JPH0810705A - 振動発生装置 - Google Patents

振動発生装置

Info

Publication number
JPH0810705A
JPH0810705A JP17375694A JP17375694A JPH0810705A JP H0810705 A JPH0810705 A JP H0810705A JP 17375694 A JP17375694 A JP 17375694A JP 17375694 A JP17375694 A JP 17375694A JP H0810705 A JPH0810705 A JP H0810705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
contact piece
motor
battery
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17375694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2615374B2 (ja
Inventor
Ryoichi Kobayashi
良一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP17375694A priority Critical patent/JP2615374B2/ja
Publication of JPH0810705A publication Critical patent/JPH0810705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2615374B2 publication Critical patent/JP2615374B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C2204/00Features not otherwise provided for
    • A61C2204/002Features not otherwise provided for using batteries

Landscapes

  • Brushes (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造にて確実に水の侵入を防止でき、
且つ、操作性も良好な振動発生装置を提供する。 【構成】 振動発生装置1は、筒状のケース9と、この
ケース9内に設けられ、振動を発生させるモータ5及び
それに給電するための電池8と、ケース9に設けられ、
モータ5への給電を制御するスイッチSWと、ケース9
に着脱自在に取り付けられ、スイッチSW及びケース9
を外側から被覆すると共に、一部をケース9に密接させ
てモータ5、電池8及びスイッチSWを水封する可撓性
防水カバー4とを備える。スイッチSWは、ケース9に
設けられた固定接片5Bと、ケース9外面に配置され、
固定接片5Bに離接自在とされると共に、固定接片5B
から離間するよう常時付勢された可動接片7とから成
る。防水カバー4は可動接片7に対応してケース9より
離間した握持部4Cを有し、この握持部4Cの手動締緩
により可動接片7が固定接片5Bに接触・離間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電動歯ブラシや
電動マッサージ器等に好適な振動発生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より電動歯ブラシは筒状の本体を構
成するケース内に、回転して振動を発生させるモータ及
び電池を収納すると共に、一端にブラシ部を設け、スイ
ッチを操作してモータを回転させることにより、ブラシ
部の先端に設けられたブラシを振動させて歯が磨けるよ
う構成されている。この場合、従来ではケースの側面に
透孔を形成し、当該透孔に本体の外側からモータON−
OFF用のスイッチを操作可能に取り付けられていたた
め、歯磨き粉や歯を磨いた後の洗浄水等がスイッチ周囲
からケース内に入り、内部のモータやスイッチの接点、
電池等を濡らして部品を損傷させ、或いは、漏電事故を
発生させる危険性があった。
【0003】そこで、例えば特開平1−224710号
公報(A46B13/02)では、本体の側面にゴムで
覆われたスイッチを設け、このスイッチを接触させてモ
ータを回転させると共に、本体の側面に取り付けられた
一方の操作子を押してスイッチを接触させ、もう一方の
操作子を押してスイッチを開放させている。このスイッ
チは電池、或いはモータ等を構成する電気回路に配線接
続されており、電池は電池押さえ蓋により本体に保持さ
れている。即ち、配線されたスイッチ部分をゴムで覆う
ことにより、スイッチ或いは本体内に水が入るのを防止
すると共に、電池は電池押さえ蓋により保持するもので
あった。
【0004】また、特開平5−274952号公報(H
10H3/08)では、筒状の本体のケースの一端に設
けられ裏蓋を回転してスイッチの接点を接触させると共
に、戻すことによりスイッチの接点を開放するように構
成していた。この場合、裏蓋を回転させるため、その回
転部分にどうしても隙間が発生して当該隙間からスイッ
チ内に水が入ってしまう。そのため、本体と裏蓋の隙間
にゴム製のパッキン(Oリング)を介在させて水がスイ
ッチ内に入るのを防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
ゴムを使用してスイッチ部分を覆ったり、或いは、ゴム
製のパッキンや蓋等を多用することにより、本体ケース
内に水が入らないように構成していたため、部品点数が
増加すると共に、スイッチを覆うゴムの形状が複雑な形
状になり、そのためスイッチの配線や取付作業が煩雑と
なる問題があった。
【0006】また、スイッチを操作してモータを回転さ
せ(ON)、使用を終えたときも再度スイッチを操作し
てモータの回転を停止(OFF)させていたため、使用
時の操作も煩雑であると共に、歯磨きを終えた後にスイ
ッチの操作を忘れた場合には、モータが回転したままと
なり電池が消耗してしまう問題もあった。
【0007】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、簡単な構造にて確実に水の
侵入を防止でき、且つ、操作性も良好な振動発生装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の振動発生
装置1は、筒状のケース9と、このケース9内に設けら
れ、振動を発生させるモータ5及びそれに給電するため
の電池8と、ケース9に設けられ、モータ5への給電を
制御するスイッチSWと、ケース9に着脱自在に取り付
けられ、スイッチSW及びケース9を外側から被覆する
と共に、少なくとも一部をケース9に密接させてモータ
5、電池8及びスイッチSWを水封する可撓性防水カバ
ー4とを備えており、スイッチSWは、ケース9に設け
られた固定接片5Bと、ケース9外面に配置され、固定
接片5Bに離接自在とされると共に、固定接片5Bから
離間するよう常時付勢された可動接片7とから成り、防
水カバー4は可動接片7に対応してケース9より離間し
た握持部4Cを有し、この握持部4Cの手動締緩により
可動接片7が固定接片5Bに接触・離間するよう構成し
たものである。
【0009】また、請求項2の発明の振動発生装置1
は、上記に加えてケース9は一端に電池8を納出するた
めの開口部9Aを備え、他端にモータ5の振動発生部を
備えると共に、防水カバー4は一端を開口し、この開口
よりケース9の開口部9A側を挿入するよう構成したも
のである。
【0010】更に、請求項3の発明の振動発生装置1
は、請求項2に加えて可動接片7は所定の弾性を備え、
一端をケース9の開口部9A近傍に回動自在に枢支され
て開口部9Aを開閉自在とし、この開口部9Aを閉じた
状態で電池8の開口部9A側の端部に接触する接触部7
B及び他端に固定接片5Bと離接自在に接触する接点7
Aを備えると共に、モータ5の一方の電極端子を固定接
片5Bとし、モータ5の他方の電極端子と電池8を導通
させたものである。
【0011】
【作用】本発明の振動発生装置1によれば、筒状のケー
ス9内に振動を発生させるモータ5と、電池8と、スイ
ッチSWとを設け、少なくとも一部をケース9に密接さ
せてこれらを水封する可撓性防水カバー4でケース9を
覆ったので、簡単な構造により、モータ5や電池8に水
がかかる不都合を確実に防止し、損傷や漏電事故の発生
を未然に回避することができるようになる。
【0012】また、スイッチSWの固定接片5Bはケー
ス9外面に配置され、ケース9に設けられた固定接片5
Bと常時離間するように取り付けられると共に、防水カ
バー4は可動接片7に対応してケース9より離間した握
持部4Cを有しているので、握持部4Cを手動により締
緩操作するのみで可動接片7を固定接片5Bに接触・離
間させ、モータ5の回転、停止を行わせることが可能と
なる。従って、操作性が著しく向上し、電動歯ブラシや
電動マッサージ器等に好適なものとなる。
【0013】また、請求項2の発明の振動発生装置1に
よれば、上記に加えてケース9の一端に開口部9Aを設
けて電池8を納出可能とし、他端にモータ5の振動発生
部を設けて、防水カバー4の一端開口よりケース9の開
口部9A側を挿入するようにしたので、防水カバー4の
ケース9への着脱及び電池8の納出交換作業が簡単に行
えるようになる。
【0014】また、請求項3の発明の振動発生装置1に
よれば、請求項2に加えて可動接片7は所定の弾性を備
え、一端をケース9の開口部9A近傍に回動自在に枢支
されて開口部9Aを開閉自在とし、この開口部9Aを閉
じた状態で可動接片7は電池8の開口部9A側の端部に
接触する接触部7Bを備えているので、可動接片7によ
って電池8を保持し、開口部9Aからの脱落を防止する
ことができる。また、可動接片7は、他端に固定接片5
Bと離接自在に接触する接点7Aを備えており、モータ
5の一方の電極端子をスイッチSWの固定接片5Bと
し、他方の電極端子を電池8に導通させたので、固定接
片5Bを含むモータ5、電池8及び可動接片7にて振動
発生用の電気回路が構成される。従って、構造を著しく
簡素化することができ、部品点数と組立工数の削減によ
る製造コストの低減を図ることができる。
【0015】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明の振動発生装置1の斜視図、図2は防
水カバー4を除く本発明の振動発生装置1の斜視図、図
3は本発明の振動発生装置1の一部切欠側面図、図4は
