JPH081076U - 金属製シート巻取り用紙管 - Google Patents

金属製シート巻取り用紙管

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JPH081076U
JPH081076U JP035094U JP3509492U JPH081076U JP H081076 U JPH081076 U JP H081076U JP 035094 U JP035094 U JP 035094U JP 3509492 U JP3509492 U JP 3509492U JP H081076 U JPH081076 U JP H081076U
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JP
Japan
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paper tube
winding
metal sheet
winding paper
curve
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Pending
Application number
JP035094U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 竹之内
Original Assignee
株式会社イーパック
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Publication date
Application filed by 株式会社イーパック filed Critical 株式会社イーパック
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Publication of JPH081076U publication Critical patent/JPH081076U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製シート(非鉄金属を含む)巻取りに際
し、中窪み状に巻取られることを防止して、金属製シー
ト(非鉄金属を含む)の波形変形を解消する巻取り用紙
管を提供することを目的とする。 【構成】 肉厚10mm〜50mm、巾寸法500mm
〜1600mm、内径寸法300mm〜610mmとな
される紙管の両側端から中央部分が0.5mm〜10m
m程度膨出する放物曲線(ナチュラルカーブ)となるよ
うに構成したことを特徴とする金属製シート(非鉄金属
を含む)巻取り用紙管。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスチール鋼板をその表面上に多量に巻取るようになす巻取り用紙管に 関する。
【0002】
【従来の技術】
薄肉のスチール用化粧鋼板は専ら紙管を芯管としてその外周面に巻取られるも のとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記巻取り製品は一例として0.3mm程度の肉厚で凡そ7000 m程度巻かれるのが普通であり、この際巻取り張力はその巻き初めでは専ら中央 に集中し後は徐々に両外方ヘ移動することから、即ち該張力変化により紙管上の 鋼板がその影響を受けて巻取り鋼板の内方へ残留歪みによる波形状の皺形を発生 させるのであり(急峻度が大きくなる)、これは巻き解して実際の製品加工に際 し規格寸法の切断に支障を来したり、外形に狂いを生じさせて品質低下を生じさ せる問題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決せんとするものであって、その特徴とするとろこは肉 圧6mm〜50mm、巾寸法700mm〜1700mm、内径寸法220mm〜 700mmとなされる紙管の両側端から中央部分が0.5mm〜5mm程度膨出 するインボリュート曲線(ナチュラルカーブ)となるように構成する。
【0005】
【作用】
本考案は紙管の中央部分が両側端縁より凡そ0.5mm〜5mm程度膨出する 構成のため、上記スチール鋼板の巻取りに当り巻取り形状が鼓状となって内方に 残留歪み発生の問題を生じさせないものとなる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案で使用される紙管1の断面形状であって、該紙管1の左右側端p ・pから中央部分mに向かう曲線fがL=0.5mm〜5mm程度膨出するイン ボリュート曲線(ナチュラルカーブ)に形成されて成る。 この際、紙管の肉厚tは6mm〜50mm、肉径寸法rは210mm〜700 mm、巾寸法Lは700mm〜1700mmとなされる設計である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上記構成のため、巻き初めの張力が大きく紙管中央部に掛かっても中 窪み状に凹むことが効果的に防止されるものとなるのであり、歪みによる波形変 形が解消されて品質向上に寄与すること大ならしめるものである。
【提出日】平成5年4月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金属製シート(非鉄金属を含む)をその表面上に多量に巻取るよう になす巻取り用紙管に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄肉のスチール用化粧鋼板及び非鉄金属鋼板は専ら紙管を芯管としてその外周 面に巻取られるものとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記巻取り製品は一例として0.3mm程度の肉厚で凡そ7000 〜10000m程度巻かれるのが普通であり、この際巻取り張力はその巻き初め では専ら中央に集中し後は徐々に両外方へ移動することから、即ち該張力変化に より紙管上のシートがその影響を受けて巻取りシートの内方へ残留歪みによる波 形状の雛形を発生させるのであり(急峻度が大きくなる)、これは巻き解して実 際の製品加工に際し規格寸法の切断に支障を来したり、外形に狂いを生じさせて 品質低下を生じさせる問題となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決せんとするものであって、その特徴とするところは肉 厚10mm〜50mm、巾寸法500mm〜1600mm、内径寸法300mm 〜610mmとなされる紙管の両側端から中央部分が0.5mm〜10mm程度 膨出する放物曲線(ナチュラルカーブ)となるように構成する。
【0005】
【作用】
本考案は紙管の中央部分が両側端縁より凡そ0.5mm〜10mm程度膨出す る構成のため、上記金属製シート(非鉄金属を含む)の巻取りに当り巻取り形状 が鼓状となって内方に残留歪み発生の問題を生じさせないものとなる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案で使用される紙管1の断面形状であって、該紙管1の左右測端p 、pから中央部分mに向かう曲線fがL=0.5mm〜10mm程度膨出する放 物曲線(ナチュラルカーブ)に形成されて成る。 この際、紙管の肉厚tは10mm〜50mm、内径寸法rは300mm〜61 0mm、巾寸法Lは500mm〜1600mmとなされる設計である。
【0007】
【考案の効果】
本考案は上記構成のため、巻き初めの張力が大きく紙管中央部に掛かっても中 窪み状に凹むことが効果的に防止されるものとなるのであり、歪みによる波形変 形が解消されて品質向上に寄与すること大ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる巻取り用紙管である。
【符号の説明】
1 紙管 p 左右側端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 金属製シート巻取り用紙管
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる巻取り用紙管である。
【符号の説明】 1 紙管 P 左右側端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉厚6mm〜50mm、巾寸法700m
    m〜1700mm、内径寸法220mm〜700mmと
    なされる紙管の両側端から中央部分が0.5mm〜5m
    m程度膨出するインボリュート曲線(ナチュラルカー
    ブ)となるように構成したことを特徴とするスチール鋼
    板巻取り用紙管。
JP035094U 1992-04-08 1992-04-08 金属製シート巻取り用紙管 Pending JPH081076U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035094U JPH081076U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 金属製シート巻取り用紙管

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JP035094U JPH081076U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 金属製シート巻取り用紙管

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JPH081076U true JPH081076U (ja) 1996-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101500513B1 (ko) * 2012-05-23 2015-03-09 주식회사 엘지화학 가이드 롤 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59128170A (ja) * 1983-01-10 1984-07-24 Toray Ind Inc フイルム巻取用コア
JPS61101373A (ja) * 1984-10-02 1986-05-20 アイシーアイ オーストラリア リミテイド フイルムロール用コア及びその形成方法

Patent Citations (2)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970520