JPH08111266A - L型コネクタ - Google Patents

L型コネクタ

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JPH08111266A
JPH08111266A JP6244240A JP24424094A JPH08111266A JP H08111266 A JPH08111266 A JP H08111266A JP 6244240 A JP6244240 A JP 6244240A JP 24424094 A JP24424094 A JP 24424094A JP H08111266 A JPH08111266 A JP H08111266A
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JP
Japan
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contact
coaxial cable
center
conductor
type connector
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JP6244240A
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Hiroshi Ozawa
寛 小澤
Tatsuo Kano
辰雄 狩野
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの小型化、並びに部品点数及び組立
工数の削減によるコストダウンを図ることのできるL型
コネクタを提供すること。 【構成】 同軸ケーブル3の外部導体31に接続される
略筒状の外部コンタクト11と、外部コンタクト11内
に絶縁体を介在させて外部コンタクト11と同軸に配置
され、同軸ケーブル3の中心導体33に接続される略棒
杆状の中心コンタクト13とを有し、同軸ケーブル3の
長手方向が外部コンタクト11の筒軸方向に対して直交
する状態で外部導体31を受け入れる第1の半田付け部
11cが外部コンタクト11に形成され、前記長手方向
で第1の半田付け部11cと対向し、中心導体33を受
け入れる第2の半田付け部13aが中心コンタクト13
に形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、L型コネクタに関し、
特に同軸ケーブルの外部導体に接続される略筒状の外部
コンタクトと、この外部コンタクト内に絶縁体を介在さ
せて外部コンタクトと同軸に配置されて同軸ケーブルの
中心導体に接続される略棒杆状の中心コンタクトを有す
るL型コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のL型コネクタは、図4及び図5に
示すように、同軸ケーブルの端面から露出させた中心導
体81と接続される中心コンタクト(図示せず)の外側
に絶縁体(図示せず)を介在させて外部導体93を設け
ている。そして、同軸ケーブルとL型コネクタの接続
は、同軸ケーブルの中心導体81をL型コネクタの受容
孔内に差込んだ後に同軸ケーブルの外部導体83をL型
コネクタの外部コンタクト93の周囲に被せるようにし
て差込み、その上からフェルール95を被せてから、こ
のフェルール95をかしめたり、或いは半田付け等をし
て外部導体83と外部コンタクト93とを接続し、更に
その上から収縮チューブ97を被せるようにしておくも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
L型コネクタにおいては、L字形状をしているため、ど
うしてもボディ(外部コンタクト)が大きくなり、しか
も、フェルール95の上に収縮チューブ97を被せるた
めさらに大型化し、コストアップの一因となっていた。
また、外部導体83と外部コンタクト93との結線につ
いていえば、従来のL型コネクタにおいては、フェルー
ル95をかしめたり半田付けしたりして結線しなければ
ならず、部品点数が増加してコストアップになるばかり
でなく、結線工程が複雑化し、この見地からもコストア
ップとなっていた。
【0004】それ故に、本発明の課題は、コネクタの小
型化、部品点数の削減及びコストダウンを図ることので
きるL型コネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、同軸ケ
ーブルの外部導体に接続される略筒状の外部コンタクト
と、該外部コンタクト内に絶縁体を介在させて該外部コ
ンタクトと同軸に配置され、前記同軸ケーブルの中心導
体に接続される略棒杆状の中心コンタクトとを含むL型
コネクタにおいて、前記同軸ケーブルの長手方向が前記
外部コンタクトの筒軸方向に対して直交する状態で前記
外部導体を受け入れる第1の半田付け部が前記外部コン
タクトに形成され、前記長手方向で前記第1の半田付け
部と対向し、前記中心導体を受け入れる第2の半田付け
部が前記中心コンタクトに形成されていることを特徴と
するL型コネクタが得られる。
【0006】また、本発明によれば、前記外部コンタク
トの前記第1の半田付け部近傍部分の肉厚が他の部分よ
りも薄く形成されていることを特徴とするL型コネクタ
を得ることができる。
【0007】更に、本発明によれば、前記第1及び第2
の半田付け部を覆う金属製のカバーが装着されているこ
とを特徴とするL型コネクタを得ることができる。
【0008】
【作用】上記構成の本発明によれば、同軸ケーブルの外
部導体を外部コンタクトに形成された第1の半田付け部
に装填し、且つ、中心導体を中心コンタクトに形成され
た第2の半田付け部に装填した後に夫々について半田付
けを行うことにより同軸ケーブルとL型コネクタとの接
続が行われる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本発明によるL型コネクタの一実施
例を示す斜視図、図2は図1に示すL型コネクタの説明
図であり、(a)は正面図、(b)は一部切欠き側面図
である。
【0011】図1及び図2(a),(b)に示すよう
に、本実施例のL型コネクタ1は、従来のL型コネクタ
と異なり、全体的にストレート状を呈したものであり、
同軸ケーブル3との結線後に同軸ケーブル3とあいまっ
てL字形を呈するものである。
【0012】本実施例のL型コネクタ1の場合、同軸ケ
ーブル3の外部導体31と接続する円筒状の外部コンタ
クト11の内部には、図示しない絶縁体を介して該外部
コンタクト11と同軸に同軸ケーブル3の中心導体33
に接続される略棒杆状の中心コンタクト13が設けられ
ている。
【0013】L型コネクタ1の外部コンタクト11の同
軸ケーブル3との接続側端部には、肉厚の薄い小径部1
1aが形成されており、更に、その端部側には、小径部
11aより径寸法が大きく且つ肉厚が小径部11aより
も厚いフランジ部11bが形成されている。そして、こ
のフランジ部11bには、径方向に向けて同軸ケーブル
3の外部導体31を受容する溝状の第1の半田付け部1
1cが形成されている。この第1の半田付け部11cの
溝幅寸法は、同軸ケーブル3の外部導体31の直径寸法
より大きく形成されている。尚、肉厚の薄い小径部11
aを介在させて第1の半田付け部11cを有するフラン
ジ部11bを形成するのは、後述する同軸ケーブル3の
外部導体31を外部コンタクト11と半田接続する際に
おける半田付け性を向上させるためである。
【0014】中心コンタクト13の同軸ケーブル3との
接続側端面には、第1の半田付け部11cの延在方向延
長線に沿って延在する溝状の第2の半田付け部13aが
形成されている。この第2の半田付け部13aは、同軸
ケーブル3の中心導体33をL型コネクタ1と直交する
方向に向けてあてがったときに、この中心導体33を受
容するような幅寸法、即ち、中心導体33の径より若干
大きめの幅寸法に設定されている。更に、この第2の半
田付け部13aの溝深さは、中心導体33を受容保持す
べく、中心導体33の直径より大きく設定している。
【0015】次に、同軸ケーブル3とL型コネクタ1と
の接続について説明する。先ず、図1に示すように、同
軸ケーブル3とL型コネクタ1の両半田付け部11c,
13aとの向きを整えて、同軸ケーブル3の外部導体3
1を、外部コンタクト11のフランジ部11bに形成さ
れた第1の半田付け部11cにあてがい、また、同軸ケ
ーブル3の中心導体33を中心コンタクト13の第2の
半田付け部13aにあてがう。この状態で、中心導体3
3と中心コンタクト13を、また、外部導体31と外部
コンタクト11とを夫々半田付けする。
【0016】以上の様にして半田付けされた後、図3に
示すようなカバー4をL型コネクタ1のフランジ部11
bを覆うようにして被せる。即ち、このカバー4は正面
側が壁面部41で閉塞され、背面側が開口部43によっ
て欠円状に開口するように形成されており、フランジ部
11bにスライド状態で取付けられるものである。即
ち、図3(a),(b)で示す方向にあるカバー4を、
図2(a),(b)に示すフランジ部11bの上方から
スライドさせてこのフランジ部11bに装着する。尚、
図3において、カバー4の壁面部41内側に貼り付けさ
れているのは絶縁シート45である。また、カバー4の
背面側の欠円状の開口部43には、このカバー4をL型
コネクタ1に装着した時、L型コネクタ1から外れない
ようにするためのロック用の係止突起47が形成されて
いる。このカバー4の材料は特に限定されないが、導電
性金属材料で形成した場合には、外部導体31と導通し
た状態となり、シールド効果を高めることができ、高周
波特性を向上させることができる。また、このカバーを
非導電性材料で構成する場合には、半田付け部11c,
13aの保護をする単なるカバーの役目を果たす。この
カバー4は必要に応じて用いればよく、本発明の必須構
成となるものではない。
【0017】
【発明の効果】上述したように、本発明のL型コネクタ
によれば、コネクタ自体がL型をしておらず、しかも、
フェルールを用いないで同軸ケーブルの中心導体及び外
部導体を直接半田付けするので、L型コネクタの小型
化、部品点数の削減及び組立工数の削減になり、コスト
ダウンを図ることができる。
【0018】また、本発明のL型コネクタによれば、第
1及び第2の半田付け部の溝の大きさを変更するだけ
で、各種の同軸ケーブルに対応させることができる。
【0019】また、半田付け部を金属製のカバーで覆う
ことにより、シールド特性が向上し、高周波特性の優れ
たL型コネクタを得るものとなる。
【0020】また、本発明によれば、半田付け部近傍部
分の肉厚を薄くすることとしたので、半田付け部の熱伝
導性が抑えられ、この結果、半田付け性が改善されるも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のL型コネクタの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示すL型コネクタの説明図であって、
(a)は正面図、(b)は一部切欠き側面図である。
【図3】図1に示すL型コネクタに装着されるカバーを
示す説明図であって、(a)は正面図、(b)は側面断
面図、(c)は背面図である。
【図4】従来のL型コネクタの一例の側面図である。
【図5】図4における一点鎖線で示した部分の拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 L型コネクタ 3 同軸ケーブル 4 カバー 11 外部コンタクト 11a 小径部 11b フランジ部 11c 第1の半田付け部 13 中心コンタクト 13a 第2の半田付け部 31 外部導体 33 中心導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルの外部導体に接続される略
    筒状の外部コンタクトと、該外部コンタクト内に絶縁体
    を介在させて該外部コンタクトと同軸に配置され、前記
    同軸ケーブルの中心導体に接続される略棒杆状の中心コ
    ンタクトとを含むL型コネクタにおいて、前記同軸ケー
    ブルの長手方向が前記外部コンタクトの筒軸方向に対し
    て直交する状態で前記外部導体を受け入れる第1の半田
    付け部が前記外部コンタクトに形成され、前記長手方向
    で前記第1の半田付け部と対向し、前記中心導体を受け
    入れる第2の半田付け部が前記中心コンタクトに形成さ
    れていることを特徴とするL型コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記外部コンタクトの前記第1の半田付
    け部近傍部分の肉厚が他の部分よりも薄く形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のL型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の半田付け部を覆う金
    属製のカバーが装着されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のL型コネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228614A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Murata Mfg Co Ltd 同軸コネクタ及び通信装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63159285U (ja) * 1987-04-07 1988-10-18
JPS63186064U (ja) * 1987-05-22 1988-11-29

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