JPH08110943A - アドレス発生装置及び画像処理装置 - Google Patents

アドレス発生装置及び画像処理装置

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JPH08110943A
JPH08110943A JP24516094A JP24516094A JPH08110943A JP H08110943 A JPH08110943 A JP H08110943A JP 24516094 A JP24516094 A JP 24516094A JP 24516094 A JP24516094 A JP 24516094A JP H08110943 A JPH08110943 A JP H08110943A
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address
line
memory
image data
pixel
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JP24516094A
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Masaaki Naoi
雅明 直井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速でメモリ効率が良く安価なメモリアドレス
発生装置を提供する。 【構成】1有効画素ラインの始まりと終わりを示す信号
/AVAにしたがって、カウンタ1は画素の同期信号C
LKと同期してアドレスを出力する。このアドレスにし
たがって入力される画素はメモリに記憶される。有効ラ
インが1ライン終了すると、FF12により、そのとき
のカウンタ1の値、すなわち最後のアドレスがラッチさ
れる。次のラインは、FF12にラッチされた値を基
に、すなわち、直前のラインが記憶されたアドレスの直
後に記憶される。このようにして、メモリの使用効率を
高めることができ、また、回路技術によりアドレスの生
成が行なわれるため高速にアドレス生成を実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原稿画像データ
のメモリ割り付けを任意に設定できるアドレス発生装置
およびそれを用いた画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサで読み取った原稿
を2値化したデジタル画像情報を光磁気ディスク等の記
憶媒体に記憶する画像処理装置等では、CCDイメージ
センサで読み取った原稿の画像データや記憶媒体から読
み出した画像データをディスプレイ装置に表示したり、
プリント装置にてプリント出力するために、原稿1ペー
ジ分の画像データを記憶するための半導体メモリ等で構
成されるメモリが必要である。
【0003】このメモリに記憶する画像データは、圧縮
等を行っていない上に、近年の画質向上のための高解像
度化により、画像のデータ量は非常に多い。よってメモ
リに効率よく記憶する必要がある。例えば、A4(水平
210mm×垂直297mm)の原稿を解像度200d
pi(200ドット/インチ)で読み取った場合の画像
データ量は約3.8×10^6ドット(水平1654ド
ット×垂直2339ドット)である(ここで記号“X^
Y”はXのY乗を意味する)。これを、水平、垂直共に
2のn乗単位で割り付けると約8.4×10^6ドット
(水平2048ドット×垂直4096ドット)のメモリ
容量が必要であるため、メモリの使用効率は約46%程
度しかない。そこでメモリの使用効率を上げるために、
画像データの水平、垂直方向の割り付けを原稿サイズに
あわせて任意に設定する様になった。上記の例ではメモ
リの割り付けを水平1696ドット×垂直2473ドッ
トにする事により、メモリ容量を半分の約4.2×10
^6ドット(使用効率約92%)に減らすことができ、
メモリを効率良く使う事が可能である。
【0004】図4に1アドレス8bitのメモリを用い
た時のメモリの割り付けの一例を示す。図4の(a)は
水平方向20ドット、垂直方向30ラインの原稿を1ラ
イン当たり3アドレス(最大24ドット)を割り当てた
場合、(b)は水平方向13ドット、垂直方向30ライ
ンの原稿を(a)と同じ1ライン当たり3アドレスを割
り当てた場合、(c)は(b)と同じ原稿を1ライン当
たり2アドレスを割り当てた場合を示す。
【0005】図5には、メモリ部に入力されるシリアル
・ビデオインターフエース信号の一例を示す。/PAG
E信号は原稿1ページの区間を示すページ区間信号で”
H”で無効、”L”で有効である。/HSYNCは水平
方向(1ライン)の同期を示す水平同期信号で”L”で
同期する。/AVAは水平方向(ライン)の画像データ
の有効区間を示す有効画素区間信号である。/DATA
は画像データ、CLKは同期用のクロックである。な
お、本文においては、記号“/”が直前に付された信号
名は負論理を示すものとする。本発明のメモリアドレス
発生回路は、/PAGE,/HSYNC,/AVA,C
LKの信号が入力され、/DATA信号は本発明の回路
以外の回路にて使用するメモリのビット構成に応じてパ
ラレルデータ化してメモリに記憶する。又、/HSYN
C信号は、/AVAの先頭(立下り)に動期する。
【0006】図6に19ビットカウンタを用いた水平ド
ット数×垂直ライン数が最大524,288の場合の従
来のアドレス発生回路を示す。図6において601は1
画素単位でカウントアップする19ビットカウンタ、6
02はライン先頭のカウンタ値CNTQ3〜18を有効
画素区間信号/AVAの先頭でラッチする16ビットの
フリップフロップ、603はライン先頭カウンタ値HT
OP0〜15に水平方向メモリ割り付け値HWID0〜
15を加算する16ビットの加算器、604は水平同期
信号/HSYNCをクロックCLKに立下りに同期する
フリップフロップ、605は有効画素区間信号/AVA
をCLKに立下り同期するフリップフロップ、606は
1ライン目のカウンタのロード値を”0”に制御するリ
セット付きフリップフロップ、607は1ライン目のカ
ウンタのロード値を16ビット全て”0”にする2入力
ANDゲート16個で構成されるANDゲート群、60
8〜610はインバータゲート、615はCPUからの
制御により水平方向メモリ割り付け値を設定するフリッ
プフロップである。
【0007】ページ区間信号/PAGEが無効”H”の
時は、インバータゲート609によりフリップフロップ
606をリセットするため、出力が”L”になる。/P
AGE信号が有効”L”になると、フリップフロップ6
06のリセットを解除する。次に水平同期信号/HSY
NCが入力(1クロック間”L”)すると、フリップフ
ロップ604にてクロックの立下りに同期させる。この
とき、フリップフロップ606の出力は”L”のため、
ANDゲート群607の出力CNTD3〜18は全て”
L”である。よって次のクロックの立上りでカウンタ6
01はall”L”をロードする。有効画素区間信号/
AVAが有効”L”になると、インバータゲート608
で”H”反転し、フリップフロップ605でクロックの
立下りに同期され、フリップフロップ602にてカウン
タ出力値CNTQ3〜18を1ライン目の先頭カウンタ
値としてラッチする。
【0008】次のクロックの立上りにてカウンタ601
は1画素毎に1ずつカウントする。/AVAが無効”
H”になるとフリップフロップ606の出力を”H”に
すると同時に、インバータゲート608にて”L”に反
転してフリップフロップ605にてクロックの立下りに
同期し、カウンタは停止する。2ライン目の水平同期信
号/HSYNCが入力されると、フリップフロップ60
6の出力が”H”である。そのため、フリップフロップ
602の出力である1ライン目のライン先頭カウンタア
ドレス値HTOP0〜15と、画像データ受信前に予め
CPUの制御によりフリップフロップ615に設定した
水平方向メモリ割り付け値HWID0〜15とを加算器
603で加算した次ライン先頭カウンタ値NEXTCN
T0〜15が、そのままANDゲート群607の出力で
あるカウンタデータ値CNTD3〜18に出力される。
次のクロックの立上りで、カウンタ601に1ラインメ
モリの先頭カウンタ値に水平方向メモリ割り付け値を加
えた値をロードする。/AVAが有効”L”になると、
この値よりカウントする。3ライン目以降も、2ライン
目と同じ様に動作する。尚、カウンタ601の出力CN
TQ0〜18は1画素毎に1ずつカウントアップする
が、本従来例ではメモリの1アドレス当たり8画素を割
り当てているため、メモリアドレスはCNTQ3〜18
の16ビットである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記憶媒体に記憶された画像データは付帯情報
として画像の大きさの情報も記憶されているため、画像
データをメモリに受信する前に画像の水平方向のドット
数はわかるが、CCDイメージセンサで読み取った画像
データは、1ライン目の画像データを解析して水平方向
のドット数を算出する必要がある。水平方向メモリ割り
付け値を装置で処理できる最大の原稿の水平ドット数に
固定して用いる場合には、水平方向メモリ割り付け値
を、電源投入時等のシステム立ち上げ時に、一度CPU
より設定してしまえば後は設定不要なため、CCDイメ
ージセンサで読み取った画像データを記録時の付帯情報
用として記録時の付帯情報用として、別の回路にて、1
ライン目の画像データより水平方向ドット数を算出する
のと同時に、画像データをリアルタイムでメモリに書き
込む事ができるが、次の画像データ受信前にメモリに書
き込まれた画像データを消去する必要があるため、画像
の大きさに関係なくメモリの全領域を消去し終わるまで
次の原稿をCCDで読めないという欠点があった。
【0010】また、メモリの水平方向メモリ割り付けを
画像の大きさに応じて設定することにより、次の画像デ
ータ受信前にメモリの画像データのある範囲のみ消去す
るようにした場合には、CCDイメージセンサで読み取
った画像データの1ライン目のデータより別の回路にて
水平方向のドット数を算出してCPUが本回路の水平方
向メモリ割り付けを設定するまで、メモリに画像データ
を受信しないように、数ライン分のバッファを設けて画
像データを遅らせる必要があるため、バッファメモリ及
びバッファメモリ制御回路が必要であったり、CCDイ
メージセンサからの画像データをリアルタイムで受信で
きないという欠点があり、高価なバッファメモリが必要
であったり、連続して原稿を読み取る場合の高速化の障
害となっていた。
【0011】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、受信した0よりカウントする1ライン目の最後のメ
モリアドレスカウンタ値を水平方向画素数として用いて
水平方向メモリ割り付け値を算出する回路を設ける事に
より、CPUの制御無しに、リアルタイムで効率の良い
水平方向メモリ割り付けができる様にしたメモリアドレ
ス発生装置を提供することを目的とする。
【0012】また、前記メモリアドレス発生装置を用い
た画像処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために本発明のメモリアド
レス発生装置は次のような構成からなる。すなわち、画
像データを構成する画素を、所定方向に1ラインずつシ
リアルにアドレスづけるアドレス発生装置であって、画
素の入力に同期する同期信号に応じて、アドレス値を増
分して出力する増分手段と、前記所定方向について、1
ライン分の有効な画像データが終了した場合、前記増分
手段により出力されるアドレス値を記憶する記憶手段
と、該記憶手段により記憶されたアドレス値を基に、次
ラインの画素のアドレスを生成する次ラインアドレス生
成手段とを備える。
【0014】さらに、上記目的を達成するために本発明
の画像処理装置は次のような構成からなる。すなわち、
画像データを画素毎に記憶するメモリを有する画像処理
装置であって、画像データを画素毎に入力する入力手段
と、画像データを記憶する記憶手段と、該入力手段によ
る画素の入力に同期する同期信号に応じて、アドレス値
を増分して出力する増分手段と、前記所定方向につい
て、1ライン分の有効な画像データが終了した場合、前
記増分手段により出力されるアドレス値を記憶する記憶
手段と、該記憶手段により記憶されたアドレス値を基
に、次ラインの画素のアドレスを生成する次ラインアド
レス生成手段とにより出力される値に基づいたアドレス
にしたがって、前記記憶手段により画素を記憶する手段
とを備える。
【0015】
【実施例】
[実施例1]図1に本発明実施例であるメモリアドレス
発生回路のブロック図を示す。
【0016】図1において1は1画素単位でカウントア
ップする19ビットカウンタ、2はライン先頭のカウン
タ値CNTQ3〜18を有効画素区間信号/AVAの先
頭でラッチする16ビットのフリップフロップ、3はラ
イン先頭カウンタ値HTOP0〜15に水平方向メモリ
割り付け値HWID0〜15を加算する16ビットの加
算器、4は水平同期信号/HSYNCをクロックCLK
に立下りに同期するフリップフロップ、5は有効画素区
間信号/AVAをCLKに立下り同期するフリップフロ
ップ、6は1ライン目のカウンタのロード値を”0”に
制御するリセット付きフリップフロップ、7は1ライン
目のカウンタのロード値を16ビット全て”0”にする
2入力ANDゲート16個で構成されるANDゲート
群、8〜10はインバータゲートである。11は1ライ
ン目のみ”L”となるフリップフロップ6の出力信号を
クロックCLKの立下りに同期させ、1ライン目の最終
カウンタ値のラッチ用クロックを出力するフリップフロ
ップ、12は1ライン目の最終カウンタ値CNTQ3〜
18をラッチする16ビットのフリップフロップ、13
は最終カウンタ値HEND0〜15に1を加算して水平
方向1ラインのアドレス長を算出する16ビットの加算
器である。
【0017】ページ区間信号/PAGEが無効”H”の
時は、インバータゲート9によりフリップフロップ6を
リセットするため、出力が”L”になる。/PAGE信
号が有効”L”になると、フリップフロップ6のリセッ
トを解除する。次に水平同期信号/HSYNCが入力
(1クロック間”L”)すると、フリップフロップ4に
てクロックの立下りに同期させる。このとき、フリップ
フロップ6の出力は”L”のため、ANDゲート群7の
出力CNTD3〜18は全て”L”である。よって次の
クロックの立上りでカウンタ1はall”L”をロード
する。有効画素区間信号/AVAが有効”L”になる
と、インバータゲート8で”H”に反転し、フリップフ
ロップ5でクロックの立下りに同期され、フリップフロ
ップ2にてカウンタ出力値CNTQ3〜18を1ライン
目の先頭カウンタ値としてラッチする。
【0018】次のクロックの立上りにてカウンタ1は1
画素毎に1ずつカウントする。
【0019】1ライン目の最後のデータが受信され、有
効画素区間信号/AVAが有効の”L”から無効”H”
に変化すると、フリップフロップ6の出力も”L”か
ら”H”に変化し、1ライン目の最終画素のカウンタ値
CNTQ3〜18をフリップフロップ12にてラッチす
る。このラッチされた1ライン目の最終カウンタ値HE
ND0〜15は0から始まるメモリのアドレス値である
から、1ラインのアドレス長より”1”少ない。よって
加算器13にて1を加算する事により、水平方向メモリ
割り付け値HWID0〜15が得られる。この様に1ラ
イン目の最終カウンタ値HEND0〜15より得られた
水平方向割り付け値HWID0〜15に各ラインの先頭
カウンタ値HTOP0〜15を加えたものを次のライン
受信時のカウンタのロード値(先頭カウンタ値)とする
事によりCPUの制御無しに原稿毎に効率の良い水平方
向メモリ割り付けが可能となった。
【0020】図1に示したメモリアドレス発生回路を使
用した画像処理装置のブロック図を図8に示す。
【0021】図8において、801は読み取った原稿の
画像データをデジタル2値のシリアルデータにて1ライ
ンずつ出力するスキャナ、802は本発明の機能を有す
る回路で構成された、画像データを画像メモリ803に
書き込むべきアドレスを発生するアドレス発生部、80
3は画像メモリを記憶する画像メモリ、804は画像メ
モリ803から画像データを読み出して表示部805ま
たはプリンタ806へと送出するための制御を行う読出
し制御部、805は画像データを表示する表示部、80
6は画像データをプリント出力するプリンタ、807は
本装置の制御データ等を記憶する主メモリ、808は本
装置を制御するCPUである。
【0022】CPU808の制御により原稿をスキャナ
801で1ラインずつ読み取りながら、シリアルで画像
データを出力する。アドレ発生部802では、画像デー
タと共に出力された各ラインの先頭データに同期して出
力される/HSYNC信号、画像データの有効範囲を示
す/AVA信号、原稿1ページ分を示す/PAGE信号
及び画像データ1画素と同じ周期のCLK信号により、
CPU808の制御無しに図1に示す様な回路にて画像
データを画像メモリ803に書き込むべきアドレスを発
生して、画像データを画像メモリ803に記憶させる。
【0023】アドレス発生部802で得られた水平方向
1ラインのメモリアドレス長の値はCPU808より読
取ることが可能である。表示またはプリントする場合に
は、CPU808の制御により読出し制御部804を起
動して、アドレス発生部802からの水平方向1ライン
のメモリアドレス長HWID0〜15の値を基に、読出
しアドレスを発生して画像メモリ803から記憶された
画像データを読み出して表示部805またはプリンタ8
06に送り、表示またはプリントを行う。
【0024】図8の構成により、本実施例のアドレス発
生装置により発生したアドレスのメモリセルをアクセス
することで、画像スキャナと画像メモリ、表示部と画像
メモリ、印刷部と画像メモリ間の画像データのやりとり
が、CPUの制御無しに可能になった。これにより、画
像データのアドレスの発生が高速に行えるため、メモリ
のアクセスが高速になる。また、アドレス発生装置の論
理を、メモリを効率良く使用するように組み立てても速
さを失わないため、高速さと効率の良さとを両立でき
る。 [実施例2]前記実施例は、水平方向メモリ割り付けを
1アドレス(1バイト=8画素)単位に設定する最も基
本的な回路を、2^nアドレス(2^nバイト=8×2^
n 画素)単位の任意な値に設定できる様にした回路を
図2に示す。14は16個の2入力ORで構成されるO
R群で、HPAC0〜15の信号は水平方向メモリ割り
付けの最小単位を設定する信号で図7の表の様に設定す
る。
【0025】例えば、水平方向メモリ割り付け単位を4
アドレス単位(32画素)とした場合、図7によりHP
AC0〜15の値として(3)hexをCPUまたはス
イッチ等の手段により予め設定しておくと、フリップフ
ロップ12でラッチした1ライン目の最終カウンタ値H
END0〜15の下位2ビットであるHEND0,1が
ORゲート群14により”H”となるため、加算器13
の出力は必ず2^2=4アドレス(32画素)単位の水
平方向メモリカウンタ値が得られる。
【0026】このように、メモリ構成が、1アドレス当
たり16ビットや32ビットの多ビット構成の場合にも
対応できる。よってメモリをCPUから直接アクセスす
るような構成の場合において、使用するCPUのデータ
ビット数が8ビット以外の16ビットや32ビット等の
いずれにおいても対応できるのが特徴である。 [実施例3]実施例2の回路を簡素化したものを図3に
示す。
【0027】カウンタ1は1ライン受信後はそのライン
の最後のカウンタ値で停止しているため、そのカウンタ
値CNTQ3〜18をORゲート群14で図7の表に従
って任意の水平方向メモリ割り付け単位になるような値
にし、その値に加算器3で”1”を加算したものを次の
ラインの先頭カウンタ値としてロードする。
【0028】実施例2の図2の16ビットのフリップフ
ロップ2,12や16ビットの加算器3が不要なため、
前記実施例に比べて回路構成が簡単に成るのが特徴であ
る。
【0029】但し、前記実施例のように、1ラインの画
素数HEND0〜15の値や、水平方向メモリ割り付け
値HWID0〜15の値がないため、他の手段にて1ラ
インの画素数を検出できる場合に有効である。
【0030】なお、上記実施例2及び実施例3に関して
も、実施例1と同様に図8の構成により画像処理装置を
構成することができる。
【0031】さらに、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアド
レス発生装置は、画像メモリの水平方向メモリ割り付け
を受信した画像の水平方向の画素数より自動的に割り付
けるような回路を設ける事により、CPU処理の低減化
が可能であり、CPUの負荷を低減できる。また、高価
なラインバッファメモリ等を用いる事なく、安価な一般
ICのみで回路を構成できるため、本回路追加による装
置全体の価格上昇への影響が小さく、また、リアルタイ
ムで効率良くメモリに書き込めるため、特に、連続動作
時の高速化が可能である。
【0033】また、本発明に係る画像処理装置は、高速
で高効率に画像メモリへのアクセスが可能であるという
効果がある。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のアドレス発生回路の回路図であ
る。
【図2】第2の実施例のアドレス発生回路の回路図であ
る。
【図3】第3の実施例のアドレス発生回路の回路図であ
る。
【図4】メモリ割り付けの一例を示す概要図である。
【図5】シリアルビデオインターフエースのタイムチャ
ートである。
【図6】従来の回路図である。
【図7】第2実施例のHPAC0〜15の設定値一覧表
を示す図である。
【図8】実施例の画像処理装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 19ビットカウンタ 2,12,15 16ビットフリップフロップ 3,13 16ビット加算器 4,5,11 フリップフロップ 6 リセット付フリップフロップ 7 2入力ANDゲート16個で構成されるANDゲー
ト群 8〜10 インバータゲート 14 2入力ORゲート16個で構成されるORゲート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを構成する画素を、所定方向
    に1ラインずつシリアルにアドレスづけるアドレス発生
    装置であって、 画素の入力に同期する同期信号に応じて、アドレス値を
    増分して出力する増分手段と、 前記所定方向について、1ライン分の有効な画像データ
    が終了した場合、前記増分手段により出力されるアドレ
    ス値を記憶する記憶手段と、 該記憶手段により記憶されたアドレス値を基に、次ライ
    ンの画素のアドレスを生成する次ラインアドレス生成手
    段と、を備えることを特徴とするアドレス発生装置。
  2. 【請求項2】 前記次ラインアドレス生成手段は、前記
    記憶手段に記憶されたアドレス値を基に、2の冪乗を単
    位として次ラインの画素のアドレスを生成することを特
    徴とするアドレス発生装置。
  3. 【請求項3】 前記増分手段は、前記同期信号に同期し
    て1ずつアドレス値を増分するカウンタ回路であること
    を特徴とする請求項1記載のアドレス発生装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、1ライン分の有効なデ
    ータが終了したことを示す信号に同期して前記増分手段
    の出力値を記憶するラッチ回路であることを特徴とする
    請求項1記載のアドレス発生装置。
  5. 【請求項5】 画像データを画素毎に記憶するメモリを
    有する画像処理装置であって、 画像データを画素毎に入力する入力手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 該入力手段による画素の入力に同期する同期信号に応じ
    て、アドレス値を増分して出力する増分手段と、 前記所定方向について、1ライン分の有効な画像データ
    が終了した場合、前記増分手段により出力されるアドレ
    ス値を記憶する記憶手段と、 該記憶手段により記憶されたアドレス値を基に、次ライ
    ンの画素のアドレスを生成する次ラインアドレス生成手
    段とにより出力される値に基づいたアドレスにしたがっ
    て、前記記憶手段により画素を記憶する手段と、を備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2509169A (en) * 2012-12-21 2014-06-25 Displaylink Uk Ltd Management of Memory for Storing Display Data

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