JPH08108434A - 未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置 - Google Patents
未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置Info
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- JPH08108434A JPH08108434A JP6270196A JP27019694A JPH08108434A JP H08108434 A JPH08108434 A JP H08108434A JP 6270196 A JP6270196 A JP 6270196A JP 27019694 A JP27019694 A JP 27019694A JP H08108434 A JPH08108434 A JP H08108434A
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
出ゴムの全体の大きさを相似的に大きくしたり小さくし
たりするものであった。そこで本発明は、寸法調整が必
要となる押出ゴムの個々の所定部所について寸法調整す
ることができる連続加硫装置を開発することを目的とす
る。 【構成】 押出成形機2より押出された未加硫の押出ゴ
ム11にマイクロ波発振機68、69のマイクロ波エネ
ルギ−と熱風エネルギ−を与え発泡反応と加硫反応を生
じさせる。押出ゴム11の寸法調整部所には照射口具7
0c、71c、72cを対向配置し、マイクロ波発振機
70、71、72が出力するマイクロ波エネルギ−を上
記の照射口具70c、71c、72cより照射し、寸法
調整部所の発泡加硫反応を促進させて寸法調整する。マ
イクロ波発振機70、71、72は寸法調整に必要なマ
イクロ波エネルギ−を出力するように制御する。
Description
れた未加硫ゴムの押出成形品をマイクロ波エネルギ−と
熱風エネルギ−を利用して連続的に発泡加硫させる装置
において、生産される発泡体ゴムの外形寸法を可能なる
かぎり均一化させる寸法調整手段を備えた装置に関す
る。
加硫させて発泡成形品として発泡体ゴム(以下、「スポ
ンジゴム」という)を生産する装置として、押出成形機
より押出された未加硫ゴムをマイクロ波エネルギ−と熱
風エネルギ−を使用して連続的に均一加熱する装置が一
般に用いられている。
硫装置」という)の一例を示す構成図である。加硫装置
1は、押出成形機2、マイクロ波加熱炉3、二次加熱炉
4及び連続引取機5から構成されている。押出成形機2
の供給口6より投入された原料は、シリンダ7内でモ−
タ8により回転駆動されるスクリュ−9によって成形ダ
イス10に移送される。成形ダイス10から連続的に押
出された未加硫ゴムの押出成形品(以下、押出ゴム」と
いう)11はベルトコンベア12a、12bによって移
送され、マイクロ波加熱炉3及び二次加熱炉4の各加熱
炉内を通り、連続引取機5で引き取られる。
がマイクロ波加熱炉3内でマイクロ波発振機13より出
力したマイクロ波エネルギ−と、ヒ−タ14及び送風機
15からなる熱風発生機による熱風エネルギ−を受けて
適度な加硫温度まで急速に昇温する。さらに、二次加熱
炉4では押出ゴム11が熱風発生機(ヒ−タ4a、送風
機4b)による熱風エネルギ−を受けて加硫温度を保ち
つつ加硫反応が終了する。
えるベルトコンベア12a、12bはモ−タ16a、1
6bの回転制御によって任意の速度に調整される。特
に、スポンジゴムを生産する場合は、加硫反応に加えて
発泡反応が起こるため、各ベルトコンベア12a、12
bはスポンジゴムの膨張による伸長に見合うようにその
速度が調整され、スポンジゴムが変形しないように配慮
されている。
合は、ベルトコンベア12a、12bとの摩擦抵抗に起
因するスポンジゴムの変形が生じるので、搬送手段にロ
−ラ式のコンベアを用い、ロ−ラを回転制御することに
より安定した形状のスポンジゴムを生産するように構成
される。
ジゴムを生産するためには、マイクロ波加熱炉3におい
て照射されるマイクロ波エネルギ−が最適となるように
その投入量を制御する必要がある。このマイクロ波エネ
ルギ−量を決定する条件は、マイクロ波加熱炉3内にお
いて単位時間内に処理する押出ゴム11の量、つまり、
成形ダイス10から押出される押出ゴム11の時間当り
の量と、押出ゴム11が昇温する温度範囲とで決まる。
なお、昇温する温度範囲は、成形ダイス10から押出さ
れた押出ゴム11の温度t1℃とこの押出ゴム11の昇
温温度t2℃の差t2℃−t1℃=△t℃となる。
11はマイクロ波加熱炉3でマイクロ波エネルギ−と熱
風エネルギ−を同時に受け、続いて二次加熱炉4で熱風
エネルギ−を受けてt2℃まで昇温するが、その温度上
昇によって押出ゴム11に含まれる発泡剤の分解が生じ
てガスが発生し、発泡反応と加硫反応によって復元力の
あるスポンジゴムが出来上がる。
ゴムの寸法調整も同時に行なわれる。つまり、スポンジ
ゴムが予め定められた形状寸法の範囲に入るように押出
工程と発泡加硫工程において寸法調整が行なわれる。
のバラツキが発生する要因としてゴム原料の配合のバラ
ツキ、供給口6での投入量のバラツキ等の他、シリンダ
7及びスクリュ9の温度変化、スクリュ9の回転数のバ
ラツキ等が考えられる。このため、成形ダイス10を通
過した直後の押出ゴム11の押出速度をロ−タリ−エン
コ−ダ(回転数)やダンサ−ロ−ラ(変動量)などで検
出し、この押出速度が一定の範囲内に入るようにその検
出信号に応じてモ−タ8の回転数を制御してスポンジゴ
ムの形状寸法を調整することが行なわれている。
熱炉3及び二次加熱炉4のベルトコンベア12a、12
bを駆動するモ−タ16a、16bの回転数を制御する
と共に、押出ゴム11の発泡後は連続引取機5の引取速
度を制御してスポンジゴムの形状寸法を調整するように
している。
共に、マイクロ波加熱炉3のマイクロ波エネルギ−の出
力量を制御し、マイクロ波加熱炉3内においての押出ゴ
ム11の発泡状態を変化させて形状寸法の微調整を行な
っている。
加硫装置1は、成形ダイス10より押出された押出ゴム
11にマイクロ波エネルギ−と熱風エネルギ−を同時に
与えて発泡加硫させる間に、ベルトコンベア12a、1
2bの速度を調整したり、マイクロ波エネルギ−の出力
調整をして製品となるスポンジゴムの形状寸法を調整す
るようになっている。しかしながら、上記のような寸法
調整方法では押出ゴム全体の発泡度合いを調整すること
になるため、生産されたスポンジゴム各々について部分
的に寸法調整することが困難となる。
を作るために、押出工程と発泡加硫工程のテストを何度
か繰返し実施して成形ダイス10を手直し修正し、製品
に最適な成形ダイス10を使用することが行なわれてい
るが、成形ダイス10の修正には高度な熟練を要し、ま
た、寸法の異なるスポンジゴムを生産する毎にダイス修
正とテストとを行なうことになるため作業能率を低下さ
せる原因となっている。
出ゴムの形状寸法を調整することができる寸法調整手段
を備えたこの種の連続加硫装置を開発することを目的と
する。
ため、本発明では、第1の発明として、押出成形機より
連続的に押出された未加硫ゴムの押出成形品にマイクロ
波エネルギ−と熱風エネルギ−とを与えてこの押出成形
品を発泡加硫させる連続加硫装置において、連続した押
出成形品の長手方向と交わる方向となる押出成形品の周
囲に配設し、押出成形品の少なくとも2部所にマイクロ
波エネルギ−を照射する複数の照射口具と、これら各々
の照射口具にマイクロ波エネルギ−を送るマイクロ波出
力源と、マイクロ波エネルギ−量を制御する制御部とを
備えたことを特徴とする未加硫ゴム押出成形品の連続加
硫装置を提案する。
に押出された未加硫ゴムの押出成形品にマイクロ波エネ
ルギ−と熱風エネルギ−とを与えてこの押出成形品を発
泡加硫させる連続加硫装置において、上記押出成形品を
発泡加硫させるための第1のマイクロ波照射手段の他に
この押出成形品を寸法調整するための第2のマイクロ波
照射手段を備え、第2のマイクロ波照射手段が、上記押
出成形品の所定部所にマイクロ波エネルギ−を照射する
照射口具と、この照射口具にマイクロ波エネルギ−を送
るマイクロ波出力源と、照射するマイクロ波エネルギ−
量を制御する制御部とを備えることを特徴とする未加硫
ゴム押出成形品の連続加硫装置を提案する。
において、マイクロ波エネルギ−量を制御する制御部
が、未加硫ゴムの押出成形品を発泡加硫中において寸法
測定する測定手段と、この測定手段の測定値を予め定め
