JPH08112367A - 放射線治療計画における位置決め方法及び放射線治療計画機能を有する医用装置 - Google Patents

放射線治療計画における位置決め方法及び放射線治療計画機能を有する医用装置

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JPH08112367A
JPH08112367A JP25383594A JP25383594A JPH08112367A JP H08112367 A JPH08112367 A JP H08112367A JP 25383594 A JP25383594 A JP 25383594A JP 25383594 A JP25383594 A JP 25383594A JP H08112367 A JPH08112367 A JP H08112367A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特別な位置決め用の機器を必要とせずに、被
検体位置決めを精度良く行える方法と装置を提供する。 【構成】 断層診断装置の天板上で被検体に基準位置の
マーキングを行い、その基準位置に対する治療アイソ
センタ位置,被検体の撮影時の天板高さ,放射線治療用
の天板高を求め、照射ヘッドの光源位置とシャドウト
レイとの間隔及び光源位置と治療装置の天板高から決定
されるスケールと、アイソセンタ位置から決定される位
置合わせ用十字印とを有する2つの位置決め用紙を生成
し、治療装置天板上で被検体基準位置に被検体を位置
合わせし、その天板を規定長だけ移動させ、2つの
位置決め用紙を夫々シャドウトレイと治療装置天板上の
所定位置に配置し、2つの位置決め用紙のスケールと
位置合わせ用十字印を一致させる様にして天板を上下左
右に移動させる事で位置決めを行い、治療装置天板を
規定長だけ逆方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線治療を行う際に被
検体の正確な位置決めが行える放射線治療計画における
位置決め方法、及びこのような正確な位置決めが行える
放射線治療計画機能を有する医用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の高エネルギー放射線治療が発展す
るにつれ、精度の高い放射線照射が行える治療計画が重
視されるようになってきている。
【0003】ここで、治療計画とは、診断時の諸情報を
基に、治療線種,線量,照射方向等被検体への応用を総
合的に確定し、被検体に対し照射野の位置決め等を行う
ことである。
【0004】そして、治療計画に基づいて放射線治療を
実行するには、診断装置と治療装置との間で被検体の同
一部位の位置情報を正確に受け渡す必要がある。特に放
射線治療装置のように強力な放射線を患部に照射する治
療法においては、診断装置で正確に治療部位の位置決め
を行い、これを放射線治療装置に引渡す必要がある。一
般によく行われているX線CTによる位置決めと癌治療
用としてのリニアアクセレレータ(Linear Accelerato
r:以下リニアック(Linac )と呼ぶ)とについて説明す
る。
【0005】図11は従来の位置決め方法の説明図で、
図11(イ)はCTにより治療部位の位置決めを行う方
法の説明図、図11(ロ)は位置決めされた治療部位に
放射線治療を行うための照射位置設定の方法の説明図で
ある。
【0006】CTスキャナ1のガントリ2には基準位置
設定のためのポジショニングライト(投光器)が内蔵さ
れている。天板15は被検体10を載置し、ガントリ2
への収容、位置合わせ等を行うために移動可能に構成さ
れ、撮影台16の上に載せられている。オペレータコン
ソール4は天板15を移動させ、又、ガントリを動作さ
せる等の制御を行っている。
【0007】リニアック11のガントリ17は被検体1
0を収容して放射線治療を行うものであり、天板18は
被検体10を載せてガントリ17へ収容し、位置合わせ
を行う等移動可能に構成され、治療台19上に載せられ
ている。オペレータコンソール20はリニアック11を
制御し動作させ、オペレータコンソール4とはオンライ
ンで繋がれていて、被検体10の位置情報等をオペレー
タコンソール4から受け取って天板18を動かして位置
決めを行う。
【0008】上記に示した被検体10の治療部位の設定
の手順を図12のフローチャートにより説明する。被検
体10をCT1の天板15に載せてガントリ2内に収容
し、被検体10の治療部位に近いマーキング可能な場所
に、基準位置設定用ポジショニングライト(図示せず)
により被検体10の左右、上面の照射位置にマークを付
ける(図12ステップ1)。
【0009】CT1で被検体の断層撮影を多数のスライ
ス位置で行い、各像について読影して、治療する必要の
ある箇所にトラックボールかマウス等の入力装置によっ
て印をつける。この印のデータはオペレータコンソール
4内の制御部に記憶される(図12ステップ2)。
【0010】上述のステップ2で各像に付した印のデー
タからCT1は治療部位の放射線照射中心位置(治療ア
イソセンタ位置)を求め、ステップ1で設定した基準位
置に対する相対位置の情報(相対位置情報)を3次元の
座標として求める(図12ステップ3)。
【0011】ステップ3で求めた基準位置からの相対位
置情報をオペレータコンソール4からオペレータコンソ
ール20へ伝送する。直接伝送ができない場合にはCT
1及びリニアック11に共通の出力装置の媒体を用いて
情報を伝える(図12ステップ4)。
【0012】被検体10をCT1の天板15における姿
勢と同じ姿勢でリニアック11の天板18に載せる(図
12ステップ5)。天板18を前後、左右、上下に動し
てステップ1でマークした基準位置にリニアック11の
アイソセンタ照射位置を合致させる(図12ステップ
6)。
【0013】オペレータコンソール20に伝送された治
療部位の基準位置からの相対位置情報に基づきリニアッ
ク11の天板18を移動させる。この移動は危険防止の
ため手動で行い、移動量の認識はCRT等に表示される
基準位置からの3次元表示されたずれ量を零に合わせる
ような方法で行う(図12ステップ7)。
【0014】以上のようにして位置決めを行っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のような放射線治
療計画における位置決めにおいては、以下のような問題
点が生じていた。
【0016】1.放射線治療計画の結果に得られた治療
アイソセンタ位置または照射野形状を、専用の投光器を
用いて被検体表面に投光し、その投光像を被検体表面に
描くことによって、放射線治療時の位置決めを行うよう
にしていた。
【0017】このため、専用の投光器が必要になり、設
置,調整に多額の費用を要するという難点がある。ま
た、CT画像等を撮影してから被検体表面に治療アイソ
センタ位置又は照射野形状が投光されるまで、被検体は
CT装置の撮影天板上に寝たままの状態で比較的長い時
間拘束されるという難点もある。
【0018】2.CT画像等の医用画像撮影時に被検体
表面上に付けられた被検体基準位置を用いて放射線治療
装置の天板上に載置された被検体の位置合わせを行い、
その後、計画結果として得られた被検体基準位置に対す
る治療アイソセンタ位置への天板移動量に基づき天板を
移動させ、放射線治療時の位置決めを行っていた。
【0019】しかし、通常の放射線治療装置には天板移
動量をmm単位で確認する機能は備わっておらず、正確な
位置決めを実現しにくいという難点があった。このよう
な正確な位置決めを行うために、天板の移動量をmm単位
で確認する機能を備えるには多額の費用を要するという
難点もある。
【0020】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、特別な位置決め用の機器を必要とせず
に、被検体位置決めを精度良く簡便に行える放射線治療
計画における位置決め方法及び放射線治療計画機能を有
する医用装置を実現することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、放射線治療計画における位置決め方法であ
って、断層診断装置の天板上において基準位置設定用マ
ーカにより被検体の所定の位置に基準位置としてマーキ
ングを行い、被検体の基準位置に対する治療アイソセン
タ位置,被検体の断層撮影の際の天板の高さ,放射線治
療に用いる放射線治療装置の天板の高さを求め、予め定
められた照射ヘッドの光源位置とシャドウトレイ(Shad
ow tray )との間隔及び照射ヘッドの光源位置と放射線
治療装置の天板の高さから決定されるスケールと、前記
被検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置から決
定される位置合わせ用十字印とを有する第1及び第2の
位置決め用紙を生成し、放射線治療装置の天板上におい
て被検体基準位置に被検体を位置合わせし、放射線治療
装置の天板を規定長だけ移動させ、前記第1及び第2の
位置決め用紙をそれぞれシャドウトレイと放射線治療装
置の天板上の所定の位置に配置し、第1及び第2の位置
決め用紙のスケール及び位置合わせ用十字印を一致させ
るようにして天板を上下左右に移動させることで位置決
めを行い、放射線治療装置の天板を前記の規定長だけ逆
方向に移動させることを特徴とする放射線治療計画にお
ける位置決め方法である。
【0022】前記の課題を解決する第2の手段は、断層
診断装置の天板上において被検体の所定の位置に基準位
置としてマーキングを行う基準位置設定用マーカと、被
検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検体
の断層撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放射
線治療装置の天板の高さを求める計測手段と、予め定め
られた照射ヘッドの光源位置とシャドウトレイとの間隔
及び照射ヘッドの光源位置と放射線治療装置の天板の高
さから決定されるスケールと、前記被検体の基準位置に
対する治療アイソセンタ位置から決定される位置合わせ
用十字印とを有する第1及び第2の位置決め用紙を生成
する位置決め用紙生成手段と、放射線治療装置の天板上
において被検体基準位置に被検体を位置合わせし、放射
線治療装置の天板を規定長だけ移動させ、前記第1及び
第2の位置決め用紙をそれぞれシャドウトレイと放射線
治療装置の天板上の所定の位置に配置し、第1及び第2
の位置決め用紙のスケール及び位置合わせ用十字印を一
致させるようにして天板を上下左右に移動させることで
位置決めを行い、放射線治療装置の天板を前記の規定長
だけ逆方向に移動させる位置決め調整手段と、を備えた
ことを特徴とする放射線治療計画機能を有する医用装置
である。
【0023】
【作用】課題を解決する第1の手段である放射線治療計
画における位置決め方法においては、断層診断装置の天
板上において基準位置設定用マーカにより被検体の所定
の位置に基準位置としてマーキングが行われ、被検体の
基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検体の断層
撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放射線治療
装置の天板の高さが求められ、予め定められた照射ヘッ
ドの光源位置とシャドウトレイとの間隔及び照射ヘッド
の光源位置と放射線治療装置の天板の高さから決定され
るスケールと、前記被検体の基準位置に対する治療アイ
ソセンタ位置から決定される位置合わせ用十字印とを有
する第1及び第2の位置決め用紙が生成され、放射線治
療装置の天板上において被検体基準位置に被検体が位置
合わせされ、放射線治療装置の天板を規定長だけ移動さ
せて、前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれシャ
ドウトレイと放射線治療装置の天板上の所定の位置に配
置して、第1及び第2の位置決め用紙のスケール及び位
置合わせ用十字印を一致させるようにして天板を上下左
右に移動させることで位置決めが行われ、放射線治療装
置の天板を前記の規定長だけ逆方向に移動させることで
放射線治療計画における位置決めが行なわれる。これに
より、特別な位置決め用の機器を必要とせずに、被検体
位置決めが精度良く簡便に行われる。
【0024】課題を解決する第2の手段である放射線治
療計画機能を有する医用装置においては、断層診断装置
の天板上において基準位置設定用マーカにより被検体の
所定の位置に基準位置としてマーキングが行われ、被検
体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検体の
断層撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放射線
治療装置の天板の高さが求められ、予め定められた照射
ヘッドの光源位置とシャドウトレイとの間隔及び照射ヘ
ッドの光源位置と放射線治療装置の天板の高さから決定
されるスケールと、前記被検体の基準位置に対する治療
アイソセンタ位置から決定される位置合わせ用十字印と
を有する第1及び第2の位置決め用紙が生成され、放射
線治療装置の天板上において被検体基準位置に被検体が
位置合わせされ、放射線治療装置の天板を規定長だけ移
動させて、前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれ
シャドウトレイと放射線治療装置の天板上の所定の位置
に配置して、第1及び第2の位置決め用紙のスケール及
び位置合わせ用十字印を一致させるようにして天板を上
下左右に移動させることで位置決めが行われ、放射線治
療装置の天板を前記の規定長だけ逆方向に移動させるこ
とで放射線治療計画における位置決めが行なわれる。こ
れにより、特別な位置決め用の機器を必要とせずに、被
検体位置決めが精度良く簡便に行われる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例の放射線治療計画
における位置決め方法の処理手順を示すフローチャート
であり、図2は本発明の一実施例の放射線治療計画機能
を有する医用装置の概略構成を示す構成図である。
【0026】まず、図2を放射線治療計画機能を有する
医用装置の構成を説明する。本実施例では、この放射線
