動可能な複数のスライド式レバー
    と、 前記スライド式レバーの位置を検出して、前記医用検査
    用の領域に対応させるための測定手段と、を備える請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載の医用検査装置。
  5. 【請求項5】 前記スライド式レバーの位置の測定手段
    は、変位測定器とその信号変換器からなる請求項4に記
    載の医用検査装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000585A (ja) * 2001-06-11 2003-01-07 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc X線ctシステム及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2010256124A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Hamamatsu Photonics Kk ポジトロンイメージング装置
JP2014147728A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 General Electric Co <Ge> 患者身体プロファイルの自動検出および患者のインテリジェントな位置決め
JP2015112298A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社日立メディコ X線画像診断装置

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