JP3499248B2 - Ct装置 - Google Patents

Ct装置

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JP3499248B2
JP3499248B2 JP12204391A JP12204391A JP3499248B2 JP 3499248 B2 JP3499248 B2 JP 3499248B2 JP 12204391 A JP12204391 A JP 12204391A JP 12204391 A JP12204391 A JP 12204391A JP 3499248 B2 JP3499248 B2 JP 3499248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、検査計画に従って所望
のルーチン検査(決められた順序に従って定常的に行わ
れる検査)を行うCT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】常用CT装置にはPAS(programmable
anatomical selection プログラマブル解剖検査モード
選択)機能が装備されている。PAS機能とは、被検体
の撮影目的と撮影部位に従って曝射条件を前もってプロ
グラミングし、キーボードあるいはパネルの関連操作ボ
タン(キー)を操作してプログラミングした操作条件を
格納器に格納できる機能を意味する。このPAS機能を
装備している従来のCT装置においては、1回のキー操
作で設定できる曝射条件は1つだけである故、ルーチン
検査を行うに際して様々なキー操作を繰り返さなければ
ならないという問題がある。また、このキー操作によっ
て設定できる曝射条件はデータ収集に関する曝射条件だ
けに限られるという問題がある。
【0003】図9に示す従来CT装置による検査例にお
いては、次のX線CTプロセスを実行する、第1段階
(手順)として、曝射条件をPASにセットした後第2
段階で曝射準備を整える。続いて第3段階において曝射
を開始し、被検体のCT像を収集する。続いて第4段階
においてCT像を光ディスク(不図示)へ移して格納し
た後、第5段階において場合によってはマルチフォーマ
ットカメラ(不図示)でCT像を写真撮影する。前述の
ごとく、各段階において一連のルーチン検査を遂行する
ためにオペレータによる手動操作を必要とする。さら
に、前記のものに似た検査を繰り返す場合にこの手動操
作(キー/ボタン操作)をさらに必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとく、従来C
T装置において1回のボタン/キー操作で設定すること
ができる曝射条件はただ1つだけである故、ルーチン検
査を行うためにはオペレータが大量のキー操作を実行し
なければならないと言う問題がある。さらに、像の収集
に関する曝射条件だけしか設定することができないと言
う問題がある。言い換えれば、オペレータはX線CTル
ーチン検査を行いつつ厄介な大量のキー/ボタン操作を
行うことを強いられることになる。
【0005】本発明は、CT検査に係るオペレータの負
担を軽減することができるCT装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、CT検査に係る複数種の機能の処
理の流れ及び当該各機能を実行する際のパラメータを、
検査計画として複数種記憶する記憶手段と、前記複数種
の検査計画を、使用頻度に応じて画面上に配置して表示
する表示手段と、この表示手段に表示される複数種の検
査計画の中から所望の検査計画を選択するための選択手
段と、前記検査計画を開始させるための指示を行う指示
手段と、この指示手段による指示に従って、前記選択手
段により選択された検査計画を実行する実行手段と、
記記憶手段に記憶された検査計画を外部CT装置へ送る
ためのデータ伝送手段を具備することを特徴とするもの
である。
【0008】請求項2の発明は、前記検査計画の実行を
中断し、当該検査計画の内容を変更する変更手段を更に
備えることを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、前記記憶手段は、CT
撮影から、このCT撮影で得られた画像データの外部記
憶媒体への転送まで、又は前記CT撮影で得られた画像
データのイメージャによる撮影までの流れを、前記複数
種の機能の処理の流れとして、記憶するものであること
を特徴とするものである。
【0010】請求項4の発明は、前記変更手段は、前記
検査計画の内容を一時的又は恒久的に変更することを特
徴とするものである。
【0011】 請求項5の発明は、前記検査計画を対話
方式で作成するための入力手段を備えることを特徴とす
るものである。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】CT検査に係る複数種の機能、例えば、CT撮
影機能、画像転送機能およびフィルム撮影機能及び各機
能を実行するパラメータを組合せてこれを流れとする検
査計画を記憶手段に記憶しておき、指示手段によって検
査計画を開始させる。これにより、CT検査に係るオペ
レータによる設定や操作などの負担を軽減することがで
きる。また複数種の検査計画を使用頻度に応じた表示に
しているため、数十又は数百種類の検査計画の中から適
切な検査計画を簡単に選択することができ、オペレータ
の負担を軽減すると共に、スループットを向上させるこ
とができる。さらに、記憶手段に記憶された検査計画を
外部装置へ送ることができるので、他のCT装置で検査
計画を利用することができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図を参照しつつ本発明の内容につ
いて詳述することとする。
【0016】本発明のCT装置全体の構成を図1に示
す。
【0017】入力手段としてマウス1,キーボード2な
らびにタッチセンサー付きディスプレイ画面3がある。
また入力手段として起動スイッチ3Aと中断スイッチ3
Bがある。モニタ4とマルチフォーマットカメラ5を使
用する。対話式制御6が前記の全コンポーネント1乃
至5に接続されている。データ格納手段としてメモリ
8,フロッピーディスク(FD)装置を介したフロッ
ピーディスク,光ディスク装置10を介した光ディスク
ならびに磁気ディスク装置11を介した磁気ディスク
使用する。さらに、スキャン制御12によって架台
寝台制御15とX線制御16を制御する。架台/寝
台制御15は架台15Aと、被検体(詳細不図示)を
載せる寝台15Bを制御し、X線制御16はX線管1
6Aを制御し、架台/寝台制御15と連動してX線管
16Aから曝射するX線を制御する。かくのごとくスキ
ャン制御12によって所望のX線曝射制御が行われる
(これについては後述することとする)。スピーカ14
と音声制御13がスキャン制御12に接続されてい
る。線CT装置の包括制御システムとしてシステム制
7がある。さらに、システム制御7に接続されて
いるオンラインデータ転送装置20が検査計画(プログ
ラミングしたルーチン検査の流れ)を他のCT装置(詳
細不図示)へ送る。尚、後述する(画像転送を行う)外
部記憶装置は図示されていない。
【0018】検査実行プロセス 図2に示す本発明の第1実施例としてのCT装置の検
実行プロセスの概要は次のとおりである。
【0019】オペレータがタッチセンサー付きディスプ
レイ画面3の選択した位置に触れれば対話式制御6が
当該位置を認識し、当該位置データが該対話式制御
からシステム制御7へ送られる。システム制御7は
当該位置データに対応するルーチン検査の流れ、(検査
計画:後述する図3の諸機能の組み合わせ)、条件(図
3の諸機能を実行するに必要な条件又は設定値、これを
パラメータとも言う)を磁気ディスク装置11を介して
磁気ディスクから読出し、メモリ8へ送る。
【0020】続いて、システム制御7がメモリ8に記
憶されている検査計画から逐次的に機能と機構を実行す
る条件を読出し、システム制御7へ送る。スキャン
12がシステム制御7から送られてくる各種機能
を解釈し、また必要な命令(準備命令などの処理情報)
および条件をX線制御16,架台/寝台制御15な
らびに音声制御13へ送る。関連制御13,15,
16がこの命令を受け、実行する。例えば準備命令に従
ってその準備が完了したらスキャン制御12が起動命
令を関連制御部13,15,16へ送る。安全確保上、
命令は次の順序に従って送られる。
【0021】キーボード2の起動スイッチ3Aを押す
対話式制御6→スキャン制御12→各制御13,
15,16このようにして検査結果の最終機能が実行さ
れるまで読出しが繰り返される。
【0022】第1の実施例(検査計画作成) 図1乃至図3を参照しつつX線CT装置による第1の実
施例について説明する。被検体18のスライス位置頭部
18Aの関係を図2に示す。
【0023】被検体18の頭部18Aに関する検査計画
の諸機能の一覧を図3に示す。図3の諸機能は、例えば
磁気ディスクに格納されている。
【0024】一般的にX線CT装置による検査は、被検
体の撮影目的と撮影部位に適応するように各種機能を組
み合わせて行う。従来の技術の所で説明したごとく、大
部分の機能は各々独立して実行する故、従来X線CT装
置においては各機能を検査目的に合わせて実行しなけら
ばならない。
【0025】これに対して、本発明の第1実施例は
以下の単純な操作を実行するだけでよい。
【0026】図1に示すX線CT装置においては、モニ
タ4,キーボード2,マウス1,撮影目的に合った適
切な検査計画作成の入力手段として用い、検査計画作成
プログラムを使って検査計画を作成し、磁気ディスク等
に格納する。撮影部位、例えば被検体18の頭部18A
検査計画を作成し、磁気ディスクに格納する。この
検査計画は、図3に示すごとく1つの流れとして一連の
機能と、各機能に対して設定されている一連の条件(ス
キャノ撮影の撮影条件やスキャンの曝射条件や外部記憶
媒体の転送先やイメージャの条件)とで構成されてい
る。本例において、図3に示す諸機能はX線CT装置に
よって実行する検査における1つの操作(実行)に対応
している。しかしCT装置の性能によってはそうならな
い場合もあり得る。たとえば単一曝射の機能をもってい
て連続曝射の機能をもたないものも存在する。
【0027】なお、検査計画は、図3に示す一連の機能
の組み合わせでなく諸機能を組み合わせたものでも良
い。
【0028】なお検査計画を作成するにあたって、機能
の流れだけでなく、各機能の選択に合わせて、スキャノ
撮影の撮影条件やスキャンの曝射条件や外部記憶媒体の
転送先やイメージャの条件などを設定する。
【0029】般的には、CT検査に関しては特定検査
を含めて30乃至50種類の検査計画作成しておかな
ければならないといわれている。数十の相異なる検査計
作成しておきさえすればあとは医師の指示に従って
適切な検査計画を選択するだけでよい。
【0030】本発明の第1実施例に基づく検査計画を
具備するCT装置においては、図1に示すタッチセンサ
ー付きディスプレイ画面3を用いて検査計画を簡単に選
択することができる。検査計画の選択に関して、診断部
位とは無関係に頻繁に使う検査計画タッチセンサー付
きディスプレイ画面3の画面1に配置し、診断部位毎の
検査計画を画面2に配置する(図4参照)。
【0031】図4を参照して説明すると、オペレータが
画面1の指示“頭部”にタッチすればタッチセンサーが
働き、タッチセンサー付きディスプレイ画面3に画面2
がディスプレイされる。次に指示“戻る”にタッチすれ
ば画面1が再びディスプレイされる。
【0032】さらに、こ検査計画を簡単に利用できる
ように、あるいはまた検査計画のタイトルを簡単にメモ
リ8に記憶できるように検査計画の表示位置の変更や名
称の変更も可能である。図3に示す検査計画の使用頻度
はさほど高くはないものは、“頭部”グループ内に配置
されている。
【0033】前記第1の実施例に基づく様々なメリット
は図5の比較リストを参照することによってよりよく理
解することができる。
【0034】比較リストから明らかなごとく、たとえ従
来CT装置の各機能の項目が本発明のCT装置のそれと
同じであってもオペレータは従来CT装置においては後
続段階における操作を考慮しなければならない。これに
対して、本発明のX線CT装置においては前もって作成
した検査計画に従って所望検査を自動的に実行すること
ができる。
【0035】検査計画の中断 図3に示す検査計画のステップ14(スキャンの説明
に戻り、曝射条件の項目について詳述することとする。
ステップ14において設定すべき複数の曝射条件を図6
に示す。
【0036】第1の実施例に基づいて作成された検査計
画のステップ14(S14)の実行を中断し、前もって
設定した曝射条件(図6参照)を変更することが可能で
ある。
【0037】この中断の手順は次のとおりである。図1
に示す装置において、キーボード2の“中断”スイッチ
3Bを押せば中断命令が対話式制御6,スキャン制御
12ならびにシステム制御7を経て関連制御部1
3,15,16へ送られ、それに応じて実行中の機能
中断される。システム制御7は中断命令を受けると、
対話方式で検査計画を変更可能にする。検査計画を一時
的に変更する場合はメモリ8に格納されているこの検査
計画の機能と条件を書き込み直す。検査計画恒久的に
変更する場合は磁気ディスクに格納されている検査計画
の機能と条件を書き込み直す。続いて起動スイッチ3A
を押せば検査計画が再開される。
【0038】入力ソース選択 さらに、磁気ディスクに第1の実施例に基づいて前もっ
て格納してある検査計画を広範囲に活用することができ
る。一例として、優れた検査計画作成できるならばこ
検査計画を図1に示すオンラインデータ転送装置20
を介して他のX線CT装置においても同じように使用す
ることができる。
【0039】第2の実施例 従来CT装置においては、1つの曝射に必要な条件だけ
を格納し、使用する。しかしX線CT装置を用いる検査
においては、複数の条件(X線管電流,スライス幅,ス
