JPH08106075A - 表示駆動回路 - Google Patents

表示駆動回路

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JPH08106075A
JPH08106075A JP24319694A JP24319694A JPH08106075A JP H08106075 A JPH08106075 A JP H08106075A JP 24319694 A JP24319694 A JP 24319694A JP 24319694 A JP24319694 A JP 24319694A JP H08106075 A JPH08106075 A JP H08106075A
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JP
Japan
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clock
display
signal
output
frequency
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JP24319694A
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Inventor
Takaaki Iemoto
高明 家本
Katsuya Mizukata
勝哉 水方
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 D/A変換器の出力抵抗によるバラツキを無
くして表示品位を向上させ、伝送線路を長くしても低不
要輻射でクロックの安定化を図る。 【構成】 クロック発生部500で低い周波数の表示用
制御信号を発生させ、この低い周波数の表示用制御信号
を用いて、表示信号源のクロックを表示側のクロック再
生回路700において周波数の高いシステムクロックf
sをクロック再生すれば、クロック発生部500とソー
スドライバとの間の伝送線路を長くしても周波数の高い
システムクロックを直接伝送する必要がなくなってゲイ
ンが下がったりすることなく不要輻射の発生も低減され
る。また、クロック再生部700は、表示信号発生部側
のクロック信号に位相同期したクロック再生を行うの
で、クロック信号の伝送線路による遅延も無い。さら
に、D/A変換器600は定電流源駆動型の電流出力構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置、特にマ
トリックス型液晶表示装置、EL(エレクトロルミネッ
センス)表示装置、プラズマディスプレイなどの表示駆
動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8および図9は従来のアナログドライ
バを使ったデジタルデータ表示装置の一例を模式的に示
しており、図8は従来の液晶パネルおよびその駆動部の
ブロック図であり、図9は図8の駆動部の表示信号源お
よびD/A変換部のブロック図である。
【0003】図8において、デジタルデータ表示装置と
してのマトリックス型表示装置は、マトリックス状に配
置された絵素電極103を駆動するためのスイチング素
子としてTFT(Thin Film Transistor)104を用いた
TFT液晶パネル100を備えている。このTFT液晶
パネル100は、互いに並行に配列された複数の走査電
極101と、走査電極101に直行交差して互いに平行
に配設された複数の信号電極102とを備えている。こ
れら走査電極101と信号電極102との各交差点に近
接して、絵素電極103を駆動するためのTFT104
および絵素電極103が設けられている。また、この絵
素電極103に対向して共通電極105が設けられてい
る。この共通電極105は、ここでは模式的に示されて
いるが、通常は、全ての絵素電極103に共通に配設さ
れた一個の導電層である。
【0004】また、TFT液晶パネル100はソースド
ライバ200およびゲートドライバ300を含む駆動回
路によって駆動される。これらソースドライバ200は
TFTパネル100の信号電極102にそれぞれ接続さ
れており、また、ゲートドライバ300はTFTパネル
100の走査電極101にそれぞれ接続されている。こ
のソースドライバ200は、入力されるアナログ画像信
号または映像信号をサンプリングしてホールドし、信号
電極102に供給している。他方、ゲートドライバ30
0は走査電極101に対して順次に走査パルスを出力す
る。これらゲートドライバ300およびソースドライバ
200に入力されるタイミング信号などの制御信号はコ
ントロール回路400から与えられている。
【0005】図9において、上記コントロール回路40
0で必要とするクロック信号は、表示信号源により供給
され、このクロック信号は同時に表示データをラッチす
るクロックとしてD/A変換器600の各ラッチ部61
0にそれぞれ入力される。各ラッチ部610でラッチさ
れた表示データは各重みづけされた定電流源群620を
オンするアナログスイッチ群630のゲートにそれぞれ
入力されている。さらに、各アナログスイッチ群630
からそれぞれ出力され、ダイオード群640をそれぞれ
介して合成された電流は出力抵抗R1,R2によって各
色毎にそれぞれ電圧出力に変換されている。このように
して、変換されたアナログ表示電圧は各色毎にソースド
ライバ200に供給され、サンプルホールド回路220
にてサンプリングされることになる。
【0006】ここで、D/A変換器600の出力段の抵
抗R1,R2の抵抗値がばらつくとソースドライバ20
0におけるサンプリング電圧が変わって表示品位が異な
ってくる。
【0007】また、表示用データクロックは高周波信号
であるため、データクロック源である表示信号源と液晶
パネルなどの表示装置の距離はできる限り近傍におく必
要がある。その一例として、図10に示すように伝送線
路を考察した場合、その等価回路は図11で示され、そ
の周波数−ゲイン特性は図12に従うことになる。この
周波数特性からも解るように、図12において、ゲイン
が3dBだけ低下するポイントをf0とすれば、クロッ
ク周波数がf1の場合、ゲインが3dB以下の低下にな
るようにすると、f1<f0にする必要がある。f0>f1
となるようにf0の抵抗R0や容量C0を小さくする、即
ち、伝送線路を短くする必要があった。このように、周
波数fが大きくなって高周波になるほどゲインが下がっ
て伝送が困難になっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアナログソ
ースドライバを用いてデジタル表示データを表示する場
合、ドライバ入力段に挿入されるD/A変換器600の
出力段抵抗値のバラツキにより各色毎のアナログ表示電
圧にバラツキが生じていた。
【0009】また、表示装置のシステムクロックを外部
信号源より入力する場合は、高周波になるほどゲインが
下がって、不要輻射やクロック信号の伝送線路による遅
延が発生するため、データクロック源と表示装置の距離
はできる限り近傍におく必要があった。ところが、例え
ば車載用表示装置のように表示信号源がトランクに格納
され、表示パネルなどのディスプレイ部がダッシュボー
ドに設置されているような場合には、両者の間を近接さ
せることは困難であった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、ソースドライバへの入力電圧を電圧入力から電流入
力にすることで、D/A変換器の出力抵抗によるバラツ
キを無くして表示品位を向上させ、かつ、伝送線路を長
くしても不要輻射の発生が低減できクロック周波数の安
定化を図ることができる表示回路を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の表示駆動回路
は、表示信号および表示用制御信号を発生させる表示信
号発生部と、該表示信号および表示用制御信号により、
複数の絵素電極に信号電圧を印加するための複数の信号
電極をそれぞれ駆動して表示させる表示駆動部とを有す
る表示駆動回路において、該表示駆動部に、該表示用制
御信号のうちシステムクロックを該表示信号発生部側の
クロック信号に位相同期したクロック再生を行うクロッ
ク再生部を設けたものであり、そのことにより上記目的
が達成される。
【0012】また、本発明の表示駆動回路は、デジタル
表示信号および表示用制御信号を発生させる表示信号発
生部と、該デジタル表示信号をD/A変換したアナログ
表示信号および該表示用制御信号により、複数の絵素電
極に信号電圧を印加するための複数の信号電極をそれぞ
れ駆動して表示させるアナログソースドライバとを有す
る表示駆動回路において、該アナログソースドライバ側
に、該表示用制御信号のうちシステムクロックを該表示
信号発生部側のクロック信号に位相同期したクロック再
生を行うクロック再生部を設けたものであり、そのこと
により上記目的が達成される。
【0013】さらに、好ましくは、本発明の表示駆動回
路におけるクロック再生部は、クロック再生が前記表示
信号発生部のクロック周波数に合うように予め分周比を
外部より設定可能な構成とする。また、好ましくは、本
発明の表示駆動回路におけるD/A変換部は、クロック
再生部による再生クロックをD/A変換用クロック信号
として入力し、定電流源駆動型の電流出力構成とし、前
記アナログソースドライバのサンプリング部に該D/A
変換部からの出力電流を蓄えるサンプリングコンデンサ
を設けている。
【0014】
【作用】本発明においては、表示信号発生部で低い周波
数の表示用制御信号を発生させ、この低い周波数の表示
用制御信号を用いて、アナログドライバまたはデジタル
ドライバのいずれの使用にもかかわらず、表示信号源の
クロックを表示側において例えば周波数の高いシステム
クロックなどをクロック再生すれば、表示信号発生部と
アナログソースドライバとの間の伝送線路を長くしても
周波数の高いシステムクロックを直接伝送する必要がな
くなってゲインが下がったりすることなく不要輻射の発
生も低減される。また、クロック再生部は、表示信号発
生部側のクロック信号に位相同期したクロック再生を行
うので、クロック信号の伝送線路による遅延も無くな
る。
【0015】また、クロック再生部は、クロック再生が
表示信号発生部のクロック周波数に合うように予め分周
比を外部より設定可能な構成とすれば、表示信号源のク
ロックに正確に同期可能なプログラマブル設定が可能に
なるだけではなく、異なるクロックを持った表示信号源
であっても任意のクロックを再生することが可能とな
る。
【0016】さらに、D/A変換部は定電流源駆動型の
電流出力構成とし、サンプリング部にD/A変換部から
の出力電流を蓄えるサンプリングコンデンサを設けれ
ば、従来のようにD/A変換部の出力段抵抗値のバラツ
キは無くなってアナログ表示電圧のバラツキも無くな
り、安定した表示電圧が得られて表示品位が向上する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例を示す液晶表示装
置の駆動回路における信号処理部の回路図であり、パネ
ル部分は従来例と同じであるためその説明は省略する。
【0019】図1において、表示信号発生部としてのシ
ステム表示クロック発生部500は分周器510に接続
され、システム表示クロック発生部500からの周波数
の高いシステムクロックは分周器510で1/Nに分周
されて周波数の低い水平同期信号などの同期信号とな
る。この分周器510はクロック再生回路700の位相
比較器710に接続されるとともに、駆動部のコントロ
ール回路400に接続され、位相比較器710およびコ
ントロール回路400に同期信号を出力する。この位相
比較器710はローパスフィルタ720を介して電圧制
御発振器(以下VCOという)730に接続され、VC
O730から発振出力fsが出力される。このVCO7
30は分周器740を介して位相比較器710に接続さ
れ、発振出力fsが分周器740で1/nに分周されて
位相比較器710に入力される。この分周器740はプ
ログラマブルであり、クロック再生が表示信号源側のク
ロック周波数に合うように予め分周比を外部より設定可
能な分周比設定端子Sが設けられている。以上によりP
LL回路で構成されるクロック再生回路700が構成さ
れ、表示用制御信号のうちシステムクロックを表示信号
源側のクロック信号に位相同期したクロック再生を行
う。
【0020】また、VCO730からの発振出力fsが
入力されるラッチ部610,610にはそれぞれ、4ビ
ットのディジタルデータであるG表示データおよびR表
示データがそれぞれ入力されている。これらラッチ部6
10,610はそれぞれ、各アナログスイッチ群630
のゲートにそれぞれ接続されており、各アナログスイッ
チ群630をオンオフ制御する。各アナログスイッチ群
630はそれぞれアナログスイッチ631〜634で構
成されている。一方、電流Iを流す定電流源621とア
ナログスイッチ631とダイオード641との直列回
路、電流2Iを流す定電流源622とアナログスイッチ
632とダイオード642との直列回路、電流4Iを流
す定電流源623とアナログスイッチ633とダイオー
ド643との直列回路、および、電流8Iを流す定電流
源624とアナログスイッチ634とダイオード644
との直列回路の並列回路が構成されている。各定電流源
群620はそれぞれ重みづけされた定電流源621〜6
24で構成されている。以上により定電流源駆動型で電
流出力構成のD/A変換器600が構成され、ダイオー
ド641〜644の接続端からソースドライバ200に
合成電流としてのアナログ画像信号が出力される。
【0021】上記4ビットのディジタルデータと合成電
流値との関係は、ラッチ部610,610をそれぞれ介
して、以下の(表1)のようになる。
【0022】
【表1】
【0023】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0024】まず、表示信号源側ではシステム表示クロ
ック発生部500のクロックをf1とし、分周器510
にて1/Nに分周して低い周波数の水平同期信号を得て
いる。 この水平同期信号は、表示システムのクロック
再生回路700の位相比較器710に入力され、分周器
740の分周出力と位相比較される。この位相比較器7
10の出力はローパスフィルタ(低域通過フィルタ)7
20を通すことで直流化され、電圧制御発振器730
(以下VCOという)の発振周波数を可変する。このV
CO730からの発振出力の周波数fSは、プログラマ
ブルな分周器740において1/nに下げられて位相比
較器710に入力される。
【0025】このとき、位相比較器710の出力は常に
1/N=fS/nとなるように働くことから、プログラ
マブルな分周器740においてn=Nに設定すると、f
s=f1が得られる。つまり、表示信号源のシステム表示
クロック発生部500からのクロックf1が再生された
ことになる。
【0026】このように、表示信号源側のクロックに位
相同期させて、表示側において周波数の高いシステムク
ロックに再生させているので、表示信号源側とアナログ
ソースドライバとの間の伝送線路を長くしても周波数の
高いシステムクロックを直接伝送する必要がなくなって
ゲインが下がったりすることがなく不要輻射の発生も低
減し、クロック信号の伝送線路による遅延もない。
【0027】図2は図1のクロック再生回路700の回
路図であり、図3は図2の各要部におけるタイミングを
示す出力波形図である。図2および図3において、位相
比較器710はトライステートバッファで構成され、そ
のG端子に入力する、分周器510からのクロックf1
/Nが’Hi’の期間だけ導通し、分周器740のモノ
マルチ743からの出力を位相比較器710の出力とし
て次段のローパスフィルタ720に出力する。また、G
端子に入力されるクロックf1/Nが’L0’の期間、ト
ライステートバッファの出力はハイインピーダンスにな
るため、抵抗RL1,RL2はバイアス設定用抵抗として働
く。
【0028】この位相比較器710の出力はローパスフ
ィルタ720にて平滑化されて、ローパスフィルタ72
0の出力は直流出力になる。さらに、この直流出力が入
力されるVCO730はLC発振器で構成されており、
VCO730の出力である発振周波数fSのクロック
は、VCO730における容量C1、C2、CVとして下
記の式(数1)に従う。
【0029】
【数1】
【0030】また、VCO730の入力制御電圧と出力
周波数との特性を図4に示している。
【0031】次に、VCO730の発振周波数fSはプ
ログラマブルディバイダ741に入力される。このプロ
グラマブルディバイダ741はカウンタとコンパレータ
で構成されており、分周比設定端子による分周比とカウ
ント数が一致すれば、リセット出力としてのディバイダ
リセットパルスaをモノマルチ(M.M)743に出力
する。このモノマルチ743はパルス幅を決定したモノ
マルチ出力パルスbを位相比較器710に出力する。
【0032】一方、VCO730からの出力であるクロ
ックfSは定電流型D/A変換器600の表示データの
ラッチ部610,610のクロックとして働く。
【0033】次に、電流駆動型D/A変換器600につ
いて説明する。
【0034】図5は図1のD/A変換器600の重みづ
け回路部とサンプル部の回路図である。図5において、
ラッチ部610,610からのラッチ出力(MSB・・
・LSB)は、次段のアナログスイッチ群630のゲー
ト電圧として働き、データの重みづけに応じたアナログ
スイッチ群630が開く。これにより、データの重みづ
けに応じた合成電流値が得られることになる。
【0035】各重みづけはそれぞれ、上記(表1)に示
すように、定電流源群620に接続されたアナログスイ
ッチ群630のスイッチのオン位置に応じて加算された
加算電流値がダイオード群640の各ダイオードをそれ
ぞれ介して出力される。このダイオード群640のダイ
オードはそれぞれ逆流入防止用である。
【0036】このように、ラッチ後のデータに応じて上
記(表1)に示す各ビットが”1”になるとアナログス
イッチ群630のスイッチA1〜A4を各重みづけに応
じて導通させる。その結果、合成電流が出力される。
【0037】次に、アナログソースドライバ200では
サンプリングパルス(Ts期間導電)によりアナログス
イッチASWが導電しサンプリングコンデンサCspに
蓄えられる。
【0038】このD/A変換器600の合成電流をI
OUT(μA)とするとTs期間の充電電圧ESP(V)は下
記のとおりである。 ESP=IOUT×TS/CS つまり、各合成電流を傾きとし、時間TSに比例した電
圧がソースドライバ200より出力される。
【0039】次に、図6を参照してソースドライバ20
0について説明する。
【0040】図6において、ソースドライバ200はシ
フトレジスタ210、サンプルホールド回路220およ
び出力バッファ230を備えている。このシフトレジス
タ210では、コントロール回路400から入力される
シフトパルスがシフトクロックに従ってシフトされ、ラ
インB1,B2・・・Bi・・・Bmに順次にサンプリ
ングパルスを出力する。このサンプリングパルスによっ
て、サンプルホールド回路220のアナログスイッチA
SW1(1)・・・ASW1(i)・・・ASW1
(m)が順次に導通状態になり、サンプリングコンデン
サ221に加算電流が流れ込んで振幅v(i,j)にま
で充電される。
【0041】ここで、V(i,j)は、TFTパネル1
00のi番目の信号電極とj番目の走査電極との交差点
に対応する絵素電極103に書き込まれるべきアナログ
画像信号の瞬時値である。このようにして1水平走査期
間の画像信号がサンプルホールド回路220によって充
電された後、出力用パルスOEが入力され、画像信号が
サンプリングコンデンサ221からホールドコンデンサ
222に移される。さらに、このホールドコンデンサ2
22によって保持された画像信号は出力バッファ230
を介して信号電極102に出力されることになる。
【0042】図7に上記ソースドライバ200における
各要部の入出力波形の概略を示している。図7におい
て、V(CSPL(i)),V(CH(i))、およびVS
(i)はそれぞれ、i番目のサンプリングコンデンサ2
21の電圧、i番目のホールドコンデンサ222の電圧
およびi番目の出力バッファ230の出力電圧をそれぞ
れ示している。
【0043】なお、以上の説明では、デジタル表示デー
タを4ビットに限定し、かつ色信号R,G,Bのうち
R,Gのみについて説明したが、R,G,Bの場合であ
っても、またはデジタル表示データが4ビット以上であ
っても同様に説明することができることは言うまでもな
い。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表示駆動
部への入力電圧を電圧入力から電流入力にすることで、
従来のようなD/A変換部の出力抵抗によるバラツキを
無くして、安定した表示電圧が得られ表示品位を向上さ
せることができる。また、伝送線路を長くしても不要輻
射の発生が低減できクロック周波数の安定化を図ること
ができ、表示品位の向上を実現することができる。さら
に、クロック再生部は、外部からのプログラマブルに分
周比を設定できるため、表示信号源のクロックに正確に
同期可能なプログラマブル設定が可能であり、また、異
なるクロックを持った表示信号源であっても任意のクロ
ックを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液晶表示装置の駆動回
路における信号処理部の回路図である。
【図2】図1のクロック再生回路700の回路図であ
る。
【図3】図2の各要部におけるタイミングを示す出力波
形図である。
【図4】図2のVCO730の入力制御電圧と出力周波
数と関係を示す特性図である。実施例におけるクロック
再生の模式図
【図5】図1のD/A変換器600の重みづけ回路部と
サンプル部の回路図である。VCO(電圧制御発振器)
【図6】本発明に用いるソースドライバの構成を示す回
路である。模式図クロック再生回路のタイミング図
【図7】図6のソースドライバのタイミングを示す各要
部の入出力波形図である。定電圧型D/A変換器の模式
【図8】従来のデジタルデータ表示装置の一例を模式的
に示す液晶パネルおよびその駆動部のブロック図であ
る。D/A変換器の重みづけテーブル
【図9】図8の駆動部の表示信号源およびD/A変換部
のブロック図である。進号伝送路模式図
【図10】表示信号源とコントロール回路400の間の
伝送線路を示す図である。
【図11】図10の伝送線路の等価回路図である。
【図12】図11の等価回路における周波数−ゲイン特
性図である。
【符号の説明】
100 TFT液晶パネル 102 信号電極 103 絵素電極 200 ソースドライバ 221 サンプリングコンデンサ 500 システム表示クロック発生部 510,740 分周器 600 D/A変換器 610 ラッチ部 620 定電流源群 621〜624 定電流源 630 アナログスイッチ群 631〜634 アナログスイッチ 640 ダイオード群 641〜644 ダイオード 700 クロック再生回路 710 位相比較器 720 ローパスフィルタ 730 VCO 741 プログラマブルデバイダ 743 モノマルチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示信号および表示用制御信号を発生さ
    せる表示信号発生部と、該表示信号および表示用制御信
    号により、複数の絵素電極に信号電圧を印加するための
    複数の信号電極をそれぞれ駆動して表示させる表示駆動
    部とを有する表示駆動回路において、 該表示駆動部に、該表示用制御信号のうちシステムクロ
    ックを該表示信号発生部側のクロック信号に位相同期し
    たクロック再生を行うクロック再生部を設けた表示駆動
    回路。
  2. 【請求項2】 デジタル表示信号および表示用制御信号
    を発生させる表示信号発生部と、該デジタル表示信号を
    D/A変換したアナログ表示信号および該表示用制御信
    号により、複数の絵素電極に信号電圧を印加するための
    複数の信号電極をそれぞれ駆動して表示させるアナログ
    ソースドライバとを有する表示駆動回路において、 該アナログソースドライバ側に、該表示用制御信号のう
    ちシステムクロックを該表示信号発生部側のクロック信
    号に位相同期したクロック再生を行うクロック再生部を
    設けた表示駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック再生部は、クロック再生が
    前記表示信号発生部のクロック周波数に合うように予め
    分周比を外部より設定可能な構成とした請求項1または
    2記載の表示駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記D/A変換部は、前記クロック再生
    部による再生クロックをD/A変換用クロック信号とし
    て入力し、定電流源駆動型の電流出力構成とし、前記ア
    ナログソースドライバのサンプリング部に該D/A変換
    部からの出力電流を蓄えるサンプリングコンデンサを設
    けた請求項2記載の表示駆動回路。
JP24319694A 1994-10-06 1994-10-06 表示駆動回路 Withdrawn JPH08106075A (ja)

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