JPH08104171A - 自動車用ドアエッジモール - Google Patents
自動車用ドアエッジモールInfo
- Publication number
- JPH08104171A JPH08104171A JP26321494A JP26321494A JPH08104171A JP H08104171 A JPH08104171 A JP H08104171A JP 26321494 A JP26321494 A JP 26321494A JP 26321494 A JP26321494 A JP 26321494A JP H08104171 A JPH08104171 A JP H08104171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- door edge
- molding body
- light emission
- emitting element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 殊に夜間における装飾性と安全性とを向上さ
せる。 【構成】 モール本体3の表面に発光系体素子6が少な
くともその一部を露出させて取付けられている。
せる。 【構成】 モール本体3の表面に発光系体素子6が少な
くともその一部を露出させて取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアエッジモー
ル、殊に、ドアエッジを保護するだけでなく装飾性およ
び安全にも優れた自動車用ドアエッジモールに関するも
のである。
ル、殊に、ドアエッジを保護するだけでなく装飾性およ
び安全にも優れた自動車用ドアエッジモールに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアエッジは、ドアを開
放した際に、例えばガードレールや車庫などの建造物の
壁などに衝って塗装が剥れたり傷が付いたりしやすい。
放した際に、例えばガードレールや車庫などの建造物の
壁などに衝って塗装が剥れたり傷が付いたりしやすい。
【0003】これらのドアエッジの塗装の剥れや傷は外
観上、美麗でないばかりか、経時的に次第に拡大してド
ア全体に及ぶ心配もある。
観上、美麗でないばかりか、経時的に次第に拡大してド
ア全体に及ぶ心配もある。
【0004】そこで、図6に示すようにドアエッジ1
に、例えば、適度の柔軟性を有するステンレス材や硬質
の合成樹脂材により形成されたドアエッジモール2を装
着することが行われている。
に、例えば、適度の柔軟性を有するステンレス材や硬質
の合成樹脂材により形成されたドアエッジモール2を装
着することが行われている。
【0005】このドアエッジモール2は、前述の如くド
アエッジ1を保護するだけでなく、アクセサリー部品と
して装飾的な要素も有している。
アエッジ1を保護するだけでなく、アクセサリー部品と
して装飾的な要素も有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のドア
エッジモールの装飾性は、例えばステンレスや、車体の
色に合わせた単色の合成樹脂など、素材をそのまま表現
したものであり、装飾性に乏しい、という問題があっ
た。
エッジモールの装飾性は、例えばステンレスや、車体の
色に合わせた単色の合成樹脂など、素材をそのまま表現
したものであり、装飾性に乏しい、という問題があっ
た。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、従来用
いられているドアエッジモールは、装飾性に乏しい、と
いう点である。
いられているドアエッジモールは、装飾性に乏しい、と
いう点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、モール本体に発光体素子が少なくともその一
部を露出させて取り付けられていることを特徴とし、ま
た、発光体素子がEL素子板からなると更に好ましい。
本発明は、モール本体に発光体素子が少なくともその一
部を露出させて取り付けられていることを特徴とし、ま
た、発光体素子がEL素子板からなると更に好ましい。
【0009】
【作用】夜間に、モール本体の表面に取り付けられてい
る発光体素子に通電すると、発光体素子が発光し、従来
のように素材をそのまま表現したものに比べて格段の装
飾性を発揮する。
る発光体素子に通電すると、発光体素子が発光し、従来
のように素材をそのまま表現したものに比べて格段の装
飾性を発揮する。
【0010】また、夜間における歩行者や他の車両の運
転者に車体を確認させることができ、安全性を高めるこ
とができる。
転者に車体を確認させることができ、安全性を高めるこ
とができる。
【0011】更に、発光体素子としてEL素子板などの
ように柔軟性を有するものはドアのエッジに沿って屈曲
させる必要があるドアエッジモールに適し、更に昼間に
おいても、顕著な色調を有するため、夜間だけでなく昼
夜を問わずに装飾性ならびに安全性を高めることができ
る。
ように柔軟性を有するものはドアのエッジに沿って屈曲
させる必要があるドアエッジモールに適し、更に昼間に
おいても、顕著な色調を有するため、夜間だけでなく昼
夜を問わずに装飾性ならびに安全性を高めることができ
る。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0013】図1乃至図5は本発明の一実施例を示すも
のであり、ドアエッジモール2は、従来のものと同様
に、適宜の柔軟性ならびに透明性有するABS樹脂(ア
クリロニトリル−ブタジエンスチレン共重合体)製の基
材31に薄いステンレス板32を重ねて少なくとも前後
方向に容易に屈曲可能な細長板状に形成されたモール本
体3の裏面に粘着テープ4が接着されている。
のであり、ドアエッジモール2は、従来のものと同様
に、適宜の柔軟性ならびに透明性有するABS樹脂(ア
クリロニトリル−ブタジエンスチレン共重合体)製の基
