JP2689979B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、特に、バックライト方式の液晶表示装置に適用して
有効な技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】本発明者が開発している、バックライト
方式の液晶表示装置の概略構成を図4(模写断面図)で
示す。図4に示すように、液晶表示装置は、主に、液晶
表示部(LCD)1、拡散板2、冷陰極管(ランプ)
3、反射板4、配線板5、インバータ電源回路7、支持
フレーム6で構成されている。 【0003】前記液晶表示部1は、マトリックス状に画
素が配置された時分割駆動方式で構成されている。この
液晶表示部1は、前記配線板5に搭載された液晶駆動回
路で駆動されている。 【0004】拡散板2は、冷陰極管3からの直接光及び
冷陰極管3からの一旦反射板4に反射させた反射光が液
晶表示部1に均一に照射されるように分散させている。
反射板4は、例えば、アルミニウム板の表面に白色塗装
が施されたもので形成されている。 【0005】前記冷陰極管3は、20〜30[cm]程
度の細長いものを1本或は複数本使用し、インバータ電
源回路7の300〜400[V]の電源電圧Vhと30
〜40[KHz]の高周波で駆動されている。インバー
タ電源回路7の電源電圧Vhは、冷陰極管3の一端側に
電源電圧配線7Aによって供給されている。冷陰極管3
の他端側は、基準電圧配線7Bを介してインバータ電源
回路7の基準電圧Vss(例えば接地電位GND0
[V])に接続されている。 【0006】このように構成されるバックライト方式の
液晶表示装置は、液晶表示部1、拡散板2、冷陰極管
3、反射板4、配線板5の夫々を支持プレーム6内に収
納している。この支持フレーム6は、例えば、鉄板の表
面に亜鉛メッキが施されたもので形成されている(実開
昭61−128885号公報など)。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前述の開
発されたバックライト方式の液晶表走装置を駆動させた
ところ、冷陰極管3の輝度変化が著しく、液晶表示部1
の面像表示が見にくくなるという問題点を発見した。こ
の問題点は次の理由によって生じると、本発明者ば考察
している。前記インバータ電源回路7と冷陰極管3の一
端との間の電源電圧配線7Aには、配線長に基づく浮遊
容量と、近傍の導電体つまり反射板4、支持プレーム6
の夫々との間に生じる浮遊容量とが付加される。この浮
遊容量は、インバータ電源回路7のインパータ回路の負
荷になるため、冷陰極管3に印加される電源電圧Vh及
び周波数が変動する。特に、冷陰極管3の長さに対向さ
せて電源電圧配線7Aを長く延在させた場合、前述の間
題が著しくなる,また、配線板5の近傍に電源電圧配線
7Aが延在する場合、その高周波電圧/電流に基づくノ
イズが液晶駆動回路に発生するために、本発明者は、液
晶表示装置に誤動作が多発するという事実を確認した。 【0008】本発明の目的は、バックライト方式の液晶
表示装置のランプの輝度変化を低滅することが可能な技
術を提供することにある。 【0009】本発明の他の目的は、バックライト方式の
液晶表示装置の画像表示を見易くすることが可能な技術
を捉供することにある。 【0010】本発明の他の目的は、バックライト方式の
液晶表示装置の誤動作を防止することが可能な技術を提
供することにある。 【0011】本発明の前記ならぴにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及ぴ添付図面によって明らか
になるであろう。 【0012】 【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 【0013】バックライト方式の液晶表示装置におい
て、ランプとそれを駆動するインバータ電源回路とを接
続する電源電圧配線を短く構成する。 【0014】また、バックライト方式の液晶表示装置に
おいて、導電性の反射板,支持フレーム等の電位を、前
記インバータ電源回路の基準電圧と同一レベルに固定す
る。 【0015】前記インバータ電源回路の基準電圧は、液
晶表示部を駆動する駆動回路の基準電圧と同一レベルで
ある。 【0016】上述した手段によれば、前記電源電圧配線
の浮遊容量浮を低減し、ランプに印加される電源電圧及
び周波数の変動を低減することができるので、ランプの
輝度の変化を低減することができる。 【0017】また、前記電源電圧配線に付加される浮遊
容量を低減することができるので、ランプの輝度の変化
を低減することができる。 【0018】また、前記電源電圧配線の周波数電圧/電
流に基づくノイズが液品駆動回路に発生することを低減
することができるので、液晶表示装置の誤動作を防止す
ることができる。 【0019】以下、本発明の構成について、時分割駆動
方式の液晶表示部を有するバックライト方式の液晶表示
装置に本発明を適用した一実施例とともに説明する。 【0020】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。 【0021】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例であるバックラ
イト方式の液晶表示装置の概略構成を図1(模写断面
図)で示す。 【0022】図1に示すように、バックライト方式の液
晶表示装置は、主に、液晶表示部11、拡散板12、冷
陰極管(ランプ)13、反射板14、配線板15、イン
バータ電源回路17、支持フレーム16で構成されてい
る。 【0023】前記液晶表示部11は、図2(液晶表示シ
ステムのブロック構成図)に詳細に示すように、時分割
駆動方式で構成されている。この液晶表示部11は、列
方向に延在する走査電極と行方向に延在する表示電極と
の交差部に画素が構成されている。画素は、マトリック
ス状に配置されている。 【0024】液晶表示部11は、配線板15に搭載され
た走査電極駆動回路15A〜15C、表示電極駆動回路
15D〜15I、電源回路15Jの夫々で駆動される。 【0025】走査電極駆動回路15A〜15Cは、液晶
表示部11の走査電極を駆動(選択)する。走査電極駆
動回路15A〜15Cには、図示しないコントローラか
ら表示開始信号FLM、クロック信号CL1、液晶交流
駆動用信号M、電源回路15Jからの所定レベルの電源
が夫々入力する。 【0026】表示電極駆動回路15D〜15Fは、液晶
表示部11の上側(U−LCD)の表示電極を駆動(選
択)する。 【0027】表示電極駆動回路15G〜15Iは、液晶
表示部11の下側(L−LCD)の表示電極を駆動(選
択)する。 【0028】表示電極駆動回路15D〜15Iには、前
記コントローラからクロック信号CL2、上側(U−L
CD)に表示データ信号UD、下側(L−LCD)に表
示データ信号LD、電源回路15Jから所定レベルの電
源が夫々入力する。 【0029】電源回路15Jは、ロジック駆動用電源電
圧VD D、基準電圧VS S、液晶駆動用電源電圧VE E、液晶
駆動用電圧(コントラスト調整用電圧)V0の夫々が入
力されている。ロジック駆動用電源電圧VD Dは例えば5
[V]である。基準電圧VS Sは例えば回路の接地電位G
ND0[V]である。液晶駆動用電源電圧VE Eは例えば
−21[V]である。液晶駆動用電圧V0は例えばロジ
ック駆動用電源電圧VD Dと液晶駆動用電源電圧VE Eとの
中間電圧である。 【0030】拡散板12は、冷陰極管13からの直接光
及び冷陰極管13から一旦反射板14に反射させた反射
光が液晶表示部11に均一に照射されるように分散させ
ている。反射板14は、例えば、アルミニウム板の表面
に白色塗装を施して構成されている。 【0031】前記冷陰極管13は、20〜30[cm]
程度の細長い形状で構成されており、本実施例では2本
(限定されず、1本又は3本以上でもよい)設けられて
いる。冷陰極管13は、インバータ電源回路17で駆動
される。 【0032】インバータ電源回路17は、図3(インバ
ータ電源回路の回路図)に詳細に示すように、主に、ト
ランジスタTr1、Tr2、抵抗R1〜R3,容量C1〜
C3、コイルL、トランスT、ダイオードD、直流電圧
端子Vcc、基準電圧端子Vssで構成されている。直流電
圧瑞子Vccは例えば12[V]、基準電圧端子Vssは前
記電源回路15Jの基準電圧Vssと実質的に同一レベル
である。このインバータ電源回路17は、300〜40
0[V]の電源電圧Vhと30〜40[KHz]の高周
波を出力し、冷陰極管13を駆動するように構成されて
いる。インバータ電源回路17の電源電圧Vhは、電源
電圧配線17Aによって冷陰極管13の一端に供給され
る。冷陰極管13の他端は、基準電圧配線17Bを介し
てインバータ電源回路17の基準電圧Vssに接続されて
いる。尚、一般にインバータ電源回路内部のトランスT
を介して設けられる電源電圧配線17A、基準電圧配線
17B、容量C 1 C 2 からなる部分を2次コイル側と定義
できる。 【0033】このバックライト方式の液晶表示装置は、
液晶表示部11、拡散板12、冷陰極管13、反射板1
4、配線板14、配線板15の夫々を支持フレーム16
で支持しその内部に収納している。この支持フレーム1
6は、例えば、鉄板の表面に亜鉛メッキを施して構成さ
れている。 【0034】このように構成されるバックライト方式の
液晶表示装置は、図1に示すように、冷陰極管13の一
端側(電源電圧Vh側)にインバータ電源回路を配置
し、冷陰極管13の一端とインバータ電源回路17の電
源電庄Vhとを接続する電源電圧配線17Aを、冷陰極
管13の他端とインバータ電源回路17の基準電圧Vs s
とを接続する基準電圧配線17Bに比べて短く構成して
いる。これによって、バックライト方式の液晶表示装置
は、前記電源電庄配線17Aの浮遊容量を低減し、冷陰
極管13に印加される電源電圧Vh及び周波数の変動を
低減することができるので、冷陰極管13の輝度の変化
を低減することができる。この結果、液晶表示部11の
画像表示を見易くすることができる。 【0035】また、前記バックライト方式の液晶表示装
置は、導電性の反射板14、導電性の支持フレーム16
の夫々を基準電圧配線17Bによってインバータ電源回
路17の基準電圧Vs sに固定している。これによって、
前記電源電圧配線17Aと反射板14、支持フレーム1
6の夫々との間に生じ、電源電圧配線17Aに付加され
る浮遊容量を低滅し、冷陰極管13に印加される電源電
圧Vh及び周波数の変動を低減することができる。 【0036】また、前記電源電圧配線17Aを短く構成
することにより、電源電圧配線17Aが配線板15に沿
って延在する長さを短くすることができるので、前記電
源電圧配線17Aの周波数電圧/電流に基づくノイズが
液晶駆動回路15A〜15Iや電源回路15Jに発生す
ることを低減し、バックライト方式の液晶表示装置の誤
動作を防止することができる。 【0037】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。 【0038】例えば、本発明は、バックライト方式の液
晶表示装置のランプとして高周波電圧を使用する冷陰極
管を用いた場合に特に有効であるが、ランプとしてエレ
クトロルミネセンスEL等を使用してもよい。 【0039】また、本発明は、バックライト方式の液晶
表示装置をアクティブ・マトリックス方式の液晶表示部
で構成してもよい。 【0040】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 【0041】バックライト方式の液晶表示装置におい
て、ランプの輝度の変化を低減することができる。
し、特に、バックライト方式の液晶表示装置に適用して
有効な技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】本発明者が開発している、バックライト
方式の液晶表示装置の概略構成を図4(模写断面図)で
示す。図4に示すように、液晶表示装置は、主に、液晶
表示部(LCD)1、拡散板2、冷陰極管(ランプ)
3、反射板4、配線板5、インバータ電源回路7、支持
フレーム6で構成されている。 【0003】前記液晶表示部1は、マトリックス状に画
素が配置された時分割駆動方式で構成されている。この
液晶表示部1は、前記配線板5に搭載された液晶駆動回
路で駆動されている。 【0004】拡散板2は、冷陰極管3からの直接光及び
冷陰極管3からの一旦反射板4に反射させた反射光が液
晶表示部1に均一に照射されるように分散させている。
反射板4は、例えば、アルミニウム板の表面に白色塗装
が施されたもので形成されている。 【0005】前記冷陰極管3は、20〜30[cm]程
度の細長いものを1本或は複数本使用し、インバータ電
源回路7の300〜400[V]の電源電圧Vhと30
〜40[KHz]の高周波で駆動されている。インバー
タ電源回路7の電源電圧Vhは、冷陰極管3の一端側に
電源電圧配線7Aによって供給されている。冷陰極管3
の他端側は、基準電圧配線7Bを介してインバータ電源
回路7の基準電圧Vss(例えば接地電位GND0
[V])に接続されている。 【0006】このように構成されるバックライト方式の
液晶表示装置は、液晶表示部1、拡散板2、冷陰極管
3、反射板4、配線板5の夫々を支持プレーム6内に収
納している。この支持フレーム6は、例えば、鉄板の表
面に亜鉛メッキが施されたもので形成されている(実開
昭61−128885号公報など)。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前述の開
発されたバックライト方式の液晶表走装置を駆動させた
ところ、冷陰極管3の輝度変化が著しく、液晶表示部1
の面像表示が見にくくなるという問題点を発見した。こ
の問題点は次の理由によって生じると、本発明者ば考察
している。前記インバータ電源回路7と冷陰極管3の一
端との間の電源電圧配線7Aには、配線長に基づく浮遊
容量と、近傍の導電体つまり反射板4、支持プレーム6
の夫々との間に生じる浮遊容量とが付加される。この浮
遊容量は、インバータ電源回路7のインパータ回路の負
荷になるため、冷陰極管3に印加される電源電圧Vh及
び周波数が変動する。特に、冷陰極管3の長さに対向さ
せて電源電圧配線7Aを長く延在させた場合、前述の間
題が著しくなる,また、配線板5の近傍に電源電圧配線
7Aが延在する場合、その高周波電圧/電流に基づくノ
イズが液晶駆動回路に発生するために、本発明者は、液
晶表示装置に誤動作が多発するという事実を確認した。 【0008】本発明の目的は、バックライト方式の液晶
表示装置のランプの輝度変化を低滅することが可能な技
術を提供することにある。 【0009】本発明の他の目的は、バックライト方式の
液晶表示装置の画像表示を見易くすることが可能な技術
を捉供することにある。 【0010】本発明の他の目的は、バックライト方式の
液晶表示装置の誤動作を防止することが可能な技術を提
供することにある。 【0011】本発明の前記ならぴにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及ぴ添付図面によって明らか
になるであろう。 【0012】 【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 【0013】バックライト方式の液晶表示装置におい
て、ランプとそれを駆動するインバータ電源回路とを接
続する電源電圧配線を短く構成する。 【0014】また、バックライト方式の液晶表示装置に
おいて、導電性の反射板,支持フレーム等の電位を、前
記インバータ電源回路の基準電圧と同一レベルに固定す
る。 【0015】前記インバータ電源回路の基準電圧は、液
晶表示部を駆動する駆動回路の基準電圧と同一レベルで
ある。 【0016】上述した手段によれば、前記電源電圧配線
の浮遊容量浮を低減し、ランプに印加される電源電圧及
び周波数の変動を低減することができるので、ランプの
輝度の変化を低減することができる。 【0017】また、前記電源電圧配線に付加される浮遊
容量を低減することができるので、ランプの輝度の変化
を低減することができる。 【0018】また、前記電源電圧配線の周波数電圧/電
流に基づくノイズが液品駆動回路に発生することを低減
することができるので、液晶表示装置の誤動作を防止す
ることができる。 【0019】以下、本発明の構成について、時分割駆動
方式の液晶表示部を有するバックライト方式の液晶表示
装置に本発明を適用した一実施例とともに説明する。 【0020】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。 【0021】 【発明の実施の形態】本発明の一実施例であるバックラ
イト方式の液晶表示装置の概略構成を図1(模写断面
図)で示す。 【0022】図1に示すように、バックライト方式の液
晶表示装置は、主に、液晶表示部11、拡散板12、冷
陰極管(ランプ)13、反射板14、配線板15、イン
バータ電源回路17、支持フレーム16で構成されてい
る。 【0023】前記液晶表示部11は、図2(液晶表示シ
ステムのブロック構成図)に詳細に示すように、時分割
駆動方式で構成されている。この液晶表示部11は、列
方向に延在する走査電極と行方向に延在する表示電極と
の交差部に画素が構成されている。画素は、マトリック
ス状に配置されている。 【0024】液晶表示部11は、配線板15に搭載され
た走査電極駆動回路15A〜15C、表示電極駆動回路
15D〜15I、電源回路15Jの夫々で駆動される。 【0025】走査電極駆動回路15A〜15Cは、液晶
表示部11の走査電極を駆動(選択)する。走査電極駆
動回路15A〜15Cには、図示しないコントローラか
ら表示開始信号FLM、クロック信号CL1、液晶交流
駆動用信号M、電源回路15Jからの所定レベルの電源
が夫々入力する。 【0026】表示電極駆動回路15D〜15Fは、液晶
表示部11の上側(U−LCD)の表示電極を駆動(選
択)する。 【0027】表示電極駆動回路15G〜15Iは、液晶
表示部11の下側(L−LCD)の表示電極を駆動(選
択)する。 【0028】表示電極駆動回路15D〜15Iには、前
記コントローラからクロック信号CL2、上側(U−L
CD)に表示データ信号UD、下側(L−LCD)に表
示データ信号LD、電源回路15Jから所定レベルの電
源が夫々入力する。 【0029】電源回路15Jは、ロジック駆動用電源電
圧VD D、基準電圧VS S、液晶駆動用電源電圧VE E、液晶
駆動用電圧(コントラスト調整用電圧)V0の夫々が入
力されている。ロジック駆動用電源電圧VD Dは例えば5
[V]である。基準電圧VS Sは例えば回路の接地電位G
ND0[V]である。液晶駆動用電源電圧VE Eは例えば
−21[V]である。液晶駆動用電圧V0は例えばロジ
ック駆動用電源電圧VD Dと液晶駆動用電源電圧VE Eとの
中間電圧である。 【0030】拡散板12は、冷陰極管13からの直接光
及び冷陰極管13から一旦反射板14に反射させた反射
光が液晶表示部11に均一に照射されるように分散させ
ている。反射板14は、例えば、アルミニウム板の表面
に白色塗装を施して構成されている。 【0031】前記冷陰極管13は、20〜30[cm]
程度の細長い形状で構成されており、本実施例では2本
(限定されず、1本又は3本以上でもよい)設けられて
いる。冷陰極管13は、インバータ電源回路17で駆動
される。 【0032】インバータ電源回路17は、図3(インバ
ータ電源回路の回路図)に詳細に示すように、主に、ト
ランジスタTr1、Tr2、抵抗R1〜R3,容量C1〜
C3、コイルL、トランスT、ダイオードD、直流電圧
端子Vcc、基準電圧端子Vssで構成されている。直流電
圧瑞子Vccは例えば12[V]、基準電圧端子Vssは前
記電源回路15Jの基準電圧Vssと実質的に同一レベル
である。このインバータ電源回路17は、300〜40
0[V]の電源電圧Vhと30〜40[KHz]の高周
波を出力し、冷陰極管13を駆動するように構成されて
いる。インバータ電源回路17の電源電圧Vhは、電源
電圧配線17Aによって冷陰極管13の一端に供給され
る。冷陰極管13の他端は、基準電圧配線17Bを介し
てインバータ電源回路17の基準電圧Vssに接続されて
いる。尚、一般にインバータ電源回路内部のトランスT
を介して設けられる電源電圧配線17A、基準電圧配線
17B、容量C 1 C 2 からなる部分を2次コイル側と定義
できる。 【0033】このバックライト方式の液晶表示装置は、
液晶表示部11、拡散板12、冷陰極管13、反射板1
4、配線板14、配線板15の夫々を支持フレーム16
で支持しその内部に収納している。この支持フレーム1
6は、例えば、鉄板の表面に亜鉛メッキを施して構成さ
れている。 【0034】このように構成されるバックライト方式の
液晶表示装置は、図1に示すように、冷陰極管13の一
端側(電源電圧Vh側)にインバータ電源回路を配置
し、冷陰極管13の一端とインバータ電源回路17の電
源電庄Vhとを接続する電源電圧配線17Aを、冷陰極
管13の他端とインバータ電源回路17の基準電圧Vs s
とを接続する基準電圧配線17Bに比べて短く構成して
いる。これによって、バックライト方式の液晶表示装置
は、前記電源電庄配線17Aの浮遊容量を低減し、冷陰
極管13に印加される電源電圧Vh及び周波数の変動を
低減することができるので、冷陰極管13の輝度の変化
を低減することができる。この結果、液晶表示部11の
画像表示を見易くすることができる。 【0035】また、前記バックライト方式の液晶表示装
置は、導電性の反射板14、導電性の支持フレーム16
の夫々を基準電圧配線17Bによってインバータ電源回
路17の基準電圧Vs sに固定している。これによって、
前記電源電圧配線17Aと反射板14、支持フレーム1
6の夫々との間に生じ、電源電圧配線17Aに付加され
る浮遊容量を低滅し、冷陰極管13に印加される電源電
圧Vh及び周波数の変動を低減することができる。 【0036】また、前記電源電圧配線17Aを短く構成
することにより、電源電圧配線17Aが配線板15に沿
って延在する長さを短くすることができるので、前記電
源電圧配線17Aの周波数電圧/電流に基づくノイズが
液晶駆動回路15A〜15Iや電源回路15Jに発生す
ることを低減し、バックライト方式の液晶表示装置の誤
動作を防止することができる。 【0037】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。 【0038】例えば、本発明は、バックライト方式の液
晶表示装置のランプとして高周波電圧を使用する冷陰極
管を用いた場合に特に有効であるが、ランプとしてエレ
クトロルミネセンスEL等を使用してもよい。 【0039】また、本発明は、バックライト方式の液晶
表示装置をアクティブ・マトリックス方式の液晶表示部
で構成してもよい。 【0040】 【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 【0041】バックライト方式の液晶表示装置におい
て、ランプの輝度の変化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例であるバックライト
方式の液晶表示装置の概略構成を示す模写断面図であ
る。 【図2】 図2は前記液晶表示装置の液晶表示システム
のブロック構成図である。 【図3】 図3は前記液晶表示装置のランプを駆動する
インバータ電源回路の回路図である。 【図4】 図4は本発明の背景となった従来のバックラ
イト方式の液晶表示装置の模写断面図である。 【符号の説明】 11…液晶表示部、12…拡散板、13…冷陰極管(ラ
ンプ)、14…反射板、15…配線板、17…インバー
タ電源回路、17A…電源電圧配線、17B…基準電圧
配線、16…支持フレーム。
方式の液晶表示装置の概略構成を示す模写断面図であ
る。 【図2】 図2は前記液晶表示装置の液晶表示システム
のブロック構成図である。 【図3】 図3は前記液晶表示装置のランプを駆動する
インバータ電源回路の回路図である。 【図4】 図4は本発明の背景となった従来のバックラ
イト方式の液晶表示装置の模写断面図である。 【符号の説明】 11…液晶表示部、12…拡散板、13…冷陰極管(ラ
ンプ)、14…反射板、15…配線板、17…インバー
タ電源回路、17A…電源電圧配線、17B…基準電圧
配線、16…支持フレーム。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.インバータ電源回路によって駆動されるランプを備
えたバックライトからの光を液晶表示部の背面から照射
するようにした液晶表示装置であって、電源回路から供
給される複数種の電源電圧に応じて画像表示を行う液晶
表示部と、上記ランプからの光を液晶表示部に照射する
ための導電性の反射板であって、上記ランプと上記液晶
表示部を駆動する駆動回路との間に配置された反射板と
を含み、所定周波数で変化する上記インバータ電源の電
源電圧の端子と上記ランプの一端とを接続する第1の配
線の配線長が、所定の基準電位の上記インバータ電源の
端子と上記ランプの他端とを接続する第2の配線であっ
て上記反射板の近傍に配置された第2の配線の配線長よ
り短く、かつ、上記第2の配線に印加される前記基準電
位が上記反射板に与えられる電位と実質的に同一レベル
であり、かつ、上記第1の配線は上記インバータ電源回
路の内部の2次コイル側に設けられた容量を介して上記
ランプに所定周期で変化する電源電圧を供給することを
特徴とする液晶表示装置。 2.前記インバータ電源回路の基準電圧は、前記液晶表
示部を駆動する駆動回路の所定の基準電圧と実質的に同
一レベルであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8249603A JP2689979B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8249603A JP2689979B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62148987A Division JP2624684B2 (ja) | 1987-06-17 | 1987-06-17 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120066A JPH09120066A (ja) | 1997-05-06 |
JP2689979B2 true JP2689979B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=17195484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8249603A Expired - Lifetime JP2689979B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689979B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100566325B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-06-07 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치용 램프 어셈블리_ |
JP2002202730A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Sasayama:Kk | ディスプレイ用リアカバー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248872Y2 (ja) * | 1985-12-03 | 1990-12-21 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP8249603A patent/JP2689979B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09120066A (ja) | 1997-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |