JPH08110213A - 物体の三次元像観測・撮像方法及び撮像装置 - Google Patents

物体の三次元像観測・撮像方法及び撮像装置

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JPH08110213A
JPH08110213A JP6247611A JP24761194A JPH08110213A JP H08110213 A JPH08110213 A JP H08110213A JP 6247611 A JP6247611 A JP 6247611A JP 24761194 A JP24761194 A JP 24761194A JP H08110213 A JPH08110213 A JP H08110213A
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JP
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mirror
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JP6247611A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kanda
武 神田
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Yonezawa Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体の陰影の部分をミラーで同一方向に偏向
させ、複数のミラーに映った虚像と実像の情報を同時に
得て、物体の外観検査を容易に行う。 【構成】 その中央部に物体を載置し、該物体の周りに
ミラーを所定の角度を付けて設け、物体の陰影の部分を
ミラーで同一方向に偏向させ、複数のミラーに映った虚
像と実像を三次元像観測もしくは三次元像撮像する。こ
れにより、物体の外観検出もしくは外観検査を容易に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体の三次元像観測・
撮像方法及び撮像装置に関し、物体の形状認識を必要と
する全ての分野で使用可能であり、特に、画像処理装置
を用いた機器、例えば、半導体装置のリードの形状を画
像処理装置を用いて検査する機器に適用して有効な技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置(IC)の外観検査に
おいては、半導体装置の組立て工程の最終工程で、半導
体装置のモールド部の巣、欠け、傷、マーク不良、リー
ド部の形状異常等の検出を行う。この検査システムは、
搬送系と画像処理装置による検査装置部からなってい
る。
【0003】搬送系はステック(チユーブ)の中に入っ
ている半導体装置を自動的に取り出して検査装置部に搬
送し、検査要求信号を出力する。
【0004】検査装置部では、搬送部からの検査信号を
受けて、6個所の検査部で半導体装置の表面、裏面、及
びリード検査のため、左右からITVカメラで画像を入
力し、良否判定を行っている。
【0005】前記半導体装置(IC)の外観検査につい
ては、例えば、1991年6月20日、株式会社4業調
査会、発行、田中弘編著の「画像処理応用技術」第12
5頁〜127頁に記載されている。
【0006】また、画像処理の分野では、ミラーに映っ
た虚像を処理する手法が用いられているが、一方向のみ
の視野だけを取り込もうとするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0008】物体の認識を行う場合、多方向の視点から
確認しなければならないことが多く、画像処理装置を用
いた自動外観検査装置で、これを実現しようとすると、
画像取り込み回数の増加、視野を移動するための制御部
が複雑となるという問題があった。
【0009】また、前記従来のミラーに映った虚像を用
いる手法では、一方向のみの視野だけを取り込むもので
あるため、多視野の情報を得ようとするには、物体の位
置、また虚像と物体の実像の情報は視点を変えなけば得
られならないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、物体の陰影の部分をミラ
ーで同一方向に偏向させ、複数のミラーに映った虚像と
実像の情報を取得することが可能な技術を提供すること
にある。
【0011】本発明の他の目的は、物体の外観検出を容
易に行うことが可能な技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0014】(1)物体の周りにミラーを所定の角度で
配置し、該ミラーに映った前記物体の虚像と物体の実像
を観測もしくは撮像する物体の三次元像観測・撮像方法
である。
【0015】(2)その中央部に物体を載置する物体載
置部を設け、該物体載置部の周りにミラーを所定の角度
を付けてミラー支持部に設けた物体の三次元像観測装置
である。
【0016】(3)その中央部に物体を載置する物体載
置台と、該物体載置台の周りにミラーを所定の角度を付
けて設けたミラー支持台と、該ミラー支持台の上部から
前記にミラーに映った前記物体の虚像と物体の実像を撮
像する撮像手段を備えた物体の三次元像撮像装置であ
る。
【0017】(4)前記(3)の撮像手段を走査する走
査機構を備えたものである。
【0018】(5)前記(3)または(4)の撮像手段
は、電荷結合素子(CCD)からなる。
【0019】(6)前記(5)の撮像手段は、その出力
が画像処理装置に接続されている。
【0020】(7)前記(1)〜(6)のうちいずれか
1つにおける物体は、半導体装置である。
【0021】
【作用】上述した手段によれば、物体の周りにミラーを
所定の角度で配置し、該ミラーに映った前記物体の虚像
と物体の実像を観測もしくは撮像することにより、物体
の陰影の部分をミラーで同一方向に偏向させ、複数のミ
ラーに映った物体の虚像と物体の実像が同時に観測もし
くは撮像できるので、物体の外観検出もしくは外観検査
を容易に行うことができる。
【0022】以下、本発明について、図面を参照して実
施例とともに説明する。
【0023】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0024】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明による実施例1の物体の三
次元像観測装置の構成を示す上から見た平面図、図2
は、図1のA−A線で切った断面図である。本実施例の
物体の三次元像観測装置は、図1及び図2に示すよう
に、その中央部に物体を載置する凸状の物体載置台(物
体載置部)1を設け、該物体載置台1の周りにミラー支
持部材2を設け(前記物体載置台1と一体に構成するの
が好ましい)、該ミラー支持部材2にミラー3A,3
B,3C,3Dの4枚のミラーをそれぞれ所定の角度θ
を付けて設けられている。
【0025】前記本実施例1の物体の三次元像観測装置
を、半導体装置(IC)の外観検査に適用した例を図3
に示す。
【0026】図3に示すように、前記図2の物体載置台
(物体載置部)1の上に半導体装置(IC)4を載置
し、この物体の三次元像観測装置を上部から見と、半導
体装置(IC)4の実像41と前記ミラー3A,3B,
3C,3Dの4枚のミラーに映った虚像を42,43,
44,45を観測することができる。すなわち、半導体
装置(IC)4の平面像及び4方向の側面像を同時に観
測することができる。
【0027】(実施例2)本発明による実施例2の物体
の三次元像撮像装置は、前記実施例1の三次元像観測装
置における半導体装置(IC)4の平面像(実像)と4
方向の側面像(虚像)を、図4に示すように、通常のカ
メラ、ビデオカメラ等の撮像部(撮像手段)5Bで撮影
して処理する撮像装置5で構成されている。すなわち、
前記撮像部(撮像手段)5Bの出力情報は、画像処理装
置5Dに送られ、画像処理装置5Dで種々の処理を行
い、ディスプレイ装置、記憶装置(デイスク)等の出力
装置5Eに表示もしくは記録される。
【0028】前記撮像部5Bを三次元像観測装置の上部
の所定位置に設ける場合、ミラー3A,3B,3C,3
Dの4枚のミラーの設置角度θは、撮像装置5のレンズ
5Aと撮像部5Bの設定位置により撮像したい部分が映
る角度に設定する。
【0029】このように構成することにより、例えば、
半導体装置(物体)4の陰影の部分を前記ミラー3A,
3B,3C,3Dで同一方向に偏向させ、該ミラー3
A,3B,3C,3Dの4枚のミラー(複数のミラー)
に映った虚像42,43,44,45と実像41の情報
が得られるので、半導体装置(物体)4の外観検出もし
くは外観検査を容易に行うことができる。
【0030】また、前記撮像部5Bに替えて、電荷結合
素子(CCD)5Cを用いて、撮像装置の構成を簡単に
することもできる。
【0031】さらに、前記撮像部5Bもしくは電荷結合
素子(CCD)5Cを走査させる機構を設ける。これに
より、物体の虚像と物体の実像を観測もしくは撮像する
視野の拡大をはかることができる。
【0032】また、前記半導体装置(物体)4を照明す
る照明装置を設けて、観測もしくは撮像する視野を明か
るくする。
【0033】(実施例3)本発明による実施例3の物体
の三次元像撮像装置は、図5に示すように、前記実施例
1の三次元像観測・撮像用台におけるミラー3A,3
B,3C,3Dの4枚のミラーに替えて、前記ミラー支
持部材2の長さよりも一辺が小さい四辺形の4枚のミラ
ー3Eをミラー支持部材2に設定角度を変えることが可
能に設置したものである。このように構成することによ
り、4枚のミラー3Eの各隣りのミラー間の幅を接触し
たりしないように変更することが可能となるので、設定
角度の調整が容易に行うことができる。
【0034】以上の説明からわかるように、前記実施例
1,2,3によれば、その中央部に物体を載置する凸状
の物体載置台1を設け、該物体載置台1の周りにミラー
3A,3B,3C,3Dの4枚のミラーもしくは4枚の
ミラー3Eをそれぞれ所定の角度θを付けて設け、前記
ミラー3A,3B,3C,3Dの4枚のミラーもしくは
4枚のミラー3Eに映った前記物体の虚像と物体の実像
を観測もしくは撮像することにより、物体の陰影の部分
をミラーで同一方向に偏向させ、複数のミラーに映った
虚像と実像の情報が得られるので、物体の外観検出もし
くは外観検査を容易に行うことができる。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0037】物体の陰影の部分をミラーで同一方向に偏
向させ、複数のミラーに映った虚像と実像の情報が得ら
れるので、物体の外観検出もしくは外観検査を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の物体の三次元像観測装
置の構成を示す上から見た平面図である。
【図2】図1のA−A線で切った断面図である。
【図3】本実施例1の物体の三次元像観測装置を、半導
体装置(IC)の外観検査に適用した例を説明するため
の平面図である。
【図4】本発明による実施例2の物体の三次元像撮像装
置の概略構成を示す断面図である。
【図5】本発明による実施例3の物体の三次元像撮像装
置の概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1…物体載置台1、2…ミラー支持部材、3A,3B,
3C,3D,3E…ミラー、4…半導体装置、41…半
導体装置の実像、42,43,44,45…半導体装置
のミラーに映った虚像。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の周りにミラーを所定の角度で配置
    し、該ミラーに映った前記物体の虚像と物体の実像を観
    測もしくは撮像することを特徴とする物体の三次元像観
    測・撮像方法。
  2. 【請求項2】 その中央部に物体を載置する物体載置部
    を設け、該物体載置部の周りにミラーを所定の角度を付
    けてミラー支持部に設けたことを特徴とする物体の三次
    元像観測装置。
  3. 【請求項3】 その中央部に物体を載置する物体載置台
    と、該物体載置台の周りにミラーを所定の角度を付けて
    設けたミラー支持台と、該ミラー支持台の上部から前記
    にミラーに映った前記物体の虚像と物体の実像を撮像す
    る撮像手段を備えたことを特徴とする物体の三次元像撮
    像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段を走査する走査機構を備え
    たことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段は、電荷結合素子(CC
    D)からなることを特徴とする請求項3または4に記載
    の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段は、その出力が画像処理装
    置に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記物体は、半導体装置であることを特
    徴とする請求項3乃至6のうちいずれか1項に記載の撮
    像装置。
JP6247611A 1994-10-13 1994-10-13 物体の三次元像観測・撮像方法及び撮像装置 Pending JPH08110213A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100702107B1 (ko) * 2005-09-29 2007-03-30 (주)세븐데이타 입체 검사장치
JP2009276338A (ja) * 2008-04-14 2009-11-26 Ueno Seiki Kk 外観検査装置
JP2010122027A (ja) * 2008-11-19 2010-06-03 Nagoya Institute Of Technology 三次元ct計測システム
JP2016515368A (ja) * 2013-03-15 2016-05-26 ロックマスターズ・セキュリティ・インスティテュート・インコーポレイテッド 物体の複数画像のイメージを捕捉するためのシステム、デバイス及び方法

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