JPH08117119A - 液体容器の栓体 - Google Patents

液体容器の栓体

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Publication number
JPH08117119A
JPH08117119A JP25586994A JP25586994A JPH08117119A JP H08117119 A JPH08117119 A JP H08117119A JP 25586994 A JP25586994 A JP 25586994A JP 25586994 A JP25586994 A JP 25586994A JP H08117119 A JPH08117119 A JP H08117119A
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JP
Japan
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valve body
stopper
shaft
plug
liquid container
Prior art date
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Pending
Application number
JP25586994A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Ito
精一 伊藤
Toru Goto
亨 後藤
Nobuhisa Otake
信久 大竹
Hiroyuki Tomuro
裕行 戸室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 栓体の内部に浸入した液を容易に排出するこ
とができ、衛生面にすぐれ、かつ残留液による作動不良
を防ぐ液体容器の栓体を提供する。 【構成】 液体容器2の口部に着脱自在に装着される外
部栓16と内部栓15とからなり、これら内部栓15と
外部栓16の間に液流路18が形成された栓本体Dと、
上記内部栓15内に摺動可能に挿入されたシャフト45
の上下動により上記液流路18を開閉する弁体5とを備
え、上記栓本体Dの上部に設けられたプッシュボタン5
4の押圧動作によって上記シャフト45を介して上記弁
体5を開閉するように構成された栓体100において、
弁体5のシャフト45周面と内部栓15との間に排水路
51aを設け、かつシャフト45周面に排水路51aを
閉塞しかつ上記プッシュボタン54を上記弁体5の開閉
に必要なストローク以上押し込んだ時に該排水路51a
の閉塞を解除する封止部53を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は魔法瓶などの液体容器を
密栓する栓体に関し、特に洗浄が便利な栓体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、魔法瓶等の液体容器に設けられる
栓体としては、ワンタッチ栓と呼ばれるものが広く用い
られている。例えば、実公平2−20977号公報に記
載されたワンタッチ栓1は、図14に示すように、容器
本体2の開口部3に着脱自在に装着され、内部に容器本
体2内外を連通させるべき栓体内液流路4と弁開閉機構
Cを備えたもので、この弁開閉機構Cは、栓体内液流
路4を開閉させるための弁体5と、弁体5を上方に付
勢するためのコイルバネ6と、栓体1の上面板1aか
ら栓体内空間部7に向かって垂設された案内筒8と、
案内筒8内を上下方向にのみ摺動し、下端部に係合部9
aを有する操作ボタン9と、操作ボタン係合部9aに
係合され、操作ボタン9の下動毎に所定角度ずつ回転し
つつ上下方向に摺動し、弁体5の弁棒部5a上端に結合
されて弁体5と連動する可動部材10と、案内筒8と
操作ボタン9との間にあって可動部材10と係合して弁
体5の開弁作動時に上動され、栓体1上面より一部が上
方に突出するとともに、その下動により可動部材10を
弁体5が閉弁動作し得る位置まで下動させるような閉弁
強制部材11とを備えて構成されている。
【0003】このワンタッチ栓1にあっては、操作ボタ
ン9を押圧することにより、その操作ボタン係合部9a
が上下移動し、その操作ボタン係合部9aの上下移動と
案内筒8に沿った摺動により可動部材10が回転すると
ともに、その可動部材10に固定された弁体5が下方に
移動する。この操作ボタン係合部9aは、前記弁体5か
ら延設された棒状体の弁棒部5aに回転可能に取り付け
られた可動部材係合部に係止され、弁体5は、栓体内液
流路取入口4aから離間して保持され、栓体内液流路4
および栓体外液流路12を通して容器内部と外部とが連
通される。そして、内容液は、栓体内液流路出口4bか
ら栓体外液流路12を通じ、容器吐出口13から注液す
ることができる。このとき、案内筒8と操作ボタン9と
の間にある閉弁強制部材11は、可動部材10と係合し
