JPH1076020A - 放射線治療位置合わせ方法、医用装置および位置合わせ用紙 - Google Patents

放射線治療位置合わせ方法、医用装置および位置合わせ用紙

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JPH1076020A
JPH1076020A JP8233818A JP23381896A JPH1076020A JP H1076020 A JPH1076020 A JP H1076020A JP 8233818 A JP8233818 A JP 8233818A JP 23381896 A JP23381896 A JP 23381896A JP H1076020 A JPH1076020 A JP H1076020A
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JP8233818A
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Shigeru Kojima
滋 小島
Hiroyoshi Ikegawa
博敬 池川
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医用画像診断装置での被検体の拘束時間を短
縮する。 【解決手段】 放射線治療装置の光ビームT1,T2と
患者Nに付された基準位置マークとを位置合わせする。
次に、患者を跨いで治療寝台21上にコの字形の台座4
1を置く。次に、その台座41の上面に、水平位置決め
用紙31を、その基準位置座標軸線C1,C2の交差点
が光ビームT1と合うようにセットする。次に、その台
座41の側面に、上下位置決め用紙32を、その基準位
置座標軸線C3,C4の交差点が光ビームT2と合うよ
うにセットする。次に、光ビームT1,T2がセットラ
インS1,S2,S4に合うように、治療寝台を3軸方
向に移動する。 【効果】 被検体に治療アイソセンタの位置をマーキン
グせずとも、放射線照射装置での位置合わせを正確かつ
容易に行うことが出来る。従って、医用画像診断装置で
の被検体の拘束時間を短縮でき、スループットを向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射線治療位置合
わせ方法、医用装置および位置合わせ用紙に関し、さら
に詳しくは、医用画像診断装置を用いて放射線治療計画
を行い決定した治療アイソセンタ位置(被検体の標的部
位に異なる角度から放射線を照射するときの照射中心と
なる位置)に、放射線治療装置の照射中心点(線源によ
り異なる角度から放射線を照射するときの照射中心線の
交点)を位置合わせする方法およびその方法を実施する
ために用いる医用装置および位置合わせ用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来の放射線治療計画の手順
の一例を示すフロー図である。ステップST1では、図
14に示すように、X線CT装置X’のテーブル51上
に患者Nを載せる。ステップST3では、図15に示す
ように、患者Nの体軸方向に沿った複数のスライス位置
で撮像し、各スライス位置に対応したCT画像Q1〜Q
5を取得する。ステップST4では、標的部位TRが現
れたCT画像Q2〜Q4を選択し、それらCT画像Q2
〜Q4上で標的部位TRの輪郭を医師が入力する。ステ
ップST5では、標的部位TRの体積や形状に基づいて
放射線を照射するときの照射条件を設定する。ステップ
ST6では、図16に示すように、標的部位TRに異な
る角度から放射線を照射するときの照射中心となる治療
アイソセンタICの位置を医師が決定する。
【0003】ステップST57では、図17に示すよう
に、X線CT装置X’の付属装置であるレーザポインタ
53U,53R,53Lのレーザ光ビームJ1,J2,
J3の交差点の位置と前記治療アイソセンタICの位置
とが一致するように、レーザ光ビームJ1,J2,J3
および/またはテーブル51が移動される。なお、レー
ザポインタ53U,53R,53Lは天井および左右両
壁面に固定されているが、レーザ光ビームJ1,J2,
J3は移動可能である。ステップST58では、図18
に示すように、レーザ光ビームJ1,J2,J3が患者
Nの体表に投影された箇所に治療アイソセンタマークM
1,M2,M3を付する。その後、X線CT装置X’か
ら患者Nを解放する。
【0004】図19は、従来の放射線治療の手順の一例
を示すフロー図である。ステップSU1では、図20に
示すように、放射線治療装置200の治療寝台21上に
患者Nを載せる。ステップSU52では、放射線治療装
置200の光ビームT1,T2,T3が患者Nの体表に
付された治療アイソセンタマークM1,M2,M3に投
影されるように、治療寝台21を移動する。なお、光ビ
ームT1,T2,T3の交差点は、放射線治療装置20
0の照射中心点(線源により異なる角度から放射線を照
射するときの照射中心線の交点)になっている。従っ
て、治療アイソセンタICと放射線治療装置200の照
射中心点とが位置合わせされたこととなる。なお、光ビ
ームT1を出射する線源ヘッド23は、架台22に取り
付けられており、前記照射中心点を回転中心にして矢印
αのように回転可能であるが、初期状態では垂直位置に
ある。光ビームT2,T3を出射する位置合わせライト
24R,24Lは、治療寝台21の左右に設置されてい
る。ステップSU9では、線源ヘッド23を回転させ
て、標的部位TRに異なる角度から放射線を照射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す放射線治
療計画の手順では、治療アイソセンタマーク(図18の
M1,M2,M3)を付し終わる時点(図13のステッ
プST58)まで患者NをX線CT装置X’に拘束する
ため、患者Nの拘束時間が長くなる問題点がある。ま
た、一人の患者NでX線CT装置X’を長時間占有する
ため、X線CT装置X’のスループットが低下する問題
点がある。そこで、本発明の第1の目的は、医用画像診
断装置での被検体の拘束時間を短縮できると共に医用画
像診断装置のスループットを向上することができる放射
線治療位置合わせ方法を提供することにある。また、本
発明の第2の目的は、上記放射線治療位置合わせ方法を
実施するのに用いる医用装置および位置合わせ用紙を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、医用画像診断装置の基準位置に対応する基準位置マ
ークを被検体に付し、その被検体を医用画像診断装置に
より撮像して医用画像を取得し、その医用画像に基づい
て前記被検体の標的部位に異なる角度から放射線を照射
するときの照射中心となる治療アイソセンタ位置を決定
し、前記基準位置を表わす基準位置ガイドマークおよび
前記治療アイソセンタ位置を表わすアイソセンタガイド
マークを印刷した位置合わせ用紙をプリントアウトし、
放射線治療装置に前記被検体を移し、前記被検体に付し
た基準位置マークと前記放射線治療装置の照射中心点
(線源により異なる角度から放射線を照射するときの照
射中心線の交点)を表わす光ビームとを位置合わせし、
次に前記基準位置ガイドマークが前記光ビームに一致す
るように前記位置合わせ用紙を前記被検体に対して位置
決めし、次に前記光ビームが前記アイソセンタガイドマ
ークに一致するように前記線源と前記被検体とを相対移
動することを特徴とする放射線治療位置合わせ方法を提
供する。上記第1の観点による放射線治療位置合わせ方
法では、医用画像診断装置の基準位置に対応する基準位
置マークを被検体に付すだけであり、治療アイソセンタ
マーク(図18のM1,M2,M3)は被検体に付さな
い。従って、被検体を撮像した時点で医用画像診断装置
から被検体を解放できる。すなわち、被検体の拘束時間
を短縮できる。また、一人の被検体で医用画像診断装置
を長時間占有しないため、医用画像診断装置のスループ
ットを向上できる。さらに、医用画像診断装置に標準装
備されているポジショニングライトなどを利用して基準
位置マークを付すことが出来るから、一般にオプション
装備であるレーザポインタを備えなくても済む利点もあ
る。
【0007】第2の観点では、本発明は、医用画像診断
装置の基準位置を表わす基準位置ガイドマークおよび被
検体の標的部位に異なる角度から放射線を照射するとき
の照射中心となる治療アイソセンタ位置を表わすアイソ
センタガイドマークを印刷した位置合わせ用紙をプリン
トアウトする位置合わせ用紙印刷手段を具備したことを
特徴とする医用装置を提供する。上記第2の観点による
医用装置は、上記第1の観点にかかる放射線治療位置合
わせ方法に用いる位置合わせ用紙をプリントするため、
上記第1の観点にかかる放射線治療位置合わせ方法を好
適に実施できる。
【0008】第3の観点では、本発明は、医用画像診断
装置の基準位置を表わす基準位置ガイドマークおよび被
検体の標的部位に異なる角度から放射線を照射するとき
の照射中心となる治療アイソセンタ位置を表わすアイソ
センタガイドマークを印刷したことを特徴とする位置合
わせ用紙を提供する。上記第3の観点による位置合わせ
用紙を用いれば、上記第1の観点にかかる放射線治療位
置合わせ方法を好適に実施できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0010】図1は、本発明の一実施形態にかかる放射
線治療計画装置を示すブロック図である。この放射線治
療計画装置100は、操作者の入力を受け付ける操作部
1と、全体の作動を制御するシステム制御部2と、CT
画像などを表示する表示部3と、X線CT装置Xで患者
をスキャンして得られたCT画像を記憶するCT画像記
憶部4と、一連のCT画像に操作者が入力した輪郭に関
するデータを記憶する輪郭データ記憶部5と、放射線治
療装置により放射線を照射するときの照射条件を設定す
る照射条件設定部6と、前記X線CT装置Xの基準位置
から見た治療アイソセンタの相対位置を算出する治療ア
イソセンタ算出部7と、位置合わせ用紙(後で詳しく説
明する)をプリントするのに必要なデータを作成する位
置合わせ用紙プリントデータ作成部8と、位置合わせ用
紙をプリントアウトする位置合わせ用紙出力部9とを具
備して構成されている。なお、CT画像や計画画像や透
過像などを印刷するために標準装備されているカラーコ
ピーイメージャ(図示せず)に前記位置合わせ用紙出力
部9の機能を組み込んでもよい。
【0011】図2は、上記放射線治療計画装置100を
用いた放射線治療計画の手順を示すフロー図である。ス
テップST1では、図3に示すように、X線CT装置X
のテーブル11上に患者Nを載せる。ステップST2で
は、図3に示すように、X線CT装置Xの走査ガントリ
12に内蔵されたポジショニングライト14U,14
R,14Lからのレーザ光ビームB1,B2,B3(こ
れらの交差点が基準位置CTである)が患者Nの体表に
投影された箇所にそれぞれ基準位置マークK1,K2,
K3を付する。具体的には、検査着の表面または患者N
の体表にマジックペンなどで印を付けたり、シールを貼
り付けたりする。なお、放射線治療装置での位置合わせ
を容易に行う観点から、標的部位TRの近傍を基準位置
CTに選ぶことが好ましい。ステップST3では、患者
の体軸方向に沿った複数のスライス位置でスキャンし、
各スライス位置に対応したCT画像を取得する。CT画
像を取得した後、患者Nを解放する。
【0012】ステップST4では、標的部位が現れたC
T画像を選択し、それらのCT画像上で標的部位の輪郭
を医師が入力する。ステップST5では、標的部位の体
積や形状を計算し、これらに基づいて放射線を照射する
ときの照射条件を設定する。ステップST6では、図4
に示すように、標的部位TRに異なる角度から放射線を
照射するときの照射中心となる治療アイソセンタICの
位置を医師が決定し、放射線治療計画装置100に入力
する。これにより、X線CT装置Xの基準位置CTから
見た治療アイソセンタICの相対位置(Lx,Ly,L
z)が算出される。
【0013】ステップST7では、図5に示すような、
位置合わせ用紙30(例えば日本工業規格A列4番の用
紙サイズ)をプリントアウトする。この位置合わせ用紙
30は、水平位置決め用紙31の部分と上下位置決め用
紙32の部分からなっている。前記水平位置決め用紙3
1の部分には、基準位置座標軸線C1,C2およびセッ
トラインS1,S2が印刷されている。前記基準位置座
標軸線C1,C2の交差点が基準位置CTのX,Z位置
を表わしている。また、前記セットラインS1,S2の
交差点が治療アイソセンタICのX,Z位置を表わして
いる。前記上下位置決め用紙32の部分には、基準位置
座標軸線C3,C4およびセットラインS4が印刷され
ている。前記基準位置座標軸線C3,C4の交差点が基
準位置CTのY位置を表わしている。また、前記基準位
置座標軸線C3とセットラインS4の交差点が治療アイ
ソセンタICのY位置を表わしている。前記基準位置座
標軸線C1,C2,C3,C4と、前記セットラインS
1,S2,S4との区別を容易にするため、前者を
「黒」(図示の都合上、直線で示す)で印刷し、後者を
「赤」(図示の都合上、波線で示す)で印刷する(色違
いで印刷する)のが好ましい。
【0014】なお、水平位置決め用紙31の「YM90524
L」は患者IDを表し、「HF」は患者方向を表し、「S
P」は患者姿勢が仰向けであることを表し(ちなみに俯
せなら「PR 」)を表し、「H」は患者Nの頭部方向を表
し、「YOKOGAWA JIROH」は患者名を表し、「CT」は基準
位置を表し、「PLAN-P1」は計画名を表し、「F」は患者
の足部方向を表している。また、「Table Right:13mm,
Down:30mm, Out:72mm」は、基準位置CTから見た治療
アイソセンタICの相対位置を表している。すなわち、
基準位置CTから右に13mm(=Lx),下に30mm
(=Ly),架台(図7の22)から離れる方向に72
mm(=Lz)の位置に治療アイソセンタICがあること
を表している。
【0015】また、上下位置決め用紙32の「A」は患
者の前面方向を表し、「CT」は基準位置を表し、「P」
は患者の背面方向を表している。また、「Dn(=Down):30
mm」は、基準位置CTから見た治療アイソセンタICの
Y位置を表している。すなわち、基準位置CTから下に
30mm(=Ly)のY位置に治療アイソセンタICがあ
ることを表している。
【0016】図6は、本発明の一実施形態にかかる放射
線治療の手順を示すフロー図である。ステップSU1で
は、図7に示すように、放射線治療装置200の治療寝
台21上に患者Nを載せる。ステップSU2では、放射
線治療装置200の線源ヘッド23からの光ビームT1
が患者Nの体表に付された基準位置マークK1に投影さ
れるように、治療寝台21をX軸方向およびZ軸方向に
移動する。ステップSU3では、位置合わせライト24
R,24Lからの光ビームT2,T3が患者Nの体表に
付された基準位置マークK2,K3に投影されるよう
に、治療寝台21の高さを調整する。上記ステップSU
2,SU3により、図8に示すように、患者Nに付した
基準位置マークK1,K2,K3と放射線治療装置20
0の照射中心点を表わす光ビームT1,T2,T3とが
位置合わせされたことになる。なお、光ビームT1,T
2,T3の交差点は、放射線治療装置200の照射中心
点(線源により異なる角度から放射線を照射するときの
照射中心線の交点)になっている。従って、基準位置C
Tと放射線治療装置200の照射中心点とが位置合わせ
されたこととなる。
【0017】ステップSU4では、図9に示すように、
患者Nを跨ぐようにコの字形の例えば木製の台座41を
置く。ステップSU5では、位置合わせ用紙30から水
平位置決め用紙31を切り離し、図10に示すように、
線源ヘッド23からの光ビームT1が水平位置決め用紙
31の基準座標軸線C1,C2の交差点に投影されるよ
うに、水平位置決め用紙31を台座41の上面にセット
する(例えば、セロハンテープで貼り付ける)。ステッ
プSU6では、位置合わせ用紙30から上下位置決め用
紙32を切り離し、図10に示すように、位置合わせラ
イト24Rからの光ビームT2が上下位置決め用紙32
の基準位置座標軸線C3,C4の交差点に投影されるよ
うに、上下位置決め用紙32を台座41の側面にセット
する。
【0018】ステップSU7では、図11に示すよう
に、線源ヘッド23からの光ビームT1が前記水平位置
決め用紙31のセットラインS1,S2の交差点に投影
されるように、治療寝台21をX軸方向およびZ軸方向
に移動する。ステップSU8では、図11に示すよう
に、位置合わせライト24Rからの光ビームT2が前記
上下位置決め用紙32のセットラインS4に投影される
ように、治療寝台21の高さを変える。上記ステップS
U7,SU8により、図13に示すように、治療アイソ
センタICと放射線治療装置200の照射中心点とが位
置合わせされたこととなる。
【0019】ステップSU9では、治療寝台21上から
台座41を取り除く。なお、必要に応じて、光ビームT
1,T2,T3が投影された患者Nの体表の箇所にアイ
ソセンタマークを付してもよい。ステップSU10で
は、患者Nの回りで線源ヘッド23を回転させて、標的
部位TRに異なる角度から放射線を照射する。
【0020】
【発明の効果】本発明の放射線治療位置合わせ方法によ
れば、被検体には、医用画像診断装置の基準位置に対応
する基準位置マークを付すだけであり、治療アイソセン
タマークは付さないから、被検体を撮像した時点で医用
画像診断装置から被検体を解放できる。従って、被検体
の拘束時間を短縮できる。また、一人の被検体で医用画
像診断装置を長時間占有しないため、医用画像診断装置
のスループットを向上できる。さらに、医用画像診断装
置に標準装備されているポジショニングライトなどを利
用して基準位置マークを付すことが出来るから、一般に
オプション装備であるレーザポインタを備えなくても済
む利点もある。
【0021】また、本発明の医用装置によれば、医用画
像診断装置の基準位置および治療アイソセンタの位置を
表わすガイドマークを印刷した位置合わせ用紙をプリン
トアウトするから、これを用いれば、患者に治療アイソ
センタの位置をマーキングせずとも、放射線治療装置で
の位置合わせを正確かつ容易に行うことが出来る。
【0022】また、本発明の位置合わせ用紙を用いれ
ば、患者に治療アイソセンタの位置をマーキングせずと
も、放射線治療装置での位置合わせを正確かつ容易に行
うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる放射線治療計画装
置を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる放射線治療計画の手順のフロー
図である。
【図3】X線CT装置において患者の体表に基準位置マ
ークを付する状態の説明図である。
【図4】基準位置と治療アイソセンタの位置の関係の説
明図である。
【図5】位置合わせ用紙の印刷内容を示す説明図であ
る。
【図6】本発明にかかる放射線治療の手順を示すフロー
図である。
【図7】放射線治療装置における基準位置合わせの説明
図である。
【図8】放射線治療装置の光ビームと基準位置マークと
基準位置の関係を示す断面図である。
【図9】放射線治療装置の治療寝台上に台座を置いた状
態を示す説明図である。
【図10】台座に位置合わせ用紙をセットする状態の説
明図である。
【図11】位置合わせ用紙を利用して位置合わせする状
態の説明図である。
【図12】放射線治療装置の光ビームとセットラインと
治療アイソセンタの位置の関係を示す断面図である。
【図13】従来の放射線治療計画の手順の一例を示すフ
ロー図である。
【図14】X線CT装置と患者の斜視図である。
【図15】CT画像のスライス位置の説明図である。
【図16】線源により異なる角度から放射線を照射する
状態の説明図である。
【図17】X線CT装置において治療アイソセンタマー
クを付すべき箇所にレーザ光ビームを投影した状態を示
す説明図である。
【図18】X線CT装置のレーザ光ビームと治療アイソ
センタマークと治療アイソセンタの位置の関係を示す断
面図である。
【図19】従来の放射線治療の手順の一例を示すフロー
図である。
【図20】放射線治療装置における位置合わせの説明図
である。
【符号の説明】
1 操作部 2 システム制御部 3 表示部 4 CT画像記憶部 5 輪郭データ記憶部 6 照射条件設定部 7 治療アイソセンタ算出部 8 位置合わせ用紙プリントデータ作成部 9 位置合わせ用紙出力部 11 テーブル 14U,14R,14L ポジショニングライト 21 治療寝台 23 線源ヘッド 24R,24L 位置合わせライト 30 位置合わせ用紙 31 水平位置決め用紙 32 上下位置決め用紙 41 台座 100 放射線治療計画装置 200 放射線治療装置 C1,C2,C3,C4 基準位置座標軸線 S1,S2,S4 セットライン IC 治療アイソセンタ N 患者 TR 標的部位 X X線CT装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医用画像診断装置の基準位置に対応する
    基準位置マークを被検体に付し、その被検体を医用画像
    診断装置により撮像して医用画像を取得し、その医用画
    像に基づいて前記被検体の標的部位に異なる角度から放
    射線を照射するときの照射中心となる治療アイソセンタ
    位置を決定し、前記基準位置を表わす基準位置ガイドマ
    ークおよび前記治療アイソセンタ位置を表わすアイソセ
    ンタガイドマークを印刷した位置合わせ用紙をプリント
    アウトし、放射線治療装置に前記被検体を移し、前記被
    検体に付した基準位置マークと前記放射線治療装置の照
    射中心点(線源により異なる角度から放射線を照射する
    ときの照射中心線の交点)を表わす光ビームとを位置合
    わせし、次に前記基準位置ガイドマークが前記光ビーム
    に一致するように前記位置合わせ用紙を前記被検体に対
    して位置決めし、次に前記光ビームが前記アイソセンタ
    ガイドマークに一致するように前記線源と前記被検体と
    を相対移動することを特徴とする放射線治療位置合わせ
    方法。
  2. 【請求項2】 医用画像診断装置の基準位置を表わす基
    準位置ガイドマークおよび被検体の標的部位に異なる角
    度から放射線を照射するときの照射中心となる治療アイ
    ソセンタ位置を表わすアイソセンタガイドマークを印刷
    した位置合わせ用紙をプリントアウトする位置合わせ用
    紙印刷手段を具備したことを特徴とする医用装置。
  3. 【請求項3】 医用画像診断装置の基準位置を表わす基
    準位置ガイドマークおよび被検体の標的部位に異なる角
    度から放射線を照射するときの照射中心となる治療アイ
    ソセンタ位置を表わすアイソセンタガイドマークを印刷
    したことを特徴とする放射線治療位置合わせ用紙。
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