JPH0810389A - パチンコ玉検出装置およびパチンコ玉計数装置 - Google Patents
パチンコ玉検出装置およびパチンコ玉計数装置Info
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- JPH0810389A JPH0810389A JP15194394A JP15194394A JPH0810389A JP H0810389 A JPH0810389 A JP H0810389A JP 15194394 A JP15194394 A JP 15194394A JP 15194394 A JP15194394 A JP 15194394A JP H0810389 A JPH0810389 A JP H0810389A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
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- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H36/00—Switches actuated by change of magnetic field or of electric field, e.g. by change of relative position of magnet and switch, by shielding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型化の要請に充分応えることのできるパチ
ンコ玉検出装置あるいは計数装置を提供する。 【構成】 パチンコ玉が通過する通路に配置され、パチ
ンコ玉の重みによって閉成する薄膜スイッチと、薄膜ス
イッチの下側に配置され、パチンコ玉を吸引し、これに
より該パチンコ玉から薄膜スイッチに掛る荷重を補強す
る磁石とによりパチンコ玉検出装置を構成する。磁石
は、パチンコ玉に対する吸引力が、パチンコ玉の通路に
沿っての動きを停止させない程度に定められる。薄膜ス
イッチは、間隔をあけて対向する一組の接点電極を含
み、該電極の、互いに重なり合う部分の通路の長手方向
の寸法がパチンコ玉の直径よりも短い。検出装置から得
られる検出信号を計数する計数回路を設けることで、パ
チンコ玉計数装置が得られる。
ンコ玉検出装置あるいは計数装置を提供する。 【構成】 パチンコ玉が通過する通路に配置され、パチ
ンコ玉の重みによって閉成する薄膜スイッチと、薄膜ス
イッチの下側に配置され、パチンコ玉を吸引し、これに
より該パチンコ玉から薄膜スイッチに掛る荷重を補強す
る磁石とによりパチンコ玉検出装置を構成する。磁石
は、パチンコ玉に対する吸引力が、パチンコ玉の通路に
沿っての動きを停止させない程度に定められる。薄膜ス
イッチは、間隔をあけて対向する一組の接点電極を含
み、該電極の、互いに重なり合う部分の通路の長手方向
の寸法がパチンコ玉の直径よりも短い。検出装置から得
られる検出信号を計数する計数回路を設けることで、パ
チンコ玉計数装置が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ玉の検出装
置に関し、特にパチンコ玉の通路おけるパチンコ玉の通
過を検出する検出装置に関する。この発明はまた、パチ
ンコ玉の通路を通過するパチンコ玉を計数する装置に関
する。
置に関し、特にパチンコ玉の通路おけるパチンコ玉の通
過を検出する検出装置に関する。この発明はまた、パチ
ンコ玉の通路を通過するパチンコ玉を計数する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パチンコゲーム機を設置した遊技場で
は、種々の目的でパチンコ玉を検出し、または計数する
ことが必要である。例えば、パチンコゲーム機において
は、その入賞口に玉が入ったことを検出し、入賞に応じ
て所定数の玉を遊技者に放出する。さらに入賞したパチ
ンコ玉を計数して、計数結果を遊技場のデータ管理機に
送っている。このデータ管理機は、遊技場における出玉
数、持ち玉数などのデータを蓄積し、分析に供するもの
である。遊技場では上記のほか、各パチンコゲーム機の
アウト玉を計数したり、景品交換の際に遊技者が獲得し
たパチンコ玉を計数したりしている。従来、パチンコ玉
の検出、計数には光電センサーがしばしば用いられてい
る。
は、種々の目的でパチンコ玉を検出し、または計数する
ことが必要である。例えば、パチンコゲーム機において
は、その入賞口に玉が入ったことを検出し、入賞に応じ
て所定数の玉を遊技者に放出する。さらに入賞したパチ
ンコ玉を計数して、計数結果を遊技場のデータ管理機に
送っている。このデータ管理機は、遊技場における出玉
数、持ち玉数などのデータを蓄積し、分析に供するもの
である。遊技場では上記のほか、各パチンコゲーム機の
アウト玉を計数したり、景品交換の際に遊技者が獲得し
たパチンコ玉を計数したりしている。従来、パチンコ玉
の検出、計数には光電センサーがしばしば用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、光電センサ
ーは小型化に限界があり、不都合である場合があった。
例えば、入賞したパチンコ玉を計数するには、パチンコ
ゲーム機の盤の裏側の狭いスペースに検出素子を配置す
る必要があるため、検出素子の配置のために必要なスペ
ースができるだけ小さくて済むことが望ましい。光電セ
ンサーは他の検出素子に比べ小型であるが、この点で必
ずしも充分満足できるものではなかった。また、塵挨に
よる誤動作をする可能性があり、さらに高価であると言
う問題もあった。
ーは小型化に限界があり、不都合である場合があった。
例えば、入賞したパチンコ玉を計数するには、パチンコ
ゲーム機の盤の裏側の狭いスペースに検出素子を配置す
る必要があるため、検出素子の配置のために必要なスペ
ースができるだけ小さくて済むことが望ましい。光電セ
ンサーは他の検出素子に比べ小型であるが、この点で必
ずしも充分満足できるものではなかった。また、塵挨に
よる誤動作をする可能性があり、さらに高価であると言
う問題もあった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は小型化の要請に充分応え
ることのできるパチンコ玉検出装置あるいは計数装置を
提供することにある。
れたものであって、その目的は小型化の要請に充分応え
ることのできるパチンコ玉検出装置あるいは計数装置を
提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、塵挨による誤動作の
おそれがなく、また低廉なパチンコ玉検出装置あるいは
計数装置を提供することにある。
おそれがなく、また低廉なパチンコ玉検出装置あるいは
計数装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ玉検
出装置は、パチンコ玉が通過する通路に配置され、パチ
ンコ玉の重みによって閉成する薄膜スイッチと、前記薄
膜スイッチの下側に配置され、パチンコ玉を吸引し、こ
れにより該パチンコ玉から前記薄膜スイッチに掛る押圧
力を補強する磁石とを備えたことを特徴とする。
出装置は、パチンコ玉が通過する通路に配置され、パチ
ンコ玉の重みによって閉成する薄膜スイッチと、前記薄
膜スイッチの下側に配置され、パチンコ玉を吸引し、こ
れにより該パチンコ玉から前記薄膜スイッチに掛る押圧
力を補強する磁石とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2の装置は、請求項1の装置におい
て、前記磁石は、所定の範囲内の速度で前記通路を移動
するパチンコ玉に対する吸引力が、前記通路に沿っての
パチンコ玉の移動を阻止しない程度に定められているこ
とを特徴とする。
て、前記磁石は、所定の範囲内の速度で前記通路を移動
するパチンコ玉に対する吸引力が、前記通路に沿っての
パチンコ玉の移動を阻止しない程度に定められているこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3の装置は、請求項1または2の装
置において、前記薄膜スイッチは、間隔をあけて対向す
る一組の接点電極を含み、該電極の互いに重なり合う部
分の、前記通路の長手方向の寸法が前記パチンコ玉の直
径よりも短いことを特徴とする。
置において、前記薄膜スイッチは、間隔をあけて対向す
る一組の接点電極を含み、該電極の互いに重なり合う部
分の、前記通路の長手方向の寸法が前記パチンコ玉の直
径よりも短いことを特徴とする。
【0009】請求項4のパチンコ玉計数装置は、請求項
1ないし3のいずれかの検出装置と、該検出装置の薄膜
スイッチの開閉によって発生する検出信号を計数する計
数回路とを備えたことを特徴とする。
1ないし3のいずれかの検出装置と、該検出装置の薄膜
スイッチの開閉によって発生する検出信号を計数する計
数回路とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1のパチンコ玉検出装置よれば、薄膜ス
イッチと磁石とにより検出装置を構成したので、検出装
置を薄くすることができ、その配置に必要なスペースが
小さくなる。また、薄膜スイッチを押圧する力としてパ
チンコ玉に働く重力のみならず、磁石による吸引力をも
利用しているので、薄膜スイッチを閉成されるのに充分
な力を得ることができ、確実にパチンコ玉の通過を検出
することができる。さらに、塵挨による誤動作を回避す
ることができる。さらにまた、装置の低廉化を図ること
ができる。
イッチと磁石とにより検出装置を構成したので、検出装
置を薄くすることができ、その配置に必要なスペースが
小さくなる。また、薄膜スイッチを押圧する力としてパ
チンコ玉に働く重力のみならず、磁石による吸引力をも
利用しているので、薄膜スイッチを閉成されるのに充分
な力を得ることができ、確実にパチンコ玉の通過を検出
することができる。さらに、塵挨による誤動作を回避す
ることができる。さらにまた、装置の低廉化を図ること
ができる。
【0011】請求項2の装置によれば、磁石の吸引力に
よりパチンコ玉の動きが止まるおそれがない。
よりパチンコ玉の動きが止まるおそれがない。
【0012】請求項3の装置によれば、パチンコ玉が連
続していても、各パチンコ玉が通過する毎に閉成、開放
を行なうので、各パチンコ玉を個々に検出することがで
きる。
続していても、各パチンコ玉が通過する毎に閉成、開放
を行なうので、各パチンコ玉を個々に検出することがで
きる。
【0013】請求項4のパチンコ玉計数装置によれば、
請求項1ないし3について述べたのと同様の作用効果の
ある計数装置が得られる。
請求項1ないし3について述べたのと同様の作用効果の
ある計数装置が得られる。
【0014】
【実施例】以下添付の図面を参照してこの発明の実施例
を説明する。図1、図2および図3は、この発明の一実
施例のパチンコ玉検出装置の検出素子18を示す平面
図、図2および図3は図1のII−II線断面図およびIII
−III線断面図である。後述のようにこの検出素子18
はパチンコ玉Pの通路に設けられるが、図1および図2
で左右方向Lが該通路の長手方向に一致するように配置
される。
を説明する。図1、図2および図3は、この発明の一実
施例のパチンコ玉検出装置の検出素子18を示す平面
図、図2および図3は図1のII−II線断面図およびIII
−III線断面図である。後述のようにこの検出素子18
はパチンコ玉Pの通路に設けられるが、図1および図2
で左右方向Lが該通路の長手方向に一致するように配置
される。
【0015】検出素子18は矩形の基板1と、円板状の
磁石2と矩形の板状の薄膜スイッチ3とを有する。磁石
2は基板1に埋め込まれ、磁石2の上面と基板1の上面
とは同じ平面内にある。薄膜スイッチ3は基板1および
磁石2の上面上に配置され、基板1および磁石2に固着
されている。このようにして、基板1、磁石2および薄
膜スイッチ3は互いに固着され、一体をなすユニットを
形成している。
磁石2と矩形の板状の薄膜スイッチ3とを有する。磁石
2は基板1に埋め込まれ、磁石2の上面と基板1の上面
とは同じ平面内にある。薄膜スイッチ3は基板1および
磁石2の上面上に配置され、基板1および磁石2に固着
されている。このようにして、基板1、磁石2および薄
膜スイッチ3は互いに固着され、一体をなすユニットを
形成している。
【0016】パチンコ玉Pは磁性体である鋼で形成され
ており、磁石2は後述のように、パチンコ玉から薄膜ス
イッチ3に掛る押圧力を補強するために設けられてい
る。
ており、磁石2は後述のように、パチンコ玉から薄膜ス
イッチ3に掛る押圧力を補強するために設けられてい
る。
【0017】薄膜スイッチ3は、保護膜4、上膜5、下
膜6、スペーサ7、接点電極8および9を有する。
膜6、スペーサ7、接点電極8および9を有する。
【0018】上膜5および下膜6はスペーサ7により所
定の間隔をあけて互いに平行に配置されている。上膜5
および下膜6は例えば所定の可撓性と堅さとを有する材
料、例えばポリイミド樹脂等のプラスチックの薄膜で形
成されている。上膜5および下膜6の相対向する面、即
ち内側の面のほぼ中央部分に接点電極8および9が固着
されている。接点電極8および9は例えばプリント配線
技術を用いて形成される。
定の間隔をあけて互いに平行に配置されている。上膜5
および下膜6は例えば所定の可撓性と堅さとを有する材
料、例えばポリイミド樹脂等のプラスチックの薄膜で形
成されている。上膜5および下膜6の相対向する面、即
ち内側の面のほぼ中央部分に接点電極8および9が固着
されている。接点電極8および9は例えばプリント配線
技術を用いて形成される。
【0019】このような薄膜スイッチ3は、従来から電
子式卓上計算機の入力手段として用いられている薄膜キ
ーボード(メンブレンキーボード)の一つのキーに相当
する部分と同様の構成のものを用いることができ、同様
にして形成することができる。
子式卓上計算機の入力手段として用いられている薄膜キ
ーボード(メンブレンキーボード)の一つのキーに相当
する部分と同様の構成のものを用いることができ、同様
にして形成することができる。
【0020】接点電極8および9にはそれぞれ配線パタ
ーン10および11が接続されている。配線パターン1
0および11も、接点電極と同じくプリント配線技術に
より形成されるもので、接点電極8および9と同時に一
体的に形成される。
ーン10および11が接続されている。配線パターン1
0および11も、接点電極と同じくプリント配線技術に
より形成されるもので、接点電極8および9と同時に一
体的に形成される。
【0021】上膜5および下膜6はそれぞれ側方(通路
の長手方向に対して直交する方向)に突出した突出部5
aおよび6aを有し、配線パターン10および11はこ
の突出部5aおよび6aに沿って延び、突出部5aおよ
び6aに支持されている。
の長手方向に対して直交する方向)に突出した突出部5
aおよび6aを有し、配線パターン10および11はこ
の突出部5aおよび6aに沿って延び、突出部5aおよ
び6aに支持されている。
【0022】図1で、左下がりの破線のハッチングが電
極8およびそれにつながる配線パターン10の占める領
域を示し、右下がりの破線のハッチングが電極9および
それにつながる配線パターン11の占める領域を示し、
クロスハッチングの部分は2つの電極8および9が互い
に重なり合う部分を示す。
極8およびそれにつながる配線パターン10の占める領
域を示し、右下がりの破線のハッチングが電極9および
それにつながる配線パターン11の占める領域を示し、
クロスハッチングの部分は2つの電極8および9が互い
に重なり合う部分を示す。
【0023】配線パターン10および11の端部10a
および11aと、これらを支持する突出部5aおよび6
aとは、端子を構成し、コネクタ12および13の穴状
コンタクト(めすコンタクト)12aおよび13aに挿
入される。図1および図3で下側の配線パターン10の
端部10aおよび突出部5aはコネクタ12に挿入され
ていない状態を示し、上側の配線パターン11の端部1
1aおよび突出部6aはコネクタ13に挿入されている
状態を示す。
および11aと、これらを支持する突出部5aおよび6
aとは、端子を構成し、コネクタ12および13の穴状
コンタクト(めすコンタクト)12aおよび13aに挿
入される。図1および図3で下側の配線パターン10の
端部10aおよび突出部5aはコネクタ12に挿入され
ていない状態を示し、上側の配線パターン11の端部1
1aおよび突出部6aはコネクタ13に挿入されている
状態を示す。
【0024】配線パターン10および11の端部10a
および10b、ならびに突出部5aおよび6aがコネク
タ12および13に挿入された状態では、配線パターン
10および11の端部10aおよび10bとコネクタ1
2および13の内部の図示しない接触部材とが接触し、
これにより電気的接続が達成される。コネクタ12およ
び13には、リード線14および15が接続され、これ
により外部の回路との接続がなされている。
および10b、ならびに突出部5aおよび6aがコネク
タ12および13に挿入された状態では、配線パターン
10および11の端部10aおよび10bとコネクタ1
2および13の内部の図示しない接触部材とが接触し、
これにより電気的接続が達成される。コネクタ12およ
び13には、リード線14および15が接続され、これ
により外部の回路との接続がなされている。
【0025】本実施例では、薄膜スイッチ3の一方の側
(図1で下側)において、電極8につながる配線パター
ン10が形成され、その端部10aにコネクタ12が接
続され、薄膜スイッチ3の他方の側(図1で上側)にお
いて、電極9につながる配線パターン11が形成され、
その端部11aにコネクタ13に接続されている。この
ように構成すれば、コネクタ12および13が互いに邪
魔となない。
(図1で下側)において、電極8につながる配線パター
ン10が形成され、その端部10aにコネクタ12が接
続され、薄膜スイッチ3の他方の側(図1で上側)にお
いて、電極9につながる配線パターン11が形成され、
その端部11aにコネクタ13に接続されている。この
ように構成すれば、コネクタ12および13が互いに邪
魔となない。
【0026】リード線14は図示しない回路素子と接続
されて、図4に符号20で示す検出回路を構成する。検
出回路20の出力は、パチンコゲーム機制御回路22に
供給されるとともに、計数回路24に供給される。
されて、図4に符号20で示す検出回路を構成する。検
出回路20の出力は、パチンコゲーム機制御回路22に
供給されるとともに、計数回路24に供給される。
【0027】検出素子18は、例えば図5に示すよう
に、入賞口32に入ったパチンコ玉Pが通る、盤31の
裏側に設けられた通路33に設けられている。この通路
33は側壁33aおよび底板33bで構成されており、
側壁33a相互間の距離即ち通路33の幅はパチンコ玉
Pの直径よりも若干大きい程度であり、パチンコ玉を一
列に並べて移動させる。
に、入賞口32に入ったパチンコ玉Pが通る、盤31の
裏側に設けられた通路33に設けられている。この通路
33は側壁33aおよび底板33bで構成されており、
側壁33a相互間の距離即ち通路33の幅はパチンコ玉
Pの直径よりも若干大きい程度であり、パチンコ玉を一
列に並べて移動させる。
【0028】図示の例では、通路33の底板33bの一
部を切り欠いて開口33cを設け、この開口33cに検
出素子18を埋め込み、検出素子18の上面と底板33
bの上面とが同一平面内にあるように構成されている。
この際、検出素子18は、突出部5aおよび6a、なら
びにこれらに支持された配線パターン10、11の端部
10a、11aが、側壁33aを貫通し、またはその下
端に沿うように配設され、これにコネクタ12および1
3が接続される。
部を切り欠いて開口33cを設け、この開口33cに検
出素子18を埋め込み、検出素子18の上面と底板33
bの上面とが同一平面内にあるように構成されている。
この際、検出素子18は、突出部5aおよび6a、なら
びにこれらに支持された配線パターン10、11の端部
10a、11aが、側壁33aを貫通し、またはその下
端に沿うように配設され、これにコネクタ12および1
3が接続される。
【0029】パチンコ玉Pが通路33を通ると、その重
みと磁石2による吸引力とにより薄膜スイッチ3の保護
膜4および上膜5が撓み、電極8が電極9に接触する。
パチンコ玉Pが通り過ぎると保護膜4および上膜5がそ
の弾性により元の位置に復帰し電極8が電極9から離れ
る。このような電極8および9相互間の接触、分離は検
出回路20により、周知の方法で電気信号に変換され
る。この電気信号は従ってパチンコ玉の通過を表わすも
のである。パチンコ玉の通過を表わす信号は、上記のよ
うに、制御回路22および計数回路24に供給される。
みと磁石2による吸引力とにより薄膜スイッチ3の保護
膜4および上膜5が撓み、電極8が電極9に接触する。
パチンコ玉Pが通り過ぎると保護膜4および上膜5がそ
の弾性により元の位置に復帰し電極8が電極9から離れ
る。このような電極8および9相互間の接触、分離は検
出回路20により、周知の方法で電気信号に変換され
る。この電気信号は従ってパチンコ玉の通過を表わすも
のである。パチンコ玉の通過を表わす信号は、上記のよ
うに、制御回路22および計数回路24に供給される。
【0030】制御回路22は検出信号に応じてパチンコ
ゲーム機を制御し、所定数の玉を放出する。
ゲーム機を制御し、所定数の玉を放出する。
【0031】計数回路24は、検出信号を計数する。こ
れにより、通過したパチンコ玉の数が分る。計数結果は
図示しない遊技場データ管理機に送られる。
れにより、通過したパチンコ玉の数が分る。計数結果は
図示しない遊技場データ管理機に送られる。
【0032】上記のように薄膜スイッチ3に対する押圧
力は、パチンコ玉Pに働く重力と、磁石2によりパチン
コ玉に働く吸引力との和となり、薄膜スイッチ3を閉成
するために充分な力が発生する。なお、磁石の吸引力が
強過ぎると、パチンコ玉Pが磁石に吸いつけられ、通路
に沿っての移動ができなくなる。そこで、磁石の強さ
は、これらを考慮して適性な範囲に、即ち薄膜スイッチ
を閉成するのに充分でかつパチンコ玉の、通路に沿って
の移動を阻止しない程度に設定される。磁石の強さを調
整するとともに、薄膜スイッチのかたさ、即ち閉成に要
する押圧力を調整することとしても良い。
力は、パチンコ玉Pに働く重力と、磁石2によりパチン
コ玉に働く吸引力との和となり、薄膜スイッチ3を閉成
するために充分な力が発生する。なお、磁石の吸引力が
強過ぎると、パチンコ玉Pが磁石に吸いつけられ、通路
に沿っての移動ができなくなる。そこで、磁石の強さ
は、これらを考慮して適性な範囲に、即ち薄膜スイッチ
を閉成するのに充分でかつパチンコ玉の、通路に沿って
の移動を阻止しない程度に設定される。磁石の強さを調
整するとともに、薄膜スイッチのかたさ、即ち閉成に要
する押圧力を調整することとしても良い。
【0033】上記のような条件を満たす磁石の吸引力お
よび薄膜スイッチのかたさは、通過するパチンコ玉の速
さにも依存する。そこで、通過する玉の速さが所定の範
囲内になるように通路を構成し、その範囲内の速度にお
いて移動が阻止されず、かつ薄膜スイッチが閉成される
ように磁石の強さおよび薄膜スイッチのかたさを定める
こととすれば良い。
よび薄膜スイッチのかたさは、通過するパチンコ玉の速
さにも依存する。そこで、通過する玉の速さが所定の範
囲内になるように通路を構成し、その範囲内の速度にお
いて移動が阻止されず、かつ薄膜スイッチが閉成される
ように磁石の強さおよび薄膜スイッチのかたさを定める
こととすれば良い。
【0034】パチンコ玉が連続した場合、これらを個別
に検出する必要がある。これは例えば、制御回路15に
おいては、パチンコ玉が1個通過するごとに所定の処理
をする(例えば所定数の玉の放出、表示等の点灯制御な
ど)必要があり、また計数には当然ながら1個ずつの通
過を別個に検出することで初めて正確な計数が可能にな
るからである。
に検出する必要がある。これは例えば、制御回路15に
おいては、パチンコ玉が1個通過するごとに所定の処理
をする(例えば所定数の玉の放出、表示等の点灯制御な
ど)必要があり、また計数には当然ながら1個ずつの通
過を別個に検出することで初めて正確な計数が可能にな
るからである。
【0035】このように個別に検出するために本実施例
では、電極8および9の、通路33の長手方向の寸法E
が、パチンコ玉Pの直径よりも小さく構成されている。
では、電極8および9の、通路33の長手方向の寸法E
が、パチンコ玉Pの直径よりも小さく構成されている。
【0036】磁石2は、図示のように基板1の厚さと同
じに形成し、またはこれよりも薄く形成して基板1の下
面から突出しないようにするのが好ましい。このように
構成すれば、検出素子18の配設に好都合であり、また
衝突等による磁石18の破損を回避することができるか
らである。
じに形成し、またはこれよりも薄く形成して基板1の下
面から突出しないようにするのが好ましい。このように
構成すれば、検出素子18の配設に好都合であり、また
衝突等による磁石18の破損を回避することができるか
らである。
【0037】図6、図7および図8は本発明の他の実施
例における検出素子18を示し、図1、図2および図3
と同じ符号は同様または対応する部材を示す。
例における検出素子18を示し、図1、図2および図3
と同じ符号は同様または対応する部材を示す。
【0038】図2と同様、図6でも、左下がりの破線の
ハッチングが電極8およびそれにつながる配線パターン
10の占める領域を示し、右下がりの破線のハッチング
が電極9およびそれにつながる配線パターン11の占め
る領域を示し、クロスハッチングの部分は2つの電極8
および9が互いに重なり合う部分を示す。
ハッチングが電極8およびそれにつながる配線パターン
10の占める領域を示し、右下がりの破線のハッチング
が電極9およびそれにつながる配線パターン11の占め
る領域を示し、クロスハッチングの部分は2つの電極8
および9が互いに重なり合う部分を示す。
【0039】図6、図7および図8の検出素子18は、
図1、図2および図3の検出素子と概して同じである
が、突出部5aおよび6a、電極8および9、ならびに
配線パターン10および11の構成が異なり、またこれ
に伴いコネクタおよびリード線の構成が異なる。即ち、
電極8および9は通路の長手方向にずれた範囲に延在す
るように形成されており、配線パターン10および1