防水カバー4を除く本発明の振動発生装置1の一部切欠
側面図である。
【0016】本発明の実施例の振動発生装置1は電動歯
ブラシであり、本体2とブラシ部3とから成る。本体2
は、高質合成樹脂製の略円筒形のケース9と、このケー
ス9内に収納されたモータ5及び電池8と、スイッチS
Wと、防水カバー4とから構成されている。また、ブラ
シ部3は一方に歯ブラシ3Aを備え、他方に凹所10A
を備えた副ケース10を備えている。
【0017】前記モータ5の振動発生部としての回転軸
5Cには偏芯カム5Aが取り付けられており、側面には
一対の電極端子を備え、回転軸5Cと反対側にはターミ
ナル6が設けられている。そして、前記電極端子(マイ
ナス極)の一方をスイッチSWの固定接片5Bとし、他
方の電極端子(プラス極)にターミナル6の一部を配線
接続している。このターミナル6は円錐型のコイルバネ
からなり、モータ5の回転軸5Cとは反対側の面に円錐
の基部がモータ5と絶縁されて固定されている。
【0018】一方、ケース9は両端が開口しており、他
方の開口部9B内にモータ5を嵌合して取り付けてい
る。そして、モータ5の回転軸5Cはケース9の他端に
て外側に突出し、ターミナル6はケース9内に位置して
いる。このケース9の周面には大径部14、中径部12
及び小径部11が形成されており、大径部14は他端に
形成され、中径部12は一端に形成されると共に、小径
部11は大径部14と中径部12間に位置している。ま
た、大径部14の他端側は大径部14より小許小さい第
2の大径部14Aとされ、この第2の大径部14Aから
モータ5の回転軸5Cは突出している。
【0019】そして、回転軸5Cには前述の如く偏芯カ
ム5Aが取り付けられると共に、これらを覆うように前
記ブラシ部3の副ケース10はケース9の他端に着脱可
能に嵌合され、且つ、ケース9の開口部9Bを水封す
る。尚、中径部12は前記第2の大径部14Aより小さ
く、小径部11よりは大きい。
【0020】更に、ケース9の外面には溝部13が設け
られ、溝部13は中径部12から、小径部11及び大径
部14に渡って延在し、大径部14にてケース9内と連
通している。そして、この連通部よりモータ5の一方の
電極端子である前記スイッチSWの固定接片5Bが溝部
13の底面に露出している。そして、電池8はケース9
の一端の開口部9Aからケース9内に挿入され、プラス
側の電極面が前記ターミナル6に接触する。また、溝部
13及びそれに対向する位置の中径部12は溝部13と
同じ幅で開口部9Aから切り欠かれている。
【0021】一方、スイッチSWの可動接片7は所定の
弾性を有して容易に腐食することのない、例えばステン
レス、或いは、リンセイ銅等の金属により長尺に構成さ
れ、且つ、前記溝部13内に移動自在に進入可能な幅寸
法とされている。この可動接片7は、一端に接点7Aと
他端に外側に鋭角に折曲された案内片7Dとを有してお
り、ケース9の開口部9A近傍に位置して中径部12の
溝部13と反対側の切欠内に形成されたピン9Cに支点
7Cを回動自在に枢支されてケース9に取り付けられて
いる。
【0022】可動接片7は支点7Cから内側に屈曲して
電池8のマイナス側の電極面まで延在し、そこに接触部
7Bを形成している。接触部7Bから先は電池8より離
間する方向に折れ曲がり、更にケース9外の前記溝部1
3に沿って折れ曲がり、少許平行に延在した後、ケース
9(溝部13)より離れる方向に曲がってケース9の大
径部14の外面と略同じ位置を、小径部11から離間し
て接点7Aまで連続している。そして、この接点7Aが
前記固定接片5Bに対向する。
【0023】前記案内片7Dは、ピン9Cに枢支された
支点7Cから接触部7Bより離間する方向に延在し、中
径部12の切欠内に容易に収まる長さとし、支点7Cを
ピン9Cに容易に挿入するための案内としての役目を果
たす。また、接点7Aは固定接片5Bの近傍に位置して
いる状態で、固定接片5Bと接触せずに所定の間隔を存
しており、この状態で可動接片7にはそれ自体の弾性力
により、接点7Aが常時固定接片5Bから離間する方向
に付勢力が働き、接触部7Bは電池8のマイナス側の電
極面に接触する。また、この接触部7Bは図3の如く電
池8に接触している状態では開口部9Aに位置して閉
じ、電池8が脱落しないように保持すると共に、図4の
如く回動した場合には開口部9Aを開放する。
【0024】次に、防水カバー4は例えば可撓性を有し
た塩化ビニール、ゴム或いは合成ゴム等のディッピング
成形にて形成されており、一端が開口し、他端が閉塞さ
れた略円筒状とされている。そして、ケース9の中径部
12を一端の開口から挿入した場合に、第2の大径部1
4Aまで挿入可能な長さを備えている。また、一端の開
口にくびれ部4Aを有すると共に、他端より少許内側に
もくびれ部4Bを有し、これらくびれ部4A、4B間を
握持部4Cとしている。
【0025】前記くびれ部4Aはケース9の第2の大径
部14Aと同等若しくは少許小さく、中径部12より大
きい内径とされており、他方のくびれ部4Bはケース9
の中径部12と同等若しくは少許小さく、小径部11よ
り大きな内径とされ、握持部4Cの外径は子供でも容易
に全体を握ることのできる大きさとされている。そし
て、防水カバー4内に開口部9A側からケース9を挿入
した場合、先端のくびれ部4Aは副ケース10に突き当
たって第2の大径部14A周面に水密的に圧接すると共
