JPH0810933B2 - 画像符号化伝送方式 - Google Patents

画像符号化伝送方式

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JPH0810933B2
JPH0810933B2 JP62332769A JP33276987A JPH0810933B2 JP H0810933 B2 JPH0810933 B2 JP H0810933B2 JP 62332769 A JP62332769 A JP 62332769A JP 33276987 A JP33276987 A JP 33276987A JP H0810933 B2 JPH0810933 B2 JP H0810933B2
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image
buffer
image signal
signal
transmission
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研一 浅野
篤道 村上
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像符号化伝送方式,特にテレビ会議又はテ
レビ電話等に適用する画像符号化伝送方式の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の画像符号化方式の一例を示すものであ
る。
図中側は送信側を側は受信側を示す。
図中(1)はデジタル化された画像信号を入力して後
段の符号化部に適宜出力する入力バツフア,(3)は現
画像信号の1フレーム前の符号化・復号化後の画像信号
を記憶するフレームメモリ,(2)は(1)の入力バツ
フアの出力と(3)のフレームメモリの出力の差演算を
行なう減算器,(4)は(3)の出力を量子化符号化す
る量子化符号化器,(5)は量子化符号化された信号を
復号化する量子化復号化器,(6)は量子化復号化出力
と前記(3)のフレームメモリの出力とを加算して,
(3)のフレームメモリに書き込むフレーム間加算器,
(7)は前記量子化符号化出力に各符号の発生頻度に応
じた可変長符号を割り当てる可変長符号化器,(8)は
可変長符号化出力を蓄積する送信バツフア,(9)は
(8)の送信バツフアの書き込み読み出し制御及び送信
バツフアの蓄積量を監視して(1)の入力バツフアに知
らせる送信バツフア制御部,(10)は送信バツフアの出
力にダミーデータを付加するダミー付加部,(11)は伝
送路インターフエース部である。
又,(12)は受信側の伝送路インターフエース部,
(13)は付加されているダミーデータを削除するダミー
分離部,(14)は可変長符号を復号化する可変長復号化
部,(15)は可変長復号化された信号を蓄積する受信バ
ツフア,(5′)は受信バツフアの出力を量子化復号化
する量子化復号化部,(3′)は現画像信号の1フレー
ム前の復号化済画像信号を記憶するフレームメモリ,
(6′)は(5′)の量子化復号化出力と(3′)のフ
レームメモリの出力とを加算して(3′)のフレームメ
モリに書き込むフレーム間加算器である。
次に動作について説明する。
入力された画像信号(101)は(1)の入力バツフア
に書き込まれる。入力バツフアは画像フレーム単位で書
き込み,読み出しを行なうが,書き込み中に読み出しを
行なう為,ダブルバツフアの構成をとつている。
(3)のフレームメモリからは,現画像信号の1フレ
ーム前の符号化・復号化済の画像信号(102)が出力さ
れる。フレーム間減算器(2)では入力バツフアから読
み出される現画像信号(101′)と画像信号(102)の差
をとつてフレーム間差分信号(103)を得る。フレーム
間差分信号(103)は(4)の量子化符号化器にて符号
化され量子化符号化信号(104)となる。量子化符号化
器の特性例を第3図に示す。量子化符号化信号(104)
は可変長符号化器(7)に入力され,各符号化信号の発
生頻度に応じた可変長符号(106)に変換される。
同時に量子化符号化信号(104)は(5)の量子化復
号化器に入力され,符号化復号化済差分信号(105)と
して出力される。量子化復号化器の特性例を第4図に示
す。
符号化復号化済差分信号(105)は,画像信号(102)
とともにフレーム間加算器(6)に入力され,符号化復
号化済画像信号(102′)となり次フレームの符号化の
為にフレームメモリ(3)に書き込まれる。
一方可変長符号(106)は,送信バツフア(8)に入
力される。
送信バツフアは,可変長符号がある一定量以上蓄積し
た後に伝送路側からの要求に応じてデータを出力するも
ので,書き込み・読み出しを同時に行なう必要性からダ
ブルバツフア構成(バツフア#1,バツフア#2)をとつ
ている。送信バツフアの書き込み・読み出しの制御は
(9)の送信バツフア制御部が行なう。送信バツフア制
御部は,例えばバツフア#1が書き込み中,バツフア#
2が読み出し中とすると,バツフア#1の蓄積量を監視
し,蓄積量が所定の設定値を越えた場合には,入力バツ
フア1にデータの出力中止を要請する。
入力バツフアは,この要請を受けて,後段へのデータ
出力を停止する。送信バツフア制御部は送信バツフアへ
の入力データの切れ目を検出してバツフア#1への書き
込みを停止し,読み出し待ち状態とする。読み出し中の
バツフア#2は残量が所定の設定値以下の状態となると
読み出しを停止し,バツフア#1が読み出し待ちとなる
のを待つ。そしてバツフア#1が読み出し待ちとなつた
時点でバツフア#2とバツフア#1が連続して読み出さ
れる。バツフア#2は残量がゼロになつた時点で書き込
み待状態となる。
バツフア#2が書き込み待となると送信バツフア制御
部は,入力バツフアに対し,データの出力開始を要請す
る。
この過程でバツフア#1が読み出し待ちとなる迄の間
に送信バツフアは何のデータも出力できない状態が生じ
る。
そこでダミーデータ付加部(10)では伝送路に送出す
るデータが途切れない様に,送信バツフアがデータを出
力できない期間に対しダミーデータを付加して出力す
る。
ダミーデータ付加後のデータは,伝送路インターフエ
ース部(11)にて,伝送路の特性に合う様に電気レベル
を変換されて,伝送路に出力される。受信側では,伝送
路を通じて入力された信号に,伝送路インターフエース
部(12)にて電気レベルの送変換を施し,(13)のダミ
ー分離部にて,(10)のダミーデータ付加部で付加され
たダミーデータを削除して画像に関するデータのみとし
て出力する。
この出力は,(14)の可変長復号部で(7)の可変長
符号化部の逆の処理を施され量子化符号化信号(104)
の形式となつて受信バツフア(15)に入力される。
受信バツフアは,書き込み・読み出しを同時に行なう
為,ダブルバツフア構成をとる。受信バツフアでは,伝
送路側から入力されてくる信号速度と,後段の画像復号
化部の速度との時間的な整合を取る為,蓄積されるデー
タ量は可変となる。
例えば,後段の画像復号化部の処理速度が遅いと,受
信バツフアの蓄積量は多くなり,速ければ逆に少ない状
態で動作することになる。
受信バツフアから出力された量子化符号化信号(10
4′)は,以下送信側と同様に(5′)の量子化復号化
器にて復号化され符号化復号化済差分信号(105′)と
して出力される。
一方,フレームメモリ(3′)からは,現復号中の画
像の1フレーム前の符号化復号化済画像信号(102′)
が出力され,符号化,復号化済差分信号(105′)とフ
レーム間加算器(6′)で加算され,符号化復号化済画
像信号としてフレームメモリ(3′)に書き込まれると
同時に,外部へも出力される。
ここで,受信側で1画像フレームを復号化するのに必
要な時間をTDとし,送信側で1画像フレームを符号化
する平均時間をTcとすると,TDTcとなつていないと受
信バツフアにデータがどんどん蓄積していき,ついには
オーバーフローしてしまう。
又,送信側は可変長符号化したデータを送信している
ので,1画像フレーム当りに送信するデータの数は一定で
ない。
換言すれば画像フレームの先頭に相当する符号が送信
バツフアを出ていく時間間隔TBはTB<TDとなること
がありうる。
従つて,受信側はTDmin TBを満足していないと,
受信バツフアのオーバーフローを引き起すことになる。
従来の画像符号化装置は以上の様に構成されているの
で,受信側の1画像フレーム復号化時間TDをTDmin
TBなる小さな値に設定せざるを得ず,その結果受信側の
装置規模が送信側の相当部分よりも大きくなつてしまう
という問題があつた。
本発明は上記の様な問題点を解消するためになされた
もので,受信側の装置規模が小さくTDが比較的大きな
装置でも受信バツフアオーバーフローを引き起こさずに
正常に通信ができる画像符号化方式を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明に係わる画像符号化伝送方式は 符号化された画像信号を受信して復号化する第1の画
像信号受信手段と、 この第1の画像信号受信手段が上記符号化された画像信
号を1画像フレーム復号するのに必要な時間を示す画像
復号化時間信号を送出する画像復号化時間送出手段とを
有する第1局と、 送信前の画像信号を符号化する符号化手段と、 この符号化手段によって符号化された画像信号を蓄積す
る蓄積手段と、 この蓄積手段に蓄積された画像信号を前記第1局へ送信
する画像信号送出手段と、 前記符号化手段と前記蓄積手段と前記画像信号送出手段
とを制御する制御手段と、 前記第1局の第1の画像復号化時間送出手段から前記画
像復号化時間信号を受信して、この信号を前記制御手段
へ送出する第2の画像信号受信手段と を有する第2局を備え、 前記制御手段は、前記蓄積手段から前記符号化された画
像信号を読み出す際に、各画像フレームの先頭部の符号
を読み出す時間間隔を前記第1局が前記画像フレームを
復号するのに必要な時間以上になるように制御し、さら
に前記制御手段は前記蓄積手段の蓄積量が所定の量を超
えた場合には、前記符号化手段に対して単位時間当たり
に符号化を行なう画像フレーム数を削減するよう指示す
るものである。
〔作用〕
この発明に係る画像符号化伝送方式においては、第1
局において、第1の画像信号受信手段が符号化された画
像信号を受信して復号化し、画像復号化時間送出手段が
この第1の画像信号受信手段が上記符号化された画像信
号を1画像フレーム復号するのに必要な時間を示す画像
復号化時間信号を送出する。
また、第2局において、符号化手段は送信前の画像信
号を符号化し、蓄積手段はこの符号化手段によって符号
化された画像信号を蓄積し、画像信号送出手段はこの蓄
積手段に蓄積された画像信号を前記第1局へ送信する。
また、制御手段は前記符号化手段と前記蓄積手段と前記
画像信号送出手段とを制御し、第2の画像信号受信手段
は前記第1局の第1の画像復号化時間送出手段から前記
画像復号化時間信号を受信して、この信号を前記制御手
段へ送出する。
又、前記制御手段は、前記蓄積手段から前記符号化さ
れた画像信号を読み出す際に、各画像フレームの先頭部
の符号を読み出す時間間隔を前記第1局が前記画像フレ
ームを復号するのに必要な時間以上になるように制御
し、さらに前記制御手段は前記蓄積手段の蓄積量が所定
の量を超えた場合には、前記符号化手段に対して単位時
間当たりに符号化を行なう画像フレーム数を削減するよ
う指示する。
〔発明の実施例〕
以下,この発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明に係る画像符号化伝送方式のブロツク
構成図である。
図中側は送信側を,側は受信側を示す。
図中(1)はデジタル化された画像信号を入力して後
段の符号化部に適宜出力する入力バツフア,(3)は現
画像信号の1フレーム前の符号化・復号化後の画像信号
を記憶するフレームメモリ,(2)は(1)の入力バツ
フアの出力と(3)のフレームメモリの出力の差演算を
行なう減算器,(4)は(3)の出力を量子化符号化す
る量子化符号化器,(5)は量子化符号化された信号を
復号化する量子化復号化器,(6)は量子化復号化出力
と前記(3)のフレームメモリの出力とを加算して
(3)のフレームメモリに書き込むフレーム間加算器,
(7)は前記量子化符号化出力に各符号の発生頻度に応
じた可変長符号を割り当てる可変長符号化器,(8)は
可変長符号化出力を蓄積する送信バツフア,(9)は
(8)の送信バツフアの書き込み・読み出し制御及び送
信バツフアの蓄積量を監視して(1)の入力バツフアに
知らせる送信バツフア制御部,(10)は送信バツフアの
出力にダミーデータを付加するダミー付加部,(16)は
自局の受信側の復号化処理の時間的能力を示す情報を発
生する自局復号能力情報発生部,(17)は(10)のダミ
ー付加部の出力に(16)で発生した自局復号能力情報を
多重する多重部,(11)は伝送路インターフエース部で
ある。
又,(12)は受信側の伝送路インターフエース部,
(19)は受信データ中から相手局の復号能力情報を分離
する分離部,(18)はこの相手局復号能力情報から自局
の送信動作を決定し,送信側に伝える送信動作制御部,
(13)は付加されているダミーデータを削除するダミー
分離部,(14)は可変長符号を復号化する可変長復号化
部,(15)は可変長復号化された信号を蓄積する受信バ
ツフア,(5′)は受信バツフアの出力を量子化復号化
する量子化復号化部,(3′)は現画像信号の1フレー
ム前の復号化済画像信号を記憶するフレームメモリ,
(6′)は(5′)の量子化復号化出力と(3′)のフ
レームメモリの出力とを加算して(3′)のフレームメ
モリに書き込むフレーム間加算器である。
次に動作について説明する。
入力された画像信号(101)は(1)の入力バツフア
に書き込まれる。入力バツフアは画像フレーム単位で書
き込み,読み出しを行なうが,書き込み中に読み出しを
行なう為,ダブルバツフアの構成をとつている。
(3)のフレームメモリからは,現画像信号の1フレ
ーム前の符号化・復号化済の画像信号(102)が出力さ
れる。フレーム間減算器(2)では入力バツフアから読
み出される現画像信号(101′)と画像信号(102)の差
をとつてフレーム間差分信号(103)を得る。フレーム
間差分信号(103)は(4)の量子化符号化器にて符号
化され,量子化符号化信号(104)となる。量子化符号
化器の特性例を第3図に示す。量子化符号化信号(10
4)は可変長符号化器(7)に入力され,各符号化信号
の発生頻度に応じた可変長符号(106)に変換される。
同時に量子化符号化信号(104)は(5)の量子化復
号化器に入力され,符号化復号化済差分信号(105)と
して出力される。量子化復号化器の特性例を第4図に示
す。
符号化復号化済差分信号(105)は,画像信号(102)
とともにフレーム間加算器(6)に入力され,符号化復
号化済画像信号(102′)となり次フレームの符号化の
為にフレームメモリ(3)に書き込まれる。
一方可変長符号(106)は,送信バツフア(8)に入
力される。
送信バツフアは,可変長符号がある一定量以上蓄積し
た後に伝送路側からの要求に応じてデータを出力するも
ので,書き込み・読み出しを同時に行なう必要性からダ
ブルバツフア構成(バツフア#1,バツフア#2)をとつ
ている。送信バツフアの書き込み・読み出しの制御は
(9)の送信バツフア制御部が行なう。送信バツフア制
御部は,例えばバツフア#1が書き込み中,バツフア#
2が読み出し中とすると,バツフア#1の蓄積量を監視
し,蓄積量が所定の設定値を越えた場合には,入力バツ
フア(1)にデータの出力中止を要請する。
入力バツフアは,この要請を受けて後段へのデータ出
力を停止する。送信バツフア制御部は送信バツフアへの
入力データの切れ目を検出してバツフア#1への書き込
みを停止し,読み出し待ち状態とする。読み出し中のバ
ツフア#2は残量が所定の設定値以下の状態となると読
み出しを停止しバツフア#1が読み出し待ちとなるのを
待つ。そしてバツフア#1が読み出し待ちとなつた時点
でバツフア#2とバツフア#1が連続して読み出され
る。バツフア#2は残量がゼロになつた時点で書き込み
待状態となる。
バツフア#2が書き込み待となると送信バツフア制御
部は,入力バツフアに対し,データの出力開始を要請す
る。
この過程でバツフア#1が読み出し待ちとなる迄の間
に送信バツフアは何のデータも出力できない状態が生じ
る。
そこでダミーデータ付加部(10)では伝送路に送出す
るデータが途切れない様に,送信バツフアがデータを出
力できない期間に対しダミーデータを付加して出力す
る。
(16)の自局復号能力情報発生部では,自局の受信側
の復号化処理の時間的能力を示す情報(107),例えば
1画像フレームを処理するのに必要な時間TD′を示す
情報を発生する。
この情報を(17)の多重部にて画像データ・ダミーデ
ータの複合されたものに多重化する。そしてこの多重化
済信号を伝送路インターフエース部(11)にて伝送路の
特性に合う様に電気レベルを変換して,伝送路に出力す
る。
受信側では,伝送路を通じて入力された信号に伝送路
インターフエース部(12)にて電気レベルの逆変換を施
し,(19)の分離部にて信号中から相手局の復号化処理
の時間的能力を示す情報(107′)を分離して(18)の
送信動作制御部に送ると同時に,その他のデータを(1
3)のダミー分離部に送る。(13)のダミー分離部にて
は,(10)のダミーデータ付加部で付加されたダミーデ
ータを削除して,画像に関するデータのみとして出力す
る。
この出力は,(14)の可変長復号部で(7)の可変長
符号化部の逆の処理を施され量子化符号化信号(104)
の形式となつて受信バツフア(15)に入力される。
受信バツフアは,書き込み・読み出しを同時に行なう
為,ダブルバツフア構成をとる。受信バツフアでは,伝
送路側から入力されてくる信号速度と,後段の画像復号
化部の速度との時間的な整合を取る為,蓄積されるデー
タ量は可変となる。
例えば,後段の画像復号化部の処理速度が遅いと,受
信バツフアの蓄積量は多くなり,速ければ逆に少ない状
態で動作することになる。受信バツフアから出力された
量子化符号化信号(104′)は,以下送信側と同様に
(5′)の量子化復号化器にて復号化され符号化復号化
済差分信号(105′)として出力される。一方,フレー
ムメモリ(3′)からは,現復号中の画像の1フレーム
前の符号化復号化済画像信号(102′)が出力され,符
号化・復号化済差分信号(105′)とフレーム間加算器
(6′)で加算され符号化復号化済画像信号としてフレ
ームメモリ(3′)に書き込まれると同時に,外部へも
出力される。
一方,(18)の送信動作制御部では情報(107′)を
もとに自局の送信側がどれだけの符号化能力を発揮すれ
ば相手局の受信バツフアがオーバーフローせずに復号処
理ができるかの判定を行なう。
一例として情報(107′)として1画像フレームを復
号化するのに必要な時間TD′を考えると,送信側に対
しては,送信バツフアから各画像フレームの先頭に相当
する符号を送出する間隔を常にTD′以上にする様に指
示を出す。
これを受けた送信バツフア制御部(9)の動作を以下
で詳細に説明する。
第5図は送信バツフアの様子を模式的に示したもの
で,バツフア#1が現在読み出し中,バツフア#2が書
き込み終了して読み出し待の状態になつている。
送信バツフアは通常,書き込み中に所定の設定値(第
5図のTh2)よりも多く蓄積すると,入力バツフア
(1)に対して,データの出力の中止を要請する。
第5図にてバツフア#2は蓄積量Mで書き込みを停止
している。
一方,送信バツフアからの読み出しは,Nデータ単位に
バースト的に行なわれ,読み出し中のバツフアの残量が
Nよりも小さくなつた時には,反対側のバツフアが読み
出し待の場合のみ,読み出しを行ない,それ以外の時に
は読み出しを停止する。
ところが,(18)の送信動作制御部より,画像フレー
ムの先頭に相当する符号の送出間隔をTD′以上にする
様指示された場合には,送信バツフアからの画像フレー
ムの先頭に相当するデータの出力をチエツクし,一度該
当するデータが出力されるとタイマをTD′時間にセツ
トして,このタイマがタイムアウトする前に次の該当デ
ータが出力されない様監視する。
もしタイムアウト前に,次に送出すべきNデータの中
に該当データがあると認識した場合には,次の読み出し
を禁止する。
又,読み出し禁止時間が長い程,入力バツフア(1)
に対するデータの出力中止要請の時間も長くなることに
なり,単位時間当りに符号化できる画像フレーム数も減
少することになる。
同時に,送信バツフア読み出し禁止中は,伝送路には
ダミーデータが送出されるので,受信側でダミーデータ
分離後の画像のみのデータは,時間的に所々間があくこ
とになるので,受信側の復号化処理に,より長い時間を
使用することができる様になる。
したがつて,TD′が大きな受信側を持つた画像符号化
装置においても,相手局の送信側に自局の能力に合わせ
て(送信側の能力を絞つて)送信してもらえるので,画
像フレーム数が少なく,動画像としての品質は低下する
ものの,受信側の装置の小型・低価格化が図れることに
なる。
本実施例では送信側の送信画像フレーム数を,なるべ
く受信側の能力の限界迄引き出す為に,送信バツフアか
らの画像の先頭相当のデータの出力を制限しているが,
受信側の能力よりもかなり下の所で運用してもかまわな
い場合には,単位時間当りに入力バツフア(1)が出力
する画像フレーム数を変化させることによつても,上記
実施例と同様の効果を得ることができる。
又,本実施例では1本の伝送路上に復号化処理の時間
的能力を示す情報(107)と画像データを多重して伝送
しているが,情報(107)を別の伝送路で送つても同様
の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、第1局からの1画
像フレーム復号化時間に基づいて第2局の画像信号送出
手段の各画像フレームの先頭部の符号を送出する時間間
隔を変化させると共に、蓄積手段の画像フレームの残数
が所定の値を超えたならば、画像フレームの蓄積を停止
させるので、送出する画像フレームのオーバフローとい
う障害の発生を防止することが可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像符号化伝送方式のブロツク
図,第2図は従来の画像符号化伝送方式を示すブロツク
図,第3図は量子化符号化器の特性の一例を示す図,第
4図は量子化復号化器の特性の一例を示す図,第5図は
送信バツフアの動作状況を示す図である。図中(1)は
入力バツフア,(2)は減算器,(3)はフレームメモ
リ,(4)は量子化符号化器,(5)は量子化復号化
器,(6)はフレーム間加算器,(7)は可変長符号化
器,(8)は送信バツフア,(9)は送信バツフア制御
部,(10)はダミー付加部,(16)は自局復号能力情報
発生部,(17)は多重部,(11)は伝送路インターフエ
ース部(送信側),(12)は伝送路インターフエース部
(受信側),(19)は分離部,(18)は送信動作制御
部,(13)はダミー分離部,(14)は可変長復号化部,
(15)は受信バツフア,(5′)は量子化復号化部,
(3′)はフレームメモリ,(6′)はフレーム間加算
器である。 図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化された画像信号を受信して復号化す
    る第1の画像信号受信手段と、 この第1の画像信号受信手段が上記符号化された画像信
    号を1画像フレーム復号するのに必要な時間を示す画像
    復号化時間信号を送出する画像復号化時間送出手段とを
    有する第1局と、 送信前の画像信号を符号化する符号化手段と、 この符号化手段によって符号化された画像信号を蓄積す
    る蓄積手段と、 この蓄積手段に蓄積された画像信号を前記第1局へ送信
    する画像信号送出手段と、 前記符号化手段と前記蓄積手段と前記画像信号送出手段
    とを制御する制御手段と、 前記第1局の第1の画像復号化時間送出手段から前記画
    像復号化時間信号を受信して、この信号を前記制御手段
    へ送出する第2の画像信号受信手段と を有する第2局を備え、 前記制御手段は、前記蓄積手段から前記符号化された画
    像信号を読み出す際に、各画像フレームの先頭部の符号
    を読み出す時間間隔を前記第1局が前記画像フレームを
    復号するのに必要な時間以上になるように制御し、さら
    に前記制御手段は前記蓄積手段の蓄積量が所定の量を超
    えた場合には、前記符号化手段に対して単位時間当たり
    に符号化を行なう画像フレーム数を削減するよう指示す
    ることを特徴とする画像符号化伝送方式。
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