JPH08108828A - 車両用ワイパー装置のワイパーアーム構造 - Google Patents

車両用ワイパー装置のワイパーアーム構造

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JPH08108828A
JPH08108828A JP6268224A JP26822494A JPH08108828A JP H08108828 A JPH08108828 A JP H08108828A JP 6268224 A JP6268224 A JP 6268224A JP 26822494 A JP26822494 A JP 26822494A JP H08108828 A JPH08108828 A JP H08108828A
Authority
JP
Japan
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arm
locking pin
wiper
arm head
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP6268224A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryusuke Abe
龍介 阿部
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08108828A publication Critical patent/JPH08108828A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アームヘッドとそれに軸着されたリテーナと
の間に掛装されワイパーブレードの窓ガラス面への押圧
力を発生させるアームスプリングの引き力を簡単な操作
で強くし、押圧力を高くすることができるようにする。 【構成】 先端にアームスプリング3のアームヘッド側
端部に係合するスプリング端係合部1cを有するフック
1の基端部に、アームヘッド5に固設した固定ピン6に
係合する第1の屈曲部1aと、第2の屈曲部1bとを形
成し、アームヘッド5に、(B)に示すようなロックバ
ック状態にてフック1の第2の屈曲部1bに合致する係
止ピン挿入穴5aを設け、ロックバック状態で係止ピン
挿入穴5aへの係止ピン7の挿入又は抜き取りを行なっ
た後、リテーナ4を倒してセット状態とすることで、ア
ームスプリング3のアームヘッド側係止部が固定ピン6
から係止ピン7へ,又は係止ピン7から固定ピン6へと
切り換えられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ワイパー装置の
ワイパーアーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車に使用されるワイパー装置のワイ
パーアームは、一般に図4に示すように、アームヘッド
5と該アームヘッド5の先端部に枢軸2によって回動可
能に取付けられたリテーナ4とからなり、該アームヘッ
ド5とリテーナ4との間にはアームスプリング3が掛装
され、アームヘッド5とリテーナ4とからなるワイパー
アームがワイパーモータの駆動にて揺動することによ
り、リテーナ4先端部に取付けられているワイパーブレ
ードが窓ガラス面を払拭するようになっている。
【0003】上記アームスプリング3は、その先端部が
リテーナ4に係止され、基端部がフック1を介してアー
ムヘッド5に係止され、ワイパーブレードを窓ガラス面
に押し付ける方向へリテーナ4に回動力を付与してお
り、ワイパーブレードは該アームスプリング3により窓
ガラス面に押し付けられた状態となっている。
【0004】アームスプリング3によるワイパーブレー
ドの窓ガラス面への押圧力は、払拭の最中に窓ガラスの
湾曲にて生じるアームヘッド5とリテーナ4との僅かな
角度変化によって若干の変化は発生するものの、概ね一
定である。ところが、自動車走行時に窓ガラス面に沿っ
て生じる気流により、上記ワイパーブレードの窓ガラス
面への押圧力が低くなり払拭能力が低下することがあ
る。即ち、車両走行時には窓ガラス面に沿って上向きの
気流が生じ、図5に示すように、助手席側のワイパーブ
レードa′はその払拭行程の主要部分においてワイパー
ブレードが該気流の方向bにほぼ平行となるのであまり
問題が生じないが、運転席側のワイパーブレードaはそ
の全払拭行程範囲において気流の方向bに対しワイパー
ブレードが直交若しくは直交に近い状態となるので、該
ワイパーブレードaが風圧を受けて窓ガラス面から浮き
上がり気味となり、高速走行時はワイパーブレードaの
窓ガラス面への押圧力が低くなって払拭能力が低下し、
ドライバーの視界が狭まってしまうことがあり、このよ
うな問題はスノーブレードを装着した場合に特に著し
い。そこで、高速走行時に払拭能力が低下しないように
アームスプリング3の引き力を強めに設定しておくと、
中,低速走行時にワイパーブレードの窓ガラス面への押
圧力が大きくなり過ぎ、ワイパーブレードの耐久性低
下,ワイパーブレードのリップ部分の倒れ角度の増大に
よる払拭能力の低下,該リップ部分の反転音の増大等の
不具合を招くことになる。
【0005】そこで、アームスプリングのアームヘッド
側係止点をマグネットモータで変位させることによりワ
イパーブレードの窓ガラス面への押圧力を可変的に制御
するようにしたもの(実開平3−13255号公報参
照)、或はアームスプリングのアームヘッド側係止ピン
を手動で変位させることによりワイパーブレードの窓ガ
ラス面への押圧力を変えることができるようにしたもの
(実開昭59−186161号公報参照)等が従来より
開発され、公開されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記実開平3−132
55号に開示されているように、ワイパーアーム内にモ
ータを組込み、例えば車両の走行速度に応じてワイパー
ブレードの押圧を可変制御するものは、機能的には優れ
ているが機構が複雑で大型となり極めて高価なために、
一部の高級車両には採用できてもそれ以外の通常の車両
まではなかなか適用することが難しい、という課題を有
している。
【0007】又、アームスプリングは通常でも数10k
g もの引き力でアームヘッドとリテーナとを引きつけて
いるので、このような強力な引き力がかかっている使用
状態で一方の係止ピンを手動で変位させることは、一般
のユーザにとっては殆ど不可能である、という課題を有
している。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のように
アームヘッドとリテーナとアームスプリングとからなる
ワイパーアームにおいて、アームスプリングのアームヘ
ッド側への係止部に介装されるフックの基端部に、アー
ムヘッドに固着した固定ピンに係合する第1の屈曲部
と、該第1の屈曲部から延長構成された第2の屈曲部と
を形成し、ワイパーアームのロックバック状態(リテー
ナを立てた状態)にて、アームヘッドの、上記フックの
第2の屈曲部と合致する位置に、係止ピン挿入穴を形成
し、ロックバック状態にて係止ピンの係止ピン挿入穴へ
の挿入,抜き取りを行なった後、リテーナを元に戻して
ワイパーブレードが窓ガラス面に接合したセット状態と
することにより、アームスプリングのアームヘッド側係
止部が固定ピンから係止ピンへ,係止ピンから固定ピン
へと切り換えられ、ワイパブレードの窓ガラス面への押
圧力が切り換えられるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【作用】上記のような構成とし、ワイパーブレードの窓
ガラス面への押圧力の切り換えに際し、必ずロックバッ
ク状態での係止ピンの挿入,抜き取りという操作段階を
通過するようにしたことによって、係止ピンの挿入,抜
き取りをアームスプリングの引き力が全くかからない状
態で容易に行なうことができ、ロックバック状態での係
止ピンの挿入,抜き取りを行なった後、リテーナを回動
させてセット状態に戻すことにより、アームスプリング
のアームヘッド側係止部が固定ピンから係止ピンへ,係
止ピンから固定ピンへと自然に切り換わり、ワイパブレ
ードの窓ガラス面への押圧力を極めて簡単な手動操作で
切り換えることができる。又、構成部品に関しては、従
来より一般に用いられているフックのアームヘッド側固
定ピンへの係合用の屈曲部(第1の屈曲部)に第2の屈
曲部を追加形成し、アームヘッドに係止ピンの挿入構造
