JPH08108039A - 排ガス処理装置 - Google Patents
排ガス処理装置Info
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- JPH08108039A JPH08108039A JP6245606A JP24560694A JPH08108039A JP H08108039 A JPH08108039 A JP H08108039A JP 6245606 A JP6245606 A JP 6245606A JP 24560694 A JP24560694 A JP 24560694A JP H08108039 A JPH08108039 A JP H08108039A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/74—General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
- B01D53/77—Liquid phase processes
- B01D53/78—Liquid phase processes with gas-liquid contact
-
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- B01D53/46—Removing components of defined structure
- B01D53/68—Halogens or halogen compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B01D2257/00—Components to be removed
- B01D2257/20—Halogens or halogen compounds
- B01D2257/204—Inorganic halogen compounds
- B01D2257/2045—Hydrochloric acid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】排ガス中の有害成分を簡単かつ耐久性に富む装
置によって経済的に除去すること。 【構成】第１ダクト１４と第２ダクト１８を備えた中和
塔１２内に排気ガスを導入する。中和塔１２内のランダ
ムに積層されている中和剤３９によって排ガス中の有害
成分が化学反応し、この中和剤３９の表面に付着する。
所定期間経過後にポンプ２６を駆動することによって水
供給パイプ２４から中和剤３９の表面にむけて水が供給
されこの中和剤３９の表面が洗浄される。再び新たな表
面が露呈した中和剤３９に対して排ガスがさらに送りこ
まれ、これが繰り返し排ガス中の有害成分の除去に使わ
れることになる。
置によって経済的に除去すること。 【構成】第１ダクト１４と第２ダクト１８を備えた中和
塔１２内に排気ガスを導入する。中和塔１２内のランダ
ムに積層されている中和剤３９によって排ガス中の有害
成分が化学反応し、この中和剤３９の表面に付着する。
所定期間経過後にポンプ２６を駆動することによって水
供給パイプ２４から中和剤３９の表面にむけて水が供給
されこの中和剤３９の表面が洗浄される。再び新たな表
面が露呈した中和剤３９に対して排ガスがさらに送りこ
まれ、これが繰り返し排ガス中の有害成分の除去に使わ
れることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガス処理装置に関
し、一層詳細には塩化ビニール等を燃焼する際に生じる
排ガス中の有害成分を中和させることにより外部へ放出
させるとともに当該中和剤を洗浄して繰り返し使用する
ことによって排ガス処理を可能とする排ガス処理装置に
関する。
し、一層詳細には塩化ビニール等を燃焼する際に生じる
排ガス中の有害成分を中和させることにより外部へ放出
させるとともに当該中和剤を洗浄して繰り返し使用する
ことによって排ガス処理を可能とする排ガス処理装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、一般廃棄物、産業廃棄物を処理す
るには埋設処理かもしくは焼却処理が行われている。こ
の廃棄物中には塩化ビニールを含む高分子化合物が比較
的的多く含まれている。これらを燃焼処理することによ
って大気中に有害ガスが放出されることはしばしば指摘
されている通りである。
るには埋設処理かもしくは焼却処理が行われている。こ
の廃棄物中には塩化ビニールを含む高分子化合物が比較
的的多く含まれている。これらを燃焼処理することによ
って大気中に有害ガスが放出されることはしばしば指摘
されている通りである。
【０００３】従来、これらの有害ガスをできるだけ少な
くしょうとする試みがなされてきた。例えば、湿式中和
塔では排ガス中の塩化水素等の有害成分に対しては水に
溶融させたアルカリ水を噴霧し中和を行う。しかしなが
ら、この種の湿式中和塔では処理装置自体が比較的高価
であり、装置の取り扱いが面倒であるとともに焼却炉側
から供給される排ガスの量が特定されず、この結果、該
排ガス中に含まれる有害成分がどの程度であるかを把握
することができないために、湿式中和塔内に供給される
アルカリ水の量も特定できず、処理作業が煩雑とならざ
るを得なかった。さらにまたアルカリ成分によって中和
塔を構成する機器の腐食等が著しく促進され、結局、耐
久性に難点があった。
くしょうとする試みがなされてきた。例えば、湿式中和
塔では排ガス中の塩化水素等の有害成分に対しては水に
溶融させたアルカリ水を噴霧し中和を行う。しかしなが
ら、この種の湿式中和塔では処理装置自体が比較的高価
であり、装置の取り扱いが面倒であるとともに焼却炉側
から供給される排ガスの量が特定されず、この結果、該
排ガス中に含まれる有害成分がどの程度であるかを把握
することができないために、湿式中和塔内に供給される
アルカリ水の量も特定できず、処理作業が煩雑とならざ
るを得なかった。さらにまたアルカリ成分によって中和
塔を構成する機器の腐食等が著しく促進され、結局、耐
久性に難点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不都
合を悉く克服するためになされたものであって、繰り返
し利用可能な中和剤を用いて簡単な構成でしかも耐久性
に富みランニングコストを低廉に抑えることが可能な排
ガス処理装置を提供することを目的とする。
合を悉く克服するためになされたものであって、繰り返
し利用可能な中和剤を用いて簡単な構成でしかも耐久性
に富みランニングコストを低廉に抑えることが可能な排
ガス処理装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、排ガスを発生する焼却装置の排気口に
連通する第１のダクトと前記第１ダクトが連結される中
和塔と前記中和塔の排出口に連結される第２のダクトと
からなり、前記中和塔の内部に水供給手段を配設すると
ともにペレット状の多数の中和剤を前記中和塔内に装填
し前記第１ダクトから挿入される排ガス中の成分を前記
中和塔内の中和剤と反応させて前記第２ダクトから外部
へ排出し、一方、所定時間経過後に前記水供給手段を付
勢して前記中和塔内へ水を供給して前記中和剤表面に付
着した反応成分を除去することを特徴とする。
めに、本発明は、排ガスを発生する焼却装置の排気口に
連通する第１のダクトと前記第１ダクトが連結される中
和塔と前記中和塔の排出口に連結される第２のダクトと
からなり、前記中和塔の内部に水供給手段を配設すると
ともにペレット状の多数の中和剤を前記中和塔内に装填
し前記第１ダクトから挿入される排ガス中の成分を前記
中和塔内の中和剤と反応させて前記第２ダクトから外部
へ排出し、一方、所定時間経過後に前記水供給手段を付
勢して前記中和塔内へ水を供給して前記中和剤表面に付
着した反応成分を除去することを特徴とする。
【０００６】
【作用】第１のダクトから導入される排ガスは中和塔内
のペレット状の多数の中和剤に接する。その際、中和剤
はランダムに前記中和塔内に十分に装填されているため
に排ガスは乱流となって中和塔内を上昇する。このと
き、排ガス中に含まれる有害ガス、例えば、塩化ビニー
ル等の焼却後に発生するＨＣｌを含むガス等は前記中和
剤と反応し中和され、該反応成分が前記中和剤の表面に
付着されるに至る。このようにして中和され無害化され
た排ガスは第２ダクトから外部へ排出される。
のペレット状の多数の中和剤に接する。その際、中和剤
はランダムに前記中和塔内に十分に装填されているため
に排ガスは乱流となって中和塔内を上昇する。このと
き、排ガス中に含まれる有害ガス、例えば、塩化ビニー
ル等の焼却後に発生するＨＣｌを含むガス等は前記中和
剤と反応し中和され、該反応成分が前記中和剤の表面に
付着されるに至る。このようにして中和され無害化され
た排ガスは第２ダクトから外部へ排出される。
【０００７】一方、前記中和剤に付着した反応成分は所
定時間経過後に水供給手段から勢いよく噴射される水に
よってその表層面から除去され、中和塔の下部へと自然
落下する。そして、この中和塔の下部から前記反応成分
が除去され、前記中和剤は新たな反応面を外部に露呈し
て次なる排ガス処理に待機する。
定時間経過後に水供給手段から勢いよく噴射される水に
よってその表層面から除去され、中和塔の下部へと自然
落下する。そして、この中和塔の下部から前記反応成分
が除去され、前記中和剤は新たな反応面を外部に露呈し
て次なる排ガス処理に待機する。
【０００８】
【実施例】次に、本発明に係る排ガス処理装置について
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
好適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳
細に説明する。
【０００９】図１において、参照符号１０は本発明にか
かる排ガス処理装置を示す。前記排ガス処理装置１０は
円筒状の中和塔１２を含み、当該中和塔１２の下部には
図示しない燃焼炉の排ガス導出口に連通される継目なし
の第１のダクト１４が連結されている。前記第１ダクト
１４は中和塔１２の底部に臨みこの接続口には比較的細
かいメッシュを有する網部材１６が設けられている。該
第１ダクト１４の底部には開閉自在に蓋部材１５が設け
られ、前記網部材１６で捕捉された比較的大きな塵埃を
外部に取り出すために供せられる。中和塔１２の上部側
壁にはこの中和塔１２内で反応処理された後、無害化し
た排ガスを外部へ導出するための第２のダクト１８が設
けられている。中和塔１２の底部は図示するように傾斜
した底盤２０を有し、この底盤２０は水平面に対して傾
斜角度を５度に選定している。底盤２０の上部には二層
にわたってパンチングメタル２２ａ、２２ｂが配設さ
れ、一方、前記底盤２０の略中央部から水供給パイプ２
４が前記中和塔１２の軸線に沿って上方へと延在してい
る。水供給パイプ２４の円筒状の周壁部には多数の孔が
穿設されその孔にはノズル（図示せず）が装着されてい
る。水供給パイプ２４の下端部にはポンプ２６が介装さ
れ、このポンプ２６によって強制的に水供給パイプ２４
から洗浄水が中和塔１２内へ供給されるよう構成されて
いる。
かる排ガス処理装置を示す。前記排ガス処理装置１０は
円筒状の中和塔１２を含み、当該中和塔１２の下部には
図示しない燃焼炉の排ガス導出口に連通される継目なし
の第１のダクト１４が連結されている。前記第１ダクト
１４は中和塔１２の底部に臨みこの接続口には比較的細
かいメッシュを有する網部材１６が設けられている。該
第１ダクト１４の底部には開閉自在に蓋部材１５が設け
られ、前記網部材１６で捕捉された比較的大きな塵埃を
外部に取り出すために供せられる。中和塔１２の上部側
壁にはこの中和塔１２内で反応処理された後、無害化し
た排ガスを外部へ導出するための第２のダクト１８が設
けられている。中和塔１２の底部は図示するように傾斜
した底盤２０を有し、この底盤２０は水平面に対して傾
斜角度を５度に選定している。底盤２０の上部には二層
にわたってパンチングメタル２２ａ、２２ｂが配設さ
れ、一方、前記底盤２０の略中央部から水供給パイプ２
４が前記中和塔１２の軸線に沿って上方へと延在してい
る。水供給パイプ２４の円筒状の周壁部には多数の孔が
穿設されその孔にはノズル（図示せず）が装着されてい
る。水供給パイプ２４の下端部にはポンプ２６が介装さ
れ、このポンプ２６によって強制的に水供給パイプ２４
から洗浄水が中和塔１２内へ供給されるよう構成されて
いる。
【００１０】さらに、中和塔１２の底部には清掃口３
０、ドレン抜き孔３２が設けられるとともに該中和塔１
２の上方にはオーバーフローする洗浄水を外部へ導出す
るための孔部３４および前記中和塔１２の上部開口部を
閉塞して必要に応じて開閉自在な防爆弁３６を含む蓋部
材３７が設けられている。
０、ドレン抜き孔３２が設けられるとともに該中和塔１
２の上方にはオーバーフローする洗浄水を外部へ導出す
るための孔部３４および前記中和塔１２の上部開口部を
閉塞して必要に応じて開閉自在な防爆弁３６を含む蓋部
材３７が設けられている。
【００１１】以上の如き構成において、使用に際して
は、中和塔１２の内部はレベルＬまで中和剤３９が装填
される。中和剤３９は好ましくはアーモンド形のペレッ
トがよく、その原料は消石灰（Ｃａ（ＯＨ2 ））、セメ
ント、水からなる。消石灰は７０〜９０重量％であり、
セメントは５〜２５重量％であり、水は５〜２５重量％
が好ましい。これらの原料をミルにて混練し、混練され
た中和成分を１００〜２００ｋｇ／ｃｍ2 の圧力で加圧
成形し、自然乾燥させる。該中和剤３９にセメントを添
加した理由は消石灰の単独成形よりも遙に強度が上がり
中和反応時にペレットの崩壊を防ぐという効果が得られ
るためである。このように形成された中和剤３９は中和
塔１２内にレベルＬまでランダムに装填されると、ペレ
ット間の隙間が１５〜２０％になる。
は、中和塔１２の内部はレベルＬまで中和剤３９が装填
される。中和剤３９は好ましくはアーモンド形のペレッ
トがよく、その原料は消石灰（Ｃａ（ＯＨ2 ））、セメ
ント、水からなる。消石灰は７０〜９０重量％であり、
セメントは５〜２５重量％であり、水は５〜２５重量％
が好ましい。これらの原料をミルにて混練し、混練され
た中和成分を１００〜２００ｋｇ／ｃｍ2 の圧力で加圧
成形し、自然乾燥させる。該中和剤３９にセメントを添
加した理由は消石灰の単独成形よりも遙に強度が上がり
中和反応時にペレットの崩壊を防ぐという効果が得られ
るためである。このように形成された中和剤３９は中和
塔１２内にレベルＬまでランダムに装填されると、ペレ
ット間の隙間が１５〜２０％になる。
【００１２】本発明にかかる排ガス処理装置は基本的に
は以上のように構成されるものであり、次にその作用に
ついて説明する。
は以上のように構成されるものであり、次にその作用に
ついて説明する。
【００１３】図示しない焼却炉から導出される排ガスは
第１ダクト１４から中和塔１２内に導入される。このと
き、網部材１６はそのメッシュ以上の大きな塵埃をここ
で除去する。中和塔１２内に導入された排ガスは互いに
孔部が交互に画成されたパンチングメタル２２ａ、２２
ｂを通過し、乱流となってまんべんなく該中和塔１２内
に拡散する。
第１ダクト１４から中和塔１２内に導入される。このと
き、網部材１６はそのメッシュ以上の大きな塵埃をここ
で除去する。中和塔１２内に導入された排ガスは互いに
孔部が交互に画成されたパンチングメタル２２ａ、２２
ｂを通過し、乱流となってまんべんなく該中和塔１２内
に拡散する。
【００１４】ここで、中和剤３９相互の隙間は１５〜２
０％（表面積）であるために排ガスは中和剤３９の表面
と接触するに至る。ここで、中和剤３９と排ガスとの反
応をみれば、排ガス等は中和剤３９を通過後は、例え
ば、ＨＣｌを含む場合には処理後にはＣａＣｌ2 が生成
され、ＳＯ2 が含まれる場合にはＣａＳＯ2 が生成され
る。従って、第２ダクト１８からは略無害化した排ガス
が外部へと導出されることになる。中和剤３９の表面に
は前記のような反応成分が徐々に付着するに至る。所定
期間経過後、ポンプ２６が付勢される。この結果、水が
水供給パイプ２４を通ってノズルから勢いよく中和塔１
２の内部へと噴射される。この強制的に送られる水によ
って中和剤３９の表面の前記反応成分は洗浄され傾斜角
５度の底盤２０に徐々に堆積する。これらの洗浄され底
盤２０に堆積された反応成分もまた無害であることは勿
論である。そして、これらは清掃口３０を開くことによ
って取り除かれる。このように洗浄水の噴霧によって新
たな反応表面が露呈した中和剤３９に対し、第１ダクト
１４から排ガスが送り込まれる。
０％（表面積）であるために排ガスは中和剤３９の表面
と接触するに至る。ここで、中和剤３９と排ガスとの反
応をみれば、排ガス等は中和剤３９を通過後は、例え
ば、ＨＣｌを含む場合には処理後にはＣａＣｌ2 が生成
され、ＳＯ2 が含まれる場合にはＣａＳＯ2 が生成され
る。従って、第２ダクト１８からは略無害化した排ガス
が外部へと導出されることになる。中和剤３９の表面に
は前記のような反応成分が徐々に付着するに至る。所定
期間経過後、ポンプ２６が付勢される。この結果、水が
水供給パイプ２４を通ってノズルから勢いよく中和塔１
２の内部へと噴射される。この強制的に送られる水によ
って中和剤３９の表面の前記反応成分は洗浄され傾斜角
５度の底盤２０に徐々に堆積する。これらの洗浄され底
盤２０に堆積された反応成分もまた無害であることは勿
論である。そして、これらは清掃口３０を開くことによ
って取り除かれる。このように洗浄水の噴霧によって新
たな反応表面が露呈した中和剤３９に対し、第１ダクト
１４から排ガスが送り込まれる。
【００１５】中和剤３９が徐々に減少されたことが確認
された場合、たとえば、防爆弁３６を含む蓋部材２９を
開成し新たな中和剤３９を中和塔１２内へ導入すればよ
い。オーバーフロー用孔部３４は前記水供給パイプ２４
からの中和剤洗浄用の水がここに到達するとき、余剰な
水として外部へ導出するためのものである。
された場合、たとえば、防爆弁３６を含む蓋部材２９を
開成し新たな中和剤３９を中和塔１２内へ導入すればよ
い。オーバーフロー用孔部３４は前記水供給パイプ２４
からの中和剤洗浄用の水がここに到達するとき、余剰な
水として外部へ導出するためのものである。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように排ガスを
乾燥状態にある中和剤で十分除去することができる。し
かもこの中和剤は中和塔内に十分に且つランダムに積層
されているために排ガスとまんべんなく接触することが
でき、効果的に排ガス中の有害成分を化学反応によって
除去することができる。
乾燥状態にある中和剤で十分除去することができる。し
かもこの中和剤は中和塔内に十分に且つランダムに積層
されているために排ガスとまんべんなく接触することが
でき、効果的に排ガス中の有害成分を化学反応によって
除去することができる。
【００１７】中和剤はさらに水供給手段からの洗浄水に
よってその反応成分が表面から除去され新たな反応表面
を外部に露呈させることができる。結局、この中和剤は
繰り返し使用することが可能となる。本発明は極めて簡
単な構成であり、しかも従来技術に比し、耐久性にも優
れることから極めて経済的であるという効果が得られ
る。
よってその反応成分が表面から除去され新たな反応表面
を外部に露呈させることができる。結局、この中和剤は
繰り返し使用することが可能となる。本発明は極めて簡
単な構成であり、しかも従来技術に比し、耐久性にも優
れることから極めて経済的であるという効果が得られ
る。
【図１】本発明の排ガス処理装置にかかる概略縦断説明
図である。
図である。
１０…排ガス処理装置 １２…中和塔 １４…第１ダクト １８…第２ダク
ト ２４…水供給パイプ ２６…ポンプ ３９…中和剤
ト ２４…水供給パイプ ２６…ポンプ ３９…中和剤
Claims (3)
- 【請求項１】排ガスを発生する焼却装置の排気口に連通
する第１のダクトと前記第１ダクトが連結される中和塔
と前記中和塔の排出口に連結される第２のダクトとから
なり、 前記中和塔の内部に水供給手段を配設するとともにペレ
ット状の多数の中和剤を前記中和塔内に装填し前記第１
ダクトから挿入される排ガス中の成分を前記中和塔内の
中和剤と反応させて前記第２ダクトから外部へ排出し、 一方、所定時間経過後に前記水供給手段を付勢して前記
中和塔内へ水を供給して前記中和剤表面に付着した反応
成分を除去することを特徴とする排ガス処理装置。 - 【請求項２】請求項１記載の装置において、水供給手段
は中和塔内に設けられた水供給パイプと前記水供給パイ
プに装着された多数のノズルと前記水供給パイプに強制
的に水を送給するためのポンプとからなることを特徴と
する排ガス処理装置。 - 【請求項３】請求項１または２記載の装置において、中
和剤がペレット状であることを特徴とする排ガス処理装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6245606A JPH08108039A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 排ガス処理装置 |
| US08/369,696 US5612004A (en) | 1994-10-11 | 1995-01-06 | Exhaust gas processing system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6245606A JPH08108039A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 排ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08108039A true JPH08108039A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17136220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6245606A Pending JPH08108039A (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 排ガス処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5612004A (ja) |
| JP (1) | JPH08108039A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009136775A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Chubu Electric Power Co Inc | 分解処理装置における固着反応処理剤の除去方法及び分解処理装置の反応管封止装置 |
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| JPH06182144A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Kooken:Kk | 乾式ガス処理方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1345220A (en) * | 1917-10-13 | 1920-06-29 | Nielsen Albert Elias | Process of treating waste gases or vapors from soda-cellulose factories |
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1994
- 1994-10-11 JP JP6245606A patent/JPH08108039A/ja active Pending
-
1995
- 1995-01-06 US US08/369,696 patent/US5612004A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5612004A (en) | 1997-03-18 |
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