JPH08112895A - インク噴射装置 - Google Patents

インク噴射装置

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JPH08112895A
JPH08112895A JP6252262A JP25226294A JPH08112895A JP H08112895 A JPH08112895 A JP H08112895A JP 6252262 A JP6252262 A JP 6252262A JP 25226294 A JP25226294 A JP 25226294A JP H08112895 A JPH08112895 A JP H08112895A
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工方法が簡便であり、生産性が高くかつ信
頼性の高いインク噴射装置を提供すること。 【構成】 圧電セラミックスプレート102の端面10
2bに、溝103の幅より大きな幅を持つスリット11
1bが形成される。この溝103bとスリット111b
との連通部分には、スリット111bの幅が溝103の
幅より広いので、段部121が形成される。矢印130
cおよび矢印130dの方向からの蒸着によって、スリ
ット111bの側壁のシャドー効果によりスリット11
1bの内面に噴射チャンネルリード線電極109が形成
されると共に、パターン124、125が形成される。
この時、噴射チャンネルリード線電極109は、溝内リ
ード線電極120のように、スリット111bに連通す
る溝103b内にまで形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】今日、これまでのインパクト方式の印字
装置にとってかわり、その市場を大きく拡大しつつある
ノンインパクト方式の印字装置のなかで、原理が最も単
純で、かつ多階調化やカラー化が容易であるものとし
て、インクジェット方式の印字装置が上げられる。なか
でも印字に使用するインク滴のみを噴射するドロップ・
オン・デマンド型が、噴射効率の良さ、ランニングコス
トの安さなどから急速に普及している。
【0003】ドロップ・オン・デマンド型として特公昭
53−12138号公報に開示されているカイザー型、
あるいは特公昭61−59914号公報に開示されてい
るサーマルジェット型がその代表的な方式としてある。
このうち、前者は小型化が難しく、後者は高熱をインク
に加えるためにインクの耐熱性に対する要求が必要とさ
れ、それぞれに非常に困難な問題を抱えている。
【0004】以上のような欠陥を同時に解決する新たな
方式として提案されたのが、特開昭63−247051
号公報に開示されているせん断モード型である。
【0005】図6に示すように、上記せん断モード型の
インク噴射装置600は、底壁601、天壁602及び
その間のせん断モードアクチュエータ壁603からな
る。そのアクチュエータ壁603は、底壁601に接着
され、且つ矢印611方向に分極された下部壁607
と、天壁602に接着され、且つ矢印609方向に分極
された上部壁605とからなっている。アクチュエータ
壁603は一対となってその間にインク流路613を形
成し、且つ次の一対のアクチュエータ壁603の間に
は、インク流路613よりも狭い空間615を形成して
いる。
【0006】各インク流路613の一端には、ノズル6
18を有するノズルプレート617が固着され、各アク
チュエータ壁603の両側面には電極619、621が
金属化層として設けられている。各電極619、621
はインクと絶縁するための絶縁層(図示せず)で覆われ
ている。そして、空間615に面している電極619、
621はアース623に接続され、インク流路613内
に設けられている電極619、621は、アクチュエー
タ駆動回路を与えるシリコン・チップ625に接続され
ている。
【0007】次に、このインク噴射装置600の製造方
法を説明する。まず、矢印611に分極された圧電セラ
ミックス層を底壁601に接着し、矢印609に分極さ
れた圧電セラミックス層を天壁602に接着する。各圧
電セラミックス層の厚みは、下部壁607、上部壁60
5の高さに等しい。次に、圧電セラミックス層に、平行
な溝をダイヤモンドカッティング円板の回転等によって
形成して、下部壁607、上部壁605を形成する。そ
