JPH08116376A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH08116376A
JPH08116376A JP6252168A JP25216894A JPH08116376A JP H08116376 A JPH08116376 A JP H08116376A JP 6252168 A JP6252168 A JP 6252168A JP 25216894 A JP25216894 A JP 25216894A JP H08116376 A JPH08116376 A JP H08116376A
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JP
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data
input
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operation method
data communication
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Yukio Murata
幸雄 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な動作手順の伴う操作を大幅なコストア
ップを招くことなく行うことのできるデータ通信を提供
すること。 【構成】 制御部1−1内のRAMの所定のメモリエリ
アに操作内容に関する情報及びID番号を格納してお
き、該格納されているID番号の入力によりファクシミ
リ装置内の各部(読取部1−4、プリンタ部1−5、画
像処理部1−6、メモリ制御部1−7、通信制御部1−
3)の動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの送受信を行うフ
ァクシミリ装置等のデータ通信装置に関するものであ
る。
【0002】近年、ファクシミリ装置(FAX)は急激
に企業内に浸透し、ビジネスに必須のOA機器としての
地位を確立してきた。現在では機能拡充と低価格化が進
み、ハイエンドからローエンドまで充実したラインナッ
プが開発されている。MODEMの伝送速度も上がり、
20kbps以上の伝送速度を持つものも開発されてい
る。
【0003】また、パソコン(PC)に接続するデータ
モデム・FAXモデムの小型低価格化も進み、PCのデ
ータ通信・FAX通信(PCモデム通信)を行うユーザ
が増えつつある。また、PCとFAXをRS232C・
セントロニクス等のインターフェイスで接続し(PC−
FAX)、FAXをプリンタとして使用したり、FAX
を介してデータ通信・FAX通信を行う機械も開発され
ている。このようにPCとFAXが融合したり、PCに
ファクシミリ通信・データ通信の機能をもたせることが
多くなり、OAのネットワーク化がますます発展してい
る。今後もこのような流れが一層進められると考えら
れ、FAX・電話・PC・プリンタ等のOA機器を統合
するようなオペレイティングシステムソフトウエアも提
案され、それに対応する各種端末(OS統合端末)も開
発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような流れは、各
種端末のネットワーク化を推進するためのものである
が、それとともに端末特にファクシミリの操作性を向上
させるためのものでもある。ファクシミリは機能拡充が
進んでいるが操作が難しいものがほとんどであり、実際
に使用されている機能はわずかである。操作をPC側で
アイコンを使用して実行したりあるいは端末側でもPC
ライクに機能を実現できればユーザにとっては非常に便
利である。
【0005】一方、現状のPCモデム通信やPC−FA
Xでは、モデムあるいはFAXと接続したPCにしか通
信機能を実現できないし、PC間をローカルエリアネッ
トワーク(LAN)で接続し、FAXと接続したPCを
介してファクシミリ通信・データ通信も可能であるが、
FAXと接続したPCはその機能専用のホスト端末とな
りかねないこともあり、システム的にはオーバヘッドが
大きくなる。また、LANが敷設されていない場合は新
たにLANを敷設することがユーザに大きな負担にな
る。さらにOS統合端末では、端末が制御するソフトウ
エアが膨大なものとなり開発工数が非常に大きくなり、
またROM・RAM容量が増えたりディスプレイの大型
化等でハードウエアも大幅にコストアップする。
【0006】本発明は上述の欠点を除去するためになさ
れたもので、煩雑な動作手順の伴う操作を大幅なコスト
アップを招くことなく行うことのできるデータ通信装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ通信装置は、動作方法に関するデータ
を入力する入力手段と、前記入力手段で入力したデータ
をIDデータに対応づけて管理する管理手段と、前記管
理手段で管理しているIDデータの入力があったとき対
応した動作方法で動作すべく制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成により本発明のデータ通信装置では、
入力手段は動作方法に関するデータを入力し、管理手段
は前記入力手段で入力したデータをIDデータに対応づ
けて管理し、制御手段は前記管理手段で管理しているI
Dデータの入力があったとき対応した動作方法で動作す
べく制御するので、煩雑な動作手順の伴う操作を大幅な
コストアップを招くことなく行うことができる。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例であるファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1−1は制御部であり、マ
イクロプロセッサ・ROM・RAM・時計IC・I/O
・タイマー等により構成されるマイクロコンピュータ回
路であり、マイクロコンピュータのソフトウエア制御に
より装置全体の動作制御ワンタッチダイアル情報・発信
人名称等各種データの管理を行う。1−2は操作部であ
り、各種キー・表示部等により構成されオペレータのキ
ー入力の受付や、各種情報の表示を行う。さらにIDカ
ードの読取インターフエースを有しIDカードの情報を
読取る。IDカードには、ROMカード・RAMカード
・ICカード等に半導体メモリ等により構成されるカー
ドや磁気によりデータを蓄積したカードがあげられる。
1−3は通信制御部であり、回線インターフェイス・モ
デム・電話回路等よりなり、キャラクタデータ・画像デ
ータ・通信制御データの送受信・電話の発着呼制御を行
う。モデムはファクシミリ通信やデータ通信・パソコン
通信を制御するための変調復調装置である。1−4は読
取部であり、CCD・AD変換回路・画像処理回路等に
より構成され、光学的に読取られたデータを光電変換・
AD変換・画像補正・2値化処理等の画像処理を行い、
1−7のメモリ制御部を介して1−8のメモリに書き込
む。1−7は、DMAコントローラ・バスアービタ等よ
りなるメモリ制御部であり、接続する装置の要求に従い
メモリ・バスアービタ等よりなるメモリ制御部であり、
接続する装置の要求に従いメモリと装置間のデータアク
セスを制御する。1−8はDRAM等より構成される読
みだし書き込み可能なタイプのメモリ回路である。1−
5はプリンタ部であり、例えばレーザービームプリンタ
やインクジェットプリンタなどにより構成される。1−
6は画像データ処理部であり、メモリ回路1−8に格納
された画像データを、ITU−T勧告のMMR・MR・
MH等の圧縮コードデータに変換したり、逆にMMR・
MR・MH等の圧縮コードデータを画像データに復号し
メモリ回路1−8に格納する。また、画像データ処理部
1−6はメモリ回路1−8に格納されている画像データ
を画素密度変換・変倍等を行い、再度メモリ回路1−8
に格納する。
【0012】図2は図1で示した操作部1−2の詳細を
示す図である。
【0013】図2において、2−1は液晶等で構成され
るディスプレイ部であり、制御部1−1の制御のもと各
種情報を表示する。2−2は「0」〜「9」及び
「#」、「*」キーからなるテンキーである。2−3は
「スタート」、「ストップ」、「コピー」の各キーから
なる操作キーである。2−4はファンクションキーであ
り、これらのキーに対応づけて動作手順の入力を行い、
制御部1−1内のRAMに格納し、管理する。このファ
ンクションキー2−4の押下を制御部1−1が検知した
時、対応した動作が実行されるものである。2−5は応
用通信キーであり、これが押下されるとディスプレイ部
2−1に使用可能な応用通信機能、例えばタイマー送
信、同報送信などを表示させ、テンキー2−2により設
定するものである。2−6は解像度キーであり、これが
押下されるとディスプレイ部2−1に読取可能な解像
度、例えば標準(8pels/mm×3.85line
/mm)、ファイン(8pels/mm×7.7lin
e/mm)、スーパーファイン(8pels/mm×1
5.4line/mm)を表示し、テンキー2−2によ
り設定するものである。2−7は読取サイズキーであ
り、これが押下されると、ディスプレイ部2−1に例え
ばオート、A4、A4R、B4、B5を表示し、テンキ
ー2−2により設定するものである。2−8は画質キー
であり、これが押下されるとディスプレイ部2−1に文
字、AA、ハーフトーンを表示し、テンキー2−2によ
り設定するものである。これらのテンキー2−2による
設定は、例えばディスプレイ部2−1に表示された選択
肢を「2」キーにより上「8」キーにより下にカーソル
等を移動させ「*」キーで決定するようにする。2−9
は濃度調設キーであり右にいくほど濃くなり、左に行く
ほど薄くなるものである。
【0014】次に図3〜図5を用いて、本実施例の動作
の流れを説明する。
【0015】図3はパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)等の外部装置により、ファクシミリ装置の動作手順
を登録する動作の流れを示すフローチャートである。
【0016】まず3−1ではデータ通信ケーブルを通し
てパソコンから操作に関する情報及びそれに対応づけた
ID番号を受信したか否か判断する。3−1で操作に関
する情報及びID番号を受信したならば3−2に進み、
受信したデータ内のID番号を検知する。3−2でID
番号を検知したら3−3に進み、操作に関する情報を制
御部1−1内のRAMの所定のメモリエリアに格納す
る。
【0017】ここで図4を用いて制御部1−1内のRA
Mにおける操作に関する情報及びID番号の管理形態に
ついて説明する。図4に示すように所定のアドレスにフ
ァンクションキー2−4におけるキー「a」にID番号
=aを対応づけるように格納し、キー「b」にID番号
=bを対応づけるように格納する。また、所定のアドレ
スにID番号=a及びbに対しての操作に関する情報を
格納する。ここで操作に関する情報は前記説明した応用
通信、解像度、読取サイズ、画質、濃度の設定や送信の
指示、コピーの指示等である。
【0018】次に、図5を用いてID番号の入力に対す
る動作の流れを説明する。
【0019】まず、5−1ではファンクションキー2−
4のいずれかの押下またはパソコンからのID番号に対
応する信号の入力があったか否か検知する。5−1でI
D番号の入力があった時は5−2に進み、ID番号に対
応する操作に関する情報が登録されているか否か判断す
る。5−2では制御部1−1内のRAMの所定のメモリ
エリアに記憶されている情報を検知する。次に、5−3
では5−1で入力されたID番号に対応した動作を実行
するが、動作内容が送信に関するものであればここで宛
先の入力をテンキー2−2などにより行う。次にS5−
4で動作が終了するとリターンする。
【0020】また、ID番号に対応した動作内容を確認
したいときにはパソコンから、または操作部1−2から
所定のパスワードを入力した後、対応するID番号の入
力を行うことによりディスプレイ部2−1またはパソコ
ンのディスプレイ上に表示するようにする。また登録し
た内容は所定の消去動作や上書きを行わない限り消去さ
れないものとする。
【0021】また、操作に関する情報の登録はパソコン
から行う場合は、ID番号毎にまたは複数の番号毎にデ
ータを作成し、送出する。また操作部1−2から登録す
ることも可能であり、この場合は所定のキー操作により
ファククションキー2−4に登録するようにする。
【0022】以上説明したように本実施例によれば複雑
な設定等をID番号に対応づけて記憶しておくので容易
に実行することができる。例えば、3−3で登録した解
像度、読取サイズ、画質、濃度で原稿を読み取り、更に
送信を行うことが、ID番号を入力することにより、行
うことができる。
【0023】(第2の実施例)また、第1の本実施例で
は一旦登録したデータを消去する場合は、消去動作等を
行うようにしていたが、登録したデータを一動作が完結
した後に消去するようにしてもよい。即ち、送信に関す
るデータを登録する場合は3−3で操作に関する情報を
格納する際、同時に宛先も登録し、5−4で動作が終了
したならば、実行した操作に関するデータを削除する。
また、データが削除されるまで、即ち、操作に関するデ
ータが登録されている間は、不図示のランプの点灯や表
示等により識別できるようにしておく。これによれば、
他のユーザが誤ってID番号を入力して所望しない動作
が実行されるのを防ぐことができるとともに、ID番号
を登録したユーザはいつでも所望の動作を実行すること
ができる。
【0024】(第3の実施例)次に、パーソナルコンピ
ュータなどの外部装置から操作に関する情報及びID番
号、更に文書データをファクシミリ装置に転送し、所望
の動作を行わせる場合について説明する。
【0025】図6は制御部1−1内のRAMに格納され
るデータの管理形態について示した図である。パソコン
から送られてきたデータは所定のメモリエリアにファン
クションキー2−4におけるキー「a」にID番号=a
を対応づけて格納し、同様にキー「b」にID番号=b
と順に格納していく。また、所定のメモリエリアにID
番号=aに対応させる操作に関する情報、例えば応用通
信で同報送信(ここで例えば3件分の宛先を入力)解像
度はファイン、紙サイズとしてA4、画質は文字モード
として登録する。更に上記設定で処理されるべき文書デ
ータ(コード情報)を格納する。以下ID番号=b以降
についても同様にして順次設定していく。
【0026】次に図7を用いて図6に示したようなデー
タを登録した場合の動作の流れについて説明する。
【0027】7−1、7−2は前述の5−1、5−2と
同様である。7−3ではパソコンから受信したデータ中
に文書データが含まれているか否か検知し、文書データ
が含まれている場合には7−4で登録されている上記の
ような設定に従ってコード情報からイメージ情報にビッ
トマップ展開し、更にMMR、MR、MH等の圧縮コー
ドデータに変換する。次に7−5では7−4で変換され
た文書データを上記のような設定で処理すべく制御す
る。ここではID番号=aの入力に従い同報送信する。
7−6で動作の終了を検知したら、7−7に進み実行し
た操作に関するデータを削除し、リターンする。以上説
明したように第3の実施例によれば煩雑な操作を予め登
録しておきパソコンから送られたデータを所望の形態で
送信することが可能となる。
【0028】また、更にパソコンから送られた文書デー
タに続けて、例えば読取部1−4にセットされた原稿を
出力するようにして、パソコンから送られてくる文書デ
ータを例えばカバーレターとして送信することも可能と
なる。
【0029】また、以上述べてきた実施例では操作に関
する情報をファンクションキー2−4に割り当てたがテ
ンキー2−2に割り当ててもよいし、また、IDカード
に登録し、IDカードの挿入により登録内容を検知し制
御するようにしてもよい。
【0030】(第4の実施例)また、以上の実施例では
パソコンを直接ファクシミリ装置に接続した場合につい
て説明したが、図8に示したように構内回線交換網(P
BX)を介して接続するようにしてもよい。これによ
り、多数のユーザが上記動作の実現可能となる。図8に
おいて8−1、8−2はパソコン(PC)であり、各種
アプリケーションソフトウエアによりさまざまな機能を
実現する。8−3、8−4はデータモデムであり、PC
に接続して各種データを送受信するものである。このデ
ータモデムをPBX8−5に接続し、ファクシミリ装置
8−6とのパソコン通信を実行する。ファクシミリ装置
8−6は前述までのファクシミリ装置(図1)の如く動
作を行うものである。PCのアプリケーションソフトに
はパソコン通信も含まれており、さらにアプリケーショ
ンソフトにおいてファクシミリ装置8−6の操作を設定
することも可能である。PC上の表示装置は画面が大き
いことから多くの情報を同時に表示でき、キーボードや
マウス等を用いることによりデータ入力をスムーズに行
うことができる。以上のようにPC上のアプリケーショ
ンソフトで設定した操作情報に関するデータをパソコン
通信により、PBX8−5を介してファクシミリ装置8
−6に送信することが可能となる。ファクシミリ装置8
−6は前述したように受信したデータに従って動作す
る。
【0031】(第5の実施例)次に図9〜図11を用い
て操作に関する情報及びID番号を電話回線を介して受
信する場合について説明する。
【0032】図9は第5の実施例の動作の流れを示すフ
ローチャートである。
【0033】まず9−1でファクシミリ受信の有無を検
知する。9−1でファクシミリ受信があったならば9−
2に進み受信したデータ内のID番号の有無を検知す
る。なければ通常のファクシミリ受信として処理を行う
か、エラーとしてエラー処理を行い、ID番号があれば
9−3に進み、操作内容に関するデータを対応するメモ
リエリアに格納する。ここで受信するデータは例えばI
TU−T勧告のファクシミリ通信手順上のNSS(非標
準機能設定)のFIF(ファクシミリ・インフォメーシ
ヨン・フィールド)の4バイト目以降がユーザに解放さ
れておりこれらを利用してデータを送受するものであ
る。このデータが制御部1−1内のRAMの所定メモリ
エリアに格納されている形態を図10に示す。画像デー
タがあれば所定のメモリエリアに格納しておく。他は前
述のものと同様である。
【0034】9−4では受信したデータ中に画像データ
があるか否か判断し、あれば9−5に進み受信した画像
データを所定のメモリエリアに格納し、9−6で処理の
終了を検知したらリターンする。また画像データがなけ
ればそのままリターンする。
【0035】次に図11を用いてID番号の入力に従う
動作の流れについて説明する。
【0036】まず11−1では例えば回線を介してDT
MF等により、またはデータ通信ケーブルを介して外部
装置から送られてくる信号より、またはファンクション
キー2−4の押下により、ID番号の入力があったか否
か検知する。11−1でID番号の入力を検知したら1
1−2に進みID番号に対応する操作に関する情報が存
在するか否か判断する。あれば11−3に進み制御部1
−1内のRAMに画像データがあるか否か判断し、あれ
ば11−4に進み登録された操作内容に関するデータに
従い動作を制御し、11−5で動作の終了を検知した
ら、11−6に進み実行した操作に関するデータを削除
してリターンする。11−3で画像デーダがないと判断
したら11−7に進み、例えば読取部1−4にセットさ
れた原稿を登録してある内容に従って読取り、宛先入力
に従って送信するなどの処理を行い11−8で終了を検
知したらリターンする。また、画像データがある場合、
この画像データに続けて、読取部1−4上の原稿を出力
するようにしてもよい。
【0037】以上述べたように第5の実施例によれば前
述までのものと同様にして電話回線を介してファクシミ
リ通信によっても操作内容の登録及び実行を容易に行う
ことができる。
【0038】またPBXを介すことにより、LAN等の
特別なネットワークを構成することなく多数のユーザが
上述した動作を実現することができる。
【0039】図12に示すようにPC12−1及び12
−2にそれぞれFAXモデムを接続し、更にPBX12
−5を介してファクシミリ装置12−6を接続し、FA
Xモデム12−3または12−4を介してPCから送出
されるデータをファクシミリ装置12−6が受信するこ
とにより第5の実施例と同様の動作を実行させることが
できる。
【0040】また、図13に示すようにPCにS/Tイ
ンターフェイスを接続し、更にISDN、PBX13−
5を介してファクシミリ装置13−6を接続し、ISD
N回線を利用し、前述までのものと同様の動作を実行す
ることかできる。ここでS/Tインターフェイスはトラ
ンス、下位レイヤコントローラ、HDLCのフォーマッ
タ等より構成される。
【0041】更に、以上の説明では有線の場合について
説明したが電波等を伝送媒体とした無線によっても以上
の動作を実行可能なことはいうまでもない。
【0042】以上説明したようにこれらの実施例によれ
ばファクシミリ装置の操作の簡易化、さらには容易にパ
ソコン等の外部装置との融合化を図ることができる。更
に、ファクシミリ装置の操作の内容はID番号に対応づ
けて管理するといった簡単な方法を用いるので大幅なコ
ストアップを生じることもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば煩雑
な動作手順の伴う操作を大幅なコストアップを招くこと
なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1で示した操作部1−2の詳細を示す図であ
る。
【図3】ファクシミリ装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図4】制御部1−1内のRAMにおけるデータの管理
形態を示す図である。
【図5】ファクシミリ装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】制御部1−1内のRAMにおけるデータの管理
形態を示す図である。
【図7】ファクシミリ装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の一構成例を示す図である。
【図9】ファクシミリ装置の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【図10】制御部1−1内のRAMにおけるデータの管
理形態を示す図である。
【図11】ファクシミリ装置の動作の流れを示すフロー
チャートである。
【図12】本発明の一構成例を示す図である。
【図13】本発明の一構成例を示す図である。
【符号の説明】
1−1 制御部 1−2 操作部 1−3 通信制御部 1−4 読取部 1−5 プリンタ部 1−6 画像処理部 1−7 メモリ制御部 1−8 メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作方法に関するデータを入力する入力
    手段と、前記入力手段で入力したデータをIDデータに
    対応づけて管理する管理手段と、前記管理手段で管理し
    ているIDデータの入力があったとき対応した動作方法
    で動作すべく制御する制御手段とを有することを特徴と
    するデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 動作方法に関するデータ及び画像データ
    を入力する入力手段と、前記入力手段で入力した動作方
    法に関するデータをIDデータに対応づけて管理する管
    理手段と、画像データを読み取る読取手段と、前記管理
    手段で管理しているIDデータの入力があったとき対応
    した動作方法で前記入力手段で入力した画像データ及び
    前記読取手段で読み取った画像データを出力する出力手
    段とを有することを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 前記動作方法は原稿を所望の解像度で読
    み取り、更に所望の方法で2値化し、出力する方法であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデ
    ータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段はインターフエースを介し
    てパーソナルコンピュータにより動作方法に関するデー
    タを入力することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 前記入力手段はファクシミリ通信の手順
    信号のNSSにより動作方法に関するデータを入力する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデー
    タ通信装置。
  6. 【請求項6】 更に、コード情報をイメージ情報に変換
    する変換手段を有し、前記入力手段でコード情報として
    画像データを入力し、前記入力手段で入力した画像デー
    タを前記変換手段でイメージ情報に変換し、前記出力手
    段で出力することを特徴とする請求項2に記載のデータ
    通信装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段は前記動作方法が設定され
    たIDカードを挿入することにより動作方法に関するデ
    ータを入力することを特徴とする請求項3に記載のデー
    タ通信装置。
JP6252168A 1994-10-18 1994-10-18 データ通信装置 Withdrawn JPH08116376A (ja)

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