て弁体5の開弁作動時に上動され、栓体1上面より一部
が上方に突出される。
【0004】次に、再び操作ボタン9を押圧すると、可
動部材10が再び回転するに伴って操作ボタン係合部9
aが可動部材10係合部から外れ、可動部材10底部に
配設されたコイルばね6の付勢力により可動部材10が
上方に移動する。それとともに、弁体5も上方へ移動
し、弁体5の上面が栓体内液流路取入口4aに密着した
状態で保持され、栓体内液流路取入口4aは閉鎖され
て、容器内部と外部は遮断される。
【0005】さらに上記栓体1にあっては、コップ14
の装着時において、閉弁強制部材11がコップ14によ
る押圧力により下動して、可動部材10が強制的に下動
せしめられ、この可動部材10の下動にともなって弁体
5を確実に閉弁作動させることができる。したがって誤
って開弁状態のまま、コップ14を被覆して、内部の液
体の保温を損ねたり、横置きして内容液を流出させると
いった問題を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成の従来の栓体にあっては、栓体を洗浄する
際に操作ボタンの隙間などから栓体内部に液体が浸入
し、そのまま残留してしまうことがあった。またこの残
留液が摺動面を汚し、作動不良を引き起こす原因となっ
ていた。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、栓体の内部に浸入した液を容易に排出することがで
き、衛生面にすぐれ、かつ残留液による作動不良を防ぐ
液体容器の栓体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液体容器の栓体は、液体容器の口部に着脱
自在に装着される外部栓と内部栓とからなり、これら内
部栓と外部栓の間に液流路が形成された栓本体と、上記
内部栓内に摺動可能に挿入されたシャフトの上下動によ
り上記液流路を開閉する弁体とを備え、上記栓本体の上
部に設けられたプッシュボタンの押圧動作によって上記
シャフトを介して上記弁体を開閉するように構成された
栓体において、弁体のシャフト周面と内部栓との間に排
水路が設けられ、かつ該シャフト周面に該排水路を閉塞
しかつ上記プッシュボタンを上記弁体の開閉に必要なス
トローク以上押し込んだ時に該排水路の閉塞を解除する
封止部が設けられたことを特徴とする。
【0009】例えば、上記内部栓下部に形成された弁体
挿入孔を囲んで弁体案内筒部が下方に垂設され、上記弁
体挿入孔の周囲に内部栓内部と弁体案内筒部を連通する
排水孔が形成され、かつ弁体のシャフトに弁体案内筒部
下部を止水するための封止部材が周設されるとともに、
上記プッシュボタンを上記弁体の開閉に必要なストロー
ク以上押圧すると、上記封止部材が上記案内筒部下端よ
り下方に離間されて、上記案内筒部を介して上記内部栓
内と外部とが連通されるように構成することができる。
【0010】また、上記弁体のシャフトの周面に、排水
凹部が形成され、かつ上記内部栓下部に形成された弁体
挿入孔を囲んで下方に垂設された弁体案内筒部の下部を
止水するための封止部材が弁体のシャフトに周設される
とともに、上記プッシュボタンを上記弁体の開閉に必要
なストローク以上押圧すると、上記排水凹部が上記弁体
挿入孔の位置に達し、かつ上記封止部材が上記案内筒部
下端より下方に離間されて、上記案内筒部を介して内部
栓内と外部とが連通されるように構成することができ
る。
【0011】また、上記弁体のシャフトの周面に、排水
凹部が形成され、かつ上記内部栓下部に形成された弁体
挿入孔を囲んで封止部材が戴置されるとともに、上記プ
ッシュボタンを開栓に必要なストローク以上押圧する
と、上記排水凹部が上記封止部材および弁体挿入孔の位
置に達して、この排水凹部を介して上記内部栓と外部と
が連通するように構成することができる。ここで上記内
部栓下部に形成された弁体挿入孔を囲んで弁体案内筒部
が下方に垂設され、上記弁体のシャフト下部に弁体案内
筒部を摺動する拡径部が形成される構成とすることもで
きる。
【0012】本発明に係る液体容器の栓体においては、
内部栓の内部底面に中央に向かって下降する形状の勾配
を設けることが好ましい。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明のいくつ
かの好適な実施例を説明する。図1から図10は本発明
に係る液体容器の栓体の第1の実施例を示したものであ
り、図1および図2は、第1の実施例の全体の概略を示
した断面図である。これらの図において、符号100は
栓体であり、この栓体100は、内部栓15および外部
栓16からなる栓本体D、弁体5、弁開閉機構E、およ
び栓蓋17から概略構成されている。
【0014】上記外部栓16の内周面16aと、上記内
部栓15の外周面15aとの間には、上液流路18が形
成されている。この上液流路18はその上端が外部と連
