JPH08108085A - 竪型ローラミル - Google Patents
竪型ローラミルInfo
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- JPH08108085A JPH08108085A JP27031994A JP27031994A JPH08108085A JP H08108085 A JPH08108085 A JP H08108085A JP 27031994 A JP27031994 A JP 27031994A JP 27031994 A JP27031994 A JP 27031994A JP H08108085 A JPH08108085 A JP H08108085A
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- JP
- Japan
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- rotary table
- seal plate
- center hole
- roller mill
- vertical roller
- Prior art date
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- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
すると共に粉砕ローラ圧下付勢手段を機内に収容して装
置全体を小型化する。 【構成】 中心孔31を貫設した回転テーブル1と筒体
1Cによって回転テーブル体30を構成し、中心孔の上
面は垂下固定した盤状シールプレート32によってエア
ギャップ33を維持するように覆う。更に粉砕ローラ1
0のジャーナル11をテーブルの中心側に延長させ、該
延長部11Aを中心孔下方に固定した付勢手段15に連
結する。
Description
上面と圧下された複数の粉砕ローラとの間で原料を粉砕
する竪型ローラミルに関する。
量のため大きな駆動力が必要である。またその中心部は
シュートから供給される粉砕原料を受けるだけで粉砕に
寄与しない部分である。このような不経済を解消せんと
して回転テーブルの中心部に空洞を設けたミルが提案さ
れている(例えば実開昭59−138445)が、製作
が困難である上、回転用中心軸を備えているので所期の
目的を充分達していない。また、回転テーブルに対する
粉砕ローラ圧下手段は、例えば実開昭61−8444に
提案されているようなもので、ローラジャーナルの後部
を機枠に固設したブラケットに枢着し、油圧シリンダ等
の外部付勢手段によってジャーナルの一部に外力を付勢
するものであるため、粉砕ローラへの圧下力は付勢手段
の発生出力に比して小さく、従って大きな粉砕力が得ら
れない欠点があった。。この種の圧下手段を備えた竪型
ミルの構成は図1に示すようであって、1は回転テーブ
ル、2は支持部、3は減速駆動部、4は駆動源、5はベ
ースフレームである。6は機枠、6Aはカバー、7はケ
ーシング、7Aは吸込空気の吹出口であってケーシング
内に旋回流を形成する。8は分級機、9はテーブル中心
上方に開口する原料供給シュートである。10は粉砕ロ
ーラ、11はジャーナル、12はその後部であって機枠
に固設されたブラケット13にピン14によって枢着さ
れている。15は油圧シリンダ等の圧下力付勢手段、1
6はロッド又はレバー、17は連結部等の力点である。
自体の重量を軽量化して該テーブル駆動力を軽減する
他、油圧シリンダ等のローラ付勢手段をミル本体内に収
容して装置の小型化を図るものである。更に、付勢手段
の出力をテコの原理によって倍加して大きな粉砕力を得
られるようにするものである。
ブルの中心部に中心孔が貫設されると共に該テーブル下
面に前記中心孔を共通にする筒体が形成された回転テー
ブル体と、前記回転テーブルの周辺部下面を支承する支
持枠と、前記回転テーブルの中心孔の上面を覆い、その
周辺にエアリークギャップを維持する円盤状シールプレ
ートを備えて構成される。また、上記構成の他に、前記
回転テーブル上の粉砕面に接する複数の粉砕ローラの各
ジャーナルの後部が機枠に固設した支持ブラケットを介
して枢着支持されると共に前記ジャーナルの支軸が前記
テーブルの中心孔上方に位置する如く延長され、該延長
先端部はその直下の前記シールプレートを貫通するロッ
ドに連結され、該ロッドは機枠に固定された付勢手段に
連結されて構成されている。本発明において中心孔によ
って形成される空室内の圧力は、ミルのケーシング内圧
力より常に高い圧力(大気圧)が維持されているから、
上記エアシール手段は容易に構成できる。また、ミル内
を不活性雰囲気に維持する場合は、空室の下部を閉塞す
ると共に調整弁を設けて内圧を調節できる。
図1と同一構成は共通の符合を用いている。回転テーブ
ル1は上部テーブル1Aと下部テーブル1Bとが合体さ
れて中心孔31が貫設されると共に下部テーブル下面に
筒体1Cが連結されて回転テーブル体30が構成されて
いる。下部テーブルの周辺部下面は、ローラ又はスラス
トベアリング2Aを介して支承台20によって支持され
ている。支持枠となる支承台20は、内部がギヤボック
ス21とされ、筒体外周に嵌着されたリングギヤ22と
減速機出力軸に連結されたピニオン23を収容してい
る。粉砕ローラ10のジャーナル11は、テーブル中心
側に延長した延長部11Aを備え、直下の付勢手段15
からのロッド16の先端を連結17している。ロッド1
6と延長先端部との連結様式は自由に選択できる。32
は、中心孔31の上面を覆う円盤状のシールプレートで
あって、周辺にテーブル上面との間にエアリークギャッ
プ33を維持するように原料シュート9の下端に垂下さ
せた支持棒34に固定されて支持されており、ロッド挿
通用透孔35が穿設されている。9Aは分配用分岐シュ
ートである。図4はロッド挿通部の一例を示す拡大図で
あって、シールプレート32の透孔35を覆うキャップ
36がロッド16に固着されてキャップと透孔との間に
リークエア通路37が形成されている。シールプレート
32を貫通するロッドは透孔35内において摺動自在に
気密に嵌合されてもよい。なお、本発明ミルにおいて粉
砕を不活性雰囲気下で行なう場合は、中心孔31の下部
をベースフレームに支持された固定閉塞板40によって
回転可能に閉塞し、ガス調整弁41を設ける等によって
行なうことができる。42は蛇腹シール、43はシール
リングである。
ート9から原料が供給されると同時に図示しないブロワ
によってケーシング内が負圧になり、吹出口7A及び中
心孔31とシールプレート32間のエアリークギャップ
33から周辺に向けて外部空気が供給されてケーシング
内に上昇旋回流が形成される。回転テーブル体は、貫設
中心孔31の空室によって軽量化されているので小さな
駆動力で駆動できる。また、粉砕ローラ10は、粉砕を
効率化するために回転テーブル面に圧下されるが、この
圧下力は付勢手段15によって与えられる。而して本発
明装置においてはローラジャーナルの支軸11Aがテー
ブル中心側に延長され、この先端部にロッド16が連結
されているから力点がジャーナル上にある従来装置より
強大な圧下力を発現させることができる。更に、付勢手
段を連結部の直下又は回転テーブル下方のデッドスペー
スに設けることができるので装置外に突出することなく
装置全体を小型化できる利点がある。中心孔上面を覆う
シールプレートのエアキャップ33及び透孔35のエア
通路37からのリークエアは原料をテーブル上の粉砕域
に向けて押し出す効果があり、これによって粉砕効果も
向上する。
図。
通ロッドの一例を示す部分拡大断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 回転テーブルの中心部に中心孔が貫設さ
れると共に該テーブル下面に前記中心孔を共通にする筒
体が形成された回転テーブル体と、前記回転テーブルの
周辺部下面を支承する支持枠と、前記回転テーブルの中
心孔の上面を覆い、その周辺にエアリークギャップを維
持する円盤状シールプレートを備えてなる竪型ローラミ
ル。 - 【請求項2】 回転テーブル体の筒体外周に駆動用歯車
が嵌着されると共に該歯車が支持枠内に収容され、前記
支持枠がギヤボックスとされてなる請求項1記載の竪型
ローラミル。 - 【請求項3】 回転テーブル体を構成する回転テーブル
が、上部テーブルと下部テーブルとから構成され、前記
下部テーブル下面に筒体が連接されてなる回転テーブル
体を有する請求項1又は2記載の竪型ローラミル。 - 【請求項4】 回転テーブルの中心部に中心孔が貫設さ
れると共に該テーブル下面に前記中心孔を共通にする筒
体が形成された回転テーブル体と、前記回転テーブルの
周辺部下面を支承する支持枠と、前記回転テーブルの中
心孔の上面を覆い、その周辺にエアリークギャップを維
持する円盤状シールプレートを備え、前記回転テーブル
上の粉砕面に接する複数の粉砕ローラの各ジャーナルの
後部が機枠に固設した支持ブラケットを介して枢着支持
されると共に前記ジャーナルの支軸が前記テーブルの中
心孔上方に位置する如く延長され、該延長先端部はその
直下の前記シールプレートを貫通するロッドに連結さ
れ、該ロッドは機枠に固定された付勢手段に連結されて
なる竪型ローラミル。 - 【請求項5】 シールプレートを貫通するロッドが前記
シールプレートに対して気密に嵌合されてなる請求項1
乃至4記載のいずれかの竪型ローラミル。 - 【請求項6】 シールプレートを貫通するロッドが前記
シールプレートに穿設された透孔内を嵌挿するように設
けられると共に該ロッドに前記透孔の周囲を覆うキャッ
プ体が設けられてなる請求項1乃至4記載のいずれかの
竪型ローラミル。 - 【請求項7】 中心孔下部が密閉されて空室が形成さ
れ、該室内に圧力気体の供給調整弁を設けてなる請求項
1乃至6記載のいずれかの竪型ローラミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27031994A JP3182492B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 竪型ローラミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27031994A JP3182492B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 竪型ローラミル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08108085A true JPH08108085A (ja) | 1996-04-30 |
JP3182492B2 JP3182492B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=17484616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27031994A Expired - Fee Related JP3182492B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 竪型ローラミル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3182492B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100464862C (zh) * | 2006-01-27 | 2009-03-04 | 沈阳吉大重型机械有限公司 | 磨辊密封风风道系统 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101578617B1 (ko) * | 2014-09-17 | 2015-12-17 | 두산중공업 주식회사 | 카드 홀더를 구비한 휴대폰 케이스 |
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1994
- 1994-10-07 JP JP27031994A patent/JP3182492B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100464862C (zh) * | 2006-01-27 | 2009-03-04 | 沈阳吉大重型机械有限公司 | 磨辊密封风风道系统 |
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JP3182492B2 (ja) | 2001-07-03 |
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