JPH08113481A - 無人フォークリフト - Google Patents

無人フォークリフト

Info

Publication number
JPH08113481A
JPH08113481A JP24752494A JP24752494A JPH08113481A JP H08113481 A JPH08113481 A JP H08113481A JP 24752494 A JP24752494 A JP 24752494A JP 24752494 A JP24752494 A JP 24752494A JP H08113481 A JPH08113481 A JP H08113481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unmanned forklift
bumper
contact
obstacle
forklift truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24752494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3304641B2 (ja
Inventor
Naoki Goto
直紀 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP24752494A priority Critical patent/JP3304641B2/ja
Publication of JPH08113481A publication Critical patent/JPH08113481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3304641B2 publication Critical patent/JP3304641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行方向変更時に側面が障害物に衝突して
も、無人フォークリフトや衝突された障害物の損傷を防
止する無人フォークリフトを提供する。 【構成】 レーザー投受光手段9を備えた無人フォーク
リフト1の前面下部及び側面下部にバンパー12が設け
られ、バンパー12の外側面には水平方向全長に渡って
上下2本の接触式センサ14が取付けられている。接触
式センサ14は、第1の突起15及び第2の突起16が
バンパー12の取付溝13に係合するように嵌め込むの
みで容易に取付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行空間の壁面などに
複数設けられた反射体との位置関係を搭載しているレー
ザー投受光手段により三角計量によって判断しながら目
的位置まで走行する無人フォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行空間の壁面などに複数設けら
れた反射体との位置関係を搭載しているレーザー投受光
手段により三角計量によって判断しながら目的位置まで
走行する無人フォークリフトはが提案されており、この
無人フォークリフトにおいては、前面下部に障害物に対
する衝突時の衝撃緩衝のためのバンパーが設けられてい
る。バンパーには障害物との衝突を検出するための接触
式センサが接着されており、この接触式センサが衝突を
検出すると無人フォークリフトは非常停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のレーザー投受光
手段を備えた無人フォークリフトは、走行空間において
自由な走行ルートで走行することができるので、左右折
或いは旋回等の進行方向変更の際、側面が障害物に衝突
する可能性は床面に敷設したレールや誘導線に案内され
て所定の走行ルートを走行するタイプの無人フォークリ
フトに比べて高い。
【0004】しかしながら、従来のレーザー投受光手段
を備えた無人フォークリフトでは、バンパーが前面にし
か設けられておらず、側面のバンパーのない部分が障害
物に衝突すると無人フォークリフトや衝突された障害物
が損傷する虞れがあった。また、側面には衝突を検出す
るセンサも設けられていないので、衝突後も無人フォー
クリフトが走行しようとすることによりさらに損傷の度
合が大きくなる虞れがあった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、走行方向変更時に側面が障害物に衝突しても、無人
フォークリフトや衝突された障害物の損傷を防止する無
人フォークリフトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、走行空間に設けられた複数
の反射体に向けてレーザー光を投光するとともに反射体
からの反射光を受光するレーザー投受光手段を備えた無
人フォークリフトであって、側面下部にバンパーを設け
たことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、前記バンパーには
取付溝が形成され、該取付溝にはそれに係合する突起を
有する接触式センサが嵌め込まれたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、前記取付溝は上下
に2本形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、無人フォークリフト
の側面が障害物に衝突した場合、側面下部に設けたバン
パーによって衝撃が緩和される。
【0010】請求項2記載の発明では、前記バンパーに
は取付溝が形成され、接触式センサは取付溝に係合する
突起を有するのでバンパーに対する接触式センサの着脱
が容易になる。接触式センサによって障害物への衝突が
検出されると、無人フォークリフトは直ちに停止され
る。
【0011】請求項3記載の発明では、バンパーには上
下に2本の取付溝が形成されて接触式センサも上下に2
本取付けられるので、1本の場合と比べて高さ方向の衝
突検出可能範囲が大きくなり、衝突検出の確実性が高く
なる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限
定されるものではない。図1は本発明の実施例を示す無
人フォークリフトの側面図、図2は図1の無人フォーク
リフトの正面図、図3はバンパーの断面図、図4は接触
式センサの拡大断面図である。尚、本明細書において、
前とは図1の右側、後とは同図左側であり、右とは図1
紙面表側、左とは同図紙面裏側であり、上とは図1上
側、下とは同図下側である。
【0013】無人フォークリフトは制御手段を搭載して
おり、この制御手段内に走行空間のレイアウトマップを
記憶している。無人フォークリフトは地上側のコントロ
ーラから無線により搬送指令を受けると、車輪を操舵す
るとともに、車輪の回転数を検出するエンコーダにより
走行距離を監視しながら、レイアウトマップに従って目
的位置まで完全自律走行するようになっている。しかし
ながら、完全自律走行とはいっても、車輪のスリップな
どによって所定の経路から若干ずれる虞れがある。そこ
で、搭載しているレーザー投受光手段から走行空間の壁
面などに複数設けられた反射テープなどの反射体(この
設定位置も予め制御手段内に記憶されている)に向けて
レーザー光を投光し、反射体から返ってくる反射光の量
(反射体までの距離)と方向により、三角計量によって
自己の位置を判断し、所定経路からのずれを修正しなが
ら目的位置まで正確に走行するようになっている。
【0014】図1及び図2を用いて無人フォークリフト
について説明する。無人フォークリフト1は、車体本体
2と、車体本体2の後部に設置され、車体本体2に対し
て上下に昇降自在及び前後にスライド自在なフォーク3
を有するフォーク装置4とを含み、車体本体2の底面に
設けられた車輪5が回転して地上を走行する。車体本体
2の前面に設けられた複数の衝突防止センサ7が前方の
障害物を検出すると、無人フォークリフト1が減速・停
止する。
【0015】また、車体本体2の前面上部には左右一対
の走行表示灯6が設けられている。走行表示灯6の発光
源にはLED(発光ダイオード)(図示しない)が用い
られている。走行表示灯6内には左右それぞれ4枚のL
ED基盤が設置されており、各基盤上には複数のLED
が上下2列になるように並べられている。各基盤は並列
に接続されていて、1つの基盤上のLEDが断線等で消
灯しても他の基盤上のLEDは消灯しないようになって
いる。同一基盤においては同列のLEDは直列に各列の
LEDは並列に接続されていて、1つのLEDが消灯す
るとそれと同列のLEDのみ全て消灯するようになって
いる。
【0016】左右一対の走行表示灯6は、無人フォーク
リフト1の走行状態に応じてその点灯状態を変えるよう
になされ、無人フォークリフト1の電源をオンすると双
方が点灯し、無人フォークリフト1が走行している時は
双方が同時に点滅し、無人フォークリフト1が走行経路
を変更する時には変更する方向のみが点滅し、無人フォ
ークリフト1が何らかの異常により停止している場合に
は双方が交互に点滅する。
【0017】車体本体2の上面には、上方に伸びる左右
一対の側枠8aと、その上部を連結する上枠8bとより
成る取付枠8が取付けられている。上枠8bの中央上面
には、水平に360度回転しながら走行空間に設けられ
た複数の反射板(図示しない)に向けてレーザー光を投
光するとともに反射体からの反射光を受光するレーザー
投受光手段9が搭載されている。上枠8bの中央下面に
はレーザー投受光手段9の直ぐ下方に位置するようにし
てレーザー表示灯10が設けられている。レーザー表示
灯10も発光源としてLEDが用いられ、レーザー投受
光手段9の作動中に点灯するようになされている。側枠
8aには無人フォークリフト1が後進中に点灯するバッ
ク表示灯11が設けられている。作業者は走行表示灯
6、バック表示灯11によって無人フォークリフト1の
走行状態、及びレーザ表示灯10によってレーザー投受
光手段9の作動状態を知ることができる。
【0018】車体本体2の前面下部及び側面下部に、シ
リコンゴム等の弾性体で形成されたバンパー12が設け
られている。バンパー12は前方向及び左右方向に車体
本体2よりはみ出しており、無人フォークリフト1が障
害物に衝突した際の衝撃を緩和する。バンパー12の外
側面には水平方向の全長に渡って上下2本の接触式セン
サ14が取付けられている。バンパー12には水平方向
の全長に渡って2段の階段状の取付溝13が形成され、
接触式センサ14に形成された第1の突起15及び第2
の突起16を取付溝13の各段に係合するように嵌め込
むのみで、バンパー12に対する接触式センサ14の取
付けを容易に行うことができる。尚、接触式センサ14
の主要材質もバンパー12と同様にゴム等の弾性体とな
っており、双方の弾性力を利用することで容易に取付け
ることができるとともに、取付後において係合面に働く
摩擦力によって無人フォークリフト1の走行中に接触式
センサ14が外れることがない。
【0019】接触式センサ14は内部に間隔をあけて対
向するように配置された2枚の電極17を有しており、
これらの電極同士が接触して通電することによって衝突
を検出する。尚、衝突検出の確実性を上げるために電極
同士の接触時に位置ずれしないで接触面積が大きくなる
ように、2枚の電極17のそれぞれ対向する面18には
ローレット加工を施して凹凸が形成されている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、走行方向変更時に無人フォークリフトの側面が障
害物に衝突した場合でも、側面下部に設けたバンパーに
よって衝撃が緩和されるので、無人フォークリフトや衝
突された障害物の損傷を防止することができる。
【0021】請求項2記載の発明では、前記バンパーに
は取付溝が形成され、接触式センサは取付溝に係合する
突起を有するので、バンパーに対する接触式センサの取
付けは勿論、交換時等の取外しも容易になる。また、接
触式センサによって障害物への衝突が検出されると直ち
に無人フォークリフトを停止させることができるので、
衝突後も無人フォークリフトが走行しようとすることに
よる無人フォークリフトや衝突された障害物の損傷を防
止することができる。
【0022】請求項3記載の発明では、バンパーには上
下に2本の接触式センサが取付けられるので、1本の場
合と比べて高さ方向の衝突検出可能範囲が大きくなり、
1本では検出できない高さに衝突する障害物をも検出す
ることができ、衝突検出の確実性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す無人フォークリフトの側
面図である。
【図2】図1の無人フォークリフトの正面図である。
【図3】バンパーの断面図である。
【図4】接触式センサの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 無人フォークリフト 2 車体本体 9 レーザー投受光手段 12 バンパー 13 取付溝 14 接触式センサ 15 第1の突起 16 第2の突起 17 電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行空間に設けられた複数の反射体に向
    けてレーザー光を投光するとともに反射体からの反射光
    を受光するレーザー投受光手段を備えた無人フォークリ
    フトであって、側面下部にバンパーを設けたことを特徴
    とする無人フォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記バンパーには取付溝が形成され、該
    取付溝にはそれに係合する突起を有する接触式センサが
    嵌め込まれたことを特徴とする請求項1記載の無人フォ
    ークリフト。
  3. 【請求項3】 前記取付溝は上下に2本形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の無人フォークリフト。
JP24752494A 1994-10-13 1994-10-13 無人フォークリフト Expired - Fee Related JP3304641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24752494A JP3304641B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 無人フォークリフト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24752494A JP3304641B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 無人フォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08113481A true JPH08113481A (ja) 1996-05-07
JP3304641B2 JP3304641B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=17164781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24752494A Expired - Fee Related JP3304641B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 無人フォークリフト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3304641B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189126A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nippon Yusoki Co Ltd 三方向スタッキングトラック
CN108657052A (zh) * 2018-06-28 2018-10-16 张亚菊 一种防止碰撞的智能仓库搬运车
CN110775910A (zh) * 2019-10-30 2020-02-11 南京金邦动力科技有限公司 一种带有安全防护系统的agv小车
CN110775884A (zh) * 2019-09-23 2020-02-11 金石机器人银川有限公司 一种快速定位的叉车伺服移动定位叉机构
US11453355B2 (en) 2019-04-02 2022-09-27 The Raymond Corporation Systems and methods for a material handling vehicle with a multi-piece bumper assembly