通しており、かつその下端は内部栓15内に設けられた
下液流路19(後述)と連通している。
【0015】上記外部栓16は、容器本体2開口部3の
内径よりやや小さな外径を有する円筒状の内筒20と、
その内筒20の上端約半分を取り囲むように形成された
円筒状の外筒21とからなる。そして内筒20の上端部
は上方に向かって漸次拡径するテーパ状をなしており、
そのテーパ状をなしている部分の外周面には凸部22
が、その下側には別の凸部23が、ともに円周方向にわ
たって形成されている。この凸部22の下面と凸部23
の上面及び内筒20の外周面とで溝24を形成してい
る。
【0016】また、上記内筒20の下端部外周には円周
方向にわたって溝25が形成され、その溝25には略中
空形状のシールパッキン26がはめ込まれている。ま
た、内筒20の下端部内周には、めねじ部27が、後述
する内部栓17のおねじ部28と螺合されるよう形成さ
れている。
【0017】この内筒20を取り囲んで形成されている
外筒21は、その上端部の内周面に突起29が円周方向
にわたって形成されており、その突起29が前記内筒2
0の溝24に嵌合されて内筒20と外筒21とが一体化
され、外部栓16を形成している。なお、その突起29
の厚さ、長さは、それぞれ前記溝24内面の幅、深さよ
りわずかに小さく、内筒20に対して外筒21は回動可
能に結合されている。また、この外筒21の内周面に
は、めねじ部30が形成されており、このめねじ部30
は容器本体2の上端部外周に形成されたおねじ部31と
螺合され、栓体100が容器本体2に固定されるように
なっている。
【0018】上記内部栓15は、上下方向に開口した2
重円筒からなるネジリング32と、そのネジリング32
の上方に接合されるカップ状の内部栓本体33から概略
構成されている。図3に本実施例における内部栓15の
一例を示した。
【0019】この内部栓15を構成する上記ネジリング
32は、前記外部栓2下端の内径とほぼ同じ外径を有す
る円筒状の外壁部34と、その外壁部34の内径より小
さな外径を有する円筒状の内壁部35の2つの円筒状部
材と、それらを結合する結合部36とから構成されてい
る。その外壁部34と内壁部35は、同心円上に配置さ
れ、それらの間を互いに直角をなす径方向で、4つの結
合部36により結合されている。このネジリング32に
は、内壁部35の外周面と、外壁部34の内周面と、結
合部36の側面とで囲まれた上下に貫通した4つの空隙
が形成されており、この空隙が下液流路19を形成して
いる(図2)。下液流路19はその上端が上記上液流路
18と連通しており、その下端が弁体5によって開閉さ
れるものである。
【0020】また、このネジリング32の外壁部34の
外周には、前記外部栓16のめねじ部27と螺合するお
ねじ部28と、その上端にフランジ37が形成されてい
る。さらに、この外壁部34の上面34aには、上記下
液流路19側に向けて下降する傾斜が形成されている。
また、この外壁部34下端には、下方に突条を持つセン
パッキン38が設けられ、後述の弁体5の上面との水密
性を確実にしている。
【0021】また、ネジリングの内壁部35の上面に
は、後述する内部栓本体33筒状袴部40下端面が当接
するようになっている。内壁部35の外周のこの突起3
9より上の部分には、凸部41が形成されており、この
凸部41は、後述する内部栓本体33の筒状袴部40に
形成された凹部42に嵌合される。
【0022】上記内部栓本体33は、円筒形の壁部43
と、その下端を閉塞する底面部44とから概略構成さ
れ、底面部44下面には筒状袴部40が形成されてい
る。その底面部44の中心には弁体5のシャフト45を
挿通させるための弁体挿入孔46が形成され、筒状袴部
40の筒内部と連通しており、内部栓本体33の底面部
44は上下に開口して形成されている。また、この筒状
袴部40の内周壁には、凹部42が形成され、この凹部
42に前記ネジリング32の凸部41が嵌合される。そ
の際、ネジリング32の内壁部35に形成された突起3
9の上面に内部栓本体33の筒状袴部40の下端面が当
接し、その当接面において両者が溶着され、ネジリング
32と内部栓本体33は一体化され、内部栓15を形成
している。
【0023】また、内部栓本体33壁部43の上端は、
上方に向けて拡径するテーパ状をなしている。また、内
部栓本体33の外周には、互いに直交する2本の径と外
周との交点において、外側に向けた4つの突片49が設
けられている。この突片49の高さは、内部栓15の外
周面15a、と外部栓16の内周面16aとで形成され
る上液流路18の幅よりわずかに小さくなっている。
【0024】上記内部栓本体33底面部44の弁体挿入
孔46近傍には、内部栓本体33内の残留液を排出する
ための排水孔50が形成されている。図4から図6、お
よび図7から図9に、残留液を効果的に排水し、かつ弁
体挿入孔46内で弁体が安定して把持されるような、2
種類の好適な排水孔50の形成例を示した。図4から図