ライスピッチなど)を互いに組み合わせて効率ならびに
画質を向上させ、またX線被曝量を低減する。したがっ
て従来CT装置においては各曝射ごとにこの条件を変更
しなければならない。
【0040】これに対して本発明の第2実施例として
T装置においては例えば図6に示す複数の曝射の各種
条件を前もって磁気ディスクに格納しておき、使用する
ことができる。
【0041】図1に示すX線CT装置においては、ステ
ップ14(図3のS14)を開始すればシステム制御
7が1種類の曝射条件を、磁気ディスクおよびメモリ8
を介して、スキャン制御12へ送る。この曝射条件は
図6に示す項目から選択する。この曝射条件に応じて
キャン制御12が曝射条件を関連制御13,15,
16へ送り、それに応じて各制御13,15,16が
命令を実行する。続いて図6に示す全条件が遂行され終
わるまで前記の一連のプロセスが繰り返される。
【0042】本発明の第1実施例に基づく検査計画を
具備するCT装置にも前記の本発明の第2実施例とし
てのX線CT装置のものに似ている利点があり、一度に
すべての曝射条件が、磁気ディスクおよびメモリ8を介
して、スキャン制御部12へ送られ、逐次的に処理され
る。本発明の第1実施例に基づく検査計画を具備する
X線CT装置にはさらに、図6に示す複数の曝射条件を
前もって磁気ディスクに格納しておき、それら曝射条件
を磁気ディスクおよびメモリ8を介して、使用すること
ができる故に厄介な曝射を行わなくてすみ、また曝射条
件の変更を間違える恐れがないという利点がある。
【0043】第3の実施例 図3に示す造影剤設定ステップ16(S16)の詳細機
能を図7に示す。図7には、造影剤設定より前に行わ
れたスキャン、追加スキャンと同じ条件、同じ位置でス
キャンを行う単純スキャンで同一位置であればチェ
ックしてスキャンするか否かの警告を出す単純スキ
ャンで同一位置であればそれを除いてスキャンする
スキャン順番を逆にしてスキャンする機能が表示されて
いる。
【0044】一般的には、X線造影剤を用いるX線検査
は、X線造影剤を用いない単純X線検査(単純スキャン
ともいう)と組み合わせて行うが、それは単純X線検査
と造剤を用いるX線検査とによって被検体の同じ検査部
位を比較することによって疾患部を検出することができ
るからである。したがって、造影剤を用いるX線検査を
造影剤を用いない単純X線検査のものと同じ曝射条件
で、被検体の同じ検査部位に対して行うことができる。
図6を参照すれば前述したごとく、前記造影剤を用いる
X線検査を行うためには大量の曝射条件(X線管電流,
スライス幅,スライスピッチ,曝射反復回数など)を設
定しなければならないことがわかる。
【0045】本発明の第3の実施例に従って、造影剤を
用いるX線検査を極めて簡単に行うことができる。その
プロセスは次のとおりである(図8参照)。
【0046】図8を参照して、図3のステップ14(S
14)実行された曝射条件(図6の表)がメモリ8の
曝射条件設定表に書き込まれる(図示スキャン条件テー
ブル80)。前記曝射条件に従って曝射が行われた後こ
の曝射条件のデータがスキャン制御部12からメモリ8
の造影剤設定表82へ送られ、該表82に書き込まれ
る。したがって、曝射を中断し、曝射条件を変更しても
必要な曝射条件を維持することができる。つまり、スキ
ャン条件テーブル80の表中の再下段に位置する曝射反
復回数8回のものについて、条件を変更して、初めの回
数4回分は前回と同一条件とし、他の4回分は条件を変
えて管電流80mA、スライス幅10mm、ピッチ10
mmに変更してスキャンを行って造影剤設定表82に書
込まれる。
【0047】メモリ8が新たに前記の造影剤設定表82
を所有している故に以下の利点が確保される。
【0048】図7に示す造影剤の設定機能に関して前述
したごとく、曝射中に被検体が動いた場合は曝射をやり
直すというのがごく普通である。これと同時に造影剤を
用いるX線検査を行うときに動いた被検体の同じ検査部
位(位置)を数回曝射する。この複数回曝射によって生
体が望ましくないX線被曝を受けることになる。一方こ
れに対して同じ検査部位を予め設定した時間間隔で数回
曝射する検査もある。
【0049】この複数回曝射を解決するためには、造影
剤を用いるX線検査に対しては図7に示す機能(単純
スキャンで同一位置であればチェックしスキャンするか
否かの警告を出す)、機能(単純スキャンで同一位置
であればそれを除いてスキャンする)が必然的に必要に
なる。第3の実施例に従ってこの機能を自動的に設定
し、実行することができる。
【0050】さらに、造影剤を用いない基本X線検査に
おいては曝射方向はほぼ不変である。たとえば、体躯
検査患者の頭部方向から脚部方向に向かって検査を行
う。しかし造影剤を用いるX線検査中は、患者に注入す
るX線造影剤の流通方向が重要な条件である故に曝射
は必ずしも1つの順序に限定しない。したがって図7
のに示す機能によって曝射方向の変更が可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、必要
な複数種の機能及び各機能を実行するパラメータを組合
せた検査計画を記憶し、指示手段による指示に従って、
検査計画を実行させることができる。また、複数種の検
査計画を使用頻度に応じた表示にし、それを用いて検査
計画を選択するようにしている。そのため、オペレータ
の負担を大幅に軽減することができる。さらに記憶手段
に記憶された検査計画を外部装置へ送ることができるの
で、他のCT装置で検査計画を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてのX線CT装置全体
のブロックダイヤグラムである。
【図2】スライス位置の図解である。
【図3】検査方法の流れを示す図である。
【図4】タッチセンサー付きディスプレイ画面の画面情
報の図解である。
【図5】従来CT装置と本発明のCT装置との比較図で
ある。
【図6】曝射条件の項目を示す図である。
【図7】造影剤を設定する詳細機能を示す図である。
【図8】メモリの設定表を示す図である。
【図9】従来装置のブロック図である。
【符号の説明】
2 キーボード 3 タッチセンサー付きディスプレイ画面 3A 起動スイッチ 3B 中断スイッチ 4 モニ 5 マルチフォーマットカメラ 6 対話式制御 8 メモリ 9 フロッピーディスク(FD)装置 10 光ディスク装置 11 磁気ディスク装置 12 スキャン制御 13 音声制御 14 スピーカ 15 架台/寝台制御 15A 架台 15B 寝台 16 X線制御 16A X線管 18 被検体 18A 被検体頭部 20 オンラインデータ転送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252950(JP,A) 特開 平2−183377(JP,A) 特開 昭64−43236(JP,A) 特開 平2−174098(JP,A) 実開 昭63−79907(JP,U) 実開 昭62−9406(JP,U) 「新医療 第16巻第10号」(pp102 −103,108−109)1989.10 株式会社 エム・イー振興協会 「新医療 第17巻第10号」(pp102 −105)1990.10 株式会社エム・イー 振興協会

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CT検査に係る複数種の機能の処理の流
    れ及び当該各機能を実行する際のパラメータを、検査計
    画として複数種記憶する記憶手段と、 前記複数種の検査計画を、使用頻度に応じて画面上に配
    置して表示する表示手段と、 この表示手段に表示される複数種の検査計画の中から所
    望の検査計画を選択するための選択手段と、 前記検査計画を開始させるための指示を行う指示手段
    と、 この指示手段による指示に従って、前記選択手段により
    選択された検査計画を実行する実行手段と、前記記憶手段に記憶された検査計画を外部CT装置へ送
    るためのデータ伝送手段 を具備することを特徴とするC
    T装置。
  2. 【請求項2】 前記検査計画の実行を中断し、当該検査
    計画の内容を変更する変更手段を更に備えることを特徴
    とする請求項1記載のCT装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、CT撮影から、このC
    T撮影で得られた画像データの外部記憶媒体への転送ま
    で、又は前記CT撮影で得られた画像データのイメージ
    ャによる撮影までの流れを、前記複数種の機能の処理の
    流れとして、記憶するものであることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のCT装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記検査計画の内容を
    一時的又は恒久的に変更することを特徴とする請求項2
    記載のCT装置。
  5. 【請求項5】 前記検査計画を対話方式で作成するため
    の入力手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか1項記載のCT装置。
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