JPH08103440A - X線ct装置における撮影制御方法 - Google Patents
X線ct装置における撮影制御方法Info
- Publication number
- JPH08103440A JPH08103440A JP6266050A JP26605094A JPH08103440A JP H08103440 A JPH08103440 A JP H08103440A JP 6266050 A JP6266050 A JP 6266050A JP 26605094 A JP26605094 A JP 26605094A JP H08103440 A JPH08103440 A JP H08103440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- photographing
- ray
- condition group
- conditions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 77
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 210000000038 chest Anatomy 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 1
- 210000004197 pelvis Anatomy 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000012216 screening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】X線CT装置における撮影制御方法において、
被検体の撮影部位について各被検体ごとの形状・寸法な
どの個体差が小さい場合に、簡単かつ迅速に撮影条件が
設定する。 【構成】被検体についての複数の撮影条件を記憶する記
憶回路1と、この記憶回路1から読み出した撮影条件を
表示する表示部2と、この表示部2に表示され選択され
た撮影条件で被検体の撮影部位を撮影する撮影装置系3
と、上記各構成要素を制御すると共に撮影条件を管理す
るコンピュータ4とを有してX線CT装置において、予
め被検体の複数の撮影部位について対象の形状・寸法に
対応して設定した撮影条件群を上記記憶回路1に記憶し
ておき、この撮影条件群の中から実際に撮影する撮影部
位に適合する撮影条件群を一つだけ選択して取り出し、
この撮影条件群の内容を上記撮影装置系3に適用すると
共に上記撮影部位を基準位置に位置合わせする。
被検体の撮影部位について各被検体ごとの形状・寸法な
どの個体差が小さい場合に、簡単かつ迅速に撮影条件が
設定する。 【構成】被検体についての複数の撮影条件を記憶する記
憶回路1と、この記憶回路1から読み出した撮影条件を
表示する表示部2と、この表示部2に表示され選択され
た撮影条件で被検体の撮影部位を撮影する撮影装置系3
と、上記各構成要素を制御すると共に撮影条件を管理す
るコンピュータ4とを有してX線CT装置において、予
め被検体の複数の撮影部位について対象の形状・寸法に
対応して設定した撮影条件群を上記記憶回路1に記憶し
ておき、この撮影条件群の中から実際に撮影する撮影部
位に適合する撮影条件群を一つだけ選択して取り出し、
この撮影条件群の内容を上記撮影装置系3に適用すると
共に上記撮影部位を基準位置に位置合わせする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体の撮影部位にX
線を放射して断層像を得るX線CT装置における撮影制
御方法に関し、特に被検体の撮影部位について各被検体
ごとの形状・寸法などの個体差が小さい場合に、簡単か
つ迅速に撮影条件が設定できると共に被検体又は術者に
対する被曝線量を低減することができる撮影制御方法に
関する。
線を放射して断層像を得るX線CT装置における撮影制
御方法に関し、特に被検体の撮影部位について各被検体
ごとの形状・寸法などの個体差が小さい場合に、簡単か
つ迅速に撮影条件が設定できると共に被検体又は術者に
対する被曝線量を低減することができる撮影制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置により被検体の或る
撮影部位を撮影するには、まず、当該被検体の体軸方向
に沿って透視像(「スキャノグラム像」と呼ばれる)を
撮影し、この透視像を観察して所望の撮影部位を撮影す
るための撮影範囲を設定すると共にそのときの撮影条件
を設定し、しかる後にこの設定した撮影条件で上記撮影
部位を撮影していた。そして、他の被検体について撮影
するときは、上記の操作を繰り返し実行していた。
撮影部位を撮影するには、まず、当該被検体の体軸方向
に沿って透視像(「スキャノグラム像」と呼ばれる)を
撮影し、この透視像を観察して所望の撮影部位を撮影す
るための撮影範囲を設定すると共にそのときの撮影条件
を設定し、しかる後にこの設定した撮影条件で上記撮影
部位を撮影していた。そして、他の被検体について撮影
するときは、上記の操作を繰り返し実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のX線CT装置における撮影制御方法においては、被
検体ごとに透視像を撮影し、撮影部位について撮影範囲
を設定すると共に撮影条件を設定していたので、撮影部
位の形状・寸法が被検体ごとに異なり個体差がある場合
は、適正な撮影条件の設定ができるが、例えば頭部のよ
うに各被検体間でその形状・寸法があまり違わず似てい
る場合は、同一の撮影前操作をその都度繰り返すことと
なり、撮影条件の設定操作が煩しいと共に時間がかかる
ものであった。特に、集団検診において多数の被検体に
ついて検査する場合は検査効率が低下するものであっ
た。また、被検体ごとに透視像を撮影することから、被
検体又は術者に対する被曝線量が増大することがあっ
た。さらに、撮影部位について撮影ごとに条件が変化す
ることとなり、検査結果の比較がスムーズにできないこ
とがあった。
来のX線CT装置における撮影制御方法においては、被
検体ごとに透視像を撮影し、撮影部位について撮影範囲
を設定すると共に撮影条件を設定していたので、撮影部
位の形状・寸法が被検体ごとに異なり個体差がある場合
は、適正な撮影条件の設定ができるが、例えば頭部のよ
うに各被検体間でその形状・寸法があまり違わず似てい
る場合は、同一の撮影前操作をその都度繰り返すことと
なり、撮影条件の設定操作が煩しいと共に時間がかかる
ものであった。特に、集団検診において多数の被検体に
ついて検査する場合は検査効率が低下するものであっ
た。また、被検体ごとに透視像を撮影することから、被
検体又は術者に対する被曝線量が増大することがあっ
た。さらに、撮影部位について撮影ごとに条件が変化す
ることとなり、検査結果の比較がスムーズにできないこ
とがあった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、被検体の撮影部位について各被検体ごとの形状・
寸法などの個体差が小さい場合に、簡単かつ迅速に撮影
条件が設定できると共に被検体又は術者に対する被曝線
量を低減することができる撮影制御方法を提供すること
を目的とする。
処し、被検体の撮影部位について各被検体ごとの形状・
寸法などの個体差が小さい場合に、簡単かつ迅速に撮影
条件が設定できると共に被検体又は術者に対する被曝線
量を低減することができる撮影制御方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるX線CT装置における撮影制御方法
は、被検体についての複数の撮影条件を記憶する記憶回
路と、この記憶回路から読み出した撮影条件を表示する
表示部と、この表示部に表示され選択された撮影条件で
被検体の撮影部位を撮影する撮影装置系と、上記各構成
要素を制御すると共に撮影条件を管理するコンピュータ
とを有して成るX線CT装置において、予め被検体の複
数の撮影部位について対象の形状・寸法に対応して設定
した撮影条件群を上記記憶回路に記憶しておき、この撮
影条件群の中から実際に撮影する撮影部位に適合する撮
影条件群を一つだけ選択して取り出し、この撮影条件群
の内容を上記撮影装置系に適用すると共に上記撮影部位
を基準位置に位置合わせしてそのまま撮影を行うもので
ある。
に、本発明によるX線CT装置における撮影制御方法
は、被検体についての複数の撮影条件を記憶する記憶回
路と、この記憶回路から読み出した撮影条件を表示する
表示部と、この表示部に表示され選択された撮影条件で
被検体の撮影部位を撮影する撮影装置系と、上記各構成
要素を制御すると共に撮影条件を管理するコンピュータ
とを有して成るX線CT装置において、予め被検体の複
数の撮影部位について対象の形状・寸法に対応して設定
した撮影条件群を上記記憶回路に記憶しておき、この撮
影条件群の中から実際に撮影する撮影部位に適合する撮
影条件群を一つだけ選択して取り出し、この撮影条件群
の内容を上記撮影装置系に適用すると共に上記撮影部位
を基準位置に位置合わせしてそのまま撮影を行うもので
ある。
【0006】また、上記撮影条件群の中から実際に撮影
する撮影部位に適合する撮影条件群を一つだけ選択する
際には、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条
件群についてそれぞれの概略形状を表示部に表示し、こ
の表示された概略形状を参照して最適な撮影条件群を選
択するようにしてもよい。
する撮影部位に適合する撮影条件群を一つだけ選択する
際には、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条
件群についてそれぞれの概略形状を表示部に表示し、こ
の表示された概略形状を参照して最適な撮影条件群を選
択するようにしてもよい。
【0007】
【作用】本発明は以上のような構成となっているので、
前記撮影条件群から撮影部位に適合するものを一つだけ
選択して取り出し、取り出された撮影条件群の内容を上
記撮影装置系に適用すると共に、上記撮影部位の基準位
置に位置合わせするから、従来のように同一の撮影前操
作を繰り返すことなく、簡単かつ迅速に撮影条件を設定
できる。
前記撮影条件群から撮影部位に適合するものを一つだけ
選択して取り出し、取り出された撮影条件群の内容を上
記撮影装置系に適用すると共に、上記撮影部位の基準位
置に位置合わせするから、従来のように同一の撮影前操
作を繰り返すことなく、簡単かつ迅速に撮影条件を設定
できる。
【0008】また、撮影条件群についての概略形状を表
示部に表示し、これを参照しても、同様に簡単かつ迅速
に撮影条件を設定できる。
示部に表示し、これを参照しても、同様に簡単かつ迅速
に撮影条件を設定できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明によるX線CT装置にお
ける撮影制御方法の手順を示すフローチャートであり、
図2はこの撮影制御方法の実施に使用するX線CT装置
の概要を示すブロック図である。まず、上記X線CT装
置は、図2に示すように、記憶回路1と、表示部2と、
撮影装置系3と、コンピュータ4とを有して成る。
詳細に説明する。図1は本発明によるX線CT装置にお
ける撮影制御方法の手順を示すフローチャートであり、
図2はこの撮影制御方法の実施に使用するX線CT装置
の概要を示すブロック図である。まず、上記X線CT装
置は、図2に示すように、記憶回路1と、表示部2と、
撮影装置系3と、コンピュータ4とを有して成る。
【0010】上記記憶回路1は、被検体について複数の
撮影条件を記憶するもので、例えば磁気ディスク装置か
ら成る。表示部2は、上記記憶回路1から読み出した撮
影条件を表示するもので、例えばテレビモニタから成
る。また、撮影装置系3は、上記表示部2に表示され選
択された撮影条件で被検体の撮影部位を撮影するもの
で、例えばガントリ,被検体テーブル,X線管装置,X
線検出器,X線発生制御器等のX線を発生し被検体を透
過したX線像を検出して実際に被検体を撮影する構成か
ら成る。さらに、コンピュータ4は、上記の各構成要素
を制御すると共に撮影条件を管理するもので、X線CT
装置の主コンピュータとなるものである。そして、この
コンピュータ4の動作としては、臨床経験により得られ
た一つ又は複数の撮影条件の組み合わせを入力し記憶回
路1に保存する動作、操作者の要求により上記記憶回路
1に保存されている撮影条件を検索・選択する動作、こ
の選択された撮影条件によって撮影制御をする動作など
がある。
撮影条件を記憶するもので、例えば磁気ディスク装置か
ら成る。表示部2は、上記記憶回路1から読み出した撮
影条件を表示するもので、例えばテレビモニタから成
る。また、撮影装置系3は、上記表示部2に表示され選
択された撮影条件で被検体の撮影部位を撮影するもの
で、例えばガントリ,被検体テーブル,X線管装置,X
線検出器,X線発生制御器等のX線を発生し被検体を透
過したX線像を検出して実際に被検体を撮影する構成か
ら成る。さらに、コンピュータ4は、上記の各構成要素
を制御すると共に撮影条件を管理するもので、X線CT
装置の主コンピュータとなるものである。そして、この
コンピュータ4の動作としては、臨床経験により得られ
た一つ又は複数の撮影条件の組み合わせを入力し記憶回
路1に保存する動作、操作者の要求により上記記憶回路
1に保存されている撮影条件を検索・選択する動作、こ
の選択された撮影条件によって撮影制御をする動作など
がある。
【0011】次に、このようなX線CT装置を使用して
実施する撮影制御方法について、図1を参照して説明す
る。まず、撮影開始の前に、操作者は、X線CT装置の
入力装置を用いて、被検体の撮影部位の形状・寸法に対
応して臨床経験により得られた最良の一つ又は複数の撮
影条件を一つの撮影条件群として入力し、この撮影条件
群を図2に示す記憶回路1に保存する。この撮影条件群
は、例えば頭部,胸部,腹部,骨盤部などの撮影部位ご
とに一つ又は複数の条件が入力され、図1では例えば1
6群の撮影条件が保存されている。しかし、この撮影条
件群の数は、条件の使用頻度又は操作性等により、適宜
増減される。
実施する撮影制御方法について、図1を参照して説明す
る。まず、撮影開始の前に、操作者は、X線CT装置の
入力装置を用いて、被検体の撮影部位の形状・寸法に対
応して臨床経験により得られた最良の一つ又は複数の撮
影条件を一つの撮影条件群として入力し、この撮影条件
群を図2に示す記憶回路1に保存する。この撮影条件群
は、例えば頭部,胸部,腹部,骨盤部などの撮影部位ご
とに一つ又は複数の条件が入力され、図1では例えば1
6群の撮影条件が保存されている。しかし、この撮影条
件群の数は、条件の使用頻度又は操作性等により、適宜
増減される。
【0012】このような撮影前の準備が終了したところ
で、撮影を開始する。まず、図1のステップAにおい
て、操作者の要求に基づき、図2のコンピュータ4は記
憶回路1に保存されている複数の撮影条件群(1〜1
6)を検索する。そして、これら複数の撮影条件群(1
〜16)の中から実際に撮影する撮影部位に適合する撮
影条件群を一つだけ選択して取り出す(ステップB)。
図1においては、j番目の撮影条件群が選択されたと
し、この実行撮影条件群jの内容が図2に示す表示部2
に表示される。ここでは、上記実行撮影条件群jの内容
として#1,#2,#3の撮影条件が存在するとする。
で、撮影を開始する。まず、図1のステップAにおい
て、操作者の要求に基づき、図2のコンピュータ4は記
憶回路1に保存されている複数の撮影条件群(1〜1
6)を検索する。そして、これら複数の撮影条件群(1
〜16)の中から実際に撮影する撮影部位に適合する撮
影条件群を一つだけ選択して取り出す(ステップB)。
図1においては、j番目の撮影条件群が選択されたと
し、この実行撮影条件群jの内容が図2に示す表示部2
に表示される。ここでは、上記実行撮影条件群jの内容
として#1,#2,#3の撮影条件が存在するとする。
【0013】次に、コンピュータ4は、上記#1〜#3
の撮影条件を順次選択して(ステップC)、図2に示す
撮影装置系3に適用して目的の撮影部位を撮影する(ス
テップD)。このとき、上記ステップCでは、まず、#
1の撮影条件を選択する。そして、操作者は、被検体の
撮影部位を例えば被検体テーブル上で基準位置に位置合
わせして、透視像を得ることなくそのまま撮影を実行す
る(ステップD)。次に、ステップEで撮影条件は終了
したかどうか判定する。まだ#1が終了しただけである
ので、“NO”側へ進んでステップCへ戻る。次に、ス
テップFで撮影条件の番号を“1”だけくり上げて#2
とし、#2の撮影条件を撮影装置系3に適用して撮影を
実行する(ステップD)。そして、再び撮影条件が終了
したかどうか判定する(ステップE)。以後、ステップ
C→D→E→Fを繰り返して、#1〜#3の撮影条件で
順次撮影を実行する。そして、#1〜#3の撮影条件の
総てについて撮影を実行したら、ステップEは“YE
S”側へ進んで撮影を終了する。
の撮影条件を順次選択して(ステップC)、図2に示す
撮影装置系3に適用して目的の撮影部位を撮影する(ス
テップD)。このとき、上記ステップCでは、まず、#
1の撮影条件を選択する。そして、操作者は、被検体の
撮影部位を例えば被検体テーブル上で基準位置に位置合
わせして、透視像を得ることなくそのまま撮影を実行す
る(ステップD)。次に、ステップEで撮影条件は終了
したかどうか判定する。まだ#1が終了しただけである
ので、“NO”側へ進んでステップCへ戻る。次に、ス
テップFで撮影条件の番号を“1”だけくり上げて#2
とし、#2の撮影条件を撮影装置系3に適用して撮影を
実行する(ステップD)。そして、再び撮影条件が終了
したかどうか判定する(ステップE)。以後、ステップ
C→D→E→Fを繰り返して、#1〜#3の撮影条件で
順次撮影を実行する。そして、#1〜#3の撮影条件の
総てについて撮影を実行したら、ステップEは“YE
S”側へ進んで撮影を終了する。
【0014】なお、図1のステップBにおいて、上記撮
影条件群(1〜16)の中から実際に撮影する撮影部位
に適合する実行撮影条件群jを一つだけ選択する際に
は、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条件群
について、図3に示すように、それぞれの概略形状を表
示部2に表示し、この表示された概略形状を参照して最
適な撮影条件群を選択するようにしてもよい。すなわ
ち、図3に示すように、或る撮影条件群において、被検
体の一部に撮影予定位置P1(胸部),P2(腹部)の概
略形状を表示し、その撮影予定位置P1 ,P2 ごとに例
えばスライス厚をどのくらいにするかを表示する。この
ようにすると、この表示された概略形状を参照して最適
な撮影条件群を容易に選択することができる。
影条件群(1〜16)の中から実際に撮影する撮影部位
に適合する実行撮影条件群jを一つだけ選択する際に
は、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条件群
について、図3に示すように、それぞれの概略形状を表
示部2に表示し、この表示された概略形状を参照して最
適な撮影条件群を選択するようにしてもよい。すなわ
ち、図3に示すように、或る撮影条件群において、被検
体の一部に撮影予定位置P1(胸部),P2(腹部)の概
略形状を表示し、その撮影予定位置P1 ,P2 ごとに例
えばスライス厚をどのくらいにするかを表示する。この
ようにすると、この表示された概略形状を参照して最適
な撮影条件群を容易に選択することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
例えば頭部のように各被検体間でその形状・寸法があま
り違わず似ている場合は、従来のように同一の撮影前操
作をその都度繰り返すことなく、簡単かつ迅速に撮影条
件を設定することができる。従って、特に集団検診にお
ける検査効率を向上することができる。また、被検体ご
とに透視像を撮影することを要さないので、被検体又は
術者に対する被曝線量を低減することができる。さら
に、各被検体の撮影部位について同一の撮影条件で撮影
するので、検査結果の比較が容易にできる。
例えば頭部のように各被検体間でその形状・寸法があま
り違わず似ている場合は、従来のように同一の撮影前操
作をその都度繰り返すことなく、簡単かつ迅速に撮影条
件を設定することができる。従って、特に集団検診にお
ける検査効率を向上することができる。また、被検体ご
とに透視像を撮影することを要さないので、被検体又は
術者に対する被曝線量を低減することができる。さら
に、各被検体の撮影部位について同一の撮影条件で撮影
するので、検査結果の比較が容易にできる。
【0016】また、撮影条件群の中から実際に撮影する
撮影部位に適合する撮影条件群を一つだけ選択する際
に、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条件群
についてそれぞれの概略形状を表示部に表示するように
した場合は、この表示された概略形状を参照して最適な
撮影条件群を容易に選択することができる。
撮影部位に適合する撮影条件群を一つだけ選択する際
に、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条件群
についてそれぞれの概略形状を表示部に表示するように
した場合は、この表示された概略形状を参照して最適な
撮影条件群を容易に選択することができる。
【図1】本発明によるX線CT装置における撮影制御方
法の手順を示すフローチャートである。
法の手順を示すフローチャートである。
【図2】上記撮影制御方法の実施に使用するX線CT装
置の概要を示すブロック図である。
置の概要を示すブロック図である。
【図3】撮影部位の概略形状を含む撮影条件の表示例を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 記憶回路 2 表示部 3 撮影装置系 4 コンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】被検体についての複数の撮影条件を記憶す
る記憶回路と、この記憶回路から読み出した撮影条件を
表示する表示部と、この表示部に表示され選択された撮
影条件で被検体の撮影部位を撮影する撮影装置系と、上
記各構成要素を制御すると共に撮影条件を管理するコン
ピュータとを有して成るX線CT装置において、予め被
検体の複数の撮影部位について対象の形状・寸法に対応
して設定した撮影条件群を上記記憶回路に記憶してお
き、この撮影条件群の中から実際に撮影する撮影部位に
適合する撮影条件群を一つだけ選択して取り出し、この
撮影条件群の内容を上記撮影装置系に適用すると共に上
記撮影部位を基準位置に位置合わせしてそのまま撮影を
行うことを特徴とするX線CT装置における撮影制御方
法。 - 【請求項2】上記撮影条件群の中から実際に撮影する撮
影部位に適合する撮影条件群を一つだけ選択する際に
は、対象の形状・寸法に対応して設定された撮影条件群
についてそれぞれの概略形状を表示部に表示し、この表
示された概略形状を参照して最適な撮影条件群を選択す
ることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置におけ
る撮影制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266050A JPH08103440A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | X線ct装置における撮影制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6266050A JPH08103440A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | X線ct装置における撮影制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103440A true JPH08103440A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17425695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6266050A Pending JPH08103440A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | X線ct装置における撮影制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103440A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002095645A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-04-02 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置および記憶媒体 |
JP2006034306A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 放射線撮影装置 |
US7689266B2 (en) | 2002-07-22 | 2010-03-30 | Hitachi Medical Corporation | Medical image diagnosis apparatus |
KR20230073912A (ko) * | 2021-11-19 | 2023-05-26 | 중앙대학교 산학협력단 | Ct 영상의 정상스캔 여부를 자동으로 평가하는 방법, 시스템 및 비일시성 판독 가능 기록매체 |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6266050A patent/JPH08103440A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002095645A (ja) * | 2000-09-22 | 2002-04-02 | Toshiba Corp | 磁気共鳴イメージング装置および記憶媒体 |
US7689266B2 (en) | 2002-07-22 | 2010-03-30 | Hitachi Medical Corporation | Medical image diagnosis apparatus |
JP2006034306A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 放射線撮影装置 |
JP4615265B2 (ja) * | 2004-07-22 | 2011-01-19 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 放射線撮影装置 |
KR20230073912A (ko) * | 2021-11-19 | 2023-05-26 | 중앙대학교 산학협력단 | Ct 영상의 정상스캔 여부를 자동으로 평가하는 방법, 시스템 및 비일시성 판독 가능 기록매체 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5258174B2 (ja) | 磁気共鳴装置における検査対象の検査の計画方法および磁気共鳴装置 | |
US8386273B2 (en) | Medical image diagnostic apparatus, picture archiving communication system server, image reference apparatus, and medical image diagnostic system | |
JP2006500126A (ja) | 放射線画像撮影装置 | |
WO2014156796A1 (ja) | 放射線撮影装置、放射線撮影方法、放射線撮影制御プログラム | |
JP4298277B2 (ja) | 医療診断装置 | |
JP2008307184A (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JPH11235334A (ja) | 医用画像撮影装置 | |
US6289075B1 (en) | X-ray CT apparatus | |
JP2001286459A (ja) | X線ct装置及びその撮影方法 | |
JP6985047B2 (ja) | X線ct装置 | |
JP2004049615A (ja) | 医用画像診断装置の撮影条件設定装置 | |
CN103501703B (zh) | X射线ct装置 | |
JP2008099740A (ja) | 乳房断層撮影装置、画像表示方法及びプログラム | |
JPH08103440A (ja) | X線ct装置における撮影制御方法 | |
JPH08299320A (ja) | コンピュータ断層撮影装置 | |
JP3499248B2 (ja) | Ct装置 | |
JP2011045561A (ja) | X線ct装置 | |
JP2011024894A (ja) | X線ct装置及びその画像表示処理プログラム | |
JP2010158299A (ja) | 断層撮影装置及び断層撮影方法 | |
JPH0824252A (ja) | X線ct装置 | |
JPH06177A (ja) | Ct装置 | |
JP3067104B2 (ja) | 画像処理方法および装置並びに医用画像装置 | |
JP5044330B2 (ja) | 医用画像処理装置及び医用画像処理システム | |
JP2002099268A (ja) | 画像表示方法および装置 | |
JPWO2012157406A1 (ja) | 画像解析装置、プログラム、及び画像撮像装置 |