JPH0810795Y2 - 局部水浸用の探触子 - Google Patents

局部水浸用の探触子

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JPH0810795Y2
JPH0810795Y2 JP266090U JP266090U JPH0810795Y2 JP H0810795 Y2 JPH0810795 Y2 JP H0810795Y2 JP 266090 U JP266090 U JP 266090U JP 266090 U JP266090 U JP 266090U JP H0810795 Y2 JPH0810795 Y2 JP H0810795Y2
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JP
Japan
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water
case
probe
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gap
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JP266090U
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JPH0395954U (ja
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繁幸 川上
章宏 金谷
嘉昭 鈴木
義一 浜崎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Kyushu Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、局部水浸用の探触子に係わり、特に、探触
子における水の使用量を低減するのに好適な探触子に関
する。
[従来の技術] 従来の一般的な局部水浸用の探触子を、第3図を参照
して説明する。図において、1は被検体、1aは被検体1
の表面、3は表面1aと接触する底面3aを有するケース
で、ケース3内には探触子4が嵌装されている。探触子
4は、ケース3の底面3aを被検体1の表面1aに接触させ
たとき表面1aとの間に僅かな間隙5を有するように配置
されている。3bはケース3内に設けられている水の供給
路で、水管6に接続されており、かつ間隙5に連通して
いて、水管6より供給される水を間隙5に送るようにな
っている。4aは探触子4に対する電気信号用のケーブル
である。
探傷時は、図に示すように表面1aに対して底面3aを接
触させ、水管6より供給される水を供給路3bを介して間
隙5に送り、間隙5に水を満たして探触子4における超
音波の送受が安定して行われるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成からなる従来の局部水浸用の探触子は、探傷
時において間隙5に水を満たしておく必要があるが、間
隙5に供給される水は、スキャン中に表面1aと底面3aと
の隙間から流出するほか、探傷部位が変わってケース3
を表面1aから持ち上げて移動するときなどは、間隙5に
満たされていた水は勿論、水管6から供給される水も自
由に大量に流出してしまう。この水の流出は避けられな
いことから、水の安定した供給を確保するために容量の
大きいタンクを設備する必要があり、もしスペースなど
の関係から大きいタンクを設備できない場合は別の水源
から常時水の補給をしなければならない。しかし、例え
ば構造物の高所の探傷などのように、容量の大きいタン
クの設備も別の水源の確保も容易にできないような場合
は、タンク内の水量に限りがあるため水の使用量が制約
され、それに伴い探傷時間や探傷面積など探傷作業その
ものも制約を受けることになる問題点を有していた。
一方、水の使用量を節約するために、水管6の上流に
バルブを設けて水量を制御する方式も行われているが、
バルブの開閉制御に伴う機構や制御回路が複雑化する問
題点を有していた。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み、探傷時には
水の供給が十分に行われ、一方、ケースを持ち上げて移
動するときなどは、水の供給路を閉じて探触子に対する
水の供給が遮断されるようにし、探触子における水の使
用量を低減することができる局部水浸用の探触子を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の局部水浸用の探触
子は、水管に接続する水の供給路が内設され、かつ被検
体の表面と接触する底面を有するケースと、該ケース内
にその底面を被検体の表面に接触させたとき被検体の表
面との間に僅かな間隙を有するように嵌装された探触子
とからなり、前記水管を介してケース内に水を供給した
とき、水が前記間隙に満たされる構成の局部水浸用の探
触子において、前記水の供給路に、前記ケースの底面と
被検体の表面とが隔離されたとき前記間隙に対する水の
供給を遮断し、接触しているとき前記間隙と連通させる
ように水の供給路を開閉するゲートを設ける構成にした
ものである。
また、前記ゲートの一端に、前記ケースの底面と被検
体の表面とが隔離されたときゲートが自動的に閉じら
れ、ケースの底面と被検体の表面とが接触しているとき
ゲートが自動的に開かれるばねを当接する構成にするこ
とが好ましい。
[作用] 上記構成としたことにより、探傷時においては、ゲー
トが開いて水の供給路と間隙とが連通するため、間隙に
は水が満たされて安定した探傷がおこなわれる。一方、
探傷部位が変わりケースを持ち上げて移動するような場
合は、ゲートが閉じて水の供給路と間隙とが遮断されケ
ースからの水の流出はない。このため、探傷時には必要
な量の水を使用することができるが、被検体の表面から
ケースを持ち上げて移動するような場合には、まったく
水を使用しなくなり水の使用量を低減することができ
る。
また、ゲートの開閉をばね力を利用しておこなうこと
により、ケースの底面と被検体の表面とが隔離している
か接触しているかによってゲートの開閉は自動的に行わ
れる。
[実施例] 本考案の1実施例を第1図および第2図を参照して説
明する。図中、第3図と同符号のものは同じものを示
す。2は被検体1の表面1aと接触する底面2aを有するケ
ースで、ケース2内には前記第3図の場合と同様に探触
子4が嵌装されている。2bはケース2内に設けられてい
