JPH08102760A - 情報記憶管理装置 - Google Patents

情報記憶管理装置

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JPH08102760A
JPH08102760A JP26114294A JP26114294A JPH08102760A JP H08102760 A JPH08102760 A JP H08102760A JP 26114294 A JP26114294 A JP 26114294A JP 26114294 A JP26114294 A JP 26114294A JP H08102760 A JPH08102760 A JP H08102760A
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Yoshimasa Fujino
慶正 藤野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】データ種別の異なったパケットが混在している
中から同一データ種別のパケットを取り出して種別毎の
処理を可能にする。 【構成】データ種別、データ長を含むデータ情報をヘッ
ダとして先頭に持つパケット1群をデータ種別によらな
い共通のバッファメモリ部11に書き込み、このバッフ
ァメモリ部から中央演算処理部14の制御により必要に
応じて所望のデータ種別のパケットを読み出す情報記憶
管理装置9において、パケットをヘッダ検出部10を介
して共通のバッファメモリ部へ導入し、ヘッダ検出部で
得られたヘッダ情報及びバッファメモリ部への書き込み
先頭アドレスを、処理部12を介してFIFOメモリ部
13へ書き込んで記憶する。処理部は中央演算処理部へ
割り込みをかけ、FIFOメモリ部の内容を、メモリブ
ロック16A,16Bへ書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオやオーディオの
データ等のデータ種別の異なるパケットをマルチプレク
スして形成した情報のストリームを、デマルチプレクス
する際の情報記憶管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パケット交換方式によるデータ
伝送においては、データを一定長のブロックに分割し
て、ブロック毎にその情報をヘッダに付してパケットを
形成し、これを他のデータと多重化すなわちマルチプレ
クスして直列に配列してストリームとして伝送する。受
信側ではパケットのストリームを、ヘッダ情報を参照し
つつデマルチプレクスしてデータを再構築するようにな
っている。伝送される情報としては、例えばビデオ信号
とオーディオ信号などのようなものがあり、パケット伝
送においてはこのようにデータ種別が異なるものを同じ
伝送系で送ることができる。
【0003】このようにデータ種別の異なるパケットを
マルチプレクスして形成したデータのストリームをデマ
ルチプレクスする場合の技術としては、例えば特開平3
−224320号公報に示されたものが知られている。
すなわちデータ種別の異なるパケットを共通のデータメ
モリであるバッファメモリに書き込む際に、このパケッ
トのデータ長、データ種別等のデータ情報とこのパケッ
トのバッファメモリ内での書き込み先頭アドレスをディ
スクリプタに書き込んでおき、データ読み出し時にはこ
のディスクリプタから上記データ情報等を読み出し、こ
の読み出し順序に従ってバッファメモリからパケットを
読み出すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来装置にあっては、データストリームをデマルチプ
レクスする際には、ディスクリプタからの読み出し順序
に従ってしかパケットデータの処理ができず、従って、
ある特定のデータ種別のパケットのみを先に処理するた
めに他のデータ種別のパケットを待機させるということ
ができず、データ種別毎のデータ処理ができなかった。
【0005】本発明は、以上のような問題点に着目し、
これを有効に解決すべく創案されたものであり、その目
的はデータ種別の異なったパケットが混在している中か
ら同一データ種別のパケットを取り出してデータ種別毎
の処理を可能とした情報記憶管理装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、第1の発明は、データ種別、データ長を含むデー
タ情報をヘッダとして先頭に持つパケット群をデータ種
別によらない共通のバッファメモリ部に書き込み、この
バッファメモリ部から中央演算処理部の制御により必要
に応じて所望のデータ種別のパケットを読み出す情報記
憶管理装置において、前記パケットのヘッダを検出する
