JPH0811453A - スクリーン印刷方法および装置 - Google Patents

スクリーン印刷方法および装置

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Publication number
JPH0811453A
JPH0811453A JP17010294A JP17010294A JPH0811453A JP H0811453 A JPH0811453 A JP H0811453A JP 17010294 A JP17010294 A JP 17010294A JP 17010294 A JP17010294 A JP 17010294A JP H0811453 A JPH0811453 A JP H0811453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
printing
expansion
squeegee
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP17010294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sato
正秋 佐藤
Masayoshi Ogawa
正義 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17010294A priority Critical patent/JPH0811453A/ja
Publication of JPH0811453A publication Critical patent/JPH0811453A/ja
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でスクリーンの歪を減少させ印刷
精度の向上を図ったスクリーン印刷手段を提供する。 【構成】 印刷パターンに対応した開口部3を有するス
クリーン2をスキージ5により擦って印刷するスクリー
ン印刷方法において、上記スクリーン2の開口部3以外
の部分にスクリーンの伸縮抑制用部材4を貼付した状態
で該スクリーン2をスキージ5により擦って印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置その他の電子
部品の回路等を基板上に形成するためのスクリーン印刷
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等を搭載するプリント基板上
に配線その他のパターンを形成するために従来よりスク
リーン印刷方法が用いられている。このスクリーン印刷
方法は、図2に示すように、フレーム11にスクリーン
12を張り付けて保持し、スキージ13によりこのスク
リーン12を矢印Aのように擦ってインクやレジストを
スクリーン下面側に配置した基板(図示しない)上に印
刷するものである。スクリーン12には、配線パターン
やランドパターン等の印刷パターンに対応した開口部が
形成されレジスト等の印刷液はこの開口部を通してスク
リーン12下面の基板上に印刷される。このようなスク
リーン12は合成繊維あるいは絹またはその他の有機材
料織物からなるメッシュ材により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スクリーン印刷においては、図2に示すように、スキー
ジ13で擦った際スクリーン12が伸されて変形し特に
スクリーン中央部の変形が大きくなり円弧状の歪14が
発生する場合があった。従って、刷り上がった印刷パタ
ーンが扇形に変形し印刷精度が低下するという問題があ
った。
【0004】また、このようなスクリーンの伸縮性によ
る問題に対処するために、ステンレス等の非伸縮性材料
により形成したスクリーンを用いた場合には、スクリー
ンの復元性が乏しくなるためスキージによる良好な印刷
が達成されず、また繰り返し使用の後に刷り上がりの形
状変化が大きくなるという問題が発生する。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、簡単な構成でスクリーンの歪を減少さ
せ印刷精度の向上を図ったスクリーン印刷方法および装
置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、印刷パターンに対応した開口部を有す
るスクリーンをスキージにより擦って印刷するスクリー
ン印刷方法において、上記スクリーンの開口部以外の部
分にスクリーンの伸縮抑制用部材を貼付した状態で該ス
クリーンをスキージにより擦って印刷することを特徴と
するスクリーン印刷方法を提供する。
【0007】また本発明に係るスクリーン印刷装置は、
印刷パターンに対応した開口部を有しかつ該開口部以外
の部分に伸縮抑制用部材を貼付したスクリーンを具備し
たことを特徴としている。
【0008】好ましい実施例においては、前記伸縮抑制
用部材は金属材料からなり、かつスクリーンの印刷面積
(前記スクリーンの開口部上を移動するスキージの摺動
面積に対応する)に対する上記伸縮抑制用部材の貼付面
積の割合が約20%以下であることを特徴としている。
【0009】
【作用】スクリーンに貼付された伸縮抑制用部材により
スキージで擦られた際のスクリーンの局部的な歪の発生
が減少し開口部印刷パターンの変形が防止される。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係るスクリーン印刷で用いる
スクリーンの構成を示す。(A)は上面図、(B)は側
面図である。フレーム1の下面側に合成繊維織物等ある
いは絹またはその他の有機材料織物のメッシュ材からな
るスクリーン2が張り付けられて保持される。このスク
リーン2は印刷形成すべきパターン形状の開口部3を有
している。この開口部3は、通常のスクリーン印刷で用
いられているマスキング用乳剤でパターン以外の部分を
覆うことによりパターン部分のスクリーンメッシュ材を
露出させたものである。このような開口部3を通してイ
ンクやレジストがスクリーン2の下面側に設置したプリ
ント基板(図示しない)上に印刷される。この実施例に
おいては、これらの開口部3の周辺部分のスクリーン2
の上面または下面に、ステンレスからなるスクリーン伸
縮抑制用部材4が例えばゴム系の接着剤で貼付けられ
る。この伸縮抑制用部材4の寸法は、スクリーン全体の
大きさや印刷パターンの配列や大きさ等によるが、例え
ば幅が0.5〜30mm、好ましくは0.5〜5mm、
厚さは0.05〜0.5mm、好ましくは0.05〜
0.2mmである。また長さは開口部3に沿った長さで
あり、スキージ5が摺動する長さをカバーする寸法とす
る。また、伸縮抑制用部材4の合計貼付面積はスクリー
ン2の印刷エリヤに対し約20%以下とすることが望ま
しい。貼付面積がこれ以上広過ぎるとスクリーンの伸縮
特性を制限しすぎて印刷が円滑に行われなくなるととも
に復元性が低下し繰り返し印刷した場合の形状変化が大
きくなるからである。なお、ここでいう印刷エリヤとは
ほぼスクリーン面積に対応する面積であるが、さらに好
ましくは印刷パターンの開口部3を覆って移動するスキ
ージ5の摺動面積に対応した面積である。
【0011】以上のような構成のスクリーンを用いて、
スキージ5により開口部3の上面を矢印Aのように擦っ
て摺動させることにより、開口部3の形状に対応した印
刷パターンがプリント基板上に印刷される。このとき、
スキージ5の摺動部分にはステンレスからなる伸縮抑制
部材4が貼付されているため、開口部3部分のスクリー
ン2の伸びが抑えられるとともに全体的にスクリーン中
央部の大きな歪の発生が防止され印刷精度が高められ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、スクリーンに対し適当な大きさのステンレス等から
なる伸縮抑制用部材を貼付しているため、適度な伸縮性
を保持したままスクリーンの伸びを抑制し、特にスクリ
ーン中央部に発生する大きな歪の発生を防止して印刷の
品質を向上させ、繰り返し印刷した場合や重ね刷り印刷
した場合の精度を高めることができる。また、スクリー
ンの歪が減少して寸法や形状が安定して維持されるた
め、使用寿命が延びるとともに保守も容易になってコス
トの低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)(B)はそれぞれ本発明の実施例に係
るスクリーンの平面図および側面図である。
【図2】 (A)(B)はそれぞれ従来のスクリーンの
平面図および側面図である。
【符号の説明】
1:フレーム 2:スクリーン 3:開口部 4:伸縮抑制用部材 5:スキージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷パターンに対応した開口部を有する
    スクリーンをスキージにより擦って印刷するスクリーン
    印刷方法において、上記スクリーンの開口部以外の部分
    にスクリーンの伸縮抑制用部材を貼付した状態で該スク
    リーンをスキージにより擦って印刷することを特徴とす
    るスクリーン印刷方法。
  2. 【請求項2】 印刷パターンに対応した開口部を有しか
    つ該開口部以外の部分に伸縮抑制用部材を貼付したスク
    リーンを具備したことを特徴とするスクリーン印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮抑制用部材は金属材料からな
    り、かつスクリーンの印刷面積に対する上記伸縮抑制用
    部材の貼付面積の割合が約20%以下であることを特徴
    とする請求項2に記載のスクリーン印刷装置。
JP17010294A 1994-06-29 1994-06-29 スクリーン印刷方法および装置 Pending JPH0811453A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010120286A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Sanyu Rec Co Ltd 印刷用マスク及びこれを用いた基板への印刷方法
CN104290434A (zh) * 2014-09-03 2015-01-21 安徽省大富光电科技有限公司 印刷用金属丝网
CN104290433A (zh) * 2014-09-03 2015-01-21 安徽省大富光电科技有限公司 印刷用丝网组件及其制造方法
CN109130467A (zh) * 2017-06-16 2019-01-04 日本梅克特隆株式会社 刮刀、刮刀板保持具、丝网印刷装置

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