JPH08107954A - ゴルフ手袋 - Google Patents

ゴルフ手袋

Info

Publication number
JPH08107954A
JPH08107954A JP14784594A JP14784594A JPH08107954A JP H08107954 A JPH08107954 A JP H08107954A JP 14784594 A JP14784594 A JP 14784594A JP 14784594 A JP14784594 A JP 14784594A JP H08107954 A JPH08107954 A JP H08107954A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finger
palm
glove
golf club
golf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14784594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yung Yul Chun
英 烈 全
Hae Kyung Joh
キュン ジョー ヘ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOO ENG SCI CORP
JOH ENG SCI CORP
JOH ENG SCIENCE CO
Original Assignee
JIYOO ENG SCI CORP
JOH ENG SCI CORP
JOH ENG SCIENCE CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIYOO ENG SCI CORP, JOH ENG SCI CORP, JOH ENG SCIENCE CO filed Critical JIYOO ENG SCI CORP
Publication of JPH08107954A publication Critical patent/JPH08107954A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • A63B71/14Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the hands, e.g. baseball, boxing or golfing gloves
    • A63B71/141Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the hands, e.g. baseball, boxing or golfing gloves in the form of gloves
    • A63B71/146Golf gloves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S2/00Apparel
    • Y10S2/907Glove having three, four, or six finger pockets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 手袋のひら部分の全体に浮き上がり皺ができ
ることがないようにし着用者がどんな場合でも、とても
小さい力だけでもゴルフクラブのグリップをねじること
がなく堅く把指できるようにする新しいゴルフ手袋を提
供する。 【構成】 親指と人差指の部分がなくゴルフクラブのグ
リップを完全に把指した指の曲率を持つ中指部分,薬指
部分および小指部分;三本の直線部分と二つの小さい弧
から構成されている外側辺を持つ多数の指の側面部材;
手の下側面の形状を持つ手全体の下側面部材;台形の断
面を持つ指の部分;手がゴルフクラブのグリップを完全
に把指した状態である時,手袋のひら面部に浮き上がり
皺ができる現象を徹底的に除去する役割をする手のひら
の引張帯;親指部分の結束帯;ひら面部の手のひらの部
分と指の部分のひら面部および甲面部を縫う補強糸;両
面にぎざぎざ模様が刻まれている一つまたは多数の摩擦
帯が裁縫された手袋のひら面の手のひらの部位から構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスポーツ用手袋、特にゴ
ルフ用手袋に関するものである。従来のゴルフ手袋はだ
いたい手と指をいっぱい広げた状態に適合するように製
作されてきた。このような発明は数千年の歴史を有して
おり、寒さや傷から手を保護することをその重要な機能
とする多目的形のデザインから由来したものである。手
袋をゴルフ競技に使用するようになったきっかけは、手
のひら部分の皮膚を保護し汗をかいた場合に手のひらか
らゴルフクラブのグリップが滑ることを防ぐことであっ
た。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ手袋において一番大事な機能は手
の把指効果を向上させることでなければならないと言え
る。しかしながら力学的観点からみた時、多目的形デザ
インはいくつかの深刻な問題点があり、これらは表面処
理技術やデザインの部分的修正だけでは解決できないも
のである。
【0003】従来のゴルフ手袋を着用してゴルフクラブ
のグリップを握ると手のひらと手袋の手のひら部分は圧
縮され歪み浮き上がり皺ができる一方、手袋の手の甲部
分は伸びてしまうことになる。この時に浮き上がり皺が
できる形態がだいたい把指されたゴルフクラブのグリッ
プの主軸と並行に現れ、これによってゴルフスイングに
おいて肝要な手と手袋のねじり抵抗機能が非常に弱くな
るが、その理由は浮きと皺にはたやすく剪断変形が行わ
れるためである。また、手袋の手の甲部分が伸びる時、
把指能率が低下するが、それは手袋の同部分に発生する
引張力が手の開く方向に作用するためである。
【0004】従来のデザインが持っているもう一つの問
題点は手のひらの面と手袋の手のひらの部分の内部表面
の間、そして手袋の手のひら部分の外部表面とゴルフク
ラブのグリップ表面の間で発生する潤滑現象である。最
近ゴルフクラブのグリップと手袋に摩擦性の高い材料が
使用されることによって、手袋の手のひら部分の外部表
面とゴルフクラブのグリップ表面の間の滑り現象は接触
面が乾燥した場合にはあまり問題にならないようになっ
た。
【0005】しかし、手袋が雨や汗に濡れた場合には水
分が上記接触面において潤滑剤の役割をするため、摩擦
係数が大きく低下される。スイングの動作中やボールを
打つ瞬間にゴルフクラブのグリップは捻りのモーメント
を受けることになるものの、この時手のひらの面の皮膚
に密着し共に浮き上がり皺ができた手袋は手のひらから
離れ広がり、手のひらの上を滑ることになり、これによ
ってゴルフクラブのグリップは手袋と共に滑ると同時
に、ゴルフクラブのグリップと手袋外面の間の接触面も
滑りやすいため、結局ゴルフクラブのグリップのねじり
回転が起こるように放置される。
【0006】このように手袋の非能率的な把指効果を感
じるとゴルフ競技者は本能的に握る手に必要以上の力を
加えるようになり、そのため腕と手首の部分が硬直し、
結局ゴルフクラブのヘッドのスピードが減少することに
なる。手袋を使用しないゴルフ競技者がまだ大勢いる
が、その理由は多目的形の手袋が事実上、力の把指能率
を落とすばかりでなく把指効果においても非一貫性を起
こすためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】浮き上がり皺ができる
問題に対する解決策の一つは“ベルクロ”(VELCRO) の
マジックテープを使用することによって手袋を締め、手
に密着させる効果を持たせることであった。しかし、従
来の手袋にこの方法が使用された場合、手袋が締まる方
向がゴルフクラブのグリップの軸に対して垂直ではなく
下膊部の軸の方向に垂直であるため、浮き上がり皺がで
きる問題を緩和させるためにはあまり役に立たないばか
りか、手をとんでもない方向へ締めることによってゴル
フクラブのグリップを小さい力で把指できないように作
り、手に必要以上の大きい力を加えなければならない欠
陥があった。
【0008】アメリカ合衆国特許番号第2,343,220 号、
3,548,414 号、4,051,552 号、4,453,275 号、4,590,62
7 号、5,146,627 号などに示されているように浮き上が
り皺ができる問題を克服するためにより進歩した方法が
試されていたことを見ることができるが、特にメイスン
の従来の方式に付け加え、指の撓んでいる側面の部材が
ウィデマによって初めて取り入れられ特許を獲得してお
り、その後にカワタによって同じ概念を再び取り入れる
ことが試みられたものの、この部分に対する特許は棄却
された経緯がある。
【0009】しかしながら、これらの方式では三つの直
線の堅固な骨が三つの関節によって連結されそれぞれの
指をなしているという事実を形象化することに失敗し
た。手を曲げて棒を握る時、それぞれの指は関節でのみ
曲げられ他の部分は直線の状態が維持される。ウィデマ
やカワタが提示した単純曲線構造の指の側面の部材では
曲げられた指の甲の部分の輪郭が、いくつかの直線から
なされたものをそのまま守ることができない。
【0010】このような構造上の不適合性の問題も指の
部分の曲率が小さくなるように作られた手袋の場合には
現れないが、曲率が大きくなるように作られた手袋では
第1図に示されているように関節の間に指の甲の部分で
手袋が指に密着せず、離れる現象が著しくなる。もっと
進めてもしゴルフクラブのグリップを完全に把指した手
および指の曲率と同じ大きさの曲率を持つ手袋を作る
時、ウィデマやカワタが提示した側面部材を用いれば、
指の甲側の関節の間の部分で手袋と指は完全に離れゴル
フ手袋において必須の弾力的な密着感を完全に喪失する
ようになる。したがって、ウィデマやカワタの発明は理
論的ではあるが実際に指の部分の曲率が比較的に小さい
手袋にのみ局限せざるを得なかった。
【0011】ウィデマやカワタの発明が持つ二番目の欠
陥はそれぞれの指の部分が第一の関節では曲げられるこ
とがないという点であり、これは把指時に手は第一の関
節でも曲げられるという事実と食い違う。ゴルフクラブ
のグリップが握られる時、指が曲げられる程度は第2、
第3関節ではそれぞれほとんど同じことであるものの、
第1関節では人差指から小指にいくにつれて曲げられる
程度が次第に増加する。手袋を作る時、手全体の上下側
面の部分に人差指と小指の先の部分から手首の部分まで
つながる側面の部材をそれぞれ使用し、これがゴルフク
ラブのグリップを把指した手と指の曲げられた関節の甲
側面の形状にそのまま従うようにしなければならない。
【0012】しかしウィデマとカワタは短い甲側面の部
材を使用したり第1関節に対しては言及せず、むしろそ
れぞれの指の側面の部材の曲率に変化を与えた。メイス
ンやウィデマの発明が持つもう一つの欠陥は手の甲部分
より短く作られた手のひらの部分が手袋の反復使用によ
って伸びてしまい、結局手のひらの部分において浮き上
がり皺ができる現象が再び甚だしくなるという点であ
る。
【0013】ゴルフでは一般的に手袋を両手に着用しな
い。手袋はゴルフクラブのグリップの先の部分側を取る
手−だいたい左手にのみ着用するが−その理由はこの手
がゴルフクラブのグリップのねじりを防いでくれる重要
な役割をするためである。残りの他の手はねじり抑止機
能に関する限り、その機能が小さいため手のひらに水膨
れができないように保護したり把指を補強する必要がな
い。
【0014】しかしながら、手袋を着用した手も綿密に
観察してみれば手袋による保護および把指の補強が手全
体に全部必要であるものではないということが分かる。
なぜならば、ねじり抑止のための把指は主に中指、薬指
および小指の手のひらの手首側の下部および親指の筋肉
部によってなされ、その他の部分は残りの他の手と同じ
くその役割があまり重要でないためである。
【0015】最初に在来の手袋がゴルフに取り入れられ
たのは手袋が手の水膨れを防ぐことについて、知られた
唯一な手段であったためであったものの、その後、いろ
いろな手袋の発明者によって指摘されたように、手のひ
らの部分の浮き上がり皺ができる現象のため在来の手袋
は一般的にゴルフクラブのグリップを把指するには不適
合であるという結論が得られるようになった。さらにゴ
ルフ競技者や手袋の設計者がいままで認識できなかった
のは把指の補助手段として手全体を全部覆う多目的形の
手袋が必要であるのではなく把指のためという単一目的
だけで発明された特殊手袋が必要であるという事実であ
る。把指の補助手段は手全体を覆う在来式の手袋の形態
を持っていなければならないという固定観念のためゴル
フ手袋の構造設計上の力学的な改善を行うことが今まで
遅延されてきたのである。
【0016】指の先の部分がない半手袋の製作に対する
試みもあったものの、よく知られているように中指、薬
指および小指の先の部分がなくては手袋は把指の補助手
段としての機能を大きく失うことになるためこれは力学
的にむしろ退歩した例である。
【0017】ゴルフクラブのグリップが手袋を着用した
手に把指される時、ゴルフクラブのグリップは手の刃部
と生命線の間の肉付きと人差指の第2、第3関節の間の
部分に至る対角線上に置かれるようになる。中指、薬指
および小指の三つの指はゴルフクラブのグリップを螺旋
形に覆い握るようになるが、在来式の手袋の場合、指の
ひら部分と上側面の部材をつなぐ裁縫線がゴルフクラブ
のグリップの表面と指のひら部分の間の接触面上に置か
れるようになり圧力を受けるため着用者は不便を感じる
ようになる。
【0018】フジタはこの問題の解決策としてアメリカ
合衆国特許番号3,548,414 号に登録されているように、
指のひら部分の展開形状を第2関節の部分で人差指に向
かい食み出すようにし、裁縫線と共に曲げられるように
した。しかし、フジタはそれぞれ指の上下両側面の部材
の幅を同じくし、指の先に至る残りのひら面の部分は直
線にすることによって、完成された指がねじるようにな
り、それぞれ指の上側面の部材と甲部分面を結ぶ裁縫線
が指の第2関節後側中央の方にずれるようになるが、手
袋によって手に加える圧力がこの部分で一番大きいため
に裁縫線で指の後面の皮膚を押すことになりまた指全体
がねじれるため着用者は不便を感じるようになるという
欠陥があった。
【0019】カマタもやはりアメリカ合衆国特許番号4,
514,861 号で同じく同問題に対する解決策を試みたが、
指の側面部材を指のひら、甲部分と裁縫する時、指の部
分を予めねじってくれる方法を選んだ。しかしながら、
カマタの方法もやはりフジタの発明と同じ欠陥があった
が、それは上下側面の部材が互いに同じ幅を持つように
設計されたためである。
【0020】手でゴルフクラブのグリップを握る時、中
指、薬指および小指の三本の指は図2(a)と図2
(b)に図示されている通り、第1関節と第3関節の間