材31に薄いステンレス板32を重ねて少なくとも前後
方向に容易に屈曲可能な細長板状に形成されたモール本
体3の裏面に粘着テープ4が接着されている。
【0014】また、この粘着テープ4のモール本体3と
反対側の表面には剥離テープ5が貼着されている。
反対側の表面には剥離テープ5が貼着されている。
【0015】更に、モール本体3の中央付近にはモール
本体3と粘着テープ4との間に帯状の通電により発光す
る細長板状のEL素子板(エレクトロルミネッセンス)
からなる発光体素子6が介装されている。
本体3と粘着テープ4との間に帯状の通電により発光す
る細長板状のEL素子板(エレクトロルミネッセンス)
からなる発光体素子6が介装されている。
【0016】殊に、発光体素子6は裏面が粘着テープ4
により支持されているとともに、表面は透明な柔軟性を
有する樹脂部材などからなる保護層7により保護されて
いる。
により支持されているとともに、表面は透明な柔軟性を
有する樹脂部材などからなる保護層7により保護されて
いる。
【0017】また、モール本体3の表面には複数個の透
窓81が形成されているとともに、モール本体3の後方
側の側端面には透窓82がそれぞれ形成されている。
窓81が形成されているとともに、モール本体3の後方
側の側端面には透窓82がそれぞれ形成されている。
【0018】発光体素子6における一対の電極から通電
線9a,9bが引き出されている。
線9a,9bが引き出されている。
【0019】このような構成を有する本実施例は、図5
に示すように従来のドアエッジモールと同様に、剥離テ
ープ5を剥して粘着テープ4を露出させ、自動車のドア
エッジ1に沿って貼着固定する。
に示すように従来のドアエッジモールと同様に、剥離テ
ープ5を剥して粘着テープ4を露出させ、自動車のドア
エッジ1に沿って貼着固定する。
【0020】このとき本実施例は従来のものと同様にモ
ール本体3が柔軟で屈曲可能であるため、ドアエッジ1
の形状に屈曲させることにより美麗に取付けることがで
きる。
ール本体3が柔軟で屈曲可能であるため、ドアエッジ1
の形状に屈曲させることにより美麗に取付けることがで
きる。
【0021】そして、中央付近に配置されている発光体
素子6からの通電線9a,9bを車体内に設けた給電用
の電源に変圧器およびスイッチを介して接続する(図示
せず)。
素子6からの通電線9a,9bを車体内に設けた給電用
の電源に変圧器およびスイッチを介して接続する(図示
せず)。
【0022】このようにドアエッジに取付けられた本発
明であるドアエッジモール2は、従来のものと同様にド
アエッジ1を覆い、ドアを開閉した際の接触による損傷
を防止することができる。
明であるドアエッジモール2は、従来のものと同様にド
アエッジ1を覆い、ドアを開閉した際の接触による損傷
を防止することができる。
【0023】また、従来のドアエッジモールと同様に素
材による装飾性によるアクセサリー効果をも発揮する。
材による装飾性によるアクセサリー効果をも発揮する。
【0024】加えて、本実施例ではモール本体3の表面
に並設した複数個の透窓81に発光体素子6が露出し
て、更に美感が向上される。
に並設した複数個の透窓81に発光体素子6が露出し
て、更に美感が向上される。
【0025】加えて、夜間において発光体素子6に通電
すると、発光体素子6に所定の電圧が印加されて発光体
素子7が発光し、前記透窓81、更にはモール本体3の
側端面に形成した透窓82から光が発せられる。
すると、発光体素子6に所定の電圧が印加されて発光体
素子7が発光し、前記透窓81、更にはモール本体3の
側端面に形成した透窓82から光が発せられる。
【0026】従って、従来のようにステンレスなどの素
材をそのまま表現したものに比べて格段の装飾性を発揮
する。
材をそのまま表現したものに比べて格段の装飾性を発揮
する。
【0027】また、同時に発光体素子6の発光は夜間に
おける歩行者や他の車両の運転者などに車体を確認させ
ることができ、安全性を高めることができ、殊に、モー
ル本体3の側端面に形成した透窓82からの光は、夜間
においてドアの開閉位置を後方に示す役目をし後続車が
容易に確認できるものである。
おける歩行者や他の車両の運転者などに車体を確認させ
ることができ、安全性を高めることができ、殊に、モー
ル本体3の側端面に形成した透窓82からの光は、夜間
においてドアの開閉位置を後方に示す役目をし後続車が
容易に確認できるものである。
【0028】尚、本実施例では発光体素子6として薄
く、軽量で柔軟なEL素子板を用いたため、従来のドア
エッジモールの性能を劣化させる心配がないが、例えば
発光ダイオードなど他の構成を有する発光体素子を用い
てもよい。
く、軽量で柔軟なEL素子板を用いたため、従来のドア
エッジモールの性能を劣化させる心配がないが、例えば
発光ダイオードなど他の構成を有する発光体素子を用い
てもよい。
【0029】また、本実施例ではモール本体3に形成し
た透窓81および82にEL素子板からなる発光体素子
6を露出させた構成であり、表面に発光体素子が突出し
ていない。
た透窓81および82にEL素子板からなる発光体素子
6を露出させた構成であり、表面に発光体素子が突出し
ていない。
【0030】従って、外観上美麗であるばかりか、安全
でもある。
でもある。
【0031】更に、本実施例では発光体素子が所定の距
離を隔てモール本体の表面に形成され、複数の透窓から
光を発するように構成されているため美感的に優れてい
るが発光体素子が取付けられていれば本発明の作用・効
果が得られるものであり、取付手段や配置などは問わな
い。
離を隔てモール本体の表面に形成され、複数の透窓から
光を発するように構成されているため美感的に優れてい
るが発光体素子が取付けられていれば本発明の作用・効
果が得られるものであり、取付手段や配置などは問わな
い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、モール本体の表
面に発光体素子が少なくともその一部を露出させて取り
付けられている構成を有していることから、従来のドア
エッジモールが有する防護性ならびに材質から生じる装
飾性に加えて、発光体素子が有する装飾性を付加するこ
とができるものである。
面に発光体素子が少なくともその一部を露出させて取り
付けられている構成を有していることから、従来のドア
エッジモールが有する防護性ならびに材質から生じる装
飾性に加えて、発光体素子が有する装飾性を付加するこ
とができるものである。
【0033】殊に、夜間においては発光体素子が発光す
るため、より一層の装飾性が期待でき、加えて、視覚性
を向上させることから安全性の向上をも図ることができ
るものである。
るため、より一層の装飾性が期待でき、加えて、視覚性
を向上させることから安全性の向上をも図ることができ
るものである。
【0034】更に、発光体素子としてEL素子板を用い
た場合には、一つの接続線により長尺に亙って発光させ
ることができ、きわめて便利であるとともに全体として
軽量且つコンパクトにすることができ、殊にドアの形状
に合わせて屈曲可能な点で優れている。
た場合には、一つの接続線により長尺に亙って発光させ
ることができ、きわめて便利であるとともに全体として
軽量且つコンパクトにすることができ、殊にドアの形状
に合わせて屈曲可能な点で優れている。
【図1】本発明の一実施例を示す一部を拡大した斜視図
である。
である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図5】図1に示した本実施例の使用状態を示す説明図
である。
である。
【図6】従来例を示す説明図である。
1・・・ドアエッジ 2・・・ドアエッジモール 3・・・モール本体 6・・・発光体素子
Claims (2)
- 【請求項1】 モール本体の表面に発光体素子が少なく
ともその一部を露出させて取り付けられていることを特
徴とする自動車用ドアエッジモール。 - 【請求項2】 発光体素子がEL素子板からなる請求項
1記載の自動車用ドアエッジモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26321494A JPH08104171A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 自動車用ドアエッジモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26321494A JPH08104171A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 自動車用ドアエッジモール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08104171A true JPH08104171A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17386371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26321494A Pending JPH08104171A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 自動車用ドアエッジモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08104171A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003024769A1 (en) * | 2001-09-21 | 2003-03-27 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Cycle illumination system |
CN112744165A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-05-04 | 北京汽车集团越野车有限公司 | 一种具有发光功能的车辆侧裙饰板及车辆 |
CN114103800A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-01 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 车窗透光件发光组件和车辆 |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP26321494A patent/JPH08104171A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003024769A1 (en) * | 2001-09-21 | 2003-03-27 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Cycle illumination system |
CN112744165A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-05-04 | 北京汽车集团越野车有限公司 | 一种具有发光功能的车辆侧裙饰板及车辆 |
CN114103800A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-01 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 车窗透光件发光组件和车辆 |
CN114103800B (zh) * | 2021-11-29 | 2023-11-14 | 浙江极氪智能科技有限公司 | 车窗透光件发光组件和车辆 |
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