JPH0810440A - 足踏み式ゲーム装置 - Google Patents

足踏み式ゲーム装置

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Publication number
JPH0810440A
JPH0810440A JP6146857A JP14685794A JPH0810440A JP H0810440 A JPH0810440 A JP H0810440A JP 6146857 A JP6146857 A JP 6146857A JP 14685794 A JP14685794 A JP 14685794A JP H0810440 A JPH0810440 A JP H0810440A
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JP
Japan
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foot
operated
input
switch
operated switch
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JP6146857A
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English (en)
Inventor
Teruo Ohira
輝雄 大平
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TAIHEI GIKEN KOGYO KK
Original Assignee
TAIHEI GIKEN KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH0810440A publication Critical patent/JPH0810440A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレーヤがゲーム装置上に乗り、ゲームを進
行させることができる足踏み式ゲーム装置を提供し、ま
た、プレーヤにスリル感を与えることができる足踏み式
ゲーム装置を提供すること。 【構成】 特定入力スイッチ設定処理プログラムを実行
して特定入力スイッチ設定処理(S10)が終了する
と、プレーヤによる足踏み式スイッチFSの入力を待機
する(S11:NO)。そして、いずれかの足踏み式ス
イッチFSが入力されると(S11:YES)、入力さ
れた足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチに該当す
るか否かが判断される(S12)。入力された足踏み式
スイッチFSが特定入力スイッチに該当しないと判断さ
れた場合には(S12:NO)、ゲーム継続表示(S1
4)がなされる。一方、入力された足踏み式スイッチF
Sが特定入力スイッチに該当すると判断された場合には
(S12:YES)、ゲームオーバー表示がなされる
(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力手段を順番に操作
することによりゲームが進行するゲーム装置に関し、更
に詳細には、入力手段を足で操作する足踏み式ゲーム装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オン、オフスイッチ等の入力
手段を介して入力信号が入力され、かかる入力信号に基
づき種々の制御処理を実行することによりゲームを進行
させるゲーム装置が種々実用化されている。
【0003】この種のゲーム装置として、例えば、入力
手段としての光源内蔵式入力スイッチを操作パネル上に
複数個ランダムに備え、操作すべき入力スイッチを所定
時間だけ点灯させる。そして、点灯している間にスイッ
チが操作された場合には得点としてカウントし、所定時
間内にどれだけ得点することができるかを争うゲーム装
置が実用化されている。
【0004】このゲーム装置は、プレーヤに対して視覚
による識別能力と、識別に対応する正確かつ迅速な処理
能力(スイッチ操作)を要求するものであり、プレーヤ
の有する反射神経によって得点が左右されるゲーム装置
である。従って、各スイッチが一望できると共に、点灯
しているスイッチを確実に操作する必要があるので、一
般的に、手を介してスイッチ操作が行われるアップライ
ト型の構成を備えている。 また、入力手段として足踏
み式スイッチを設置面に複数個備え、1の足踏み式スイ
ッチに1の音階が割り振りされており、操作された足踏
みスイッチに対応した音階が音声出力装置から出力され
るゲーム装置が実用化されている。
【0005】このゲーム装置は、どちらかといえば低年
齢の子供向けの遊戯型ゲーム装置であり、スピード感、
緊張感という感覚とは無縁であり、プレーヤがゲーム装
置の中に入り、若しくはゲーム装置の上に乗って足踏み
式スイッチを操作することから、一般に、比較的広いス
ペースに設置されるゲーム装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のゲーム装置のうち、プレーヤの反射神経に基づ
いてゲームが進められるゲーム装置では、スイッチ操作
が専ら、手を介して行われるため、ゲーム装置自体をコ
ンパクトにせざる負えない。従って、プレーヤは体の一
部を介してゲーム装置と接触するに留まり、ゲーム装置
の中に入ってゲームを進行することはできず、臨場感に
欠け、プレーヤ参加型、体感型のゲーム装置とは言いが
たいものであった。
【0007】また、反射神経に基づくゲームであるか
ら、集中力に伴う一種の緊張感を有するものの、プレー
ヤが頭で考えて行動する時間はなく、自己の推理と実行
の結果の相違から生じる類のスリル感といったものを与
えるには至らなかった。さらに、制限時間内にどれだけ
有効なスイッチ操作を行うことができるかを争うもので
あり、1ステップ、1ステップ積み重ねてゲームを進行
させる類のゲーム装置でもなかった。
【0008】また、入力手段として足踏み式スイッチを
備えた後者のゲーム装置では、プレーヤがゲーム装置の
中に入ってゲームを行うことができるものの、そのゲー
ムに規則性はなく、単に足踏み式の電子楽器として機能
するに留まっていた。
【0009】したがって、ゲームの内容そのものが低年
齢の子供向けのものとなり、緊張感、スリル等とは無縁
のゲーム装置であるため、高年齢の子供、成人向けのゲ
ーム装置としては物足りないものであった。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、プレーヤがゲーム装置上に乗
り、ゲームを進行させることができる足踏み式ゲーム装
置を提供することを目的とする。また、プレーヤにスリ
ル感を与えることができる足踏み式ゲーム装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る足踏み式ゲーム装置は、2以上の入力手段