1、ならびにこれらを支持する突出部5aおよび6a
は、検出素子18の同じ側(図6で下側)に、但し通路
の長手方向Lのずれた位置に設けられ、これらは共通の
コネクタ16の2つの穴状コンタクト16aおよび16
bに挿入される。このようにこの実施例では、1個のコ
ネクタ16で2つの配線パターン10、11の端部10
a、11aとの接続を達成している。また、配線パター
ン10、11の端部10a、11aが通路の長手方向L
のずれた位置に配置され、これに伴いコネクタ16の穴
状のコンタクト16a、16bが同じ長手方向Lのずれ
た位置に配置されているので、電極5、6相互の間隔が
短い場合にも、穴状コンタクト16aおよび16bの配
設のためのスペース(穴の周囲の接触部材等の配置のた
めのスペース)を充分に取ることができる。
図1、図2および図3の検出素子と概して同じである
が、突出部5aおよび6a、電極8および9、ならびに
配線パターン10および11の構成が異なり、またこれ
に伴いコネクタおよびリード線の構成が異なる。即ち、
電極8および9は通路の長手方向にずれた範囲に延在す
るように形成されており、配線パターン10および1
1、ならびにこれらを支持する突出部5aおよび6a
は、検出素子18の同じ側(図6で下側)に、但し通路
の長手方向Lのずれた位置に設けられ、これらは共通の
コネクタ16の2つの穴状コンタクト16aおよび16
bに挿入される。このようにこの実施例では、1個のコ
ネクタ16で2つの配線パターン10、11の端部10
a、11aとの接続を達成している。また、配線パター
ン10、11の端部10a、11aが通路の長手方向L
のずれた位置に配置され、これに伴いコネクタ16の穴
状のコンタクト16a、16bが同じ長手方向Lのずれ
た位置に配置されているので、電極5、6相互の間隔が
短い場合にも、穴状コンタクト16aおよび16bの配
設のためのスペース(穴の周囲の接触部材等の配置のた
めのスペース)を充分に取ることができる。
【0040】さらに、単一の(2心の)リード線ないし
はケーブルにより外部回路との接続をすることができる
ので、2本の場合に比べ、配線に必要なスペースも小さ
くて済み、その保護が容易となる。
はケーブルにより外部回路との接続をすることができる
ので、2本の場合に比べ、配線に必要なスペースも小さ
くて済み、その保護が容易となる。
【0041】図6、図7および図8の検出素子の場合、
電極8および9の内の互いに重なり合う部分(クロスハ
ッチングの部分)即ち互いに対向する部分の、通路の長
手方向の寸法を、パチンコ玉Pの直径よりも小さくすれ
ば、パチンコ玉が連続する場合にも、パチンコ玉を個別
に検出することができる。
電極8および9の内の互いに重なり合う部分(クロスハ
ッチングの部分)即ち互いに対向する部分の、通路の長
手方向の寸法を、パチンコ玉Pの直径よりも小さくすれ
ば、パチンコ玉が連続する場合にも、パチンコ玉を個別
に検出することができる。
【0042】以上の説明では、通路33の幅がパチンコ
玉Pの直径に略対応し、連続して通過するパチンコ玉P
の中心の、通路の幅方向の位置が互いに略一致すること
を前提としていた。しかし、通路が広い場合には、電極
の互いに対向する部分の、通路の長さ方向の寸法を、連
続する玉の中心相互間の、通路の長手方向に沿う距離
(言換えれば、玉の中心相互間の距離の、通路の長手方
向の成分)よりも小さく構成する必要がある。
玉Pの直径に略対応し、連続して通過するパチンコ玉P
の中心の、通路の幅方向の位置が互いに略一致すること
を前提としていた。しかし、通路が広い場合には、電極
の互いに対向する部分の、通路の長さ方向の寸法を、連
続する玉の中心相互間の、通路の長手方向に沿う距離
(言換えれば、玉の中心相互間の距離の、通路の長手方
向の成分)よりも小さく構成する必要がある。
【0043】以下、この点につき図9を参照して説明す
る。同図で、Wは通路の幅を、Rはパチンコ玉Pの半
径、Dは連続する玉の中心間の、通路の長手方向Lの距
離の最小値、Eは電極8、9の内の互いに重なり合う部
分の、通路の長手方向の寸法である。
る。同図で、Wは通路の幅を、Rはパチンコ玉Pの半
径、Dは連続する玉の中心間の、通路の長手方向Lの距
離の最小値、Eは電極8、9の内の互いに重なり合う部
分の、通路の長手方向の寸法である。
【0044】ピタゴラスの定理により、D、W、R間に
は次の関係がある。
は次の関係がある。
【0045】 (2R)2 = D2 + (W − 2R)2 従って、 D={W(4R−W)}1/2 の関係がある。
【0046】EがDより大きいと、連続するパチンコ玉
の一つが電極(の互いに対向する部分)上にあるうちに
次のパチンコ玉が同じ電極上に到達するおそれがある。
これを避けるために、 E<{W(4R−W)}1/2 を満たすようにEを定めるべきである。実際の設計に当
たっては、上記の基準に対し、幾分かの裕度を与えるの
が望ましい。なお、このことは、通路の幅がパチンコ玉
の直径に略同じであり、電極のうちの重なり合う部分
の、通路の長手方向の寸法をパチンコ玉の直径よりも小
さくする場合にも当てはまる。
の一つが電極(の互いに対向する部分)上にあるうちに
次のパチンコ玉が同じ電極上に到達するおそれがある。
これを避けるために、 E<{W(4R−W)}1/2 を満たすようにEを定めるべきである。実際の設計に当
たっては、上記の基準に対し、幾分かの裕度を与えるの
が望ましい。なお、このことは、通路の幅がパチンコ玉
の直径に略同じであり、電極のうちの重なり合う部分
の、通路の長手方向の寸法をパチンコ玉の直径よりも小
さくする場合にも当てはまる。
【0047】検出素子を図5に示すようにパチンコゲー
ム機の入賞口32に入った玉が通過する通路33に設け
る場合には、以下のような考慮が必要となる。即ち、こ
の通路33は一般に入賞口32よりも下方に設けられて
おり、入賞口32に入った玉は、通路33に落下し、そ
の後通路33上を移動する。パチンコ玉Pが検出素子1
8の電極を設けた部分に落ちるように配置すると、繰返
される衝撃により薄膜スイッチ3の寿命が短くなると考
えられる。従って、寿命を長くすることが重要である場
合には、電極8、9の部分以外の部分に、例えばスペー
サ7の部分または、検出素子18よりも上流側に落下す
るように構成する、言換えれば、パチンコ玉Pが落下す
る位置よりも下流側に検出素子18またはその電極8、
9が位置するように構成するのが良い。一方、落下によ
る衝撃力をも薄膜スイッチ3の押圧に利用すれば一層確
実に電極を接触させることができる。従って、電極8、
9の閉成を確実に行なわせることが重要である場合に
は、パチンコ玉Pが電極上に落ちるように構成するのが
良い。
ム機の入賞口32に入った玉が通過する通路33に設け
る場合には、以下のような考慮が必要となる。即ち、こ
の通路33は一般に入賞口32よりも下方に設けられて
おり、入賞口32に入った玉は、通路33に落下し、そ
の後通路33上を移動する。パチンコ玉Pが検出素子1
8の電極を設けた部分に落ちるように配置すると、繰返
される衝撃により薄膜スイッチ3の寿命が短くなると考
えられる。従って、寿命を長くすることが重要である場
合には、電極8、9の部分以外の部分に、例えばスペー
サ7の部分または、検出素子18よりも上流側に落下す
るように構成する、言換えれば、パチンコ玉Pが落下す
る位置よりも下流側に検出素子18またはその電極8、
9が位置するように構成するのが良い。一方、落下によ
る衝撃力をも薄膜スイッチ3の押圧に利用すれば一層確
実に電極を接触させることができる。従って、電極8、
9の閉成を確実に行なわせることが重要である場合に
は、パチンコ玉Pが電極上に落ちるように構成するのが
良い。
【0048】上記の実施例では、検出素子18が通路3
3の底板33bに埋め込まれているが、図10に示すよ
うに底板33bの上に載せることもできる。例えば検出
素子を設ける位置よりも上流側の通路34が一層高い位
置にあり、その通路34から、検出素子18上に移動す
るような構成の場合には、検出素子18を通路33の上
に配置しても、パチンコ玉Pの移動に対し何等の障害と
ならない。
3の底板33bに埋め込まれているが、図10に示すよ
うに底板33bの上に載せることもできる。例えば検出
素子を設ける位置よりも上流側の通路34が一層高い位
置にあり、その通路34から、検出素子18上に移動す
るような構成の場合には、検出素子18を通路33の上
に配置しても、パチンコ玉Pの移動に対し何等の障害と
ならない。
【0049】図10の構成では、底板33bに穴をあけ
る加工が不要となり、通路33の強度が低下せず、また
検出素子18の取り付け、交換が容易となる。
る加工が不要となり、通路33の強度が低下せず、また
検出素子18の取り付け、交換が容易となる。
【0050】以上説明した検出装置は、パチンコ台のア
ウト玉の計数にも用いることができる。さらに、景品交
換所では、大量の玉を複数の通路に分流してそれぞれ通
路で玉の計数を行ない、その合計を求めて表示をしてい
るがこの場合にも上記の検出素子ないしそれを用いた計
数装置を用いれば大幅な省スペース化を図ることができ
る。
ウト玉の計数にも用いることができる。さらに、景品交
換所では、大量の玉を複数の通路に分流してそれぞれ通
路で玉の計数を行ない、その合計を求めて表示をしてい
るがこの場合にも上記の検出素子ないしそれを用いた計
数装置を用いれば大幅な省スペース化を図ることができ
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1のパチンコ玉検出装置よれば、
薄膜スイッチと磁石とにより検出装置を構成したので、
検出装置を薄くすることができ、その配置に必要なスペ
ースが小さくなる。また、薄膜スイッチを押圧する力と
してパチンコ玉に働く重力のみならず、磁石による吸引
力をも利用しているので、薄膜スイッチを閉成されるの
に充分な力を得ることができ、確実にパチンコ玉の通過
を検出することができる。さらに、塵挨による誤動作を
回避することができる。さらにまた、装置の低廉化を図
ることができる。
薄膜スイッチと磁石とにより検出装置を構成したので、
検出装置を薄くすることができ、その配置に必要なスペ
ースが小さくなる。また、薄膜スイッチを押圧する力と
してパチンコ玉に働く重力のみならず、磁石による吸引
力をも利用しているので、薄膜スイッチを閉成されるの
に充分な力を得ることができ、確実にパチンコ玉の通過
を検出することができる。さらに、塵挨による誤動作を
回避することができる。さらにまた、装置の低廉化を図
ることができる。
【0052】請求項2の装置によれば、磁石の吸引力に
よりパチンコ玉の動きが止まるおそれがない。
よりパチンコ玉の動きが止まるおそれがない。
【0053】請求項3の装置によれば、パチンコ玉が連
続していても、各パチンコ玉が通過する毎に閉成、開放
を行なうので、各パチンコ玉を個々に検出することがで
きる。
続していても、各パチンコ玉が通過する毎に閉成、開放
を行なうので、各パチンコ玉を個々に検出することがで
きる。
【0054】請求項4のパチンコ玉計数装置によれば、
請求項1ないし3について述べたのと同様の作用効果の
ある計数装置が得られる。
請求項1ないし3について述べたのと同様の作用効果の
ある計数装置が得られる。
【図1】 本発明の一実施例の検出素子の平面図であ
る。
る。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【図4】 図1、図2および図3の検出素子を用いた検
出回路を含む装置のブロック図である。
出回路を含む装置のブロック図である。
【図5】 検出素子の、パチンコゲーム機の入賞口につ
ながる通路への配設例を示す概略図である。
ながる通路への配設例を示す概略図である。
【図6】 本発明の一実施例の検出素子の平面図であ
る。
る。
【図7】 図1のVII−VII線断面図である。
【図8】 図1のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 通路の幅と電極の幅との関係を説明するため
の図である。
の図である。
【図10】 検出素子の通路への他の配設例を示す概略
図である。
図である。
1 基板、2 磁石、3 検出素子、5 上膜、6 下
膜、7 スペーサ、8 接点電極、9 接点電極、18
検出素子、20 検出回路、24 計数回路。
膜、7 スペーサ、8 接点電極、9 接点電極、18
検出素子、20 検出回路、24 計数回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 パチンコ玉が通過する通路に配置され、
パチンコ玉の重みによって閉成する薄膜スイッチと、 前記薄膜スイッチの下側に配置され、パチンコ玉を吸引
し、これにより該パチンコ玉から前記薄膜スイッチに掛
る押圧力を補強する磁石とを備えたことを特徴とするパ
チンコ玉検出装置。 - 【請求項2】 前記磁石は、所定の範囲内の速度で前記
通路を移動するパチンコ玉に対する吸引力が、前記通路
に沿ってのパチンコ玉の移動を阻止しない程度に定めら
れていることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。 - 【請求項3】 前記薄膜スイッチは、間隔をあけて対向
する一組の接点電極を含み、該電極の互いに重なり合う
部分の、前記通路の長手方向の寸法が前記パチンコ玉の
直径よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記
載の検出装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の検
出装置と、 該検出装置の薄膜スイッチの開閉によって発生する検出
信号を計数する計数回路とを備えたことを特徴とするパ
チンコ玉計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151943A JP2731723B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | パチンコ玉検出装置およびパチンコ玉計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6151943A JP2731723B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | パチンコ玉検出装置およびパチンコ玉計数装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810389A true JPH0810389A (ja) | 1996-01-16 |
JP2731723B2 JP2731723B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=15529607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6151943A Expired - Fee Related JP2731723B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | パチンコ玉検出装置およびパチンコ玉計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2731723B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP6151943A patent/JP2731723B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2731723B2 (ja) | 1998-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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