6は、弁体挿入孔46の内壁部の2箇所に切欠部を形成
し、これを排水孔50,50とした例を示している。ま
た図7から図9は、弁体挿入孔46の周囲の内部栓本体
33底面部44を上下に貫通するように形成した例を示
しており、弁体挿入孔を囲んで4箇所に排水孔50,5
0,50,50が形成されたものである。ここで排水孔
50の形状や個数は、特に限定されないが、図7から図
9に示した例のように、排水孔50が弁体挿入孔46と
独立して形成され、弁体5のシャフト45が全周で弁体
挿入孔46内壁で把持される方が、弁体5がより安定す
るのでより好ましい。
【0025】さらに図3に示したように、内部栓本体3
3底面部44の内壁に、その中央に形成された弁体挿入
孔46に向かって下降するような勾配を設けることが好
ましい。この勾配は、残留液体を底面部44中央に集め
るためのものである。
【0026】上記弁体5は、ネジリング32外周とほぼ
同じ径の円盤状部材であり、その弁体5の上面の中心部
分から垂直上方に向かって、シャフト45が一体に設け
られている。そのシャフト45は、ネジリング32の内
壁部35内側及び内部栓本体33の筒状袴部40の内側
と底面部44の弁体挿入孔46とで形成された弁体案内
筒部51を貫通して、内部栓本体33の内部にまで達し
ている。また、このシャフト45の上端部には、上方に
向けて細径化するテーパが形成され、さらに端に近い部
分には凸部52が形成されている。
【0027】上記弁体案内筒部の内壁と上記シャフトの
周面の間に排水路51aが形成されている。そして上記
シャフト45の外周には、シャフトパッキン53が設け
られており、上記排水路51aの水密性を保っている。
上記シャフトパッキン53はシリコン、エラストマーな
どのゴム製の材質からなり、舌片状であることが好まし
い。ここで、開栓状態(図1)、開栓状態から閉栓操作
のために最小限必要なストローク押圧した状態(図1の
一点鎖線)、閉栓状態(図2)、閉栓状態から開栓操作
のために最小限必要なストローク押圧した状態(図2の
一点鎖線)では、上記シャフトパッキン53はネジリン
グ32の内壁部35のシャフトパッキン摺動面35aと
接触状態にあるが、プッシュボタン54を弁体の開閉に
必要なストロークよりさらに下方に押し込んだ場合(図
1および図2で各々二点鎖線で示す)、シャフトパッキ
ン53が摺動面35a下端から下方に離間するように、
シャフトパッキン53の取付位置が寸法設定されてい
る。
【0028】上記弁開閉機構Eは、キャップ状のプッシ
ュボタン54と、プッシュボタン54内に回動可能に設
けられた回転体55と、回転体55と内部栓本体33底
面部44との間に挟まれて設けられたコイルバネ6と、
回転体55を係止する係止部(図示せず)とから概略構
成されている。
【0029】上記回転体55は、中心部に孔を有するキ
ャップ状をなし、その側面外周がプッシュボタン54の
側面内周に接するように配置され、その接面には、プッ
シュボタン54が上下に移動した際、回転体55も上下
に移動するとともに円周方向に回転するような手段が設
けられている。また、図示しないが、上記接面には、回
転体55の回転位置によって、回転体55側面の外周に
設けられた係止片が押圧ボタン側面底部に設けられた係
止部に係止されたり、係止が外れたりする手段が設けら
れている。
【0030】また、上記回転体55と上記内部栓本体3
3の間には、コイルバネ6が挟まれて設けられており、
回転体55が下方に移動すると、コイルバネ6により回
転体55には上向きの付勢力が働くようになっている。
さらに、上記回転体55の中心部に形成された孔には、
内上方に向けた凸部56が形成され、この凸部56の内
周面に突起57が形成されている。この凸部56の内周
面には、前記弁体6のシャフト45上端部が嵌合され、
突起57と、シャフト45の凸部52とが当接して、こ
の回転体55と、シャフト45即ち弁体5とは互いに回
動可能に一体化されている。また、プッシュボタン54
の側面外周には、下側が太く、上側が細くなる段差58
が形成されている。
【0031】上記栓蓋17は、上端部に凸部を有する円
筒状の部材であり、上記内部栓本体33の内部に嵌合さ
れ固定されている。このとき、前記弁開閉機構Eのプッ
シュボタン54が上方に移動しても、プッシュボタン5
4外周の段差58の上面が、栓蓋17の内周面に形成さ
れた凸部62の下面に当接し、プッシュボタン54はそ
れ以上上方には動かない。従って、コイルバネ6の付勢
力があっても弁開閉機構Eは内部栓本体33内から外れ
ることはない。
【0032】上記構成の内部栓15及び外部栓16は、
内部栓15の下端部に形成されているおねじ部28を、
外部栓16下端部内周に形成されているめねじ部27に
ねじ込むことにより一体化されて栓体100が形成され
る。その際、内部栓本体33の外周面に設けられた突片
49により、外部栓16と内部栓15との間隔が規制さ
れるため、内部栓15が曲がってねじ込みされることが
なく、確実に螺合される。また、ネジリング32のフラ
ンジ37の下面と、外部栓16下部のめねじ部28上端
面との間には、平パッキン63が設けられ、容器内部と
上液流路18との間の水密性を保つようにされている。
【0033】次に、この栓体100の使用方法について
説明する。まず、内部栓15に設けられた弁開閉機構E
の回転体55は係止されておらず、コイルバネ6の付勢
力によって上方に移動し、プッシュボタン54の段差5
8上面と栓蓋17の凸部60下面とが当接している状態
であるとする。このときは、回転体55と一体に設けら
れたシャフト45即ち弁体5も上方に移動し、弁体5の
上面が円周方向にわたって内部栓15の下端開口部に設
けられたセンパッキン38に当接し、上記下液流路19
が閉塞された状態になっている。
【0034】容器本体2内部に所望の液を注入した後、
栓体100を容器本体2の口部にはめ込む。次に、外部
栓16の外筒21を回して、外筒21の内周に形成され
ためねじ部30を容器本体外周に形成されたおねじ部3
1に螺合させ、栓体100を容器本体2に固定する。こ
のとき、前記外筒21は、栓体100に対して摺動可能
に取り付けられているので、栓体100自体を回転する
ことなく、外筒21のみを回転させて栓体100を容器
本体2に固定することができる。この状態で、外部栓1
6の下端に設けられたシールパッキン26が、容器本体
2内面の湾曲部64に圧着され、容器内部と外部との水
密性が確実に保たれる。故に、この状態で容器本体2を
転倒させても、内容液が流出することはない。
【0035】次に、プッシュボタン54を押圧すること
により回転体55が回転されながらコイルバネ6の付勢
力に反して下方へ移動し、回転体55外周に形成された
係止片(図示せず)にプッシュボタン54底部に設けら
れた係止部(図示せず)が係止され、下方へ移動した状
態に維持される。このとき、この回転体55の下方への
移動にともなってシャフト45も下方へ移動し、このシ
ャフト45下端の弁体5が下液流路19の開口端部65
から離間し、この開口端部65が開口される。ここで、
シャフトパッキン53は、シャフトパッキン摺動面35
aにあり、排水路51aを閉塞し、内部栓15内部の止
水状態を保持している。
【0036】この状態において容器本体2を傾けると、
容器本体2の内容液が、この開口端部65から下液流路
19へ流れ込み、さらに、この下液流路19と連通され
た上液流路18を通り、この上液流路18の上部環状口
66から外部へ流出される。
【0037】そして、外部への流出が終了して容器本体
2を正立させると、ネジリング32の外壁部34の上面
34aが下液流路19側に向けて下降する方向に傾斜し
ているため、液は上液流路18、34a面、及び下液流
路19を通って容器本体2内に自然に流入して戻り、流
路内に残留することがない。
【0038】また、この弁開閉機構Eは、プッシュボタ
ン54を再度押下すると、回転体55が再び回転されて
係止部から係止片が外される。これにより、この回転体
55はコイルバネ6の付勢力によって上方へ移動し、こ
の回転体55の上方への移動にともなってシャフト45
も上方へ移動し、このシャフト45下端の弁体5が下液
流路19の開口端部65へ当接し、この開口端部65が
再び閉塞される。そして、このプッシュボタン54の押
圧操作を繰り返すことによって上記開閉動作が交互に繰
り返されるようになっている。
【0039】さらに上記栓体100を取り付けた液体容
器本体2に、図10に示すように、コップ14を装着し
たときに、プッシュボタン54上面がコップ14による
押圧力により下動して、上記作用機構により弁体5を閉
塞することができるので、開弁状態のままでコップ14
を被覆して、内容液の保温を損ねたり、横置きして内容
液を流出させるといった問題を防止することができる。
【0040】以上、栓体100の開栓状態から閉栓状態
および閉栓状態から開栓状態へ操作するために上記プッ
シュボタン54を必要最小限押し込んだ状態では、上記
シャフトパッキン53はネジリング32の摺動面35a
を摺動するだけで、排水状態にならず、誤って内部栓内
部へ内容液が逆流することがなく止水状態が維持され
る。
【0041】さらに上記構成の栓体100は、液体容器
本体2から栓体100全体をはずし流水などで洗浄する
ことができるが、さらに外部栓16からネジリング32
の螺合を解いて外部栓16と内部栓15を分離すれば、
上液流路18を形成する面を洗浄することができる。さ
らにこの洗浄の際に、プッシュボタン54を押圧して開
弁状態にすれば、内部栓内に形成された下液流路19を
洗浄できる。
【0042】そして洗浄後プッシュボタン54をさらに
強く押圧し、シャフトパッキン53を摺動面35a下端
から離間させる。この状態で栓体100を正立させれ
ば、内部栓15内部に浸入した残留液は、内部栓本体底
面部44中央付近のに形成された排水孔50…からネジ
