JPH08102762A - 環境テレメータ装置 - Google Patents
環境テレメータ装置Info
- Publication number
- JPH08102762A JPH08102762A JP23633094A JP23633094A JPH08102762A JP H08102762 A JPH08102762 A JP H08102762A JP 23633094 A JP23633094 A JP 23633094A JP 23633094 A JP23633094 A JP 23633094A JP H08102762 A JPH08102762 A JP H08102762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- difference
- measurement data
- measurement
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- Withdrawn
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送効率の向上に有効な環境テレメータ装置
を提供すること。 【構成】 入力された今回測定データを前回入力された
前回測定データと比較し、これらのデータの差があらか
じめ定められた誤差の範囲内にあるかどうかを判定し
て、前記あらかじめ定められた誤差の範囲内である時は
前記前回測定データを、前記あらかじめ定められた誤差
の範囲外である時には前記今回測定データを前記データ
演算部に出力する誤差判定部16を備えた。
を提供すること。 【構成】 入力された今回測定データを前回入力された
前回測定データと比較し、これらのデータの差があらか
じめ定められた誤差の範囲内にあるかどうかを判定し
て、前記あらかじめ定められた誤差の範囲内である時は
前記前回測定データを、前記あらかじめ定められた誤差
の範囲外である時には前記今回測定データを前記データ
演算部に出力する誤差判定部16を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環境テレメータ装置に
関し、特に通信回線におけるデータ量を削減する機能を
有する環境テレメータ装置に関する。
関し、特に通信回線におけるデータ量を削減する機能を
有する環境テレメータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の一例として、特開昭63
−125034号に開示されたデータ転送装置が知られ
ている。
−125034号に開示されたデータ転送装置が知られ
ている。
【0003】このデータ転送装置は、複数種類の異なる
データを保持する記憶装置と、該記憶装置内のデータ記
憶容量の等しい2種類のデータを取り出して異なる部分
のみを抽出する差分データ抽出手段と、前記差分データ
抽出手段より取り出された差分データを送信するデータ
送信手段と、前記データ送信手段により転送された差分
データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手
段より受信された差分データより元のデータを復元する
差分データ復元手段と、復元されたデータを格納する受
信データ記憶装置とを有する。
データを保持する記憶装置と、該記憶装置内のデータ記
憶容量の等しい2種類のデータを取り出して異なる部分
のみを抽出する差分データ抽出手段と、前記差分データ
抽出手段より取り出された差分データを送信するデータ
送信手段と、前記データ送信手段により転送された差分
データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手
段より受信された差分データより元のデータを復元する
差分データ復元手段と、復元されたデータを格納する受
信データ記憶装置とを有する。
【0004】このような構成により、差分データ抽出手
段は記憶装置からとり出した新データを送信済の旧デー
タと比較してその異なる部分のみを差分データとして抽
出し、通信回線を経由して差分データ復元手段へ送信す
る。差分データ復元手段は受信した差分データを元のデ
ータに復元して受信データ記憶装置へ供給する。
段は記憶装置からとり出した新データを送信済の旧デー
タと比較してその異なる部分のみを差分データとして抽
出し、通信回線を経由して差分データ復元手段へ送信す
る。差分データ復元手段は受信した差分データを元のデ
ータに復元して受信データ記憶装置へ供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なデータ転送装置では、前回の旧データと新データの差
分を取っていることから、変化のあるアナログデータや
パルス状の測定データでは、誤差によっても前回データ
と新データの差が出てきやすいので、それほどデータ量
の軽減にはつながらないという問題点があった。
なデータ転送装置では、前回の旧データと新データの差
分を取っていることから、変化のあるアナログデータや
パルス状の測定データでは、誤差によっても前回データ
と新データの差が出てきやすいので、それほどデータ量
の軽減にはつながらないという問題点があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、上記の問題点を
解消して伝送効率の向上に有効な環境テレメータ装置を
提供することにある。
解消して伝送効率の向上に有効な環境テレメータ装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つの測定器からのアナログデータあるいはパルス状の測
定データを受け、該測定データをデータ演算部で演算処
理して出力する環境テレメータ装置であり、入力された
今回測定データを前回入力された前回測定データと比較
し、これらのデータの差があらかじめ定められた誤差の
範囲内にあるかどうかを判定して、前記あらかじめ定め
られた誤差の範囲内である時は前記前回測定データを、
前記あらかじめ定められた誤差の範囲外である時には前
記今回測定データを前記データ演算部に出力する誤差判
定部を備えたことを特徴とする。
つの測定器からのアナログデータあるいはパルス状の測
定データを受け、該測定データをデータ演算部で演算処
理して出力する環境テレメータ装置であり、入力された
今回測定データを前回入力された前回測定データと比較
し、これらのデータの差があらかじめ定められた誤差の
範囲内にあるかどうかを判定して、前記あらかじめ定め
られた誤差の範囲内である時は前記前回測定データを、
前記あらかじめ定められた誤差の範囲外である時には前
記今回測定データを前記データ演算部に出力する誤差判
定部を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明によればまた、前記データ演算部で
演算処理された今回演算処理データと前回演算処理デー
タとの差分を演算して差分がある時のみこれを示す差分
データを出力する差分演算部を備えたことを特徴とする
環境テレメータ装置が得られる。
演算処理された今回演算処理データと前回演算処理デー
タとの差分を演算して差分がある時のみこれを示す差分
データを出力する差分演算部を備えたことを特徴とする
環境テレメータ装置が得られる。
【0009】本発明によれば更に、前記誤差判定部及び
前記差分演算部がそれぞれ、入力されるデータを前記前
回測定データ及び前記前回演算処理データとして更新記
憶するメモリを内蔵していることを特徴とする環境テレ
メータ装置が得られる。
前記差分演算部がそれぞれ、入力されるデータを前記前
回測定データ及び前記前回演算処理データとして更新記
憶するメモリを内蔵していることを特徴とする環境テレ
メータ装置が得られる。
【0010】
【実施例】図1、図2を参照して本発明の実施例を説明
する。図2において、本発明による環境テレメータ装置
10は、複数の環境データを収集してアナログの測定デ
ータあるいはパルス状の測定データとして出力する測定
器11−1〜11−nに接続され、これらの測定データ
を処理して一般加入回線12を通してデータ処理装置1
3に送信する。
する。図2において、本発明による環境テレメータ装置
10は、複数の環境データを収集してアナログの測定デ
ータあるいはパルス状の測定データとして出力する測定
器11−1〜11−nに接続され、これらの測定データ
を処理して一般加入回線12を通してデータ処理装置1
3に送信する。
【0011】環境テレメータ装置10は、図1を参照し
て、データ入力部15、前回の測定データの記憶部を有
する誤差判定部16、スケール変換のための演算処理を
行うデータ演算部17、前回の演算処理データの記憶部
を有する差分演算部18、及び差分データ伝送部19を
有している。
て、データ入力部15、前回の測定データの記憶部を有
する誤差判定部16、スケール変換のための演算処理を
行うデータ演算部17、前回の演算処理データの記憶部
を有する差分演算部18、及び差分データ伝送部19を
有している。
【0012】データ入力部15では、測定器11−1〜
11−nからのn種類の測定データを周期的に収集し、
A/D変換したうえで誤差判定部16に順次供給する。
誤差判定部16は、入力されたn種類の測定データを個
々に前回測定データ(旧データ)として記憶するメモリ
(図示せず)を内蔵している。そして、次に収集された
n種類の測定データを今回測定データとして受けると、
対応する前回測定データをメモリから読み出して、今回
測定データと読み出した前回測定データとの差があらか
じめ定められた誤差の範囲内に入っているかどうかの判
定動作をn種類の測定データ毎に個別に行う。このあら
かじめ定められた誤差は、測定器側の出力誤差や測定デ
ータの伝送路の誤差、入力部における入力誤差等を考慮
して決められる。
11−nからのn種類の測定データを周期的に収集し、
A/D変換したうえで誤差判定部16に順次供給する。
誤差判定部16は、入力されたn種類の測定データを個
々に前回測定データ(旧データ)として記憶するメモリ
(図示せず)を内蔵している。そして、次に収集された
n種類の測定データを今回測定データとして受けると、
対応する前回測定データをメモリから読み出して、今回
測定データと読み出した前回測定データとの差があらか
じめ定められた誤差の範囲内に入っているかどうかの判
定動作をn種類の測定データ毎に個別に行う。このあら
かじめ定められた誤差は、測定器側の出力誤差や測定デ
ータの伝送路の誤差、入力部における入力誤差等を考慮
して決められる。
【0013】前記判定動作の結果、いずれかの測定デー
タについて前記差があらかじめ定められた誤差の範囲内
に入っていれば、誤差判定部16は前回測定データを今
回データとして採用してデータ演算部17に送出する。
一方、いずれかの測定データにおいて前記差があらかじ
め定められた誤差の範囲外であると、誤差判定部16
は、その今回測定データを今回データとしてデータ演算
部17に送出する。なお、誤差判定部16における内蔵
メモリの内容は測定データの収集毎に更新される。
タについて前記差があらかじめ定められた誤差の範囲内
に入っていれば、誤差判定部16は前回測定データを今
回データとして採用してデータ演算部17に送出する。
一方、いずれかの測定データにおいて前記差があらかじ
め定められた誤差の範囲外であると、誤差判定部16
は、その今回測定データを今回データとしてデータ演算
部17に送出する。なお、誤差判定部16における内蔵
メモリの内容は測定データの収集毎に更新される。
【0014】データ演算部17は、電圧や電流あるいは
パルス幅や間隔で表わされているn種類のデータを、実
際値、例えば温度や湿度等の値にするスケール変換のた
めの演算処理を行う。演算処理されたn種類のデータは
順次、差分演算部18に送られる。
パルス幅や間隔で表わされているn種類のデータを、実
際値、例えば温度や湿度等の値にするスケール変換のた
めの演算処理を行う。演算処理されたn種類のデータは
順次、差分演算部18に送られる。
【0015】差分演算部18においても、誤差判定部1
6と同様に、入力されたn種類の演算処理データを前回
演算処理データとして更新記憶するメモリ(図示せず)
を内蔵している。そして、次に入力されてくるn種類の
演算処理データを今回演算処理データとして受けると、
差分演算部18は対応する前回演算処理データをメモリ
から読み出して、今回演算処理データと前回演算処理デ
ータとの差分をn種類のデータ毎に算出する。差分演算
部18は、差分が0の今回演算処理データは出力せず、
今回演算処理データが前回演算処理データと異なる場合
にのみその差分を出力する。これは、同じ値の測定デー
タのみならず、誤差の範囲内の変動幅を持つ測定データ
についても伝送せずに済むので、伝送効率が大幅に向上
することを意味する。
6と同様に、入力されたn種類の演算処理データを前回
演算処理データとして更新記憶するメモリ(図示せず)
を内蔵している。そして、次に入力されてくるn種類の
演算処理データを今回演算処理データとして受けると、
差分演算部18は対応する前回演算処理データをメモリ
から読み出して、今回演算処理データと前回演算処理デ
ータとの差分をn種類のデータ毎に算出する。差分演算
部18は、差分が0の今回演算処理データは出力せず、
今回演算処理データが前回演算処理データと異なる場合
にのみその差分を出力する。これは、同じ値の測定デー
タのみならず、誤差の範囲内の変動幅を持つ測定データ
についても伝送せずに済むので、伝送効率が大幅に向上
することを意味する。
【0016】差分データ伝送部19では、n種類のデー
タについて前回データと今回データとの差分を示すデー
タを順番に出力する。なお差分が0のデータについては
空白として出力する。
タについて前回データと今回データとの差分を示すデー
タを順番に出力する。なお差分が0のデータについては
空白として出力する。
【0017】データ処理装置13では、送られてくる差
分を示すデータを、順に周知の方法で処理して実際値を
算出して出力表示し、差分が0のデータ、すなわち空白
部分に対応する測定器については前回の値と同じ値を出
力表示する。
分を示すデータを、順に周知の方法で処理して実際値を
算出して出力表示し、差分が0のデータ、すなわち空白
部分に対応する測定器については前回の値と同じ値を出
力表示する。
【0018】なお、データ入力部15において、入力し
た測定データに測定器の種別を示す識別データを付与す
るようにしても良い。この場合、差分データ伝送部19
では、空白領域を作らずに差分が生じたデータのみを伝
送すれば良い。
た測定データに測定器の種別を示す識別データを付与す
るようにしても良い。この場合、差分データ伝送部19
では、空白領域を作らずに差分が生じたデータのみを伝
送すれば良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では測
定器の出力誤差や環境テレメータ装置の入力誤差を考慮
して測定データを伝送すべきかどうかの判定を行うの
で、誤差の範囲内に含まれるような測定データは伝送せ
ずに済む。このことにより、無駄な測定データの伝送を
無くし伝送効率の向上を図ることができる。
定器の出力誤差や環境テレメータ装置の入力誤差を考慮
して測定データを伝送すべきかどうかの判定を行うの
で、誤差の範囲内に含まれるような測定データは伝送せ
ずに済む。このことにより、無駄な測定データの伝送を
無くし伝送効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明のテレメータ装置の実施例のブロック図
である。
である。
【図2】本発明が適用されるデータ伝送システムの構成
図である。
図である。
12 一般加入回線 15 データ入力部 16 誤差判定部 17 データ演算部 18 差分演算部 19 差分データ伝送部
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも1つの測定器からのアナログ
データあるいはパルス状の測定データを受け、該測定デ
ータをデータ演算部で演算処理して出力する環境テレメ
ータ装置において、入力された今回測定データを前回入
力された前回測定データと比較し、これらのデータの差
があらかじめ定められた誤差の範囲内にあるかどうかを
判定して、前記あらかじめ定められた誤差の範囲内であ
る時は前記前回測定データを、前記あらかじめ定められ
た誤差の範囲外である時には前記今回測定データを前記
データ演算部に出力する誤差判定部を備えたことを特徴
とする環境テレメータ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の環境テレメータ装置にお
いて、前記データ演算部で演算処理された今回演算処理
データと前回演算処理データとの差分を演算して差分が
ある時のみこれを示す差分データを出力する差分演算部
を備えたことを特徴とする環境テレメータ装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の環境テレメータ装置にお
いて、前記誤差判定部及び前記差分演算部はそれぞれ、
入力されるデータを前記前回測定データ及び前記前回演
算処理データとして更新記憶するメモリを内蔵している
ことを特徴とする環境テレメータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23633094A JPH08102762A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 環境テレメータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23633094A JPH08102762A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 環境テレメータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08102762A true JPH08102762A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16999213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23633094A Withdrawn JPH08102762A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 環境テレメータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08102762A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23633094A patent/JPH08102762A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |