JPH08111495A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH08111495A JPH08111495A JP24435694A JP24435694A JPH08111495A JP H08111495 A JPH08111495 A JP H08111495A JP 24435694 A JP24435694 A JP 24435694A JP 24435694 A JP24435694 A JP 24435694A JP H08111495 A JPH08111495 A JP H08111495A
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- leads
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- H01L2224/49109—Connecting at different heights outside the semiconductor or solid-state body
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- Wire Bonding (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は半導体チップとリードフレームとの
間に基板が介在される半導体装置及びその製造方法に関
し、高性能化、ファインピッチ化、低コスト化を図るこ
とを目的とする。 【構成】 少なくともパターン24及び第2の絶縁層2
5が形成された単層の基板30上に、半導体チップ31
が搭載され、リードフレーム26におけるインナリード
27の短リード27aをパターン24に接続固定される
と共に、長リード27bを第2の絶縁層25上に位置さ
せる。そして、半導体チップ31の電極パッド31a
と、長リード27b,パターン24及び導電領域22a
とをワイヤ32によりボンディングが行われてなる構成
とする。
間に基板が介在される半導体装置及びその製造方法に関
し、高性能化、ファインピッチ化、低コスト化を図るこ
とを目的とする。 【構成】 少なくともパターン24及び第2の絶縁層2
5が形成された単層の基板30上に、半導体チップ31
が搭載され、リードフレーム26におけるインナリード
27の短リード27aをパターン24に接続固定される
と共に、長リード27bを第2の絶縁層25上に位置さ
せる。そして、半導体チップ31の電極パッド31a
と、長リード27b,パターン24及び導電領域22a
とをワイヤ32によりボンディングが行われてなる構成
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップとリード
フレームとの間に基板が介在される半導体装置及びその
製造方法に関する。近年、半導体装置に関して、高機能
化と低価格化が要求されている。機能は集積規模で決定
され、価格は素子面積で決定されるもので、高機能化と
低価格化は相反するものとなるが、両立させることが望
まれている。
フレームとの間に基板が介在される半導体装置及びその
製造方法に関する。近年、半導体装置に関して、高機能
化と低価格化が要求されている。機能は集積規模で決定
され、価格は素子面積で決定されるもので、高機能化と
低価格化は相反するものとなるが、両立させることが望
まれている。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来の半導体装置の内部構成図
を示す。図8(A)に示す半導体装置11A は、リード
フレーム12のステージ13上に半導体チップ14が搭
載され、半導体チップ14上に形成された電極パッド
(図示せず)とインナリード15との間でワイヤ16に
より電気的接続が行われる。この場合のインナリード1
5のピッチは、リードフレーム12の製造精度等により
約180μm である。
を示す。図8(A)に示す半導体装置11A は、リード
フレーム12のステージ13上に半導体チップ14が搭
載され、半導体チップ14上に形成された電極パッド
(図示せず)とインナリード15との間でワイヤ16に
より電気的接続が行われる。この場合のインナリード1
5のピッチは、リードフレーム12の製造精度等により
約180μm である。
【0003】すなわち、インナリード15の先端を半導
体チップ14に近づけた場合にピッチによってリードピ
ン数が決定され、距離が長くなるほどピン数を増大でき
るが、その分ワイヤ16の長さが長くなることでインダ
クタンスが増大して電気的特性を低下させることにな
る。続いて、図8(B)に示す半導体装置11B は、半
導体チップ14とワイヤボンディングされるパターン1
7が形成された基板18上に当該半導体チップ14が搭
載され、パターン17と半導体チップ14上の電極パッ
ドとワイヤ16により電気的接続が行われると共に、パ
ターン17にリードフレーム12のインナリード15が
接続固定される。
体チップ14に近づけた場合にピッチによってリードピ
ン数が決定され、距離が長くなるほどピン数を増大でき
るが、その分ワイヤ16の長さが長くなることでインダ
クタンスが増大して電気的特性を低下させることにな
る。続いて、図8(B)に示す半導体装置11B は、半
導体チップ14とワイヤボンディングされるパターン1
7が形成された基板18上に当該半導体チップ14が搭
載され、パターン17と半導体チップ14上の電極パッ
ドとワイヤ16により電気的接続が行われると共に、パ
ターン17にリードフレーム12のインナリード15が
接続固定される。
【0004】基板18上のパターン17は、例えばフォ
トエッチングにより形成されるもので、約140μm の
ピッチでパターン17を形成することができる。これに
よりリードのファインピッチ化が可能となって、同一大
きさの半導体チップ14で高機能化(電極パッドの増
加)、ひいては低コスト化を図ることができるものであ
る。
トエッチングにより形成されるもので、約140μm の
ピッチでパターン17を形成することができる。これに
よりリードのファインピッチ化が可能となって、同一大
きさの半導体チップ14で高機能化(電極パッドの増
加)、ひいては低コスト化を図ることができるものであ
る。
【0005】さらに、図8(C)に示す半導体装置11
cは、所定のビア19a及び導電層19bが形成された
多層基板19上に導体パターン17aが形成され、パタ
ーン17a上に絶縁層20を介して導体パターン17b
が形成される。この場合、絶縁層20には必要に応じて
パターン17a,17bを接続させるビア20aが形成
される。また、パターン17b上にリードフレーム12
のインナリード15が接続固定される。
cは、所定のビア19a及び導電層19bが形成された
多層基板19上に導体パターン17aが形成され、パタ
ーン17a上に絶縁層20を介して導体パターン17b
が形成される。この場合、絶縁層20には必要に応じて
パターン17a,17bを接続させるビア20aが形成
される。また、パターン17b上にリードフレーム12
のインナリード15が接続固定される。
【0006】そして、基板12上に半導体チップ14が
搭載され、ワイヤ16により、当該半導体チップ14上
の電極パッドとパターン17a,17bとで電気的接続
が行われる。図8(C)に示す半導体装置11cは、2
層の基板19を用いたもので(3層以上の場合もあ
る)、平面的にみた場合に各層のパターン17a,17
b間のピッチが図8(B)に比べて半分(約80μm )
とすることができる。
搭載され、ワイヤ16により、当該半導体チップ14上
の電極パッドとパターン17a,17bとで電気的接続
が行われる。図8(C)に示す半導体装置11cは、2
層の基板19を用いたもので(3層以上の場合もあ
る)、平面的にみた場合に各層のパターン17a,17
b間のピッチが図8(B)に比べて半分(約80μm )
とすることができる。
【0007】すなわち、図8(B),(C)に示す半導
体装置11B ,11C は、ワイヤボンディングを行うパ
ターン17,17a,17bをインナリード15よりも
微細なピッチで実現することができるもので、特に図8
(C)に示すように多層の基板19を用いることで電源
層と接地層を分離して電気的特性を改善することができ
ると共に、基板19に高熱伝導性の材料を用いたり、基
板19上に金属板を貼着することで、熱特性をも改善す
ることができる。
体装置11B ,11C は、ワイヤボンディングを行うパ
ターン17,17a,17bをインナリード15よりも
微細なピッチで実現することができるもので、特に図8
(C)に示すように多層の基板19を用いることで電源
層と接地層を分離して電気的特性を改善することができ
ると共に、基板19に高熱伝導性の材料を用いたり、基
板19上に金属板を貼着することで、熱特性をも改善す
ることができる。
【0008】ところで、一般に半導体装置(上述の半導
体装置11A 〜11C も同様)の価格は、半導体チップ
14の占める割合が大きく、半導体チップ14は素子面
積が大きくなるにつれて高価格となる。半導体チップ1
4の素子面積は電極パッド数、集積度(集積規模)で決
定される。また、半導体装置の価値(機能)は主に集積
規模で決定され、上記素子面積とでコスト・パフォーマ
ンスが決定される。従って、より高いコスト・パフォー
マンスを得るためには半導体チップの製造プロセス・ル
ールをより微細化して素子面積を縮小する必要がある
が、素子面積は縮小するにつれて電極パッド数で決定さ
れる。
体装置11A 〜11C も同様)の価格は、半導体チップ
14の占める割合が大きく、半導体チップ14は素子面
積が大きくなるにつれて高価格となる。半導体チップ1
4の素子面積は電極パッド数、集積度(集積規模)で決
定される。また、半導体装置の価値(機能)は主に集積
規模で決定され、上記素子面積とでコスト・パフォーマ
ンスが決定される。従って、より高いコスト・パフォー
マンスを得るためには半導体チップの製造プロセス・ル
ールをより微細化して素子面積を縮小する必要がある
が、素子面積は縮小するにつれて電極パッド数で決定さ
れる。
【0009】一方、ワイヤボンディングによる半導体チ
ップを搭載する半導体装置は、素子搭載最小面積がイン
ナリードの先端のピッチとワイヤ長で決定されるが、図
8(B),(C)に示すように基板18,19を用いる
ことでワイヤボンディング位置のパターンピッチを縮小
することができ、ワイヤを長くせずにファインピッチ化
することができると共に、コスト・パフォーマンスを高
くすることができる。
ップを搭載する半導体装置は、素子搭載最小面積がイン
ナリードの先端のピッチとワイヤ長で決定されるが、図
8(B),(C)に示すように基板18,19を用いる
ことでワイヤボンディング位置のパターンピッチを縮小
することができ、ワイヤを長くせずにファインピッチ化
することができると共に、コスト・パフォーマンスを高
くすることができる。
【0010】さらに、一般に半導体装置の性能は、主に
熱特性と電気的特性とが重要であり、熱特性は放熱効率
が高いことが望まれ、電気的特性はワイヤ長の短縮及び
電源系(電源、接地の強化)による耐ノイズ性の向上が
望まれる。
熱特性と電気的特性とが重要であり、熱特性は放熱効率
が高いことが望まれ、電気的特性はワイヤ長の短縮及び
電源系(電源、接地の強化)による耐ノイズ性の向上が
望まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8(A),
(B)に示す半導体装置11A ,11B は、図8(C)
に示す半導体装置11cに比べて低コストでファインピ
ッチ化を図ることができないという問題があり、半導体
装置11B は電気特性面で電源層、接地層の何れか一方
のみしか強化することができないという問題がある。
(B)に示す半導体装置11A ,11B は、図8(C)
に示す半導体装置11cに比べて低コストでファインピ
ッチ化を図ることができないという問題があり、半導体
装置11B は電気特性面で電源層、接地層の何れか一方
のみしか強化することができないという問題がある。
【0012】また、図8(C)に示す半導体装置11c
は、基板19が多層であることから、最終的にビアホー
ル等の加工が必要となって基板コストが高く、素子面積
縮小によるコストダウンが相殺される危険性があると共
に、熱特性の改善のために基板19に金属板を貼着する
ことがコスト高の要因になるという問題がある。そこ
で、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、高性能
化、ファインピッチ化、低コスト化を図る半導体装置及
びその製造方法を提供することを目的とする。
は、基板19が多層であることから、最終的にビアホー
ル等の加工が必要となって基板コストが高く、素子面積
縮小によるコストダウンが相殺される危険性があると共
に、熱特性の改善のために基板19に金属板を貼着する
ことがコスト高の要因になるという問題がある。そこ
で、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、高性能
化、ファインピッチ化、低コスト化を図る半導体装置及
びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、所定数の電極パッドが形成される半
導体チップが搭載され、該電極パッドと周囲に配置され
た導体部とで電気的接続が行われてパッケージングされ
る半導体装置において、ベース上に前記半導体チップを
搭載する搭載領域、並びに前記導体部の一部を構成する
所定数の導電領域及び所定数のパターンが形成されたパ
ターン領域が形成され、該パターン領域上に所定幅の絶
縁層が形成されてなる基板と、前記パッケージング後に
外部に延出する外部リード及び内部に位置される内部リ
ードが形成され、該内部リードのうち先端から前記半導
体チップまでの距離の長い所定数の短リードと距離の短
い所定数の長リードが形成されてなり、該短リードが前
記パターン上に接続されると共に、該長リードが前記絶
縁層上に位置されて前記導体部の一部を構成してなるリ
ードフレームと、を有して半導体装置が構成される。
に、請求項1では、所定数の電極パッドが形成される半
導体チップが搭載され、該電極パッドと周囲に配置され
た導体部とで電気的接続が行われてパッケージングされ
る半導体装置において、ベース上に前記半導体チップを
搭載する搭載領域、並びに前記導体部の一部を構成する
所定数の導電領域及び所定数のパターンが形成されたパ
ターン領域が形成され、該パターン領域上に所定幅の絶
縁層が形成されてなる基板と、前記パッケージング後に
外部に延出する外部リード及び内部に位置される内部リ
ードが形成され、該内部リードのうち先端から前記半導
体チップまでの距離の長い所定数の短リードと距離の短
い所定数の長リードが形成されてなり、該短リードが前
記パターン上に接続されると共に、該長リードが前記絶
縁層上に位置されて前記導体部の一部を構成してなるリ
ードフレームと、を有して半導体装置が構成される。
【0014】請求項2では、請求項1記載の短リードの
うち、所定の短リードが前記導電領域と同電位の領域に
接続されてなる。請求項3では、請求項1又は2におい
て、前記長リードのうち、同一役割の該長リードの先端
が前記絶縁層上で一体連続状態で形成されてなる。請求
項4では、請求項1記載の基板におけるベースは導電金
属部材で形成され、前記導電領域が該ベースを露出させ
て形成されてなる。
うち、所定の短リードが前記導電領域と同電位の領域に
接続されてなる。請求項3では、請求項1又は2におい
て、前記長リードのうち、同一役割の該長リードの先端
が前記絶縁層上で一体連続状態で形成されてなる。請求
項4では、請求項1記載の基板におけるベースは導電金
属部材で形成され、前記導電領域が該ベースを露出させ
て形成されてなる。
【0015】請求項5では、請求項1〜4の何れか一項
において、前記電極パッドが前記半導体チップの縁部に
沿って二列に配置され、前記パターン及び前記長リード
に対して対向距離の遠隔同士及び近接同士で異なるルー
プ高さでワイヤボンディングされてなる。請求項6で
は、ベース上に少なくともチップ搭載領域、パターンが
形成されたパターン領域、導電領域及び該パターン領域
上に形成された絶縁層が形成された単層の基板上に、リ
ードフレームにおける内部リードのうち半導体チップに
対して距離の長い所定数の短リードが少なくとも該パタ
ーンに接続固定され、距離の短い所定数の長リードが該
絶縁層上に位置させると共に、所定数の電極パッドが形
成された該半導体チップが搭載される工程と、該電極パ
ッドと、該長リード及び該導電領域との電気的接続を行
う工程と、該基板及び該内部リードを覆うパッケージン
グを行う工程と、前記リードフレームのパッケージング
後に外部に延出される外部リードを所定形状に加工する
工程と、を含んで半導体装置の製造方法が構成される。
において、前記電極パッドが前記半導体チップの縁部に
沿って二列に配置され、前記パターン及び前記長リード
に対して対向距離の遠隔同士及び近接同士で異なるルー
プ高さでワイヤボンディングされてなる。請求項6で
は、ベース上に少なくともチップ搭載領域、パターンが
形成されたパターン領域、導電領域及び該パターン領域
上に形成された絶縁層が形成された単層の基板上に、リ
ードフレームにおける内部リードのうち半導体チップに
対して距離の長い所定数の短リードが少なくとも該パタ
ーンに接続固定され、距離の短い所定数の長リードが該
絶縁層上に位置させると共に、所定数の電極パッドが形
成された該半導体チップが搭載される工程と、該電極パ
ッドと、該長リード及び該導電領域との電気的接続を行
う工程と、該基板及び該内部リードを覆うパッケージン
グを行う工程と、前記リードフレームのパッケージング
後に外部に延出される外部リードを所定形状に加工する
工程と、を含んで半導体装置の製造方法が構成される。
【0016】
【作用】上述のように請求項1,2及び6の発明では、
基板上に半導体チップが搭載されると共に、短リードを
パターンと接続固定すると共に、長リードを絶縁層上に
位置させて電極パッドと電気的接続を行う。これによ
り、半導体チップと接続を行う長リードとパターンとが
絶縁層で分離されてそれぞれにおいて最小ピッチで形成
可能となり、半導体チップの高性能化に応じて単層の基
板でリードのファインピッチ化を図ることが可能とな
る。
基板上に半導体チップが搭載されると共に、短リードを
パターンと接続固定すると共に、長リードを絶縁層上に
位置させて電極パッドと電気的接続を行う。これによ
り、半導体チップと接続を行う長リードとパターンとが
絶縁層で分離されてそれぞれにおいて最小ピッチで形成
可能となり、半導体チップの高性能化に応じて単層の基
板でリードのファインピッチ化を図ることが可能とな
る。
【0017】請求項3及び4の発明では、長リードのう
ち同一役割の長リードの先端を絶縁層上で一体連続状態
させ、導電領域を導電金属部材を露出させて形成させ
る。これにより、一体連続部分と導電領域部分で2系統
の電源系を形成させることが可能となり、多層基板と同
等の電気特性、熱特性が低コストで得ることが可能とな
る。
ち同一役割の長リードの先端を絶縁層上で一体連続状態
させ、導電領域を導電金属部材を露出させて形成させ
る。これにより、一体連続部分と導電領域部分で2系統
の電源系を形成させることが可能となり、多層基板と同
等の電気特性、熱特性が低コストで得ることが可能とな
る。
【0018】請求項5の発明では、半導体チップの電極
パッドを二列配置として長リード及びパターンに対して
対向距離で遠隔同士及び近接同士でループ高さを異なら
せてワイヤボンディングさせる。これにより、ワイヤ接
触を防止して電極パッド及び長リード、パターンの配置
密度が向上されてファインピッチ化が図られ、半導体チ
ップの小型化による高性能、低コスト化を図ることが可
能となる。
パッドを二列配置として長リード及びパターンに対して
対向距離で遠隔同士及び近接同士でループ高さを異なら
せてワイヤボンディングさせる。これにより、ワイヤ接
触を防止して電極パッド及び長リード、パターンの配置
密度が向上されてファインピッチ化が図られ、半導体チ
ップの小型化による高性能、低コスト化を図ることが可
能となる。
【0019】
【実施例】図1に本発明の第1実施例の断面構成図を示
すと共に、図2に図1の一部切截の内部構成図を示す。
図1及び図2に示す半導体装置21A は、導電金属部材
である例えばCu(銅)やAl(アルミニウム)等のベ
ース22上にPI(ポリイミド)等の第1の絶縁層23
が形成され、チップ搭載領域23aの周囲及び該ベース
22の周辺の所定部分が開口されて該ベース22の表面
が露出され、導電領域22a,22bが形成される。
すと共に、図2に図1の一部切截の内部構成図を示す。
図1及び図2に示す半導体装置21A は、導電金属部材
である例えばCu(銅)やAl(アルミニウム)等のベ
ース22上にPI(ポリイミド)等の第1の絶縁層23
が形成され、チップ搭載領域23aの周囲及び該ベース
22の周辺の所定部分が開口されて該ベース22の表面
が露出され、導電領域22a,22bが形成される。
【0020】また、第1の絶縁層23における導電領域
22aの周囲がパターン領域23bを形成し、このパタ
ーン領域23b上に所定数のパターン24がベース22
の周辺より導電領域22aに向けて形成される。このパ
ターン24上には、当該パターン24の両端が表出する
ように絶縁層として絶縁フィルム等で第2の絶縁層25
が形成される。
22aの周囲がパターン領域23bを形成し、このパタ
ーン領域23b上に所定数のパターン24がベース22
の周辺より導電領域22aに向けて形成される。このパ
ターン24上には、当該パターン24の両端が表出する
ように絶縁層として絶縁フィルム等で第2の絶縁層25
が形成される。
【0021】これらにより、基板30が構成される。な
お、長リード27bの先端とパターン24の先端とでワ
イヤボンディングを行う導体部が構成される。一方、C
u等で所定のめっき処理がなされたリードフレーム26
が、後述するパッケージの内部に位置される内部リード
(インナリード)27及び外部に延出する外部リード
(アウタリード)28で構成され、インナリード27の
長さを異ならせて構成される。すなわち、インナリード
27は、搭載される半導体チップ31に対して略交互に
距離の長い短リード27aと、距離の短い長リード27
bで構成される。
お、長リード27bの先端とパターン24の先端とでワ
イヤボンディングを行う導体部が構成される。一方、C
u等で所定のめっき処理がなされたリードフレーム26
が、後述するパッケージの内部に位置される内部リード
(インナリード)27及び外部に延出する外部リード
(アウタリード)28で構成され、インナリード27の
長さを異ならせて構成される。すなわち、インナリード
27は、搭載される半導体チップ31に対して略交互に
距離の長い短リード27aと、距離の短い長リード27
bで構成される。
【0022】このようなリードフレーム26が、短リー
ド27aがパターン24の縁端と接続固定され、長リー
ド27bが第2の絶縁層25上に位置される。また、短
リード27aのうち、所定の短リード27aが導電領域
22bと接続固定される。そこで、第1の絶縁層23の
チップ搭載領域23a上に半導体チップ31が搭載さ
れ、半導体チップ31上には所定数の電極パッド31a
が周縁に沿って一列に配列されて形成されている。
ド27aがパターン24の縁端と接続固定され、長リー
ド27bが第2の絶縁層25上に位置される。また、短
リード27aのうち、所定の短リード27aが導電領域
22bと接続固定される。そこで、第1の絶縁層23の
チップ搭載領域23a上に半導体チップ31が搭載さ
れ、半導体チップ31上には所定数の電極パッド31a
が周縁に沿って一列に配列されて形成されている。
【0023】この半導体チップ31の電極パッド31a
と、導電領域22a,パターン24の先端及び長リード
27bとの先端とがそれぞれワイヤ32によりボンディ
ングされて電気的接続されている。そして、基板30,
半導体チップ31,ワイヤ32を覆うようにエポキシ樹
脂等のモールド樹脂でパッケージ33が形成される。こ
のパッケージ33より延出するリードフレーム26のア
ウタリード28は、例えば表面実装用にいわゆるガルウ
ィング形状に形成されている。
と、導電領域22a,パターン24の先端及び長リード
27bとの先端とがそれぞれワイヤ32によりボンディ
ングされて電気的接続されている。そして、基板30,
半導体チップ31,ワイヤ32を覆うようにエポキシ樹
脂等のモールド樹脂でパッケージ33が形成される。こ
のパッケージ33より延出するリードフレーム26のア
ウタリード28は、例えば表面実装用にいわゆるガルウ
ィング形状に形成されている。
【0024】ここで、図3に、本発明の組立工程説明図
を示す。図3において、基板30の周辺にリードフレー
ム22を位置させ、各短リード27aをパターン24の
周縁にはんだ等の接着剤又は熱圧着により接続固定し、
所定の短リード27aを導電領域22bに同様に接続固
定する。このとき、長リード27bの先端部分は第2の
絶縁層25上に位置される。また、第1の絶縁層23の
チップ搭載領域23a上に半導体チップ31が接着剤等
により搭載される(ステップ(S)1)。
を示す。図3において、基板30の周辺にリードフレー
ム22を位置させ、各短リード27aをパターン24の
周縁にはんだ等の接着剤又は熱圧着により接続固定し、
所定の短リード27aを導電領域22bに同様に接続固
定する。このとき、長リード27bの先端部分は第2の
絶縁層25上に位置される。また、第1の絶縁層23の
チップ搭載領域23a上に半導体チップ31が接着剤等
により搭載される(ステップ(S)1)。
【0025】続いて、半導体チップ31の各電極パッド
31aと、対応する長リード27b,パターン24及び
導電領域22aとの間でワイヤ32によりボンディング
が行われる(S2)。ボンディング後、樹脂モールドに
よりパッケージ33が形成され(S3)、パッケージ3
3より外部に延出するアウタリード28をガルウィング
形状に折曲加工するものである(S4)。
31aと、対応する長リード27b,パターン24及び
導電領域22aとの間でワイヤ32によりボンディング
が行われる(S2)。ボンディング後、樹脂モールドに
よりパッケージ33が形成され(S3)、パッケージ3
3より外部に延出するアウタリード28をガルウィング
形状に折曲加工するものである(S4)。
【0026】また、図4に、図3の基板及びリードフレ
ームの製造説明図を示す。図4(A)に基板の製造説明
図を示し、図4(B)にリードフレームの製造説明図を
示す。図4(A)において、Cu,Al等のベース22
上にPI等の第1の絶縁層23が形成され(S11)、
第1の絶縁層23上に、Cu等の導体層が形成される
(S12)。続いて、フォトエッチング等により導体層
でパターン24を形成し(S13)、その後に再びフォ
トエッチング等により第1の絶縁層23に開口部分を形
成し、ベース22の表面を露出させて導電領域22a,
22bを形成する(S14)。
ームの製造説明図を示す。図4(A)に基板の製造説明
図を示し、図4(B)にリードフレームの製造説明図を
示す。図4(A)において、Cu,Al等のベース22
上にPI等の第1の絶縁層23が形成され(S11)、
第1の絶縁層23上に、Cu等の導体層が形成される
(S12)。続いて、フォトエッチング等により導体層
でパターン24を形成し(S13)、その後に再びフォ
トエッチング等により第1の絶縁層23に開口部分を形
成し、ベース22の表面を露出させて導電領域22a,
22bを形成する(S14)。
【0027】そして、パターン24及び第1の絶縁層2
3上に絶縁フィルム等を例えば貼着して第2の絶縁層2
5を形成する(S15)。また、図4(B)において、
金属フレーム上にレジストが塗布され(S21)、パタ
ーニングが行われる(S22)。パターニングはインナ
リード27の長さを異ならせ、例えば交互に短リード2
7aと長リード27bを配置させる。なお、後述の第2
実施例で示すように、長リード27bの同一役割を有す
るものの先端を一体連続させる。
3上に絶縁フィルム等を例えば貼着して第2の絶縁層2
5を形成する(S15)。また、図4(B)において、
金属フレーム上にレジストが塗布され(S21)、パタ
ーニングが行われる(S22)。パターニングはインナ
リード27の長さを異ならせ、例えば交互に短リード2
7aと長リード27bを配置させる。なお、後述の第2
実施例で示すように、長リード27bの同一役割を有す
るものの先端を一体連続させる。
【0028】パターニング後、エッチング液に浸漬され
(S23)、レジスト除去することにより図2に示すよ
うなインナリード27(アウタリードは図示されていな
い)の形状のものが形成される(S24)。そして、S
n(スズ)等のめっき処理が施されるものである(S2
5)。このような半導体装置21A は、図2に示すよう
に、単層の基板30を用い、また短リード27a及び長
リード27bを形成したリードフレーム26を用いるこ
とで、2層の基板を使用した場合と同様にパターン24
のボンディング部分の配列ピッチ及び長リード27bの
ピッチをそれぞれ最小のピッチ(例えば160μm ピッ
チ)で形成できるもので、平面的に重ねた状態で全体的
にワイヤボンディングされる導体部が2倍のピッチ(1
60/2=80μm )で形成された場合と同様になる。
(S23)、レジスト除去することにより図2に示すよ
うなインナリード27(アウタリードは図示されていな
い)の形状のものが形成される(S24)。そして、S
n(スズ)等のめっき処理が施されるものである(S2
5)。このような半導体装置21A は、図2に示すよう
に、単層の基板30を用い、また短リード27a及び長
リード27bを形成したリードフレーム26を用いるこ
とで、2層の基板を使用した場合と同様にパターン24
のボンディング部分の配列ピッチ及び長リード27bの
ピッチをそれぞれ最小のピッチ(例えば160μm ピッ
チ)で形成できるもので、平面的に重ねた状態で全体的
にワイヤボンディングされる導体部が2倍のピッチ(1
60/2=80μm )で形成された場合と同様になる。
【0029】これにより、ファインピッチ化を図ること
ができると共に、多層基板のようにビアを形成する工程
が不要となって低コストを実現することができる。ま
た、ワイヤ32を長くする必要もないことから電気的特
性の向上(低インピーダンスによる高速化)させること
ができる。さらに、基板30のベース22をAl(アル
ミニウム)等で形成することで熱特性を向上させること
ができると共に、熱特性向上のための金属板の貼着工程
が省かれることで低コスト化を図ることができるもので
ある。
ができると共に、多層基板のようにビアを形成する工程
が不要となって低コストを実現することができる。ま
た、ワイヤ32を長くする必要もないことから電気的特
性の向上(低インピーダンスによる高速化)させること
ができる。さらに、基板30のベース22をAl(アル
ミニウム)等で形成することで熱特性を向上させること
ができると共に、熱特性向上のための金属板の貼着工程
が省かれることで低コスト化を図ることができるもので
ある。
【0030】なお、パッケージ33の形成するにあたり
樹脂封止の場合を説明したが、気密封止構造であっても
よい。このことは以降で説明する実施例においても同様
である。次に、図5に、第1実施例の他の実施例の説明
図を示す。図5(A)は一部切截の部分構成図であり、
図5(B)はワイヤボンディング部分の断面図である。
樹脂封止の場合を説明したが、気密封止構造であっても
よい。このことは以降で説明する実施例においても同様
である。次に、図5に、第1実施例の他の実施例の説明
図を示す。図5(A)は一部切截の部分構成図であり、
図5(B)はワイヤボンディング部分の断面図である。
【0031】図5(A),(B)に示す半導体装置21
B は、半導体チップ31A で周縁に沿って2列に電極パ
ッド31a1 ,31a2 を配列させ、当該電極パッド3
1a 1 ,31a2 とボンディング位置が遠隔同士及び近
接同士で、すなわち、遠くなるほどワイヤ32のループ
高さを高くさせてワイヤボンディングさせたものであ
る。
B は、半導体チップ31A で周縁に沿って2列に電極パ
ッド31a1 ,31a2 を配列させ、当該電極パッド3
1a 1 ,31a2 とボンディング位置が遠隔同士及び近
接同士で、すなわち、遠くなるほどワイヤ32のループ
高さを高くさせてワイヤボンディングさせたものであ
る。
【0032】これによれば、ワイヤ32間の接触が防止
されるもので、同じ電極パッド数の半導体チップに比べ
て素子面積を縮小させることができ、高性能化、低コス
ト化を図ることができるものである。次に、図6に、本
発明の第2実施例の部分内部構成図を示す。図中、第1
実施例と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を
省略する。
されるもので、同じ電極パッド数の半導体チップに比べ
て素子面積を縮小させることができ、高性能化、低コス
ト化を図ることができるものである。次に、図6に、本
発明の第2実施例の部分内部構成図を示す。図中、第1
実施例と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を
省略する。
【0033】図6に示す半導体装置21cは、第2の絶
縁層25上に位置されるインナリード27の長リード2
7bのうち、同一の役割を有する長リード27b1 同士
を連結部27b2 で一体連続状態に形成したもので、他
の構成は図2と同様である。例えば、長リード27b1
を電源とし、導電領域22a,22bを接地とすること
で、単層の基板30で2つの電源系の領域を確保するこ
とができる。
縁層25上に位置されるインナリード27の長リード2
7bのうち、同一の役割を有する長リード27b1 同士
を連結部27b2 で一体連続状態に形成したもので、他
の構成は図2と同様である。例えば、長リード27b1
を電源とし、導電領域22a,22bを接地とすること
で、単層の基板30で2つの電源系の領域を確保するこ
とができる。
【0034】これにより、耐ノイズ性が向上され、電気
特性が向上される。勿論、第1実施例のようにファイン
ピッチ化、低コスト化をも図ることができるものであ
る。また、図7に、第2実施例の他の実施例の構成図を
示す。図7(A)は一部切截の部分構成図であり、図7
(B)はワイヤボンディング部分の断面図である。
特性が向上される。勿論、第1実施例のようにファイン
ピッチ化、低コスト化をも図ることができるものであ
る。また、図7に、第2実施例の他の実施例の構成図を
示す。図7(A)は一部切截の部分構成図であり、図7
(B)はワイヤボンディング部分の断面図である。
【0035】図7(A),(B)に示す半導体装置21
D は、半導体チップ31A で周縁に沿って2列に電極パ
ッド31a1 ,31a2 を配列させ、当該電極パッド3
1a 1 ,31a2 と長リード27b,長リード27b1
の連結部27b2 ,パターン24及び導電領域23aの
ボンディング位置が遠隔同士及び近接同士で、すなわ
ち、遠くなるほどワイヤ32のループ高さを高くさせて
ワイヤボンディングさせたものである。
D は、半導体チップ31A で周縁に沿って2列に電極パ
ッド31a1 ,31a2 を配列させ、当該電極パッド3
1a 1 ,31a2 と長リード27b,長リード27b1
の連結部27b2 ,パターン24及び導電領域23aの
ボンディング位置が遠隔同士及び近接同士で、すなわ
ち、遠くなるほどワイヤ32のループ高さを高くさせて
ワイヤボンディングさせたものである。
【0036】これによれば、図5と同様に、ワイヤ32
間の接触が防止されるもので、同じ電極パッド数の半導
体チップに比べて素子面積を縮小させることができ、高
性能化、低コスト化を図ることができるものである。
間の接触が防止されるもので、同じ電極パッド数の半導
体チップに比べて素子面積を縮小させることができ、高
性能化、低コスト化を図ることができるものである。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1,2及び6の発明
によれば、基板上に半導体チップが搭載されると共に、
短リードをパターンと接続固定すると共に、長リードを
絶縁層上に位置させて電極パッドと電気的接続を行うこ
とにより、半導体チップと接続を行う長リードとパター
ンとが絶縁層で分離されてそれぞれにおいて最小ピッチ
で形成可能となり、半導体チップの高性能化に応じて単
層の基板でリードのファインピッチ化を図ることができ
る。
によれば、基板上に半導体チップが搭載されると共に、
短リードをパターンと接続固定すると共に、長リードを
絶縁層上に位置させて電極パッドと電気的接続を行うこ
とにより、半導体チップと接続を行う長リードとパター
ンとが絶縁層で分離されてそれぞれにおいて最小ピッチ
で形成可能となり、半導体チップの高性能化に応じて単
層の基板でリードのファインピッチ化を図ることができ
る。
【0038】請求項3及び4の発明によれば、長リード
のうち同一役割の長リードの先端を絶縁層上で一体連続
状態させ、導電領域を導電金属部材を露出させて形成さ
せることにより、一体連続部分と導電領域部分で2系統
の電源系を形成させることが可能となり、多層基板と同
等の電気特性、熱特性が低コストで得ることができる。
のうち同一役割の長リードの先端を絶縁層上で一体連続
状態させ、導電領域を導電金属部材を露出させて形成さ
せることにより、一体連続部分と導電領域部分で2系統
の電源系を形成させることが可能となり、多層基板と同
等の電気特性、熱特性が低コストで得ることができる。
【0039】請求項5の発明によれば、半導体チップの
の電極パッドを二列配置として長リード及びパターンに
対して対向距離で遠隔同士及び近接同士でループ高さを
異ならせてワイヤボンディングさせることにより、ワイ
ヤ接触を防止して電極パッド及び長リード、パターンの
配置密度が向上されてファインピッチ化が図られ、半導
体チップの小型化による高性能、低コスト化を図ること
ができる。
の電極パッドを二列配置として長リード及びパターンに
対して対向距離で遠隔同士及び近接同士でループ高さを
異ならせてワイヤボンディングさせることにより、ワイ
ヤ接触を防止して電極パッド及び長リード、パターンの
配置密度が向上されてファインピッチ化が図られ、半導
体チップの小型化による高性能、低コスト化を図ること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例の断面構成図である。
【図2】図1の一部切截の内部構成図である。
【図3】本発明の組立工程説明図である。
【図4】図3の基板及びリードフレームの製造説明図で
ある。
ある。
【図5】第1実施例の他の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第2実施例の部分内部構成図である。
【図7】第2実施例の他の実施例の説明図である。
【図8】従来の半導体装置の内部構成図である。
21A 〜21D 半導体装置 22 ベース 22a,22b 導電領域 23 第1の絶縁層 24 パターン 25 第2の絶縁層 26 リードフレーム 27 インナリード 27a 短リード 27b,27b1 長リード 27b2 連結部 28 アウタリード 30 基板 31,31A 半導体チップ 31a 電極パッド 32 ワイヤ 33 パッケージ
Claims (6)
- 【請求項1】 所定数の電極パッドが形成される半導体
チップが搭載され、該電極パッドと周囲に配置された導
体部とで電気的接続が行われてパッケージングされる半
導体装置において、 ベース上に前記半導体チップを搭載する搭載領域、並び
に前記導体部の一部を構成する所定数の導電領域及び所
定数のパターンが形成されたパターン領域が形成され、
該パターン領域上に所定幅の絶縁層が形成されてなる基
板と、 前記パッケージング後に外部に延出する外部リード及び
内部に位置される内部リードが形成され、該内部リード
のうち先端から前記半導体チップまでの距離の長い所定
数の短リードと距離の短い所定数の長リードが形成され
てなり、該短リードが前記パターン上に接続されると共
に、該長リードが前記絶縁層上に位置されて前記導体部
の一部を構成してなるリードフレームと、 を有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の短リードのうち、所定の
短リードが前記導電領域と同電位の領域に接続されてな
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記長リード
のうち、同一役割の該長リードの先端が前記絶縁層上で
一体連続状態で形成されてなることを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の基板におけるベースは導
電金属部材で形成され、前記導電領域が該ベースを露出
させて形成されてなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項において、前
記電極パッドが前記半導体チップの縁部に沿って二列に
配置され、前記パターン及び前記長リードに対して対向
距離の遠隔同士及び近接同士で異なるループ高さでワイ
ヤボンディングされてなることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項6】 ベース上に少なくともチップ搭載領域、
パターンが形成されたパターン領域、導電領域及び該パ
ターン領域上に形成された絶縁層が形成された単層の基
板上に、リードフレームにおける内部リードのうち半導
体チップに対して距離の長い所定数の短リードが少なく
とも該パターンに接続固定され、距離の短い所定数の長
リードが該絶縁層上に位置させると共に、所定数の電極
パッドが形成された該半導体チップが搭載される工程
と、 該電極パッドと、該長リード及び該導電領域との電気的
接続を行う工程と、 該基板及び該内部リードを覆うパッケージングを行う工
程と、 前記リードフレームのパッケージング後に外部に延出さ
れる外部リードを所定形状に加工する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435694A JPH08111495A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24435694A JPH08111495A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111495A true JPH08111495A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17117486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24435694A Withdrawn JPH08111495A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08111495A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8786110B2 (en) | 2010-09-24 | 2014-07-22 | J-Devices Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
US8901754B2 (en) | 2010-06-22 | 2014-12-02 | J-Devices Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24435694A patent/JPH08111495A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8901754B2 (en) | 2010-06-22 | 2014-12-02 | J-Devices Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
US8786110B2 (en) | 2010-09-24 | 2014-07-22 | J-Devices Corporation | Semiconductor device and manufacturing method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |