JPH0810278Y2 - 魚釣用リールシート - Google Patents

魚釣用リールシート

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JPH0810278Y2
JPH0810278Y2 JP3659390U JP3659390U JPH0810278Y2 JP H0810278 Y2 JPH0810278 Y2 JP H0810278Y2 JP 3659390 U JP3659390 U JP 3659390U JP 3659390 U JP3659390 U JP 3659390U JP H0810278 Y2 JPH0810278 Y2 JP H0810278Y2
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JP
Japan
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Application number
JP3659390U
Other languages
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JPH03126467U (ja
Inventor
山本  茂
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は釣竿にリールを装着するリールシートの改良
に関する。
【従来の技術】
リールシートにおけるリール脚を装着するフード特に
移動フードはシート本体に対して摺動自在に形成して分
離できるように構成することが、実公昭50−45976号公
報等で知られているが、使用中にシート本体から脱落し
誤って水中に落下等紛失する欠陥があるので、最近のも
のは例えば特公昭58−30014号公報に見られるようにシ
ート本体の係止部にフードの係合縁に設けた係止片を係
合させて脱落しないように係止させているのが現状であ
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらフード部分には塵埃、海水等が附着し易
いと共に手入れもしにくいため錆が発生する恐れがある
にも拘らず固定フードの分解清掃は全く不可能であり、
また移動フードについても前記のように使用中の脱落を
防止した場合にはその分離ができないため清掃が困難で
ある問題点がある。 本考案はこれらの現状に鑑み、使用中においてはフー
ドのシート本体からの脱落を防止しながら、分解清掃時
には容易にシート本体から分離できる魚釣用リールシー
トを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、シート本体の両
側縁に移動フードの両側に折曲形成した係合縁をシート
本体に対して上下方向に遊びを有するように摺動自在に
嵌合すると共に前記シート本体の両側縁後部に狭小係止
部を設け、前記係合縁には前記遊びのある状態では前記
狭小係止部に係止されないで移動フードを後方に分離可
能としかつ前記遊びのない状態では前記狭小係止部に係
止される係止突部を設け、移動フードの内側には前記シ
ート本体との遊びをなくするようにシート本体の両側縁
上面を圧接するスペーサーを着脱自在に嵌着したことで
ある。 また固定フードは、移動フードの前方におけるシート
本体の両側縁に切欠状又は一対の突起よりなる係合部を
設け、該係合部に固定フードの両側部に形成した折曲係
合縁をシート本体から分離可能に上下方向に遊びを有す
るように嵌合し、固定フードの内側にはシート本体の係
合部に折曲係合縁を遊びなく嵌合圧着するスペーサーを
着脱自在に嵌着することによりシート本体より分離して
清掃することができる。
【作用】
本考案は移動フードに嵌着しているスペーサーにより
移動フードの係合縁が嵌合しているシート本体の両側縁
との間の上下方向の遊びをなくして両者を圧接し、係合
縁に設けた係止突部をシート本体の狭小係止部に係合状
態として移動フードの後方分離を阻止する。 またスペーサーを移動フードから脱すと、移動フード
の係合縁とシート本体の両側縁との間に上下方向の遊び
が形成され、この遊びによって移動フードはその係止突
部がシート本体の狭小係止部に係止されることなく通過
し後方に摺動分離できる。 また固定フードもこれに嵌着しているスペーサーがシ
ート本体の両側縁とこれに嵌合している固定フードの折
曲係合縁との間の上下方向の遊びをなくして両者を圧接
状態に保持すると共に折曲係合縁を係止部で係止して固
定フードを固定状態に保持する。 スペーサーを固定フードから脱すと、シート本体の両
側縁と固定フードの折曲係合縁間に上下方向の遊びが生
じ、この遊びによって移動フードはその折曲係合縁が係
止部に係止されることなく前方に摺動分離される。
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明すると、釣竿1に
取付けられたシート本体2の後半部に形成された垂直状
の両側縁3・3には移動フード4の両側に折曲形成した
係合縁5・5がシート本体2から分離可能に上下方向に
遊びを有するように摺動自在に嵌合すると共に該係合縁
5・5の上面には1乃至複数の係止突部6が設けられ、
また移動フード4の内側にはリール脚に当接するスペー
サー7が着脱自在に嵌着され、該スペーサー7の両側部
8・8がシート本体2を圧着してその両側縁3・3に対
して移動フード4の係合縁5・5を遊びなく摺動自在に
嵌合せしめるように構成され、移動フード4が後方に摺
動してその係合縁5・5の係止突部6がシート本体2の
両側縁3・3の後部に設けられた狭小係止部9・9に係
止することにより移動フード4のシート本体2からの脱
落分離を阻止するように形成されている。 また前記移動フード4の後部には起伏自在の緊締レバ
ー10の支軸11を回動自在に支持しかつ後部に開放部12・
12を有する隆起支承部13・13が設けられると共にその前
部には前端がスペーサー7の内側に係合した係止爪片14
の両端が嵌合支持されており、前記緊締レバー10を移動
フード4の上面に倒伏するとその後端作動片15は係止爪
片14を圧着して係止爪片14の後端をシート本体2の爪受
凹凸部16に係合せしめて、移動フード4をシート本体2
に固定でき、また機転レバー10を起立させると作動片15
は係止爪片14の圧着を解除して係止爪片14を爪受凹凸部
16から離間せしめ移動フード4はその係止突部6がシー
ト本体2の狭小係止部9・9に係止される位置まで前後
摺動できるように構成されている。 またシート本体2の前半部に形成された垂直状の両側
縁17・17には切欠状の係合部18が一体に形成され、該係
合部18には固定フード19の両側に形成された折曲係合縁
20・20がシート本体2から分離可能に上下方向に遊びを
有するように嵌合すると共に固定フード19の内側にはシ
ート本体2を折曲係合縁20・20に圧着して固定フード19
の遊びをなくするようにスペーサー21が着脱自在に嵌着
され、固定フード19の折曲係合縁20を係合部18に保持固
定できるように構成されている。 なお図中24は移動フード4の後端に設けた操作片であ
り、22はスペーサー21に設けたシート本体2の孔23に係
合する嵌合突起である。 本考案実施例は上記のように構成されているので、移
動フード4をシート本体2から分離するには、移動フー
ド4をシート本体2の後端まで摺動した後、緊締レバー
10の支軸11を移動フード4の隆起支承部13・13から開放
部12を利用して脱し、次いで係止爪片14を取外した後、
スペーサー7を移動フード4から脱すと、移動フード4
の係合縁5・5は上下方向の遊びによりその係止突部6
はシート本体2の狭小係止部9に係止されることなく通
過して移動フード4はシート本体2の後方に分離され
る。 また移動フード4をシート本体2に装着するには、移
動フード4をシート本体2に嵌合してその後端に保持し
た状態でスペーサー7を嵌着して移動フード4の係合縁
5・5を両側縁3・3に対して遊びをなくして嵌合、次
いで順次係止爪片14及び緊締レバー10を夫々取付けるも
のである。 次に固定フード19を分離するにはスペーサー21を固定
フード19から脱すとその折曲係合縁20はその上下方向の
遊びによって第9図のようにシート本体2の係合部18に
係止されないで固定フード19を前方に摺動分離すること
ができ、清掃後の固定フード19を装着するには固定フー
ド19の折曲係合縁20・20を前記と逆の操作でシート本体
2の係合部18に位置させた状態でスペーサー21を固定フ
ード19内に嵌着して両者を固定フード19のシート本体2
に対する遊びをなくして固定フード19をシート本体2に
固定させるものである。 なお前記実施例における移動フード4の分離は緊締レ
バー10及び係止爪片14を脱してから行う場合であるが、
第8図に示すように係止爪片14の前端部にスペーサー7
の後端部が嵌合する切欠部14′を形成し係止爪片14がス
ペーサー7に係合しないようにすれば第9図のように緊
締レバー10及び係止爪片14は脱すことなくスペーサー7
だけを直接移動フード4から脱して移動フード4をシー
ト本体2から分離することができる。また係止突部6は
第4図に示すようにその外側面を垂直状の両側縁3・3
の内側面に摺接することにより移動フード4の摺動時の
摩耗を防止すると共に左右方向のガタを防止して摺動作
用を円滑に行うことができる。 更に前記実施例はシート本体2を竿管1に取付けるよ
うに形成されているが、シート本体2は竿管1と一体形
成してもよい。
【考案の効果】
本考案は移動フードの係合縁とシート本体の両側縁と
を上下方向に遊びを有するように摺動自在に嵌合すると
共に移動フードに嵌着したスペーサーの着脱により前記
遊びをなくし又は利用して、魚釣り等の使用中において
は移動フードの脱落分離を防止し、清掃分解時にはスペ
ーサーを脱して移動フードを分離して内部の清掃を確実
に行うことができると共に製造時の組込も容易である。 また本考案は移動フードと対向する固定フードもその
内部に嵌着したスペーサーを着脱することにより、移動
フードの折曲係合縁とシート本体の両側縁間の上下方向
の遊びを利用して分離自在に形成するようにしたので、
固定フードをシート本体に組立て易く固定フード内の分
解清掃も容易にできる優れた特徴と実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は同縦断正面図、第3
図は同裏面図、第4図は同縦断側面図、第5図は同分解
時の平面図、第6図は同要部の縦断正面図、第7図は同
要部の分解平面図、第8図は本考案の別実施例の要部の
平面図、第9図は同分解縦断正面図、第10図は同要部の
裏面図である。 2…シート本体、3・3…両側縁、4…移動フード、5
・5…係合縁、6…係止突部、7…スペーサー、9…狭
小係止部、17・17…両側縁、18…係合部、19…固定フー
ド、20・20…折曲係合縁、21…スペーサー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート本体の両側縁に移動フードの両側に
    折曲形成した係合縁をシート本体に対して上下方向に遊
    びを有するように摺動自在に嵌合すると共に前記シート
    本体の両側縁後部に狭小係止部を設け、前記係合縁には
    前記遊びのある状態では前記狭小係止部に係止されない
    で移動フードを後方に分離可能としかつ前記遊びのない
    状態では前記狭小係止部に係止される係止突部を設け、
    移動フードの内側には前記シート本体との遊びをなくす
    るようにシート本体の両側縁上面を圧接するスペーサー
    を着脱自在に嵌着した魚釣用リールシート。
  2. 【請求項2】移動フードの前方におけるシート本体の両
    側縁に係合部を設け、該係合部に固定フードの両側部に
    形成した折曲係合縁をシート本体から分離可能に上下方
    向に遊びを有するように嵌合し、固定フードの内側には
    シート本体の係合部に折曲係合縁を遊びなく嵌合圧着す
    るスペーサーを着脱自在に嵌着した請求項1記載の魚釣
    用リールシート。
JP3659390U 1990-04-06 1990-04-06 魚釣用リールシート Expired - Lifetime JPH0810278Y2 (ja)

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JP3659390U JPH0810278Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 魚釣用リールシート

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JPH03126467U JPH03126467U (ja) 1991-12-19
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