る水の供給路で、水管6に接続されており、かつ間隙5
に連通している水管6より供給される水を間隙5に送る
ようになっている。7は水の供給路2bを開閉するケース
2内に設けられたゲートで、ゲート7には第1図に示す
ように、ケース2が被検体1に押圧されて底面2aと表面
1aとが接触しているとき水の供給路2bと間隙5とを連通
させる穴7aが設けられている。8はゲート7の一端に当
接され該ゲート7を開閉動作させるばねで、ばね8は、
第1図のように底面2aと表面1aとが接触しているとき短
縮されてゲート7を開き、第2図に示すようにケース2
が持ち上げられて底面2aと表面1aとが隔離された状態の
とき伸長してゲート7を閉じるようになっている。
上記構成により探傷時は、ケース2を被検体1の表面
1aに押圧することによりゲート7がばね8を圧縮し、水
の供給路2bと間隙5とを穴7aを介して連通させる。この
連通により水管6を介して供給される水は間隙5に満た
され、満たされた水を介して安定した探傷をおこなうこ
とができる。一方、他の探傷部位を探傷するためケース
を持ち上げて移動するような場合は、ばね8の伸長によ
りゲート7が押され、穴7aが水の供給路2b外に移動して
水の供給路2bを自動的に遮断する。この遮断によりたと
え水が水管6を介して供給されていてもケース2から水
の流出はなく、水を節約することができるとともに、ケ
ース2の移動途中に、水ぬれを嫌う例えば電気設備など
が存在している場合でも水ぬれの心配はなくなる。
また、ケースの持ち上げ移動時の水の遮断は、ゲート
7とゲート7を開閉するばね8との構成のみで達成さ
れ、簡単な構成で故障がなく、また重量の増加も微小
で、しかもゲート7の開閉は自動的に行われるので操作
性は良好である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、
探傷時には水の供給が十分に行われ、一方、ケースを持
ち上げて移動するときは水の供給路を閉じて探触子に対
する水の供給が遮断されるから、探触子における水の使
用量を低減することができ、大きいタンクの設置や、別
の水源の確保などが不必要になる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す局部水浸用の探触子の
側断面図で探傷状態を示す図、第2図は同じく探触子を
持ち上げた非探傷状態を示す図である。 第3図は従来の局部水浸用の探触子の側断面図である。 1……被検体、1a……被検体の表面、2……ケース、2a
……ケースの底面、2b……水の供給路、4……探触子、
5……間隙、6……水管、7……ゲート、8……ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 嘉昭 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)考案者 浜崎 義一 福岡県粕屋郡新宮町大字上府1592 日立建 機株式会社九州支店内 (56)参考文献 特開 昭57−3040(JP,A) 特開 昭50−61284(JP,A) 特開 昭62−56855(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水管に接続する水の供給路が内設され、か
    つ被検体の表面と接触する底面を有するケースと、該ケ
    ース内にその底面を被検体の表面に接触させたとき被検
    体の表面との間に僅かな間隙を有するように嵌装された
    探触子とからなり、前記水管を介してケース内に水を供
    給したとき、該水が前記間隙に満たされる構成の局部水
    浸用の探触子において、前記水の供給路に、前記ケース
    の底面と被検体の表面とが隔離されたとき前記間隙に対
    する水の供給を遮断し、接触しているとき前記間隙と連
    通させるように水の供給路を開閉するゲートを設ける構
    成にしたことを特徴とする局部水浸用の探触子。
  2. 【請求項2】前記ゲートの一端に、前記ケースの底面と
    被検体の表面とが隔離されたときゲートが自動的に閉じ
    られ、ケースの底面と被検体の表面とが接触していると
    きゲートが自動的に開かれるばねを当接した請求項1記
    載の局部水浸用の探触子。
JP266090U 1990-01-18 1990-01-18 局部水浸用の探触子 Expired - Lifetime JPH0810795Y2 (ja)

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JP266090U JPH0810795Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 局部水浸用の探触子

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JP266090U JPH0810795Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 局部水浸用の探触子

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Publication Number Publication Date
JPH0395954U JPH0395954U (ja) 1991-09-30
JPH0810795Y2 true JPH0810795Y2 (ja) 1996-03-29

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JP266090U Expired - Lifetime JPH0810795Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 局部水浸用の探触子

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JP2006178797A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Casio Comput Co Ltd 電子機器

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JPH0395954U (ja) 1991-09-30

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