を増設するだけであるので、新たな部品や工程作業は極
少で済み、構造簡単且つコスト低廉で一般車にも充分適
用可能である。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1は本発明の実施例を示すもので、本発
明の対象となるアームヘッドとリテーナとアームスプリ
ングとからなるワイパーアームの主要部を示している。
図示を省略している部分、例えばアームヘッドの基端部
がワイパシャフトに結合されていること、ワイパーモー
タ駆動による該ワイパシャフトの回動によってワイパー
アームが往復回転運動をすること、この往復回転運動に
よってリテーナの先端部に取付けられているワイパブレ
ードが窓ガラス面を払拭すること等は、従来の一般的な
ワイパー装置と同じである。
【0013】図1において、1はフックで、該フック1
の先端部にはアームスプリング3の基端部に係合するス
プリング端係合部1cが形成され、該フック1の基端部
にはアームヘッド5に固設した固定ピン6に係合するほ
ぼV字状の第1の屈曲部1aと後述する挿脱可能な係止
ピン7に係合する第2の屈曲部1bとが形成されてい
る。2はアームヘッド5とリテーナ4とを回転可能に接
合する枢軸、3はワイパーブレードの押圧を調整するア
ームスプリングであり、該アームスプリング3の先端部
はリテーナ4に固設したピン4aに係合し基端部は上記
フック1のスプリング端係合部1cに係合し、該フック
1の第1の屈曲部1aが固定ピン6に係合した状態で組
付けられることにより、図1(A)に示すようにアーム
スプリング3がリテーナ4とアームヘッド5との間に掛
装され、該アームスプリング3のばね作用線X−Xが枢
軸2の下方を通り、該アームスプリング3の引き力がリ
テーナ4に下向きの回動力を付与し、それにより該リテ
ーナ4の先端部に取付けられているワイパーブレード
(図示省略)が窓ガラス面に一定の押圧力で押し付けら
れるものであり、又リテーナ4を上記アームスプリング
3の附勢力に抗して上向きに回動させることにより、図
1(B)に示すように、アームスプリング3のばね作用
線X−Xが枢軸2の中心より上方へ変位し、フック1の
1aと1cとの中間部分が枢軸2に当接してワイパーブ
レードが窓ガラス面から離れた起立状態即ちロックバッ
ク状態に保持されるようになっている。
【0014】フック1の基端部に形成される第2の屈曲
部1bは、アームヘッド5に固設された固定ピン6に係
合する従来より公知の屈曲部1aよりさらにアーム作動
点側に逆S字型に追加形成されたもので、図1(B)に
示すようなロックバック状態にて第2の屈曲部1bに適
合する係止ピン挿入穴5aがアームヘッド5に形成さ
れ、ロックバック状態にて係止ピン7を係止ピン挿入穴
5aに自由に挿脱できるようになっている。
【0015】上記において、図1(A)に示すように、
係止ピン挿入穴5aに係止ピン7を挿し込んでおらず、
第1の屈曲部1aが固定ピン6に係合している状態は、
図4に示す従来のワイパー装置と同じであり、この状態
でアームスプリング3の引き力は、リテーナ4先端部に
取付けられたワイパーブレードの窓ガラス面への押圧力
が、車両走行時に生ずる窓ガラス面に沿う気流の風圧が
ワイパブレードにあまり影響を与えない常用車速範囲で
窓ガラス面払拭に最適な常用押圧状態となるよう設定さ
れる。
【0016】上記常用押圧状態から、図1(B)に示す
ように、リテーナ4を持ち上げてロックバック状態とす
ると、フック1に追加形成した第2の屈曲部1bと係止
ピン挿入穴5aとが一致する。そのロックバック状態
で、係止ピン7を係止ピン挿入穴5aに挿し込む。この
ロックバック状態では、アームスプリング3の引き力は
枢軸2と固定ピン6のみにかかり、係止ピン挿入穴5a
に挿し込まれる係止ピン7にはアームスプリング3の引
き力は全くかからないので、係止ピン7の挿入は極めて
簡単容易に行なえる。このようにロックバック状態で係
止ピン7を係止ピン挿入穴5aに挿し込んでおいて、リ
テーナ4を下向きに回動させ、図1(C)に示すような
セット状態に戻すと、フック1の第1の屈曲部1aは固
定ピン6からはずれ、アームスプリング3の引き力は全
て係止ピン7にかかり、第1の屈曲部1aが固定ピン6
に係合し該固定ピン6に引き力の全てがかかっていた常
用押圧状態に比べ、アームスプリング3基端部のスプリ
ング端係合部1cへの係合位置がアーム作動点側にdだ
け変位し、その変位分だけアームスプリング3の引き力
が増大し、ワイパーブレードの窓ガラス面への押圧力が
大きくなり、窓ガラス面に沿う気流の風圧にてワイパー
ブレードが窓ガラス面から浮き上がりぎみになる高車速
範囲で窓ガラス面払拭に最適な高押圧状態となる。
【0017】この高押圧状態から、図1(B)に示すよ
うなロックバック状態とすると、フック1の第1の屈曲
部1aが固定ピン6に係合し、アームスプリング3の引
き力は枢軸2と固定ピン6とで支持された状態になり係
止ピン7には該引き力がかからないので、簡単容易に係
止ピン7を抜き取ることができ、係止ピン7を抜き取っ
てリテーナ4を下向きに回動させてセット状態とする
と、図1(A)の常用押圧状態に戻る。
【0018】上記のように、図1(A)の常用押圧状態
と図1(C)の高押圧状態との切換に際し、必ず図1
(B)のロックバック状態での係止ピン7の挿入,引き
抜きという操作段階を通過するようにしたことにより、
通常数10Kg もの引き力がかかっているアームスプリ
ング3の一方の作用点を、アームスプリングの引き力が
全く作用しない状態で手動にて容易に変更し、ワイパブ
レードの窓ガラス面への押圧力を簡単に切り換えること
ができるものである。
【0019】上記係止ピンの挿入,引き抜き方法として
は、図1の実施例では独立部品である係止ピン7を手で
挿し込んだり抜き取ったりする例を示しているが、図2
に示すように、アームヘッド5にレバー8を回動可能に
軸着し、該レバー8の先端部に係止ピン7を一体又は一
体的に設け、該レバー8の操作部8aをもってレバー8
を回動操作することにより係止ピン挿入穴5aへの係止
ピン7の挿入,引き抜きを行なうようにしてもよい。
尚、図2において、上記以外の構成は図1の実施例のも
のと同じであり、リテーナ4を起立させたロックバック
状態で係止ピン7の挿入,引き抜きを行なうことによ
り、リテーナ4を元に戻したセット状態にてアームスプ
リング3のアームヘッド側の支持点が変わり、ワイパー
ブレードの窓ガラス面への押圧を常用押圧状態と高押圧
状態との何れかに選択設定することができることも図1
の実施例と同じである。
【0020】又、上記図1及び図2の実施例において、
常用押圧状態のままで誤って係止ピン7を係止ピン挿入
穴5aに挿入し、その後ロックバック状態にすると、フ
ック1の第2の屈曲部1bが係止ピン7に当って無理な
力がかかり、変形,破損する虞れがある。そのような虞
れに対処した例を図3に示す。
【0021】即ち、この例においては、図3(A)に示
す常用押圧状態にて、係止ピン挿入穴5aを塞ぐ仕切り
壁1dをフック1に一体的に設け、該常用押圧状態では
係止ピン挿入穴5aへの係止ピン7の挿入を不可能と
し、図3(B)に示すロックバック状態にすることによ
り、該仕切り壁1dが係止ピン挿入穴5aから離れて係
止ピン7の挿入が可能となり、図3(C)に示すような
高押圧状態にすることができるようにしたものである。
これによって、係止ピン7の誤挿入を防止することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常数1
0kg もの引き力がかかっているアームスプリングのア
ームヘッド側支持点を、一旦リテーナを起立させたロッ
クバック状態にして係止ピンを挿脱した後リテーナを倒
してセット状態とすることにより極めて容易に変位さ
せ、必要に応じて手動で簡単にワイパーブレードの窓ガ
ラス面への押圧を変えることができ、走行条件とワイパ
ーアームの押圧との不一致のため生じる窓ガラス払拭性
能の低下,ワイパーブレードの不要な反転音や部材の劣
化などを防止することができ、また従来から存在するフ
ックの屈曲部のアームヘッド側にもう一つの屈曲部を延
長構成し、アームヘッドに係止ピン挿入穴を形成するだ
けの構成となるので、新しい部品の増加は係止ピンだけ
で済み、製造工程の変更も最小限に抑えられるので、構
造が簡単なこと、コスト低廉なることと相俟って多大の
効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すワイパーアームの
要部の側面図であり、(A)は常用押圧状態、(B)は
ロックバック状態、(C)は高押圧状態をそれぞれ示し
ている。
【図2】本発明の第2の実施例を示すもので、(A)は
常用押圧状態にあるワイパーアームの要部側面図、
(B)は(A)の平面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すワイパアームの要
部の側面図であり、(A)は常用押圧状態、(B)はロ
ックバック状態、(C)は高押圧状態をそれぞれ示して
いる。
【図4】従来一般的に用いられているワイパー装置のワ
イパーアームの要部を示す側面図である。
【図5】走行時、車両の前面窓ガラスに沿って生じる気
流の方向とワイパブレードとの関係を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 フック 1a 第1の屈曲部 1b 第2の屈曲部 1d 仕切り壁 2 枢軸 3 アームスプリング 4 リテーナ 5 アームヘッド 5a 係止ピン挿入穴 6 固定ピン 7 係止ピン 8 レバー 8a 操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に支持されたワイパーシャフトに
    結合されるアームヘッドと、基端部が該アームヘッドの
    先端部に枢軸によって回動可能に取付けられ先端部には
    ワイパーブレードを結合しているリテーナと、該アーム
    ヘッドとリテーナとの間に張設されワイパーブレードを
    窓ガラス面に押し付ける方向へリテーナに回動力を付与
    するアームスプリングとからなるワイパーアームにおい
    て、上記アームスプリングのアームヘッド側への係止部
    に介装されるフックを、先端部にアームスプリングのア
    ームヘッド側の端部に係合するスプリング端係合部を有
    し、基端部にアームヘッドに固設した固定ピンに係合す
    る第1の屈曲部と該第1の屈曲部から延長構成された第
    2の屈曲部とを有する形状に構成すると共に、アームヘ
    ッドの、上記ワイパーアームのロックバック状態にて上
    記フックの第2の屈曲部と合致する位置に、係止ピンを
    挿入,抜き取りできる係止ピン挿入穴を設けたことを特
    徴とする車両用ワイパー装置のワイパーアーム構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ワイパー装置の
    ワイパーアーム構造において、係止ピンを、アームヘッ
    ドに回動可能に取付けられたレバーに一体又は一体的に
    設け、該レバーの回動にて係止ピンの係止ピン挿入穴へ
    の挿入・引き抜きが行なわれるようにしたことを特徴と
    する車両用ワイパー装置のワイパーアーム構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用ワイパー
    装置のワイパーアーム構造において、フックの第1の屈
    曲部が固定ピンに係合した状態でワイパブレードが窓ガ
    ラス面に接合しているセット状態にて、アームヘッドに
    形成した係止ピン挿入穴を塞ぎ該係止ピン挿入穴への係
    止ピンの挿入を不可能とする仕切り壁を、上記フックに
    設けたことを特徴とする車両用ワイパー装置のワイパー
    アーム構造。
JP6268224A 1994-10-06 1994-10-06 車両用ワイパー装置のワイパーアーム構造 Pending JPH08108828A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218588A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Nippon Wiper Blade Co Ltd ワイパーアーム
CN104149743A (zh) * 2013-05-14 2014-11-19 Kcw株式会社 雨刷臂连接结构
CN112610435A (zh) * 2020-12-18 2021-04-06 深圳职业技术学院 基于记忆合金丝驱动的柱状驱动器及其方法

Cited By (4)

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