JPH0811626B2 - コンベヤ - Google Patents

コンベヤ

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JPH0811626B2
JPH0811626B2 JP62019697A JP1969787A JPH0811626B2 JP H0811626 B2 JPH0811626 B2 JP H0811626B2 JP 62019697 A JP62019697 A JP 62019697A JP 1969787 A JP1969787 A JP 1969787A JP H0811626 B2 JPH0811626 B2 JP H0811626B2
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movable magnetic
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force
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁力による吸引力および反発力による
X、Y方向の運動変位を用いて物体を搬送するコンベヤ
に関する。
〔従来の技術〕
コンベヤは、荷物を連続的に運ぶ運搬機であり、荷物
の形態に応じてベルトコンベヤ、バケットコンベヤ、チ
ェーンコンベヤ、ローラコンベヤなどがある。
そして、従来のコンベヤでは、モータによる回転力や
油圧などの駆動力をベルトやギヤなどの機械的な運動伝
達手段を通して搬送力を得て、荷物を運搬している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため、従来のコンベヤでは、機械的な運動変換機
構を必要としており、機械的な運動変換機構によって機
械的な損失を伴うとともに、物体の移動方向や移動量を
正確に制御することが厄介であるという欠点があった。
そこで、この発明は、機械的な運動変換手段を介在さ
せることなく、電磁力を以て生じたX、Y方向の駆動変
位を用いて物体を搬送できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明はのコンベヤは、第1図に例示するように、
搬送すべき物体の搬送面を備え、X方向及びY方向に移
動可能に支持された可動磁極4と、この可動磁極に対し
てX方向の磁力を作用させて前記可動磁極をX方向に移
動させる第1の固定磁極6Xとともに、前記可動磁極に対
してY方向の磁力を作用させて前記可動磁極をY方向に
移動させる第2の固定磁極6Yを備え、これら第1及び第
2の固定磁極を交互に励磁させて前記可動磁極を間欠的
にX、Y方向に移動させることにより、前記物体の前記
搬送面と前記物体と接離させるとともに、前記可動磁石
を特定の移動経路で移動させる駆動ユニットM1、M2、M3
……と、この駆動ユニットによる磁力作用によって移動
する前記可動磁極の前記搬送面が成す特定の移動経路に
より前記物体を搬送するものである。
〔作用〕
したがって、この発明のコンベヤでは、X、Y方向に
移動可能にされた可動磁極4と、第1の固定磁極6Xとの
磁力の作用でX方向に吸引力または反発力を生じ、ま
た、第2の固定磁極6Yとの磁力の作用でY方向に吸引力
または反発力を生じる。ところで、固定磁極6X、6Yの極
性を変えると、可動磁極4が相互の磁力作用でX、Y方
向へ移動するが、その場合、可動磁極4、第1および第
2の固定磁極6X、6Yの極性の変更に周回的な規則性を持
たせると、可動磁極4は、特定方向の周回運動を生じる
のである。
この周回運動は、X、Y方向の運動変位を重ね合わせ
たものであるので、その一部の特定方向の運動変位は、
搬送すべき物体2に搬送力として作用させることができ
る。そこで、可動磁極4上に被搬送物としての物体2を
置くと、可動磁極4の運動によって物体2が特定方向に
移動されるので、それを連続的に配列させるとコンベヤ
として機能させることができる。
そして、可動磁極4を駆動コイル20を巻回した電磁石
とすれば、磁力によって吸着可能な物体2を吸着させて
搬送することができる。
〔実施例〕
第1図は、この発明のコンベヤの実施例を示す。
このコンベヤは、被搬送物としての物体2を搬送する
ための複数の駆動ユニットM1、M2、M3……を配置したも
のであり、各駆動ユニットM1、M2、M3……に個別に駆動
力を連続的に発生させると、物体2を矢印Fまたはその
矢印Fとは反対方向に運搬することができる。
各駆動ユニットM1、M2、M3……は、駆動ユニットM3
ついて示すように、X、Y方向に移動可能な可動磁極4
に対してX方向の磁力を作用させる第1の固定磁極6Xと
ともに、Y方向の磁力を作用させる第2の固定磁極6Yを
設置したものである。
ところで、可動磁極4は、たとえば、第2図に示すよ
うに、一対の磁極N、Sを持つ永久磁石で構成し、X軸
方向およびY軸方向への二次元的な移動が可能であって
自律的に原点復帰するように支持されている。すなわ
ち、可動磁極4は、コイルスプリングで構成された可撓
性シャフト8を貫通して固定しており、さらに、この可
撓性シャフト8の両端は装置内に固定しておくので、磁
力の作用で可動磁極4がX、Y軸方向の駆動力を受けた
とき、可撓性シャフト8が撓んで可動磁極4の移動を許
容する。そして、可動磁極4に対する駆動力が解除され
ると、可撓性シャフト8の復元力により可動磁極4は自
律的に原点へ復帰するのである。
固定磁極6Xは、可動磁極4に対してX方向の磁力を作
用させる単極の電磁石であって、任意の極性を生じさせ
るための駆動コイル10Xを巻回し、駆動コイル10Xに駆動
入力端子12a、12bから流す駆動電流Ixの方向によって極
性が変更されるのである。
また、固定磁極6Yは双極の電磁石で構成し、一方の磁
極側に駆動コイル10Yを巻回して、駆動コイル10Yに駆動
入力端子14a、12bから流す駆動電流Iyの方向によって左
右の極性が変更されるのである。
そして、各駆動コイル10X、10Yには、たとえば、第3
図に示すように、駆動コイル10Xの駆動入力端子12a、12
b、駆動コイル10Yの駆動入力端子14a、14bに対して個別
に駆動回路16X、16Yから駆動電流Ix、Iyを流し、その電
流の方向および両者の位相関係を制御回路18によって制
御するようにする。また、図示していないが、駆動電流
Ix、Iyの大きさは、可変抵抗などによって任意に調整可
能に設定すればよい。
そこで、駆動回路16Xから駆動コイル10Xに第4図のa
に示す駆動電流Ixを流すとともに、駆動回路16Yから駆
動コイル10Yに、第4図のbに示すように、駆動電流Ix
に対して位相φをπ/2だけ変位させた駆動電流Iyを流す
と、駆動電流Ixによって固定磁極6Xの磁極面には、第4
図のaに表した磁極S、Nが一定の周期で交互に生じ、
また、駆動電流Iyによって固定磁極6Yの磁極面には、第
4図のbに表したように一定の周期で左右に磁極S、N
または磁極N、Sが交互に生じる。
このような磁極の規則的な変更と駆動力との関係につ
いて見ると、時間T1では、固定磁極6Yの左右の極性が
N、Sとなるので、固定磁極6Yと可動磁極4との間に反
発力が生じる。次に、時間T2では固定磁極6Yの左右の極
性がS、Nとなるので、可動磁極4と固定磁極6Yとの間
に、第4図のcに示すように駆動力Y1(吸引力)が生
じ、第5図の(A)に示すように、可動磁極4が固定磁
極6Yに引き付けられて負のY方向に移動する。
時間T3では固定磁極6Yの左右の極性はS、Nを維持す
るので、可動磁極4と固定磁極6Yとの間に吸引力が存在
するが、固定磁極6Xの極性がNとなるため、可動磁極4
と固定磁極6Xとの間に、第4図のdに示すように駆動力
X1(吸引力)が生じ、第5図の(B)に示すように、可
動磁極4が固定磁極6Xに引き付けられて正のX方向に移
動する。
時間T4では固定磁極6Xの極性はNを維持するので、可
動磁極4と固定磁極6Xとの間に吸引力が存在するが、固
定磁極6Yの左右の極性がN、Sとなるため、可動磁極4
と固定磁極6Yとの間に第4図のeに示す駆動力Y2(反発
力)が生じ、第5図の(C)に示すように、可動磁極4
は固定磁極6Yに反発して正のY方向に移動する。
そして、時間T5では固定磁極6Yの左右の磁極はN、S
を維持するので、可動磁極4と固定磁極6Yとの間に反発
力が存在するが、固定磁極6Xの極性がSとなるため、可
動磁極4と固定磁極6Xとの間に第4図のfに示す駆動力
X2(反発力)が生じ、第5図の(D)に示すように、可
動磁極4は固定磁極6Xに反発して負のX方向に移動し、
元の位置に復帰するのである。
このような動作は、時間T6以降でも同様に連続して行
われ、連続した一巡動作によって可動磁極4の移動軌跡
は、第5図に示す可撓性シャフト8の矩形の移動軌跡
O、P、Q、Rを通って、第5図の(A)、(B)、
(C)および(D)のように周回運動を繰り返す。した
がって、各駆動ユニットM1、M2、M3……の可動磁極4の
上面に、物体2が移動軌跡R、Oの区間で接するように
すれば、物体2は、可動磁極4の周回運動の中の駆動力
X2を受けて、可動磁極4の移動軌跡R、Oの区間の運動
変位ΔDに従って移動することになる。運動変位ΔD
は、各駆動ユニットM1、M2、M3……の1回の周回運動に
よって生じるもので、物体2は、配列された駆動ユニッ
トM1、M2、M3……によって連続的に駆動ユニットM1
M2、M3……上を移動し、搬送されるのである。
そして、可動磁極4の周回方向は、第5図に示した周
回動作では反時計方向となっているが、駆動電流Ix、Iy
の方向を変えて駆動力Y1、X1、Y2、X2を逆方向に生じさ
せれば、駆動力の発生方向はX2→Y2→X1→Y1となり、可
動磁極4の周回運動は、時計方向になるので、駆動電流
Ix、Iyの方向切換えによって、物体2の搬送方向を任意
に設定できる。
ところで、このコンベヤにおいて、物体2の搬送速度
は、可動磁極4の周回運動の速度に依存するが、この周
回運動の速度は各駆動コイル10X、10Yに加える駆動電流
Ix、Iyの周波数に比例し、駆動力X1、X2、Y1、Y2の大き
さは、駆動電流Ix、Iyの大きさ(振幅)に依存するの
で、制御回路18で駆動電流Ix、Iyの周波数および大きさ
を制御して任意の周回速度および任意の大きさを持つ駆
動力を容易に得ることができ、物体2の搬送速度を任意
に設定できる。
また、物体2の搬送距離は、各駆動ユニットM1、M2
M3……の移動変位ΔDを単位として任意に設定でき、移
動変位ΔDの大きさも、可動磁極4と固定磁極6Xとの運
動可能間隔に依存するので、その間隔によって任意に設
定できるとともに、物体2の微小送りが可能である。
そして、駆動ユニットM1、M2、M3……は、直線状、曲
線状、円環状、矩形状の他、十字路状に配置することが
でき、任意の形状の搬送路を形成して物体2を搬送する
ことができる。
また、第1図に示した複数の駆動ユニットM1、M2、M3
……について、第6図に示すように、可動磁極4の支持
中心である可撓性シャフト8を挟んで左右に駆動コイル
20を巻回して電磁石とし、被搬送物としての物体2との
吸着を可能にしてもよい。この場合、物体2は、それ自
体が強磁性体で構成されるか、吸着可能な着磁面を備え
ることが必要である。そして、可動磁極4の駆動コイル
20の駆動入力端子22a、22b間には、駆動回路24から駆動
電流Imを流し、制御回路18によって駆動電流Imの方向を
変えることにより、左右の極性N、Sを任意に設定する
ようにする。
このように可動磁極4を電磁石にした場合、第7図の
gおよびhに示すように、同期した方形波状の駆動電流
Im、Ixを駆動コイル20、10Xに流すと、駆動電流Imによ
って可動磁極4の磁極面には、第7図のgに表したよう
に、左右に磁極S、Nまたは磁極N、Sが一定の周期で
交互に生じ、また、駆動電流Ixによって固定磁極6Xの可
動磁極4に対する磁極面には、第7図のhに表した磁極
N、Sが一定の周期で交互に生じる。また、駆動コイル
10Yに駆動電流Iyを流すと、固定磁極6Yには、第7図の
iに示すように、左右の極性をS、Nとした固定極性が
生じる。
そこで、時間T1では、可動磁極4の左右の極性がS、
Nとなるので、各固定磁極6X、6Yと可動磁極4との間に
反発力が生じている。そして、時間T2では可動磁極4の
左右の極性がN、Sとなり、これに対応して固定磁極6X
の極性はSとなるので、可動磁極4と固定磁極6Xとの間
に反発力が作用しながら、可動磁極4と固定磁極6Yとの
間に、第7図のjに示すように駆動力Y1(吸引力)が生
じ、第8図の(H)に示すように、可動磁極4が固定磁
極6Yに引き付けられて負のY方向に移動する。
時間T3では可動磁極4の左右の極性はN、Sを維持す
るので、可動磁極4と固定磁極6Yとの間に吸引力が存在
するが、第8図の(I)に示すように、固定磁極6Xの極
性がNとなるため、可動磁極4と固定磁極6Xとの間に、
第7図のkに示すように駆動力X1(吸引力)が生じ、可
動磁極4が固定磁極6Xに引き付けられて正のX方向に移
動する。
時間T4では第8図の(J)に示すように、可動磁極4
の左右の極性がS、Nとなり、これに対応して固定磁極
6Xの極性はSとなるので、可動磁極4と固定磁極6Xとの
間に反発力が作用しながら、可動磁極4と固定磁極6Yと
の間に第7図のlに示す駆動力Y2(反発力)が生じ、可
動磁極4は固定磁極6Yに反発して正のY方向に移動す
る。このとき、可動磁極4の極性S、Nに対応して物体
2の着磁面にN、Sの極性が生じて可動磁極4と物体2
とが吸着する。
時間T5では可動磁極4の左右の磁極はS、Nを維持す
るので、可動磁極4と固定磁極6Yとの間に反発力が存在
するが、第8図の(K)に示すように、固定磁極6Xの極
性がNとなるため、可動磁極4と固定磁極6Xとの間に第
7図のmに示す駆動力X2(反発力)が生じ、可動磁極4
は固定磁極6Xに反発して負のX方向に移動し、元の位置
に復帰する。これによって、物体2に搬送力として作用
する正のX方向の移動変位ΔDが生じる。
時間T6では第8図の(H)に示すように、可動磁極4
の左右の極性がN、Sとなり、これに対応して固定磁極
6Xの極性はSとなるので、可動磁極4と固定磁極6Xとの
間に反発力が作用しながら、可動磁極4と固定磁極6Yと
の間に第7図のjに示す駆動力Y1(吸引力)が生じ、可
動磁極4が固定磁極6Yに引き付けられて負のY方向に移
動する。
したがって、このような連続した一巡動作によって生
じた可動磁極4の移動軌跡は、第8図に示す可撓性シャ
フト8の矩形の移動軌跡O、P、Q、Rを持った周回運
動を成しており、連続した時間T7、T8、T9……の経過に
したがって可動磁極4は第8図の(H)、(I)、
(J)および(K)のように周回運動を繰り返す。そこ
で、物体2は、各駆動ユニットM1、M2、M3……の可動磁
極4が物体2の着磁面に移動軌跡R、Oの区間で接する
ようにすれば、可動磁極4の周回運動の中の駆動力X2
よって物体2が移動するのである。
ところで、物体2の移動と可動磁極4の周回運動との
関係を見ると、第8図の(J)に示すように、可動磁極
4の極性S、Nに対応して物体2の着磁面にN、Sの極
性の着磁が生じるため、可動磁極4に物体2が強固に吸
着される。このような吸着状態が連続して続くと、可動
磁極4の移動を妨げる原因になるが、これは、可動磁極
4が電磁石で構成されている利点を活かし、第8図の
(K)から第8図の(H)に至る可動磁極4の極性変化
と物体2の着磁面の磁極の関係が示すように、駆動コイ
ル20に対する駆動電流Imを逆方向に流して極性をS、N
からN、Sに反転させるので、物体2の着磁極性N、S
と可動磁極4との間に反発力が作用し、物体2を移動さ
せた後、反発力によって可動磁極4から物体2を引き離
すことができ、たとえば、駆動ユニットM1にあった物体
2を次の駆動ユニットM2側に渡すことができるのであ
る。
したがって、このように可動磁極4を電磁石にして物
体2を吸着するようにすると、平面的な搬送だけでな
く、傾斜面や垂直面などの立体的な搬送も可能になると
ともに、平面上の搬送でも可動磁極4と物体2の滑りが
防止できるので、可動磁極4の移動を確実に物体2に伝
達して物体2を搬送できる。そして、可動磁極4に吸着
した状態で物体2を下方に吊り下げて搬送することもで
き、その場合、可動磁極4の着磁を切ることによって、
搬送した物体2を落下させて、所定の搬送位置に物体2
を移すことができる。
なお、第6図に示した実施例では固定磁極6X、6Yを電
磁石で構成したが、何れか一方を永久磁石で構成しても
よい。
また、各実施例の駆動ユニットM1、M2、M3……の可動
磁極4の周回移動について、Pの位置の通過を省略して
Oの位置からQの位置に移動させる三角形の周回移動と
してもよく、このようにすれば、Pの位置を通らないの
で、その分だけ周回速度を速くすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、各駆動ユニ
ットの可動磁極、第1および第2の固定磁極に生じさせ
た極性に応じたX、Y方向の移動によって、固定磁極側
の駆動電流の方向およびその振幅に応じた周回運動を得
られるので、極めて簡単な構成で、機械的な運動変換手
段を伴うことなく、任意の方向に任意の送り変位で運搬
でき、しかも、駆動ユニットの配列形態に応じて任意の
距離および位置に物体を運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のコンベヤの第1実施例を示す図、第
2図は第1図に示した駆動ユニットの可動磁極の具体的
な支持形態の一例を示す図、第3図は第1図に示したコ
ンベヤの駆動ユニット単体の具体的な構成例を示す図、
第4図は第1図に示した駆動ユニットの駆動電流および
駆動力を示すタイミングチャート、第5図は第1図に示
した駆動ユニットの可動磁極の周回運動軌跡を示す図、
第6図はこの発明のコンベヤの第2実施例である駆動ユ
ニットの具体的な構成例を示す図、第7図は第6図に示
した駆動ユニット単体の駆動電流および駆動力を示すタ
イミングチャート、第8図は第6図に示した駆動ユニッ
トにおける可動磁極の周回運動軌跡を示す図である。 M、M1、M2、M3、M4……駆動ユニット、2……物体、4
……可動磁極、6X……第1の固定磁極、6Y……第2の固
定磁極、20……駆動コイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送すべき物体の搬送面を備え、X方向及
    びY方向に移動可能に支持された可動磁極と、 この可動磁極に対してX方向の磁力を作用させて前記可
    動磁極をX方向に移動させる第1の固定磁極とともに、
    前記可動磁極に対してY方向の磁力を作用させて前記可
    動磁極をY方向に移動させる第2の固定磁極を備え、こ
    れら第1及び第2の固定磁極を交互に励磁させて前記可
    動磁極を間欠的にX、Y方向に移動させることにより、
    前記物体の前記搬送面と前記物体と接離させるととも
    に、前記可動磁石を特定の移動経路で移動させる駆動ユ
    ニットと、 この駆動ユニットによる磁力作用によって前記移動経路
    を移動する前記可動磁石の前記搬送面上に接する前記物
    体を搬送するコンベヤ。
  2. 【請求項2】前記可動磁極は、駆動コイルを巻回した電
    磁石で構成した特許請求の範囲第1項に記載のコンベ
    ヤ。
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DE3421468A1 (de) * 1984-06-08 1985-12-19 Dr. Rentschler Arzneimittel Gmbh & Co, 7958 Laupheim Lipidnanopellets als traegersystem fuer arzneimittel zur peroralen anwendung

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