JPH0880298A - 医用検査装置と医用検査方法 - Google Patents

医用検査装置と医用検査方法

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JPH0880298A
JPH0880298A JP6246924A JP24692494A JPH0880298A JP H0880298 A JPH0880298 A JP H0880298A JP 6246924 A JP6246924 A JP 6246924A JP 24692494 A JP24692494 A JP 24692494A JP H0880298 A JPH0880298 A JP H0880298A
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JP6246924A
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Shigeo Kobayashi
繁雄 小林
Yuichi Hattori
裕一 服部
Masao Jinbo
昌夫 神保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】X線照射による被検体の撮影のような医用検査
時に、オペレータに対して、たとえば画像再構成演算領
域等の検査用の情報領域を、X線等の曝射なしに視覚的
に定量的に容易に得ることができる医用検査装置。 【構成】被検体を医用検査するための医用検査部1と、
被検体PAを載せて医用検査部1内に移動するためのテ
ーブル2と、テーブル2の両側において、被検体PAの
方向に関して配置された発光表示手段22,23と、発
光表示手段による表示位置CEと表示領域FOVを指定
するための制御部80とを備える医用検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置等の医用
検査装置と医用検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置を用いて、患者のX
線CT像を撮影する時には、オペレータが次のステップ
を踏んで患者の位置決めを行う。 (1)患者が患者テーブルに載る(体が不自由な患者
は、複数名のオペレータが運んで患者テーブルへ載せ
る)。 (2)オペレータが、患者テーブルをマニュアル操作で
適当な位置まで上昇させ、直接オペレータが患者の患部
を触診して、撮影位置を見つけ出す。もし、検査対象が
頭部の場合に、ヘッドレスト(頭受け)のように患者が
限定されている時には、撮影位置を見つけ出す作業が行
われないこともある。
【0003】(3)オペレータがマニュアル操作で患者
テーブルを移動させて、検査対象である患部に対して、
ロカライザ(患者位置決め用の投光器)の表示が投光さ
れるようにする。 (4)医師もしくはオペレータが、患者の患部に投光さ
れたロカライザの光を見ながら、X線照射位置の微調整
をする。 (5)医師もしくはオペレータが、X線を照射して、ス
キャノグラム像の撮影をする。つまり、X線CT像を得
る前に、試験的にX線を患者に曝射する必要がある。 (6)このスキャノグラム像は、オペレーションコンソ
ールの画像モニタに表示する。医師もしくはオペレータ
が、オペレーションコンソールのトラックボール等を用
いて、画像モニタのスキャノグラム像上でX線CT像の
撮影位置を決定する。 (7)患者テーブルを自動的に天板を移動させて、患者
をガントリの開口部内へ送る。 (8)X線CT像の撮影をする。
【0004】従来のX線CT装置で用いられているロカ
ライザの構造について説明する。図6に示すように、X
線CT装置は、上面ロカライザ101、左側面ロカライ
ザ102、右側面ロカライザ103を備える。各ロカラ
イザ101,102,103は、光源LS、スリット
S、レンズLE、あるいはミラーMで構成されている。
これらのロカライザ101,102,103は、スキャ
ナ・ガントリや患者テーブルのスイッチと連動して点灯
する方式のものが多い。図6のX線CT装置では、患者
PAの体の表面にマークしようとする光のラインLN
は、たとえばスリットSのクロス状の溝の形状に対応し
て、図7のように描かれる。
【0005】図7は患者PAの頭部HDを示していて、
この頭部HDに複数本の光のラインLNが描かれる。ラ
インLNを作り出す各ロカライザ101,102,10
3の各光学系は、スキャナ・ガントリに固定されてお
り、しかもスリットSの溝の幅も固定であるので、ライ
ンLNの幅を変更したり、光のラインLN自身を動作す
ることは不可能である。従来のX線CT装置では、図8
に示すように、X線管104からのX線の照射幅(厚
み:スライス厚SWと呼ばれている)を、X線撮影しよ
うとする部位によって変えている。たとえば、X線撮影
しようとする部位が腹部ならば、照射幅は10mmであ
り、頭部なら5mmあるいは2mmである。従って、従
来のロカライザの光のラインLNは、主としてX線照射
幅の中心位置を示す役割を持つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、従来
のX線CT装置では、次のような問題点がある。 (1)オペレータが、ロカライザのマーカ(光のライン
LN)から、X線管104からのX線照射幅(スライス
厚SW)を視覚的に認識しづらい。なぜなら、図6に示
す光学系がスキャナ・ガントリに固定であり、スリット
Sのクロス状の溝の幅も固定式であるので、光のライン
幅LNを変えることができないからである。 (2)図9に示すように、X線管104からのX線を照
射する照射幅が、図8に示した従来のX線CT装置のよ
うに「扇状、far beam」ではなく、図9に示す
ような「面状(円錐状)、corn beam」でのデ
ータ計測を可能とするX線CT装置である場合には、従
来のロカライザのマーカ(光のラインLN)では不充分
であると考えられる。なぜなら、図6に示す光学系がス
キャナ・ガントリに固定であり、スリットSのクロス状
の溝の幅も固定式であるので、光のライン幅LNを変え
ることができないからである。
【0007】つまり、ロカライザのマーカ(光のライン
LN)が、図9の例で示すように、X線照射幅をカバー
しきれない。これは、図9では、データ計測する「面」
の幅Wと長さDの値が、従来のX線CT装置のスライス
厚SWに比べて非常に大きいからである。なぜなら、前
述のように、ロカライザ101,102,103の光学
系が細いスリット状であり、しかもロカライザ101,
102,103の光学系が、スキャナ・ガントリに対し
て固定だからである。データ計測前に、図10に示すよ
うに、医師またはオペレータが予めオペレーションコン
ソールで設定した画像再構成演算領域(FOV:Fie
ld ofview)を画像処理装置が演算して、その
画像再構成演算領域FOVを画像モニタに表示する。
【0008】前述した「面」データ計測の可能なX線C
T装置では、図10のように、X線照射部XFのうち
の、ある限定した範囲だけ画像の再構成を行いたいとい
う目的で、従来のロカライザを使ってその画像再構成演
算領域FOVを画像モニタに表示しようとしても、光学
系がスキャナ・ガントリに固定であり、スリットSのク
ロス状の溝の幅も固定式であるので、光のライン幅LN
を変えることができないという理由から、画像再構成演
算領域FOVを画像モニタに表示することは不可能であ
る。つまり、現状のロカライザの方式では、ロカライザ
からの光のラインはX線照射部XFの中心線CEだけ表
示するという目的でしか使えない。現状の患者位置決め
方式では、医師もしくはオペレータが、患者テーブルを
上昇させて、さらに患者テーブルの天板を、ロカライザ
のラインLNが患者の体表にマークされる位置まで移動
させる必要がある。従来の装置では、被検体(患者ベッ
ド)を光のラインマークの位置まで移動させて位置決め
する。すなわち、位置決めを行うには、被検体をライン
マークまで動かさなければならない。通常、X線CT装
置では、患者テーブルの移動等は、オペレータが操作ス
イッチを操作し、保持しているときのみ装置が駆動可能
とするデッドマン方式が採られている。このことは、患
者テーブルを移動させることにより、オペレータが患者
の安全に、絶えず注意を払わなければならないことと、
光のラインLNを、目的とする患者の部位に一致させな
ければならないという二つの事柄に注意力が分散される
ことにつながる。つまり、注意力が分散されることは、
位置決めに必要とされる時間が、何らかの外乱によっ
て、延びる可能性があるということである。このこと
は、作業性の低下、患者スループット(患者処理能力)
の低下、患者の拘束時間の増加を招く。X線CT装置の
操作時間の多くは、患者位置決め時間が占めていると考
えられている。
【0009】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、X線照射による被検体の撮影のような
医用検査時に、医師やオペレータに対して、たとえば画
像再構成演算領域等の検査用の情報領域を、X線等の曝
射なしに視覚的に定量的に容易に得ることができ、従来
の装置のように患者を動かしてロカライザのマーカに合
わせることによって位置決めするのではなく、患者を動
かさないで位置決めすることができる医用検査装置と医
用検査方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の発明
にあっては、被検体を医用検査するための医用検査部
と、前記被検体を載せて前記医用検査部内に移動するた
めのテーブルと、前記テーブルの両側において、前記被
検体の方向に関して配置された発光表示手段と、前記発
光表示手段による表示位置と表示領域を指定するための
制御部と、を備える医用検査装置により、達成される。
第1の発明では、好ましくは前記発光表示手段は、複数
の発光ダイオードを前記テーブルに沿って直列に配置す
ることで構成されている。第1の発明では、好ましくは
前記発光表示手段は、前記テーブルに載せた前記被検体
により遮蔽されない位置で発光するように配置されてい
る。第1の発明にあっては、前記医用検査部は、X線C
T像を得るためにX線を前記被検体に照射するために用
いられ、前記発光表示手段は、前記被検体にX線を照射
するX線照射領域の中心位置の表示と、前記X線照射領
域の表示と、をするために設けられている。第1の発明
にあっては、前記X線照射領域の中心位置の表示をする
色と、前記X線照射領域の表示をする色とは、異なる色
である。第1の発明にあっては、前記発光表示手段は、
前記テーブルに載せた前記被検体を載せた状態で位置決
め可能な構成になっている。上記目的は、第2の発明に
あっては、被検体をテーブルに載せて、前記テーブルの
両側に直線状に配置された前記発光表示手段により、前
記被検体に対して検査に必要な表示位置と表示領域を指
定して、前記被検体を医用検査するために、医用検査部
内にテーブルを移動する医用検査方法により、達成され
る。第2の発明では、このましくは前記発光表示手段
は、前記テーブルに載せた前記被検体により遮蔽されな
い位置で発光して、前記発光表示手段は、X線照射領域
の中心位置の表示と前記X線照射領域の表示して、前記
医用検査部は、X線CT像を得るためにX線を前記被検
体に照射する。
【0011】
【作用】上記構成によれば、第1の発明では、医用検査
部で被検体を医用検査するために、テーブルに被検体を
載せて医用検査部内に移動する。このテーブルの両側に
の発光表示手段の表示位置と表示領域を、制御部により
指定することができる。これにより、医師あるいはオペ
レータが検査に必要な表示位置と表示領域を、実際の被
検体に対して、テーブルを移動させることなく設定で
き、予め明確に認識できる。第1の発明では、好ましく
は前記発光表示手段は、被検体により遮蔽されない位置
で発光する。第1の発明では、好ましくは医用検査部が
X線CT像を得るためにX線を被検体に照射し、発光表
示手段は、被検体に対してX線を照射するX線照射領域
の中心位置の表示とX線照射領域の表示をする。第1の
発明では、好ましくはX線照射領域の中心位置の表示を
する色と、X線照射領域の表示をする色を異なる色にし
て、中心位置の表示とX線照射領域の表示とを確実に区
別できるようにする。第1の発明では、発光表示手段
は、テーブルに載せた被検体を、載せた状態、つまり、
テーブルの水平移動を行っていない状態で、位置決め可
能である。第2の発明では、被検体をテーブルに載せた
状態て、テーブルの両側に直線状に配置された発光表示
手段により、被検体に対して検査に必要な表示位置と表
示領域を指定する。そして、被検体を医用検査するため
に医用検査部内にテーブルを移動して、医用検査をす
る。このようにすることにより、医師あるいはオペレー
タが検査に必要な表示位置と表示領域を、実際の被検体
に対して予め明確に認識できる。第2の発明では、好ま
しくは発光表示手段は、テーブルに載せた被検体により
遮蔽されない位置で発光して、発光表示手段は、X線照
射領域の中心位置の表示と前記X線照射領域の表示す
る。そして、医用検査部は、X線CT像を得るためにX
線を前記被検体に照射する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0013】図1には、本発明の医用検査装置の好まし
い実施例であるX線CT装置のシステム構成図を示す。
図1において、X線CT装置のシステムは、スキャナ・
ガントリ1、患者テーブル2、X線制御装置3、操作コ
ンソール4、画像処理装置5、中央制御コンピュータ6
等の各ユニットで概略構成されている。このスキャナ・
ガントリ1は、医用検査部である。また、スキャナ・ガ
ントリ1、X線制御装置3、操作コンソール4には、各
々の制御を行うための制御コンピュータ11,12,1
4を有する。
【0014】スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11
は、スキャナ・ガントリ1内の機構の制御、患者テーブ
ル2の水平移動と上昇移動の制御を行う。スキャナ・ガ
ントリ制御コンピュータ11は、スキュナ・ガントリ1
の表面、あるいは患者テーブルの側面に設置された操作
パネル(図示せず)の入力監視や、患者テーブル2の天
板16の位置情報、高さ位置の情報の表示を行う。X線
発生装置制御コンピュータ12は、発生X線の出力制御
および異常監視を行う。
【0015】また、操作コンソール用制御コンピュータ
14は、操作コンソール4上のスイッチの入力監視やL
EDからなる7セグメント型の表示器による表示を行
う。スキャナ・ガントリ1内には、X線管7とX線検出
器8が対向配置されており、各々が同一の回転板上(図
示せず)に設置されている。医用検査部であるスキャナ
・ガントリ1は、被検体PAに対して、医用検査用にX
線CT像を得るための装置である。
【0016】患者ともいう被検体PA(図2を参照)の
X線CT像を撮影する前には、医師またはオペレータ
が、予め患者テーブル2の天板16に載せられた被検体
PAを、図1のスキャナ・ガントリ1の開口部ともいう
開口径1a内へ移動させて、前述したロカライザにより
被検体PAを位置決めする。そして、被検体PAの周囲
を図1のX線管7とX線検出器8が搭載された回転板が
回転して、被検体PAにX線を曝射することでデータ収
集を行う。つまり、この回転板を回転することにより、
患者PAの所定の部位のX線CT像の撮影を行う。
【0017】図1のX線検出器8からのデータは、アナ
ログ信号をデジタル信号に変換して、順次計測データバ
ッファ13へ送られ、画像処理装置5において画像デー
タ圧縮等の前処理が施され、外部記憶装置15にデータ
格納される。ここでのデータ格納は一時的に行われるも
ので、データ収集が終了すると、格納データ(Raw
date)は、画像処理装置5を介して転送されて、再
構成演算処理によって画像再構成演算領域(FOV)に
対応するX線CT像が形成され、同時にこのX線CT像
は、外部記憶装置15へ格納される。
【0018】図1のオペレーション用モニタ9は、医師
もしくはオペレータに対して、中央制御コンピュータ6
が操作のガイドやサポート等を行う情報を表示すると同
時に、システムの動作状況を表示するためのものであ
る。符号10は、X線CT画像の画像モニタである。
【0019】次に、図1のX線CT装置におけるX線C
T像の撮影方法の詳細を述べる。図1において、予め診
断者もしくはオペレータが、患者PAを患者テーブル2
の天板16に載せ、天板16は所定の高さに合わせてあ
る。この時、医師もしくはオペレータは、患者テーブル
2の両側に設置されている図2に示す医用検査用の領域
設定及び表示手段を用いて、X線照射領域と画像再構成
領域を設定する。なお、この領域設定は、患者テーブル
2の上昇前の患者テーブル2に対して患者PAを載せた
時に設定してもよい。ここで設定された領域情報は、逐
次スキャナガントリ制御コンピュータ11に伝達されて
おり、この情報から、初回X線CT像撮影位置までの患
者テーブル2の天板送り量が算出される。続いて、医師
もしくはオペレータは、患者PAをスキャナガントリ制
御コンピュータ11の開口部1a内に患者PAを送り、
位置決めを行う。
【0020】スキャナ・ガントリ1に対する患者PAの
位置決めが完了すると、医師もしくはオペレータは、図
1の操作コンソール4とオペレーション用モニタ9を用
いて、X線CT像の撮影条件を選択して設定する。この
撮影条件は、患者PAの撮影部位によって異なり、予め
図1の操作コンソール4やオペレーション用モニタ9に
対して、患者PAの撮影部位に対応する撮影条件がプリ
セット情報として表示させてある。また、医師もしくは
オペレータが、このプリセット情報の一部を変更するこ
とも可能である。この撮影条件としては、主として、X
線発生条件(管電圧、管電流、スキャン時間等)と、画
像再構成条件(表示マトリクス数、フィルタ形状、拡大
率、再構成演算領域等)の複数のパラメータで構成され
ている。
【0021】撮影条件が決定されると、ただちに図1の
中央制御コンピュータ6は、操作コンソール用制御コン
ピュータ14よりその撮影条件を読み出し、撮影条件を
所定の形式に編集して、スキャナ・ガントリ制御コンピ
ュータ11とX線発生装置制御コンピュータ12に対し
て、「撮影準備」の命令と共に伝文を発行する。
【0022】X線の発生する装置においては、X線管内
のロータ(ターゲット回転陽極)が起動して定速回転す
るまでの時間を要する。ロータが定速回転に達すると、
図1のX線発生装置制御コンピュータ12は、中央制御
コンピュータ6へ「X線発生装置準備完了」の命令を与
える。また、図1のX線制御装置3が準備中、スキャナ
・ガントリ1では、「撮影準備」の命令を受け取ると、
X線管7とX線検出器8の初期位置を確認する。X線管
7とX線検出器8のどちらも初期位置(X線管が最上
部、X線検出器が最下部)になければ、各々を初期位置
とするようにスキャナ・ガントリ1の回転板を回転させ
る。
【0023】全てのユニットが「準備完了状態」とな
り、これを図1の各々のユニットの制御コンピュータ1
1,12,14が準備完了を認識すると、中央制御コン
ピュータ6は、各制御コンピュータ11,12,14に
対して、「X線曝射命令、X線データ取り込み開始」の
命令を与える。また、中央制御コンピュータ6は、画像
処理装置5に対して「X線データの取り込み、画像前処
理待機」の命令を与える。X線CT像の撮影は、図1の
X線管7とX線検出器8が、スキャナ・ガントリ1の開
口径1aの内部へ移載された患者PAの周囲を回転する
ことで行われる。X線の照射は、X線管とX線検出器が
360°回転している間に行われる。従って、X線管と
X線検出器は360°以上回転している(加減速時の回
転を含むことによる)。
【0024】X線発生方式にはパルス発生方式と連続発
生方式があり、前者は1パルスで1view(proj
ection)のデータが得られ、後者は1サンプリン
グで1viewのデータが得られるのである。このvi
ewが多ければ多い程、情報量が増加し画質は良くなる
が、高速で大容量のデータを処理可能とする画像処理装
置が必要となる。
【0025】図1のX線検出器8によって出力されたデ
ータはアナログ信号であるので、計測データバッファ1
3へ転送される段階でアナログ−デシタル変換される。
同時に、この出力されたデジタルデータ信号は、画像処
理装置5により画像データ圧縮等の画像前処理をされ
て、外部記憶装置15に蓄積される。X線照射が終了
し、計測データバッファ13へ全てのデータが転送され
ると、図1の画像処理装置5は、中央制御コンピュータ
6より、「画像再構成演算」の命令を受けて、前述した
画像再構成条件に基づいて、X線CT画像の作成を行
い、このX線CT画像を画像モニタ10へ表示すると同
時に、このX線CT画像と、そして場合によっては生デ
ータ(Raw data)を外部記憶装置15へデータ
格納する。
【0026】図1の患者テーブル16においては、1回
のX線CT像ごとに予め中央制御コンピュータ6より送
られてきた伝文内に、1計測ごとの患者テーブル2の天
板16の送り量が含まれているならば、1計測終了ごと
にスキャナ・ガントリ制御コンピュータ11は患者テー
ブル2の天板16を水平移動させる。
【0027】次に、図2を参照する。図2は、患者テー
ブルの天板16およびその天板16の上に載せられてい
る患者PA、発光表示手段としての表示器22、23、
そして制御部80を示している。天板16は患者テーブ
ル2の移動部であり、天板16の長手方向の右側と左側
には、発光表示手段としての表示器22,23が平行に
配列されている。この表示器22,23は、天板16の
上に載せられている患者PAに対応して、患者PAのX
線照射領域の中心位置と画像再構成演算領域を医師また
はオペレータに対して指示しかつ表示を行うためのもの
である。表示器22,23は、患者テーブル2の両側に
配置されているものであり、それぞれ複数のLEDラン
プ22a,23aが直列に配置されている。このよう
に、表示器22,23をテーブル2の両側に配置するの
は、オペレータが患者テーブル2の左右どちらの側に位
置してもX線照射領域の中心位置と画像再構成演算領域
を明確に認識できるようにするためである。
【0028】表示器22,23は、制御部80の表示器
コントローラ24に接続されている。バス77は、表示
器コントローラ24、I/F25、天板の位置制御装置
26、スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11が接続
されている。このスキャナ・ガントリ制御コンピュータ
11は中央制御コンピュータ6に対して、好ましくは通
信回線により接続されている。I/F(インターフェー
ス)25は、医師またはオペレータに対して情報を伝達
したり、あるいは逆に医師またはオペレータからの情報
の入力を受けるためのインターフェースである。天板の
位置制御装置26は、天板16の動作方向およびその位
置をコントロールするための位置制御装置である。スキ
ャナ・ガントリ制御コンピュータ11は、表示器コント
ローラ24、I/F25および天板の位置制御装置26
をコントロールするためのコンピュータである。表示器
コントローラ24は、I/F25によって受けた医師ま
たはオペレータからの指示に基づいて、スキャナ・ガン
トリ制御コンピュータ11を介して、表示器22,23
の表示形式を種々変えて、LEDランプ22a,23a
を選択的に点灯表示させることができるようになってい
る。
【0029】天板の位置制御装置26は、患者テーブル
2における天板16の絶対位置を管理していて、患者テ
ーブル2に対して固定されている表示器22,23のL
EDランプ22a,23aの点灯表示位置と関係付ける
ことができるものである。患者テーブル2における天板
16のX方向に関する位置と、天板16と表示器22,
23の表示位置との関係のデータは、全てスキャナ・ガ
ントリ制御コンピュータ11を介して、中央制御コンピ
ュータ6へ転送されるようになっている。これにより、
患者テーブル2における天板16の位置と、天板16と
表示器22,23の表示位置との関係のデータは、表示
器22,23のX方向に関する発光表示によって、患者
PAに関するX線照射位置と画像再構成領域の情報とし
て使用することができる。
【0030】図3は、表示器22,23の表示パターン
の例を示している。図3(A)は、表示器22,23の
LEDランプ22a,23aの点灯による長手方向X
(図2における天板16の移動方向)への表示部分Aの
移動の例を示している。また図3(B)は、表示器2
2,23のLEDランプ22a,23aの点灯による表
示範囲B,A1,A2の拡大と縮小操作の例を示してい
る。画像再構成演算領域FOVは、拡大時A1,B,A
2を含み、縮小時はBのみの領域である。図3(B)に
おける矢印X1方向は、画像再構成演算領域FOVの拡
大方向を示し、逆に矢印X2は、画像再構成領域FOV
の縮小方向を示している。
【0031】次に図3(C)は、X線光学系の中心ライ
ンCEを表示する例を示している。すなわち画像再構成
演算領域FOVの範囲において、その中心にX線照射部
の中心ラインCEを表示するようになっている。この場
合に、X線照射部の中心ラインCEの表示色は、画像再
構成演算領域FOVの表示色もしくは発光色と異なる色
にすることにより、そのX線照射部の中心ラインCEを
明確に医師やオペレータに表示することができる。
【0032】図4は、患者PAに関する画像再構成演算
領域FOVの表示例を示している。図4のように、たと
えば患者PAの胸部に対応して画像再構成演算領域FO
Vを設定している。図4においてLは、X線光学系Rの
中心XCEから、表示器22,23の中心位置までの距
離である。スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11
は、患者テーブル2における天板16の位置の絶対値を
管理しているので、この距離Lはスキャナ・ガントリ制
御コンピュータ11が管理することができる。これによ
り、医師やオペレータの操作を介さずに、患者PAの自
動位置決め(つまりX線光学系の中心XCEへの患者P
Aの自動位置決め)が可能である。すなわち画像再構成
演算領域FOVの中心ラインCEとX線光学系Rの中心
XCEを一致させることにより、患者PAの自動位置決
めを行えるのである。
【0033】次に図5を参照する。図5は、画像再構成
演算領域FOVを、患者PAに関して設定するための表
示操作例を示している。まず診断者もしくはオペレータ
は、図1の操作コンソール4において、図3に例示した
ように表示器22,23による画像再構成演算領域FO
Vの設定の方式の選択を行う(ステップS1)。
【0034】表示範囲の選択により、表示範囲の移動
(ステップS2−1)、表示範囲の拡大縮小(ステップ
S2−2)、そして表示色の選択(ステップS2−3)
を、必要に応じて選択する。図5のステップS2−1の
表示範囲の移動は、図3(A)で示したように、表示器
22,23のLEDランプ22a,23aを選択して点
灯して、矢印X方向(左右方向)にその点灯範囲を移動
することで行う。
【0035】図5のステップS2−2に示す表示範囲の
拡大縮小は、図3の(B)に示すように、拡大したい場
合には矢印X1方向に表示器22,23のLEDランプ
22a,23aの点灯数を増やし、そうでなく縮小する
場合には表示器22,23のLEDランプ22a,23
aの点灯数を少なくしていく。図5のステップS2−3
に示す表示色の選択では、図3(C)に示すようにX線
照射部の中心ラインCEを示す表示色と、画像再構成演
算領域FOVの表示色とを異なる色に選択することがで
きる。たとえば中心ラインCEは、赤色にし、画像再構
成演算領域FOVは緑色にする。このように異なる色を
選択することができるようにするために、図2の表示器
22、23には、たとえば赤色のLEDランプ22a,
23aと緑色のLEDランプ22a,23aを並列にX
方向に配置しておく。
【0036】医師またはオペレータが、表示範囲の移
動、拡大と縮小、あるいは表示色の選択および設定を終
了すると(ステップS3)、その表示範囲の情報と表示
色の情報を、図2の表示器コントローラ24からスキャ
ナ・ガントリ制御コンピュータ11にデータ送信する
(ステップS4)。
【0037】次に、スキャナ・ガントリ制御コンピュー
タ11は、天板の位置制御装置26に対してデータ送信
を行い、患者テーブル2の天板16の自動位置決めを行
う(ステップS5)。すなわち図4に示すX線光学系R
の中心線XCEに対して、患者PAに関する画像再構成
演算領域FOVの中心ラインCEを一致させるようにし
て患者PAをスキャナ・ガントリ1の開口径1aの中に
矢印XXの方向に天板16を移動する。そして、スキャ
ナ・ガントリ制御コンピュータ11は、天板の位置制御
装置26に対して信号を送り、天板16を矢印X1とX
2の方向に移動することにより、画像再構成演算領域F
OVの範囲で、X線管7とX線検出器8を開口径1aの
内部に位置されている患者PAの周囲を回転することに
より、X線CT像を撮影する(ステップS6)。このよ
うにしてX線CT像を撮影した後に、次の所定の処理を
行う(ステップS7)。
【0038】以上説明したように、図2の表示器22,
23の表示パターンの制御を、図3に例示したようにし
て表示器コントローラ24により行うことによって、図
4に示す画像再構成演算領域を、医師もしくはオペレー
タに対して視覚的にかつ定量的に、X線の曝射をするこ
となしに正しい情報として与えることができる。すなわ
ちX線照射における操作性および作業性を向上でき、患
者拘束時間の短縮、患者スループットの向上もできる。
また、被検体のすぐ近くで設定できるので、被検体を常
時監視できるので、安全性が向上する。
【0039】またこの表示器22,23によりX線光学
系の中心の位置決め用の中心ラインCEや画像再構成演
算領域FOVを設定するやり方は、通常のX線CT装置
に限らず他の医療機器にも適用することができる。しか
も画像再構成領域FOVの設定ミスをなくすことがで
き、X線CT像の撮影等の医用検査の信頼性と作業性の
向上を図ることができる。上述した本発明の実施例で
は、X線CT装置の患者テーブルの両側に、発光型の表
示器22,23のLEDランプ22a,23aを直線状
に配置し、その表示パターンもしくは表示範囲を図2の
スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11が制御するこ
とによって、医師もしくはオペレータに対して患者PA
の撮影位置を正確かつ即座に認知させることができる。
【0040】図2の表示器22,23は、たとえば発光
型のものであり複数のLEDランプ22a,23aを直
線状に配置したものである。表示器22,23の複数の
LEDランプ22a,23aは、患者テーブル2の両
側、好ましくは患者PAの搭載によって隠れない位置に
配置して、患者テーブル2の天板16の移動方向と平行
に直線状に複数配置する。表示器22,23の表示パタ
ーンは、スキャナ・ガントリ制御コンピュータ11で制
御し、表示器22,23による表示位置と表示範囲を変
えることができるようにして、被検体の交代に伴い、そ
の新たな被検体に対しても、X線照射領域の中心ライン
CEと画像再構成演算領域FOVを、明確に表示するこ
とができる。
【0041】表示器22,23のLED22a,23a
は、好ましくは複数色の表示を可能としていて、表示色
を変化もしくは変えることによって、X線照射領域の中
心ラインCEと画像再構成演算領域FOVとを合せて同
時に表示することができる。表示色を変えているので、
X線照射領域の中心ラインCEと画像再構成演算領域F
OVの識別は容易である。発光表示手段である表示器2
2,23は、患者テーブル2に載せた被検体PAを、載
せた状態、つまり、患者テーブル2の水平移動を行って
いない状態で、位置決め可能である。患者テーブル2の
天板16の位置と、表示器22,23の表示位置の情報
により、中央制御コンピュータ6は自動的に患者テーブ
ル2の天板16をスキャナ・ガントリ1の開口部1aの
中に移動してそして中心ラインCEをX線光学系の中心
XCEに対して位置決めすることができる。このような
X線CT装置において、実際にはX線を照射しないで、
スキャナ・ガントリ1における患者の位置決めを行うこ
とができるので、オペレータの労力を軽減させることが
できる。
【0042】ところで本発明は上述した実施例に限定さ
れない。たとえば、本発明の医用検査装置は、X線CT
装置に限らず、本発明は、医用検査部と患者テーブルを
備える他の種類もしくは他の分野の医用検査装置、たと
えばMRI(Magnetic Resonance
Imaging)システムやSPECT(Single
Photon Emission CT)、PET
(Positron Emission CT)等の核
医学診断システムにも適用できる。発光器としては、複
数のLEDランプの集合体を採用するほかに、白熱ラン
プや、その他の種類の発光体を採用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X線照射による被検体の撮影のような医用検査時に、医
師やオペレータに対しては被検体のすぐ近傍で、たとえ
ば画像再構成演算領域等の検査用の情報領域を設定する
ことができ、X線等の曝射なしに視覚的に定量的に容易
に得ることができる。しかも、従来の装置のように患者
を動かしてロカライザのマーカに合わせることによって
位置決めするのではなく、患者を動かさないで位置決め
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医用検査装置の好ましい実施例である
X線CT装置を示す図。
【図2】図1のX線CT装置の患者テーブル、表示器、
制御部などを示す図。
【図3】図1のX線CT装置の表示器による表示例を示
す図。
【図4】図1のX線CT装置の側面を示す図。
【図5】図1のX線CT装置における表示動作を示す
図。
【図6】従来のX線CT装置の構成を示す図。
【図7】従来のX線CT装置により患者の頭部にライン
を表示した例を示す図。
【図8】従来のX線CT装置におけるX線照射例を示す
図。
【図9】従来のX線CT装置におけるX線照射例を示す
斜視図。
【図10】従来の画像再構成領域を示す図。
【符号の説明】
1 スキャナ・ガントリ(医用検査部) 1a スキャナ・ガントリの開口径 2 患者テーブル(テーブル) 3 X線制御装置 4 操作コンソール 7 X線管 8 X線検出器 16 患者のテーブルの天板 22,23 表示器(発光表示手段) 80 制御部 PA 被検体 FOV 画像再構成領域(検査に必要な表示領域) CE X線照射部の中心(検査に必要な表示位
置)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を医用検査するための医用検査部
    と、 前記被検体を載せて前記医用検査部内に移動するための
    テーブルと、 前記テーブルの両側において、前記被検体の方向に関し
    て配置された発光表示手段と、 前記発光表示手段による表示位置と表示領域を指定する
    ための制御部と、を備えることを特徴とする医用検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記発光表示手段は、複数の発光ダイオ
    ードを前記テーブルに沿って直列に配置することで構成
    されている請求項1に記載の医用検査装置。
  3. 【請求項3】 前記発光表示手段は、前記テーブルに載
    せた前記被検体により遮蔽されない位置で発光するよう
    に配置されている請求項1または請求項2に記載の医用
    検査装置。
  4. 【請求項4】 前記医用検査部は、X線CT像を得るた
    めにX線を前記被検体に照射するために用いられ、前記
    発光表示手段は、前記被検体にX線を照射するX線照射
    領域の中心位置の表示と、前記X線照射領域の表示と、
    をするために設けられている請求項1に記載の医用検査
    装置。
  5. 【請求項5】 前記X線照射領域の中心位置の表示をす
    る色と、前記X線照射領域の表示をする色とは、異なる
    色である請求項4に記載の医用検査装置。
  6. 【請求項6】 前記発光表示手段は、前記テーブルに載
    せた前記被検体を載せた状態で位置決め可能な構成にな
    っている請求項1または請求項2に記載の医用検査装
    置。
  7. 【請求項7】 被検体をテーブルに載せて、 前記テーブルの両側に直線状に配置された前記発光表示
    手段により、前記被検体に対して検査に必要な表示位置
    と表示領域を指定して、 前記被検体を医用検査するために、医用検査部内にテー
    ブルを移動することを特徴とする医用検査方法。
  8. 【請求項8】前記発光表示手段は、前記テーブルに載せ
    た前記被検体により遮蔽されない位置で発光して、 前記発光表示手段は、X線照射領域の中心位置の表示と
    前記X線照射領域の表示して、 前記医用検査部は、X線CT像を得るためにX線を前記
    被検体に照射する請求項7に記載の医用検査方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148836A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Shimadzu Corp X線撮影装置
KR20120093677A (ko) * 2011-02-15 2012-08-23 삼성전자주식회사 엑스레이 촬영시스템 및 엑스레이 촬영시스템의 위치보정 방법
JP2017153666A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 東芝メディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置及び磁気共鳴イメージング装置

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