に、他方のくびれ部4Bは小径部11と中径部12の境
界斜面に位置し、そこに圧接する。また、握持部4Cは
可動接片7の外側に位置して小径部11から離間してお
り、これによって、防水カバー4はモータ5、電池8及
び可動接片7を外側から水封する。
【0026】次に、振動発生装置1における電池8の装
着・交換作業を説明する。先ず、防水カバー4からケー
ス9を引き抜き、可動接片7の接触部7Bを図4の如く
ケース9より離間する方向に回動させて前述の如くケー
ス9の開口部9Aを開放する。そして、そのプラス側の
電極面がターミナル6側となるように、開口部9Aより
電池8をケース9内に収納する。次に、可動接片7の接
触部7Bが電池8のマイナス側の電極面に接触すように
可動接片7を図2の如く回動させ、その状態で防水カバ
ー4の開口よりケース9の中径部12を挿入して行き、
先端のくびれ部4Aが第2の大径部14Aに達するまで
挿入する。
【0027】この時、防水カバー4は可撓性を有してい
るので、先端のくびれ部4Aは容易に拡開して大径部1
4を通過し、第2の大径部14Aまで挿入される。これ
により、防水カバー4は第2の大径部14Aにて密着
し、防水カバー4内及びケース9内が防水されると共
に、他方のくびれ部4Bも同様に中径部12を容易に通
過して、中径部12と小径部11の境界に至る。これに
よって、防水カバー4が不用意にケース9より抜けるの
を防止できる。
【0028】また、スイッチSWの可動接片7は防水カ
バー4内に収納されると共に、ケース9の側面に設けら
れた溝部13に位置し、接点7Aは固定接片5Bより離
間して小許外方に位置している。この時、可動接片7の
接触部7Bは電池8をモータ5方向に押しつけるので、
コイルバネからなるターミナル6が圧縮される。即ち、
電池8はターミナル6の付勢力により常時可動接片7の
接触部7B側に押しつけられる。
【0029】そして、振動発生装置1の本体2の防水カ
バー4の握持部4Cを握り、締め付けると、防水カバー
4は内側に変形し、可動接片7が溝部13側に押されて
先端の接触部7Bが固定接片5Bに接触する。これによ
り、スイッチSWが閉じてモータ5は回転する。モータ
5の回転に伴って偏芯カム5Aは回転し、振動を発生さ
せるので、ブラシ部3も振動する。これによって歯を磨
くことができる。
【0030】この場合、握持部4Cは略円筒状で容易に
握ることができるので、どの方向から握っても可動接片
7の接触部7Bは固定接片5Bに接触する。また、握持
部4Cの握りを緩めることにより、防水カバー4は元の
位置に復帰するので、可動接片7の接触部7Bも固定接
片5Bより離間してスイッチSWが開く。これによっ
て、モータ5は停止する。
【0031】このように、本発明の振動発生装置1は、
可撓性のある防水カバー4によりケース9全体を覆って
いるので、振動発生装置1を水に濡らした場合でも容易
にケース9内に水が入るのを防止でき、ケース9内に設
けられたモータ5、電池8、スイッチSW等が水に濡れ
るのを回避できる。また、防水カバー4の握持部4Cを
どの方向から握り締めてもスイッチSWが閉じ、モータ
5を回転させることができると共に、緩めることにより
スイッチSWが離れてモータ5の回転を停止することが
できるので、操作性も著しく向上する。特に、握持部4
Cを握り締めている間だけモータ5が回転し、緩めるこ
とによりモータ5の回転が停止するので、スイッチSW
の切り忘れ等による無用な電池8の消耗を防止できる。
更に、可動接片7の接触部7Bで電池8を保持している
ので電池8の蓋も不要となる。
【0032】また、モータ5の電極端子を固定接片5B
とし、ターミナル6にて他の電極端子と電池8のプラス
側の電極面を導通させると共に、電池8のマイナス側の
電極面から固定接片5Bまでは可動接片7により接続し
てるので、特別な配線を必要とせずに振動発生用の電気
回路を構成できる。即ち、格別なスイッチや配線、或い
は防水パッキン等が不要となるので、組立作業性を向上
させると共に大幅なコストダウンを図ることが可能とな
る。
【0033】尚、実施例では防水カバー4に2カ所のく
びれ部4A、4Bを設けたが、動作に支障なければ一方
のくびれ部4Aのみ或いは数カ所にくびれ部を設けても
差し支えない。また、電池8の電極面をターミナル6側
をプラス電極としたが逆にマイナス電極としても差し支
えない。
【0034】更に、本発明の振動発生装置1は実施例の
電動歯ブラシに限らず、回転或いは往復動にて振動する
電動歯ブラシに使用しても差し支えない。また、ブラシ
部を携帯用マッサージ器、電気かみそり或いは頭髪マッ
サージ器等に代えて用いても本発明は有効である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、筒状
のケース内に振動を発生させるモータと、電池と、スイ
ッチとを設け、少なくとも一部をケースに密接させてこ
れらを水封する可撓性防水カバーでケースを覆ったの
で、簡単な構造により、モータや電池に水がかかる不都
合を確実に防止し、損傷や漏電事故の発生を未然に回避
することができるようになる。
【0036】また、スイッチの固定接片はケース外面に
配置され、ケースに設けられた固定接片と常時離間する
ように取り付けられると共に、防水カバーは可動接片に
対応してケースより離間した握持部を有しているので、
握持部を手動により締緩操作するのみで可動接片を固定
接片に接触・離間させ、モータの回転、停止を行わせる
ことが可能となる。従って、操作性が著しく向上し、電
動歯ブラシや携帯用の電動マッサージ器等に好適なもの
となる。
【0037】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えてケースの一端に開口部を設けて電池を納出可能と
し、他端にモータの振動発生部を設けて、防水カバーの
一端開口よりケースの開口部側を挿入するようにしたの
で、防水カバーのケースへの着脱及び電池の納出交換作
業が簡単に行えるようになる。
【0038】また、請求項3の発明によれば、請求項2
に加えて可動接片は所定の弾性を備え、一端をケースの
開口部近傍に回動自在に枢支されて開口部を開閉自在と
し、この開口部を閉じた状態で可動接片は電池の開口部
側の端部に接触する接触部を備えているので、可動接片
によって電池を保持し、開口部からの脱落を防止するこ
とができる。また、可動接片は、他端に固定接片と離接
自在に接触する接点を備えており、モータの一方の電極
端子をスイッチの固定接片とし、他方の電極端子を電池
に導通させたので、固定接片を含むモータ、電池及び可
動接片にて振動発生用の電気回路が構成される。従っ
て、構造を著しく簡素化することができ、部品点数と組
立工数の削減による製造コストの低減を図ることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の振動発生装置の斜視図である。
【図2】防水カバーを除く本発明の振動発生装置の斜視
図である。
【図3】本発明の振動発生装置の一部切欠側面図であ
る。
【図4】防水カバーを除く本発明の振動発生装置の一部
切欠側面図である。
【符号の説明】
1 振動発生装置 2 本体 4 防水カバー 4A くびれ部 4B くびれ部 4C 握持部 5 モータ 5B 固定接片 6 ターミナル 7 可動接片 7A 接点 7B 接触部 8 電池 9 ケース 11 小径部 12 中径部 13 溝部 14 大径部 14A 第2の大径部 SW スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケースと、該ケース内に設けら
    れ、振動を発生させるモータ及び該モータに給電するた
    めの電池と、前記ケースに設けられ、前記モータへの給
    電を制御するスイッチと、前記ケースに着脱自在に取り
    付けられ、前記スイッチ及びケースを外側から被覆する
    と共に、少なくとも一部を前記ケースに密接させて前記
    モータ、電池及びスイッチを水封する可撓性防水カバー
    とを備え、 前記スイッチは、前記ケースに設けられた固定接片と、
    前記ケース外面に配置され、前記固定接片に離接自在と
    されると共に、前記固定接片から離間するよう常時付勢
    された可動接片とから成り、 前記防水カバーは前記可動接片に対応して前記ケースよ
    り離間した握持部を有し、該握持部の手動締緩により前
    記可動接片が前記固定接片に接触・離間するよう構成し
    たことを特徴とする振動発生装置。
  2. 【請求項2】 ケースは一端に電池を納出するための開
    口部を備え、他端にモータの振動発生部を備えると共
    に、防水カバーは一端を開口し、該開口より前記ケース
    の開口部側を挿入するよう構成したことを特徴とする請
    求項1の振動発生装置。
  3. 【請求項3】 可動接片は所定の弾性を備え、一端をケ
    ースの開口部近傍に回動自在に枢支されて前記開口部を
    開閉自在とし、該開口部を閉じた状態で電池の開口部側
    の端部に接触する接触部及び他端に固定接片と離接自在
    に接触する接点を備えると共に、モータの一方の電極端
    子を前記固定接片とし、前記モータの他方の電極端子と
    前記電池とを導通させたことを特徴とする請求項2の振
    動発生装置。
JP17375694A 1994-07-01 1994-07-01 振動発生装置 Expired - Fee Related JP2615374B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17375694A JP2615374B2 (ja) 1994-07-01 1994-07-01 振動発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17375694A JP2615374B2 (ja) 1994-07-01 1994-07-01 振動発生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0810705A true JPH0810705A (ja) 1996-01-16
JP2615374B2 JP2615374B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=15966561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17375694A Expired - Fee Related JP2615374B2 (ja) 1994-07-01 1994-07-01 振動発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2615374B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011078019A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック電工 株式会社 電動歯ブラシ
WO2011078020A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック電工 株式会社 電動歯ブラシ
WO2012144328A1 (ja) * 2011-04-21 2012-10-26 パナソニック 株式会社 口腔衛生装置
JP2012249719A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Panasonic Corp 電動歯ブラシ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011078019A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック電工 株式会社 電動歯ブラシ
WO2011078020A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック電工 株式会社 電動歯ブラシ
JP2011130972A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Panasonic Electric Works Co Ltd 電動歯ブラシ
CN102834071A (zh) * 2009-12-25 2012-12-19 松下电器产业株式会社 电动牙刷
US8938839B2 (en) 2009-12-25 2015-01-27 Panasonic Corporation Electric toothbrush
CN102834071B (zh) * 2009-12-25 2015-04-01 松下电器产业株式会社 电动牙刷
US9009902B2 (en) 2009-12-25 2015-04-21 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electric toothbrush
WO2012144328A1 (ja) * 2011-04-21 2012-10-26 パナソニック 株式会社 口腔衛生装置
JP2012223432A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Panasonic Corp 口腔衛生装置
JP2012249719A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Panasonic Corp 電動歯ブラシ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2615374B2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8047984B2 (en) Sexual stimulation device
JP6217048B2 (ja) 電気付勢型皮膚治療用携帯型装置
RU2367377C1 (ru) Устройство для ухода за полостью рта
JP2011130971A (ja) 電動歯ブラシ
JP2615374B2 (ja) 振動発生装置
GB2317555A (en) Combined electrical and ionic toothbrush
US6037078A (en) Battery compartment
JPH03261407A (ja) 振動歯ブラシ
JP3224381U (ja) 携帯式マイナスイオン電動歯ブラシ
FR2623345A1 (fr) Adaptateur d'alimentation au secteur pour appareil electro-portatif autonome
JPH08117258A (ja) 電動歯ブラシ
JPH036076Y2 (ja)
JP2005261462A (ja) 電動歯ブラシ
GB2451282A (en) A finger mountable sexual stimulation device
JP2578700Y2 (ja) スイッチ付電池ホルダ及びそれを用いた携帯用電動歯間清掃ブラシ
CN213346104U (zh) 电动牙刷手柄及电动牙刷
JP3110205U (ja) バイブレータ用モータのハウジング及び電気コネクタ
WO2023082890A1 (zh) 用于清洁护理用具的开关组件及清洁护理用具
JPH0416355Y2 (ja)
CN211834837U (zh) 电动牙刷
JPH0530698Y2 (ja)
JP2693757B2 (ja) 小型無線機
JPS628862Y2 (ja)
KR200303648Y1 (ko) 다용도배터리팩
JPH07250780A (ja) 携帯用局部洗浄装置及びその充電装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees