JPS63236518A

JPS63236518A - ガス吸収装置

Info

Publication number: JPS63236518A
Application number: JP62070245A
Authority: JP
Inventors: Jiyouichi Iori; 伊織　襄弌; Naoki Nakano; 直毅中野; Yoshiaki Nakamura; 中村　喜明
Original assignee: Gadelius KK
Current assignee: Gadelius KK
Priority date: 1987-03-26
Filing date: 1987-03-26
Publication date: 1988-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的１肛ｉ五α五皿次順本発明は、焼却炉・ボイラー・溶解炉等の排ガス中に含
まれるが層状の有害成分を除去するため、該排ガスにノ
ズルを用いてスラリー状の薬液を散布し、有害成分と接
触反応せしめるノズル式のガス吸収装置に関するもので
ある。

定＆へ皮肛従来、この種のノズルを用いたガス吸収装置としては、
／７：′ルから散布される液滴を細分化させたり、排ガ
スの流速を減速させたり、或いは薬液散布の有効面積を
増大させる等の目的で、ノズルや反応塔の形状や構造等
を改良し、がス吸収効率の増大を図った装置が使用され
ていた。

明が　　しようとする１址怠しかしながら、上記従来の改良程度では反応塔の内壁に
薬液のスケールが発生したり、薬液が十分に反応できな
い状態でガスと共に排出されたり、また薬液が完全に蒸
発できずに塔外にドレーンとして排出されてしまう等の
問題点があった。

本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、薬液が十分にガスと反
応し得る８ｗ会を増大せしめることにより、反応塔の小
型化及びメンテナンスの簡易化を図ることのできるガス
吸収装置を提供することにある。

［発明の構成１間−菟憾」」藪しくいり（社）化り晟本発明の〃ス吸収装置は、反応塔内で徘γスと薬液とを
接触反応せしめる装置に於いて、薬液を散布するノズル
の下方および／または上方にセラミックボールを層状に
充填し、該ボールに未反応の薬液を付着させて徘ガスと
再度接触反応せしめるようにしたことをｖｆ徴とするも
のである。

及１鮭以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図において、１は反応塔であって、その下方部に〃
ス流入ロ１ａを、上方部に〃入流出口１ｂを有する。

該ガス流入口１ａは、例えば都市ゴミ焼却炉の排ガスダ
クトに接続されていて、塩化水素、硫黄酸化物を含む高
温排ガスが流入するようになっている。

２はスプレーノズルであって、ポンプＰによりアルカリ
性物質（例えば消石灰）を含むスラリー又は洛液等の薬
液が圧送され散布されるようになっている。

上記スプレー７ズル２の下方には、セラミンク製のボー
ル３ａを多数充填したボールＪｆ４３が形成されている
。

従って、上記ガス流入口１ａから入った排ガスは、先ず
ボール層３を通過する。該ボールＭ３には上記スプレー
ノズル２より噴出した薬液の一部が落下又は滴下してボ
ール３ａの表面に付着しているため、ボール層３を通過
中の排ガスがボール３ａの表面に付着している薬液と接
触し反応する。

ボール層３を通過し、有害ガスを一部除去された排ガス
は、次にスプレーノズル２より散布される薬液と接触反
応する。

尚、ボール３ａは高温排ガスにより加熱されているため
、ボール３ａの表面に付着している薬液の水分はその熱
により蒸発し乾燥状態の反応生成物がボール３ａの表面
に残る。

以上のようにして、薬液と十分接触し、有害ガスを除去
された排ガスは〃入流出口１ｂから排出される。

第２図はボール層３がスプレーノズル２の上方１こ配ｒ
ａされている別の実施例を示すものである。

本実施例では、スプレーノズル２から散布された薬液は
徘がスと接触反応した後、該排ガスとともに上方のボー
ルＮ３に送られ、ボール３ａの表面に付着して、再度排
ガスと接触する機会を与えられる。

ｔｐＪ３１は、スプレーノズル２の上下にボールＪ脩３
を配置した場合の更に別の実施例を示すものである。

第４図はボール３ａをフィーグー４、スクリュー５等に
より回転させながら循環した実施例を示すもので、この
回転運動によりボール３ａが相互に摩擦し合って、その
表面に付着した反応生成物が剥離し、ボール３ａの表面
が常に清浄に保たれ、反応を正常に進めることができる
。尚、６は掻き均し装置、７は生成物排出口である。

［発明の効果１（１）　　スプレーノズルの下方、上方又は上下にボー
ル層を配置し、しかもボールの材質は比較的熱容量の大
きいセラミックを使用したので、薬液を順次蒸発させな
から排ガスと効果的に接触反応せしめることができる。

（２）ボールを常時回転移動せしめることにより、ボー
ル表面に付着した生成物を除去し、常に清浄な状態でボ
ール表面での接触反応をさせることができる。

【図面の簡単な説明】

ｔｔｔＪ１図は本発明の一実施例を示す概略説明図、第
２図及び第３図は夫々別の実施例を示す説明図、第４図
はボールを回転循環する場合の別の実施例を示す説明図
である。１・・・反応塔、１ａ・・・ガス流入口、１ｂ・・・〃
ス流出口、２・・・スプレーノズル、３・・・ボール層
、３ａ・・・ボール、４・・・フィーグー、５・・・ス
クリュー、６・・・掻き均し装置、７・・・生成物排出
口、Ｐ・・・ポンプ。特許出願人　〃プリウス株式会社第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）反応塔内で排ガスと薬液とを接触反応せしめる装
置に於いて、薬液を散布するノズルの下方および／また
は上方にセラミックボールを層状に充填し、該ボールに
未反応の薬液を付着させて排ガスと再度接触反応せしめ
るようにしたことを特徴とするガス吸収装置。
（２）セラミックボールを回転させながら循環移動せし
めるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載のガス吸収装置。