治療計画機能を有する医用装置として、放射線治療計画
装置をもって説明を行う。コンピュータ31はCT装置
からCT画像(断層像)のデータを受け取り、投影形状
の計算,照射野形状(コリメータ開度)の計算を実行
し、また表示を制御し、治療計画を行うものである。こ
のため、このコンピュータ31が計測手段,位置決め用
紙生成手段,位置決め調整手段をも構成している。尚、
ここで、治療計画とは、診断時の諸情報を基に、治療線
種,線量,照射方向等被検体への応用を総合的に確定
し、被検体に対し照射野の位置決め等を行うことであ
る。
【0027】キーボード32はオペレータからの各種指
示を受けるものであり、特に照射治療パラメータ等の指
示を受けてコンピュータ31に伝達する入力装置であ
る。トラックボール33はポインティングデバイスの一
種であり、画像領域の指定をグラフィックを用いて行う
ための入力装置である。尚、このキーボード32とトラ
ックボール33とで設定手段を構成している。
【0028】メモリ34はコンピュータが各種計算,画
像処理等を行う際の共通作業領域である。表示装置35
はコンピュータ31からの指示により各種画像表示や、
画像入力,数値入力の際の入力表示がなされるものであ
る。画像記憶装置36はコンピュータ31での計算途
中,計算結果などで生成される画像データが記憶される
ものである。CTインターフェース37はCT装置38
からのCT画像を放射線治療計画装置に読み込むための
インターフェースである。プリンタ39は第1及び第2
の位置決め用紙を出力する印字装置であり、プロッタで
構成されることもある。治療装置40は被検体に対して
放射線照射を行うリニアック等である。
【0029】次に、上記のように構成された放射線治療
計画装置の動作並びに放射線治療計画における位置決め
方法の手順についてフローチャートも参照して説明す
る。まず、被検体をCT装置38の天板に載せてガント
リ内に収容し、被検体の治療部位に近いマーキング可能
な場所にガントリ内蔵のポジショニングライト等により
光線を照射して、被検体の左右,上面の照射位置(被検
体基準位置)にマークを付ける(図1ステップ)。
【0030】そして、CT装置38により被検体の断層
撮影を実行する(図1ステップ)。このとき、CT装
置38は被検体の断層撮影を多数のスライス位置で行
う。そして、各断層像について読影して、治療する必要
のある箇所にトラックボール33によって印をつける。
この印のデータは記憶装置36等に記憶される。CT装
置38での断層撮影が終了した時点で、被検体はCT装
置38から解放される。
【0031】ここで、コンピュータ1は、キーボード2
等から設定されたパラメータに基づいて治療計画を立案
し、被検体基準位置に対する治療アイソセンタ位置,C
T断層撮影時の天板高,放射線照射時の天板高を、CT
装置38や治療装置40とデータ通信により求める(図
1ステップ)。
【0032】また、コンピュータ1は、予め定められた
照射ヘッドの光源位置と第1の位置決め用紙を載置する
シャドウトレイとの間隔及び照射ヘッドの光源位置と放
射線治療装置の天板の高さから決定されるスケール(目
盛り)が印字された第1の位置決め用紙39aと、同様
なスケールと被検体の基準位置に対する治療アイソセン
タ位置から決定される位置合わせ用十字印とが印字され
た第2の位置決め用紙39bとを生成し、プリンタ39
から出力する(図1ステップ)。尚、第2の位置決め
用紙39bに印字される被検体の基準位置に対する治療
アイソセンタ位置から決定される位置合わせ用十字印
は、コンピュータ1の計算により求められる。
【0033】ここで、第1の位置決め用紙39aは透明
な用紙にスケールが印字されたものであり(図3)、第
2の位置決め用紙39bは透明,半透明,不透明いずれ
でも構わないが通常は白紙に印字されたものとする。
【0034】そして、第1の位置決め用紙39aに印字
される縦横のスケールは、放射線治療装置が標準で備え
ている投光機能を用いてシャドウトレイから照射野面上
に投影した際に、投影結果が所定の間隔(例えば、投影
結果で1目盛りが10mmになるような間隔)となるように
目盛られている。同様に、第2の位置決め用紙39bに
印字される縦横のスケールは、照射野面上で所定の間隔
(同様に、照射野面上で1目盛りが10mmに相当する間
隔)となるように目盛られている。従って、実際の用紙
上での目盛りの間隔は、それぞれの高さに応じて異なる
値になっている。
【0035】このため、第1の位置決め用紙39aと第
2の位置決め用紙39bとが正しい位置にある(放射線
治療装置の天板が正しい高さに調整されている)とき
に、第2の位置決め用紙39b上での第1の位置決め用
紙39aからの投影結果は一致するようなものである。
尚、このように投影結果が一致することを確認できれば
良いので、目盛りの間隔は上述の例に限定されるもので
はない。
【0036】また、第2の位置決め用紙39bには縦横
のスケール以外に、被検体基準位置に対する治療アイソ
センタ位置が十字で目盛られている。この図4では破線
で示されたものが治療アイソセンタ位置の十字に相当
し、Xは被検体基準位置に対する治療アイソセンタ位置
の被検体断面横断方向の距離を示し、Zは被検体基準位
置に対する治療アイソセンタ位置の体軸方向の距離を示
している。
【0037】そして、図5に示したように、被検体を放
射線治療装置40の天板41に載置し、被検体表面に付
けられた被検体基準位置に基づいて、図示しないレーザ
ポインタ(放射線治療装置の治療アイソセンタ位置を示
している)からのレーザ光が前記被検体基準位置を照ら
すように天板の移動を行って位置合わせを行う(図1ス
テップ)。
【0038】次に、図6に示したように、被検体を天板
41に載置したままの状態で、放射線治療装置40の天
板41を被検体の体軸(Z軸)方向に、前記レーザ光か
ら離すように規定長さ分(例えば、1m等。予め定めて
おく。)だけ移動させる。この長さについては、天板に
取り付けられた目盛りを用いて行なうようにする(図1
ステップ)。尚、この天板41の目盛りは、規定長さ
分の移動量が確認できれば良いものであり、従来のよう
な全移動量にわたってmm単位の移動量を確認するような
高価な移動量確認機構である必要はない。
【0039】ここで、図7に示すように、放射線治療装
置40の照射ヘッド43に設けられたシャドウトレイ4
3の所定の位置に第1の位置決め用紙39aを載置し、
また、天板41の所定の位置に第2の位置決め用紙39
bを載置する(図1ステップ)。
【0040】そして、第1の位置決め用紙39aと第2
の位置決め用紙39bとを用いて放射線治療装置40の
天板41を移動させて位置調整を行う。この位置調整
は、天板41の高さ方向の調整と、天板41の左右方向
の調整とがある。
【0041】まず、図8に示すように、照射ヘッド42
内の投光器42aから投光を行い、第2の位置決め用紙
39bのスケールの目盛りと、第1の位置決め用紙39
aから投影されたスケールの目盛りとが一致するよう
に、天板41の高さ調整を行う(図1ステップ)。こ
れにより、第1の位置決め用紙39aと第2の位置決め
用紙39bとが正しい高さ関係(放射線治療装置の天板
41が正しい高さ関係)になったときに、各スケールが
一致する。
【0042】また、図9に示すように、照射ヘッド42
内の投光器42aから投光を行い、第2の位置決め用紙
39bの治療アイソセンタ位置を示す十字と、第1の位
置決め用紙39aから投影されたスケールの目盛りとが
一致するように、天板41を左右方向に移動させて位置
調整を行う。これにより、放射線治療装置の天板41の
位置調整が完了する。
【0043】そして、前述のステップで放射線治療装
置40の天板41を被検体の体軸(Z軸)方向にレーザ
光から離すように規定長さ分だけ移動させているので、
この規定長さ分だけ元の方向に戻すように移動させる
(図1ステップ)。この長さについては、天板に取り
付けられた目盛りを用いて行なうようにする。これによ
り、天板41上の被検体が治療アイソセンタ位置に合致
するように調整されたことになる。
【0044】以上詳細に説明したように、天板41の規
定長の移動と戻しを行うようにすることで、mm単位の天
板移動量確認機構を用いる必要がなくなり、更に、第1
及び第2の位置決め用紙を用いて細かな位置調整を行う
ようにすることで、mm単位の精度の調整を行うことが可
能になる。また、位置決め用紙と照射ヘッド内の投光器
とにより放射線治療装置での被検体位置決めが可能にな
るので、高価な治療位置決め専用の投光器が不要にな
る。
【0045】図10は放射線治療計画機能を有する医用
装置の他の構成例を示す構成ブロック図である。この図
10で上述の図2と同一物には同一番号を付してある。
異なるのは、MRIインターフェース47を備えてお
り、MRI装置48からのMRI画像を受けて治療計画
を立てることである。放射線治療計画における位置決め
方法については図1で説明を行ったものと、CT画像を
MRI画像にした以外は同一である。
【0046】以上のように、放射線治療計画における位
置決め方法であって、断層診断装置の天板上において基
準位置設定用マーカにより被検体の所定の位置に基準位
置としてマーキングを行い、被検体の基準位置に対する
治療アイソセンタ位置,被検体の断層撮影の際の天板の
高さ,放射線治療に用いる放射線治療装置の天板の高さ
を求め、予め定められた照射ヘッドの光源位置とシャド
ウトレイとの間隔及び照射ヘッドの光源位置と放射線治
療装置の天板の高さから決定されるスケールと、前記被
検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置から決定
される位置合わせ用十字印とを有する第1及び第2の位
置決め用紙を生成し、放射線治療装置の天板上において
被検体基準位置に被検体を位置合わせし、放射線治療装
置の天板を規定長だけ移動させ、前記第1及び第2の位
置決め用紙をそれぞれシャドウトレイと放射線治療装置
の天板上の所定の位置に配置し、第1及び第2の位置決
め用紙のスケール及び位置合わせ用十字印を一致させる
ようにして天板を上下左右に移動させることで位置決め
を行い、放射線治療装置の天板を前記の規定長だけ逆方
向に移動させることを特徴とする放射線治療計画におけ
る位置決め方法によれば、特別な位置決め用の機器を必
要とせずに、被検体位置決めを精度良く簡便に行える放
射線治療計画における位置決め方法を実現することがで
きるようになる。
【0047】また、断層診断装置の天板上において被検
体の所定の位置に基準位置としてマーキングを行う基準
位置設定用マーカと、被検体の基準位置に対する治療ア
イソセンタ位置,被検体の断層撮影の際の天板の高さ,
放射線治療に用いる放射線治療装置の天板の高さを求め
る計測手段と、予め定められた照射ヘッドの光源位置と
シャドウトレイとの間隔及び照射ヘッドの光源位置と放
射線治療装置の天板の高さから決定されるスケールと、
前記被検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置か
ら決定される位置合わせ用十字印とを有する第1及び第
2の位置決め用紙を生成する位置決め用紙生成手段と、
放射線治療装置の天板上において被検体基準位置に被検
体を位置合わせし、放射線治療装置の天板を規定長だけ
移動させ、前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれ
シャドウトレイと放射線治療装置の天板上の所定の位置
に配置し、第1及び第2の位置決め用紙のスケール及び
位置合わせ用十字印を一致させるようにして天板を上下
左右に移動させることで位置決めを行い、放射線治療装
置の天板を前記の規定長だけ逆方向に移動させる位置決
め調整手段と、を備えたことを特徴とする放射線治療計
画機能を有する医用装置によれば、特別な位置決め用の
機器を必要とせずに、被検体位置決めを精度良く簡便に
行える放射線治療計画機能を有する医用装置を実現でき
るようになる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、断層診断装
置の天板上において基準位置設定用マーカにより被検体
の所定の位置に基準位置としてマーキングを行い、被検
体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検体の
断層撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放射線
治療装置の天板の高さを求め、予め定められた照射ヘッ
ドの光源位置とシャドウトレイとの間隔及び照射ヘッド
の光源位置と放射線治療装置の天板の高さから決定され
るスケールと、前記被検体の基準位置に対する治療アイ
ソセンタ位置から決定される位置合わせ用十字印とを有
する第1及び第2の位置決め用紙を生成し、放射線治療
装置の天板上において被検体基準位置に被検体を位置合
わせし、放射線治療装置の天板を規定長だけ移動させ、
前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれシャドウト
レイと放射線治療装置の天板上の所定の位置に配置し、
第1及び第2の位置決め用紙のスケール及び位置合わせ
用十字印を一致させるようにして天板を上下左右に移動
させることで位置決めを行い、放射線治療装置の天板を
前記の規定長だけ逆方向に移動させるようにしたこと
で、天板の規定長の移動と戻しを行うようにすること
で、mm単位の天板移動量確認機構を用いる必要がなくな
り、更に、第1及び第2の位置決め用紙を用いて細かな
位置調整を行うようにすることで、mm単位の精度の調整
を行うことが可能になる。また、位置決め用紙と照射ヘ
ッド内の投光器とにより放射線治療装置での被検体位置
決めが可能になるので、高価な治療位置決め専用の投光
器が不要になる。従って、特別な位置決め用の機器を必
要とせずに、被検体位置決めを精度良く簡便に行える放
射線治療計画における位置決め方法及び放射線治療計画
機能を有する医用装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の放射線治療計画における位
置決め方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例の放射線治療計画機能を有す
る医用装置の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施例で用いられる第1の位置決め
用紙を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例で用いられる第2の位置決め
用紙を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例において被検体表面に付けら
れた被検体基準位置に基づいてレーザ光が被検体基準位
置を照らすように天板の移動を行って位置合わせを行う
状態を示す説明図である。
【図6】天板を被検体の体軸方向に規定長さ分だけ移動
させる様子を示す説明図である。
【図7】第1及び第2の位置決め用紙を用いた位置合わ
せの様子を示す説明図である。
【図8】第1及び第2の位置決め用紙を用いた高さ方向
の位置合わせの様子を示す説明図である。
【図9】第1及び第2の位置決め用紙を用いた左右方向
の位置合わせの様子を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施例の放射線治療計画機能を
有する医用装置の構成を示す構成図である。
【図11】従来の放射線治療計画機能を有する医用装置
の構成を示す構成図である。
【図12】従来の放射線治療計画における位置決め方法
の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
31 コンピュータ 32 キーボード 33 トラックボール 34 メモリ 35 表示装置 36 画像記憶装置 37 CTインターフェース 38 CT装置 39 プリンタ 40 治療装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線治療計画における位置決め方法で
    あって、 断層診断装置の天板上において基準位置設定用マーカに
    より被検体の所定の位置に基準位置としてマーキングを
    行い、 被検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検
    体の断層撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放
    射線治療装置の天板の高さを求め、 予め定められた照射ヘッドの光源位置とシャドウトレイ
    との間隔及び照射ヘッドの光源位置と放射線治療装置の
    天板の高さから決定されるスケールと、前記被検体の基
    準位置に対する治療アイソセンタ位置から決定される位
    置合わせ用十字印とを有する第1及び第2の位置決め用
    紙を生成し、 放射線治療装置の天板上において被検体基準位置に被検
    体を位置合わせし、 放射線治療装置の天板を規定長だけ移動させ、 前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれシャドウト
    レイと放射線治療装置の天板上の所定の位置に配置し、 第1及び第2の位置決め用紙のスケール及び位置合わせ
    用十字印を一致させるようにして天板を上下左右に移動
    させることで位置決めを行い、 放射線治療装置の天板を前記の規定長だけ逆方向に移動
    させることを特徴とする放射線治療計画における位置決
    め方法。
  2. 【請求項2】 断層診断装置の天板上において被検体の
    所定の位置に基準位置としてマーキングを行う基準位置
    設定用マーカと、 被検体の基準位置に対する治療アイソセンタ位置,被検
    体の断層撮影の際の天板の高さ,放射線治療に用いる放
    射線治療装置の天板の高さを求める計測手段と、 予め定められた照射ヘッドの光源位置とシャドウトレイ
    との間隔及び照射ヘッドの光源位置と放射線治療装置の
    天板の高さから決定されるスケールと、前記被検体の基
    準位置に対する治療アイソセンタ位置から決定される位
    置合わせ用十字印とを有する第1及び第2の位置決め用
    紙を生成する位置決め用紙生成手段と、 放射線治療装置の天板上において被検体基準位置に被検
    体を位置合わせし、放射線治療装置の天板を規定長だけ
    移動させ、前記第1及び第2の位置決め用紙をそれぞれ
    シャドウトレイと放射線治療装置の天板上の所定の位置
    に配置し、第1及び第2の位置決め用紙のスケール及び
    位置合わせ用十字印を一致させるようにして天板を上下
    左右に移動させることで位置決めを行い、放射線治療装
    置の天板を前記の規定長だけ逆方向に移動させる位置決
    め調整手段と、を備えたことを特徴とする放射線治療計
    画機能を有する医用装置。
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