JPH08105195A - 化粧縁及び化粧縁の取付構造 - Google Patents

化粧縁及び化粧縁の取付構造

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JPH08105195A
JPH08105195A JP23990794A JP23990794A JPH08105195A JP H08105195 A JPH08105195 A JP H08105195A JP 23990794 A JP23990794 A JP 23990794A JP 23990794 A JP23990794 A JP 23990794A JP H08105195 A JPH08105195 A JP H08105195A
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JP
Japan
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surface material
present
decorative edge
wall
decorative
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Application number
JP23990794A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Tsutsumi
正一郎 堤
Makoto Tsuzuki
誠 都筑
Akiyo Otsuji
晃代 大辻
Shigemichi Tawara
成道 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Toto Sekisui Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Toto Sekisui Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Toto Sekisui Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の内壁の面材と天井の面材との境界部や
内壁の面材と床の面材との境界部等の気密化を図ること
ができる化粧縁及び化粧縁の取付構造を提供するにあ
る。 【構成】 天井の面材3と内壁の面材2との境界部、或
いは、内壁の面材2と床の面材4との境界部等に設けら
れる長尺の化粧縁1であって、面材2、3と接触し、相
互にほぼ直交する2面を有する化粧縁1において、化粧
縁本体11が硬質塩化ビニル樹脂発泡体製であり、面材
2、3と接触する化粧縁本体11の2面にその長手方向
に沿って軟質塩化ビニル樹脂製の突条12が突設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂、回り縁、或い
は、巾木等の化粧縁のように、天井の面材と内壁の面材
との境界部、或いは、内壁の面材と床の面材との境界部
等に設けられる長尺の化粧縁及びこの化粧縁の取付構造
に関し、特に、部屋を気密化する際に使用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平1−129483
号公報に記載されているように、建物の内壁の面材と天
井の面材との境界部や内壁の面材と床の面材との境界部
等を回り縁、或いは、巾木等の化粧縁で化粧することが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回り縁、或いは、巾木等の化粧縁においては、建物の内
壁の面材と天井の面材との境界部や内壁の面材と床の面
材との境界部等を化粧するに止まり、この境界部の気密
化を図るものとしては不適なものであった。
【0004】本発明は、このような従来の回り縁、或い
は、巾木等の化粧縁における問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、従来の化粧縁に
おける問題点を解決し、建物の内壁の面材と天井の面材
との境界部や内壁の面材と床の面材との境界部等の気密
化を図ることができる化粧縁及び化粧縁の取付構造を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明化粧縁は、天井の面材と内壁
の面材との境界部、或いは、内壁の面材と床の面材との
境界部等に設けられる長尺の化粧縁であって、面材と接
触し、相互にほぼ直交する2面を有する化粧縁におい
て、化粧縁本体が合成樹脂発泡体製であり、面材と接触
する化粧縁本体の2面にその長手方向に沿って合成樹脂
エラストマー製の突条が突設されていることを特徴とす
るものである。
【0006】又、請求項2記載の本発明化粧縁の取付構
造は、天井の面材と内壁の面材との境界部、或いは、内
壁の面材と床の面材との境界部等に沿って長尺の化粧縁
が設けられた化粧縁の取付構造において、化粧縁として
請求項1記載の化粧縁が使用され、化粧縁の2面に突設
されている突条が面材に押し付けられていることを特徴
とするものである。
【0007】本発明において、化粧縁本体の材質である
合成樹脂発泡体としては、硬質塩化ビニル樹脂やポリス
チレン等の発泡体が使用でき、発泡体の発泡倍率として
は、1.5〜2.0程度が好適である。
【0008】又、本発明において、化粧縁本体に突設さ
れる突条の材質である合成樹脂エラストマーとしては、
軟質塩化ビニル樹脂、合成ゴム等が使用できる。
【0009】又、突条の化粧縁本体への取付手段として
は、接着、釘付け、ねじ付け等の手段の他に、一体押出
成形によってもよい。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明化粧縁においては、化粧
縁本体が合成樹脂発泡体製であり、天井、内壁、床等の
面材と接触する化粧縁本体の2面にその長手方向に沿っ
て合成樹脂エラストマー製の突条が突設されているの
で、使用に際に突条が建物の内壁の面材、天井の面材、
床の面材等に接触するように取付けることにより、内壁
の面材と天井の面材との境界部、或いは、内壁の面材と
床の面材との境界部において、突条が天井、内壁或いは
床の不揃いやうねりによく密接し、これらの境界部の気
密化を図ることができる。
【0011】又、請求項2記載の本発明化粧縁の取付構
造においては、化粧縁の2面に突設されている突条が天
井、内壁、床等の面材に押し付けられているので、突条
が天井、内壁或いは床の不揃いやうねりによく密接し、
面材間の境界部における気密性が保持され、建物内の冷
暖房効果が増大する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 〔請求項1記載の本発明の実施例1〕図1は本発明化粧
縁の一例を示す一部切欠斜視図であり、図1に示す本発
明化粧縁1は回り縁である。図1において、11は発泡
倍率1.5〜2.0程度の低発泡の硬質塩化ビニル樹脂
製の回り縁本体であり、その建物の天井の面材や内壁の
面材と接触し、ほぼ直交する相隣る2面には、その長手
方向に沿って2条の軟質塩化ビニル樹脂製の突条12が
突設されている。突条12は根元から先端に接近するに
従い徐々に肉の厚さが薄くなり、且つ、後述のように建
物の面材と密接し易いように全体としてやや湾曲して傾
斜されている。突条12の高さHは3mm、幅Wは3m
m、根元の厚さTは0.6mm、外面の湾曲曲率半径R
は3mmである。突条12の弾性の程度としては、スプ
リング硬度50〜60(JISK630)である。回り
縁本体11と突条12とは一体押出成形されている。
【0013】〔請求項2記載の本発明の実施例1〕次
に、図1に示す本発明化粧縁の使用態様を図3について
説明する。図3において、2は石膏ボード製の内壁の面
材であり、3は石膏ボード製の天井の面材である。内壁
面材2と天井の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当
て、本発明化粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面
材3とに密接させることにより内壁面材2と天井の面材
3との境界部の気密性が保持できる。
【0014】〔請求項1記載の本発明の実施例2〕図2
は本発明化粧縁の他の一例を示す一部切欠斜視図であ
る。図2に示す本発明化粧縁1aは巾木であり、巾木1
aおいては、その発泡倍率1.5〜2.0程度の低発泡
の硬質塩化ビニル樹脂製の本体11aの建物の内壁の面
材や床の面材と接触し、ほぼ直交する相隣る2面には、
その長手方向に沿って軟質塩化ビニル樹脂製の突条12
aが突設されている。突条12aの高さHは3mm、幅
Wは3mm、根元の厚さTは0.6mm、外面の湾曲曲
率半径Rは3mmである。突条12aの弾性の程度とし
ては、スプリング硬度50〜60(JISK630)で
ある。
【0015】〔請求項2記載の本発明の実施例2〕次
に、図2に示す本発明化粧縁1aの使用態様を図3につ
いて説明する。図3において、4は合板からなる床の面
材であり、床の面材4と内壁の面材2との境界部に本発
明化粧縁1aを当て、本発明化粧縁1aの突条12aを
内壁の面材2と床の面材4とに密接させることにより内
壁の面材2と床の面材4との境界部の気密性が保持でき
る。
【0016】〔請求項1記載の本発明の実施例3〕図4
は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。図4に示す本発明化粧縁1は回り縁であり、図4
に示す回り縁1においては、回り縁本体11のほぼ直交
する相隣る2面に突設されている突条12は、根元から
先端に接近するに従い徐々に肉の厚さが薄くなり、且
つ、傾斜されている。突条12の幅Wは2mm、高さH
は3mm、先端の厚さT1 は0.2mm、根元の厚さT
2 は0.6mmである。
【0017】〔請求項2記載の本発明の実施例3〕次
に、図4に示す本発明化粧縁の使用態様を図6について
説明する。図6に示すように、内壁面材2と天井の面材
3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化粧縁1
の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接させる
ことにより内壁面材2と天井の面材3との境界部の気密
性が保持できる。
【0018】〔請求項1記載の本発明の実施例4〕図5
は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。図5に示す本発明化粧縁1aは巾木であり、図5
に示す巾木1aおいては、その本体11aのほぼ直交す
る相隣る2面に突設されている突条12aは、根元から
先端に接近するに従い徐々に肉の厚さが薄くなり、且
つ、傾斜されている。突条12の幅Wは2mm、高さH
は3mm、先端の厚さT1 は0.2mm、根元の厚さT
2 は0.6mmである。
【0019】〔請求項2記載の本発明の実施例4〕次
に、図5に示す本発明化粧縁の使用態様を図6について
説明する。図6に示すように、床の面材4と内壁の面材
2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明化粧縁
1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4とに密接
させることにより内壁の面材2と床の面材4との境界部
の気密性が保持できる。
【0020】〔請求項1記載の本発明の実施例5〕図7
は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。図7に示す本発明化粧縁1は回り縁であり、図7
に示す回り縁1においては、回り縁本体11のほぼ直交
する相隣る2面に突設されている突条12は、断面形状
がほぼ逆角状U字形の中空のものである。突条12の幅
Wは3mm、高さHは3mm、縦辺部及び横辺部の厚さ
は0.6mmである。
【0021】〔請求項2記載の本発明の実施例5〕次
に、図7に示す本発明化粧縁の使用態様を図9について
説明する。図9に示すように、内壁面材2と天井の面材
3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化粧縁1
の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接させる
ことにより内壁面材2と天井の面材3との境界部の気密
性が保持できる。
【0022】〔請求項1記載の本発明の実施例6〕図8
は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図で
ある。図8に示す本発明化粧縁1aは巾木であり、図8
に示す巾木1aおいては、その本体11aのほぼ直交す
る相隣る2面に突設されている突条12aは、断面形状
がほぼ逆角状U字形の中空のものである。突条12aの
幅Wは3mm、高さHは3mm、縦辺部及び横辺部の厚
さは0.6mmである。
【0023】〔請求項2記載の本発明の実施例6〕次
に、図8に示す本発明化粧縁の使用態様を図9について
説明する。図9に示すように、床の面材4と内壁の面材
2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明化粧縁
1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4とに密接
させることにより内壁の面材2と床の面材4との境界部
の気密性が保持できる。
【0024】〔請求項1記載の本発明の実施例7〕図1
0は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図
である。図10に示す本発明化粧縁1は回り縁であり、
図10に示す回り縁1においては、回り縁本体11のほ
ぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12は、断
面形状がほぼC字形のものである。突条12の幅Wは3
mm、高さHは3mm、厚さTは0.6mmである。
【0025】〔請求項2記載の本発明の実施例7〕次
に、図10に示す本発明化粧縁の使用態様を図12につ
いて説明する。図12に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0026】〔請求項1記載の本発明の実施例8〕図1
1は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図
である。図11に示す本発明化粧縁1aは巾木であり、
図11に示す巾木1aおいては、その本体11aのほぼ
直交する相隣る2面に突設されている突条12aは、断
面形状がほぼC字形のものである。突条12aの幅Wは
3mm、高さHは3mm、厚さTは0.6mmである。
【0027】〔請求項2記載の本発明の実施例8〕次
に、図11に示す本発明化粧縁の使用態様を図12につ
いて説明する。図12に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0028】〔請求項1記載の本発明の実施例9〕図1
3は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視図
である。図13に示す本発明化粧縁1は回り縁であり、
図13に示す回り縁1においては、回り縁本体11のほ
ぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12は、断
面形状が2個の三角状のものを頂点同士において結合し
たほぼX字形のものである。突条12の幅Wは3mm、
高さHは3mm、突条12を構成する壁体の厚さTは
0.6mmである。
【0029】〔請求項2記載の本発明の実施例9〕次
に、図13に示す本発明化粧縁の使用態様を図15につ
いて説明する。図15に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0030】〔請求項1記載の本発明の実施例10〕図
14は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図14に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図14に示す巾木1aおいては、その本体11aの
ほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12a
は、断面形状が2個の三角状のものを頂点同士において
結合したほぼX字形のものである。突条12aの幅Wは
3mm、高さHは3mm、突条12を構成する壁体の厚
さTは0.6mmである。
【0031】〔請求項2記載の本発明の実施例10〕次
に、図14に示す本発明化粧縁の使用態様を図15につ
いて説明する。図15に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0032】〔請求項1記載の本発明の実施例11〕図
16は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図16に示す本発明化粧縁1は回り縁であ
り、図16に示す回り縁1においては、回り縁本体11
のほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12
は、根元から先端に接近するに従い徐々に肉の厚さが薄
くなり、且つ、湾曲して傾斜されてはいるが、図1に示
す実施例1の突条12よりも垂直に近いものである。
【0033】〔請求項2記載の本発明の実施例11〕次
に、図16に示す本発明化粧縁の使用態様を図18につ
いて説明する。図18に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0034】〔請求項1記載の本発明の実施例12〕図
17は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図17に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図17に示す巾木1aおいては、その本体11aの
ほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12a
は、根元から先端に接近するに従い徐々に肉の厚さが薄
くなり、且つ、湾曲して傾斜されてはいるが、図1に示
す実施例1の突条12よりも垂直に近いものである。
【0035】〔請求項2記載の本発明の実施例12〕次
に、図17に示す本発明化粧縁の使用態様を図18につ
いて説明する。図18に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0036】〔請求項1記載の本発明の実施例13〕図
19は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図19に示す本発明化粧縁1は回り縁であ
り、図19に示す回り縁1においては、回り縁本体11
のほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12
は、偏平な角形棒状のものである。突条12の幅Wは3
mm、高さHは1mmである。
【0037】〔請求項2記載の本発明の実施例13〕次
に、図19に示す本発明化粧縁の使用態様を図21につ
いて説明する。図21に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0038】〔請求項1記載の本発明の実施例14〕図
20は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図20に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図20に示す巾木1aおいては、その本体11aの
ほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12a
は、偏平な角形棒状のものである。突条12aの幅Wは
3mm、高さHは1mmである。
【0039】〔請求項2記載の本発明の実施例14〕次
に、図20に示す本発明化粧縁の使用態様を図21につ
いて説明する。図21に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0040】〔請求項1記載の本発明の実施例15〕図
22は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図22に示す本発明化粧縁1は回り縁であ
り、図22に示す回り縁1においては、回り縁本体11
のほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12
は、断面形状がほぼ円形の中空のものである。突条12
の幅Wは3mm、高さHは3mm、突条12を構成する
湾曲壁の厚さTは0.6mmである。
【0041】〔請求項2記載の本発明の実施例15〕次
に、図22に示す本発明化粧縁の使用態様を図24につ
いて説明する。図24に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0042】〔請求項1記載の本発明の実施例16〕図
23は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図23に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図23に示す巾木1aおいては、その本体11aの
ほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12a
は、断面形状がほぼ円形の中空のものである。突条12
aの幅Wは3mm、高さHは3mm、突条12を構成す
る湾曲壁の厚さTは0.6mmである。
【0043】〔請求項2記載の本発明の実施例16〕次
に、図23に示す本発明化粧縁の使用態様を図24につ
いて説明する。図24に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0044】〔請求項1記載の本発明の実施例17〕図
25は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図25に示す本発明化粧縁1は回り縁であ
り、図25に示す回り縁1においては、回り縁本体11
のほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12
は、断面形状がほぼ中空円形のものを2個並設させたも
のである。突条12の幅Wは4mm、中空円形のものの
1個の幅W1 は2mm、高さHは2mmである。
【0045】〔請求項2記載の本発明の実施例17〕次
に、図25に示す本発明化粧縁の使用態様を図27につ
いて説明する。図27に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。
【0046】〔請求項1記載の本発明の実施例18〕図
26は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図26に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図26に示す巾木1aおいては、その本体11aの
ほぼ直交する相隣る2面に突設されている突条12a
は、断面形状がほぼ中空円形のものを2個並設させたも
のである。突条12aの幅Wは4mm、中空円形のもの
の1個の幅W1 は2mm、高さHは2mmである。
【0047】〔請求項2記載の本発明の実施例18〕次
に、図26に示す本発明化粧縁の使用態様を図27につ
いて説明する。図27に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。
【0048】〔請求項1記載の本発明の実施例19〕図
28は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図28に示す本発明化粧縁1は回り縁であ
り、図28に示す回り縁1においては、図25に示す実
施例17の回り縁本体11を中空状のものとしたもので
ある。即ち、図28に示す回り縁1においては、回り縁
本体11に中空部13が設けられ、回り縁本体11の上
面に凸部14が突設され、この凸部14に突条12が設
けられ、前面及び底面には木目印刷15が施されてい
る。回り縁本体11の幅Wは18mm、高さHは40m
mである。
【0049】〔請求項2記載の本発明の実施例19〕次
に、図28に示す本発明化粧縁の使用態様を図30につ
いて説明する。図30に示すように、内壁面材2と天井
の面材3との境界部に本発明化粧縁1を当て、本発明化
粧縁1の突条12を内壁面材2と天井の面材3とに密接
させることにより内壁面材2と天井の面材3との境界部
の気密性が保持できる。又、図28に示す本発明化粧縁
1は中空であるから軽量であり、取付作業が容易とな
る。又、前面に木目印刷15が施されているので、化粧
効果が向上する。
【0050】〔請求項1記載の本発明の実施例20〕図
29は本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜視
図である。図29に示す本発明化粧縁1aは巾木であ
り、図29に示す巾木1aおいては、図26に示す実施
例18の巾木1aの形状等をやや変更したものである。
即ち、その本体11aの表裏面に凹溝13aが凹設さ
れ、その前面に木目印刷15aを施したものである。本
体11aの巾Wは7mm、高さHは85mmである。
【0051】〔請求項2記載の本発明の実施例20〕次
に、図29に示す本発明化粧縁の使用態様を図30につ
いて説明する。図30に示すように、床の面材4と内壁
の面材2との境界部に本発明化粧縁1aを当て、本発明
化粧縁1aの突条12aを内壁の面材2と床の面材4と
に密接させることにより内壁の面材2と床の面材4との
境界部の気密性が保持できる。又、図29に示す本発明
化粧縁1aには凹溝13aが凹設されているから軽量で
あり、取付作業が容易となる。又、前面に木目印刷15
aが施されているので、化粧効果が向上する。
【0052】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、図示の実施
例においては、本体に1条乃至は2条の突条が突設され
ているが、本体に3条以上の突条が突設されていてもよ
い。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の本発明化粧縁において
は、化粧縁本体が合成樹脂発泡体製であり、天井、内
壁、床等の面材と接触する化粧縁本体の2面にその長手
方向に沿って合成樹脂エラストマー製の突条が突設され
ているので、使用に際に突条が建物の内壁の面材、天井
の面材、床の面材等に接触するように取付けることによ
り、内壁の面材と天井の面材との境界部、或いは、内壁
の面材と床の面材との境界部において、突条が天井、内
壁或いは床の不揃いやうねりによく密接し、これらの境
界部の気密化を図ることができる。
【0054】又、請求項2記載の本発明化粧縁の取付構
造においては、化粧縁の2面に突設されている突条が天
井、内壁、床等の面材に押し付けられているので、突条
が天井、内壁或いは床の不揃いやうねりによく密接し、
面材間の境界部における気密性が保持され、建物内の冷
暖房効果が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明化粧縁の一例を示す一部切欠斜視図。
【図2】本発明化粧縁の他の一例を示す一部切欠斜視
図。
【図3】図1、2に示す本発明化粧縁の取付構造の一例
を示す説明図。
【図4】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜
視図。
【図5】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜
視図。
【図6】図4、5に示す本発明化粧縁の取付構造の一例
を示す説明図。
【図7】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜
視図。
【図8】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠斜
視図。
【図9】図7、8に示す本発明化粧縁の取付構造の一例
を示す説明図。
【図10】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図11】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図12】図10、11に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図13】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図14】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図15】図13、14に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図16】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図17】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図18】図16、17に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図19】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図20】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図21】図19、20に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図22】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図23】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図24】図22、23に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図25】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図26】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図27】図25、26に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【図28】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図29】本発明化粧縁の更に他の一例を示す一部切欠
斜視図。
【図30】図28、29に示す本発明化粧縁の取付構造
の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1、1a 化粧縁 11、11a 本体 12、12a 突条 2 内壁の面材 3 天井の面材 4 床の面材
フロントページの続き (72)発明者 大辻 晃代 東京都新宿区西新宿2−1−1 東都積水 株式会社内 (72)発明者 田原 成道 東京都新宿区西新宿2−1−1 東都積水 株式会社内内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井の面材と内壁の面材との境界部、或
    いは、内壁の面材と床の面材との境界部等に設けられる
    長尺の化粧縁であって、面材と接触し、相互にほぼ直交
    する2面を有する化粧縁において、化粧縁本体が合成樹
    脂発泡体製であり、面材と接触する化粧縁本体の2面に
    その長手方向に沿って合成樹脂エラストマー製の突条が
    突設されていることを特徴とする化粧縁。
  2. 【請求項2】 天井の面材と内壁の面材との境界部、或
    いは、内壁の面材と床の面材との境界部等に沿って長尺
    の化粧縁が設けられた化粧縁の取付構造において、化粧
    縁として請求項1記載の化粧縁が使用され、化粧縁の2
    面に突設されている突条が面材に押し付けられているこ
    とを特徴とする化粧縁の取付構造。
JP23990794A 1994-10-04 1994-10-04 化粧縁及び化粧縁の取付構造 Pending JPH08105195A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001059285A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Daiken Trade & Ind Co Ltd 気密構造を有する木造建築物
JP2016121503A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社熊谷組 巾木

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001059285A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Daiken Trade & Ind Co Ltd 気密構造を有する木造建築物
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