して、真空蒸着によって下部壁607の側面に電極61
9を形成し、その電極619上に前記絶縁層を設ける。
同様にして上部壁605の側面に電極621、前記絶縁
層を設ける。
【0008】上部壁605の天頂部と下部壁607の天
頂部とを接着してインク流路613と空間615とを形
成する。次に、ノズル618が穿孔されているノズルプ
レート617を、ノズル618がインク流路613と対
応するように、インク流路6」13及び空間615の一
端に接着し、インク流路613と空間615との他端を
シリコン・チップ625とアース623とに接続する。
【0009】そして、各インク流路613の電極61
9、621にシリコン・チップ625が電圧を印加する
ことによって、各アクチュエータ壁603がインク流路
613の容積を増加する方向に圧電厚みすべり変形し
て、所定時間後電圧印加が停止されてインク流路613
の容積が増加状態から自然状態となってインク流路61
3内のインクに圧力が加えられ、インク滴がノズル61
8から噴射される。
【0010】しかしながら、上述した構成のインク噴射
装置600では、空間615に面している電極619、
621はアース623に接続され、インク流路613内
に設けられている電極619、621は、アクチュエー
タ駆動回路を与えるシリコン・チップ625に接続され
ているので、各インク流路613内の電極619、62
1に電圧を印加してインクを噴射している。このため、
インク流路613内の電極619、621は、インクと
絶縁するための前記絶縁層で被覆しなければならない。
これは、前記絶縁層がないと、導電性の高いインクであ
ると、短絡する可能性があり、導電性がそれぼど高いく
ないインクであっても電気的,化学的な腐食により、電
極619、621が劣化されて、アクチュエータ壁60
3変形が十分に行われなくなり、印字品質が悪くなると
いった問題があった。従って、インクと電極619、6
21とを絶縁するための前記絶縁層が必要となり、その
ための設備、工程が必要で、生産性が下がり、コストが
上がるといった問題があった。
【0011】以上の問題を解決するために、本出願人は
特願平5−282369のインク噴射装置の駆動方法を
発明した。この発明に開示されている駆動方法を用いた
インク噴射装置を説明する。
【0012】図7、図8及び図9に示すように、インク
噴射装置300は、圧電セラミックスプレート302と
カバープレート320とノズルプレート(図示せず)と
マニホールド部材301とから構成されている。
【0013】その圧電セラミックスプレート302は、
チタン酸ジルコン酸鉛系(PZT)のセラミックス材料
で形成され、圧電セラミックスプレート302には、ダ
イヤモンドブレード等により切削加工され、複数の溝3
03が形成されている。また、その溝303の側面とな
る隔壁306は矢印305の方向に分極されている。そ
れらの溝303は同じ深さであり、かつ平行であり、圧
電セラミックスプレート302の対向する端面302
a、302bに開口して加工されている。
【0014】また、圧電セラミックスプレート302の
端面302aには、スリット311aが溝303に連通
するように1つ置きに形成されている。圧電セラミック
スプレート302の端面302bには、スリット311
bが溝303に連通するように1つ置きに形成されてい
る。そして、スリット311a、311bは交互に形成
されており、スリット311aとスリット311bと
は、隣合う溝303に形成されている。尚、スリット3
11aは、両外側の溝303に設けられている。また、
圧電セラミックプレート302の溝303加工側に対し
て反対側の面302cには、パターン324、325が
形成されている。
【0015】そして、圧電セラミックスプレート302
の溝加工面、且つ端面302aに対して斜め上方の位置
に配置された蒸着源(図示せず)から金属電極308、
309、310が形成される(矢印330a、330b
の方向から蒸着される)。尚、圧電セラミックスプレー
ト302の端面302a及び隔壁306の天頂部に金属
電極が形成されないようにマスクしておく。すると、図
7に示すように、金属電極308は、隔壁306のシャ
ドー効果により溝303の両側面の上半分の領域に形成
される。また、金属電極309は、隔壁306のシャド
ー効果によりスリット311aが形成されていない溝3
03の端面302a側の側面の一部及び底面の一部に形
成される。更に、金属電極310は、スリット311a
の側面壁のシャドー効果によりスリット311aの側面
のうち端面302a側に形成される。尚、金属電極30
8と金属電極309とは電気的に接続され、金属電極3
08と金属電極310とは電気的に接続されている。
【0016】次に、圧電セラミックスプレート302の
面302c、且つ端面302bに対して斜め上方の位置
に配置された蒸着源(図示せず)から金属電極316、
317が形成される(矢印331a、331bの方向か
ら蒸着される)。尚、圧電セラミックスプレート302
の端面302b及び面302cのパターン324、32
5が形成された領域に金属電極が形成されないようにマ
スクしておく。すると、図9に示すように、その金属電
極316は、圧電セラミックスプレート302の面30
2cにおいてスリット311aの底面より端面302a
側の領域及びスリット311a内面の側面の一部に形成
される。このとき、スリット311aに形成された金属
電極310上にも金属電極316が形成されて、スリッ
ト311aの側面に形成された金属電極316が金属電
極310を介して金属電極308と電気的に接続され
る。このため、スリット311aが形成された溝303
aの片側の隔壁306に形成された金属電極308が、
その隔壁306によって構成される溝303bを挟む他
の溝303aにおける該溝303bを構成するもう一つ
の隔壁306に形成された金属電極308と電気的に接
続される。また、金属電極316はパターン324に電
気的に接続される。
【0017】そして、図8及び図9に示すように、金属
電極317は、圧電セラミックスプレート302の面3
02cにおいてスリット311bの底面より圧電セラミ
ックスプレート302の中央側から端面302b側の領
域、スリット311b内面の側面の全部及びスリット3
11bの端面302b側に形成される。このとき、スリ
ット311bと連通する溝303bの金属電極308上
にも金属電極317が形成されて、スリット311bの
側面に形成された金属電極317と電気的に接続され
る。このため、スリット311bが形成された溝303
bの全ての金属電極308が金属電極317によって電
気的に接続される。また、金属電極317はパターン3
25に電気的に接続される。
【0018】次に、カバープレート320はアルミナで
形成されており、圧電セラミックスプレート302の溝
303加工側の面と、カバープレート320とをエポキ
シ系接着剤(図示せず)によって接着する。従って、イ
ンク噴射装置300には、溝303の上面が覆われて、
スリット311bと連通するインク室304及びスリッ
ト311aと連通する空気室327が構成される。尚、
インク室304は溝303bに対応しており、空気室3
27は溝303aに対応している。インク室304及び
空気室327は長方形断面の細長い形状であり、全ての
インク室304はインクが充填され、空気室327は空
気が充填される領域である。
【0019】圧電セラミックスプレート302の端面3
02a及びカバープレート320のの端面に、各インク
室304の位置に対応した位置にノズル(図示せず)が
設けられたノズルプレート(図示せず)が接着される。
このノズルプレートは、ポリアルキレン(例えばエチレ
ン)テレフタレート、ポリイミド、ポリエーテルイミ
ド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリ
カーボネイト、酢酸セルロース等のプラスチックによっ
て形成される。
【0020】そして、マニホールド部材301が、圧電
セラミックスプレート302の端面302b及び圧電セ
ラミックスプレート302の面302cにおけるスリッ
ト311b側に接着される。マニホールド部材301に
はマニホールド322が形成されており、そのマニホー
ルド322はスリット311bを包囲している。
【0021】次に、圧電セラミックスプレート302の
面302cに形成されたパターン324、325が図示
しないフレキシブルプリント基板(図示せず)の配線パ
ターンと接続される。そのフレキシブルプリント基板の
配線パターンは、図示しない制御部に接続される。その
制御部は、どのノズルからインク滴の噴射を行うべきか
を判断し、噴射するインク室304の両側の空気室32
7の金属電極308に導通するパターン324に、電圧
Vを印加する。また、他のパターン324及びインク室
304の金属電極308に導通するパターン325を0
Vにする。
【0022】このようなインク噴射装置300では、イ
ンク室304内の金属電極308が常に接地されている
ので、インクと金属電極308との絶縁が不要となり、
前記問題が解決することとなった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のインク噴射装置300では、圧電セラミックス
プレート302に複数の溝303と、溝303に連通す
るスリット311a、311bとを形成した後、斜め上
方からの蒸着により金属電極308、310、317を
形成するわけであるが、溝303とスリット311a、
311bとの幅が同じ場合には、溝303とスリット3
11a、311bとの位置にずれを生じると、矢印33
0a,330b,331a,331bの方向からの蒸着
で金属電極が形成されない領域が形成される。例えば、
図10のように、溝303aとスリット311aとの位
置がずれると、矢印330a,330bの方向からの蒸
着で金属電極が形成されない領域Aが形成される。この
ため、スリット311aの金属電極310と溝303a
の金属電極308とが電気的に接続されなく、インクが
噴射されないといった問題があった。このように、矢印
330a,330b,331a,331bの方向からの
蒸着で金属電極が形成されない領域が形成されると、ス
リット311a、311b近傍の金属電極308と金属
電極310、317とが電気的に接続されないことがあ
り、インクが噴射されないといった問題があった。ま
た、溝303とスリット311a、311bとの位置に
ずれを生じないように加工しようとすると、溝303と
スリット311a、311bとを同じ工程にて加工しな
ければならなくなり、前記加工を行うために、ダイヤモ
ンドカッティング円盤等による3次元的な高度な加工方
法が要求され、高価な加工装置を必要とし、また加工に
要する時間も多くなり、その結果として、生産性が低下
し、コストの増加があった。
【0024】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、加工方法が簡便であり、生産性
が高くかつ信頼性の高いインク噴射装置を提供すること
を目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、インクを噴射するためのアク
チュエータプレートに形成される第一溝と、前記第一溝
の深さ方向に形成され、前記第一溝に連通する第二溝
と、前記第一溝の内面の所定領域に、前記第一溝の第一
側壁のシャドー効果を用いて形成される第一電極と、前
記第二溝の側壁のシャドー効果を用いて前記第二溝の内
面に形成され、前記第一電極と電気的に接続される第二
電極とを有するインク噴射装置であって、少なくとも前
記第一溝の第一電極が形成される領域に対応する前記第
二溝の幅が前記第一溝の幅より広く形成されることによ
って形成された段部を備えている。
【0026】請求項2では、前記第二電極は、前記段部
を乗り越えて前記第一溝の内面の一部に形成されて、前
記第一電極と電気的に接続することを特徴とする。
【0027】請求項3では、前記第二電極は、前記第一
溝の内面に10μm以上の幅で形成されることを特徴と
する。
【0028】
【作用】上記の構成を有する本発明のインク噴射装置で
は、段部を形成するために、少なくとも前記第一溝の第
一電極が形成される領域に対応する前記第二溝の幅が前
記第一溝の幅より広く形成されることによって、前記第
一溝と前記第二溝との位置が多少ずれても、前記第一溝
の側壁のシャドー効果を用いて形成される前記第一電極
と、前記第二溝の側壁のシャドー効果を用いて形成され
る第二電極とが電気的に接続される。
【0029】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0030】図1、図2及び図3に示すように、インク
噴射装置100は、アクチュエータプレートとしての圧
電セラミックスプレート102とカバープレート20と
ノズルプレート21とマニホールド部材(図示しない)
とから構成される。前記マニホールド部材は、従来のマ
ニホールド部材301(図9)と同様のものであり、ノ
ズルプレート21の接着される端面102aと反対側の
端面102b及び面102cに接着される。
【0031】最初の工程としては、チタン酸ジルコン酸
鉛系(PZT)等のセラミックス材料で形成されている
前記圧電セラミックスプレート102は、ダイヤモンド
ブレードによる切削加工により、第一溝としての複数の
溝103が形成される。前記溝103の側面となる隔壁
106は矢印5の方向に分極されている。複数の溝10
3は同じ深さであり、かつ平行であり、圧電セラミック
スプレート102の対向する端面102a、102bに
開口して加工される。従って、溝103の加工は直線的
な加工となる。
【0032】次の工程としては、溝103を加工した時
に使用したダイヤモンドブレードより幅の広いダイヤモ
ンドブレードによる直線的な切削加工により、圧電セラ
ミックスプレート102の端面102aに、非噴射チャ
ンネルとなる溝103に連通するように、溝103の幅
より大きな幅を持つスリット111aが1つ置きに形成
される。このスリット111aと連通した溝103が溝
103aである。また同様にして、圧電セラミックスプ
レート102の端面102bには、噴射チャンネルとな
る溝103に連通するように、溝103の幅より大きな
幅を持つ第二溝としてのスリット111bが1つ置きに
形成される。このスリット111bと連通した溝103
が溝103bである。この溝103aとスリット111
aとの連通部分及び溝103bとスリット111bとの
連通部分には、スリット111a、111bの幅が溝1
03の幅より広いので、段部121が形成される。尚、
スリット111a、111bは交互に形成され、スリッ
ト111aとスリット111bとは、隣合う溝103に
形成される。また、最外端の溝103にはスリット11
1aが設けられる。
【0033】スリット111a、111bの幅は溝10
3の幅より広いので、溝103とスリット111a、1
11bとの位置がずれても、スリット111a、111
bの幅の範囲で、後述する電極形成時において許容され
る。従って、スリット111a、111bの幅は溝10
3との位置ずれにより決まることとなり、一般的な加工
誤差により、前記位置ずれは5μm程度であるために、
スリット111a、111bの幅を、溝103の幅より
10μm以上広くすればよい。
【0034】次に、圧電セラミックプレート102の溝
103が加工されている側に対して反対側の面102c
には、パターン124、125を形成するためのマスキ
ングが行われた後に、圧電セラミックスプレート102
に対して斜め上方の位置に配置された蒸発源(図示せ
ず)から導電性の材料、好ましくは99.9%以上のニ
ッケル、アルミニウム等の金属を蒸着させることによ
り、駆動電極108、噴射チャンネルリード線電極10
9、非噴射チャンネルリード線電極110が形成される
(矢印130a、130b、130c、130dの4方
向から蒸着される)。
【0035】図2に示すように、矢印130aの方向か
らの蒸着により、隔壁106のシャドー効果により図2
中溝103の右側側面(図1では溝103の左側側面)
に駆動電極108a、108c、108e等が形成され
ると共に、スリット111aの側壁のシャドー効果によ
りスリット111aの図2中左側側面(図1では左側側
面)に非噴射チャンネルリード線電極110aが形成さ
れる。溝103aの左側側面の駆動電極108a、10
8e等と非噴射チャンネルリード線電極110aとは電
気的に接続されている。また、矢印130bの方向から
の蒸着により、隔壁106のシャドー効果により図2中
溝103の左側側面(図1では溝103の右側側面)に
駆動電極108b、108d、108f等が形成される
と共に、スリット111aの側壁のシャドー効果により
スリット111aの図2中左側側面(図1では右側側
面)に非噴射チャンネルリード線電極110bが形成さ
れる。溝103aの駆動電極108b、108f等と非
噴射チャンネルリード線電極110bとは電気的に接続
されている。
【0036】また、図3に示すように、矢印130cお
よび矢印130dの方向からの蒸着により、スリット1
11bの側壁のシャドー効果によりスリット111bの
内面に噴射チャンネルリード線電極109が形成される
と共に、パターン124、125が形成される。噴射チ
ャンネルリード線電極109は、スリット111bの側
面とスリット11bの底面の一部とスリット111bに
連通する溝103b内の一部とに形成される。この溝1
03b内の一部に形成された部分を溝内リード線電極1
20とする。この溝内リード線電極120によって噴射
チャンネルリード線電極109が溝103bの駆動電極
108と確実に電気的に接続される。尚、このような噴
射チャンネルリード線電極109が形成されるように蒸
着方向である矢印130c及び矢印130dを決定す
る。
【0037】そして、スリット111bを形成する切削
工程において発生するクラックにより、電極形成後に、
溝103bとスリット111bとが連通する段部121
にチッピング等が起き、数μm程度の欠けが生じる場合
がある。この欠けが生じても、通電不良が起きないよう
に、溝103内の溝内リード線電極120の幅が10μ
m以上となるようにする。このように噴射チャンネルリ
ード線電極109を形成すれば、噴射チャンネルリード
線電極109と駆動電極108との電気的接続の信頼性
が向上する。
【0038】尚、圧電セラミックスプレート102の端
面102a及び102bには、蒸着による導電性膜が形
成されないように金属、樹脂等でマスクしておくか、あ
るいは蒸着による電極形成後に、端面102a、102
bに付着した金属を研削等により除去することにより、
隣合う各チャンネルの駆動電極108が電気的に接続さ
れないようにする。
【0039】次に、圧電セラミックスプレートの溝10
3が形成されている面と対向する面102cについて説
明する。矢印130c,130dの方向からの蒸着によ
りパターン124、125が形成される。パターン12
4は、面102cにおいてスリット111aの底面より
圧電セラミックスプレート102の中央側から端面10
2a側の領域に形成され、且つ溝103bに対応した部
分に複数個に分離して形成されている。そして、個々の
パターン124は、溝103bを挟む2つのスリット1
11aの該溝103b側の面の一部にも形成されて、非
噴射チャンネルリード線電極110a、110bと電気
的に接続される。従って、溝103bを構成する2つの
隔壁106の溝103a側の2つの駆動電極108(例
えば駆動電極108bと駆動電極108e)が、非噴射
チャンネルリード線電極110a、110bを介してパ
ターン124で電気的に接続されている。
【0040】また、パターン125は面102cにおい
てスリット111bの底面より圧電セラミックスプレー
ト102の中央側から端面102b側の全領域に形成さ
れており、パターン125は噴射チャンネルリード線電
極109と電気的に接続される。従って、全ての溝10
3bの駆動電極108は噴射チャンネルリード線電極1
09を介してパターン125で電気的に接続されてい
る。
【0041】次に、カバープレート20はアルミナで形
成されており、圧電セラミックスプレート102の溝1
03加工側の面と、カバープレート20とをエポキシ系
接着剤140(図5)によって接着する。従って、イン
ク噴射装置100には、溝103の上面が覆われて、ス
リット111bと連通するインク室104(図5)及び
スリット111aと連通する空気室127が構成され
る。尚、インク室304は溝103bに対応しており、
空気室127は溝103aに対応している。インク室1
04及び空気室127は長方形断面の細長い形状であ
り、全てのインク室104はインクが充填され、空気室
127は空気が充填される領域である。
【0042】圧電セラミックスプレート102の端面1
02a及びカバープレート20の端面に、各インク室1
04の位置に対応した位置にノズル211が設けられた
ノズルプレート21が接着される。このノズルプレート
21は、ポリアルキレン(例えばエチレン)テレフタレ
ート、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテル
ケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネイト、酢
酸セルロース等のプラスチックによって形成される。
【0043】そして、前記マニホールド部材が、圧電セ
ラミックスプレート102の端面102b及び圧電セラ
ミックスプレート102の面102cにおけるスリット
111b側に接着される。前記マニホールド部材にはマ
ニホールドが形成されており、そのマニホールドはスリ
ット111bを包囲している。
【0044】圧電セラミックスプレート102の面10
2cに形成されたパターン124、125が図示しない
フレキシブルプリント基板(図示せず)の配線パターン
と接続される。そのフレキシブルプリント基板の配線パ
ターンは、後述する制御部に接続されたリジット基板
(図示せず)に接続されている。
【0045】次に、制御部のブロック図を示す図4によ
って、制御部の構成を説明する。パターン124、12
5は、前記フレキシブルプリント基板、前記リジット基
板を介して各々個々にLSIチップ151に接続され、
クロックライン152、データライン153、電圧ライ
ン154及びアースライン155もLSIチップ151
に接続されている。LSIチップ151は、クロックラ
イン152から供給された連続するクロックパルスに基
づいて、データライン153上に現れるデータから、ど
のノズル211からインク滴の噴射を行うべきかを判断
し、噴射するインク室104の両側の空気室127の駆
動電極108に導通するパターン124に、電圧ライン
154の電圧Vを印加する。また、他のパターン124
及びインク室104の駆動電極108に導通するパター
ン125をアースライン155に接続する。
【0046】次に、本実施例のインク噴射装置100の
動作を説明する。図5(b)のインク室104bからイ
ンク滴を噴射するために、当該インク室104bの両側
の空気室127b、127cのインク室104b側の駆
動電極108b、108eに対し電圧パルスをパターン
124を介して与え、他の駆動電極108には、他のパ
ターン124、パターン125を介して接地する。する
と、隔壁106bには矢印113b方向の電界が発生
し、隔壁106cには矢印113c方向の電界が発生し
て、隔壁106bと106cとが互いに離れるように動
く。インク室104bの容積が増えて、ノズル211付
近を含むインク室104b内の圧力が減少する。この状
態をL/aで示される時間だけ維持する。すると、その
間スリット111bを介して前記マニホールドからイン
クが供給される。上記L/aは、インク室104内の圧
力波が、インク室104の長手方向(スリット111b
からノズルプレート21まで、またはその逆)に対し
て、片道伝播するに必要な時間であり、インク室104
の長さLとインク中での音速aによって決まる。
【0047】圧力波の伝播理論によると、前記の立ち上
げからちょうどL/aの時間経つとインク室104b内
の圧力が逆転し、正の圧力に転じるが、このタイミング
に合わせて駆動電極108b、108eに印加されてい
る電圧を0Vに戻す。すると、隔壁106bと106c
は変形前の状態(図5(a))に戻り、インクに圧力が
加えられる。その時、前記正に転じた圧力と隔壁106
b、106cが変形前の状態に戻って、発生した圧力と
がたし合わされ、比較的高い圧力がインク室104b内
のインクに与えられて、インク滴がノズル211から噴
出される。
【0048】また、前記実施例においては、まず駆動電
圧をインク室104bの容積が増加する方向に印加し、
次に駆動電圧の印加を停止しインク室104bの容積を
自然状態に減少してインク室104bからインク滴を噴
射していたが、まず駆動電圧をインク室104bの容積
が減少するように印加してインク室104bからインク
滴を噴射し、次に駆動電圧の印加を停止してインク室1
04bの容積を前記減少状態から自然状態へと増加させ
てインク室104b内にインクを供給してもよい。
【0049】以上のようにして作製された本実施例のイ
ンク噴射装置100では、溝103の幅よりもスリット
111a、111bの幅を広く加工しているので、溝1
03とスリット111a、111bを別工程で加工を行
うときに生じる溝103とスリット111a、111b
との位置ずれによる電極不形成を防止することができ
る。即ち、矢印130,130b,130c,130d
の方向からの蒸着で形成されなくなる所望する領域が形
成されることが防止され、所望する領域に駆動電極10
8、噴射チャンネルリード線電極109(溝内リード線
電極120を含む)、非噴射チャンネルリード線電極1
10及びパターン124、125を形成することができ
る。従って、従来のように、断線によってインクが噴射
しないといった問題を防止することができる。
【0050】また、噴射チャンネルリード線電極109
が溝103bの内部まで形成されている(溝内リード線
電極120が形成されている)ので、段部121を通し
て接続される駆動電極108と噴射チャンネルリード線
電極109の電気的接続も信頼性の高いものとなる。
【0051】尚、本実施例では、インク室104となる
溝103bの駆動電極108を形成した後に、噴射チャ
ンネルリード線電極109を形成する蒸着方向のため
に、溝103b内に溝内リード線電極120を形成して
いたが、蒸着方向によっては、空気室127となる溝1
03a内に、溝内リード線電極を形成するようにしても
よい。
【0052】また、本実施例では、インク室104と空
気室127とを備えたインク噴射装置100であった
が、空気室127を有さないインク噴射装置にも本発明
を用いることができる。即ち、1つおきではなく全ての
溝がインク室となるもので、圧電セラミックスプレート
の溝の片側の端部にのみスリットを設ける構成であって
もよい。
【0053】また、本実施例では、スリット111a、
111bの幅が全長にわたって溝103の幅より広く形
成されていたが、溝103の駆動電極108が形成され
ている領域に対応する部分のみスリットの幅を溝103
の幅より広くすれば良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のインク噴射装置によれば、段部を形成するため
に、少なくとも前記第一溝の第一電極が形成される領域
に対応する前記第二溝の幅が前記第一溝の幅より広く形
成されているので、前記第一溝と前記第二溝との位置が
多少ずれても、前記第一溝の側壁のシャドー効果を用い
て形成される前記第一電極と、前記第二溝の側壁のシャ
ドー効果を用いて形成される第二電極とを電気的に接続
することができる。このため、第一電極と第二電極とが
断線することがなく、インクを良好に噴射することがで
きる。また、第一溝及び第二溝を加工するときに、直線
的な切削加工のみを行うので、高価な3次元的加工を行
うための設備を必要とせず、コストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインク噴射装置を示す斜視
図である。
【図2】前記第一実施例の圧電セラミックスプレートを
示す斜視図である。
【図3】前記第一実施例のインク噴射装置を示す説明図
である。
【図4】前記第一実施例のインク噴射装置の制御部を示
すブロック図である。
【図5】前記第一実施例のインク噴射装置の動作を示す
説明図である。
【図6】従来例のインク噴射装置を示す説明図である。
【図7】第二の従来例のインク噴射装置を示す斜視図で
ある。
【図8】前記第二従来例の圧電セラミックスプレートを
示す斜視図である。
【図9】前記第二従来例のインク噴射装置を示す説明図
である。
【図10】前記第二従来例のインク噴射装置の問題点を
示す説明図である。
【符号の説明】
20 カバープレート 100 インク噴射装置 102 圧電セラミックスプレート 103 溝 106 隔壁 108 駆動電極 109 噴射チャンネルリード線電極 110 非噴射チャンネルリード線電極 111a スリット 111b スリット 120 溝内リード線電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを噴射するためのアクチュエータ
    プレートに形成される第一溝と、前記第一溝の深さ方向
    に形成され、前記第一溝に連通する第二溝と、前記第一
    溝の内面の所定領域に、前記第一溝の側壁のシャドー効
    果を用いて形成される第一電極と、前記第二溝の側壁の
    シャドー効果を用いて前記第二溝の内面に形成され、前
    記第一電極と電気的に接続された第二電極とを有するイ
    ンク噴射装置であって、 少なくとも前記第一溝の前記第一電極が形成される領域
    に対応する前記第二溝の幅が、第一溝の幅より広く形成
    されることによって形成された段部を備えたことを特徴
    とするインク噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記第二電極は、前記段部を乗り越えて
    前記第一溝の内面の一部に形成されて、前記第一電極と
    電気的に接続することを特徴とする請求項1記載のイン
    ク噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記第二電極は、前記第一溝の内面に1
    0μm以上の幅で形成されることを特徴とする請求項2
    記載のインク噴射装置。
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