JPH0810434Y2 - 丸棒状ワークの曲リ矯正装置 - Google Patents

丸棒状ワークの曲リ矯正装置

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JPH0810434Y2
JPH0810434Y2 JP1990051331U JP5133190U JPH0810434Y2 JP H0810434 Y2 JPH0810434 Y2 JP H0810434Y2 JP 1990051331 U JP1990051331 U JP 1990051331U JP 5133190 U JP5133190 U JP 5133190U JP H0810434 Y2 JPH0810434 Y2 JP H0810434Y2
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work
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JP1990051331U
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JPH0412312U (ja
Inventor
武夫 小柴
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富士バルブ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 考案は、エンジンバルブの軸部等の丸棒状ワークの曲
りを矯正する装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図と第5図は、従来のエンジンバルブの軸部の曲
り矯正装置を示す。
水平の台板(01)上に固着した、正面視凹形をなす基
体(2)の右側部(以上左右方向は図面についていう)
における上方を向く支持台(03)の内側面すなわち左側
面の四隅には、右方を向く有底の係合孔(04)が穿設さ
れている。
各係合孔(04)の底面中央には、支持台(03)の内側
面に向かって貫通する螺孔(05)が穿設され、上下に並
ぶ螺孔(05)(05)の中間において、支持台(03)に
は、螺孔(05)と平行をなす通孔(06)が貫設されてい
る。
支持台(03)の左側面には、支持台(03)とほぼ平行
をなす取付板(07)が、その右側面の四隅より右方へ向
って突設した、先端面が半球状に凹入する係合突起(0
8)を、上記係合孔(04)に余裕をもって嵌入すること
により、左右方向へ移動可能として設けられている。
取付板(07)の左側面には、各係合突起(08)と同軸
上において右方を向き、かつ底面が半球状に凹入する有
底の取付孔(09)が穿設され、かつ各取付孔(09)の底
面中央と、対応する前記各係合突起(08)の中央に亘っ
て、貫通孔(010)が穿設されている。
上下に並ぶ貫通孔(010)(010)の中間において取付
板(07)の右側面には、左方を向く有底孔(011)が穿
設され、各有底孔(011)の底部中央には、取付板(0
7)の左側面で開口する貫通孔(012)が穿設されてい
る。
支持台(03)の前記各螺孔(05)には、両端が螺孔
(05)より突出する2重ボルト(013)における筒形ボ
ルト(014)が螺挿されている。筒形ボルト(014)に螺
合されているおねじ杆(015)の右端は、筒形ボルト(0
14)より右方に突出している。
筒形ボルト(014)の左端は球面状をなし、取付板(0
7)の係合突起(08)の右端における凹入面に当接して
いる。
筒形ボルト(014)の右端には、フランジ(014a)が
突設されている。
筒形ボルト(014)は、支持台(03)の左側面に当接
したロックナット(016)により、ロックされている。
おねじ杆(015)の左端は、貫通孔(010)を、緩く貫
通し、その先端に形成された半球面状の頭部(015a)
は、取付孔(09)の底部に係合している。
おねじ杆(015)の右端には、それを回転させるため
の角軸部(015b)が形成されている。
取付板(07)の左側面には、それと同形同寸で、かつ
基体(02)上に載置した受圧板(017)が当接され、取
付板(07)の各有底孔(011)の奥より貫通孔(012)へ
挿入したボルト(018)を、受圧板(017)へ挿入するこ
とにより、受圧板(017)は取付板(07)に重合して固
着されている。
取付板(07)の上面には、後述するような作用をなす
保持板(019)が、その右側面より左方へ向けて切込ん
だ前後1対のU字溝(020)(020)へ挿入したボルト
(021)(021)により、左右位置調節可能かつ着脱自在
に取り付けられている。
保持板(019)の左側面には、前後方向を向く保持溝
(022)が、全長にわたって切設されている。
保持板(019)の左側面は、常時受圧板(017)の左側
面より若干右方に位置している。
基体(02)の左端における上方を向く支持台(023)
の右側面には、前後方向を向く上下1対の係合溝(02
4)(024)が切設されている。
両係合溝(024)(024)には、受圧板(017)と等高
で、かつ前後長がその約2倍の加圧板(025)の左側面
に突設した上下1対の係合突条(026)(026)が摺動自
在に係合されている。
かくして加圧板(025)は、支持板(023)に案内さ
れ、受圧板(017)と近接して、前後方向にそれと平行
に移動しうる。
加圧板(025)の後端(第4図上端)は、台板(01)
の後部に軸受(028)(028)をもって枢設したはずみ車
(029)と同軸をなすクランクアーム(030)の先端に、
連接棒(027)をもって連係されている(第4図におい
ては、クランクアーム(030)は上方を向いている。) プーリ(029)は、台板(01)の前部に固定したモー
タ(031)のプーリ(032)と、ベルト(033)をもって
連係され、加圧板(025)は、クランクアーム(030)に
より往復移動させられる。
(034)と(035)は、それぞれ、エンジンバルブ(03
6)を受圧板(017)と加圧板(025)の間に供給する供
給シュートと、矯正後のエンジンバルブ(036)を排出
する排出シュートである。
上述の装置において、まず2重ボルト(013)におけ
る筒形ボルト(014)とおねじ杆(015)を、角軸部(01
5b)とフランジ(014a)を操作することにより左右方向
に移動させ、受圧板(017)と加圧板(025)の間隔が、
ワーク出口(第4図下方)において、矯正しようとする
エンジンバルブ(036)の軸部(036a)の径と等しく、
またワーク入口において、軸部(036a)の径より若干広
幅となるようにして、受圧板(017)と取付板(07)
を、支持台(03)に固定し、かつエンジンバルブ(03
6)の傘部(036b)の径に対応して、保持板(019)の左
右位置を調整する。
しかる後、モータ(031)を起動させて、加圧板(02
5)を前進させつつ、供給シュート(034)よりエンジン
バルブ(036)を、受圧板(017)と加圧板(025)との
間へ供給すれば、エンジンバルブ(036)は、前進する
加圧板(025)と受圧板(017)との間に挾圧されつつ、
出口に向かって転動させられ、この間に、軸部(036a)
の曲がり矯正されて、排出シュート(035)に排出され
る。
この間、エンジンバルブ(036)の傘部(036b)の周
縁が保持板(019)の保持溝(022)内を通過するので、
エンジンバルブ(036)が上下に動くことはない。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の装置では、軸径の異なるエンジンバル
ブ(036)の軸部(036a)の曲りを矯正する際、その都
度、複数の筒形ボルト(014)及びおねじ杆(015)を操
作して、受圧板(017)の左右位置を調整しなければな
らず、その調整作業に、相当の熟練と時間を要してい
た。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、基台の一側より立設した支持台の内側面に
当接され、かつボルトにより、側方位置を調節可能とし
て、基台上に保持された取付板と、取付板の内側面に設
けられた受圧板と、基台の他側より立設した支持台の内
側面に、受圧板と近接して設けられ、かつ適宜の駆動手
段に連係されて、支持台の内側面に沿って往復移動させ
られるようになっている加圧板とを備え、前記受圧板と
加圧板の対向面間に形成される隙間に、丸棒状ワークを
挾入し、加圧板の移動時に伴って、ワークを転動させる
ことにより、受圧板との協動によって、ワークの曲りを
矯正するようにした矯正装置において、前記取付板へ挿
入したボルトを受圧板に係合させることにより、受圧板
を取付板に対して側方移動させうるようにし、かつ受圧
板と取付板との間隙内に、ワークに対応して、異なる厚
さのスペーサを上方から挿入したことにより、上述の課
題の解決を図ったものである。
〔作用〕
本考案の装置によると、取付板と受圧板との間へ挾入
したスペーサを、エンジンバルブ(ワーク)の径に対応
するものと交換するだけで、軸径の異なる各種のエンジ
ンバルブ(ワーク)の曲りを、適切に矯正することがで
きる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は、本考案装置の一実施例を示す。
なお、上述の従来例におけると同一の部材には、その
符号から冒頭の(0)を除いた符号を付してその説明を
省略し、従来例と異なる点についてのみ説明する。
第3図は、本考案装置に使用されるスペーサ(37)の
一例を示すもので、縦横の長さが取付板(7)とほぼ等
長で、厚さが軸径の異なる各エンジンバルブ(36)の軸
部(36a)の径に対応する板状をなしている。
スペーサ(37)の前後部には、下縁より、ボルト(1
8)を挿入しうる1対の案内溝(38)(38)が、各ボル
ト(18)の挿通部までに亘って切設されている。
スペーサ(37)の前端上面には、突片(37a)が連設
されている。
