JPH08105789A - 建設廃材用コンテナの積載重量計測方法ならびにそれに使用する積載重量計測装置および建設廃材用コンテナ - Google Patents

建設廃材用コンテナの積載重量計測方法ならびにそれに使用する積載重量計測装置および建設廃材用コンテナ

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JPH08105789A
JPH08105789A JP27027994A JP27027994A JPH08105789A JP H08105789 A JPH08105789 A JP H08105789A JP 27027994 A JP27027994 A JP 27027994A JP 27027994 A JP27027994 A JP 27027994A JP H08105789 A JPH08105789 A JP H08105789A
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container
weight
construction waste
hydraulic
waste material
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Application number
JP27027994A
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English (en)
Inventor
Shogo Kasai
正吾 河西
Takayoshi Tofuji
隆義 東藤
Masachika Morita
将央 森田
Ryozo Hayashi
良三 林
Takeshi Komuro
武 小室
Yutaka Asakura
豊 朝倉
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Takenaka Komuten Co Ltd
Osaka Jack Manufacturiung Co Ktd
Sankei Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Osaka Jack Manufacturiung Co Ktd
Sankei Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/60Glass recycling

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  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の場所でコンテナに建設廃材を過不足無
く簡単に積載できるようにする。 【構成】 運搬車両と分離されて建設廃材6…を積載す
る建設廃材用コンテナ1の下部の4箇所で、油圧ジャッ
キ2により建設廃材用コンテナ1を対地浮上させて建設
廃材用コンテナ1全体の重量を支持し、建設廃材用コン
テナ1に建設廃材6…を積載するに伴い、油圧ジャッキ
2の背圧に基づいて支持重量を計測する重量計4によ
り、建設廃材用コンテナ1への積載重量を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設工事において発生
するコンクリートの破片、パッキン屑、ビニールシー
ト、モルタル屑、タイル屑、鉄筋屑、電線、番線屑、木
屑、繊維屑、プラスチック屑、ガラス屑、ゴム屑、金属
屑などやそれらの混合物といった建設廃材を運搬車両と
分離した状態で建設廃材用コンテナに積載するに際し、
過積載を防止するための建設廃材用コンテナの積載重量
計測方法ならびにそれに使用する積載重量計測装置およ
び建設廃材用コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事において、例えば、掘削残土や
生コン、鉄骨、工事用機械、建設用資材などをコンテナ
で運搬する場合、それらを混載することは無く、その容
量と重量とは比例的で目視などにより判別可能であり、
設定以上積載すること、すなわち、過積載をすることは
無い。ところが、前述のような建設廃材を運搬する場
合、各種のものが混じって積載されるのが一般的であ
り、過積載を招きがちで、通行上の安全面で問題があっ
た。
【0003】このような過積載を防止するために、従来
では、その建設廃材の積載時に安全を見込みがちで、ど
うしても設定積載重量より少ない量しか積載せず、運搬
費用が徒に増大して不経済になる欠点があった。
【0004】このため、従来、建設現場の車両出口に、
現場から出る運搬車両の重量を計測するマットなどを設
けて、過積載状態で運搬車両が出ることを防止すること
が考えられた。
【0005】ところが、過積載の場合には、折角積載し
たものの一部を降ろさなければならず、建設廃材の搬出
に手間を要する問題があり、一方、設定積載重量よりも
少ない場合、それに見合う重量分の建設廃材を改めて積
載するといったことをする訳では無く、前述同様に不経
済になる問題があった。
【0006】そこで、特公昭54−33475号公報や
特公平4−31964号公報に開示されるように、特定
の積み込み場所であるゴミの詰め込み箇所で、コンテナ
の重量を計測する手段を設けることにより、過積載を防
止するものがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建設現
場では、建設廃材が多数の箇所から排出されるものであ
り、上述公知例のように、積載重量測定のために特定の
積載箇所を確保しようとすると、そこまで建設廃材を集
めなければならず、建設廃材の搬出に多大な手間を要
し、作業性が大幅に低下して工期が増大する欠点があっ
た。
【0008】なお、特開昭62−212527号公報に
開示されるように、運搬車両上に昇降可能に積載物重量
を測定する測定器を設け、荷を積載したコンテナを運搬
車両上に搭載した後に、積載物重量を測定するようにし
たものもあるが、過積載かどうかとは無関係に単に積載
物の重量を測定するだけのものであり、これを過積載防
止に使用しようとしても、過積載の場合には、前述同様
に、余剰分をコンテナから降ろさなければならないもの
である。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の建設廃材用コン
テナの積載重量計測方法は、任意の場所でコンテナに建
設廃材を過不足無く簡単に積載できるようにすることを
目的とし、また、請求項2に係る発明の積載重量計測装
置は、請求項1に係る発明の方法を実施する上で便利な
装置を提供することを目的とする。そして、請求項3に
係る発明の建設廃材用コンテナは、請求項1に係る発明
の方法を実施する上で便利なものを提供することを目的
とし、また、請求項4に係る発明の建設廃材用コンテナ
は、請求項1に係る発明の方法を実施する上で一層便利
なものを提供することを目的とし、また、請求項5に係
る発明の建設廃材用コンテナは、請求項1に係る発明の
方法を実施する上でより一層便利なものを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の建
設廃材用コンテナの積載重量計測方法は、上述のような
目的を達成するために、運搬車両と分離されて建設廃材
を積載する建設廃材用コンテナの下部の少なくとも3箇
所で、油圧ジャッキにより建設廃材用コンテナを対地浮
上させて建設廃材用コンテナ全体の重量を支持し、建設
廃材用コンテナへの積載に伴い、油圧ジャッキの背圧に
基づいて支持重量を計測する重量計により、建設廃材用
コンテナへの積載重量を計測することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2に係る発明の、請求項1に
記載の方法に使用する積載重量計測装置は、前述のよう
な目的を達成するために、建設廃材を積載する建設廃材
用コンテナを対地浮上させる油圧ジャッキと、油圧ジャ
ッキを作動する油圧ポンプと、油圧ジャッキに連通接続
された第1の油圧配管と、油圧ポンプに連通接続された
第2の油圧配管と、第1の油圧配管と第2の油圧配管と
を接続分離可能に連通接続するカップラーとから成り、
第1の油圧配管に油圧ジャッキの背圧に基づいて支持重
量を計測する重量計を備えるとともに、その重量計より
もカップラーとの接続箇所側の位置に開閉弁を設けて構
成する。
【0012】また、請求項3に係る発明の、請求項1に
記載の方法に使用する建設廃材用コンテナは、前述のよ
うな目的を達成するために、コンテナ本体の下部の少な
くとも3箇所に、それを対地浮上させる油圧ジャッキを
設けるとともに、その油圧ジャッキに連通接続した油圧
配管に設けて油圧ジャッキの背圧に基づいて支持重量を
計測する重量計をコンテナ本体に付設し、かつ、油圧配
管に、油圧ポンプを接続分離可能に連通接続する接続部
を設けるとともに、重量計の付設箇所と接続部との間に
開閉弁を設けて構成する。
【0013】また、請求項4に係る発明の建設廃材用コ
ンテナは、前述のような目的を達成するために、請求項
3に係る発明の建設廃材用コンテナにおける重量計に、
各重量計による計測重量を加算して総積載重量を算出す
る総積載重量算出手段を接続し、その総積載重量算出手
段によって算出された総積載重量を表示する表示装置を
コンテナ本体の複数箇所に設けて構成する。
【0014】また、請求項5に係る発明の建設廃材用コ
ンテナは、前述のような目的を達成するために、請求項
4に係る発明の建設廃材用コンテナにおいて、設定重量
を変更可能な設定器を設け、総積載重量算出手段で算出
された総積載重量と設定器で設定された設定積載重量と
を比較して、算出総積載重量が設定積載重量になったと
きに報知信号を出力する比較手段と、報知信号に応答し
て警報を発生する報知手段とを備えて構成する。
【0015】
【作用】請求項1に係る発明の建設廃材用コンテナの積
載重量計測方法の構成によれば、建設廃材を積載するの
に便利な任意の場所に運搬車両から降ろされた空の建設
廃材用コンテナに対し、その建設廃材用コンテナの下部
の少なくとも3箇所で、油圧ジャッキにより全体の重量
を支持し、建設廃材用コンテナに建設廃材を積載するに
伴い、その重量変化を重量計により読み取り、建設廃材
用コンテナへの積載重量を計測し、設定積載重量になる
まで建設廃材を積載することができる。
【0016】また、請求項2に係る発明の、請求項1に
記載の方法に使用する積載重量計測装置の構成によれ
ば、建設廃材用コンテナの下部の少なくとも3箇所に、
第1の油圧配管を接続した油圧ジャッキを設置し、それ
らの第1の油圧配管にカップラーを介して第2の油圧配
管を接続し、油圧ポンプにより圧油を供給して建設廃材
用コンテナを対地浮上させ、その対地浮上後に開閉弁を
閉じてから第2の油圧配管を第1の油圧配管から分離
し、それらの操作を各油圧ジャッキに対して行って建設
廃材用コンテナ全体を対地浮上させておき、その状態で
建設廃材を建設廃材用コンテナに積載し、重量変化を重
量計により読み取り、建設廃材用コンテナへの積載重量
を計測し、設定積載重量になるまで建設廃材を積載する
ことができる。
【0017】また、請求項3に係る発明の、請求項1に
記載の方法に使用する建設廃材用コンテナの構成によれ
ば、建設廃材を積載するのに便利な任意の場所に運搬車
両から降ろされた空の建設廃材用コンテナに対し、コン
テナ本体に設けられた接続部に油圧ポンプを接続し、油
圧ジャッキに圧油を供給して建設廃材用コンテナを対地
浮上させ、その対地浮上後に開閉弁を閉じてから油圧ポ
ンプを分離し、その状態で建設廃材を建設廃材用コンテ
ナに積載し、コンテナ本体に設けられた重量計により重
量変化を読み取り、建設廃材用コンテナへの積載重量を
計測し、設定積載重量になるまで建設廃材を積載するこ
とができる。
【0018】また、請求項4に係る発明の建設廃材用コ
ンテナの構成によれば、3個以上の油圧ジャッキそれぞ
れにかかる合計、すなわち、総積載重量を総積載重量算
出手段によって算出し、その総積載重量をコンテナ本体
の複数箇所に設けられた表示装置で知ることができる。
【0019】また、請求項5に係る発明の建設廃材用コ
ンテナの構成によれば、建設廃材用コンテナの許容積載
重量に合うように設定重量を設定器で設定しておくこと
により、計測される総積載重量が設定積載重量になった
かどうかを報知手段で発生される警報によって知ること
ができる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る建設廃材用コンテナ
の積載重量計測方法の実施例を示す全体概略側面図であ
り、先ず、図1の(a)に示すように、運搬車両(図示
せず)により、建設廃材を積載するに便利な場所に降ろ
された空の建設廃材用コンテナ1の下部の前後左右の車
輪7…の取り付け箇所に近い4箇所それぞれに、短縮側
に付勢された油圧ジャッキ2を設置する。
【0022】建設廃材用コンテナ1の側板13b(図5
参照)に吊り下げ部材3を取り付け、その吊り下げ部材
3に、各油圧ジャッキ2…それぞれに接続された重量計
4を掛ける。
【0023】次いで、各油圧ジャッキ2…それぞれに順
に手動操作型の油圧ポンプ5を接続して圧油を供給して
建設廃材用コンテナ1を浮上させるとともに、開閉弁
(図示せず:図2参照)を閉じ、図1の(b)に示すよ
うに、建設廃材用コンテナ1全体を対地浮上させる。
【0024】しかる後、図1の(c)に示すように、建
設廃材用コンテナ1に建設廃材6…を積載していく。こ
のとき、所定量以上積載した段階などにおいて、各重量
計4…で計測される重量を合計し、その合計重量が許容
積載重量までどれぐらい近づいたかを確認し、合計重量
が許容積載重量になるまで建設廃材6…を建設廃材用コ
ンテナ1に積載する。
【0025】積載終了後に、各油圧ジャッキ2…それぞ
れに順に手動操作型の油圧ポンプ5を接続して開閉弁
(図示せず:図2参照)を開き、作動油を油圧ポンプ5
に戻して油圧ジャッキ2…それぞれを短縮し、建設廃材
用コンテナ1の車輪7…を接地させ、しかる後に、油圧
ポンプ5、油圧ジャッキ2…、重量計4…を取り外し、
建設廃材用コンテナ1を運搬車両(図示せず)上に積み
込んで搬出する。
【0026】以上の構成により、任意の場所において、
その積載重量を確認しながら建設廃材6…を建設廃材用
コンテナ1に積載し、過積載を防止しながら許容積載重
量の限度一杯まで建設廃材6…を建設廃材用コンテナ1
に積載することができる。
【0027】次に、建設廃材用コンテナの積載重量計測
方法の実施に使用する積載重量計測装置について詳述す
る。
【0028】図2は、本発明に係る建設廃材用コンテナ
の積載重量計測装置の実施例を示す斜視図、図3は概略
油圧回路図であり、圧縮コイルスプリングなどにより短
縮側に付勢されたラム2aとシリンダ2bとから成る油
圧ジャッキ2に第1の油圧配管8が連通接続され、その
第1の油圧配管8と、操作レバー5aを備えた手動操作
型の油圧ポンプ5に連通接続された第2の油圧配管9と
が、カップラー10を介して接続分離可能に連通接続さ
れている。
【0029】第1の油圧配管8の、カップラー10との
接続箇所側端部に近い位置に開閉弁11が設けられると
ともに、その開閉弁11に近い油圧ジャッキ2側の位置
に、油圧ジャッキ2からの背圧に基づいて支持重量を計
測する重量計4が設けられている。また、油圧ポンプ5
には、開閉操作可能なレリース弁12が付設されてい
る。重量計4には、吊り下げ部材3への掛け具4aが付
設されている。
【0030】第1および第2の油圧配管8,9それぞれ
のカップラー10によって接続される端部には、図3に
示すように、圧縮コイルスプリングなどによって閉じ側
に付勢された一方弁8a,9aが付設され、カップラー
10を締め付けて両一方弁8a,9aを接近させるに伴
い、付勢力に抗して一方弁8a,9aが強制的に開か
れ、一方、カップラー10を緩めて両一方弁8a,9a
を遠ざけるに伴い、付勢力により一方弁8a,9aが付
勢力により閉じられるように構成されている。
【0031】この装置を使用して積載重量を計測するに
際しては、4個の油圧ジャッキ2…それぞれを建設廃材
用コンテナ1の下部の所定箇所に設置するとともに重量
計4…を前述した吊り下げ部材3に掛けた後、ひとつの
油圧ジャッキ2の第1の油圧配管8にカップラー10に
より第2の油圧配管9を接続し、レリース弁12を閉じ
てから操作レバー5aにより油圧ポンプ5を作動させて
油圧ジャッキ2に圧油を供給し、油圧ジャッキ2を伸長
して建設廃材用コンテナ1を持ち上げる。
【0032】所定量持ち上げた後、開閉弁11を閉じて
からレリース弁12を開き、しかる後に、カップラー1
0により第2の油圧配管9を分離し、油圧ポンプ5の接
続を解除する。
【0033】これらの操作を他の油圧ジャッキ2…にも
順に行い、建設廃材用コンテナ1の全体を対地浮上させ
る。建設廃材6…を許容重量まで積載し終えた後には、
油圧ジャッキ2の第1の油圧配管8にカップラー10に
より第2の油圧配管9を接続してから開閉弁11を開
き、油圧ジャッキ2に供給された圧油を油圧ポンプ5に
戻し、油圧ジャッキ2を短縮して建設廃材用コンテナ1
を車輪7…により対地支持させる。その後、建設廃材用
コンテナ1を運搬車両に載せて搬出する。
【0034】図4は、本発明に係る建設廃材用コンテナ
の実施例を示す全体正面図、図5はその全体側面図であ
り、コンテナ本体13の底板13a下部の車輪7…それ
ぞれに近い箇所に、ラム2aが下側になる状態で油圧ジ
ャッキ2…が取り付け固定されている。
【0035】コンテナ本体13の両側板13b,13b
の一方に、合流ユニット14が取り付けられ、この合流
ユニット14に、油圧ジャッキ2…それぞれの第1の油
圧配管8が接続され、更に、合流ユニット14に、開閉
弁11を付設するとともに端部側に接続部10aを備え
た接続配管8bが接続されている。
【0036】第1の油圧配管8…それぞれに重量計4が
付設されるとともに、側板13bの合流ユニット14に
近い箇所にマイクロコンピュータ15と表示装置16と
設定器17とが設けられ、重量計4…それぞれがマイク
ロコンピュータ15に接続されるとともにマイクロコン
ピュータ15に表示装置16および設定器17が接続さ
れている。表示装置16は、他方の側板13bにも設け
られている。
【0037】また、マイクロコンピュータ15の近くに
おいて、側板13bに、それに沿った格納姿勢と上方に
突出した使用姿勢とに姿勢変更可能に報知手段としての
点滅ランプ18が設けられ、この点滅ランプ18がマイ
クロコンピュータ15に接続されている。
【0038】マイクロコンピュータ15には、図6のブ
ロック図に示すように、総積載重量算出手段19と比較
手段20とが備えられている。総積載重量算出手段19
では、各重量計4…からの計測重量を入力し、それらを
加算して総積載重量を算出し、その総積載重量を表示装
置16に出力して表示するとともに比較手段20に出力
するようになっている。また、比較手段20では、設定
器17から入力される設定積載重量と総積載重量算出手
段19で算出された総積載重量とを比較して、算出総積
載重量が設定積載重量になったときに点滅ランプ18の
駆動回路21に報知信号を出力するようになっている。
【0039】駆動回路21では、比較手段20からの報
知信号に応答して点滅ランプ18を点滅し、総積載重量
が設定積載重量になったことを報知して積載作業の終了
を促すようになっている。設定器17は、その設定重量
を変更可能に構成されていて、許容積載重量の変化にも
対応できるように構成されている。
【0040】以上の構成により、上記建設廃材用コンテ
ナ1を使用することにより、油圧ポンプ5を接続した第
2の油圧配管9をカップラー10を介して接続部10a
に接続し、開閉弁11およびレリース弁12を操作する
だけで、許容積載重量の限度一杯まで建設廃材6…を容
易良好に積載することができる。
【0041】報知手段としては、上述実施例の点滅ラン
プ18に代えて、あるいは付加してブザーを設けるよう
にしても良い。また、油圧ポンプ5としては、手動操作
型のものを用いることにより、電源や電気ケーブルなど
を不用にできる利点を有しているが、本発明としては、
電動型のものを用いても良い。
【0042】上記実施例では、建設廃材用コンテナ1の
積載重量を、その下部の4箇所に油圧ジャッキ2を設け
て計測するようにしているが、本発明としては、建設廃
材用コンテナ1の積載重量を安定状態で受け止めること
ができれば良く、少なくとも3箇所に設ければ良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の建設廃材用コンテナの積載重量計測方法によれば、
建設廃材を積載するのに便利な任意の場所において、建
設廃材用コンテナに積載される建設廃材の積載重量を計
測し、設定積載重量になるまで建設廃材を積載すること
ができるから、任意の場所で建設廃材用コンテナに建設
廃材を過不足無く簡単に積載でき、作業性を低下するこ
と無く過積載を防止できるようになった。
【0044】また、請求項2に係る発明の積載重量計測
装置によれば、建設廃材用コンテナの下部の少なくとも
3箇所に油圧ジャッキを設置し、カップラーを介して油
圧ポンプを分離可能に接続して建設廃材用コンテナ全体
を対地浮上させるから、1個のポンプを共用でき、請求
項1に係る発明の方法を実施する上で便利な装置を提供
できるようになった。
【0045】また、請求項3に係る発明の建設廃材用コ
ンテナによれば、建設廃材を積載する建設廃材用コンテ
ナのコンテナ本体自体に油圧ジャッキと開閉弁と重量計
と油圧ポンプの接続部とを備えるから、油圧ジャッキの
設置操作をせずに開閉弁の開閉と油圧ポンプの接続分離
とを行うだけで、建設廃材用コンテナへの積載重量を計
測し、設定積載重量になるまで建設廃材を積載でき、請
求項1に係る発明の方法を実施する上で便利な建設廃材
用コンテナを提供できるようになった。
【0046】また、請求項4に係る発明の建設廃材用コ
ンテナによれば、建設廃材用コンテナへの総積載重量を
総積載重量算出手段によって算出し、その総積載重量を
コンテナ本体の複数箇所に設けられた表示装置で知るこ
とができるから、各油圧ジャッキにかかる重量を計算せ
ずに済むとともに、適宜見やすい位置の表示装置で重量
変化を確認して過積載を防止することができ、請求項1
に係る発明の方法を実施する上で一層便利な建設廃材用
コンテナを提供できるようになった。
【0047】また、請求項5に係る発明の建設廃材用コ
ンテナによれば、建設廃材用コンテナの許容積載重量に
合うように積載重量を設定器で設定できるとともに、総
積載重量が設定積載重量になったときに、そのことを警
報によって報知するから、過積載を容易確実に防止で
き、請求項1に係る発明の方法を実施する上でより一層
便利な建設廃材用コンテナを提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設廃材用コンテナの積載重量計
測方法の実施例を示す全体概略側面図である。
【図2】本発明に係る建設廃材用コンテナの積載重量計
測装置の実施例を示す斜視図である。
【図3】概略油圧回路図である。
【図4】本発明に係る建設廃材用コンテナの実施例を示
す全体正面図である。
【図5】建設廃材用コンテナの全体側面図である。
【図6】ブロック図である。
【符号の説明】
1a…建設廃材用コンテナ 2…油圧ジャッキ 4…重量計 5…油圧ポンプ 6…建設廃材 8…第1の油圧配管 9…第2の油圧配管 10…カップラー 10a…接続部 11…開閉弁 13…コンテナ本体 16…表示装置 17…設定器 18…報知手段としての点滅ランプ 19…総積載重量算出手段 20…比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東藤 隆義 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会 社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 森田 将央 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会 社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 林 良三 大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会 社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 小室 武 大阪府吹田市芳野町7番9号 三恵株式会 社内 (72)発明者 朝倉 豊 大阪市東住吉区駒川1丁目8番29号 株式 会社大阪ジャッキ製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬車両と分離されて建設廃材を積載す
    る建設廃材用コンテナの下部の少なくとも3箇所で、油
    圧ジャッキにより前記建設廃材用コンテナを対地浮上さ
    せて前記建設廃材用コンテナ全体の重量を支持し、前記
    建設廃材用コンテナへの積載に伴い、前記油圧ジャッキ
    の背圧に基づいて支持重量を計測する重量計により、前
    記建設廃材用コンテナへの積載重量を計測することを特
    徴とする建設廃材用コンテナの積載重量計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法に使用する積載重
    量計測装置であって、建設廃材を積載する建設廃材用コ
    ンテナを対地浮上させる油圧ジャッキと、前記油圧ジャ
    ッキを作動する油圧ポンプと、前記油圧ジャッキに連通
    接続された第1の油圧配管と、前記油圧ポンプに連通接
    続された第2の油圧配管と、前記第1の油圧配管と前記
    第2の油圧配管とを接続分離可能に連通接続するカップ
    ラーとから成り、前記第1の油圧配管に前記油圧ジャッ
    キの背圧に基づいて支持重量を計測する重量計を備える
    とともに、前記重量計よりも前記カップラーとの接続箇
    所側の位置に開閉弁を設けたことを特徴とする積載重量
    計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法に使用する建設廃
    材用コンテナであって、コンテナ本体の下部の少なくと
    も3箇所に、それを対地浮上させる油圧ジャッキを設け
    るとともに、前記油圧ジャッキに連通接続した油圧配管
    に設けて前記油圧ジャッキの背圧に基づいて支持重量を
    計測する重量計を前記コンテナ本体に付設し、かつ、前
    記油圧配管に、油圧ポンプを接続分離可能に連通接続す
    る接続部を設けるとともに、前記重量計の付設箇所と前
    記接続部との間に開閉弁を設けてあることを特徴とする
    建設廃材用コンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の重量計に、各重量計に
    よる計測重量を加算して総積載重量を算出する総積載重
    量算出手段を接続し、前記総積載重量算出手段によって
    算出された総積載重量を表示する表示装置をコンテナ本
    体の複数箇所に設けた建設廃材用コンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建設廃材用コンテナに
    おいて、設定重量を変更可能な設定器を設け、総積載重
    量算出手段で算出された総積載重量と前記設定器で設定
    された設定積載重量とを比較して、算出総積載重量が設
    定積載重量になったときに報知信号を出力する比較手段
    と、前記報知信号に応答して警報を発生する報知手段と
    を備えた建設廃材用コンテナ。
JP27027994A 1994-10-06 1994-10-06 建設廃材用コンテナの積載重量計測方法ならびにそれに使用する積載重量計測装置および建設廃材用コンテナ Pending JPH08105789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104505A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Shin Meiwa Ind Co Ltd コンテナの重量表示装置
JP2006299520A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Wako Engineering Corp 共同溝蓋開閉装置

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