JPH08110522A - 液晶表示装置用照明装置 - Google Patents

液晶表示装置用照明装置

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JPH08110522A
JPH08110522A JP6243977A JP24397794A JPH08110522A JP H08110522 A JPH08110522 A JP H08110522A JP 6243977 A JP6243977 A JP 6243977A JP 24397794 A JP24397794 A JP 24397794A JP H08110522 A JPH08110522 A JP H08110522A
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JP
Japan
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liquid crystal
inverter
crystal display
voltage
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP6243977A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakagawa
毅 中川
Hirokazu Kawabata
宏和 川端
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6243977A priority Critical patent/JPH08110522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ出力電圧の振幅分の絶縁耐圧が確
保できる絶縁材料で設計でき、安価で、軽量な照明装置
を実現する。 【構成】 液晶表示パネルの背面に配設される面光源
が、2灯以上の蛍光管RL1,RL2,RL3と、各蛍光
管に対応してそれぞれ設けられ蛍光管を点灯するための
高周波電流の供給源であるインバータIV1,IV2,I
V3を備えており、各インバータにおけるバイポーラト
ランジスタQ1〜Q6のベース巻線Lb1を各インバータが
共有し、二次側出力の位相を全て同相にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶TV,パソコン,
ワークステーション等に用いられる液晶表示装置に係
り、さらに詳しくは、その液晶表示パネルの背面に配設
される面光源からなる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶を用いた表示装置は各方面に
広く使用されており、特に、薄膜トランジスタを用いた
マトリクス型液晶表示装置による大判パネルに関する技
術の進歩は目覚ましいものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の液晶表
示装置について説明する。図2は液晶表示装置の構成を
示したもので、11は文字や図形が表示される液晶表示パ
ネル、12は蛍光管で、インバータ13より高周波電流の供
給を受け、蛍光を発する。14は反射板であり、蛍光管
12より発した光を反射して液晶表示パネル11の方向に
向ける。15はライティングカーテン、16は拡散板で、共
に光を拡散させ均一にする役割を果たす。これらの蛍光
管12,インバータ13,反射板14,ライティングカーテン
15及び拡散板16を組み合わせて面光源17が構成されてい
る。面光源17より発せられた光は均一な光線となり、液
晶表示パネル11の背面から照射される。
【0004】次に、このように構成された面光源の点灯
動作について説明する。図3は蛍光管12(RL1,RL
2,RL3)を点灯させるためのインバータ回路を示した
ものである。この例では、3個の蛍光管RL1,RL2,
RL3に対して、3個のインバータIV1,IV2,IV3
を並列に組み合わせている。電源Viを投入すると、3
個の各インバータにおけるそれぞれ2個のバイポーラト
ランジスタQ1及びQ2、Q3及びQ4、Q5及びQ6の中の
いずれか一方の、計3個のバイポーラトランジスタがオ
ンになる。このとき、どちらのバイポーラトランジスタ
がオンになるかは、部品のバラツキによる。3個のイン
バータIV1,IV2,IV3は構成が全く同じであり、
動作も同じであるから、以下、インバータIV1につい
て説明する。
【0005】インバータIV1において、仮にバイポー
ラトランジスタ(以下、単にトランジスタともいう)Q1
がオンになったとすると、これによってトランスT1の
一次巻線,二次巻線,ベース巻線Lb1、及び一次側コン
デンサC1,出力コンデンサCo1により共振が起こり、
各巻線には共振電圧が発生する。この共振電圧が変動し
てベース巻線Lb1の電圧の極性が反転すると同時に、ト
ランジスタQ1はオフになり、トランジスタQ2がオンと
なる。これ以降は、反対の極性にて同様の動作をし、再
度ベース巻線Lb1の電圧の極性が反転すると、トランジ
スタQ2がオフ、トランジスタQ1がオンとなる。この動
作を繰り返して二次側の出力負荷である蛍光管RL1を
点灯させ続ける。インバータIV2,IV3においても全
く同じ動作をする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回路構成では、3個のインバータIV1,IV2,I
V3の各2つのトランジスタのどちらが先にオンになる
かが固定されていないので、各トランスT1,T2,T3
の二次巻線の高圧側間(以下、二次側出力間という)にて
位相の反転が発生することがあり、位相の反転が起こっ
た場合は、二次側出力間の最大電圧差は二次側出力の振
幅電圧の2倍となる。このため、高耐圧の絶縁が必要と
なり、材料のコストが高くなり、また重量が増すという
問題があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るもので、インバータの出力電圧の振幅分の絶縁耐圧の
材料を使用することができ、これにより、安価で、軽量
な液晶表示装置用照明装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の照明装置は、信号の供給を受けて映像表示
する液晶表示パネルの背面に配設される面光源であっ
て、この面光源は、2灯以上の蛍光管と、各蛍光管に対
応してそれぞれ設けられ蛍光管を点灯するための高周波
電流の供給源であるインバータと、各インバータの出力
信号の位相を同相にする回路とを備えた構成とする。
【0009】また、インバータの出力がバイポーラトラ
ンジスタにより制御され、さらに、インバータのトラン
スがベース巻線を有しており、このベース巻線の極性反
転により2個のバイポーラトランジスタが交互にオン,
オフを繰り返すように制御される構成としたものであ
る。
【0010】
【作用】上記構成によれば、インバータの出力間が同相
になり、最大の電圧差はインバータの最大出力電圧と回
路のグラウンド間となり、インバータ出力電圧の振幅分
の絶縁耐圧が確保できる絶縁材料で設計することがで
き、安価で、軽量な照明装置となる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例の蛍光管RL1,RL
2,RL3を点灯させるためのインバータ回路を示したも
ので、図3の従来例と同一部分には同一符号を付してあ
る。なお、液晶表示装置としては図2のものと同じ構成
であり、液晶表示パネル11は、薄膜トランジスタを用い
たマトリクス型液晶表示方式(TFT方式)や、単純マト
リクス型液晶表示方式(STN方式)等のものを用いる。
【0012】図1の回路において、3個のインバータI
V1,IV2,IV3は並列に接続されており、そして、
この3個のインバータIV1,IV2,IV3がインバー
タIV1のベース巻線Lb1と抵抗R1を共有している。
【0013】上記構成において、電源投入時及び共振電
圧によるベース巻線Lb1の電圧極性の反転の度に、3個
のインバータIV1,IV2,IV3の各一方のバイポー
ラトランジスタQ1,Q3,Q5は必ず同時にオン又はオ
フとなり、各他方のバイポーラトランジスタQ2,Q4,
Q6も、必ず同時にオフ又はオンとなる。従って、その
二次側出力は3出力とも位相が同相となり、この回路内
に発生する最大の電圧差は二次側最大出力電圧と回路の
グラウンド間となる。
【0014】このように、各インバータIV1,IV2,
IV3の出力信号の位相を全て同相にすることができる
ので、インバータの出力である各高圧リード間の電圧差
をほとんどなくすことができ、リード線の被覆等の絶縁
材料の絶縁耐圧を出力電圧の振幅分で設計することがで
きる。
【0015】なお、実施例では、インバータ3個の場合
を示したが、2個以上のインバータを並列に接続し、1
つのベース巻線を共有するようにすれば、同様の作用効
果を得ることができる。
【0016】また、実施例では、ベース巻線Lb2及びL
b3を開放した状態で図示してあるが、全くなくても同様
の作用効果が得られることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のインバータの出力を同相にする回路を設けること
により、従来の装置の約半分の絶縁耐圧材料で構成する
ことができ、安価で、軽量な照明装置を提供することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の蛍光管を点灯させるインバ
ータ回路の構成図である。
【図2】液晶表示装置の全体の構成を示す図である。
【図3】従来例の蛍光管を点灯させるインバータ回路の
構成図である。
【符号の説明】
11…液晶表示パネル、 12,RL1,RL2,RL3…蛍
光管、 13,IV1,IV2,IV3…インバータ、 14
…反射板、 15…ライティングカーテン、 16…拡散
板、 17…面光源、 Vi…電源、 T1,T2,T3…ト
ランス、 Q1,Q2,Q3…バイポーラトランジスタ、
Lb1,Lb2,Lb3…ベース巻線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の供給を受けて映像表示する液晶表
    示パネルの背面に配設される面光源であって、該面光源
    は、2灯以上の蛍光管と、該各蛍光管に対応してそれぞ
    れ設けられ蛍光管を点灯するための高周波電流の供給源
    であるインバータと、各インバータの出力信号の位相を
    同相にする回路とを備えていることを特徴とする液晶表
    示装置用照明装置。
  2. 【請求項2】 インバータの出力がバイポーラトランジ
    スタにより制御されることを特徴とする請求項1記載の
    液晶表示装置用照明装置。
  3. 【請求項3】 インバータのトランスがベース巻線を有
    しており、このベース巻線の極性反転により2個のバイ
    ポーラトランジスタが交互にオン、オフを繰り返すよう
    に制御されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示
    装置用照明装置。
JP6243977A 1994-10-07 1994-10-07 液晶表示装置用照明装置 Pending JPH08110522A (ja)

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