が配設された入力手段列と、その入力手段列が複数配設
されてなる入力部と、前記各入力手段列毎に操作しては
ならない入力手段を特定入力手段として設定する特定入
力手段設定手段と、操作された入力手段が前記特定入力
手段に該当するか否かを判断する入力判断手段と、操作
された前記入力手段が前記特定入力手段に該当すると判
断された場合には、これを報知する第1報知手段とを構
成として備える。
【0012】また、操作された前記入力手段が前記特定
入力手段に該当しないと判断された場合には、これを報
知する第2報知手段を備えていることが望ましい。さら
に、操作された前記入力手段が前記特定入力手段に該当
すると前記入力判断手段によって判断された回数をカウ
ントする特定入力手段カウント手段及び前記第1報知手
段を備え、前記第1報知手段は、前記特定入力手段カウ
ント手段によるカウント回数が所定回数を超えた場合
に、これを報知する構成を備えてもよい。
【0013】更に、前記第1報知手段は、音声出力手段
または照明装置、あるいは、音声出力手段及び照明装置
によって特定入力手段に該当する入力手段が操作された
ことを報知することが好ましい。また、前記照明装置に
代えて、あるいは、前記照明装置に加えて映像出力手段
を備える構成であってもよい。
【0014】
【作用】上記構成を備えた本発明に係る足踏み式ゲーム
装置では、電源が投入されると、先ず、特定入力手段設
定手段は、入力部として2以上の入力手段が配設された
入力手段列のうち、いくつかの入力手段を入力してはな
らない特定入力手段として設定する。かかる特定入力手
段の設定は、入力部として複数配設されている入力手段
列の各入力手段列を単位として行われる。
【0015】続いて、プレーヤにより入力手段が操作さ
れると、入力判断手段は操作された入力手段が特定入力
手段に該当するか否かを判断する。そして、入力判断手
段が操作された入力手段は特定入力手段に該当すると判
断した場合には、第1報知手段は、特定入力手段が操作
されたことをプレーヤに報知する。
【0016】かかる第1報知手段として、音声出力手
段、または照明装置、あるいは、音声出力手段及び照明
装置を備えている場合には、音声、または照明、あるい
は、音声及び照明によって、特定入力手段が操作された
ことをプレーヤに知らしめる。さらに、映像出力手段を
備えている場合には、映像出力手段から出力される映像
によって、進行するゲームの雰囲気により適した報知が
なされる。
【0017】ところで、第2報知手段を備えている場合
には、入力判断手段によって、操作された入力手段が特
定入力手段に該当しないと判断された場合にも、第2報
知手段を介して、特定入力手段が操作されなかったこと
がプレーヤに報知され、これを知ったプレーヤは次の入
力手段を操作する。
【0018】また、特定入力手段カウント手段を備える
場合には、操作された入力手段が特定入力手段に該当す
ると、入力判断手段によって判断された回数がカウント
される。そして、第1報知手段は、これに対応して特定
入力手段が操作されたことを直ちにプレーヤに報知せ
ず、特定入力手段カウント手段によってカウントされ
た、特定入力手段の操作回数が所定回数を超えた場合に
報知する。したがって、プレーヤには、特定入力手段の
操作回数が段階的に報知されることとなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を足踏み式ゲーム装置に具体化
したいくつかの実施例について図面を参照して説明す
る。
【0020】先ず、図1を参照して第1実施例に係る足
踏み式ゲーム装置G1の概略構成について説明する。足
踏み式ゲーム装置G1は、載置面に敷設される入力部と
しての足踏み式スイッチユニット10と、足踏み式スイ
ッチユニット10の前方に配設される景品選択機20と
を備えている。また、足踏み式ゲーム装置G1は、足踏
み式スイッチユニット10及び、景品選択機20を覆う
シェルター30と、シェルター30の一側壁に配設され
る景品払出し機40を備えている。
【0021】足踏み式スイッチユニット10は、プレー
ヤがその上面に乗り、実際にゲームを進行させていく、
足踏み式ゲーム装置G1における入力操作部である。か
かる足踏み式スイッチユニット10は、上方から見て長
方形状に形成されるとともに、所定厚さを有する基台1
1と、基台11に配設される入力手段としての複数の足
踏み式スイッチFSを備えている。
【0022】足踏み式スイッチFSは、プレーヤが自分
の選択意思を入力するための入力手段であり、プレーヤ
が自ら選択した足踏み式スイッチFSの上に乗ることで
スイッチがオンされる。そして、足踏み式スイッチFS
は、基台11に対してマトリックス状に配設されてお
り、シェルター30の間口方向を行とした場合、1行に
つき3個の足踏み式スイッチFSが配設されている。
【0023】ここで、かかる1行3個の足踏み式スイッ
チFSを以下、足踏みスイッチ群FGと表現することと
する。また、シェルター30の奥行き方向を列とした場
合、1列につき7個の足踏み式スイッチFSが配設され
ており、足踏み式スイッチユニット10には、7つの足
踏み式スイッチ群が配設されていることとなる。
【0024】なお、この足踏み式スイッチFSとして
は、例えば、ピエゾ式、押しボタン式、フォトセンサ式
の各スイッチが好適である。また、基台11は、出入口
側(図1中手前側)の側端縁部12が傾斜形成されてお
り、足踏み式ゲーム装置G1に対する円滑な出入りの妨
げとなる基台10の厚さ(段差)を解消している。
【0025】景品選択機20は、ゲームを無事終了した
際に受け取る、所望の景品を選択するための機械であ
り、足踏み式スイッチユニット10の先端縁部と平行
に、シェルター30の奥壁面に近接配置されている。し
たがって、プレーヤは足踏み式スイッチユニット10に
配設されている各足踏み式スイッチ群、すなわち、A〜
Gまでの7つの足踏み式スイッチ群を全てクリアしなけ
れば、景品選択機20にたどり着くことができない。
【0026】ここで、景品選択機20は、4個の景品選
択ボタン21を備える箱状の本体22と、景品選択ボタ
ン21に対応する4種類の景品を内側に陳列する景品シ
ョーケース23を備えている。また、景品の払出しは、
再度出入口まで7つの足踏み式スイッチ群を全てをクリ
アして引き返すことができた場合にのみ行われるので、
景品選択機20に景品払出し口は設けられていない。し
たがって、景品選択機20にたどり着いたプレーヤは、
4個の景品選択ボタン21のいずれか1つを押圧し、出
入口にて払出しされる所望の景品を選択するにとどまる
ことになる。
【0027】シェルター30は、プレーヤに対し閉鎖感
を与えるとともに、上記各構成要素を内包する足踏み式
ゲーム装置G1の外周部を構成する。かかるシェルター
30は、載置面に対して垂直に配置される両側壁面、両
側壁面の上端部に連結される断面半円弧状の天井面、出
入口としてのU字状開口部34、及びU字状背面壁から
構成されている。また、両側壁面の内側上部には、音声
出力手段としてのスピーカ31が開口部34付近、背面
壁付近に設置されている。さらに、両側壁面の内側下部
には、照明装置としての屋内照明装置32が各足踏み式
スイッチ群に対応して配置されている。さらにまた、開
口部34周縁にも屋外照明装置33が配置されている。
【0028】両側壁面の各屋内照明装置32は、対応す
る各足踏み式スイッチ群をプレーヤがクリアした際に点
灯し、プレーヤに対して操作した足踏み式スイッチFS
が特定入力スイッチでないことを知らしめる。一方、プ
レーヤが操作した足踏み式スイッチFSが特定入力スイ
ッチに該当する場合には、例えば、全ての屋内照明装置
32が点滅することによって、プレーヤに対し特定入力
スイッチを操作したことを知らしめる。
【0029】また、スピーカ31はプレーヤが操作した
足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチに該当する場
合に、例えば、爆発音、破裂音等を出力してプレーヤに
対して特定入力スイッチを操作したことを知らしめる。
【0030】景品払出し機40は、景品選択機20によ
って選択された所望の景品を払い出しする機械であり、
図示しない景品払出し口を備え、シェルター30の出入
口(開口部34)に向かって右側の壁面に密接配置され
ている。また、景品払出し機40は、足踏み式ゲーム装
置G1における硬貨収集機としても機能し、図示しない
硬貨投入口を備えている。
【0031】次に、上記構成を備える第1実施例にかか
る足踏み式ゲーム装置G1の制御系について図2に示す
ブロック回路図を参照して説明する。足踏み式ゲーム装
置G1は、制御回路C1を核に構成されている。そし
て、制御回路C1は演算処理を実行する中央処理装置
(CPU)50、各種プログラムを記憶するメモリ(R
OM)51、入力データ、演算結果等を一時的に記憶す
るメモリ(RAM)52、ランダム数値を発生させるラ
ンダム数値発生回路53を備えている。また、制御回路
C1内の各構成回路は、バス55を介して接続されると
ともに、入出力インターフェイス54と接続されてい
る。そして、制御回路C1は、入出力インターフェイス
54を介して、外部入出力手段である足踏み式スイッチ
FS、景品選択機20、景品払出し機40、スピーカ3
1、屋内照明装置32、及び屋外照明装置33と接続さ
れている。
【0032】CPU50は、RAM52に記憶されてい
る入力データ、ROM51に記憶されている各種プログ
ラム等に基づいて演算処理を実行する回路であり、制御
回路C1の核となる回路である。
【0033】ROM51には、第1実施例にかかる足踏
み式ゲーム装置G1の基本的な動作を制御してゲームを
進行させる第1メイン処理プログラム51a、第1メイ
ン処理プログラム51aのサブルーチンプログラムであ
る特定入力スイッチ設定処理プログラム51bが記憶さ
れている。この第1メイン処理プログラム51aは、操
作した足踏み式スイッチFSが、特定入力スイッチ設定
処理プログラム51bによって設定された特定スイッチ
に1度でも該当した場合には、そのプログラムの実行を
終了するプログラムである。また、特定入力スイッチ設
定処理プログラム51bは、入力手段である足踏み式ス
イッチFSのうち、操作してはならない足踏み式スイッ
チFSを特定入力スイッチとして設定する特定入力手段
設定手段に該当するプログラムである。
【0034】RAM52は、足踏み式スイッチFSから
入力された入力データを格納する入力メモリ52a、特
定入力スイッチ設定処理プログラム51bにより設定さ
れた特定入力スイッチデータを各足踏み式スイッチ群の
アドレスに格納する特定入力スイッチメモリ52bを備
えている。
【0035】ランダム数値発生装置53は、作動の度、
無作為的に数値を発生させる回路であり、本実施例にお
いては、ランダム数値発生装置53が作動する毎に0〜
3までの数値が無作為に発生される。そして、ランダム
数値Rは、足踏み式スイッチユニット10上の各足踏み
式スイッチ群に対応させられ、RAM52の特定入力ス
イッチメモリ52bに格納される。
【0036】入出力インターフェイス54は、制御回路
C1と外部入出力手段の間における動作タイミング、信
号表現形式等の差異を調整し、入力データ、制御信号等
の伝達を適正に行わしめる回路である。
【0037】次に、上記構成を備えた本実施例にかかる
足踏み式ゲーム装置G1の作用について説明する。非作
動時における足踏み式ゲーム装置G1は、例えば、開口
部34の周縁に配設された屋外照明装置33、シェルタ
ー30側壁に配設された屋内照明装置32が点滅し、シ
ェルター30側壁に配設されたスピーカ31からBGM
等を出力している。このとき、制御回路C1は演出効果
のために各照明装置32、33、スピーカ31を制御し
ているに留まり、メイン処理を実行していない。
【0038】かかる状態の足踏み式ゲーム装置G1に対
して、プレーヤが硬貨を景品払出し機40の図示しない
硬貨投入口に投入すると、制御回路C1のメイン処理回
路が開かれ、第1メイン処理プログラム51aが起動す
る。以下、第1メイン処理プログラム51aについて図
3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0039】先ず、ステップ(以下「S」と記す)10
において、サブルーチンプログラムである特定入力スイ
ッチ設定処理プログラム51bが実行される。続いて、
特定入力スイッチ設定処理プログラム51bを図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0040】先ず、RAM52に設けられている各メモ
リ52a、52bのデータがクリアされる(S10
0)。すなわち、前回の特定入力スイッチ設定処理プロ
グラム51bの実行により特定入力スイッチメモリ52
bに格納されている特定入力スイッチデータ、及び入力
メモリ52aに格納されている入力スイッチデータが消
去されるのである。このようにRAM52の初期化が実
行されると、続いて、ランダム数値発生装置53によっ
て、ランダム数値Rを発生させることが実行される(S
110)。
【0041】ランダム数値発生装置53では、0〜3ま
での数値が無作為に選択、発生させられ、発生させられ
たランダム数値Rは、特定入力スイッチメモリ52b中
の該当足踏み式スイッチ群に対応するアドレスに格納さ
れる(S120)。なお、本実施例では、先ず、0がラ
ンダム数値Rとして足踏み式スイッチ群Aに対応するア
ドレスに格納される。
【0042】足踏み式スイッチ群Aについて特定入力ス
イッチの設定が終了すると、直前に設定した足踏み式ス
イッチ群、すなわち、足踏み式スイッチ群Aが最終足踏
み式スイッチ群であるか否かが判断される(S13
0)。本実施例では、A〜Gまで7つの足踏み式スイッ
チ群を備えているので、足踏み式スイッチ群Aは最終足
踏み式スイッチ群でなく(S130:NO)、ステップ
140に移行する。
【0043】ステップ140では、今回特定入力スイッ
チを設定した足踏み式スイッチ群の次の足踏み式スイッ
チ群に対して、次回、特定入力スイッチを設定する(S
120)ために、足踏み式スイッチ群数が1つインクリ
メントされる。すなわち、本実施例では、今回特定入力
スイッチを設定した足踏み式スイッチ群Aから足踏み式
スイッチ群Bに1つインクリメントされ、ステップ11
0に移行する。
【0044】以上のステップ(S110〜S140)が
何度も繰り返され、やがて、ステップ140においてイ
ンクリメントされたステップが足踏み式スイッチ群Gと
なると、足踏み式スイッチ群Gに対する特定入力スイッ
チの設定処理が実行される(S110、S120)。
【0045】そして、足踏み式スイッチ群Gが最終足踏
み式スイッチ群に該当するか否かが判断されると(S1
30)、足踏み式スイッチ群Gは最終足踏み式スイッチ
群であるから(S130:YES)、特定入力スイッチ
設定処理プログラム51bが終了し、メインルーチンに
リターンされる(S150)。
【0046】かかる特定入力スイッチ設定処理プログラ
ム51bによって特定入力スイッチメモリ52bに格納
されたランダム数値Rと各足踏み式スイッチ群の関係に
ついて、上記フローチャートの説明の中では、足踏み式
スイッチ群Aを除いて省略しているので、その詳細を表
1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】表1は各足踏み式スイッチ群に対応するラ
ンダム数値R、すなわち、特定入力スイッチの関係を示
す表である。本実施例では足踏み式スイッチ群Aに対応
するランダム数値Rは0、足踏み式スイッチ群Bに対応
するランダム数値Rは1、足踏み式スイッチ群Cに対応
するランダム数値Rは0がそれぞれ対応している。ま
た、足踏み式スイッチ群Dに対応するランダム数値Rは
3、足踏み式スイッチ群Eに対応するランダム数値Rは
2、足踏み式スイッチ群Fに対応するランダム数値Rは
1、足踏み式スイッチ群Gに対応するランダム数値Rは
2がそれぞれ対応している。
【0049】ここで、各足踏み式スイッチ群には足踏み
式スイッチFSが3個配設されており、図5に示すよう
に上(図1において左)から第1列、第2列、第3列と
定義づけることとする。
【0050】したがって、ランダム数値Rが0とは、該
当足踏み式スイッチ群において特定入力スイッチが設定
されていないことを意味し、ランダム数値Rが1とは、
該当足踏み式スイッチ群において第1列の足踏み式スイ
ッチFSが特定入力スイッチとして設定されていること
を意味するものである。また、ランダム数値Rが2と
は、該当足踏み式スイッチ群において第2列の足踏み式
スイッチFSが特定入力スイッチとして設定されている
ことを意味し、ランダム数値Rが3とは、該当足踏み式
スイッチ群において第3列の足踏み式スイッチFSが特
定入力スイッチとして設定されていることを意味するも
のである。
【0051】また、表1には各足踏み式スイッチ群に対
応する入力された足踏み式スイッチFSの関係も示され
ている。本実施例では、足踏み式スイッチ群Aにおいて
は第3列の足踏み式スイッチFSが入力され、足踏み式
スイッチ群Bにおいては第2列の足踏み式スイッチFS
が入力され、足踏み式スイッチ群Cにおいては第1列の
足踏み式スイッチFSが入力されている。また、足踏み
式スイッチ群Dにおいては第2列の足踏み式スイッチF
Sが入力され、足踏み式スイッチ群Eにおいては第2列
の足踏み式スイッチFSが入力されている。
【0052】この各足踏み式スイッチ群に対応する入力
された足踏み式スイッチFSの関係については、以下の
フローチャートの説明中において詳述する。図3に戻り
第1メイン処理プログラム51aについて説明を続け
る。
【0053】特定入力スイッチ設定処理(S10)が終
了すると、プレーヤによる足踏み式スイッチFSの入力
がなされたか否かが判断され(S11)、入力がなされ
ない時には入力がなされるまで待機する(S11:N
O)。
【0054】そして、足踏み式スイッチ群Aにおいてい
ずれかの足踏み式スイッチFSが入力されると(S1
1:YES)、入力された足踏み式スイッチFSが特定
入力スイッチに該当するか否かが判断される(S1
2)。ここで、表1に示したように本実施例では、足踏
み式スイッチ群Aにおいては第3列の足踏み式スイッチ
FSが入力され、また、足踏み式スイッチ群Aにおいて
は特定入力スイッチは0、すなわち、設定されていな
い。
【0055】したがって、入力された足踏み式スイッチ
FSは、特定入力スイッチに該当しないと判断され(S
12:NO)、プレーヤに対してゲーム継続が可能であ
ることを示すゲーム継続表示(S14)がなされる。こ
のゲーム継続表示は、たとえば、各足踏み式スイッチ群
に対応してシェルター30の両側壁に設けられている屋
内照明装置32を点灯させることにより行われる。
【0056】こうしてゲーム継続表示がなされると、入
力された足踏み式スイッチFSが最終足踏み式スイッチ
群である足踏み式スイッチ群Gにおける足踏み式スイッ
チFSであるか否かが判断される(S15)。今回入力
された足踏み式スイッチFSは、足踏み式スイッチ群A
における足踏み式スイッチFSであるから(S15:N
O)、ステップ11に移行する。
【0057】以降、入力された足踏み式スイッチFSが
特定入力スイッチに該当するまで(S12:YES)、
ステップ11からステップ15までの各処理が繰り返し
て行われる。このようすを表1、図5を参照して説明す
る。なお、図5中、「I」は入力された足踏み式スイッ
チFSを示し、「×」は特定入力スイッチとして設定さ
れた足踏み式スイッチFSを示している。
【0058】足踏み式スイッチ群Bにおいては、第1列
の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチとして設定
されており、一方、入力された足踏み式スイッチFS
は、第2列の足踏み式スイッチFSであるから、入力さ
れた足踏み式スイッチFSは、特定入力スイッチに該当
しない(S12:NO)。
【0059】また、足踏み式スイッチ群Cにおいては、
特定入力スイッチが設定されておらず、一方、入力され
た足踏み式スイッチFSは、第1列の足踏み式スイッチ
FSであるから、入力された足踏み式スイッチFSは、
特定入力スイッチに該当しない(S12:NO)。
【0060】さらに、足踏み式スイッチ群Dにおいて
は、第3列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチ
として設定されており、一方、入力された足踏み式スイ
ッチFSは、第2列の足踏み式スイッチFSであるか
ら、入力された足踏み式スイッチFSは、特定入力スイ
ッチに該当しない(S12:NO)。
【0061】そして、足踏み式スイッチ群Eにおいて
は、第2列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチ
として設定されており、また、入力された足踏み式スイ
ッチFSも第2列の足踏み式スイッチFSであるから、
入力された足踏み式スイッチFSは、特定入力スイッチ
に該当する(S12:YES)。
【0062】したがって、プレーヤに対してゲームオー
バーを知らしめるゲームオーバー表示がなされる(S1
3)。かかるゲームオーバー表示は、たとえば、シェル
ター30両側壁に配置されたスピーカ31から爆発音を
発し、さらに、シェルター30両側壁に配設された屋内
照明装置32を交互に点灯、若しくは、点滅させること
によって行われる。
【0063】次に、表1及び図6には示していないが、
最終足踏み式スイッチ群である足踏み式スイッチ群Gに
到達した場合について図3にもどり説明する。ステップ
15において、入力された足踏み式スイッチFSが最終
足踏み式スイッチ群に該当すると判断されると(S1
5:YES)、続いて、景品選択機20において所望の
景品が選択済みであるか否かが判断される(S16)。
【0064】このような判断処理を行うのは、足踏み式
ゲーム装置G1では、開口部34から景品選択機20に
向かってゲームを進行したのち、さらにもう一度、開口
部34まで引き返す必要があるからである。また、この
結果、足踏み式スイッチユニット10を2度使用しなけ
ればならず、特定入力スイッチの再設定処理を行う必要
があり、また、足踏み式スイッチ群の配列を入れ換える
必要があるからである。
【0065】所望の景品が未だ選択されていないと判断
された場合には(S16:NO)、景品選択ボタン21
の入力がなされるまで待機し(S17:NO)、景品選
択ボタン21の入力がなされると(S17:YES)、
ステップ18に移行する。
【0066】ステップ18では、現在、開口部34から
足踏み式ゲーム装置G1の内部に向けて足踏み式スイッ
チ群A〜Gと設定している各足踏み式スイッチ群を、入
れ替える処理が行われる。すなわち、足踏み式スイッチ
群AとGとが入れ替わり、足踏み式スイッチ群BとFと
が入れ替わり、足踏み式スイッチ群CとEとが入れ替わ
るのである。このように足踏み式スイッチ群の配列を入
れ替えることにより、復路にもステップ15の処理を変
更することなく用いることができる。
【0067】そして、足踏み式スイッチ群入れ替え処理
(S18)が終了すると、ステップ10に移行し、再
度、特定入力スイッチ設定処理が実行される。以降、ス
テップ11〜ステップ15までの各ステップにおいて実
行される処理については、既に説明済みであるからその
説明を省略する。
【0068】続いて、プレーヤが足踏み式スイッチ群A
からFまで無事クリアし、ステップ14におけるゲーム
継続表示処理が終了したところから説明を続ける。ゲー
ム継続表示処理が終了が終了すると、ステップ15にお
いて、入力された足踏み式スイッチFSが最終足踏み式
スイッチ群であるか否かが判断される。ここで、今回、
プレーヤによって入力された足踏み式スイッチFSは、
足踏み式スイッチ群Gにおける第1列〜第3列のいずれ
かの足踏み式スイッチFSである。したがって、本実施
例における最終足踏み式スイッチ群である足踏み式スイ
ッチ群Gに該当し(S15:YES)、ステップ16に
移行する。
【0069】ステップ16では、景品選択機20におい
て、既に所望の景品が選択済みであるか否かが判断され
るのであるが、このステップ16の処理は今回で2回目
であり、既に往路にて所望の景品は選択されている(S
16:YES)。したがって、ステップ19に移行し、
選択された景品の払出しが行われる。
【0070】景品の払出しは、シェルター30外側側壁
に配置されている景品払出し機40の景品払出し口(図
示しない)から払出しされる。以上により第1メイン処
理プログラム51aが終了し、第1実施例にかかる足踏
み式ゲーム装置G1における1回のゲームが終了する。
【0071】次に、第2実施例にかかる足踏み式ゲーム
装置G2について図1、図6〜図8を参照しつつ説明す
る。ここで、足踏み式ゲーム装置G2の外観構成は、第
1実施例にかかる足踏み式ゲーム装置G2の外観構成と
同一であるからその説明を省略し、以下、同一符号を用
いて説明することとする。
【0072】続いて、上記構成を備える足踏み式ゲーム
装置G2の制御系について図6に示すブロック回路図を
参照して説明する。足踏み式ゲーム装置G2は、制御回
路C2を核に構成されており、制御回路C2の基本的な
回路構成は、第1実施例における制御回路C1と同様で
あるから同一符号を付すとともにその説明を省略し、異
なる点について説明する。制御回路C2は演算処理を実
行するCPU50、各種プログラムを記憶するROM5
1、入力データ、演算結果等を一時的に記憶するRAM
52、ランダム数値を発生させるランダム数値発生回路
53を備えている。また、制御回路C2内の各構成回路
は、バス55を介して接続されるとともに、入出力イン
ターフェイス54と接続されている。そして、制御回路
C2は、入出力インターフェイス54を介して、外部入
出力手段である足踏み式スイッチFS、景品選択機2
0、景品払出し機40、スピーカ31、屋内照明装置3
2、及び屋外照明装置33と接続されている。
【0073】ROM51には、足踏み式ゲーム装置G2
の基本的な動作を制御してゲームを進行させる第2メイ
ン処理プログラム51c、メイン処理プログラムのサブ
ルーチンプログラムである特定入力スイッチ設定処理プ
ログラム51bが記憶されている。この第2メイン処理
プログラム51cは、所定回数(本実施例では3回)特
定入力スイッチを入力した場合に、そのプログラムの実
行を終了するメイン処理プログラムである。
【0074】RAM52は、足踏み式スイッチFSから
入力された入力データを格納する入力メモリ52a、特
定入力スイッチ設定処理プログラム51bにより設定さ
れた特定入力スイッチデータを格納する特定入力スイッ
チメモリ52bを備えている。さらに、本実施例におい
ては、第2メイン処理プログラム51cにおいて必要不
可欠である、特定入力スイッチの入力回数を格納する特
定入力スイッチ入力回数メモリ52cを備えている。
【0075】次に、上記構成を備えた本実施例にかかる
足踏み式ゲーム装置G2の第2メイン処理プログラムに
ついて図5を参照して説明する。プレーヤが硬貨を景品
払出し機40の図示しない硬貨投入口に投入すると、制
御回路C2のメイン処理回路が開かれ、第2メイン処理
プログラムが起動する。
【0076】そして、先ず、ステップ20において、サ
ブルーチンプログラムである特定入力スイッチ設定処理
プログラム51bが実行される。この特定入力スイッチ
設定処理プログラム51bについては、第1実施例にお
いて既に説明済みであるからその説明を省略し、その結
果を表2に示す。
【0077】
【表2】
【0078】表2は各足踏み式スイッチ群に対応するラ
ンダム数値R、すなわち、特定入力スイッチの関係を示
す表である。本実施例では足踏み式スイッチ群Aに対応
するランダム数値Rは1、足踏み式スイッチ群Bに対応
するランダム数値Rは0、足踏み式スイッチ群Cに対応
するランダム数値Rは2がそれぞれ対応している。ま
た、足踏み式スイッチ群Dに対応するランダム数値Rは
3、足踏み式スイッチ群Eに対応するランダム数値Rは
2、足踏み式スイッチ群Fに対応するランダム数値Rは
1、足踏み式スイッチ群Gに対応するランダム数値Rは
2がそれぞれ対応している。
【0079】したがって、足踏み式スイッチ群Aにおけ
る特定入力スイッチは、第1列の足踏み式スイッチFS
に、足踏み式スイッチ群Bにおける特定入力スイッチは
無し、足踏み式スイッチ群Cにおける特定入力スイッチ
は、第2列の足踏み式スイッチFSに、足踏み式スイッ
チ群Dにおける特定入力スイッチは、第3列の足踏み式
スイッチFSに設定されている。また、足踏み式スイッ
チ群Eにおける特定入力スイッチは、第2列の足踏み式
スイッチFSに、足踏み式スイッチ群Fにおける特定入
力スイッチは、第1列の足踏み式スイッチFSに、足踏
み式スイッチ群Gにおける特定入力スイッチは、第2列
の足踏み式スイッチFSに設定されている。
【0080】また、表2には各足踏み式スイッチ群に対
応する入力された足踏み式スイッチFSの関係も示され
ている。本実施例では、足踏み式スイッチ群Aにおいて
は、第3列の足踏み式スイッチFSが入力され、足踏み
式スイッチ群Bにおいては、第1列の足踏み式スイッチ
FSが入力され、足踏み式スイッチ群Cにおいては、第
2列の足踏み式スイッチFSが入力されている。また、
足踏み式スイッチ群Dにおいては、第1列の足踏み式ス
イッチFSが入力され、足踏み式スイッチ群Eにおいて
は、第2列の足踏み式スイッチFSが入力され、足踏み
式スイッチ群Fにおいては、第1列の足踏み式スイッチ
FSが入力されている。
【0081】この各足踏み式スイッチ群に対応する入力
された足踏み式スイッチFSの関係については、以下の
フローチャートの説明中において詳述する。特定入力ス
イッチ設定処理(S20)が終了すると、プレーヤによ
る足踏み式スイッチFSの入力がなされたか否かが判断
され(S21)、入力がなされない時には入力がなされ
るまで待機する(S21:NO)。
【0082】そして、足踏み式スイッチ群Aにおいてい
ずれかの足踏み式スイッチFSが入力されると(S2
1:YES)、入力された足踏み式スイッチFSが特定
入力スイッチに該当するか否かが判断される(S2
2)。ここで、表2に示したように本実施例では、足踏
み式スイッチ群Aにおいては第3列の足踏み式スイッチ
FSが入力され、また、足踏み式スイッチ群Aにおいて
は特定入力スイッチは1である。
【0083】したがって、入力された足踏み式スイッチ
FSは、特定入力スイッチに該当しないと判断され(S
22:NO)、プレーヤに対してゲーム継続が可能であ
ることを示すゲーム継続表示(S24)がなされる。こ
のゲーム継続表示は、たとえば、各足踏み式スイッチ群
に対応してシェルター30両側壁に設けられている屋内
照明装置32を点灯させることにより行われる。
【0084】こうしてゲーム継続表示がなされると、入
力された足踏み式スイッチFSが、最終足踏み式スイッ
チ群である足踏み式スイッチ群Gにおける足踏み式スイ
ッチFSであるか否かが判断される(S24)。今回入
力された足踏み式スイッチFSは、足踏み式スイッチ群
Aにおける足踏み式スイッチFSであるから(S24:
NO)、ステップ21に移行する。
【0085】以降、入力された足踏み式スイッチFSが
特定入力スイッチに該当するまで(S22:YES)、
ステップ21からステップ24までの各処理が繰り返し
て行われる。このようすを表2、図8を参照して説明す
る。なお、図8中、「I」は入力された足踏み式スイッ
チFSを示し、「×」は特定入力スイッチとして設定さ
れた足踏み式スイッチFSを示している。
【0086】足踏み式スイッチ群Bにおいては、特定入
力スイッチが設定されておらず、一方、入力された足踏
み式スイッチFSは、第1列の足踏み式スイッチFSで
あるから、入力された足踏み式スイッチFSは、特定入
力スイッチに該当しない(S22:NO)。
【0087】一方、足踏み式スイッチ群Cにおいては、
第2列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチとし
て設定されており、一方、入力された足踏み式スイッチ
FSは、第2列の足踏み式スイッチFSであるから、入
力された足踏み式スイッチFSは、特定入力スイッチに
該当する(S22:YES)。
【0088】したがって、ステップ29に移行し、特定
入力スイッチの入力が1回目であるか否かが判断され
る。本実施例では、1回目の特定入力スイッチ入力に該
当するので(S29:YES)、足踏み式スイッチ群C
に対応するシェルター30両側壁の屋内照明装置32
を、例えば、黄色に点灯させる初回警告表示がなされる
(S30)。また、これと同時に、RAM52の特定入
力スイッチ入力回数メモリ52cには、1回目の特定入
力スイッチ入力があったことが格納され、ステップ21
に移行する。
【0089】続いて、足踏み式スイッチ群Dにおいて
は、第3列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチ
として設定されており、一方、入力された足踏み式スイ
ッチFSは、第1列の足踏み式スイッチFSであるか
ら、入力された足踏み式スイッチFSは、定入力スイッ
チに該当しない(S22:NO)。
【0090】一方、足踏み式スイッチ群Eにおいては、
第2列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチとし
て設定されており、また、入力された足踏み式スイッチ
FSも第2列の足踏み式スイッチFSであるから、入力
された足踏み式スイッチFSは、特定入力スイッチに該
当する(S22:YES)。
【0091】したがって、ステップ29に移行し、1回
目の特定入力スイッチの入力には該当しないと判断され
(S29:NO)、ステップ31において特定入力スイ
ッチの入力が2回目であるか否かが判断される。本実施
例では、2回目の特定入力スイッチ入力に該当するので
(S30:YES)、足踏み式スイッチ群Eに対応する
シェルター30両側壁の屋内照明装置32を、例えば、
赤色に点灯させる最終警告表示がなされる(S32)。
また、RAM52の特定入力スイッチ入力回数メモリ5
2cには、2回目の特定入力スイッチ入力があったこと
が格納され、ステップ21に移行する。
【0092】続いて、足踏み式スイッチ群Fにおいて
は、第1列の足踏み式スイッチFSが特定入力スイッチ
として設定されており、また、入力された足踏み式スイ
ッチFSも第1列の足踏み式スイッチFSであるから、
入力された足踏み式スイッチFSは、特定入力スイッチ
に該当する(S22:YES)。したがって、ステップ
29に移行し、1回目の特定入力スイッチの入力には該
当しないと判断された後(S29:NO)、ステップ3
1に移行し、特定入力スイッチの入力が2回目であるか
否かが判断される(S31)。
【0093】今回の足踏み式スイッチFSの入力は、本
実施例では、3回目の特定入力スイッチ入力に該当する
ので(S30:NO)、ゲームオーバーとなり、ゲーム
オーバー表示がなされる(S33)。このゲームオーバ
ー表示については、第1実施例において説明済みである
から説明を省略する。
【0094】次に、表2及び図8には示していないが、
最終足踏み式スイッチ群である足踏み式スイッチ群Gに
到達した場合について図7にもどり説明する。ステップ
24において、入力された足踏み式スイッチFSが最終
足踏み式スイッチ群に該当すると判断されると(S2
4:YES)、続いて、景品選択機20において所望の
景品が選択済みであるか否かが判断される(S25)。
【0095】所望の景品が未だ選択されていないと判断
された場合には(S25:NO)、景品選択ボタン21
の入力がなされるまで待機し(S26:NO)、景品選
択ボタン21の入力がなされたところで(S26:YE
S)、ステップ27に移行する。
【0096】ステップ27では、現在、開口部34から
足踏み式ゲーム装置G2の内部に向けて足踏み式スイッ
チ群A〜Gと設定している各足踏み式スイッチ群を、入
れ替える処理が行われる。
【0097】そして、足踏み式スイッチ群入れ替え処理
(S27)が終了すると、S20に移行し、再度、特定
入力スイッチ設定処理が実行される。以降、ステップ2
1〜ステップ24までの各ステップにおいて実行される
処理については、既に説明済みであるからその説明を省
略する。
【0098】続いて、プレーヤが足踏み式スイッチ群A
からFまで無事クリアし、ステップ23におけるゲーム
継続表示処理が終了すると、ステップ24において、入
力された足踏み式スイッチFSが最終足踏み式スイッチ
群であるか否かが判断される。ここで、今回、プレーヤ
によって入力された足踏みスイッチは、足踏み式スイッ
チ群Gのいずれかの足踏み式スイッチFSであり、最終
の足踏み式スイッチ群Gに該当する(S24:YE
S)。
【0099】したがって、ステップ25に移行し、既に
所望の景品は選択されていると判断され(S25:YE
S)、ステップ28に移行し、選択された景品の払出し
が行われる。
【0100】以上の各ステップにおける処理によって、
第2メイン処理プログラム51cは終了し、第2実施例
にかかる足踏み式ゲーム装置G2における1回のゲーム
が終了する。
【0101】以上実施例に基づき詳細に説明した通り、
本実施例にかかる足踏み式ゲーム装置G1、G2によれ
ば、入力部として足踏み式スイッチユニット10を備え
ているので、プレーヤ自身が足踏み式ゲーム装置G1、
G2の中に入り、身体全身でゲームを進行させることが
できる。したがって、従来の操作パネル上でゲームに参
加するゲーム装置と異なり、プレーヤに対してゲームに
参加している満足感を十分に与えることができる。
【0102】また、設定された特定入力スイッチを避け
て各足踏み式スイッチ群ごとの足踏み式スイッチを選択
するメイン処理プログラム51a、51cを有してい
る。したがって、従来のゲーム装置ではプレーヤに与え
られることがない、プレーヤの推理と実際に足踏み式ス
イッチの操作により生じる現実とのギャップに起因する
緊張感、スリル感をプレーヤに与えることができる。
【0103】また、シェルター30によって囲まれた足
踏み式スイッチユニット10上において、ゲームが進行
されるため、適度の囲まれ感を与えることが可能とな
り、また、ゲーム進行の雰囲気を盛り上げることができ
る。
【0104】また、第2実施例にかかる足踏み式ゲーム
装置G2では、複数回に亘り特定入力スイッチに該当す
る足踏み式スイッチを入力した場合に、ゲームが終了す
る第2メイン処理プログラム51cを備えている。した
がって、1度の失敗によって終了するゲームにおいてプ
レーヤに与える緊張感とは異なる、失敗が累積すること
に起因する緊張感をプレーヤに与えることができる。
【0105】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が
可能であることは容易に推察されるものである。
【0106】例えば、本実施例では、足踏み式スイッチ
ユニット10として板状のものを用いているが、各足踏
み式スイッチ群を1段とする階段状の足踏み式スイッチ
ユニットを用いてもよい。このような足踏み式スイッチ
ユニットを用いれば、足踏み式ゲーム装置自体に変化を
持たせることが可能となり、ゲーム実行の際における雰
囲気を盛り上げることができる。また、設置面が必ずし
も平面である必要がなくなり、設置場所の選択幅を広げ
ることができる。
【0107】また、本実施例では、1の足踏み式スイッ
チ群に3つの足踏み式スイッチを備えているが、2つで
も、4個以上であってもよい。また、プレーヤの進行方
向に足踏み式スイッチ群を7つ備えているが、これに限
られるものでない。すなわち、足踏み式ゲーム装置の規
模によって決定すればよいことである。
【0108】さらに、本実施例では、1の足踏み式スイ
ッチユニットを往復してゲームが進められているが、足
踏み式ゲーム装置内部へ向かう片道式としてもよい。か
かる場合、足踏み式ゲーム装置の利用効率を向上させる
ことができる。
【0109】またさらに、本実施例では操作した足踏み
式スイッチが特定入力スイッチに1度該当した時点で、
あるいは、3度該当した時点でゲームをメイン処理プロ
グラムを終了しているが、並べられる足踏み式スイッチ
の足踏み式スイッチ群数等に応じて、適宜、変更しても
よい。かかる場合、ゲームの難易度を調整することがで
きるとともに、1つ1つの足踏み式ゲーム装置に対し、
それぞれに特徴をもたらすことができる。
【0110】また、本実施例では、全ての足踏み式スイ
ッチ群をクリアした場合に、景品を払い出しているが、
持ち点制、あるいは、得点制として得点を争うものとし
てもよい。この場合、単なる景品を得るためのゲームと
してでなく、グループ単位で得点を争うゲームとして用
いることができる。
【0111】さらに、本実施例では、報知手段の1つに
照明装置を用いているが、ゲーム装置内部に映像出力手
段としての映像モニタ等を配設してもよい。映像モニタ
を備えれば、単純に点灯、点滅を繰り返す照明装置とは
異なり、その場面毎に最適な映像を出力することがで
き、ゲームそのものの進行を盛り上げる映像効果を提供
することができる。
【0112】また、足踏み式スイッチに点灯可能なもの
を用い、クリアした場合には点灯、あるいは、消灯する
ようにし、また、特定入力スイッチに該当する足踏み式
スイッチを操作した場合には、全ての足踏み式スイッチ
が点灯するようにしてもよい。かかる場合もまた、ゲー
ム進行を盛り上げることができるとともに、プレーヤに
スリル感を与えることができる。
【0113】さらに、ゲームオーバー表示、ゲーム継続
表示の方法は、上記実施例に限定されず、プレーヤにゲ
ーム終了、ゲーム続行の情報を伝達できる表示方法であ
ればよいことである。
【0114】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明にかかる足
踏み式ゲーム装置は、2以上の入力手段が配設される入
力手段列、入力手段列が複数配設された入力部、入力し
てはいけない特定入力手段を各入力手段列毎に設定する
特定入力手段設定手段を備えている。また、入力手段が
特定入力手段に該当するか否かを判断する入力判断手
段、入力手段が特定入力手段に該当する場合にはこれを
報知する第1報知手段を備えている。
【0115】したがって、プレーヤがゲーム装置上に乗
り、ゲームを進行させることができるとともに、プレー
ヤにスリル感を与えることができる。また、入力手段列
毎にゲームが進行するため、一定方向に向けてプレーヤ
を進行させることができる。この結果、規則性を有する
ゲームを実行させることができる。
【0116】また、請求項2に記載された構成を備える
場合には、プレーヤにゲーム進行の度合いを知らしめる
ことができるとともに、ゲームの進行にメリハリをつけ
ることができる。
【0117】さらに、請求項3に記載された構成を備え
る場合には、特定入力手段に該当する入力手段からの入
力が所定回数なされた場合にこれを報知するので、1度
の該当によって報知される場合とは異なる類のスリル感
をプレーヤに対し与えることができる。
【0118】さらにまた、請求項4に記載された構成を
備える場合には、音声及び、照明によってプレーヤに入
力手段が特定入力手段に該当することが報知される。こ
のように、視覚、及び聴覚を介して報知することによ
り、プレーヤに対して適確な報知を行うことができる。
【0119】また、請求項5に記載された構成を備える
場合には、映像出力手段によりプレーヤの視覚に訴える
ので、ゲームの内容に適した報知を行うことができ、ゲ
ーム進行時における雰囲気を盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例及び第2実施例にかかる足踏み式ゲ
ーム装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】第1実施例にかかる足踏み式ゲーム装置の制御
ブロック図である。
【図3】第1実施例にかかる足踏み式ゲーム装置におけ
る第1メイン処理プログラムのフローチャートである。
【図4】第1実施例及び第2実施例にかかる足踏み式ゲ
ーム装置における特定入力スイッチ設定プログラムのフ
ローチャートである。
【図5】第1実施例にかかる足踏み式ゲーム装置におけ
る特定入力スイッチと、入力された足踏み式スイッチと
の関係を示す説明図である。
【図6】第2実施例にかかる足踏み式ゲーム装置の制御
ブロック図である。
【図7】第2実施例にかかる足踏み式ゲーム装置におけ
る第2メイン処理プログラムのフローチャートである。
【図8】第2実施例にかかる足踏み式ゲーム装置におけ
る特定入力スイッチと、入力された足踏み式スイッチと
の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10…足踏み式スイッチユニット、20…景品選択機、
30…シェルター、31…スピーカ、32…屋内照明装
置、40…景品払出し機、50…CPU、51…RO
M、51a…第1メイン処理プログラム、51b…特定
入力スイッチ設定処理プログラム、51c…第2メイン
処理プログラム、52…RAM、52a…入力メモリ、
52b…特定入力スイッチメモリ、52c…特定入力ス
イッチ入力回数メモリ、53…ランダム数値発生装置、
FS…足踏み式スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2以上の入力手段が配設された入力手段
    列と、 その入力手段列が複数配設されてなる入力部と、 前記各入力手段列毎に操作してはならない入力手段を特
    定入力手段として設定する特定入力手段設定手段と、 操作された入力手段が前記特定入力手段に該当するか否
    かを判断する入力判断手段と、 操作された前記入力手段が前記特定入力手段に該当する
    と判断された場合には、これを報知する第1報知手段と
    を備えたことを特徴とする足踏み式ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された足踏み式ゲーム装
    置において、 操作された前記入力手段が前記特定入力手段に該当しな
    いと判断された場合には、これを報知する第2報知手段
    を備えたことを特徴とする足踏み式ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された足
    踏み式ゲーム装置において、 操作された前記入力手段が前記特定入力手段に該当する
    と前記入力判断手段によって判断された回数をカウント
    する特定入力手段カウント手段を備え、 前記第1報知手段は、前記特定入力手段カウント手段に
    よるカウント回数が所定回数を超えた場合にこれを報知
    することを特徴とする足踏み式ゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載された足踏
    み式ゲーム装置において、 前記第1報知手段は、音声出力手段または照明装置、あ
    るいは、音声出力手段及び照明装置によって特定入力手
    段に該当する入力手段が操作されたことを報知すること
    を特徴とする足踏み式ゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された足踏み式ゲーム装
    置において、 前記照明装置に代えて、あるいは、前記照明装置に加え
    て映像出力手段を備えたことを特徴とする足踏み式ゲー
    ム装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010505463A (ja) * 2006-10-02 2010-02-25 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 対話型モジュラー・タイル・システム
JP2019185319A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 株式会社ココロ 景品提供装置

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