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189126A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nippon Yusoki Co Ltd 三方向スタッキングトラック
CN108657052A (zh) * 2018-06-28 2018-10-16 张亚菊 一种防止碰撞的智能仓库搬运车
US11453355B2 (en) 2019-04-02 2022-09-27 The Raymond Corporation Systems and methods for a material handling vehicle with a multi-piece bumper assembly
CN110775884A (zh) * 2019-09-23 2020-02-11 金石机器人银川有限公司 一种快速定位的叉车伺服移动定位叉机构
CN110775910A (zh) * 2019-10-30 2020-02-11 南京金邦动力科技有限公司 一种带有安全防护系统的agv小车

Also Published As

Publication number Publication date
JP3304641B2 (ja) 2002-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8421650B2 (en) Wheel guide rail, car wash system and method for centrally positioning a vehicle
JP2002366227A (ja) 移動作業ロボット
JP2011170486A (ja) 方向傾き検出装置、および搬送システム
JP5916011B2 (ja) 無人搬送車
JPH08113481A (ja) 無人フォークリフト
JP4391364B2 (ja) 自走式作業ロボット
JPH02181806A (ja) 自走車の操向位置検出装置およびそのための基準点検出装置
US20220274636A1 (en) Traveling direction state detection device and cart using traveling direction state detection device
JP2019141313A (ja) 自走式掃除機
JP7300889B2 (ja) 移動体および移動体制御方法
JPH08110816A (ja) 無人搬送車
JP2003073093A (ja) 無人フォークリフト
JP3341490B2 (ja) 無人搬送車
JPH0588746A (ja) 走行車の安全装置
JPH08161047A (ja) 無人搬送車走行システムの安全装置
CN220098453U (zh) 三向堆垛叉车
JP4120057B2 (ja) 無人フォークリフト
JP4304588B2 (ja) 物品搬送車
JPH08157196A (ja) 無人フォークリフト
JP3252618B2 (ja) 無人搬送車
JPH08110815A (ja) 無人搬送車システム
CN219906882U (zh) 一种叉货车辆
JP3341491B2 (ja) 無人搬送車
CN220056231U (zh) 仓库搬运系统和用于仓库货物搬运的三向搬运叉车
JP3139436B2 (ja) 通路内安全装置付き可動棚設備

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees