JPH08112574A - 機能水と微細気泡を併用する洗浄方式 - Google Patents
機能水と微細気泡を併用する洗浄方式Info
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- JPH08112574A JPH08112574A JP28854194A JP28854194A JPH08112574A JP H08112574 A JPH08112574 A JP H08112574A JP 28854194 A JP28854194 A JP 28854194A JP 28854194 A JP28854194 A JP 28854194A JP H08112574 A JPH08112574 A JP H08112574A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】無公害でランニングコストの安い洗浄を可能に
する。 【構成】機能水製造装置、微細気泡発生装置、洗浄槽及
び濾過装置よりなる。
する。 【構成】機能水製造装置、微細気泡発生装置、洗浄槽及
び濾過装置よりなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は人体、自然環境等に無公
害な洗浄方式に関するものである。本発明は一般の生活
用水または工業用水のみを洗浄液として使用する洗浄方
式であり何等の洗浄力増進剤や有機溶剤を使用しないた
め、あらゆる分野の洗浄装置に利用できるものである。
害な洗浄方式に関するものである。本発明は一般の生活
用水または工業用水のみを洗浄液として使用する洗浄方
式であり何等の洗浄力増進剤や有機溶剤を使用しないた
め、あらゆる分野の洗浄装置に利用できるものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の洗浄方式は洗剤、有機溶剤等を使
用するため、洗浄廃液は人体への悪影響や環境汚染を誘
発する。同時に殺菌処理を必要とする分野、たとえば家
庭用、業務用の厨房器具や食器洗浄機また医療用具洗浄
機等は洗浄後、高温加熱等で殺菌工程を行っていて煩雑
である。従来の洗浄方式では洗浄液の再利用ができない
かまたは高額の濾過装置を必要とするためランニングコ
ストが高くなる。家庭用洗濯機等においては洗浄物を攪
拌しなければならず洗浄物の傷み、破損を起こしかつま
た攪拌装置から振動、騒音が発生する欠点がある。
用するため、洗浄廃液は人体への悪影響や環境汚染を誘
発する。同時に殺菌処理を必要とする分野、たとえば家
庭用、業務用の厨房器具や食器洗浄機また医療用具洗浄
機等は洗浄後、高温加熱等で殺菌工程を行っていて煩雑
である。従来の洗浄方式では洗浄液の再利用ができない
かまたは高額の濾過装置を必要とするためランニングコ
ストが高くなる。家庭用洗濯機等においては洗浄物を攪
拌しなければならず洗浄物の傷み、破損を起こしかつま
た攪拌装置から振動、騒音が発生する欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようする課題】環境汚染や人体への悪影
響及びランニングコストの低減を計り装置の簡素化、低
価格化ができなかったものを解決しようとするものであ
る。
響及びランニングコストの低減を計り装置の簡素化、低
価格化ができなかったものを解決しようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明における機能水中
の電磁場処理水の特質の一つはクラスターが小さいこと
で、このため洗浄水の物質空間への浸透性が高まり洗浄
除去したい物質の溶解性を高め、また酸化還元電位を容
易に希望する水準に設定可能な機能水を使用すれば洗浄
作用の他に殺菌作用も合わせ有するものである。またセ
ラミック処理水、天然鉱石処理水等はコロイド化、分
散、乳化などの穏和な界面活性作用があり、従って、汚
れの洗浄、スライムの剥離、分散、除去も可能とする特
質を有する。微細気泡を含有する洗浄水の特質は、その
洗浄水中に物質を浸漬するとその物質表面に気泡が付着
しその付着した気泡が破裂するときに超音波を発生させ
るがこの連続作用は超音波洗浄と同様の洗浄作用を有す
ると同時に周囲の微細気泡によって洗浄除去したい物質
をその気泡内に封じ込め液面上に浮上させる機能を合わ
せ持つ。したがって一般の生活用水または工業用水のみ
を使用する機能水及び微細気泡を含有する洗浄水の機
能、特質を利用した本発明の洗浄方式によれば、従来の
洗浄方式による洗浄液または排水による人体及び自然環