リング内壁部35内を通る排水路51aを通じて排出す
ることができる。このとき、内部栓本体底面部44の内
壁に、その中央に形成された弁体挿入孔46に向かって
下降するような勾配が設けられた栓体100において
は、残留液体を底面部44中央に効果的に集めることが
でき、内部栓15内の液が効果的に排出される。
【0043】図11は本発明の液体容器の栓体の第2の
実施例を示したものである。この第2の実施例の栓体1
01は、内部栓本体底面部44に排水孔50…が形成さ
れておらず、これに代えて弁体5のシャフト45の外周
面中間部に排水凹部67が形成されている。その他の構
成は第1の実施例と同様である。
【0044】上記排水凹部67は、通常の開栓操作およ
び閉栓操作においては、内部栓底面部よりも上方の内部
栓本体33内部に位置しているが、プッシュボタン54
を上記弁体5の開閉に必要なストロークよりさらに下方
に押し込んだ場合、排水凹部67が上記弁体挿入孔46
の位置に達し、排水凹部67と弁体挿入孔46の間に隙
間ができて、排水路51aとして機能するように寸法設
定されている。そして、実施例1と同様に、プッシュボ
タン54を上記弁体5の開閉に必要なストロークよりさ
らに下方に押し込んだ場合、上記シャフトパッキン53
もシャフトパッキン摺動面35a下端から下方に離間す
るように寸法設定されている。実施例2においても、内
部栓本体底面部44の内壁に、その中央に形成された弁
体挿入孔46に向かって下降するような勾配を形成する
ことが好ましい。この勾配は、残留液体を底面部44中
央に集めるためのものである。
【0045】この第2の実施例の栓体101の基本的な
作動機構および使用方法は、第1の実施例の栓体100
と同様である。すなわち栓体101の洗浄時にプッシュ
ボタン54を上記弁体5の開閉に必要なストロークより
さらに下方に押し込むと、上記排水凹部67が上記弁体
挿入孔46の位置に達して、排水凹部67と弁体挿入孔
46の間に隙間ができ、かつ上記シャフトパッキン53
もシャフトパッキン摺動面35a下端から下方に離間す
るので、排水路51aが上下に開放される。この状態で
栓体101を正立させれば、内部栓本体内部に浸入した
残留液は、内部栓底面部中央の弁体挿入孔46の位置に
達した排水凹部67と、弁体案内筒部51内を通して排
出することができる。
【0046】図12は本発明に係る液体容器の栓体の第
3の実施例を示したものである。この第3の実施例の栓
体102では、平板環状の弁パッキン68が上記弁体挿
入孔46の周囲に戴置され、この弁パッキン68の内周
面を上記弁体5のシャフト45が摺動するようになって
おり、弁パッキン68は内部栓本体33内部への止水を
はたしている。そして弁体5のシャフト45の外周面中
間部には実施例2と同様に、排水凹部67が形成されて
いる。しかし実施例1および2と異なり、実施例3の栓
体102の弁体のシャフト45には、シャフトパッキン
53は配設されていない。また実施例1と異なり、この
栓体102には、内部栓底面部に排水孔50…が形成さ
れていない。
【0047】上記排水凹部67は、通常の開栓操作およ
び閉栓操作においては、内部栓底面部44よりも上方の
内部栓本体33内部に位置しているが、プッシュボタン
54を上記弁体5の開閉に必要なストロークよりさらに
下方に押し込んだ場合、排水凹部67が上記弁パッキン
68および上記弁体挿入孔46の位置に達し、排水凹部
67と弁体挿入孔46の間に隙間ができて、排水路51
aとして機能するように寸法設定されている。この第3
の実施例においても、内部栓本体底面部44の内壁に、
その中央に形成された弁体挿入孔46に向かって下降す
るような勾配を形成することが好ましい。この勾配は、
残留液体を底面部44中央に集めるためのものである。
【0048】この第3の実施例の栓体102の基本的な
作動機構および使用方法は、第1の実施例および第2の
実施例と同様である。栓体102の洗浄時に上記プッシ
ュボタン54を上記弁体5の開閉に必要なストロークよ
りさらに下方に押し込むと、上記排水凹部67が上記弁
パッキン68および上記弁体挿入孔46の位置に達す
る。この状態で栓体102を正立させれば、内部栓本体
33内部に浸入した残留液は、内部栓本体底面部中央の
弁体挿入孔46の位置に達した排水凹部67と、弁体案
内筒部51内を通して排出することができる。
【0049】図13は本発明に係る液体容器の栓体の第
4の実施例を示したものである。この栓体103では上
記第3の実施例の構成に加えて、弁体5のシャフト45
の下部に拡径部69が形成され、この拡径部69は、プ
ッシュボタン54の押圧に伴い、ネジリング内壁部35
に形成された拡径部摺動面70を上下に摺動するように
なっている。通常の開栓操作および閉栓操作において
は、上記排水凹部67は上記弁パッキン68より上方
に、また上記シャフト45の拡径部69の上端は、拡径
部摺動面70下端より上方にてネジリング内壁部35と
接触しているので、内部栓本体33内部は止水状態にあ
る。この第4の実施例においても、内部栓本体底面部4
4の内壁に、その中央に形成された弁体挿入孔46に向
かって下降するような勾配を形成することが好ましい。
この勾配は、残留液体を底面部44中央に集めるための
ものである。
【0050】この第3の実施例の栓体103の基本的な
作動機構および使用方法は、第1から第3の実施例と同
様である。栓体103の洗浄時に上記プッシュボタン5
4を上記弁体の開閉に必要なストロークよりさらに下方
に押し込むと、上記排水凹部67が上記弁パッキン68
および上記弁体挿入孔46の位置に達し、かつ上記拡径
部69が拡径部摺動面70から下方に離間する。この状
態で栓体103を正立させれば、内部栓本体33内部に
浸入した残留液は、内部栓底面部44中央の弁体挿入孔
46の位置に達した排水凹部67と弁体案内筒部51内
を通して排出することができる。
【0051】以上本発明に係る4種類の実施例について
説明したが、上記実施例のシャフト45を上下方向へ移
動させて弁体5によって液流路18,19の開口端部6
5を開閉させる弁開閉機構Eの具体的な構造は、上記実
施例に限定されることなく、いかなる構造のものであっ
てもよい。また、内部栓15と外部栓16との着脱可能
な結合も螺合にのみ限定されるものでなく、溝嵌合等水
密性がある結合手段であればいかなる構造のものであっ
てもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の液体容器の
栓体は、液体容器の口部に着脱自在に装着される外部栓
と内部栓とからなり、これら内部栓と外部栓の間に液流
路が形成された栓本体と、上記内部栓内に摺動可能に挿
入されたシャフトの上下動により上記液流路を開閉する
弁体とを備え、上記栓本体の上部に設けられたプッシュ
ボタンの押圧動作によって上記シャフトを介して上記弁
体を開閉するように構成された栓体において、弁体のシ
ャフト周面と内部栓との間に排水路が設けられ、かつ該
シャフト周面に該排水路を閉塞しかつ上記プッシュボタ
ンを上記弁体の開閉に必要なストローク以上押し込んだ
時に該排水路の閉塞を解除する封止部が設けられたこと
を特徴とする。
【0053】したがって、栓体の内部に浸入した液を容
易に排出することができ、衛生面にすぐれ、残留液によ
る作動不良を防ぐことができる。
【0054】また本発明に係る液体容器の栓体におい
て、内部栓の内部底面に中央に向かって下降する形状の
勾配を設けることにより、残留液体を底面部中央に集め
ることができ、内部栓の残留液を効果的に排出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
ついて開栓状態の様子を示す正面断面図である。本図に
おいて、一点鎖線は、開栓状態から閉栓操作のための最
小限の押圧時におけるシャフトパッキンと弁体の位置を
示し、二点鎖線はプッシュボタンをさらに下方に押し込
んで最下端位置とした場合のシャフトパッキンと弁体の
位置を示している。
【図2】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
ついて閉栓状態の様子を示す側面断面図である。本図に
おいて、一点鎖線は、閉栓状態から開栓操作のための最
小限の押圧時におけるシャフトパッキンと弁体の位置を
示し、二点鎖線はプッシュボタンをさらに下方に押し込
んで操作可能な最下端位置とした場合のシャフトパッキ
ンと弁体の位置を示している。
【図3】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける内部栓の一例を示す正面断面図であり、内部栓本
体底部の内壁に、その中央に形成された弁体挿入孔に向
かって下降するような勾配を設けた例を示している。
【図4】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第1の形成例を示した上面図である。
【図5】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第1の形成例を示したもので、切断線A
−A(図4)に沿った断面図である。
【図6】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第1の形成例を示したもので、切断線B
ーB(図4)に沿った断面図である。
【図7】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第2の形成例を示した上面図である。
【図8】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第2の形成例を示したもので、切断線A
−A(図4)に沿った断面図である。
【図9】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例に
おける排水孔の第2の形成例を示したもので、切断線B
ーB(図4)に沿った断面図である。
【図10】本発明に係る液体容器の栓体の第1の実施例
を示したもので、この栓体を液体容器本体に装着した様
子を示す断面図である。
【図11】本発明に係る液体容器の栓体の第2の実施例
を示す断面図である。
【図12】本発明に係る液体容器の栓体の第2の実施例
を示す断面図である。
【図13】本発明に係る液体容器の栓体の第2の実施例
を示す断面図である。
【図14】従来の液体容器の栓体の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 容器本体 5 弁体 15 内部栓 16 外部栓 18 液流路 40 筒状袴部 44 内部栓本体底面部 45 シャフト 46 弁体挿入孔 50 排水孔 51 弁体案内筒部 51a 排水路 53 シャフトパッキン 54 プッシュボタン 67 排水凹部 68 弁パッキン 69 拡径部 100 栓体 101 栓体 102 栓体 103 栓体 D 栓本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸室 裕行 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体容器の口部に着脱自在に装着される
    外部栓と内部栓とからなり、これら内部栓と外部栓の間
    に液流路が形成された栓本体と、上記内部栓内に摺動可
    能に挿入されたシャフトの上下動により上記液流路を開
    閉する弁体を備え、上記栓本体の上部に設けられたプッ
    シュボタンの押圧動作によって上記シャフトを介して上
    記弁体を開閉するように構成された栓体において、 弁体のシャフト周面と内部栓との間に排水路が設けら
    れ、かつ該シャフト周面に該排水路を閉塞しかつ上記プ
    ッシュボタンを上記弁体の開閉に必要なストローク以上
    押し込んだ時に該排水路の閉塞を解除する封止部が設け
    られたことを特徴とする液体容器の栓体。
  2. 【請求項2】 上記内部栓下部に形成された弁体挿入孔
    を囲んで弁体案内筒部が下方に垂設され、上記弁体挿入
    孔の周囲に内部栓内部と弁体案内筒部を連通する排水孔
    が形成され、かつ弁体のシャフトに弁体案内筒部下部を
    止水するための封止部材が周設されるとともに、 上記プッシュボタンを上記弁体の開閉に必要なストロー
    ク以上押圧すると、上記封止部材が上記案内筒部下端よ
    り下方に離間されて、上記案内筒部を介して上記内部栓
    内と外部とが連通されるように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の液体容器の栓体。
  3. 【請求項3】 上記弁体のシャフトの周面に、排水凹部
    が形成され、かつ上記内部栓下部に形成された弁体挿入
    孔を囲んで下方に垂設された弁体案内筒部の下部を止水
    するための封止部材が弁体のシャフトに周設されるとと
    もに、 上記プッシュボタンを上記弁体の開閉に必要なストロー
    ク以上押圧すると、上記排水凹部が上記弁体挿入孔の位
    置に達し、かつ上記封止部材が上記案内筒部下端より下
    方に離間されて、上記案内筒部を介して内部栓内と外部
    とが連通されるように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の液体容器の栓体。
  4. 【請求項4】 上記封止部材が舌片状であることを特徴
    とする請求項2または3に記載の液体容器の栓体。
  5. 【請求項5】 上記弁体のシャフトの周面に、排水凹部
    が形成され、かつ上記内部栓下部に形成された弁体挿入
    孔を囲んで封止部材が戴置されるとともに、 上記プッシュボタンを開栓に必要なストローク以上押圧
    すると、上記排水凹部が上記封止部材および弁体挿入孔
    の位置に達して、この排水凹部を介して上記内部栓と外
    部とが連通するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載の液体容器の栓体。
  6. 【請求項6】 上記内部栓下部に形成された弁体挿入孔
    を囲んで弁体案内筒部が下方に垂設され、上記弁体のシ
    ャフト下部に弁体案内筒部を摺動する拡径部が形成され
    ることを特徴とする請求項5記載の液体容器の栓体。
  7. 【請求項7】 上記封止部材が平板環状であることを特
    徴とする請求項5または6記載の液体容器の栓体。
  8. 【請求項8】 内部栓底面部内部に中央に向かって下降
    する形状の勾配を設けたことを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載の液体容器の栓体。
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