ヘッダ検出部と、前記パケットのパケット情報及びパケ
ットの前記バッファメモリ部での先頭アドレスを記憶す
る先入れ先出しメモリ部と、前記ヘッダ検出部からの情
報に基づいて前記パケット情報及び前記先頭アドレスを
前記先入れ先出しメモリ部へ書き込み、書き込み終了後
に前記中央演算処理部へ割り込みを発生して前記中央演
算処理部内の、データ種別毎にアロケートしたメモリブ
ロックにデータ種別に応じて前記アドレス情報及び先頭
アドレスを書き込ませるようにした処理部とを備え、必
要なデータ種別のパケットを取り出す時には、このデー
タ種別に対応する前記メモリブロック上のリードポイン
タの示す位置から読み出して前記バッファメモリ部内の
パケットに関する情報を得るように構成したものであ
る。
【0007】第2の発明は、データ種別、データ長を含
むデータ情報をヘッダとして先頭に持つパケット群をデ
ータ種別によらない共通のバッファメモリ部に書き込
み、このバッファメモリ部から中央演算処理部の制御に
より必要に応じて所望のデータ種別のパケットを読み出
す情報記憶管理装置において、前記パケットのヘッダを
検出するヘッダ検出部と、前記パケットの種別毎に設け
られて、前記パケットのパケット情報及びパケットの前
記バッファメモリ部での先頭アドレスを記憶する先入れ
先出しメモリ部と、前記ヘッダ検出部からの情報に基づ
いて前記パケット情報及び前記先頭アドレスをパケット
の種別に対応した前記先入れ先出しメモリ部へ書き込む
処理部とを備え、必要なデータ種別のパケットを取り出
す時には、この種別に対応する前記先入れ先出しメモリ
部から読み出して前記バッファメモリ部内のパケットに
関する情報を得るように構成したものである。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、パケットのストリーム
は、ヘッダ検出部を介して順次バッファメモリ部へ書き
込まれ、ヘッダ検出部にて検出されたパケットのヘッダ
情報及びそのパケットのバッファメモリ部における先頭
アドレスは、処理部によって先入れ先出し(以下FIF
O:First−In First−Outと称す)メ
モリ部に順次書き込んで記憶される。処理部は、その書
き込みが終了すると中央演算処理部に対して割り込みを
発生し、FIFOメモリ部の内容を、中央演算処理部に
付属しているメモリであってデータ種別毎にアロケート
されたメモリブロック内に書き込む。そして、必要なデ
ータ種別のパケットを取り出す時にはそのデータ種別に
対応するメモリブロックからパケットに関する情報を
得、これに基づいてバッファメモリ部からパケットを取
り出す。
【0009】第2の発明によれば、パケットのストリー
ムは、ヘッダ検出部を介して順次バッファメモリ部へ書
き込まれ、ヘッダ検出部にて検出されたパケットの情報
及びそのパケットのバッファメモリ部における先頭アド
レスは、処理部によって、データ種別毎に設けられた複
数のFIFOメモリ部へ順次書き込まれる。そして、必
要なデータ種別のパケットを取り出す時には、そのデー
タ種別に対応するFIFOメモリ部からパケットに関す
る情報を得、これに基づいてバッファメモリ部からパケ
ットを取り出す。
【0010】また第1及び第2の発明装置において、通
常バッファメモリ部はリング形式であり、書き込みがバ
ッファメモリ部の上限に達した場合、先頭から続いて書
き込む構造であるが、この発明ではバッファメモリ部へ
書き込み途中、バッファメモリ部の上限を越える長さの
パケットが伝送されてくる場合には、ヘッダ検出部とバ
ッファメモリ部との間に、そのパケットをバッファメモ
リ部の先頭から書き込むようにする第2の処理部を設け
ることにより、中央演算処理部はバッファメモリ部の境
界を考慮することがなくなり、その分負荷を軽くするこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る情報記録管理装置の一
実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に
おいて用いるパケットの構造を示すパケット構造図、図
2は図1に示したパケットを多重化した時のストリーム
を示す図、図3は第1の発明の情報記憶管理装置を示す
ブロック構成図、図4は図3に示す装置に用いるFIF
Oメモリ部の記憶状態を示す図、図5は図3に示す装置
と併用される中央演算処理部内のメモリブロックの記憶
状態を示す図である。
【0012】図1に示すように本発明に用いるパケット
1は、ヘッダ領域2とデータ領域3よりなり、このヘッ
ダ領域2は、その先頭よりスタートコード4、データ種
別コード5、データ長コード6及び補助情報コード7を
順次配列して構成される。スタートコード4はパケット
