JPH08106054A - 電子内視鏡先端部 - Google Patents

電子内視鏡先端部

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Publication number
JPH08106054A
JPH08106054A JP6266267A JP26626794A JPH08106054A JP H08106054 A JPH08106054 A JP H08106054A JP 6266267 A JP6266267 A JP 6266267A JP 26626794 A JP26626794 A JP 26626794A JP H08106054 A JPH08106054 A JP H08106054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ccd
circuit board
cylindrical member
noise
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP6266267A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Suzuki
茂夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP6266267A priority Critical patent/JPH08106054A/ja
Publication of JPH08106054A publication Critical patent/JPH08106054A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波ノイズを十分に除去し、かつノイズ除
去部材の取付けが容易となるようにする。 【構成】 光学系部材13の後側にプリズム14を介し
てCCD15が配置され、このCCD15には駆動回路
等の回路部材17を実装した回路基板16が取り付けら
れており、上記CCD15及び回路基板16を含むこれ
らの部材の周囲に、フェライト製円筒部材21を配置す
る。このフェライト製円筒部材21によれば、高周波ノ
イズが良好に除去される。また、アース接続も不要であ
り、取付けが簡単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子内視鏡先端部、特に
固体撮像素子及びその回路部材が配置された電子内視鏡
先端部における電気的ノイズ除去の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、固体撮像素子であるCCD
(Charge Coupled Device)が配置された電子内視鏡先
端部の一例が示されており、図示の先端部1には、観察
窓2に接続して対物レンズやフィルタ等からなる光学系
部材3が配置される。この光学系部材3には、プリズム
4を介してCCD5が接続され、このCCD5は駆動回
路等を実装した回路基板6に接続されており、このCC
D5で得られたビデオ信号は信号線7を介してプロセッ
サ装置側へ供給される。また、図のCCD5の下側に
は、処置具挿通チャンネル8が設けられ、この処置具挿
通チャンネル8を通して鉗子、電気メス等の処置具が被
観察体内へ導入される。なお、図示していないが、この
他にも、被観察体内へ光を照射するライトガイド等が配
置される。
【0003】上記の構成によれば、観察窓2、光学系部
材3から入射する被観察体内の像は、プリズム4で反射
されてCCD5の撮像面に結像することになる。そし
て、このCCD5で捉えられた画像は、ビデオ信号とし
て回路基板6から信号線7を介してプロセッサ装置へ供
給され、最終的にモニタへ表示される。同時に、上記処
置具挿通チャンネル8からは、鉗子、電気メス等の各種
の処置具を導入することができ、上記モニタ上の被観察
体内画像を観察しながら、各種の処置が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電子内視鏡先端部では、画像信号等に対する電気的ノイ
ズの対策を十分に採る必要がある。即ち、上述したよう
に処置具挿通チャンネル8を通して、例えば電気メスが
使用されると、CCD5及び回路基板6では転送ライン
や電極パターンがアンテナとなって、これらの部材から
ノイズ、特に高周波ノイズが信号中に混入することにな
る。また、逆にCCD5からノイズを外部へ放射すると
いう問題もある。そこで、従来では回路基板6と処置具
挿通チャンネル8との間等に、金属製のシールド網9を
配置することも提案されている。
【0005】しかしながら、このようなシールド網9で
は、ノイズ除去効果という観点から考えると、高周波ノ
イズの中でも高い周波数の除去が十分ではないという問
題がある。また、シールド網9をCCD5及び回路基板
6(或いは光学系部材3、プリズム4を含めて)の周囲
に配置する作業は、比較的煩雑であり、しかもシールド
網9を回路基板6のアースに接続する作業も必要とな
る。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、高周波ノイズを十分に除去し、か
つノイズ除去部材の取付けが容易となる電子内視鏡先端
部を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子内視鏡先端部は、被観察体内を撮像す
るための固体撮像素子を含む回路部が配置される電子内
視鏡先端部において、上記固体撮像素子を含む回路部を
囲む状態で、フェライト製円筒部材を設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、例えば光学系部材を含め
た固体撮像素子とその回路基板の周囲に、フェライト製
円筒部材が配置される。この磁性材料であるフェライト
は、高周波ノイズを特に高い周波数を含めて良好に吸収
するので、外部からCCDや回路基板内の信号中に混入
するノイズ、或いはCCD等から外部へ放射するノイズ
を効率よく除去できることになる。また、フェライト製
円筒部材は、固体撮像素子及び回路基板の周囲の所定位
置に配置・固定するだけでよく、簡単に取付けが行え
る。
【0009】
【実施例】図1には、実施例に係る電子内視鏡先端部の
構成が示され、図2には図1の固体撮像素子取付け部の
背面図が示されている。図1において、先端部10の構
成は図3と同様となっており、先端面に観察窓12が配
置され、この観察窓12に対物レンズやフィルタを含む
光学系部材13が接続される。この光学系部材13の後
側に、プリズム14を介してCCD15が接着配置さ
れ、このCCD15には回路基板16が取り付けられ
る。この回路基板16には、CCD駆動回路等の回路部
材17が取り付けられると共に、画像信号等を伝送する
信号線18が接続される。また、上記回路基板16の図
の下側に、処置具挿通チャンネル19が配置される。
【0010】そして、図2にも示されるように、上記光
学系部材13、プリズム14、CCD15及び回路基板
16を内部に収納するように、フェライト製円筒部材2
1が取り付けられる。このフェライト製円筒部材21
は、MO・Fe2 O3 やMO・6Fe2 O3 (Mは亜鉛
等)等の組成を持つものであり、高周波ノイズを良好に
吸収することができ、またこのフェライト部材を円筒部
材とすることにより、ノイズに関し、CCD15及び回
路基板16を周囲の部材から十分に分離することができ
る。
【0011】実施例は以上の構成からなり、上記フェラ
イト製円筒部材21によれば、処置具挿通チャンネル1
9を介して電気メスが導入された場合でも、この電気メ
スの高周波ノイズを良好に吸収して除去することがで
き、CCD15や回路基板16の回路部材17の中で形
成されて伝送される画像信号中にノイズを混入させるこ
とがない。また、CCD15及び回路基板16側から外
部へ放射するノイズも良好に除去される。更に、このフ
ェライト製円筒部材21は、CCD15及び回路基板1
6を囲む位置に、配置・固定するだけでよく、しかもア
ース接続も不要となるので、取付けが簡単となるという
利点がある。
【0012】上記実施例では、プリズム14を用いてC
CD15を配置した直視型電子内視鏡について説明した
が、上記プリズム14を用いない直視型のもの、或いは
プリズムの有無に関係なく、側視型の電子内視鏡にも適
用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固体撮像素子を含む回路部の周囲に、フェライト製円筒
部材を設けるようにしたので、高周波ノイズが十分に除
去され、良好な画質の被観察体内像を観察することが可
能となる。また、このフェライト製円筒部材の取付けに
おいては、アース接続も不要であり、取付け作業が容易
となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子内視鏡先端部の構成
を示す側面図である。
【図2】図1の固体撮像素子取付け部の背面図である。
【図3】従来の電子内視鏡先端部の構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1,10 … 先端部、 3,13 … 光学系部材、 5,15 … CCD、 6,16 … 回路基板、 8,19 … 処置具挿通チャンネル、 21 … フェライト製円筒部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被観察体内を撮像するための固体撮像素
    子を含む回路部が配置される電子内視鏡先端部におい
    て、上記固体撮像素子を含む回路部を囲む状態で、フェ
    ライト製円筒部材を設けたことを特徴とする電子内視鏡
    先端部。
JP6266267A 1994-10-04 1994-10-04 電子内視鏡先端部 Pending JPH08106054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6266267A JPH08106054A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 電子内視鏡先端部

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JP6266267A JPH08106054A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 電子内視鏡先端部

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JPH08106054A true JPH08106054A (ja) 1996-04-23

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JP6266267A Pending JPH08106054A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 電子内視鏡先端部

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