た正規寸法値とを比較し、それらの差信号を出力する比
較手段と、上記差信号に応じて照射口具から照射するマ
イクロ波エネルギ−量を調整する調整手段とを含む構成
としたことを特徴とする未加硫ゴム押出成形品の連続加
硫装置を提案する。
または複数の照射口具よりマイクロ波エネルギ−を照射
して押出成形品を全体的に発泡加硫反応させる。
に各々の照射口具から照射されるマイクロ波エネルギ−
量を制御し、押出成形品の発泡加硫を部分的に促進さ
せ、押出成形品の形状寸法を許容範囲内に調整する。
が第1のマイクロ波照射手段のマイクロ波エネルギ−照
射によって発泡反応と加硫反応とを行なっている間に、
第2のマイクロ波照射手段の照射口具から押出成形品の
所定部所にマイクロ波エネルギ−を照射し、その所定部
所の発泡加硫反応を促進させる。
の所定部所が所定の形状寸法となるようにマイクロ波エ
ネルギ−を照射口具より照射するようになっており、押
出成形品の所定部所の形状寸法が部分的な加硫発泡によ
って許容範囲内に調整される。
発泡中における押出成形品の所定部所の寸法を測定し、
この測定値と正規寸法値との差信号にしたがい寸法差に
見合うマイクロ波エネルギ−を照射口具から照射する。
これによって、寸法調整を自動的に行なうことができる
連続加硫装置となる。
説明する。図1は本発明の第1実施例を示し、加硫装置
50に備えたマイクロ波加熱炉51の簡略的な縦断面
図、図2は図1上のA−A線に沿った簡略的な断面図で
ある。
ロ波加熱炉51、二次加熱炉4及び連続引取機5から構
成してある。この構成において、押出成形機2、二次加
熱炉4、連続引取機5は図6に示した従来例と同じ構成
のものであるのでその説明を省略する。
−タ53と送風機54からなる熱風発生機、搬送ロ−ラ
駆動機構を備えている。加熱室52はその左右側部に電
波漏洩防止機構を有する入口52aと出口52bを有
し、また、保守点検用の扉52cの部分を除く全周囲を
断熱材52dで覆ってある。
を設け、熱風発生機で発生した熱風をこの熱風口から加
熱室52内に吹き込むようにしてある。なお、加熱室5
2は架台55上に固定してあり、この架台55は底面に
取付けた固定具55aによって地面に固定する。
タエレメントへの給電によって熱を発生させるもので、
この熱風エネルギ−が送風機54によって熱風通路50
aを通って熱風口から加熱室52に放射される。なお、
ヒ−タ53、送風機54、熱風通路50aは架台55の
底面上に設置してある。
6、チェ−ン57、モ−タ58などから構成してある。
このうちロ−ラユニット56は、搬送ロ−ラ59、カツ
プリング60、スプロケット61などから構成し、この
ように構成した多数のロ−ラユニット56が加熱室52
の長手方向に沿って順次配列してある。
−ラ59はその両側のシャフト59a、59bが加熱室
52の底面より立ち上がらせた一対の支持具62に軸支
し、また、搬送ロ−ラ59の一方のシャフト59bはカ
ップリング60を介して外部シャフト64に連結させて
ある。
波シ−ル65を経て加熱室52の外側部の第1回転軸受
66、第2回転軸受67によって軸支し、その先端部に
スプロケット61が固着してある。したがって、スプロ
ケット61を回転駆動して搬送ロ−ラ59を回転させる
ことができる。なお、搬送ロ−ラ59は、金属性の円柱
表面にテフロンチュ−ブの被覆加工を施したもので、ゴ
ム材がロ−ラ表面に付着しないように配慮してある。
マイクロ波発振機68〜72が備えてあり、このうち、
3台のマイクロ波発振機68、70、71は加熱炉51
の天井に、2台のマイクロ波発振機69、72は加熱炉
51の下側となるように架台55に各々設置してある。
1は各々の導波管68a、70a、71aを加熱炉51
の天井部を通して加熱炉51内に導入し、導波管68a
についてはその先端側を加熱室52内に突入させ、導波
管70a、71aについては特殊導波管70b、71b
を接続して加熱室52内に突入させてある。この特殊導
波管70b、71bは伸縮と折り曲げが自在なフレキシ
ブル導波管であり、その先端にはマイクロ波エネルギ−
の照射口具70c、71cが取付けてある。
a、72aは、導波管69aがその先端側を加熱室52
内に突入させ、また、導波管72aは上記同様の特殊導
波管72bを接続して加熱室52内に突入させてあり、
この、特殊導波管72bの先端にはマイクロ波エネルギ
−の照射口具72cが取付けてある。
の動作について説明する。先ず、従来例で説明したよう
に、押出成形機2の供給口6からシリンダ内に投入され
たスポンジゴムの原料はモ−タ8の回転駆動によるスク
リュ−9によって移送され、成形ダイス10により所定
形状に成形されて押出される。
ゴム11は、搬送ロ−ラ駆動機構の搬送ロ−ラ59の回
転によってマイクロ波加熱炉51を通り、続いて二次加
熱炉4を通過して連続引取機5で引き取られる。
51の加熱室52内では、押出ゴム11がマイクロ波発
振機68〜72からのマイクロ波エネルギ−の照射によ
る内部発熱と熱風発生機からの熱風エネルギ−により適
度な加熱温度まで急速に昇温される。
から出力されるマイクロ波エネルギ−は押出ゴム11に
対して次のように作用する。マイクロ波発振機68、6
9は押出ゴム11を発泡加硫反応させる第1のマイクロ
波照射手段に属するもので、これらから出力されるマイ
クロ波エネルギ−は、導波管68a、69aを通ってこ
の導波管68a、69aの先端から加熱室52内に放出
される。このマイクロ波エネルギ−は押出ゴム11の昇
温エネルギ−、つまり、成形ダイス10から押出された
t1℃の押出ゴム11を昇温温度t2℃まで昇温させるエ
ネルギ−となる。
は押出ゴム11の形状寸法を補正する第2のマイクロ波
照射手段に属し、これらから出力されるマイクロ波エネ
ルギ−は、導波管70a、71a、72aと特殊導波管
70b、71b、72bを通って照射口具70c、71
c、72cから加熱室52内に放出される。このマイク
ロ波エネルギ−が押出ゴム11の所定部所の形状寸法を
調整するためのエネルギ−となる。
72cは押出ゴム11の長手方向に交わる周囲に配設し
てあり、図3及び図4に詳細に示すように、各々のマイ
クロ波発振機70、71、72に接続した照射口具70
c、71c、72cの各々は、伸縮と折り曲げ自在な特
殊導波管70b、71b、72bによって別々の角度と
位置を変え、押出ゴム11の表面に近付けるように配備
してある。
ような断面形状のスポンジゴム73を生産する場合は、
このスポンジゴム73の主要ポイントがA、B、C、D
の4箇所となるから、これら4箇所に相当する押出ゴム
11の寸法調整が必要となる。このことから、図3、図
4に示すように3方向から照射口具70c、71c、7
2cを押出ゴム11に対向させるようにこれら照射口具
70c〜72cが配設してある。
の寸法調整は、それに対向する照射口具70cからマイ
クロ波発振機70のマイクロ波エネルギ−を出力し、C
点相当箇所にマイクロ波エネルギ−を照射する。これに
より、押出ゴム11は、C点相当箇所の温度が変わり発
泡率が変化してC点相当箇所の形状寸法が変わる。
寸法が許容範囲に入るようにマイクロ波発振機70から
出力するマイクロ波エネルギ−量を制御する。このよう
にすれば、スポンジゴム73の所定部所の寸法を所定の
許容範囲に入るように調整することができる。点A、B
及びDに相当する押出ゴム11の各箇所についても照射
口具71c、72cからのマイクロ波エネルギ−の照射
によって上記同様にして許容範囲内に寸法調整すること
ができる。
で昇温された押出ゴム11は、二次加熱炉4で熱風発生
機からの熱風エネルギ−を受けて加硫反応と発泡反応を
続けるが、この二次加熱炉4でこれらの反応が終わる。
2bが発泡反応による押出ゴム11の伸びを伴って搬送
するように速度が増速されるようになっており、最終的
には連続引取機5の速度調整により押出ゴム11の形状
寸法が所定の許容範囲に入るように制御される。
0、71、72が出力するマイクロ波エネルギ−によっ
て押出ゴム11の3箇所の寸法調整を同時に行なうこと
ができるが、このような寸法調整用のマイクロ波発振機
を増設しまた減ずることによって寸法調整箇所を任意に
増減することができる。
で押出ゴム11の昇温及び寸法調整を行なうようになっ
ているが、加熱室52を分割して一方の加熱室を昇温用
とし、他方の加熱室を寸法調整用として構成することも
がきる。
を参照して説明する。この図に示したスポンジゴム73
は、自動車ドアに利用されるシ−ルパッキンで、このス
ポンジゴム73の機能及び目的からして形状寸法の主要
箇所は、前述したようにA、B、C、Dで示す4箇所と
なる。
と、X軸ではDxからAxまでと、BxからCxまでの
範囲を数値化し、また、Y軸ではAyからDyまでとB
yからCyまでの範囲を数値化し、この数値化した値に
もとづいて各点A、B、C、Dの測定値を得ることがで
きる。
る押出ゴム11の各箇所の寸法を調整する場合は、加熱
室52で発泡加硫反応が最終に近づいた時点の押出ゴム
11の上記各箇所における寸法をレ−ザ−光線によって
測定し、これらの測定値をマイクロコンピュ−タによっ
て予め定めた各点の正規寸法値と比較演算する。
箇所の寸法差に見合うマイクロ波エネルギ−量を各箇所
に対応して設けた照射口具70c、71c、72cから
マイクロ波エネルギ−を照射するように上記マイクロコ
ンピュ−タがマイクロ波発振機70、71、72の出力
を制御する。なお、このような寸法調整はA〜D点の全
てについて行なう必要がないときは、調整を必要とする
押出ゴム11の相当箇所について寸法調整する。
各箇所については、光学カメラを使用してこのカメラか
ら出力される画像信号を処理して測定する構成としても
よい。
位置A〜Dを正規寸法値として予めコンピュ−タに入力
しておき、この正規寸法値と上記のように画像信号より
求めた押出ゴム11の各箇所の測定値とをこのコンピュ
−タによって比較演算させる。
法調整が必要となる押出ゴム11の箇所を検出し、その
箇所に対向した照射口具からのマイクロ波エネルギ−量
を寸法差にしたがって制御する。このようにして、寸法
調整が必要な押出ゴム11の箇所の温度を変え発泡率を
微妙に調整して許容させる寸法差とする。
応と加硫反応に合わせて寸法調整することができ、不良
品の発生度合いが更に少なくなると共に、寸法調整が自
動で行なわれるので無人化システムの構成が容易とな
る。
に実施することができる。すなわち、図1の加硫装置5
0においてマイクロ波発振機68、69を含むマイクロ
波照射手段を取り外した構成、つまり、マイクロ波加熱
炉51では、マイクロ波発振機70、71、72より出
力されたマイクロ波エネルギ−のみを照射口具70c、
71c、72cより照射させる構成とする。
クロ波発振機70、71、72の全部またはその一部を
出力させたマイクロ波エネルギ−によって押出ゴム11
の発泡加硫反応を促進させる。そして、発泡加硫が終わ
りに近づいたときに寸法調整が必要となる押出ゴム11
の箇所に応じてマイクロ波発振機70、71、72のマ
イクロ波出力を制御して寸法調整する。
置は、未加硫ゴムの押出成形品が発泡加硫反応している
間に、形状寸法調整が必要となる押出成形品の所定部所
に対するマイクロ波エネルギ−の照射量を制御する構成
としたので、押出成形品の所定部所の温度が変わりこの
所定部所の形状寸法が調整される。
形状寸法を測定し、この測定値と予め定めた正規寸法値
との差信号にしたがって、所定部所に照射されるマイク
ロ波エネルギ−量を制御する構成とすることにより、寸
法調整がより精度高く行ない得ると共に、連続加硫装置
を自動化した無人システムの構成が可能になる。
マイクロ波加熱炉の簡略的な縦断面図である。
面図である。
波エネルギ−の照射口具を示し、前方から見た部分的な
拡大図である。
図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 押出成形機より連続的に押出された未加
硫ゴムの押出成形品にマイクロ波エネルギ−と熱風エネ
ルギ−とを与えてこの押出成形品を発泡加硫させる連続
加硫装置において、連続した押出成形品の長手方向と交
わる方向となる押出成形品の周囲に配設し、押出成形品
の少なくとも2部所にマイクロ波エネルギ−を照射する
複数の照射口具と、これら各々の照射口具にマイクロ波
エネルギ−を送るマイクロ波出力源と、マイクロ波エネ
ルギ−量を制御する制御部とを備えたことを特徴とする
未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置。 - 【請求項2】 押出成形機より連続的に押出された未加
硫ゴムの押出成形品にマイクロ波エネルギ−と熱風エネ
ルギ−とを与えてこの押出成形品を発泡加硫させる連続
加硫装置において、上記押出成形品を発泡加硫させるた
めの第1のマイクロ波照射手段の他にこの押出成形品を
寸法調整するための第2のマイクロ波照射手段を備え、
第2のマイクロ波照射手段が、上記押出成形品の所定部
所にマイクロ波エネルギ−を照射する照射口具と、この
照射口具にマイクロ波エネルギ−を送るマイクロ波出力
源と、照射するマイクロ波エネルギ−量を制御する制御
部とを備えることを特徴とする未加硫ゴム押出成形品の
連続加硫装置。 - 【請求項3】 マイクロ波エネルギ−量の制御部が、未
加硫ゴムの押出成形品を発泡加硫中において寸法測定す
る測定手段と、この測定手段の測定値を予め定めた正規
寸法値とを比較し、それらの差信号を出力する比較手段
と、上記差信号に応じて照射口具から照射するマイクロ
波エネルギ−量を調整する調整手段とを含む構成とした
ことを特徴とする請求項(1)、(2)記載の未加硫ゴ
ム押出成形品の連続加硫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270196A JPH08108434A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270196A JPH08108434A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108434A true JPH08108434A (ja) | 1996-04-30 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270196A Pending JPH08108434A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 未加硫ゴム押出成形品の連続加硫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08108434A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7704436B2 (en) | 2004-01-15 | 2010-04-27 | Kenji Nakamura | Cosmetic applicator and its production method |
WO2020125871A1 (de) | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Gerlach Maschinenbau Gmbh | Vernetzungsvorrichtung mit monomode-applikator |
DE102018133536A1 (de) | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Gerlach Maschinenbau Gmbh | Vernetzungsvorrichtung mit Monomode-Applikator |
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1994
- 1994-10-11 JP JP6270196A patent/JPH08108434A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7704436B2 (en) | 2004-01-15 | 2010-04-27 | Kenji Nakamura | Cosmetic applicator and its production method |
WO2020125871A1 (de) | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Gerlach Maschinenbau Gmbh | Vernetzungsvorrichtung mit monomode-applikator |
DE102018133536A1 (de) | 2018-12-21 | 2020-06-25 | Gerlach Maschinenbau Gmbh | Vernetzungsvorrichtung mit Monomode-Applikator |
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