JPH08112302A - 人体の極限温度維持可能な温熱装置 - Google Patents

人体の極限温度維持可能な温熱装置

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JPH08112302A
JPH08112302A JP15975495A JP15975495A JPH08112302A JP H08112302 A JPH08112302 A JP H08112302A JP 15975495 A JP15975495 A JP 15975495A JP 15975495 A JP15975495 A JP 15975495A JP H08112302 A JPH08112302 A JP H08112302A
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dome
human body
shaped
cover
shaped cover
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JP15975495A
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Rentaro Sano
鎌太郎 佐野
Fujio Iguchi
富士男 井口
Hisashi Iino
久 飯野
Hisata Ono
日佐太 大野
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TOKKYO KAIHATSU KK
Original Assignee
TOKKYO KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 人に著しい苦痛や有害な副作用を与えること
なく、効果的に癌や風邪及びウイルス感染患者の治療を
可能にする。一般の医療機関でも容易に設置することが
できる人体の極限温度維持可能な温熱装置を提供する。 【構成】 上部開口部が板状の蓋で密閉された箱状本体
3上部に、開閉自在に、単数又は互いに密接した状態で
複数のドーム状カバー1,2が取り付けられ、かつ蓋体
上に、水冷循環装置と連通する頭部冷却枕が取り外し可
能に設置され、また箱状本体3内部に、少なくともドー
ム状カバー内に解放する吹出ダクト8および吸引ダクト
9と連通する温風発生装置10が設置されたものであっ
て、ドーム状カバー1,2の内面は、遠赤外線の面状輻
射体を本体上に位置した人体の中心線に焦点が結ぶよう
に凹面状に形成したものであり、前面は、少なくとも頚
部が通過できる程度の穴を残して閉塞され、また後端面
は、全面が閉塞されており、かつ少なくとも各カバーの
内面にカーボンブラック黒体面状発熱体4が積層された
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の極限温度維持可
能な温熱装置、特に癌治療に有効な人体の極限温度維持
可能な温熱装置および癌または風邪及びウイルス感染患
者の治療方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体温熱装置は、加熱することに
より発汗させ、人体の代謝を促進させることにより美容
兼健康を増進させるための機器として、また癌等の加温
療法(ハイパーサーミア)を行うための機器として利用
されている。最近、人体温熱装置を利用した加温療法
は、癌の治療に際して、放射線療法や化学療法に比べて
副作用が少ないこと、また放射線療法や化学療法と併用
して用いると治療効果が上がることが判明し、その必要
性が高まり種々の研究がなされている。
【0003】人体温熱装置を利用した加温療法には、加
温、赤外線、超音波、マイクロ波および高周波等の加温
手段を利用する種々の方法がある。これらの方法は、い
ずれも癌細胞と正常細胞との生理学的性質の違い、即ち
「癌細胞は、41.8℃以上の温度では細胞分裂ができ
なくなり急速に減少するのに対して、正常細胞は43℃
までは正常の細胞分裂し生存力を失うことがない。」と
いう、癌細胞と正常細胞との温度に対する反応の違いを
利用するものである。この様に、加温療法は、人体生存
の極限に近い温度において、癌細胞と正常細胞との僅か
の温度差を利用して行われるものであるから、人体に悪
影響がなくその目的を達成するためには高度の技術を必
要とし、また繁雑な操作を要し、さらには高額な費用を
必要とした。例えば、マイクロ波を利用する場合、技術
上その防止対策を講じることが難しとされる皮膚に接触
する電極部が過熱する欠点がある。そのため過熱した電
極部と接触した皮膚が損傷するという問題点が在るばか
りでなく、癌細胞が全身に転移した場合には利用できな
いという難点があった。
【0004】また、人工心肺装置を使用する場合には、
体外で血液を43℃〜44℃に加温して、高温血液を循
環させて癌化した器官を攻撃する方法を取るため、温度
コントロール等に高度の技術を要するばかりでなく、大
規模な装置を必要とし費用も高額であり、大規模な専門
医療機関は別として、一般の医療機関では設置が難しい
という難点があった。さらに、加温方法として、遠赤外
線を使用する方法も知られているが、従来の方法は、無
機物発熱体であるセラミックを使用しているため、有機
物である人体に対して共振吸収が少なく癌細胞を攻撃で
きる温度、即ち42℃〜43℃に加温することが難し
く、その効果に疑問があった。また、この加温方法は、
人体生存の極限に近い温度において、全身加温するため
人に著しい苦痛を与えるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記のような実状に鑑みてなされたものである。すなわ
ち、本発明の目的は、人に著しい苦痛を与えることな
く、効果的に癌等の治療をすることができる人体の極限
温度維持可能な温熱装置を提供することにある。本発明
の他の目的は、安価かつ操作が簡単で、一般の医療機関
でも容易に設置することができる人体の極限温度維持可
能な温熱装置を提供することにある。本発明のさらに他
の目的は、人体の極限温度維持可能な温熱装置を利用し
て人に著しい苦痛や有害な副作用を与えることなく、効
果的に癌および風邪及びウイルス感染患者の治療方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討し
た結果、遠赤外線放射体としてのカーボンブラック黒体
面状発熱体とドーム状カバー内に温風を送風することが
できる温風発生装置を具備する人体の極限温度維持可能
な温熱装置を提供することによって、上記目的が達成さ
れることを見出だし、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の人体の極限温度維持可
能な温熱装置は、上部開口部が板状の蓋で閉された箱状
本体上部に、開閉自在に、単数又は互いに密接した状態
で複数のドーム状カバーが取り付けられ、かつ蓋体上
に、水冷循環装置と連通する頭部冷却枕が取り外し可能
に設置され、また箱状本体内部に、少なくともドーム状
カバー内に解放する吹出ダクトおよび吸引ダクトと連通
する温風発生装置が設置されたものであって、ドーム状
カバーの内面は、遠赤外線の面状輻射体を本体上に位置
した人体の中心線に焦点が結ぶように凹面状に形成した
ものであり、前面は、少なくとも頚部が通過できる程度
の穴を残して閉塞され、また後端面は、全面が閉塞され
ており、かつ少なくとも各カバーの内面にカーボンブラ
ック黒体面状発熱体が積層されたものであることを特徴
とする。
【0008】また、本発明の癌の治療方法は、上記人体
の極限温度維持可能な温熱装置を使用して、ドーム状カ
バー内に58℃以上65℃未満の温風を送風しつつ、カ
ーボンブラック黒体面状発熱体により3〜20μの遠赤
外線を人体に放射し、体温を42℃以上43℃未満に加
温し、維持することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の風邪及びウイルス感染患
者の治療方法は、上記記載の人体の極限温度維持可能な
温熱装置を使用して、ドーム状カバー内に57℃以上5
8℃未満の温風を送風しつつ、カーボンブラック黒体面
状発熱体により3〜20μの遠赤外線を人体に放射し、
体温を39℃以上41℃未満、好ましくは39℃以上4
0未満に加温し、維持することを特徴とする。
【0010】以下、図面を参酌し、本発明を詳細に説明
する。まず、本発明の人体の極限温度維持可能な温熱装
置について説明する。図面に示されるものは本発明を示
す1例であって、図1〜5は、第1の態様を示し、図6
〜9は、第2の態様を示し、図10は、第3の態様を示
す。図1は、本発明の第1の態様の人体の極限温度維持
可能な温熱装置の斜視図であり、図2、図3および図4
は、それぞれ平面図、側面図、および正面図であり、図
5は、図2におけるA−A′縦断面図である。図6、図
7、図8および図9は、それぞれ第2の態様の平面図、
側縦断面図、正面縦断面図および一部拡大正面縦断面図
である。図10は、第3の態様の側縦断面図である。
【0011】図において、1および2は、ドーム状カバ
ーであり、1は、頭部側、2は、足部側のカバーであ
る。ドーム状カバーは、板状体を箱状本体3上に位置し
た人体の中心線に焦点が結ぶように凹面状に形成したも
のであって、少なくとも各カバーの内面にはカーボンブ
ラック黒体面状発熱体4が積層されている。必要に応じ
て足部側のカバーの後端内面にもカーボンブラック黒体
面状発熱体4を積層してもよい。また、ドーム状カバー
は、ベニヤ板等の板状体を芯として、ポリウレタン等の
断熱材を積層させたものであって、さらにカーボンブラ
ック黒体面状発熱体がスペーサー22を介して板状体と
適宜間隔を設けて積層されたものである。さらに、ドー
ム状カバーは、前面および後端面がキール20により補
強されたものでもよい。頭部側ドーム状カバーは、少な
くとも頚部が通過できる程度の穴を残して前面を、足部
側ドーム状カバーは、後端面を閉塞してある。これらド
ーム状カバーは、箱状本体3の上部に、開閉自在に、か
つ互いに密接した状態で取り付けられている。ドーム状
カバーの取り付けの態様としては、頭部側および足部側
カバーが、頭部側ドーム状カバーからみて右または左に
回動自在に軸支してもよいし、また頭部側ドーム状カバ
ーが、前後に移動可能に、かつ足部側ドーム状カバーを
被覆するように重なることができるように取り付けられ
たものであって、足部側ドーム状カバーが、後端部を起
点とし上下に開閉可能に取り付けられているものであっ
てもよい。
【0012】上記カバー内面に設けられているカーボン
ブラック黒体面状発熱体4は、カーボンブラックが被覆
されたエポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチロール
樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂およびナイロ
ン樹脂等の樹脂体からなっている。このカーボンブラッ
クが被覆された樹脂発熱体は、人体の細胞と共振して最
も良く吸収される3〜20μの遠赤外線を放射する。し
たがって、従来のセラミックス等無機物発熱体と異な
り、癌細胞の破壊温度41.8℃まで容易に上昇させる
ことができる。本発明の温熱装置に取り付けられている
発熱体の総ワット数は、1200〜1400ワットで、
頭部側および足部側の各カバーの上部内面に取り付けら
れる発熱体のワット数は、各々600〜700ワット、
足部側のカバーの後端内面の発熱体のワット数は、20
0ワット程度である。
【0013】また、図1に示すようにドーム状カバーの
取り付けの態様として頭部側および足部側カバーが、頭
部側ドーム状カバーからみて右または左に回動自在に軸
支する場合には、弾発体5およびストッパー6を設ける
ことが好ましい。弾発体5およびストッパー6は、患者
が急に容態が悪くなる等、緊急時に直ちに心臓マッサー
ジ等ができるようにカバーを瞬時に解放し、静止できる
ようにする緊急解放機構の役目をするものである。弾発
体は、通常バネ、ガス弾発体が用いられるが、これ以外
にバランサーや油圧等本発明の目的に沿うものであれば
如何なるものでもよい。3は、箱状本体であり、その上
部開口部は、蓋体7により密閉されている。箱状本体内
には、ドーム状カバー内に解放する吹出ダクト8および
吸引ダクト9と連通する温風発生装置10が配置されて
いるが、図1に示すように蓋上に設けられた頭部冷却枕
11と連通する水冷循環装置12が配置されていてもよ
い。頭部冷却枕11および水冷循環装置12は、取り外
しおよび移動可能であり、さらに水冷循環装置12は、
温熱装置と別体として設けることができる。また、頭部
冷却枕11の形状は、直方体のものであるが、頭部形状
に合わせた窪みを設けることが好ましい。上記温風発生
装置を設けることにより、癌および風邪の治療、特に癌
治療において人体生存の極限に近い温度まで体温を上昇
させても、人に著しい苦痛を与えることなく、癌、風邪
及びウイルス感染患者の治療効果を上げることができ
る。また、頭部冷却枕および水冷循環装置を設けること
により、苦痛を和らげることができ、さらには脳障害を
回避することができる。
【0014】吹出ダクト8は、図1および図7に示すよ
うに通常パイプ状のものであるが、図10に示すように
吸引ダクト9を利用しても良い。この場合は、図10に
示すように足部側ドーム状カバーの後端内面に吸引ダク
トを設ける。吹出ダクトが、パイプ状のものであって、
頭部側ドーム状カバーが、移動可能のものである場合
は、図7に示すように頭部側ドーム状カバー内のパイプ
が足部側ドーム状カバー内に設置されたパイプ内をしゅ
う動可能に設置される。13は、水分吸収マットであ
り、ストレッチャーを利用しない場合は、図1に示すよ
うにドーム状カバー内の蓋体上に直接敷かれるが、ま
た、ストレッチャーを利用する場合は、図8に示すよう
にストレッチャー上に敷かれる。水分吸収マットは、防
水性および断熱性の基材にパルプや水吸収性ポリマー粉
末等を分散させた水分吸収体を積層させたものである
が、適当なタオルでもよい。また、本発明の温熱装置
は、箱状本体の底部にローラー等を取り付け移動可能に
構成することもできる。さらに、患者を本発明の温熱装
置に移動する場合は、ストレッチャーを利用することが
でき、この場合、ストレッチャーは、患者を乗せたまま
温熱装置に置かれる。上記本発明の温熱装置を使用すれ
ば、癌や風邪、エイズウイルスその他種々のウイルスに
感染した患者を治療することができ、またマラリア原虫
に感染した患者の治療にも有効である。
【0015】次に、本発明の加温療法について説明す
る。先ず、癌を治療する場合には、上記本発明の人体の
極限温度維持可能な温熱装置を使用し、ドーム状カバー
内の蓋体上に敷かれている水分吸収マット或いはタオル
上に人を仰向け又は俯せに寝かせ、ドーム状カバー内に
吹出ダクトを通し、温風発生装置により58℃以上65
℃未満の温風を所定の速度、吹出方向で還流しつつ、カ
ーボンブラック黒体面状発熱体により3〜20μの遠赤
外線を人体に放射し、体温を42℃以上43℃未満に加
温し、維持することにより行われる。治療中は、温風を
ドーム内容量1.5m/分〜2m/分になるように
送風することが好ましい。また、治療中、体温の上がり
過ぎは命に係わるので、絶えず体温の変動を監視する必
要がある。本発明においては、体温の監視は、直腸内温
や食道内温を100分の1℃まで検温できる温度センサ
ーにより行なわれる。体温が上がり過ぎ、又は下がり過
ぎた場合には、カーボンブラック黒体面状発熱体の出力
を制御するコントローラー及び/又は温風発生装置の温
風温度及び循環量を制御するコントローラーを作動さ
せ、発熱体の出力及び温風発生装置の温風温度及び循環
量を調節することができる。治療時間は、癌の種類によ
り異なるが、乳癌の場合には、1回の治療時間は100
分〜120分程度である。癌細胞の耐熱性を増大させな
いよう1週間に1度、4周を1クールとし、1治療期間
これを4回反復することを基準とする。
【0016】また、本発明の風邪及びウイルス感染患者
の治療方法は、ドーム状カバー内に57℃以上58℃未
満の温風を送風しつつ、カーボンブラック黒体面状発熱
体により3〜20μの遠赤外線を人体に放射し、体温を
39℃以上41℃未満、好ましくは39℃以上40℃未
満に加温し、維持する1回の治療時間を60分〜100
分程度維持すること以外は、癌治療法の場合と同様にし
て行なう。風邪の場合は、通常1回の治療で治癒する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例1(本発明の第1の態様) 図1〜5は、本発明の人体の極限温度維持可能な温熱装
置の1の態様を示すものであって、図1は、その斜視図
であり、図2、図3および図4は、それぞれ平面図、側
面図、および正面図であり、図5は、図2におけるA−
A′縦断面図である。図1〜3において、1および2
は、ドーム状カバーであり、1は、頭部側、2は、足部
側のカバーである。ドーム状カバーは、ベニヤ板芯とし
てポリウレタン等の断熱材で被覆したものからなる板状
体を箱状本体3上に位置した人体の中心線に焦点を結ぶ
ように凹面状に形成したものであって、頭部側および足
部側の各カバーの上部内面および足部側のカバーの後端
内面にはカーボンブラックが被覆されたエポキシ樹脂製
のカーボンブラック黒体面状発熱体4がスペーサーを介
して積層されている。また、頭部側ドーム状カバーは、
少なくとも頚部が通過できる程度の穴を残して前面を、
足部側ドーム状カバーは、後端面を閉塞してある。これ
らドーム状カバーは、箱状本体3の上部に、頭部側ドー
ム状カバーからみて左に開閉自在に軸支され、両ドーム
状カバーは、互いに密接した状態で取り付けられ、頭部
側ドーム状カバーには、バネ製の弾発体5および6スト
ッパーが設けられている。また、カーボンブラック黒体
面状発熱体は、人体の細胞と共振して最も良く吸収され
る3〜20μの遠赤外線を放射するように構成される。
【0018】箱状本体3の上部開口部は、蓋体7により
密閉され、その本体内には、図3〜5から明らかのよう
にドーム状カバー内に解放するパイプ状吹出ダクト8と
吸引ダクト9とに連通する温風発生装置10および図1
から明らかのように蓋上に設置された頭部冷却枕11と
連通する水冷循環装置12が配置されている。さらに、
蓋体上にはポリウレタン基材に水吸収性ポリマー粉末を
分散させた水分吸収体を積層させた水分吸収マット3が
敷かれている。また、温熱装置は、箱状本体の底部にロ
ーラー等を取り付け移動可能に構成されている。
【0019】実施例2(本発明の第2の態様) 図6〜9は、本発明の人体の極限温度維持可能な温熱装
置の2の態様を示すものであって、図6、図7、図8お
よび図9は、それぞれ平面図、側縦断面図、正面縦断面
図および一部拡大正面縦断面図を示す。ドーム状カバー
1、2は、実施例1と同一基材および形状に構成されて
いる。その内面および足部側のカバーの後端内面には、
実施例1と同一基材のカーボンブラック黒体面状発熱体
4がスペーサーを介して積層されている。また、ドーム
状カバーは、図9に示すように前面および後端面がキー
ル20により補強され、キール20は、カマチ21によ
り固定されている。さらに、頭部側ドーム状カバーは、
少なくとも頚部が通過できる程度の穴を残して前面を、
足部側ドーム状カバーは、後端面を閉塞してある。頭部
側ドーム状カバーは、その下部に取り付けられたV字戸
車15と蓋体7上に設置されたV字レール14により、
前後に移動可能であり、かつ足部側ドーム状カバーを被
覆するように重なることができるように取り付けられて
いる。また、足部側ドーム状カバーは、蝶番により後端
部を起点とし上下に開閉可能に取り付けられている。さ
らに、ドーム状カバーを密閉した時、両者は互いに密接
した状態で取り付けられている。
【0020】箱状本体内には、図8に示すように実施例
1と同様ドーム状カバー内に解放する吹出ダクト8およ
び吸引ダクト9と連通する温風発生装置10が配置され
ているが、頭部冷却枕11と連通する水冷循環装置12
は、温熱装置と別体として設けられている。頭部冷却枕
11の形状は、ほぼ直方体であって、頭部形状に合わせ
た窪みを設けたものが使用された。吹出ダクト8は、図
7に示すように実施例1と同様パイプ状のものである
が、吹出ダクトが、頭部側ドーム状カバー内のパイプが
足部側ドーム状カバー内に設置されたパイプ上をしゅう
動可能に設置されている。水分吸収マット13は、実施
例1と同じ基材のものを使用し、図8に示すようにスト
レッチャー上に敷かれている。また、温熱装置は、実施
例1と同様箱状本体の底部にローラー等を取り付け移動
可能に構成されている。
【0021】実施例3(本発明の第3の態様) 図10は、本発明の人体の極限温度維持可能な温熱装置
の第3の態様を示すものであって、図10は、その側縦
断面図を示す。吹出ダクト25として吸引ダクト9を利
用し、吸引ダクト24として足部側ドーム状カバーの後
端内面に設けた以外は、実施例2と同様に構成した。
【0022】実施例4(癌を治療する場合) カーボンブラック黒体面状発熱体として、カーボンブラ
ックが被覆されたエポキシ樹脂発熱体を積層した、ま
た、水分吸収マットとして、ポリウレタン基材に水吸収
性ポリマー粉末を分散させた水分吸収体を積層させたマ
ットを敷いた人体の極限温度維持可能な温熱装置を使用
し、エポキシ樹脂発熱体の総ワット数を1400ワット
とし、頭部側ドーム状カバー内のエポキシ樹脂発熱体の
ワット数を600ワット、足部側ドーム状カバーの上部
内面に取り付けられるエポキシ樹脂発熱体のワット数を
600ワット及び足部側のカバーの後端内面のエポキシ
樹脂発熱体のワットを200ワットに設定した。上記人
体の極限温度維持可能な温熱装置の水分吸収マットに乳
癌患者を仰向けに寝かせ、ドーム状カバー内に吹出ダク
トを通して、温風発生装置によりの温風を58℃以上6
5℃未満の温風を送風しつつ、カーボンブラック黒体面
状発熱体により3μ〜20μの遠赤外線を100分〜1
20分人体に放射し、体温を42℃以上43℃未満に加
温し、維持した。温風は、1分当り1.5mになるよ
うに送風した。治療開始後約10分で37℃の体温は、
39℃に上昇し、その後約30分に1℃の割合で上昇
し、42℃に上昇させるまでには約100分掛り、12
0分に達したときに治療を終了させた。この治療を1週
間に1度、4周を1クールとし、4回反復した。治療
中、直腸内温を100分の1℃まで検温できる温度セン
サーにより体温の監視をした。体温が上がり過ぎ、又は
下がり過ぎた場合には、カーボンブラック黒体面状発熱
体の出力を制御するコントローラー及び/又は温風発生
装置の温風温度及び循環量を制御するコントローラーを
自動的に作動させ調節した。さらに、体調の急変を察
知、処置するために、心電図及び脈拍、血圧、呼吸、脳
波計測装置で常に体調を監視し、必要に応じて強心剤、
脈拍安定剤、呼吸安定剤、ヴィタミン類及び栄養剤の入
ったリンゲル液を点滴補給し、また、酸素吸入を行っ
た。
【0023】実施例5(風邪を治療する場合) エポキシ樹脂発熱体の総ワット数を1400ワットと
し、頭部側ドーム状カバー内のエポキシ樹脂発熱体のワ
ット数を600ワット、足部側ドーム状カバーの上部内
面に取り付けられるエポキシ樹脂発熱体のワット数を6
00ワット及び足部側のカバーの後端内面のエポキシ樹
脂発熱体のワットを200ワットに設定した実施例1と
同じ人体の極限温度維持可能な温熱装置を使用し、温風
発生装置によりの温風を57℃以上58℃未満の温風を
送風しつつ、カーボンブラック黒体面状発熱体により3
μ〜20μの遠赤外線を1時間人体に放射し、体温を3
9℃以上40℃未満に加温し、維持した。温風は、1分
間当り1.5mになるように送風した。また、治療
中、体温の監視、調節は実施例1と同様に行なった。
【0024】
【効果】本発明の人体の極限温度維持可能な温熱装置を
使用すれば、人に著しい苦痛を与えることなく、人体の
極限温度に維持可能である。したがって、癌等の治療を
目的として加温療法をした場合、人に著しい苦痛や有害
な副作用を与えることなく、治療効果を上げることがで
きる。また、安価かつ操作が簡単で、一般の医療機関で
も容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の斜視図でる。
【図2】 本発明の第1の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の平面図である。
【図3】 本発明の第1の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の側面図である。
【図4】 本発明の第1の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の正面図である。
【図5】 図2におけるA−A′縦断面図である。
【図6】 本発明の第2の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の平面図である。
【図7】 本発明の第2の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の側縦断面図である。
【図8】 本発明の第2の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の正面縦断面図である。
【図9】 本発明の第2の態様の人体の極限温度維持可
能な温熱装置の一部拡大正面縦断面図である。
【図10】 本発明の第3の態様の人体の極限温度維持
可能な温熱装置の側縦断面図である。
【符号の説明】
1. 頭部側ドーム状カバー 2. 足部側ドーム状カバー 3. 箱状本体 4. カーボンブラック黒体面状発熱体 5. 弾発体 6. ストッパー 7. 蓋体 8. 吹出ダクト 9. 吸引ダクト 10.温風発生装置 11.頭部冷却枕 12.水冷循環装置 13.水分吸収マット 14.頭部側ドーム状カバー移動用V字レール 15.頭部側ドーム状カバー移動用V字戸車 16.マット補強パイプ 17.ストレッチャー用戸車 18.間隔調整用コマ 19.遮蔽体 20.キール 21.カマチ 22.スペーサー 23.前部カバー 24.吸引ダクト 25.吸引ダクト

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口部が板状の蓋で閉された箱状本
    体上部に、開閉自在に、単数又は互いに密接した状態で
    複数のドーム状カバーが取り付けられ、かつ蓋体上に、
    水冷循環装置と連通する頭部冷却枕が取り外し可能に設
    置され、また箱状本体内部に、少なくともドーム状カバ
    ー内に解放する吹出ダクトおよび吸引ダクトと連通する
    温風発生装置が設置されたものであって、ドーム状カバ
    ーの内面は、遠赤外線の面状輻射体を本体上に位置した
    人体の中心線に焦点が結ぶように凹面状に形成したもの
    であり、前面は、少なくとも頚部が通過できる程度の穴
    を残して閉塞され、また後端面は、全面が閉塞されてお
    り、かつ少なくとも各カバーの内面にカーボンブラック
    黒体面状発熱体が積層されたものであることを特徴とす
    る人体の極限温度維持可能な温熱装置。
  2. 【請求項2】 ドーム状カバーが、人体の頭部側からみ
    て右または左に開閉自在に取り付けられたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の人体の極限温度維持可
    能な温熱装置。
  3. 【請求項3】 ドーム状カバーが、頭部側と足部側の2
    つのカバーからなり、頭部側ドーム状カバーは、少なく
    とも頭部が通過できる程度の穴を残して前面を、また足
    部側ドーム状カバーは、後端面を閉塞してあり、かつ各
    カバーの内面および足部側ドーム状カバーの後端内面に
    カーボンブラック黒体面状発熱体が積層されているもの
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の人体
    の極限温度維持可能な温熱装置。
  4. 【請求項4】 ストッパーと弾発体からなるドーム状カ
    バー緊急解放装置が付設されていることを特徴とする請
    求項1、2または3に記載の人体の極限温度維持可能な
    温熱装置。
  5. 【請求項5】 ドーム状カバーが、頭部側と足部側の2
    つのカバーからなり、頭部側ドーム状カバーは、少なく
    とも頭部が通過できる程度の穴を残して前面を、また足
    部側ドーム状カバーは、後端面を閉塞してあり、かつ少
    なくとも各カバーの内面にカーボンブラック黒体面状発
    熱体が積層されているものであって、頭部側ドーム状カ
    バーが、前後に移動可能に、かつ足部側ドーム状カバー
    を被覆するように重なることができるように取り付けら
    れ、足部側ドーム状カバーが、後端部を起点とし上下に
    開閉可能に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の人体の極限温度維持可能な温熱装置。
  6. 【請求項6】 ドーム状カバー内に解放する吹出ダクト
    が、パイプ状のものであることを特徴とする請求項1、
    2、3または4に記載の人体の極限温度維持可能な温熱
    装置。
  7. 【請求項7】 各カバーの内面のみにカーボンブラック
    黒体面状発熱体が積層されているものであって、ドーム
    状カバー内に解放するダクトのうち、ドーム状カバー側
    壁部に設けられたダクトが吹出ダクトで、足部側ドーム
    状カバーの後部壁に設けられたダクトが吸引ダクトであ
    ることを特徴とする請求項1または5に記載の人体の極
    限温度維持可能な温熱装置。
  8. 【請求項8】 カーボンブラック黒体面状発熱体が、カ
    ーボンブラックが被覆されたエポキシ樹脂、メラミン樹
    脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
    樹脂、ポリスチロール樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビ
    ニル樹脂およびナイロン樹脂等の樹脂体であることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に記載
    の人体の極限温度維持可能な温熱装置。
  9. 【請求項9】 カーボンブラック黒体面状発熱体が、3
    〜20μの遠赤外線を放射するものであることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7または8に記載
    の人体の極限温度維持可能な温熱装置。
  10. 【請求項10】 箱状本体の蓋体上に、防水性および断
    熱性の基材に水分を吸収する吸収体を積層したマットを
    配置することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8または9に記載の人体の極限温度維持可能な
    温熱装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の人体の極限温度維持
    可能な温熱装置を使用して、ドーム状カバー内に58℃
    以上65℃未満の温風を送風しつつ、カーボンブラック
    黒体面状発熱体により3〜20μの遠赤外線を人体に放
    射し、体温を42℃以上43℃未満に加温し、維持する
    ことを特徴とする癌の治療方法。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の人体の極限温度維持
    可能な温熱装置を使用して、ドーム状カバー内に57℃
    以上58℃未満の温風を送風しつつ、カーボンブラック
    黒体面状発熱体により3〜20μの遠赤外線を人体に放
    射し、体温を39℃以上41℃未満、好ましくは39℃
    以上40℃未満に加温し、維持することを特徴とする風
    邪及びウイルス感染患者の治療方法。
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