JPH0811084A - 非常停止装置 - Google Patents

非常停止装置

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JPH0811084A
JPH0811084A JP14610794A JP14610794A JPH0811084A JP H0811084 A JPH0811084 A JP H0811084A JP 14610794 A JP14610794 A JP 14610794A JP 14610794 A JP14610794 A JP 14610794A JP H0811084 A JPH0811084 A JP H0811084A
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JP
Japan
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emergency stop
switch
signal
normally
circuit
Prior art date
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JP14610794A
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English (en)
Inventor
Momoyo Sekiya
百代 関谷
Eiji Sawa
英二 澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0811084A publication Critical patent/JPH0811084A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、木構造の装置に対しても非常停止信
号を送出できるとともに断線時に対する安全性を確保し
ようとするものである。 【構成】非常停止スイッチ(10)の常開スイッチ(11)及び
常閉スイッチ(12)の開閉を非常用回路(13)により検出し
て非常停止信号Sを出力し、かつ常開スイッチ(11)及び
常閉スイッチ(12)の開閉を検出するとともに非常用回路
(13)から出力される非常停止信号Sの有無を断線回路(1
4,15) により検出して断線検出信号Gを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボット制御装置など
に用いられる非常停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボット制御装置では例えばロボットの
関節や視覚に対する各制御装置が備えられており、これ
ら制御装置は互いに情報を交換してロボット全体の動き
の統制を取るようにしている。従って、例えば1台の制
御装置に異常が発生した場合、この異常による非常停止
信号を発生する必要がある。
【0003】図4はかかる非常停止装置の構成図であ
る。この装置は各制御装置ごとに常閉スイッチ(b接点
スイッチ)b1、b2、b3を設け、これら常閉スイッ
チb1、b2、b3を直列接続するとともに抵抗R1を
介して電源V1を接続した構成となっている。
【0004】かかる構成であれば、各常閉スイッチb
1、b2、b3のうちいずれかの常閉スイッチが操作さ
れて開放されると、ハイレベルの非常停止信号Sが送出
される。
【0005】このような装置で、例えば常閉スイッチb
1とb2との間のA点で断線が発生すると、常閉スイッ
チが開放された場合と同様にハイレベルの非常停止信号
Sが送出される。従って、断線が発生した場合でも安全
性が確保される。
【0006】ところで、ロボット制御装置は図5に示す
ように各制御装置1−1〜1−6を木構造に接続する場
合がある。このような木構造に上記非常停止装置を適用
すれば、各常閉スイッチを各制御装置1−1〜1−6に
備え、かつこれら常閉スイッチを直列接続することにな
る。しかし、木構造に備えられた各常閉スイッチを直列
接続することは、その配線が複雑となり困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように木構造の
各制御装置1−1〜1−6に備えられた各常閉スイッチ
を直列接続することは、その配線が複雑となり困難であ
る。そこで本発明は、木構造の装置に対しても非常停止
信号を送出できるとともに断線時に対する安全性が確保
できる非常停止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、連動する常開
スイッチ及び常閉スイッチからなる非常停止スイッチ
と、常開スイッチ及び常閉スイッチの開閉を検出して非
常停止信号を出力する非常用回路と、常開スイッチ及び
常閉スイッチの開閉を検出するとともに非常用回路から
出力される非常停止信号の有無を検出して断線検出信号
を出力する断線回路とを備えて上記目的を達成しようと
する非常停止装置である。
【0009】
【作用】このような手段を備えたことにより、非常停止
スイッチの常開スイッチ及び常閉スイッチの開閉を非常
用回路により検出して非常停止信号を出力し、かつ常開
スイッチ及び常閉スイッチの開閉を検出するとともに非
常用回路から出力される非常停止信号の有無を断線回路
により検出して断線検出信号を出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は断線検出装置の構成図である。非
常停止スイッチ10は連動する常開スイッチ11及び常
閉スイッチ12から構成されている。
【0011】これら常開スイッチ11及び常閉スイッチ
12は一方の各端子が共通接続されて接地され、他方の
各端子がそれぞれ差動増幅器13及び差動増幅器14に
接続されている。又、これら常開スイッチ11及び常閉
スイッチ12にはそれぞれ抵抗R2、R3を介してスイ
ッチ用電源Vccが接続されている。
【0012】前記差動増幅器13は常開スイッチ11及
び常閉スイッチ12の各開閉を検出して非常停止信号S
を出力する機能を有するもので、差動増幅器13の
「+」入力端子に常開スイッチ11が接続されるととも
に「−」入力端子に常閉スイッチ12が接続されてい
る。
【0013】又、差動増幅器14の出力端子にはNAN
D回路15が接続されている。これら差動増幅器14及
びNAND回路15は、常開スイッチ11及び常閉スイ
ッチ12の各開閉を検出するとともに非常停止信号Sの
有無を検出して断線検出信号Gを出力する機能を有する
ものとなっている。具体的には差動増幅器14の「+」
入力端子に常閉スイッチ12が接続されるとともに
「−」入力端子に常開スイッチ11が接続されている。
そして、NAND回路15の一方の入力端子に差動増幅
器14の出力端子が接続されるとともに他方の入力端子
に差動増幅器13の出力端子が接続されている。
【0014】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図2に示す信号状態図を参照して説明する。 (1) 通常時の場合 この場合、非常停止スイッチ10は押し操作されず、常
開スイッチ11は開放状態にあるとともに常閉スイッチ
12は閉じた状態にある。この状態であれば、一方の信
号ラインsig1はスイッチ用電源Vccの電圧が加わってh
igh(ハイレベル)となり、他方の信号ラインsig2は
接地されてLow(ローレベル)となる。
【0015】この信号レベル状態により差動増幅器13
の「+」入力端子にはハイレベルが加わるとともに
「−」入力端子にはローレベルが加わり、一方、差動増
幅器14の「+」入力端子にはローレベルが加わるとと
もに「−」入力端子にはハイレベルが加わる。
【0016】これにより差動増幅器13の出力端子から
はハイレベル信号が出力される。なお、かかる装置では
ローアクディブで動作するので、差動増幅器13からハ
イレベル信号が出力されても非常停止信号Sとはならな
い。
【0017】なお、差動増幅器14の出力端子eからは
ローレベル信号が出力されてNAND回路15に送られ
る。このNAND回路15にはこのローレベル信号の他
に差動増幅器13からのハイレベル信号が入力されるの
で、このNAND回路15はハイレベルの信号を出力す
る。 (2) 非常時の場合 この場合、非常停止スイッチ10は押し操作され、常開
スイッチ11は閉じるとともに常閉スイッチ12は開放
状態にある。この状態であれば、一方の信号ラインsig1
は接地されてローレベルとなり、他方の信号ラインsig2
はスイッチ用電源Vccの電圧が加わってハイレベルとな
る。
【0018】この信号レベル状態により差動増幅器13
の「+」入力端子にはローレベルが加わるとともに
「−」入力端子にはハイレベルが加わり、一方、差動増
幅器14の「+」入力端子にはハイレベルが加わるとと
もに「−」入力端子にはローレベルが加わる。
【0019】これにより差動増幅器13の出力端子から
はローレベルの非常停止信号Sが出力される。なお、差
動増幅器14の出力端子eからはハイレベル信号が出力
されてNAND回路15に送られる。このNAND回路
15にはこのハイレベル信号の他にローレベルの非常停
止信号Sが入力されるので、このNAND回路15はハ
イレベルの信号を出力する。 (3) 断線が起こった場合 各信号ラインsig1、sig2のいずれか一方又は両方に断線
が起きた場合、各差動増幅器13、14の各入力端子は
オープン状態となり、これら差動増幅器13、14はそ
れぞれハイレベル信号を出力する。
【0020】この信号レベル状態によりNAND回路1
5の各入力端子にはハイレベル信号が入力し、この結
果、NAND回路15はローレベルの断線検出信号Gを
出力する。
【0021】次に上記構成の非常停止装置を木構造のロ
ボット制御装置に適用した場合について説明する。図3
は非常停止装置を適用したロボット制御装置の構成図で
ある。ここで、図1に示すスイッチ用電源Vcc、各抵抗
R2、R3、各差動増幅器13、14及びNAND回路
15は非常停止回路Q1、Q2、Q3として示してい
る。
【0022】各制御装置20、21、22にはそれぞれ
非常停止回路Q1、Q2、Q3が備えられている。非常
停止スイッチ10は各制御装置20、22に備えられた
各非常停止回路Q1、Q2のスイッチ用電源Vcc及び各
差動増幅器13、14に共に接続されている。又、この
うち非常停止回路Q1の出力端子、つまり差動増幅器1
3及びNAND回路15の各出力端子は制御装置20に
備えられた非常停止回路Q2のスイッチ用電源Vcc及び
各差動増幅器13、14に接続されている。
【0023】かかる構成であれば、非常停止スイッチ1
0が押し操作されて常開スイッチ11が閉じるとともに
常閉スイッチ12が開放状態となった場合、各非常停止
回路Q1、Q2は共にローレベルの非常停止信号Sを出
力する。このとき、各非常停止回路Q1、Q2の各NA
