JPH0810529Y2 - タイヤ加硫機におけるチャック組立て固定装置 - Google Patents
タイヤ加硫機におけるチャック組立て固定装置Info
- Publication number
- JPH0810529Y2 JPH0810529Y2 JP8704090U JP8704090U JPH0810529Y2 JP H0810529 Y2 JPH0810529 Y2 JP H0810529Y2 JP 8704090 U JP8704090 U JP 8704090U JP 8704090 U JP8704090 U JP 8704090U JP H0810529 Y2 JPH0810529 Y2 JP H0810529Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ejector
- ball nose
- head portion
- ram
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、タイヤ加硫機におけるチャック組立て固
定装置に係わり、更に詳しくはクローズタイプのブラダ
ーを使用し、シリンダーによりブラダーを円筒状の筒内
に挿入させる方式のタイヤ加硫装置において、ラムヘッ
ドに対してボールノーズやエゼクターの脱着を容易に行
うことが出来ると共に、成形されるタイヤの品質及び安
全性を向上させたタイヤ加硫機におけるチャック組立て
固定装置に関するものである。
定装置に係わり、更に詳しくはクローズタイプのブラダ
ーを使用し、シリンダーによりブラダーを円筒状の筒内
に挿入させる方式のタイヤ加硫装置において、ラムヘッ
ドに対してボールノーズやエゼクターの脱着を容易に行
うことが出来ると共に、成形されるタイヤの品質及び安
全性を向上させたタイヤ加硫機におけるチャック組立て
固定装置に関するものである。
従来、クローズタイプのブラダーを使用し、シリンダ
ーによりブラダーを円筒状の筒内に挿入させる方式のタ
イヤ加硫装置においては、ラムヘッドに対してボールノ
ーズやエゼクターの取付けは、複数本の六角穴止めネジ
を使用して行っていた。
ーによりブラダーを円筒状の筒内に挿入させる方式のタ
イヤ加硫装置においては、ラムヘッドに対してボールノ
ーズやエゼクターの取付けは、複数本の六角穴止めネジ
を使用して行っていた。
然しながら、ラムヘッドに対してボールノーズやエゼ
クターの脱着作業を行う場合には、上記のような複数本
の六角穴止めネジを取外して行う必要があるため、多く
の手間と時間を要すると言う問題があり、また加硫時に
六角穴止めネジが緩み、加硫しているタイヤ内に落下し
て混入した場合には、タイヤの品質に問題が生じ、更に
六角穴止めネジが脱落した場合には、ラムヘッドに対す
るボールノーズやエゼクターが脱落する危険があり、安
全性の面においても問題があった。
クターの脱着作業を行う場合には、上記のような複数本
の六角穴止めネジを取外して行う必要があるため、多く
の手間と時間を要すると言う問題があり、また加硫時に
六角穴止めネジが緩み、加硫しているタイヤ内に落下し
て混入した場合には、タイヤの品質に問題が生じ、更に
六角穴止めネジが脱落した場合には、ラムヘッドに対す
るボールノーズやエゼクターが脱落する危険があり、安
全性の面においても問題があった。
この考案は、かかる従来の課題に着目して案出された
もので、ラムヘッドに対してボールノーズやエゼクター
の取付けをネジを廃止することで、タイヤの品質及び安
全性を向上させることが出来、更にラムヘッドに対して
ボールノーズやエゼクターの脱着作業を簡素化させて作
業能率及び生産性を著しく向上させたタイヤ加硫機にお
けるチャック組立て固定装置を提供することを目的とす
るものである。
もので、ラムヘッドに対してボールノーズやエゼクター
の取付けをネジを廃止することで、タイヤの品質及び安
全性を向上させることが出来、更にラムヘッドに対して
ボールノーズやエゼクターの脱着作業を簡素化させて作
業能率及び生産性を著しく向上させたタイヤ加硫機にお
けるチャック組立て固定装置を提供することを目的とす
るものである。
この考案は上記目的を達成するため、バグラムのヘッ
ド部とボールノーズとの少なくとも一方、及びストリッ
ピングラムのヘッド部とエゼクターとの少なくとも一方
に、バグラムのヘッド部とボールノーズ及びストリッピ
ングラムのヘッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の
角度回転させた時に生ずる空間に係合させるためのブロ
ックを脱着可能に設けたことを要旨とするものである。
ド部とボールノーズとの少なくとも一方、及びストリッ
ピングラムのヘッド部とエゼクターとの少なくとも一方
に、バグラムのヘッド部とボールノーズ及びストリッピ
ングラムのヘッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の
角度回転させた時に生ずる空間に係合させるためのブロ
ックを脱着可能に設けたことを要旨とするものである。
この考案は、上記のように構成され、ラムへッドに対
してボールノーズやエゼクターの脱着作業は、バグラム
のヘッド部とボールノーズ及びストリッピングラムのヘ
ッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の角度回転させ
た時に生ずる空間に係合するブロックを係脱させるだけ
で簡単に行うことが出来、従って脱着作業を簡素化させ
て作業能率及び生産性を著しく向上させることが出来、
また止めネジ等を使用しないので、ネジの緩みや脱落か
ら生ずる種々の問題も未然に防止出来るものである。
してボールノーズやエゼクターの脱着作業は、バグラム
のヘッド部とボールノーズ及びストリッピングラムのヘ
ッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の角度回転させ
た時に生ずる空間に係合するブロックを係脱させるだけ
で簡単に行うことが出来、従って脱着作業を簡素化させ
て作業能率及び生産性を著しく向上させることが出来、
また止めネジ等を使用しないので、ネジの緩みや脱落か
ら生ずる種々の問題も未然に防止出来るものである。
以下、添付図面に基づき、この考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、この考案を実施したクローズタイプのブラ
ダーを使用するタイヤ加硫機の正面図を示し、バグラム
1のヘッド部1aと、ストリッピングラム2のヘッド部2a
とには、ボールノーズ3のフランジ部4及びエゼクター
5のフランジ部6とが着脱自在に係合している。
ダーを使用するタイヤ加硫機の正面図を示し、バグラム
1のヘッド部1aと、ストリッピングラム2のヘッド部2a
とには、ボールノーズ3のフランジ部4及びエゼクター
5のフランジ部6とが着脱自在に係合している。
前記、ボールノーズ3は、図示しないシリンダーによ
り下降してブラダー7を、円筒状の筒体8に収容するよ
うに構成されており、またWは加硫するタイヤを示して
いる。
り下降してブラダー7を、円筒状の筒体8に収容するよ
うに構成されており、またWは加硫するタイヤを示して
いる。
前記、バグラム1のヘッド部1aと、ボールノーズ3の
フランジ部4との係合部は、第2図〜第4図に示すよう
に、互いに旋回可能に嵌合するように形成されており、
ボールノーズ3のフランジ部4は、バグラム1のヘッド
部1aの環状の溝に嵌合して係止され、また切欠溝部9に
ボールノーズ3のフランジ部4を所定の角度旋回させて
一致させることで脱着出来るものである。
フランジ部4との係合部は、第2図〜第4図に示すよう
に、互いに旋回可能に嵌合するように形成されており、
ボールノーズ3のフランジ部4は、バグラム1のヘッド
部1aの環状の溝に嵌合して係止され、また切欠溝部9に
ボールノーズ3のフランジ部4を所定の角度旋回させて
一致させることで脱着出来るものである。
また、ボールノーズ3のフランジ部4には、バグラム
1のヘッド部1aとボールノーズ3のフランジ部4とを嵌
合させて所定の角度回転させた時に生ずる空間10に係合
するブロック11を備えた旋回可能なアーム12が取付けて
あり、バグラム1のヘッド部1aと、ボールノーズ3のフ
ランジ部4とを嵌合させて係合させた後に、空間10にブ
ロック11を係合させることで、バグラム1のヘッド部1a
と、ボールノーズ3のフランジ部4とがフリーに回転す
るのを防止し、ボールノーズ3が脱落するのを防止して
いる。
1のヘッド部1aとボールノーズ3のフランジ部4とを嵌
合させて所定の角度回転させた時に生ずる空間10に係合
するブロック11を備えた旋回可能なアーム12が取付けて
あり、バグラム1のヘッド部1aと、ボールノーズ3のフ
ランジ部4とを嵌合させて係合させた後に、空間10にブ
ロック11を係合させることで、バグラム1のヘッド部1a
と、ボールノーズ3のフランジ部4とがフリーに回転す
るのを防止し、ボールノーズ3が脱落するのを防止して
いる。
また、第5図はストリッピングラム2のヘッド部2a
と、エゼクター5のフランジ部6との係合部を示し、ス
トリッピングラム2のヘッド部2aに設けたアーム13のブ
ロック14がエゼクター5のフランジ部6に形成した凹状
の空間15に嵌合するように構成されている。
と、エゼクター5のフランジ部6との係合部を示し、ス
トリッピングラム2のヘッド部2aに設けたアーム13のブ
ロック14がエゼクター5のフランジ部6に形成した凹状
の空間15に嵌合するように構成されている。
即ち、ストリッピングラム2のヘッド部2aと、エゼク
ター5のフランジ部6とを嵌合させ所定の角度回転させ
た時に生ずる凹状の空間15に、ストリッピングラム2の
ヘッド部2aに設けたアーム13のブロック14を旋回させて
係合することにより、ストリッピングラム2のヘッド部
2aと、エゼクター5のフランジ部6とがフリーに回転す
るのを防止して脱落を防止している。
ター5のフランジ部6とを嵌合させ所定の角度回転させ
た時に生ずる凹状の空間15に、ストリッピングラム2の
ヘッド部2aに設けたアーム13のブロック14を旋回させて
係合することにより、ストリッピングラム2のヘッド部
2aと、エゼクター5のフランジ部6とがフリーに回転す
るのを防止して脱落を防止している。
以上のように、ラムヘッド1a,2aに対してボールノー
ズ3やエゼクター5の脱着作業は、バグラム1のヘッド
部1aとボールノーズ3及びストリッピングラム2のヘッ
ド部2aとエゼクター5とを嵌合させて所定の角度回転さ
せた時に生ずる空間10,15に係合するブロック11,14を係
脱させるだけで簡単に行うことが出来、従って脱着作業
を簡素化させて作業能率及び生産性を著しく向上させる
ことが出来、また止めネジ等を使用しないので、ネジの
緩みや脱落から生ずる種々の問題も未然に防止出来るも
のである。
ズ3やエゼクター5の脱着作業は、バグラム1のヘッド
部1aとボールノーズ3及びストリッピングラム2のヘッ
ド部2aとエゼクター5とを嵌合させて所定の角度回転さ
せた時に生ずる空間10,15に係合するブロック11,14を係
脱させるだけで簡単に行うことが出来、従って脱着作業
を簡素化させて作業能率及び生産性を著しく向上させる
ことが出来、また止めネジ等を使用しないので、ネジの
緩みや脱落から生ずる種々の問題も未然に防止出来るも
のである。
この考案は、上記のようにバグラムのヘッド部とボー
ルノーズとの少なくとも一方、及びストリッピングラム
のヘッド部とエゼクターとの少なくとも一方に、バグラ
ムのヘッド部とボールノーズ及びストリッピングラムの
ヘッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の角度回転さ
せた時に生ずる空間に係合させるためのブロックを脱着
可能に設けたので、ラムヘッドに対してボールノーズや
エゼクターの取付けを従来のようにネジを使用しないの
で、ネジの緩みや脱落による問題を解決でき、これによ
りタイヤの品質及び安全性を向上させることが出来ると
共に、更にラムヘッドに対してボールノーズやエゼクタ
ーの脱着作業を簡素化させて作業能率及び生産性を著し
く向上させることが出来る効果がある。
ルノーズとの少なくとも一方、及びストリッピングラム
のヘッド部とエゼクターとの少なくとも一方に、バグラ
ムのヘッド部とボールノーズ及びストリッピングラムの
ヘッド部とエゼクターとを嵌合させて所定の角度回転さ
せた時に生ずる空間に係合させるためのブロックを脱着
可能に設けたので、ラムヘッドに対してボールノーズや
エゼクターの取付けを従来のようにネジを使用しないの
で、ネジの緩みや脱落による問題を解決でき、これによ
りタイヤの品質及び安全性を向上させることが出来ると
共に、更にラムヘッドに対してボールノーズやエゼクタ
ーの脱着作業を簡素化させて作業能率及び生産性を著し
く向上させることが出来る効果がある。
第1図は、この考案を実施したクローズタイプのブラダ
ーを使用するタイヤ加硫機の正面図、第2図はバグラム
のヘッド部と、ボールノーズのフランジ部との係合部の
平面図、第3図は第2図のIII-III矢視断面図、第4図
は第2図のIV-IV矢視断面図、第5図はストリッピング
ラムのヘッド部と、エゼクターのフランジ部との係合部
の断面図である。 1……バグラム、1a……ヘッド部、2……ストリッピン
グラム、2a……ヘッド部、3……ボールノーズ、4……
フランジ部、5……エゼクター、6……フランジ部、7
……ブラダー、8……円筒状の筒体、10……空間、11…
…ブロック、12……アーム、13……アーム、14……ブロ
ック、15……空間。
ーを使用するタイヤ加硫機の正面図、第2図はバグラム
のヘッド部と、ボールノーズのフランジ部との係合部の
平面図、第3図は第2図のIII-III矢視断面図、第4図
は第2図のIV-IV矢視断面図、第5図はストリッピング
ラムのヘッド部と、エゼクターのフランジ部との係合部
の断面図である。 1……バグラム、1a……ヘッド部、2……ストリッピン
グラム、2a……ヘッド部、3……ボールノーズ、4……
フランジ部、5……エゼクター、6……フランジ部、7
……ブラダー、8……円筒状の筒体、10……空間、11…
…ブロック、12……アーム、13……アーム、14……ブロ
ック、15……空間。
Claims (1)
- 【請求項1】クローズタイプのブラダーを使用するタイ
ヤ加硫機において、バグラムのヘッド部とボールノーズ
との少なくとも一方、及びストリッピングラムのヘッド
部とエゼクターとの少なくとも一方に、バグラムのヘッ
ド部とボールノーズ及びストリッピングラムのヘッド部
とエゼクターとを嵌合させて所定の角度回転させた時に
生ずる空間に係合させるためのブロックを脱着可能に設
けたことを特徴とするタイヤ加硫機におけるチャック組
立て固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8704090U JPH0810529Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | タイヤ加硫機におけるチャック組立て固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8704090U JPH0810529Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | タイヤ加硫機におけるチャック組立て固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445713U JPH0445713U (ja) | 1992-04-17 |
JPH0810529Y2 true JPH0810529Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31819065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8704090U Expired - Lifetime JPH0810529Y2 (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | タイヤ加硫機におけるチャック組立て固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810529Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-22 JP JP8704090U patent/JPH0810529Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0445713U (ja) | 1992-04-17 |
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