取付板(7)は、従来例と同様に、2重ボルト(1
3)、すなわち4本の筒形ボルト(14)とおねじ杆(1
5)により、右側の支持台(3)に取り付けられてい
る。
受圧板(17)と取付板(7)との間には、スペーサ
(37)が、その案内溝(38)がボルト(18)(18)に嵌
合するようにして、上方より挿入することにより取り付
けられている。
従って、取付板(7)の上面にボルト(21)で固定し
た保持板(19)を取り外した後、ボルト(18)(18)を
弛めれば、スペーサ(37)を簡単に着脱することがで
き、予め用意しておいた板厚の異なるスペーサ(37)と
交換するだけの簡単な操作で、軸径の異なるエンジンバ
ルブ(36)の軸部(36a)の曲りを適切に矯正すること
ができる。
なお本考案装置は、エンジンバルブ以外の各種の丸棒
状の軸部の曲りを矯正する際にも適用することができ
る。
〔考案の効果〕
考案の装置は、上述のように、一度両矯正板の間隔
を、二重ボルトにより所定値に正しく調整しておけば、
以後は、スペーサをエンジンバルブ(ワーク)の径に対
応するものと交換するという簡単な操作で、径の異なる
各種のエンジンバルブ(ワーク)の曲りを矯正すること
ができるので、調整作業に熟練を要せず、かつ短時間で
調整作業を終えることができる。
従って、調整作業時の待ち時間が大幅に短縮され、生
産性は高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の装置の平面図、 第2図は、第1図のII−II線拡大縦断正面図、 第3図は、スペーサの斜視図、 第4図は、従来装置の平面図、 第5図は、第4図のV−V線拡大縦断正面図である。 (1)台板 (2)基体 (3)支持台 (4)係合孔 (5)螺孔 (6)通孔 (7)取付板 (8)係合突起 (9)取付孔 (10)貫通孔 (11)有底孔 (12)貫通孔 (13)2重ボルト (14)筒形ボルト (14a)フランジ (15)おねじ杆 (15a)頭部 (15b)角軸部 (16)ロックナット (17)受圧板 (18)ボルト (19)保持板 (20)U字溝 (21)ボルト (22)保持溝 (23)支持板 (24)係合溝 (25)加圧板 (26)係合突条 (27)連接棒 (28)軸受 (29)はずみ車 (30)クランクアーム (31)モータ (32)プーリ (33)ベルト (34)供給シュート (35)排出シュート (36)エンジンバルブ (36a)軸部 (36b)傘部 (37)スペーサ (37a)突片 (38)案内溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台の一側より立設した支持台の内側面に
    当接され、かつボルトにより、側方位置を調節可能とし
    て、基台上に保持された取付板と、取付板の内側面に設
    けられた受圧板と、基台の他側より立設した支持台の内
    側面に、受圧板と近接して設けられ、かつ適宜の駆動手
    段に連係されて、支持台の内側面に沿って往復移動させ
    られるようになっている加圧板とを備え、前記受圧板と
    加圧板の対向面間に形成される隙間に、丸棒状ワークを
    挾入し、加圧板の移動に伴って、ワークを転動させるこ
    とにより、受圧板との協動によって、ワークの曲りを矯
    正するようにした矯正装置において、 前記取付板へ挿入したボルトを受圧板に係合させること
    により、受圧板を取付板に対して側方移動させうるよう
    にし、かつ受圧板と取付板との間隙内に、ワークに対応
    して、異なる厚さのスペーサを上方から挿入したことを
    特徴とする丸棒状ワークの曲り矯正装置。
JP1990051331U 1990-05-18 1990-05-18 丸棒状ワークの曲リ矯正装置 Expired - Lifetime JPH0810434Y2 (ja)

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JPH0412312U JPH0412312U (ja) 1992-01-31
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JPS4915542A (ja) * 1972-06-01 1974-02-12
JPS52121433U (ja) * 1976-03-12 1977-09-16
JPS5637013A (en) * 1980-07-25 1981-04-10 Tsuchiya Mfg Co Ltd Manufacture of filter element
JPS6362215U (ja) * 1986-10-08 1988-04-25

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
日本塑性加工学会編「プレス加工便覧」(昭50−10−25),丸善,P.743,図5・282

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