境への悪影響は根絶され、殺菌装置の付加の必要はな
く、濾過装置も簡便で安価なものとなり、振動、騒音に
ついても格段に軽減されるものである。
の電磁場処理水の特質の一つはクラスターが小さいこと
で、このため洗浄水の物質空間への浸透性が高まり洗浄
除去したい物質の溶解性を高め、また酸化還元電位を容
易に希望する水準に設定可能な機能水を使用すれば洗浄
作用の他に殺菌作用も合わせ有するものである。またセ
ラミック処理水、天然鉱石処理水等はコロイド化、分
散、乳化などの穏和な界面活性作用があり、従って、汚
れの洗浄、スライムの剥離、分散、除去も可能とする特
質を有する。微細気泡を含有する洗浄水の特質は、その
洗浄水中に物質を浸漬するとその物質表面に気泡が付着
しその付着した気泡が破裂するときに超音波を発生させ
るがこの連続作用は超音波洗浄と同様の洗浄作用を有す
ると同時に周囲の微細気泡によって洗浄除去したい物質
をその気泡内に封じ込め液面上に浮上させる機能を合わ
せ持つ。したがって一般の生活用水または工業用水のみ
を使用する機能水及び微細気泡を含有する洗浄水の機
能、特質を利用した本発明の洗浄方式によれば、従来の
洗浄方式による洗浄液または排水による人体及び自然環
境への悪影響は根絶され、殺菌装置の付加の必要はな
く、濾過装置も簡便で安価なものとなり、振動、騒音に
ついても格段に軽減されるものである。
【０００５】
【実施例１】図１は本発明を食器洗い器に応用した実施
例の模式断面図を示す。図２は図１の洗浄槽（１８）周
囲部分の拡大図を示す。洗浄用水（１）は止水栓（２）
より送水管（３）を通って機能水製造装置（４）に供給
される。機能水製造装置（４）に満たされた洗浄用水
（１）は電源（５）に導線（６）でそれぞれ接続された
電極Ａ（７）と電極Ｂ（８）により酸化還元電位が目的
の水準まで高められる。適当な酸化還元電位を持った洗
浄用水（１）は機能水（９）となって機能水送水管（１
０）を通って微細気泡発生装置（１１）に送られる。微
細気泡発生装置（１１）に送られた機能水（９）は、微
細気泡発生装置（１１）に内蔵された電動ポンプ（１
２）によって微細気泡発生器（１３）に送られ、気体吸
入口（１４）より吸入された気体（１５）と混合され微
細気泡を含んだ洗浄液（１６）となって洗浄液送水管
（１７）より洗浄槽（１８）の底部より噴出される。洗
浄槽（１８）に収納配置された食器類（１９）の洗浄液
（１６）との接触面には洗浄液（１６）に含まれる微細
気泡（２０）が付着する。食器類（１９）に付着した微
細気泡（２０）は破裂する。この微細気泡（２０）の付
着と破裂の現象は連続的に発生し超音波洗浄と同様の効
果によって食器類（１９）に付着した汚れ等の洗浄除去
したい物質（２１）は食器類（１９）より分離分解さ
れ、洗浄液（１６）中を浮遊する。浮遊する分離分解さ
れた物質（２２）は他の微細気泡（２０）内に取り込ま
れ洗浄液（１６）の表面に浮上する。また食器類（１
９）に付着しているか遊離して洗浄液（１６）中に浮遊
している細菌類は、洗浄液（１６）の持つ十分効果的な
酸化還元電位によって殺菌される。洗浄液（１６）表面
に浮遊する分離分解された物質（２２）を取り込んだ微
細気泡（２０）は洗浄液（１６）の上面より流れ落ちる
に十分なる位置に設置された汚水送水管（２３）を流れ
落ちて濾過装置（２４）によって濾過され、循環管（２
５）を通って機能水製造装置（４）に戻される。この一
連の工程を洗浄目的達成まで繰り返す。
例の模式断面図を示す。図２は図１の洗浄槽（１８）周
囲部分の拡大図を示す。洗浄用水（１）は止水栓（２）
より送水管（３）を通って機能水製造装置（４）に供給
される。機能水製造装置（４）に満たされた洗浄用水
（１）は電源（５）に導線（６）でそれぞれ接続された
電極Ａ（７）と電極Ｂ（８）により酸化還元電位が目的
の水準まで高められる。適当な酸化還元電位を持った洗
浄用水（１）は機能水（９）となって機能水送水管（１
０）を通って微細気泡発生装置（１１）に送られる。微
細気泡発生装置（１１）に送られた機能水（９）は、微
細気泡発生装置（１１）に内蔵された電動ポンプ（１
２）によって微細気泡発生器（１３）に送られ、気体吸
入口（１４）より吸入された気体（１５）と混合され微
細気泡を含んだ洗浄液（１６）となって洗浄液送水管
（１７）より洗浄槽（１８）の底部より噴出される。洗
浄槽（１８）に収納配置された食器類（１９）の洗浄液
（１６）との接触面には洗浄液（１６）に含まれる微細
気泡（２０）が付着する。食器類（１９）に付着した微
細気泡（２０）は破裂する。この微細気泡（２０）の付
着と破裂の現象は連続的に発生し超音波洗浄と同様の効
果によって食器類（１９）に付着した汚れ等の洗浄除去
したい物質（２１）は食器類（１９）より分離分解さ
れ、洗浄液（１６）中を浮遊する。浮遊する分離分解さ
れた物質（２２）は他の微細気泡（２０）内に取り込ま
れ洗浄液（１６）の表面に浮上する。また食器類（１
９）に付着しているか遊離して洗浄液（１６）中に浮遊
している細菌類は、洗浄液（１６）の持つ十分効果的な
酸化還元電位によって殺菌される。洗浄液（１６）表面
に浮遊する分離分解された物質（２２）を取り込んだ微
細気泡（２０）は洗浄液（１６）の上面より流れ落ちる
に十分なる位置に設置された汚水送水管（２３）を流れ
落ちて濾過装置（２４）によって濾過され、循環管（２
５）を通って機能水製造装置（４）に戻される。この一
連の工程を洗浄目的達成まで繰り返す。
【０００６】
【実施例２】本発明の実施例２を図３に示す。実施例１
においては機能水製造装置（４）と微細気泡発生装置
（１１）及び洗浄槽（１８）は分離独立して設置されて
いるが、それらを同一装置内に集合し一体としたもので
ある。止水栓（２）と送水管（３）をへて送られた洗浄
用水（１）は洗浄槽（１８）の下部に設置された微細気
泡発生装置（１１）によって、微細気泡を含んだ洗浄用
水（２６）となって洗浄槽（１８）の上部に噴出し満た
される。満たされた洗浄用水（２６）は電源（５）に導
線（６）でそれぞれ接続された電極Ａ（７）と電極Ｂ
（８）によって機能を高められ洗浄液（１６）と成る。
洗浄作用は実施例１によって説明され行われると同様で
ある。洗浄槽（１８）の上面より溢れた洗浄液（１６）
は汚水送水管（２３）を流れ落ちて濾過装置（２４）を
へて、循環管（２５）によって送水管（３）に戻され
る。
においては機能水製造装置（４）と微細気泡発生装置
（１１）及び洗浄槽（１８）は分離独立して設置されて
いるが、それらを同一装置内に集合し一体としたもので
ある。止水栓（２）と送水管（３）をへて送られた洗浄
用水（１）は洗浄槽（１８）の下部に設置された微細気
泡発生装置（１１）によって、微細気泡を含んだ洗浄用
水（２６）となって洗浄槽（１８）の上部に噴出し満た
される。満たされた洗浄用水（２６）は電源（５）に導
線（６）でそれぞれ接続された電極Ａ（７）と電極Ｂ
（８）によって機能を高められ洗浄液（１６）と成る。
洗浄作用は実施例１によって説明され行われると同様で
ある。洗浄槽（１８）の上面より溢れた洗浄液（１６）
は汚水送水管（２３）を流れ落ちて濾過装置（２４）を
へて、循環管（２５）によって送水管（３）に戻され
る。
【０００７】
【本発明の効果】一般の生活用水または工業用水のみを
使用するため、人体及び自然環境への悪影響は皆無であ
る。簡単な濾過装置を付加することによって、洗浄水の
連続的な再利用が可能で洗浄剤が不要のため省資源か
つ、ランニングコストは非常に廉価である。振動、騒音
もほとんど無く、無公害である。機能水中に微細気泡を
含有させた場合には、殺菌作用も合わせ持つためその用
途は多岐に渡りその経済効果は計り知れないものがあ
る。
使用するため、人体及び自然環境への悪影響は皆無であ
る。簡単な濾過装置を付加することによって、洗浄水の
連続的な再利用が可能で洗浄剤が不要のため省資源か
つ、ランニングコストは非常に廉価である。振動、騒音
もほとんど無く、無公害である。機能水中に微細気泡を
含有させた場合には、殺菌作用も合わせ持つためその用
途は多岐に渡りその経済効果は計り知れないものがあ
る。
【図１】図１は本発明の実施例１の模式断面図を示す。
【図２】図２は本発明の実施例１の洗浄槽（１８）周囲
部分の拡大図を示す。
部分の拡大図を示す。
【図３】図３は本発明の実施例２の模式断面図を示す。
Claims (3)
- 【請求項１】微細気泡を混合させた機能水を用いた洗浄
方式 - 【請求項２】機能水を用いた洗浄方式
- 【請求項３】微細気泡を用いた洗浄方式
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28854194A JPH08112574A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 機能水と微細気泡を併用する洗浄方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28854194A JPH08112574A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 機能水と微細気泡を併用する洗浄方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112574A true JPH08112574A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17731579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28854194A Pending JPH08112574A (ja) | 1994-10-17 | 1994-10-17 | 機能水と微細気泡を併用する洗浄方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08112574A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990001501A (ko) * | 1997-06-16 | 1999-01-15 | 서순기 | 야채 과일 생선 및 식기구류의 살균 세정 시스템 |
| JP2006141505A (ja) * | 2004-11-17 | 2006-06-08 | Kurabo Ind Ltd | 医療器具洗浄消毒装置および医療器具の洗浄消毒方法 |
| WO2007092597A2 (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-16 | Tennant Company | Electrochemically activated anolyte and catholyte liquid |
| WO2007095072A1 (en) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Tennant Company | Cleaning apparatus having a functional generator, and method for producing electrochemically activated cleaning liquid |
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| US10099264B2 (en) | 2008-02-11 | 2018-10-16 | Ecolab Usa Inc. | Bubble enhanced cleaning method and chemistry |
| CN110506140A (zh) * | 2017-04-05 | 2019-11-26 | 东芝生活电器株式会社 | 洗衣机 |
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| JPH06179991A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-06-28 | Honda Motor Co Ltd | 洗浄装置及び洗浄方法 |
| JPH06226259A (ja) * | 1993-02-04 | 1994-08-16 | Takenori Hayakawa | 給水システムとこれに用いる給水装置 |
-
1994
- 1994-10-17 JP JP28854194A patent/JPH08112574A/ja active Pending
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| JP2009528852A (ja) * | 2006-02-10 | 2009-08-13 | テナント カンパニー | 散布された電気化学的に活性化された液体を生成するための方法および装置 |
| JP4934683B2 (ja) * | 2006-02-10 | 2012-05-16 | テナント カンパニー | 散布された電気化学的に活性化された液体を生成するための方法および装置 |
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| CN110506140A (zh) * | 2017-04-05 | 2019-11-26 | 东芝生活电器株式会社 | 洗衣机 |
| CN110506140B (zh) * | 2017-04-05 | 2021-06-04 | 东芝生活电器株式会社 | 洗衣机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970204 |