ND回路15はそれぞれハイレベルの信号を出力する。
【0024】非常停止回路Q2はローレベルの非常停止
信号S及びNAND回路15からのハイレベルの信号を
受けることにより、同回路Q2における差動増幅器13
の「+」入力端子にはローレベルが入力するとともに
「−」入力端子にはハイレベルが加わり、同差動増幅器
13はローレベルの非常停止信号Sを出力する。又、差
動増幅器14の「+」入力端子にはハイレベルが入力す
るとともに「−」入力端子にはローレベルが加わり、同
差動増幅器14はハイレベル信号を出力する。
【0025】次に各信号ラインsig1、sig2のいずれか一
方又は両方に断線が起きた場合、各非常停止回路Q1、
Q3はそれぞれローレベルの断線検出信号Gを出力す
る。このとき、各非常停止回路Q1、Q3における差動
演算器13からはハイレベル信号が出力される。
【0026】非常停止回路Q2はハイレベル信号及びロ
ーレベルの断線検出信号Sを受けることにより、同回路
Q2における各差動増幅器13、14の各入力端子はオ
ープン状態と同一状態となり、上記動作と同様にNAN
D回路15からはローレベルの断線検出信号Gが出力さ
れる。
【0027】このように上記一実施例においては、非常
停止スイッチ10の常開スイッチ11及び常閉スイッチ
12の開閉を検出して非常停止信号Sを出力し、かつ常
開スイッチ11及び常閉スイッチ12の開閉を検出する
とともに非常停止信号Sの有無を検出して断線検出信号
Gを出力する構成としたので、木構造のロボット制御装
置を構成する各制御装置に対する非常停止に適用できと
ともに断線が起きたときの安全性をも確保できる。又、
非常停止信号Sと断線検出信号Gとを別々に出力でき
て、その区別が容易である。
【0028】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、かかる装置を適用するのはロボット制御装
置に限らず他の装置に適用してもよい。
【0029】上記一実施例では2つの差動増幅器13、
14を用いているので、これら差動増幅器13、14の
各出力にずれが生じることがある。このような場合、各
差動増幅器13、14の出力端子にそれぞれフィルタや
ラッチ回路などを接続して、各出力のずれにより生じる
ひげをなくして誤動作を防止するようにしてもよい。
【0030】又、例えば各制御装置20、21間で断線
が起きた場合、他の制御装置22に対しては各制御装置
20〜22間を接続するデータバスを通して断線発生の
情報を伝達するようにしてもよい。
【0031】さらに、非常停止スイッチ10の開閉の検
出は各差動増幅器13、14により行っているが、これ
に限らずフォトカプラを用い、このフォトカプラにおけ
る光のオン・オフを利用してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、木
構造の装置に対しても非常停止信号を送出できるととも
に断線時に対する安全性が確保できる非常停止装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる非常停止装置の一実施例を示す
構成図。
【図2】同装置における信号状態を示す図。
【図3】同装置をロボット制御装置に適用した場合の構
成図。
【図4】従来装置の構成図。
【図5】ロボット制御装置の構成図。
【符号の説明】
10…非常停止スイッチ、11…常開スイッチ、12…
常閉スイッチ、13,14…差動増幅器、15…NAN
D回路、R2,R3…抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連動する常開スイッチ及び常閉スイッチ
    からなる非常停止スイッチと、前記常開スイッチ及び前
    記常閉スイッチの開閉を検出して非常停止信号を出力す
    る非常用回路と、前記常開スイッチ及び前記常閉スイッ
    チの開閉を検出するとともに前記非常用回路から出力さ
    れる非常停止信号の有無を検出して断線検出信号を出力
    する断線回路とを具備したことを特徴とする非常停止装
    置。
JP14610794A 1994-06-28 1994-06-28 非常停止装置 Pending JPH0811084A (ja)

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JP14610794A JPH0811084A (ja) 1994-06-28 1994-06-28 非常停止装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100422889C (zh) * 2005-03-22 2008-10-01 发那科株式会社 紧急停止设备
US7626437B2 (en) * 2001-12-13 2009-12-01 Texas Instruments Deutschland Gmbh Circuit assembly for converting a differential input clock signal pair into a single-ended output clock signal
JP2017159432A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 ファナック株式会社 ロボットシステム

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