JPH08115650A - 電磁接触器 - Google Patents

電磁接触器

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JPH08115650A
JPH08115650A JP25360194A JP25360194A JPH08115650A JP H08115650 A JPH08115650 A JP H08115650A JP 25360194 A JP25360194 A JP 25360194A JP 25360194 A JP25360194 A JP 25360194A JP H08115650 A JPH08115650 A JP H08115650A
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electromagnetic contactor
rotary solenoid
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cam
rotary
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JP25360194A
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Toshiki Tsutsumi
俊樹 堤
Hiroshi Hara
弘視 原
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Togami Electric Mfg Co Ltd
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Togami Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁接触器開閉時の衝撃音を著しく低減する
こと。 【構成】 可動接触子1の直線的運動により可動接触子
1が固定接触子2と接離する電磁接触器において、可動
接触子1閉成の駆動源としてロータリーソレノイド9を
使用し、かつ同ロータリーソレノイド9の回転運動を可
動接触子1の直線運動に変換する動力伝達機構を設けた
電磁接触器。ロータリーソレノイド9と可動接触子1間
の動力伝達機構にカム4を使用することができる。ま
た、ロータリーソレノイドの回転軸3を電磁接触器の開
放状態の位置に復帰させる手段として、反発スプリング
等の弾性体を用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁接触器に関し、特に
可動接触子の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁接触器は可動接触子を駆動さ
せるために直線的に上下運動する電磁石が駆動源として
利用されている。これは、上下一対の鉄心の下方に巻い
たコイルに電流を流すことにより鉄心を磁化し、その吸
引力によって可動接触子を駆動させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁接触器では、可動鉄心および固定鉄心の衝突時の衝
撃音が大きく、特に大型の電磁接触器では騒音となるこ
とがある。これを解決するために、従来は防音、防振の
ための手段がとられてきたが、本質的な音の低減には結
びつかなかった。本発明が解決すべき課題は、電磁接触
器開閉時の衝撃音を著しく低減することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の電磁接触器は、可動接触子の直線的運動に
より可動接触子が固定接触子と接離する電磁接触器にお
いて、前記可動接触子閉成の駆動源としてロータリーソ
レノイドを使用し、かつ同ロータリーソレノイドの回転
運動を前記可動接触子の直線運動に変換する動力伝達機
構を設けたものである。前記ロータリーソレノイドと可
動接触子間の動力伝達機構にカムを使用することができ
る。また、ロータリーソレノイドの回転軸を電磁接触器
の開放状態の位置に復帰させる手段を弾性体とすること
ができる。
【0005】
【作用】投入時にロータリーソレノイドに駆動電圧を印
加すると、ロータリーソレノイドの回転軸が回転し、こ
の回転運動はカム等の動力伝達機構を介して可動接触子
の直線運動に変換され、可動接触子を固定接触子に接触
させて主回路を閉じる。開放時はロータリーソレノイド
の駆動電圧を切ると回転軸のトルクはなくなり、ロータ
リーソレノイドに組み込まれた弾性体と主接触スプリン
グの反発力で主回路を開く。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に基づ
き、詳細に説明する。図1は本発明に係る実施例の本体
断面図である。図中1は可動接触子、2は固定接触子、
3はロータリーソレノイドの回転軸、4はカム、5はカ
ム受け、6は連結部、7は上下座、8は主接触スプリン
グ、9はロータリーソレノイド、10は電磁接触器本体
ケース、11は反発スプリング、12は回転軸受、13
は貫通孔、14は反発スプリング収納部である。
【0007】ロータリーソレノイド9は電磁接触器本体
ケース10に固定されている。ロータリーソレノイドの
回転軸3にはカム4が固定されており、カム4にはカム
受け5が貫通しており、更にカム受け5は連結部6に固
定されている。この連結部6は上下座7に接続されてお
り、上下座7には可動接触子1が取り付けられ、固定接
触子2との間で可動接触子1が上下することにより主回
路の開閉動作を行う。
【0008】図2はロータリーソレノイド9を背面より
見た図であり、反発スプリング収納部14の内部におい
てロータリーソレノイドの回転軸3にゼンマイ状の反発
スプリング11が取り付けられている。
【0009】図3は図1で使用したカム4の構造図で、
カム4にはロータリーソレノイドの回転軸3を固定させ
るための回転軸受12とカム受け5を通すための湾曲し
た貫通孔13が設けられている。
【0010】図4はカム4の回転に伴う連結部6の動き
を図示したもので、図4(a)は主回路開放時、図4
(b)は主回路投入時の状態を示したものである。図1
および図4に基づき動作の説明を行う。
【0011】<主回路投入時>主回路開放時(図4
(a))から投入状態(図4(b))へは、ロータリー
ソレノイド9に駆動電圧を加えるとロータリーソレノイ
ドの回転軸3がある一定角度回転し、これに固定された
カム4が回転する。カム4が回転すると貫通孔13に通
したカム受け5が貫通孔13の湾曲した形状に沿って動
く。この動きに応じてカム受け5に接続した連結部6が
同時に下方に移動し、主回路を閉じる。図4(a)と図
4(b)を比較して、Lで示した部分が最終的に可動接
触子1が動く変位量となる。
【0012】<主回路開放時>ロータリーソレノイド9
の駆動電圧を切ると、ロータリーソレノイドの回転軸3
の回転力がなくなりフリーとなる。ロータリーソレノイ
ドの回転軸3は反発スプリング収納部14の中に取り付
けられた反発スプリング11(図2参照)によって投入
時とは反対方向に回転する。この回転によりカム4も反
対方向に回転し、カム受け5が押し上げられ、連結部6
が上方に移動し主回路を瞬時に開放する。
【0013】以上のようにロータリーソレノイドおよび
カムを使用した電磁接触器は、従来の鉄心を使用したも
のに比べ、衝突する部分がないので、電磁石から発生す
る音はほとんどなく、主接点の接触音のみである。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
を奏する。
【0015】 電磁接触器の可動接触子の駆動源とし
てロータリーソレノイドを用いているので、電磁接触器
の開閉衝撃音を主回路接点の接触音だけにとどめること
ができ、著しい静音効果がある。従来は、電磁接触器の
投入時および開放時にはほぼ同程度の衝撃音が発生して
いたが、本発明では双方の場合ともに静音化できる。
【0016】 従来は投入時に鉄心どうしが吸引衝突
する際、機械的な反発があったが、本発明では可動接触
子の運動がカムの貫通孔に沿う動きだけに限定されるた
め、メカニズム的な反発がなく、防振面での効果が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施例の本体断面図である。
【図2】 ロータリーソレノイドの背面図である。
【図3】 図1で使用したカムの構造図である。
【図4】 カムの回転に伴う一連の動作を示すもので、
(a)は主回路開放時、(b)は主回路投入時の状態を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 可動接触子、2 固定接触子、3 ロータリーソレ
ノイドの回転軸、4 カム、5 カム受け、6 連結
部、7 上下座、8 主接触スプリング、9 ロータリ
ーソレノイド、10 電磁接触器本体ケース、11 反
発スプリング、12回転軸受、13 貫通孔、14 反
発スプリング収納部、L 変位量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接触子の直線的運動により可動接触
    子が固定接触子と接離する電磁接触器において、前記可
    動接触子閉成の駆動源としてロータリーソレノイドを使
    用し、かつ同ロータリーソレノイドの回転運動を前記可
    動接触子の直線運動に変換する動力伝達機構を設けたこ
    とを特徴とする電磁接触器。
  2. 【請求項2】 ロータリーソレノイドと可動接触子間の
    動力伝達機構にカムを使用したことを特徴とする請求項
    1記載の電磁接触器。
  3. 【請求項3】 ロータリーソレノイドの回転軸を電磁接
    触器の開放状態の位置に復帰させる手段を弾性体とした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電磁接触器。
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