の部分でその断面が台形に変更するものの、指の部分が
ねじられるのではないため上側面の部材が下側面の部材
より幅が狭く設計されなければならないという事実がこ
れによって明らかになる。ゴルフ手袋の指部分がこのよ
うに作られれば裁縫線はそれぞれ台形の四つの頂点を通
過するようになりゴルフクラブのグリップと指のひら、
甲部分の間の力が加える接触面上に直接挟まれないよう
になる。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は従来のゴルフ手
袋が持っている上記の問題点を円満に解決してくれる新
しいゴルフ手袋の設計に関するものである。本発明のい
ろいろな特徴は次のように細分化することができるが、
親指と人差指の部分がなく、中指、薬指、小指などの三
本の指の部分を持つ手袋;上記の三本のそれぞれの指の
部分がゴルフクラブのグリップを完全に把指した状態の
曲率を有す手袋;外辺と内辺を持つ指の側面の部材;ゴ
ルフクラブのグリップを完全に把指した状態で曲げられ
た指の関節の甲面形状を持つ二つの短い弧によって連結
される三つの直線から構成されたそれぞれの指の側面部
材の外辺と、ゴルフクラブのグリップを完全に把指した
状態で曲げられた指の内面の曲率を持つそれぞれの指の
側面部材の内辺;手袋が完成された時、第1関節と第3
関節の間の部分で既存手袋の指の側面部材に比べて、よ
り狭い上側面の部材と、より広い下側面の部材によって
台形形状の断面を持つ指の部分;指の全面の部分と後面
の部分を結び、その時、手袋に発生する環形の引張力線
が把指されたゴルフクラブの主軸と垂直になることによ
って手袋のひら面全体から浮き上がり皺ができる現象を
完全に除去する役割をする手のひらの引張帯;手のひら
の部分からゴルフクラブの主軸に平行な力の作用線を形
成している親指部の結束帯と手首を回る引張力線を発生
させる手首部の結束帯;手袋が濡れた時、永久の引張変
更が行われるのを防ぐため指部分のひら・甲面と手のひ
らの部分を縫う補強糸;手袋が完全に濡れた時にもねじ
りに対する抵抗力を維持するために手のひらの部分に裁
縫するものであって、表面に刃が鋭に縞模様がゴルフク
ラブの主軸と平行な方向で細く刻まれた一つまたは多数
の薄い摩擦帯から構成される。
【0022】
【作用】このように完成された手袋は着用がとても容易
である。まず上記の引張帯のマジックテープを結束する
前、完全に開かれている空間を通じて三本の指を挿入し
た後、ゴルフクラブのグリップを完全に把指した状態で
手のひらの引張帯、手首部の結束帯、そして親指部の結
束帯の順序でマジックテープを結束し手袋を着用する。
【0023】親指と人差指は露出しており指の部分は把
指形状の曲面をなしており、手のひらの部分は浮き上が
り皺ができることがないため、ゴルフクラブの動作を鋭
く感知することができるという利点がある。指の部分の
断面を台形形状にすることによって裁縫線が力を加える
接触面の外へ外れるため着用者は不便を感じないように
なる。増大されたねじり抵抗機能によって着用者は最小
限の力だけでゴルフクラブのグリップを把指することが
できるようになり、その結果ゴルフクラブのヘッドのス
ピードが増え、把指圧力がよりよく調節される効果が得
られる。
【0024】本発明の主な目的は手袋のひら部分の全体
に浮き上がり皺ができることがないようにし着用者がど
んな場合でも、とても小さい力だけでもゴルフクラブの
グリップをねじることがなく堅く把指できるようにする
新しいゴルフ手袋を提供するものである。
【0025】本発明のもう一つの目的は手袋をゴルフク
ラブのグリップのねじりに対する把指において主要な役
割をする中指、薬指、小指の部分だけから構成し、親指
と人差指は露出された状態に置きゴルフクラブのグリッ
プの動作に対する直感を向上させ、合わせて脱着が容易
で簡単なゴルフ手袋を提供することにある。
【0026】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本発明を詳細
に説明すれば次の通りである。
【0027】本発明によって完成されたゴルフ手袋は三
本の指、中指、人差指および小指の手袋(10)であっ
て、とくに図3(a)、図4および図5には左手用手袋
が斜視図として図示されている。親指と人差指の部分は
把指されたゴルフクラブのグリップの動作に対する感覚
を損なわないため除去された。ゴルフ手袋(10)の着
用と結束は手がゴルフクラブのグリップのハンドルを完
全に把指した形状になってから初めて可能であるという
ことが分かる。本発明のゴルフ手袋(10)は図6に図
示されているようにひら部分(11)、図7に図示され
ているように甲面部(12)、そして図8(a)〜図8
(d)図に図示されている通り指の側面の部材(13−
17)と手全体の下側面の部材(18)から構成され
る。
【0028】図1に図示されている通り、単純な曲線の
側面の部材を持つ在来式の手袋は甲面部分(19)とゴ
ルフクラブのグリップを完全に把指した指の実際の甲形
状(20)間に発生する構造的な不適合性によって手袋
が完全な把指曲線を持つように指の部分の曲率を増加さ
せるには限りがある。手袋の指の甲面部分は大体関節の
部分(24および24a)でのみ指と接触するため手袋
と指の間に空間(21,22および23)が形成されゴ
ルフ手袋に必須的な密着着用を低害する。ゴルフ手袋で
指の末先部分(25)はねじり防止のために一番重要な
部分の一つで、ゴルフクラブが指の反対方向(26)に
ねじれることを防ぐために合う把指効果を引き起こすた
めには指の先に堅く密着されなければならない。
【0029】従来の方式の単純な曲線の手袋ではゴルフ
クラブのグリップがねじれを受ける時、指の甲面部分の
緩んでいる手袋の剰余部分が指先の部分を越え、指のひ
ら面の方にたやすく引き寄せられるが、この時ゴルフク
ラブはあまり抵抗をせず回転をするようになる。それば
かりではなく、手袋の指の甲面部分(19)が指の甲面
(20)にぴんと密着されているのではないため、手袋
の指の甲面部分(19)の両辺に縫い合わせられる指の
側面部材は手袋の指のひら部分(19a)によってゴル
フクラブのグリップの接線方向にたやすく引っ張られる
ようになり、手袋の指のひら部分(19a)が特別な抵
抗せずにゴルフクラブのグリップをねじる方向(26)
へ引かれることになる。
【0030】このような問題を避けるために上記の在来
式の手袋では実際の把指曲率より小さい曲率の指の側面
の部材を使用していたものの、ゴルフクラブのグリップ
を完全に把指する時、発生する曲率の増加分によって手
袋の指の甲面の部分が伸びることによって指の甲面に密
着できるように試みた。しかし手袋の設計の曲率と実際
の把指の曲率間の差のため、手袋の指の甲面部分が伸び
るばかりでなく、ひら部分に皺ができるためにそのよう
な手袋について主張してきた特性と一致しない。また指
の甲面の部分が伸びるとしてもそのような構造的な不適
合性が完全に除去されるのではないため着用時の密着感
もむしろ直線形の指の部分を持つ従来の手袋に比べて落
ちる。
【0031】在来式の単純な曲線が持つ制限された曲率
の問題を解決し、上記で言及した欠陥のない完璧な把指
曲率を正確に得るためには図8(a)〜図8(d)に図
示されているように、指の側面の部材(13−17)と
手の全体の下側面の部材(18)が使用されなければな
らない。中指の上側面の部材(13)を例として挙げれ
ば、外側面(13a)は三本の直線部分とこれらを結ぶ
関節形状の二つの小さい弧(13b,13c)からなさ
れるものの、指は関節でのみ曲げられ、残りの部分は直
線で残っているという事実に伴うものである。同側面部
材の内側辺(13d)の輪郭は把指されたゴルフクラブ
のグリップの外形輪郭と同じである。
【0032】ゴルフクラブのグリップを握る時、手は指
の第1関節でも曲げられる。このような事実に合う手袋
を作るためには小指と人差指の先から手首の線に至るよ
うに手の全体に対する下側面の部材と上側面の部材と上
側面の部材を置き、ゴルフクラブのグリップを握った状
態の手の側面の形状に沿わせなければならない。しか
し、本発明の三本の指の手袋ではゴルフクラブのグリッ
プを把指した手に着用した手袋の全体の形状を決定する
ために手の下側面の部材(18)だけを使用することで
十分である。
【0033】図2(b)には第1関節と第3関節の間の
区間で、従来の手袋の三本の指の各断面形状が図示され
ている。指が下膊部の軸(33)の方向に締められると
同時に手のひらに対角線の方向へ把指されたゴルフクラ
ブのグリップ(32)を圧迫するため、指の断面は台形
形状(27,28,29)に変形し、指の上側面の部材
とひら部分を結ぶ裁縫線(34,35,36)がゴルフ
クラブのグリップの表面と指の間の圧迫接触面上に置か
れるようになる。そればかりではなく、指の下側面の部
分とひら部分を結ぶ裁縫線(38,39,40)は台形
の断面の下辺上に置かれるようになる。このような問題
点は在来のどんなゴルフ手袋の設計でも言及したことが
なく、よって単純な曲線の指の側面の部材や指のひら面
の部分の撓まれた両辺について主張される利点が事実上
の実効を実らせなかったものの、その理由は手袋の設計
の構造が指の実際の構造と異なり上記の裁縫線の周辺に
皺が形成されたためである。
【0034】本発明では図3(b)と図8(a)〜図8
(d)で示された通り手袋が変形した指の台形の断面に
合わせるために在来式の手袋に比べて指の上側面の部材
(13,15,17)を幅を狭く作り、指の下側面の部
材(14,16)と手全体の下側面の部材(18)の幅
を広く作る。より具体的に図2(b)の中指(27)を
例にあげれば、従来の手袋では上側面の部材(30)と
下側面の部材(31)の幅が互いに同じであったもの
の、本発明では指のひら部分と上側面の部材の間の裁縫
線(34)が新しい位置(37)へ移っていく一方、指
のひら部分と下側面の部材の間の裁縫線(38)はまた
異なる新しい位置(41)へ移っていく。結局本発明は
図3(b)で見られるように裁縫線はそれぞれの台形の
四つの頂点を通過するように配置され、特に第1関節と
第3関節の間の区間で上側面の部材より狭く、そして下
側面の部材は、より広く設計される結果を引き起こすよ
うになったものである。
【0035】図6に図示された手袋のひら部分(11)
は中指のひら部分(42)、薬指のひら部分(43)、
小指のひら部分(44)、手のひらの引張帯(45)、
親指部の結束帯(47)、手首の結束帯(51)などで
構成される。指のひら部分は側面の部材の内側辺と縫い
合わせることができるように長さを短くし、両側辺が指
全体の長さにかけて人差指に向かって食み出るように設
計した。
【0036】手のひらの引張帯(45)は完全に把指さ
れたゴルフクラブのグリップの主軸(50)に対してだ
いたい垂直になる主力線(49)の方向に引張され、多
数の弾性要素(52,53,54)とマジックテープ
(46,55)がこれに着けられる。これらのうちの一
つの弾性要素(54)は手首部の弾性要素(57)と連
結され、内側辺(18a)を通じて下辺(72b)に縫
い合わせられる手全体の下側面の部材(18)を横切
り、手袋の甲面部(12)まで延長される。手のひらの
引張帯(45)はまた多数の換気孔(56)を持つ。親
指筋肉カバー部分(80)は親指の第1関節の付近の人
差指の面に水膨れが形成されることを防ぐために作られ
たものである。
【0037】親指部の結束帯(47)には一つの弾性要
素(58)とマジックテープ(48)が付着されるもの
の、このマジックテープは手袋が着用される時、手のひ
らの引張帯(45)上にある反対側のマジックテープ
(55)に結束される。親指部の結束帯の凹部分(8
1)は中指のひら部分と上側面の部材の間の裁縫線が親
指部の結束帯(47)が結束される時、直接加わる力に
よって剥がれるのを防いでくれる役割をする。
【0038】手首部の結束帯(51)には一つの弾性要
素(60)が別途に着けられ3重の裁縫線によって手袋
のひら部分(11)に裁縫されるものの、これは手袋が
使用中でない場合、手のひらの引張帯(45)と部分的
に重ねるようになる。一つの補強用部材(59a)が手
のひらの引張帯と手首部の結束帯(51)の交差点の内
側面に堅く裁縫されるものの、手袋の着用時に加えられ
る力によって同部分が引き裂かれることを防ぐ役割をす
る。曲げられた手首線(51a)の角度(62a)は下
膊部の軸に対して50度乃至90度の範囲内で連続的に
変化する。
【0039】上記の手袋のひら部分(11)はゴルフク
ラブの主軸(50)に対してだいたい垂直の方向と指の
ひら部分の換気孔に沿って平行な方向に補強糸(11
a)によって縫われるものの、これは手袋が汗や雨に濡
れた時、永久引張変形が起こるのを防ぐためのものであ
る。
【0040】手袋の引張帯(45)の主力線(49)は
完全に把指されたゴルフクラブの主軸(50)にだいた
い垂直になるため、主力線(49)と下膊部の軸(6
1)の間の角度(62)はだいたい40度ぐらいにな
り、+20度乃至−20度の範囲内の変化が可能であ
る。主力線(49)は同じ範囲内で連続的に変化する角
度を持つ曲線から構成されることもできる。
【0041】一つまたは多数の薄く柔軟な摩擦帯(11
b)が手袋の全面の手のひらの部分に裁縫されることに
よって、手袋の反ねじり抵抗力を大きく増加させる。摩
擦帯(11b)の両面にはぎざぎざ模様が把指されたゴ
ルフクラブの主軸(50)に並んで刻まれている。この
ぎざぎざ模様がゴルフクラブのグリップのハンドル表面
と手袋に刻まれ反ねじりモーメントをゴルフクラブのグ
リップにとても効果的に伝えることができるものの、こ
れは手のひらの引張帯(45)に張力があってこそ可能
である。このように向上したねじり抵抗力はゴルフ手袋
が雨あるいは汗に濡れた場合にも減少することがない。
【0042】図7に図示された手袋の甲面部分(12)
は中指の甲面部分(62)、薬指の甲面部分(63)、
小指の甲面部分(64)、二つのマジックテープ(6
5,66)および手首部の結束帯(67)から構成さ
れ、同手首の結束帯に付着されている弾性要素(57)
は手の全体の下側面の部材(18)を横切り、手のひら
の引張帯(45)上の弾性要素(54)と連結される。
マジックテープ(65)の縁(70)はだいたいゴルフ
クラブの主軸(50)に平行であり、手袋の着用時、手
のひらの引張帯(45)の主力線(68)に垂直にな
る。指の甲面の部分は指の側面部材の部分的な直線形の
甲側辺と縫合できるように十分に長く設計される。下辺
(72)は手全体の下側面の部材(18)の甲側面(1
8b)に縫合される。ゴルフクラブの主軸(50)にだ
いたい垂直である主力線(68)と下膊部の軸(61)
の角度(71)は約40度ぐらいになり、+20度乃至
−20度の範囲内の変化が可能である。手袋が濡れた場
合、永久引張変形が発生することを防ぐために手袋の指
の甲面の部分は補強糸によって換気孔に沿って縫われ
る。
【0043】本発明によって完成されたゴルフ手袋は手
をまずゴルフクラブのグリップのハンドルを完全に把指
した形状で作ってからこそ着用が可能である。本手袋に
は親指と人差指部分がないため、結束帯が結束される前
に完全に解放された空間を通じて手袋の三本の指の部分
に中指、薬指および小指をたやすく挿入させることがで
きる。
【0044】その後、図3に図示されているように、手
袋のひら部分(11)が手のひらに付着されゴルフクラ
ブの主軸(50)と垂直になる主力線(49)の方向へ
引張された状態で、各着用者の把指特徴に合わせゴルフ
クラブのグリップに握られる。ゴルフクラブのグリップ
がこのように握られ、親指をゴルフクラブのグリップに
沿って真っ直ぐ伸びた状態で、手のひらの引張帯(4
5)は主力線(49)方向に引張力を維持しつつ、卵形
の親指筋肉(73)の回りを包むようになる。
【0045】ゴルフクラブのグリップが完全に把指され
た時、親指筋肉の主軸(74)がだいたいゴルフクラブ
のグリップの主軸(50)と平行になるため、手袋が着
用されるあいだ、主力線(49)の方向はゴルフクラブ
のグリップの主軸(50)に対してだいたい垂直を維持
するようになる。多数の換気孔(56)がある親指の筋
肉(73)部分の手袋は伸縮性としてもいいため手のひ
らの引張帯(45)が親指筋肉が持っている卵形にたや
すく成型される。また、手のひらの引張帯(45)は着
けられた弾性要素の助けで側方向の運動が自由であるた
め、親指の筋肉を包む時、主力線(49)方向に多少の
変動を与えることができるため、個人的な把指特性によ
って手袋を調節することが可能となる。
【0046】図5のように手のひらの帯(45)が結束
された時、環形の引張力線(75)がゴルフクラブの主
軸(50)にほとんど垂直となる平面上で形成されるも
のの、この線に沿って作用する引張力によって手袋の指
のひら面部と甲面部が各指の第1関節に向かって引き寄
せられ、手袋が指先の部分とよく密着できるようにす
る。何よりも本発明の独特な点は手によってゴルフクラ
ブのグリップが握られる時、手袋のひら面部は浮き上が
り皺ができることがないのはもちろん、ゴルフクラブの
主軸(50)に垂直である方向に作用する引張力によっ
て弾力が維持されるということである。
【0047】手首部の結束帯を引き寄せマジックテープ
(66)に結束する時、弾性要素(57)が増え生命線
と手の刃部の間の肉部分(76)が追加に引張される。
手首部の結束帯は、また手のひらの引張帯(45)が親
指筋肉の末端の手首線の付近の位置(77)から親指の
先に向かって滑るのを防ぐことによって、手袋が着用さ
れた時、構造的に安定されるように手伝う。親指の結束
帯(47)上のマジックテープ(48)が手のひらの引
張対上の相手のマジックテープ(55)に結束される
時、手袋の手のひらの部分にもう一つの引張力線(7
8)がゴルフクラブの主軸(50)に平行に形成され、
これが手袋の構造的な安定性をもっと向上させる。その
理由は手袋の手のひらの部位が互いに直交する二つの方
向に締められる時、手袋はより確実に手の上に固定され
るためである。一つの補強部材(82)が中指の上側面
の部材、中指の甲面部位およびひら面部分を縫合する裁
縫線を横切り、開けている縁に沿って堅く裁縫し付着さ
れる。
【0048】
【発明の効果】以上で完全な把指の曲率を持つ三本の指
の部分、独特な方向に力を作用させる手のひらの引張
帯、親指の結束帯、手首の結束帯および単一あるいは多
数の摩擦帯などから構成された新しいゴルフ手袋につい
て詳細に叙述した。よって部分的には直線形である指の
部分の甲面輪郭と台形の指の断面を利用し、完全な把指
曲率を持つ手袋が制作できるようになり、手のひらの引
張帯がゴルフクラブの主軸に対して垂直で引かれる時、
手袋のひら面部全体に引張力が加えられ、どんな場合に
おいても手袋が浮き上がり皺ができる可能性が徹底的に
排除されたという事実が、手袋の分野に従事する専門人
に今は明らかに認識されるものであると言える。本発明
の出願人が知っているところによれば、従来のゴルフ手
袋では把指されたゴルフクラブの主軸に対してぼとんど
垂直の方向に力の作用線を形成しようとする試みはまだ
なかった。完全な把指曲率を持つ本発明のゴルフ手袋は
既存の概念から拡張して作ることのできない新しい観念
である。
【0049】一方、指の第1関節と第3関節の間の区間
で幅を狭くとった上側面の部材と幅を広くとった下側面
の部材を使用し、裁縫線を上述した台形の断面の頂点の
位置へ移すことによって、結局スイング時にゴルフクラ
ブの運動を鋭く感知することができ、この効果は親指と
人差指が露出されているためもっと際立つことになる。
手のひらの部位に付着された薄い摩擦帯が持っている長
所は従来の手袋では得ることができず、本発明のように
手袋のひら面部がゴルフクラブの主軸と垂直となる方向
に引張力が加えられる状態にある時だけが有効である。
このように向上した反ねじり抵抗力のため着用者は手袋
が完全に濡れた場合にも最小限の力だけでゴルフクラブ
のグリップのハンドルを完璧に把指することができるよ
うになり、その結果、ゴルフクラブのヘッドのスピード
が増加しボールの方向がより調整しやすくなる効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は単純な曲線からなされた指の側面部材を
有するように製作された在来ゴルフ手袋の指部分と指が
ゴルフクラブのグリップを握った状態の断面図であっ
て、手袋の甲部分の単純曲線と、いくつかの直線からな
された実際の指の甲部輪郭との間に現れる構造的な不適
合性を見せてくれる。
【図2】図2(a)は従来の手袋を着用してゴルフクラ
ブのグリップを完全に把指した状態の斜視図である。図
2(b)は図2(a)に示された手袋の三本の指つまり
中指、薬指および小指それぞれの第1、第3関節の間の
断面図であり、梯形形状の断面を見れば裁縫線が力が加
わる接触面上に置かれるようになることが分かる。
【図3】図3(a)は本発明によって作られた手袋がゴ
ルフクラブのグリップを握っている状態の斜視図であっ
て、マジックテープを結束する前に手の形状がゴルフク
ラブのグリップを完全に握った状態になっていなければ
ならないということを予め示してくれる。図3(b)は
図3(a)に示されている手袋で上記三本の指それぞれ
の断面図であって、裁縫線の幅を狭くとった上側面の部
材と幅を広くとった下側面の部材からなされた各梯形断
面の四つの頂点を通っていることを予め示してくれる。
【図4】図4は本発明によって作られた手袋が手に着用
された状態の斜視図であって、指の下側面の部材と手全
体に対する下側面の部材を見せてくれる。
【図5】図5は図4と同じ状態の斜視図であって、ゴル
フクラブのグリップを完全に把指した時の結束されたマ
ジックテープと、この時、手袋に形成される環形および
線形の引張力線を図示している。
【図6】図6は本発明によって作られた手袋の全面部と
手のひらの引張帯の展開図であって、指の側面部材およ
び手袋の後面部と結合される前の模様である。
【図7】図7は手袋の甲部の展開図であって、対角線方
向に置かれているマジックテープの縁が把指されたゴル
フクラブのグリップの主軸とだいたい平行になされてい
る。
【図8】図8(a)は中指の側面部材の展開図である。
図8(b)は薬指の側面部材の展開図である。図8
(c)は小指の上側面部材の展開図である。図8(d)
は手全体および小指に対する下側面部材の展開図であ
る。
【符号の説明】
10 手袋 11 ひら面部 11a 補強糸 11b 摩擦帯 12 甲面部 13乃至 17 指の側面部材 21,22 および23 空間 30 指の上側面の部材 31 指の下側面の部材 32 ゴルフクラブのグリップ 34,35 および36 裁縫線 47 結束帯 52,53 および54 弾性要素 46,55,65および66 マジックテープ 50 ゴルフクラブの主軸 61 下膊部の軸

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側辺の全長にわたり人差指に向かっては
    みだしている、中指部,薬指部および小指部の手のひら
    側部分が形成されており,指の手の平側部分の接合点か
    ら手のひらの引張帯が伸び,中指部の手のひら側部分と
    手のひらの引張帯の接合点から着用者の下膊部の軸に対
    して略垂直に伸びてゆく親指部の結束帯が形成されてお
    り,着用者の下膊部の軸に対して50度乃至90度の範
    囲内で連続的に変化する角度を持つ手首の線が形成され
    ており,手のひらの引張帯と手首線の間の部分に手首部
    の結束帯が裁縫されている手袋の手のひら部と、 中指部、薬指部および小指部の手の甲面の部分が形成さ
    れており,把指されているゴルフクラブの主軸に略平行
    となる縁をもつマジックテープが付着されており,もう
    一つのマジックテープが付着されている手首部の結束帯
    と手首の線が形成されている手袋の手の甲部と、 それぞれの指の手の甲側部分に相応する側辺に縫合する
    外側辺とそれぞれの指の手のひら側部分に相応する側辺
    に縫合する内側辺を持つそれぞれの指の側面部材と、 手袋の手の甲部の下側辺に沿って小指先から手首線まで
    至るように裁縫される外側辺と,手袋の手のひら部の下
    側辺に沿って小指部の先から手首線まで至るように裁縫
    される内側辺を持つ手全体に対する下側面の部材と、 多数の弾性要素が付着されており,このうち手首線に位
    置した弾性要素は、手の全体に対する下側面部材を横切
    り,手の甲部の手首部の結束帯までつながり,末端に位
    置したマジックテープは相応する手の甲部のマジックテ
    ープに結束されるように形成された手のひらの引張帯
    と、を有し、 手のひらの引張帯は、手のひらの引張帯と内面部に付着
    される手首部結束帯との間の接合点付近の手のひらの引
    張帯上に固定さているもう一つのマジックテープを有
    し、このマジックテープを一つの弾性要素とマジックテ
    ープを持つ親指の結束帯の上に止めることにより締結す
    る、ゴルフ手袋。
  2. 【請求項2】第1項において、指の側面部材の外側辺は
    三本の直線部分とこれらを連結する、ゴルフクラブのグ
    リップを把指した指の関節の甲部の形状を持つ二つの小
    さい弧から構成され、内側辺はゴルフクラブのグリップ
    を把指した手のひら面部の曲率を持つようにしたゴルフ
    手袋。
  3. 【請求項3】第1項において、各上側面の部材は指の第
    1関節と第3関節の間の区間で幅が狭くなり、各下側面
    の部材と手全体に対する下側面部材は指が上記の区間で
    幅が広くなり、ゴルフクラブのグリップを完全に把指し
    た場合、それぞれの指がだいたい台形に変形した断面を
    持つ実際の把指形状に適合するように設計されたゴルフ
    手袋。
  4. 【請求項4】第3項において、各指の部分の裁縫線が台
    形断面の四つの頂点を過ぎるようにし、裁縫線が指の間
    あるいはゴルフクラブのグリップと指の間の圧迫・接触
    面の縁に沿って置かれるようにしたゴルフ手袋。
  5. 【請求項5】第1項において、手全体の下側面の部材は
    その外側辺が、指の末端部から次第に二つの直線部分と
    外にはみだした一つの大きい弧が小指の関節形状の二つ
    の小さい弧によって連結され、これから手首線まで長く
    つながる直線の部分から構成され、同部材の内側辺は、
    指の末端部から次第に把指されたゴルフクラブのグリッ
    プの表面曲率によって決定される内側に凹の弧、中側に
    凸の弧および一つの直線部分がスムーズに連結され手首
    線に至るように構成されたゴルフ手袋。
  6. 【請求項6】第1項において、手のひらの引張帯の主軸
    はゴルフクラブの主軸にだいたい垂直となったり、着用
    者の下膊部の軸に対して20度乃至60度の範囲内で変
    更する角度を持つように構成されたゴルフ手袋。
  7. 【請求項7】第6項において、手がゴルフクラブのグリ
    ップを完全に把指した状態で手のひらの引張帯が結束さ
    れる時、環の形の引張力線がゴルフクラブの主軸に対し
    てだいたい垂直となる平面上に形成され、手のひらの引
    張帯はこの線に沿って作用する引張力を維持し、手袋の
    指の手のひら側と指の手の甲側を互いに連結する役割を
    果たし、手袋の手のひら部に浮き上がり皺を生じさせな
    いゴルフ手袋。
  8. 【請求項8】第1項において、手袋の手のひら部分には
    一つまたは多数の摩擦帯が裁縫され、摩擦帯の両面には
    ぎざぎざ模様が手に完全に把指されたゴルフクラブの主
    軸にほとんど平行に刻まれ、手袋が完全に濡れている状
    態でも向上した摩擦力が維持されるゴルフ手袋。
  9. 【請求項9】第1項において、親指の結束帯が結束され
    る時、もう一つの引張力線がゴルフクラブの主軸とだい
    たい平行となる方向に、手のひら部分で形成され、手に
    着用された手袋の構造的な安定性を向上させるゴルフ手
    袋。
  10. 【請求項10】第1項において、手の引張帯の上の換気
    孔はゴルフクラブの主軸と平行な方向にたくさんの列を
    なすことによって、同部分が手袋の伸縮性を向上させ、
    手のひらの引張帯が親指筋肉が持つ楕円形に変形させる
    ゴルフ手袋。
  11. 【請求項11】第1項において、一つの補強用部材が手
    のひらの引張帯と手首部の結束帯の交差点の内側面に堅
    く裁縫され手袋の着用時に加えられる力によって手袋の
    同部分が引き裂かれることを防ぐゴルフ手袋。
  12. 【請求項12】第1項において、もう一つの補強用部材
    が中指部の上側面の部材、中指部の手の甲部分および中
    指部の手のひら部分を横切り、開いている縁に沿って堅
    く裁縫され付着され強化されたゴルフ手袋。
  13. 【請求項13】第1項において、指の手の平側に多数の
    換気孔が撓まれた両辺に沿って平行に形成されるゴルフ
    手袋。
  14. 【請求項14】第1項において、手袋が汗や雨に濡れた
    時、永久変形が引き起きるのを防ぐため、手のひら部分
    はゴルフクラブの主軸に対してだいたい垂直方向へ、指
    の手のひら側と指の手の甲側は換気孔に沿って補強糸で
    縫うことによって強化されたゴルフ手袋。
  15. 【請求項15】第1項において、親指部の第1関節の付
    近の人差指に向かう面に水膨れができることを防ぐため
    に手のひらの引張帯の上に親指の筋肉のカバー部分が形
    成されるゴルフ手袋。
JP14784594A 1993-11-09 1994-06-29 ゴルフ手袋 Pending JPH08107954A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/149791 1993-11-09
US08/149,791 US5423089A (en) 1993-11-10 1993-11-10 Golf glove

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08107954A true JPH08107954A (ja) 1996-04-30

Family

ID=22531809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14784594A Pending JPH08107954A (ja) 1993-11-09 1994-06-29 ゴルフ手袋

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5423089A (ja)
EP (1) EP0653171A1 (ja)
JP (1) JPH08107954A (ja)
KR (1) KR950013425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313165A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2010136732A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 San Glove Kk スポーツ用手袋

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5682611A (en) * 1996-09-13 1997-11-04 Kline; Samuel C. Thumbguard
US5740555A (en) * 1996-12-03 1998-04-21 Renegar; Robert M. Glove design for improved fit and utility
US6035442A (en) * 1997-09-19 2000-03-14 Marando; Don Sports glove for arthritis
US6049022A (en) 1997-11-10 2000-04-11 Tct Holdings, Llc Gripping bandage
US6035444A (en) * 1998-08-07 2000-03-14 Mcgrew; Mitchell Keith Freight handler's glove
FR2785820B1 (fr) * 1998-11-16 2000-12-22 Franck Olie Manique de gymnastique
US6035443A (en) * 1999-03-24 2000-03-14 Stanley L. Green Exposed palm golf glove for covering selected fingers of a golfer
JP3919433B2 (ja) * 2000-08-29 2007-05-23 美津濃株式会社 スポーツ用手袋
US20050034213A1 (en) * 2002-09-28 2005-02-17 Bamber Jeffrey V. Sports glove
CA2418711A1 (en) 2003-02-11 2004-08-11 Justin A. Salomon Thumb protector and method of protecting a thumb
US20040177430A1 (en) * 2003-03-11 2004-09-16 Gordon Lansing A. OthrGlov
US7623849B2 (en) 2003-11-13 2009-11-24 At&T Intellectual Property, I, L.P. Method, system, and storage medium for providing comprehensive originator identification services
US20060212990A1 (en) * 2005-02-01 2006-09-28 Henry Mattesky Stretchable, multi-layered gloves
US7882571B2 (en) * 2006-01-18 2011-02-08 Etonic Worldwide, Llc Golf glove with thumb support
US7337474B1 (en) * 2006-07-20 2008-03-04 Kenneth Godson Golf glove with grip positioning strap
KR100737845B1 (ko) * 2006-12-06 2007-07-13 김정용 바른 그립과 좋은 스윙을 위한 골프 장갑
US20090025120A1 (en) * 2007-07-24 2009-01-29 Thomas Vestling Tri-Finger Multi Sport Glove
ATE530077T1 (de) * 2007-09-21 2011-11-15 Li & Fung B V I Ltd Handschuh mit nicht hervortretender handflächenkonstruktion
US8261372B2 (en) * 2007-11-09 2012-09-11 Under Armour, Inc. Golf glove
US8225427B2 (en) * 2007-11-30 2012-07-24 Nike, Inc. Glove with gripping surface
US8225426B2 (en) * 2007-11-30 2012-07-24 Nike, Inc. Glove with gripping surface
US20090144880A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-11 Warren Desjardin Tri-finger sports glove
US20100037363A1 (en) * 2008-08-12 2010-02-18 Linda Oakman Impaired grip compensatory golf glove
US20100186140A1 (en) * 2009-01-29 2010-07-29 John Cuevas Ramirez Multi-sport hand covers and uses of said covers
IT1399433B1 (it) * 2010-04-07 2013-04-16 Dainese Spa Struttura elasticizzata e procedimento per realizzare detta struttura elasticizzata
US8925113B2 (en) 2011-02-21 2015-01-06 The Crew Stop Llc Protective hand covering
US8490217B2 (en) 2011-06-08 2013-07-23 Mechanix Wear, Incorporated Glove with index finger grip and impact guard
GB201118415D0 (en) * 2011-10-25 2011-12-07 Moss Russell A golf glove
US8443462B1 (en) * 2011-11-08 2013-05-21 Jamelle Brian Eugene Athletic grip enhancing finger gloves
US9642406B2 (en) 2012-02-16 2017-05-09 Henry James Kusjanovic Glove providing grip and dexterity
US20150026866A1 (en) * 2013-07-24 2015-01-29 Wells Lamont Llc Glove
US9643073B1 (en) * 2014-03-12 2017-05-09 Victory Grips Llc Exercise grip
US10702761B2 (en) 2014-03-12 2020-07-07 Victory Grips Llc Exercise grip
US10085498B2 (en) 2014-09-15 2018-10-02 Mechanix Wear, Incorporated Glove having reinforced fingertips
US9962594B2 (en) * 2015-06-17 2018-05-08 John C. Ramirez Sport performance gloves
USD841281S1 (en) 2016-10-18 2019-02-26 Mechanix Wear, Incorporated Glove

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2343220A (en) * 1941-01-17 1944-02-29 Wells Lamont Corp Curved glove
US2751598A (en) * 1954-06-28 1956-06-26 Benjamin B Romeo Golf gloves
US3152338A (en) * 1963-09-23 1964-10-13 American Astral Corp Glove
US3387306A (en) * 1966-11-03 1968-06-11 Korey John Golf glove
US3394408A (en) * 1967-07-27 1968-07-30 Randolph E. Bush Pair of golf gloves
US3548414A (en) * 1969-03-12 1970-12-22 Yuta Fujita Golf glove
DE2308245A1 (de) * 1973-02-20 1974-09-05 Kopp & Siegert Handschuh Anatomisch vorgekruemmter handschuh
US3863271A (en) * 1974-01-02 1975-02-04 Martin A Moroney Athlete{3 s glove and pad
US4051552A (en) * 1975-07-16 1977-10-04 Berkshire Leather Corporation Golf glove
US4329741A (en) * 1979-06-11 1982-05-18 Bach Merlyn F Golf glove
JPS5845750Y2 (ja) * 1981-09-25 1983-10-18 利之 川田 ゴルフ手袋
JPS59193470U (ja) * 1983-06-08 1984-12-22 鎌田利株式会社 ゴルフ用手袋
US4590627A (en) * 1985-04-01 1986-05-27 Marmon Company Curved glove construction utilizing elasticized threaded seams
US4691388A (en) * 1986-04-18 1987-09-08 Lynx Golf, Inc. Golf glove
US4751750A (en) * 1987-06-26 1988-06-21 Tgc Corporation Glove
US4882787A (en) * 1988-09-02 1989-11-28 Hull Harold L Golf glove
FR2669235A1 (fr) * 1990-11-16 1992-05-22 Salomon Sa Gant de sport.
US5146627A (en) * 1991-07-02 1992-09-15 Weiser Charles W Golf glove with reduced palmar area and method of making

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313165A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2010136732A (ja) * 2008-12-09 2010-06-24 San Glove Kk スポーツ用手袋

Also Published As

Publication number Publication date
EP0653171A1 (en) 1995-05-17
KR950013425A (ko) 1995-06-15
US5423089A (en) 1995-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08107954A (ja) ゴルフ手袋
US3863271A (en) Athlete{3 s glove and pad
US6704939B2 (en) Glove with palm grips
JP3919433B2 (ja) スポーツ用手袋
US5898944A (en) Athletic glove for gripping bats, clubs and racquets
US4525877A (en) Sports glove
US5761745A (en) Golf glove
JPH01321901A (ja) 高可撓性保護グローブ
JPH06121859A (ja) スポーツ用手袋
US5781931A (en) Method for making ergonomic gloves
US5664260A (en) Glove and method of making the same
JP2001149520A (ja) 野球用グラブ
US7058984B2 (en) Golf gloves
KR200422593Y1 (ko) 그립 파지력 강화밴드가 고정부착된 골프장갑
JPH0246389Y2 (ja)
KR200445774Y1 (ko) 손가락 밴드
US20190133221A1 (en) Golf glove with airflow vents
JPH09182825A (ja) 野球用手袋
KR101830578B1 (ko) 손가락절곡유지수단과 이를 구비한 골프용 장갑
JPH0742451Y2 (ja) ゴルフ用の手袋
KR200344207Y1 (ko) 골프장갑
JP6713444B2 (ja) 手のひら部分装着用カバー
JP3002749U (ja) ゴルフグローブ
JPH0334202Y2 (ja)
KR200297111Y1 (ko) 골프 장갑