の先頭を示す数バイトのコードであり、データ種別コー
ド5はビデオやオーディオに分かれ、それぞれ数チャン
ネルに分類される。ヘッダ長コード6は、ヘッダ領域2
以降の有効データの長さを示す。補助情報コード7は例
えばタイムスタンプなどの情報を含む。このように構成
されたパケット1は、マルチプレクサにより図2に示す
ように多重化されてストリーム化されて伝送され、ま
た、パケット間に無効データ8を含むこともできる。
【0013】本実施例では、必要とされるパケット情報
は、データ種別、データ長、補助情報としてのタイムス
タンプとし、またデータ種別はチャンネル1のビデオと
オーディオのMPEG(Motion Picture
Expert Group)方式でエンコードされた
ビットストリームとする。
【0014】上記のように構成されたパケットのストリ
ームを受信して適正に分配するために図3に示す本発明
に係る情報記憶管理装置9が用いられる。ヘッダ検出部
10は、パケットのストリーム内の各パケット1のヘッ
ダを検出するものであり、この検出部10を通過したパ
ケット群は全て、データ種別によらない共通のバッファ
メモリ部11に記憶される。
【0015】処理部12は、ヘッダ検出部10にて検出
されたヘッダ情報を順次受け取ると同時に、記憶された
各パケットの上記バッファメモリ部11における先頭ア
ドレス情報も受け取り、これらの情報をFIFOメモリ
部13へ順次記憶させていく。また、この処理部12
は、FIFOメモリ部13への書き込みが終了すると、
直ちに中央演算処理部14に対して割り込み信号S1を
送出して割り込みをかけて、上記FIFOメモリ部13
の内容を読み出し可能にしている。
【0016】また、中央演算処理部14は、周知のよう
にCPU本体15と、処理途中のデータを一時的に記憶
するRAM16と、処理プログラム等を予め記憶するR
OM17等を有しており、BUSライン18を介して上
記バッファメモリ部11やFIFOメモリ部13と接続
されている。
【0017】中央演算処理部14内のRAM16は、プ
ログラムによりデータ種別毎にアロケートされて区画さ
れており、図5に示すようにデータ種別毎のメモリブロ
ック16A、16B…をプログラム上有している。図5
(A)はチャンネル1のビデオのデータ種別を示し、図
5(B)はチャンネル1のオーディオのデータ種別を示
す。
【0018】尚、メモリブロック数は、2つに限定され
ず、データ種別の数に応じて増加するのは勿論である。
また、カウンタ部19は、ヘッダ検出部10からの情報
に基づいて、バッファメモリ部11や処理部12へ入力
されたパケット数を計測するものである。
【0019】次に、以上のように構成された装置に基づ
いて本発明装置の動作について説明する。まず、中央演
算処理部14内のRAM16を図5に示すようにデータ
種別毎に予めアロケートしてデータ種別毎のメモリブロ
ック16A、16Bを形成し、それぞれにメモリブロッ
クをアクセスするためのリードポインタ及びライトポイ
ンタを予め用意する。
【0020】次に、上記装置の動作のシーケンスを説明
する。 (a)まず、上記リードポインタ及びライトポインタを
各メモリブロックの先頭位置になるように初期化する。 (b)次に、マルチプレックスされたパケットのストリ
ームがヘッダ検出部10へ入力されると、この検出部1
0は各パケットのヘッダ領域2よりスタートコード4を
検出し、そのパケットのデータ種別を判定する。 (c)ここで入力されたパケットがヘッダ検出部10に
て必要とされるパケット(ここではチャンネル1のビデ
オとオーディオ)であれば、ヘッダ情報及びデータ長分
のデータをバッファメモリ部11へ書き込む。尚、ヘッ
ダ情報を除いて、データ長分のデータのみをバッファメ
モリ部11へ書き込むようにしてもよい。
【0021】また、上記バッファメモリ部11への書き
込み処理と並行して、処理部12へ各パケットのヘッダ
情報等が入力され、この処理部12はそのパケットの種
別、バッファメモリ上での先頭アドレス、データ長、タ
イムスタンプ等の一連の情報を順次、FIFOメモリ分
13に書き込んで行く。情報が書き込まれたメモリ分1
3の状態は図4に示されている。
【0022】(d)上述のようなFIFOメモリ部13
への書き込みが完了すると、処理部12は、バッファメ
モリ部11を管理する中央演算処理部14へ割り込み信
号S1を送出して割り込みをかける。 (e)中央演算処理部14は、割り込みが発生すると、
FIFOメモリ部13へ記憶内容を読みに行ってパケッ
トに関する一連の情報を得て、データ種別に対応したメ
モリブロック16A、16B上のライトポインタの示す
位置から、バッファメモリ上でのアドレス、データ長、
タイムスタンプを図5に示すように格納し、ライトポイ
ンタを次に格納すべき先頭位置に移動させる。
【0023】以上の工程(b)から(e)までの各シー
ケンスが繰り返し行なわれ、ヘッダ情報がデータ種別毎
に区別されて中央演算処理部14に取り込まれる。但
し、工程(b)におけるパケットストリームのヘッダ検
出部10への入力は随時行なわれているので、同時並行
的にシーケンスが動作することになる。
【0024】上記処理とは別に、必要なデータ種別のパ
ケットを取り出す場合には、まずこのデータ種別に対応
するメモリブロックのリードポインタ、ライトポインタ
の位置関係から処理すべきパケットが存在すれば、リー
ドポインタの示す位置からメモリブロックの内容を読み
出すことにより、パケットの一連の情報としてバッファ
メモリ部11内での書き込み先頭アドレス、データ長、
タイムスタンプを得る。そして、リードポインタを次に
読むべき先頭位置に移動させる。
【0025】次に、得られたパケットの一連の情報に基
づいて、中央演算処理部14はバッファメモリ部11か
ら対応するパケットを読み出す。例えばデータ種別がチ
ャンネル1のビデオであればビデオデコーダへ、オーデ
ィオであればオーディオデコーダへ、DMA(Dire
ct Memory Access)転送などを行なう
ことにより高速にビットストリームを転送することがで
きる。
【0026】また、得られたタイムスタンプ情報により
ビデオとオーディオの時間の差を求め、これによりビデ
オデコーダとオーディオデコーダのスタートを異なら
せ、リップシンクをとることができる。この場合、デコ
ーダのスタートを異ならせたことに伴い、どちらかのデ
コーダがデータを受け入れられないことが生じても、そ
の処理を待たせて他の種別のパケットを先に処理する
が、データ種別毎のリードポインタ及びライトポインタ
を管理することにより、容易に行なうことができる。
【0027】このように、中央演算処理部14のRAM
16にアロケートしたデータ種別毎のメモリブロックか
らデータ種別毎のパケット情報等を読み出してこれに基
づいてバッファメモリ部11からパケットを取り出すよ
うにしたので、同一種別毎に個々に処理を行なうことが
できる。また、FIFOメモリ部13を設けたことから
中央演算処理部14は、メモリ情報を容易に入手するこ
とができ、従って、中央演算処理部14のプログラム作
成が容易になるとともに、処理の高速化を達成すること
ができる。
【0028】上記第1の発明においては、FIFOメモ
リ部を1つ設けて中央演算処理部14のRAM16をデ
ータ種別毎にアロケートしてメモリブロックを形成する
ようにしたが、これに限定されず、以下に説明する第2
の発明装置のようにデータ種別に対応させて複数のFI
FOメモリ部を設けるようにしてRAMのアロケートを
なくすようにしてもよい。
【0029】図6は第2の発明に係る情報記憶管理装置
を示すブロック構成図、図7は図6に示す装置に用いる
FIFOメモリ部の記憶状態を説明するための説明図で
ある。尚、図3中に示す部分と同一部分については同一
符号を付して説明を省略する。
【0030】この発明装置においては、先の第1の発明
と異なり、データ種別毎に対応させて複数のFIFOメ
モリ部20、21が設けられている。図中一方のFIF
Oメモリ部20は、例えばチャンネル1のビデオ用に設
けられ、他方のFIFOメモリ部21はチャンネル1の
オーディオ用に設けられる。そして、各FIFOメモリ
部20、21には、各メモリ部で管理しているパケット
数を保持するレジスタ部22、23が並設されている。
尚、上記FIFOメモリ部20、21は2個に限定され
ず、データ種別数に対応させて更に増加できるのは勿論
である。
【0031】以下に、上記装置の動作のシーケンスを説
明する。 (a)まず、2つのFIFOメモリ部20、21に並設
した各レジスタ22、23を初期化してゼロとする。 (b)次に、マルチプレックスされたパケットのストリ
ームがヘッダ検出部10へ入力されると、この検出部1
0は各パケットのヘッダ領域2よりスタートコード4を
検出し、そのパケットのデータ種別を判定する。 (c)ここで入力されたパケットがヘッダ検出部10に
て必要とされるパケットであれば、ヘッダ情報及びデー
タ長分のデータをバッファメモリ部11へ書き込む。
尚、ヘッダ情報を除いて、データ長分のデータのみをバ
ッファメモリ部11へ書き込むようにしてもよい。
【0032】また、上記バッファメモリ部11への書き
込み処理と並行して、処理部12へ各パケットのヘッダ
情報等が入力され、この処理部12はそのパケットのバ
ッファメモリ上での先頭アドレス、データ長、タイムス
タンプ等の一連の情報を図7に示すようにそのパケット
種別に対応したFIFOメモリ部20、21へ書き込ん
で行き、同時に対応するレジスタ部22、23のパケッ
ト数を1つ増やす。以上の工程(b)から(c)までの
各シーケンスが繰り返し行なわれる。但し、工程(b)
におけるパケットストリームのヘッダ検出部10への入
力は随時行なわれているので、同時並行的にシーケンス
が動作することになる。
【0033】上記処理とは別に、必要なデータ種別のパ
ケットを取り出す場合には、まず中央演算処理部14が
このデータ種別に対応するレジスタ部の内容を読みに行
き、記憶されているパケット数がゼロより大きければ必
要なパケットが記憶されていることを意味するので、デ
ータ種別に対応したFIFOメモリ部の内容を読むこと
により、該当するパケットの情報、すなわちバッファメ
モリ部11での書き込み先頭アドレス、データ長、タイ
ムスタンプを得ることができる。ここでFIFOメモリ
部から、パケットの一連の情報を読み出した場合には、
それに対応するレジスタ部のパケット数を減らしてお
く。
【0034】これらパケットの一連の情報に基づいて、
中央演算処理部14は、バッファメモリ部11から対応
するパケットを読み出す。例えばデータ種別がチャンネ
ル1のビデオであればビデオデコーダへ、オーディオで
あればオーディオデコーダへパケットをDMA転送する
ことにより、高速でビットストリームを転送することが
できる。
【0035】また、タイムスタンプ情報によりビデオと
オーディオの時間の差を求め、この差からビデオデコー
ダ及びオーディオデコーダのスタートを変化させること
により、リップシンクをとることができる。この時、両
コーダのスタートを変化させたことに伴い、どちらかの
デコーダがデータを受け入れられないことが生じても、
この処理を待たせ、他の種別のパケットを先に処理する
ことが、データ種別毎のレジスタ部を管理することによ
り、容易に行なうことができる。
【0036】尚、前記2つの発明装置においては、バッ
ファメモリ部11はリング形式であり、バッファメモリ
部11の上限においてパケットのデータがうまく収まっ
ているとは限らないため、特にバッファメモリ部11の
位置するアドレスの上限に隣接して、他の装置の使用す
るアドレスがマッピングされている場合には、図8に示
すように第2の処理部24をヘッダ検出部10とバッフ
ァメモリ部11との間に介在させることができる。この
第2の処理部24は、パケットがバッファメモリ部11
の上限を越える場合にはパケットの先頭をバッファメモ
リ部11の先頭から書き込むように動作する。
【0037】すなわち、この第2の処理部24は、カウ
ンタ部19よりバッファメモリ部11の現在のアドレス
を得、ヘッダ検出部10からのパケットのヘッダよりヘ
ッダ長を得、上記アドレス及びデータ長、ヘッダ長を加
えたものがバッファメモリ部11のサイズを越える場合
には、カウンタ部19をバッファメモリ部11の先頭ア
ドレスに初期化し、転送すべきパケットをバッファメモ
リ部11の先頭アドレスから書き込むようにする。
【0038】このように第2の処理部24を加えること
により、中央演算処理部14は、バッファメモリ部11
の上限を気にすることなくビデオデコーダやオーディオ
デコーダへ、パケット毎のデータ部分をDMA転送など
のブロック転送により一度に転送することが可能とな
る。
【0039】尚、上記各実施例においては、データ種別
としてビデオとオーディオを例にとって説明したが、こ
れに限定されるものではなく、どのようなデータ種別に
も適用できるのは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記憶
管理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮す
ることができる。第1の発明によれば、中央演算処理部
のRAMにアロケートしたデータ種別毎のメモリブロッ
クからデータ種別毎のパケット情報等を読み出してこれ
に基づいてバッファメモリ部からパケットを取り出すよ
うにしたので、データ種別毎の処理を行なうことができ
る。また、中央演算処理部がパケット情報を容易に入手
できるので中央演算処理部のプログラム作成が容易にな
ると共に処理の高速化を図ることができる。第2の発明
によれば、データ種別毎のパケット情報等を記憶するF
IFOメモリ部を設けることにより、中央演算処理部へ
の割り込みを発生することなくデータ種別毎のパケット
情報を得ることができ、従って、データ種別毎の処理を
行なうことができる。また、上述のように割り込みを発
生しなくて済むので、処理を一層高速化させることがで
きる。第1及び第2の発明において、第2の処理部を設
けることにより、パケットがバッファメモリ部の上限を
越える場合にはパケットの先頭をバッファメモリ部の先
頭から書き込むことができるので、中央演算処理部はバ
ッファメモリ部の境界を気にすることなく後段の装置へ
データのブロック転送等を容易に行なうことができ、こ
の負荷を軽くして更に処理の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いるパケットの構造を示すパ
ケット構成図である。
【図2】図1に示したパケットを多重化した時のストリ
ームを示す図である。
【図3】第1の発明の情報記憶管理装置を示すブロック
構成図である。
【図4】図3に示す装置に用いるFIFOメモリ部の記
憶状態を示す図である。
【図5】図3に示す装置と併用される中央演算処理部内
のメモリブロックの記憶状態を示す図である。
【図6】第2の発明の情報記憶管理装置を示すブロック
構成図である。
【図7】図6に示す装置に用いるFIFOメモリ部の記
憶状態を説明するための説明図である。
【図8】第2の処理部を用いた場合の接続状態を示す図
である。
【符号の説明】
1…パケット、2…ヘッダ領域、3…データ領域、4…
スタートコード、5…データ種別コード、6…データ長
コード、7…補助情報コード、9…情報記憶管理装置、
10…ヘッダ検出部、11…バッファメモリ部、12…
処理部、13…FIFOメモリ部、14…中央演算処理
部、15…CPU本体、16…RAM、16A,16B
…メモリブロック、17…ROM、18…BUSライ
ン、19…カウンタ部、20,21…FIFOメモリ部
(先入れ先出しメモリ部)、22,23…レジスタ部、
24…第2の処理部、S1…割り込み信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ種別、データ長を含むデータ情報
    をヘッダとして先頭に持つパケット群をデータ種別によ
    らない共通のバッファメモリ部に書き込み、このバッフ
    ァメモリ部から中央演算処理部の制御により必要に応じ
    て所望のデータ種別のパケットを読み出す情報記憶管理
    装置において、前記パケットのヘッダを検出するヘッダ
    検出部と、前記パケットのパケット情報及びパケットの
    前記バッファメモリ部での先頭アドレスを記憶する先入
    れ先出しメモリ部と、前記ヘッダ検出部からの情報に基
    づいて前記パケット情報及び前記先頭アドレスを前記先
    入れ先出しメモリ部へ書き込み、書き込み終了後に前記
    中央演算処理部へ割り込みを発生して前記中央演算処理
    部内の、データ種別毎にアロケートしたメモリブロック
    にデータ種別に応じて前記アドレス情報及び先頭アドレ
    スを書き込ませるようにした処理部とを備え、必要なデ
    ータ種別のパケットを取り出す時には、このデータ種別
    に対応する前記メモリブロック上のリードポインタの示
    す位置から読み出して前記バッファメモリ部内のパケッ
    トに関する情報を得るように構成したことを特徴とする
    情報記憶管理装置。
  2. 【請求項2】 データ種別、データ長を含むデータ情報
    をヘッダとして先頭に持つパケット群をデータ種別によ
    らない共通のバッファメモリ部に書き込み、このバッフ
    ァメモリ部から中央演算処理部の制御により必要に応じ
    て所望のデータ種別のパケットを読み出す情報記憶管理
    装置において、前記パケットのヘッダを検出するヘッダ
    検出部と、前記パケットの種別毎に設けられて、前記パ
    ケットのパケット情報及びパケットの前記バッファメモ
    リ部での先頭アドレスを記憶する先入れ先出しメモリ部
    と、前記ヘッダ検出部からの情報に基づいて前記パケッ
    ト情報及び前記先頭アドレスをパケットの種別に対応し
    た前記先入れ先出しメモリ部へ書き込む処理部とを備
    え、必要なデータ種別のパケットを取り出す時には、こ
    の種別に対応する前記先入れ先出しメモリ部から読み出
    して前記バッファメモリ部内のパケットに関する情報を
    得るように構成したことを特徴とする情報記憶管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダ検出部と前記バッファメモリ
    部との間には、パケットが前記バッファメモリ部の上限
    を越える場合には前記パケットの先頭を前記バッファメ
    モリ部の先頭から書き込む第2の処理部を有することを
    特徴とする請求項1または2記載の情報記憶管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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