JP2001067306A - バスインターフェース装置およびデータ転送装置 - Google Patents

バスインターフェース装置およびデータ転送装置

Info

Publication number
JP2001067306A
JP2001067306A JP24062399A JP24062399A JP2001067306A JP 2001067306 A JP2001067306 A JP 2001067306A JP 24062399 A JP24062399 A JP 24062399A JP 24062399 A JP24062399 A JP 24062399A JP 2001067306 A JP2001067306 A JP 2001067306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
input
buffer
port
data transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24062399A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Nishikawa
順二 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24062399A priority Critical patent/JP2001067306A/ja
Publication of JP2001067306A publication Critical patent/JP2001067306A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部機器とシステムバス間で複数の連続デー
タを効率良く入出力可能なデータ転送装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 複数の入出力ポート5a〜5dと、スト
リームデータを一時的に格納するポートバッファ13a
〜13dと、ポートバッファ13a〜13dとシステム
バス3間のデータ転送を行なうバスバッファ10とバス
制御部11を備えており、バスバッファ10とポートバ
ッファ13a〜13dを接続するローカルバス12の帯
域をシステムバス3よりも小さく制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報等の連続
メディアデータを複数の入出力ポートに対して入出力を
行うバスインターフェース装置およびデータ転送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】動画などの映像情報の配信システムは、
多数のユーザに対して、各々のユーザからの要求に応じ
て映像情報を分配するデマンド型サービスを行う。この
ようなシステムにおいては、ストリームと呼ぶビデオデ
ータ等の連続メディア情報を格納するため、大容量記憶
装置が用いられる。大容量記憶装置に格納されている映
像情報は、それぞれのユーザの要求に対応する部分が読
み出され、チャネルを通じて映像情報が分配される。こ
こで、チャネルとは各ユーザに個別に割り当てられたデ
ータ配信のための入出力ポートをいう。
【0003】このようなシステムでのデータの転送に
は、次のような特徴がある。
【0004】第1に、大容量記憶装置からの映像情報な
どのデータの読み出しにおいては、まとまった大きさの
データブロックを連続的に高いデータ転送レートで読み
出す必要がある。ここで、ブロックを単位として読み出
すのは、大容量記憶装置として利用されるハードディス
ク装置や光ディスク装置から連続するデータを読み出す
ほうが効率が良く、かつ、平均のデータ転送レートも高
くできるからである。なお、データ転送レートとは、単
位時間当たりに転送するデータの量を示す値である。
【0005】第2に、ユーザ側チャネル出力のデータ転
送レートは、1つのユーザについて見れば大容量記憶装
置から出力可能なデータ転送レートよりも低い値であ
る。例えば、大容量記憶置としては、FastWide
SCSI規格のインターフェースを持ったハードディス
ク装置があり、このときデータ転送レートは20MB/
sである。映像情報のデータ転送レートは、例えばMP
EG1の場合、1.5Mbps(=0.1875MB/
s)である。また高画質映像であれば、30Mbps
(=3.75MB/s)程度の高いレートが使われる場
合もある。ハードディスク装置よりも映像ストリームの
レートが低いので、1つのハードディスク装置から複数
のユーザに分配することができる。
【0006】このようなシステムにおいて、複数のポー
トに対してデータ入出力を行なう部分がバスインターフ
ェース装置であり、このバスインターフェース装置を含
むシステムがデータ転送装置である。従来のデータ転送
装置では、本体には例えばパソコンやワークステーショ
ン等が用いられ、システムバスあるいはローカルバスと
呼ばれるバス上にCPU、メモリ、SCSIアダプタ、
およびバスインターフェースが接続される。
【0007】パソコンの場合のローカルバス規格として
は、PCI(PeripheralComponent
Interconnect)バスが使用される。この
PCIバスは32bitまたは64bit幅で、動作周
波数33MHzであり、32bit33MHzの場合に
は133MB/sのデータ転送性能が可能である。大容
量記憶装置としては、HDD(ハードディスク装置)が
あり、これらはSCSIアダプタに接続される。また、
外部のディスプレイやビデオカセットレコーダ(VC
R)に対してバスインターフェースを通じて映像データ
の入出力が行なわれる。
【0008】このようなシステムにおいては、SCSI
アダプタとバスインターフェースの間でメモリを介して
データ転送により、ストリームデータの入出力を行な
う。メモリとのデータ転送は、通常DMA(ダイレクト
・メモリ・アクセス)転送が使用される。この場合、S
CSIアダプタとバスインターフェースの2種類のデー
タ転送がシステムバスを介して実行されるが、システム
バスは時分割で使用され、SCSIアダプタとバスイン
ターフェースがかわるがわるシステムバスの使用権を取
ってデータ転送を行う。
【0009】バスインターフェースにおいては、外部の
複数のユーザに分配するため、複数の外部ポートへの入
出力を行なうことが必要であるが、複数のチャネルの転
送に関しては、例えば、特開平8−317368「デー
タ送出装置」に開示されている。この中では、各ポート
にFIFOメモリを置いて各チャネルへ分配する方法が
取られる。
【0010】さらに入出力数が多い場合、ハードウエア
量の削減を図るため、外部ポートにはシステムバスのバ
ス幅に比べて小さい幅のバスが使われる。ビット幅の異
なるバス間でデータ転送するバス幅変換の例は、特開平
6−348648「バスインターフェース装置」に開示
されている。
【0011】また、扱うデータが連続データであるた
め、途切れること無く再生/記録することが求められ
る。このため、バス上のデータ転送に偏り等によってバ
ス使用効率が落ちるとフレーム落ちを起こすことにな
る。システムバス上のアービタによる負荷分散方法とし
て、特開平6−131307「マルチCPUシステムに
おける負荷分散方式」が開示されている。この例は、ア
ービタによって複数のCPUからの要求に対するバス使
用許可を与えてアクセス回数に応じてバス使用権を渡す
方法である。複数のストリームデータをバスを通じて転
送する場合、バスに対するアクセス要求に関してはCP
Uと同等であり、アービタによればバス上の負荷を分散
させることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ転送装置では、以下の問題点がある。
【0013】まず、複数のFIFOを使用してバッファ
を構成する場合、単純に接続しただけでは、それぞれの
ポートへのストリームの平均的なデータ転送レートが保
証されない。例えばビデオ映像の場合などのストリーム
データのような連続データは、データ転送が途中で途切
れると映像が乱れることになる。これは、特に、複数の
入出力装置に対してストリームデータの転送をする場合
に問題となる。
【0014】次に入出力ポートのバス幅が小さい場合、
バス幅変換は可能であるが、単純に変換しただけでは、
変換するための時間が必要となりオーバヘッドになる。
また、変換部の性能をカバーするために単純にバスコン
トローラのバッファサイズを大きくすることだけでは、
バス負荷が偏ることになる。この場合、システムバスの
使用頻度が局所的に高くなり、各機器に対する帯域保証
ができなくなる恐れがある。
【0015】さらに、アービタによってバスの権利を調
停する方法では、アービタ回路が新たに必要になるとと
ともに、入出力インターフェースのデバイス毎にレート
が異なった場合にデバイスが変わるたびにアービタの調
停方式を変更する必要がある。また、このようなバスの
調停動作をソフトウエアで処理することは困難である。
【0016】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ために、複数の入出力ポートを切替えてシステムバスへ
のデータ転送を行なう時に、複数ポートへの帯域制御を
バスアービタや流量制御装置によらずに保証することの
できるバスインターフェース装置およびデータ転送装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のバスインターフェース装置は、データを入
出力する複数の入出力ポートと、前記入出力ポートの各
々に対して入出力するデータを一時的に格納するポート
バッファ手段と、ローカルバスによって前記ポートバッ
ファ手段に共通に接続されると共に、システムバスに接
続され、データを一時的に格納するバスバッファ手段
と、前記システムバスと前記バスバッファ手段と前記ロ
ーカルバス間のデータ転送を制御するバス制御手段とを
備えており、前記ローカルバスは、前記システムバスの
ビット幅に対する割合が前記システムバスのデータ転送
帯域に対する前記入出力ポートの合計のデータ転送帯域
の割合と同じになる様なビット幅を有し、前記バスバッ
ファ手段は、前記システムバスのビット幅を前記ローカ
ルバスのビット幅に変換するバス変換手段を備えてい
る。
【0018】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ手段間のデータ転送制御と、前記バスバッファフ
ラグによって前記システムバスへのデータ転送開始制御
とを行なう。
【0019】また、本発明のデータ転送装置は、共通の
システムバスに接続されて相互にデータ転送を行なう複
数のデバイスからなるデータ転送装置であって、少なく
とも1つのデバイスは、データを入出力する複数の入出
力ポートと、前記入出力ポートの各々に対して入出力す
るデータを一時的に格納するポートバッファ手段と、前
記システムバスのビット幅に対する割合が該システムバ
スのデータ転送帯域に対する前記入出力ポートの合計の
データ転送帯域の割合と同じになる様なビット幅を有し
ており、前記ポートバッファ手段に共通に接続されるロ
ーカルバスと、前記システムバスのビット幅と前記ロー
カルバスのビット幅の変換を行なうバス変換手段と、前
記システムバスと前記バス変換手段に接続されてデータ
を一時的に格納するバスバッファ手段と、前記バスバッ
ファ手段と前記システムバス間のデータ転送を制御する
バス制御手段とを備えている。
【0020】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ間のデータ転送制御と、前記バスバッファフラグ
によって前記システムバスへのデータ転送開始制御とを
行なう。
【0021】また、本発明のバスインターフェース装置
は、データを入出力する複数の入出力ポートと、前記入
出力ポートの各々に対して入出力するデータを一時的に
格納するポートバッファ手段と、前記入出力ポートの合
計のデータ転送レートに制限された帯域を有して、前記
ポートバッファ手段に共通に接続されるローカルバス
と、前記ローカルバスによって前記ポートバッファ手段
に共通に接続されると共に、システムバスに接続され、
データを一時的に格納するバスバッファ手段と、前記シ
ステムバスと前記バスバッファ手段と前記ローカルバス
間のデータ転送を制御するバス制御手段とを備えてい
る。
【0022】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ間のデータ転送制御と、前記バスバッファフラグ
によって前記システムバスへのデータ転送開始制御とを
行なう。
【0023】また、本発明のデータ転送装置は、共通の
システムバスに接続されて相互にデータ転送を行なう複
数のデバイスからなるデータ転送装置であって、少なく
とも1つのデバイスは、データを入出力する複数の入出
力ポートと、前記入出力ポートの各々に対して入出力す
るデータを一時的に格納するポートバッファ手段と、ロ
ーカルバスによって前記ポートバッファ手段に共通に接
続されると共に、前記システムバスに接続され、データ
を一時的に格納するバスバッファ手段と、前記システム
バスと前記バスバッファ手段と前記ローカルバス間のデ
ータ転送を制御するバス制御手段とを備えており、前記
ローカルバスは、前記バスの帯域のうち前記バス制御手
段が使用するデータ転送レートに制限された帯域を有し
ており、前記バス制御手段は、前記入出力ポートの中か
ら、データ転送する入出力ポートの合計帯域が前記ロー
カルバスの帯域以下の転送レートになる入出力ポートを
選択し、選択された入出力ポートと前記バスとの間でデ
ータ転送制御を行なう。
【0024】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ間のデータ転送制御と、前記バスバッファフラグ
によって前記システムバスへのデータ転送開始制御とを
行なう。
【0025】また、本発明のデータ転送装置は、共通の
システムバス上に接続されて相互にデータ転送を行なう
複数のデバイスからなるデータ転送装置であって、少な
くとも1つのデバイスは、データを入出力する複数の入
出力ポートと、前記システムバスとの間で転送を行なう
データを一時的に格納する複数のバスバッファ手段と、
前記バスバッファ手段の各々に接続されるローカルバス
と、前記ローカルバスに接続されて前記入出力ポートに
対して入出力するデータを一時的に格納するポートバッ
ファ手段と、前記システムバスと前記バスバッファ手段
間のデータ転送を制御するバス制御手段とを備えてお
り、前記ローカルバスは、前記システムバスのビット幅
に対する割合が該システムバスのデータ転送帯域に対す
る前記入出力ポートの合計のデータ転送帯域の割合と同
じになる様なビット幅を前記バスバッファ手段の数で分
割したビット幅を有しており、前記バスバッファ手段
は、前記システムバスのビット幅と前記ローカルバスの
ビット幅の変換を行なうバス変換手段を備えている。
【0026】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ間のデータ転送制御と、前記バスバッファフラグ
によって前記システムバスへのデータ転送開始制御とを
行なう。
【0027】また、本発明のデータ転送装置は、共通の
システムバス上に接続されて相互にデータ転送を行なう
複数のデバイスからなるデータ転送装置であって、少な
くとも1つのデバイスは、データを入出力する複数の入
出力ポートと、前記システムバスとの間で転送を行なう
データを一時的に格納する複数のバスバッファ手段と、
前記バスバッファ手段の各々に接続されるローカルバス
と、前記ローカルバスに接続され、前記入出力ポートに
対して入出力するデータを一時的に格納するポートバッ
ファ手段と、前記システムバスと前記バスバッファ手段
間のデータ転送を制御するバス制御手段とを備えてお
り、前記ローカルバスは、前記ローカルバスの合計帯域
が、前記システムバスの帯域のうち前記バス制御手段が
使用するデータ転送レートに制限された帯域を有してお
り、前記バス制御手段は、前記入出力ポートの中から、
データ転送する入出力ポートの合計帯域が前記ローカル
バスの帯域以下の転送レートになる入出力ポートを選択
し、選択された入出力ポートと前記バスとの間でデータ
転送制御を行なう。
【0028】一実施形態では、前記バスバッファ手段
は、データを格納するFIFO手段と、前記FIFO手
段の状態をバスバッファフラグによって前記バス制御手
段に出力するバスバッファフラグ制御手段を備えてお
り、前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段
の転送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量
よりも大きいことを示すポート転送フラグを出力するポ
ートフラグ制御手段を備えており、前記バス制御手段
は、前記ポート転送フラグの出力されている前記各入出
力ポートの中から転送する入出力ポートを選択し、選択
された入出力ポートのポートバッファ手段と前記バスバ
ッファ間のデータ転送制御と、前記バスバッファフラグ
によって前記システムバスへのデータ転送開始制御とを
行なう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0030】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のデータ転送装置を示している。図1において、
プロセッサ2とメモリ1とSCSIアダプタ6とバスイ
ンターフェース4が共通のシステムバス3に接続されて
おり、プロセッサ2の制御の元で、SCSIアダプタ6
とバスインターフェース4がDMA(Direct M
emory Access)転送によってメモリ1との
間でデータ転送を実行する。システムバス3は、例えば
PCI(Peripheral Component
Interconnect)バスである。SCSIアダ
プタ6のSCSIバス上には、HDD(ハードディスク
装置)7a,7b,7cが接続されている。また、この
図1のバスインターフェース4の例では4つの入出力ポ
ート5a,5b,5c,5dがあり、ディスプレイやV
CR(ビデオカセットレコーダ)等の外部機器が接続さ
れストリームデータの入出力を行う。
【0031】図2は、バスインターフェース4の具体的
な構成を示す図である。
【0032】システムバス3に接続されているバスバッ
ファ10およびバス制御部11が、システムバス3への
メモリアクセスの制御を行なう。バスバッファ10は、
システムバス3とのデータ転送のバッファリングを行
う。バスバッファ10としては、例えばFIFO(先入
先出メモリ)のようなバッファである。FIFOメモリ
は、読み出し側のEmptyフラグと書き込み側のFu
llフラグの2種類のフラグを持つ。さらにFIFOメ
モリの状態に応じたフラグ出力も持つ。例えばFIFO
メモリの半分に有効データが蓄えられている場合に、A
lmost Emptyフラグ、Almost Ful
lフラグ等のフラグを出力する。FIFOメモリは先入
れ先出しメモリであり、任意のデータ数について入力と
出力を完全に非同期にデータ転送できる。バスバッファ
10のサイズは、バス制御部11におけるシステムバス
3への連続データ転送(バースト転送)に対応する大き
さよりも大きいサイズである。
【0033】バス制御部11は、バスバッファ10内の
データ量に応じてシステムバス3とバスバッファ10間
のデータ転送の制御を行なう。例えば入出力ポート側か
らのデータ入力の場合、バスバッファ10に一旦データ
が蓄えられる。この時、FIFOメモリのフラグ(Fu
llあるいはAlmost Full)に応じてシステ
ムバス3へのデータ転送を開始する。例えばFIFOメ
モリの容量が32ワードの場合で、Almost Fu
llフラグがFIFOメモリの容量の1/2で発生する
場合は、Almost Fullに従えば、16ワード
のデータが保証されているので、システムバス3に対し
ては、16バーストの転送を行なうことができる。シス
テムバス3に対してはバス要求20とバス許可21の信
号に応じてアクセスを行なう。
【0034】内部ローカルバス12は、バスバッファ1
0とポートバッファ13a,13b,13c,13dと
の間のデータバスである。システムバス3上にはSCS
Iアダプタ6とバスインターフェース4の2つのデバイ
スがメモリ1をアクセスする構成であるので、内部ロー
カルバス12の動作周波数としてはシステムバス3と同
じで、内部ローカルバス12のバス幅として、システム
バス3のバス幅の半分のビット幅のバスとする。ビット
幅が異なるため内部ローカルバス12に対してバス幅変
換を行ないながら転送する。PCIバスの場合32ビッ
ト幅であるので内部ローカルバス12を16ビット幅と
する。バスバッファ10は、例えば32ビットラッチに
一旦蓄えたデータを上位側16ビット、下位側16ビッ
トの順にセレクタで切替えて出力する変換回路でもあ
る。
【0035】ポートバッファ13a,13b,13c,
13dは、例えばフィールドメモリ(field me
mory)とよばれるバッファである。フィールドメモ
リは、ほぼFIFOメモリのような先入れ先出し動作が
できるが、通常は映像情報をフレーム単位に書き込み及
び読み出すのに使用する。ただし、フィールドメモリで
は、メモリ内の全データについて完全な非同期入出力は
できないので、フレームごとの周期で書き込みと読み出
しを必ずオーバーラップさせてデータ転送を行なうこと
になる。ポートバッファの容量としては、フレームサイ
ズの2倍の容量である。ここでフレームとは、NTSC
ビデオデータの場合、毎秒30フレームであるので、約
33ms周期で転送される単位である。なお、デジタル
圧縮されたデータであるので、MPEGの場合で約4M
bps、DV(DigitalVideo)の場合で約
30Mbps程度である。
【0036】ポート制御部14a,14b,14c,1
4dは、ポートバッファ13a,13b,13c,13
dと入出力ポート5a,5b,5c,5d間のデータ転
送の制御を行なうとともに、ポートバッファ13a,1
3b,13c,13dに格納されているデータ量に応じ
て、フレームデータが格納されていることをバス制御部
11に伝える。
【0037】次に、本実施形態の装置の動作を説明す
る。
【0038】まず、データ転送装置の全体の動作につい
て、図1を用いて説明する。
【0039】図1に示すシステムにおいて、HDD7
a,7b,7cに格納されたデータをバスインターフェ
ース4を通して出力する場合の動作について説明する。
HDD7a,7b,7cに格納されているビデオデータ
は、HDD7a,7b,7cから一旦読み出されたあ
と、メモリ1内のバッファ領域に格納される。この処理
は、プロセッサ2から指示されたSCSIアダプタ6
が、DMA転送等によって実行する。
【0040】ビデオデータは、通常は、毎秒30フレー
ムで構成され、例えば30Mbpsのデータレートのス
トリームの場合で、1フレーム当り125KB(キロバ
イト)のサイズとなる。フレーム単位にバッファを管理
する場合には、一旦メモリ1内のバッファ領域に1フレ
ーム分のデータを読み込んだ後、この1フレームがバス
インターフェース4に転送される。ダブルバッファ方式
でメモリ1内のバッファ領域を管理する方法は、1フレ
ームのサイクルごとにダブルバッファの一方のバッファ
をSCSIアダプタ6が使用し、他方のバッファをバス
インターフェース4が使用することで、並行して2つの
インターフェースの処理を実行することができる。同様
に、入出力ポート5a,5b,5c,5dからストリー
ムデータを入力する場合も、出力の時とデータ転送の方
向が逆になるだけである。
【0041】次に、メモリ1に対するシステムバス3上
のデータ転送の動作について説明する。
【0042】システムバス3としてPCIバスを使用し
ている場合など、メモリアドレスとデータとは多重化さ
れている。このため、システムバス3におけるアドレス
&データバスの32ビットの上には先ずアドレスが出力
されてメモリ1のロケーションが特定される。このアド
レスの後に引き続いてデータが送出され、メモリ1のア
ドレスで指定された位置から順に複数のデータがアクセ
スされる。このようなデータ転送をバースト転送と呼
ぶ。つまり、一つのバースト転送では、先頭がアドレス
で、残りがデータということが決まっている。従って、
この時のアドレスは先頭値だけであり、ひとつのバスト
ランザクションの間はアドレス先頭値から連続するアド
レスに対してのアクセスが可能である。1回のバースト
転送長は、前述のようにバスバッファ10の容量とFu
ll/Emptyフラグの範囲に依存して決定する。バ
スインターフェース4とSCSIアダプタ6は、システ
ムバス(PCIバス)3の持っているバスアービタがバ
ス使用権を与えることで、それぞれのデバイスがバスを
使用する。
【0043】次に、図3に従って、データ転送手順につ
いて説明する。
【0044】図3(a)は、ストリームデータの入力時
の入出力ポートと内部ローカルバス12とのデータ転送
の概要を示した図である。この図3(a)では、nおよ
びn−1、n+1はストリームデータのフレーム番号を
表す。外部の入出力ポート5aにおいてnフレームを入
力している時間の間にn−1フレームのデータがポート
バッファ13aから取り込まれてシステムバス3に送ら
れて、メモリ1に格納される。この流れを、図3(a)
では連続的な線で示しているが、実際には、内部ローカ
ルバス12の使用時間は、1フレームの期間連続してい
るわけではなく分散している。この様子は、次の図3
(b)で説明する。
【0045】次に図3(b)に複数の入出力ポート5
a,5b,5c,5dと内部ローカルバス12との時間
的な関係を示す。この図3(b)の上側の線では、入出
力ポート5aだけの1フレームの時間を表しているが、
他の入出力ポート5b,5c,5dも同じ時刻でほぼ同
じ時間かかって並行して転送されている。これに対し
て、内部ローカルバス12の転送時刻は、4つの入出力
ポート5a,5b,5c,5dに対して時分割で転送さ
れる。この図3(b)では入出力ポート5aから入出力
ポート5dの順で順次転送されていく様子を表してお
り、4つの入出力ポート5a〜5dの合計が1フレーム
の区切り以内に終了している。このように内部ローカル
バス12の転送レートは、外部の入出力ポートのレート
×ポート数よりも速い。これにより、1つの内部ローカ
ルバス12にて4つの入出力ポート5a〜5dの転送を
確実に行なうことができる。なお、4つの入出力ポート
5a〜5dの転送はポート毎に分離しなくてもよく、例
えば1フレーム125KBであれば、5KBごとに区切
って、4つの入出力ポート5a〜5dの切替えを25回
繰り返して転送しても、全体として同じ時間で転送する
ことができる。バス制御部11は、このようにして転送
する対象となる入出力ポート5a〜5dを切替えながら
転送を行なう。バス制御部11においては、各ポートバ
ッファ13a,13b,13c,13dの状態は制御信
号22によって検出し、データ転送の準備できている入
出力ポートに対して切替えながら転送を行なう。
【0046】次に図3(c)に内部ローカルバス12と
システムバス3との転送手順を示す。前述したようにシ
ステムバス3に対してはバースト転送によってデータ転
送が行なわれるが、この時のバースト長をLとすると、
データ入力の場合には、バスバッファ10にデータ長L
のデータが準備できればシステムバス3へのデータ転送
を開始することができる。この様子を表したものが図3
(c)である。内部ローカルバス12上での長さLのデ
ータ転送時間をTで表している。前述のように、内部ロ
ーカルバス12は、システムバス3よりもビット幅が小
さく同じサイズのデータを送る場合でも、システムバス
3の方が早く終了する。図3(c)に示すように、内部
ローカルバス12は連続的にアクセスされるのに対し
て、システムバス3は間欠的にアクセスされる。これに
より、システムバス3上のデータ転送のうちのバスイン
ターフェース4のデータ転送が分散され、SCSIアダ
プタ6は、空いている期間にシステムバスをアクセスす
れば良い。これにより、システムバス3を効率良く使用
するとともに、各入出力ポート5a,5b,5c,5d
からのデータ転送についても必要な帯域を確保すること
ができる。
【0047】以上説明したように、本実施例のデータ転
送装置においては、各入出力ポート5a〜5dにおいて
は、各ポートバッファ13a〜13dにより連続的かつ
均一な転送レートが保証されるとともに、内部ローカル
バス12とバスバッファ10により、システムバス3上
へのデータ転送においても各入出力ポート5a〜5dに
おいて必要な転送帯域が保証される。この時、ポートバ
ッファは、準備のできているものが選択されて、切替え
られながらデータ転送されるため、入出力ポートを任意
の数に拡張可能である。またバスバッファ10において
システムバス3へのアクセス周期が内部ローカルバス1
2によって制限されるため、システムバス3への過度の
アクセス集中が起きることがなく、常に負荷分散された
形でデータ転送を行なうことができる。
【0048】以上、本発明のデータ転送装置の実施の形
態1を説明したが、本発明は実施の形態1に限られない
ことは勿論である。即ち、上記実施形態1におけるポー
トバッファは、field memoryの代わりに双
方向のFIFOやDRAMを使用してもよい。また、内
部ローカルバスのビット幅としてシステムバスの半分に
しているが、バス幅を同じで周波数を半分にしても同じ
効果が得られる。さらに、内部ローカルバスにシステム
バスの半分の帯域ではなくて、外部の入出力ポートにお
けるデータ転送レートの合計、つまり必要レートだけを
割り当てれば、システムバスの帯域のうちの必要な割合
だけをバスインターフェースに割り当てることも可能に
なる。例えば、図1の例に対して、さらにもう1枚のバ
スインターフェースカードを追加して使用する場合に
は、バスの帯域を1/3あるいは1/4にした帯域を内
部ローカルバスに割り当てる。この例を図4に示す。図
4においては、システムバス3へのアクセスが各バスイ
ンターフェース4a,4bのバスバッファによって均等
化される。このため、システム全体としても、システム
バス3上では各バスインターフェース4a,4bの転送
が均一化されて負荷分散が行なわれ、全体として効率良
くデータ転送が実行される。
【0049】尚、内部ローカルバスの必要な帯域とし
て、外部の入出力ポートの合計を単純に加える他に、あ
らかじめ内部ローカルバスの帯域を決めた状態で、その
範囲で保証できる転送レートに納まるように入出力ポー
トを選択することもできる。この場合、入出力ポート毎
に異なるビットレートであってもよく、ビットレートの
高い入出力ポートが選択された場合には、同時に転送す
る合計の入出力ポート数を制限することで、内部ローカ
ルバスの帯域を越えないことが保証さる。この状態も前
述と同様に、システムバス上ではバースト転送によって
負荷が分散された状態が維持される。
【0050】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2のデータ転送装置を示している。このデータ転送
装置は、図1の装置と比較して、バスインターフェース
4内に2つのバスバッファ10a,10bを設けた点が
異なる。尚、図5において、図1の装置と同一の作用を
果たす部位には同じ符号を付して説明を省略する。
【0051】2次バス30は、システムバス3と同じ転
送レートで転送するバスであり、バス制御部11内部で
は、2つのバスバッファ10a,10bを選択するため
のSW(スイッチ)あるいは1段から数段のバッファが
挿入されるだけである。これによりシステムバス3と2
次バス30は、ほぼ同一のタイミングで動作させること
ができる。内部ローカルバス12a,12bの帯域は、
例えばシステムバス3の32ビット幅の1/4のサイズ
とする。これによりバスバッファ10a,10bのそれ
ぞれの系統のシステムバス3への負荷がシステムバス3
の帯域の1/4に制限され、バスインターフェース4全
体としては、2つのバスバッファ10a,10bからの
転送の合計のデータ転送が実行される。これによりシス
テムバス3へのアクセスは、実施の形態1と同様に、均
等化されながら実行されるので、システムバス3の負荷
分散が可能である。また、このとき各入出力ポート5a
〜5dへの帯域も保証されることになる。
【0052】以上説明したように、本実施形態のデータ
転送装置においては、複数のバスバッファへ分割して転
送することで、入出力ポートのビット幅を大きく削減し
た構成が可能となり、ハードウエア量を削減しながら帯
域保証のできるバスインターフェースを提供することが
できる。
【0053】尚、以上の説明したバスバッファの数は、
入出力ポートの数およびビット数に合わせて選択すれば
良く、拡張が容易である。また、内部ローカルバスのビ
ット幅で帯域を表したが、周波数を下げることでも帯域
を変更することが可能である。さらに、前述と同様に、
各バスバッファの接続される内部ローカルバスの帯域に
合わせて、保証できる範囲の入出力ポートを選択して転
送することも可能である。これにより、転送レートの異
なる入出力ポートを拡張した場合でも、転送帯域を保証
しながらストリームの入出力が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のバスインターフェース装置およびデータ転送装置によ
れば、内部ローカルバスの幅や周波数に応じて帯域を決
めることができ、この帯域の範囲の中で、システムバス
に対して均等に負荷分散しながらデータ転送が可能とな
る。これにより、システムバスのバス調停回路(バスア
ービタ)を変更する必要がない。さらに、システムバス
上の例えばSCSIアダプタのような他の任意のデバイ
スを接続しても、バスインターフェースにおいて負荷が
分散されているので、空いている時間に他のデバイスが
使うことで効率良くデータ転送を行なうことができる。
また、本発明のバスインターフェース機能を搭載したデ
バイスの追加も容易で、この場合は、それぞれのデバイ
スでシステムバスへのアクセスが均等化され、全体とし
て効率良く転送することができる。バスインターフェー
スの内部のバスバッファを拡張することで、いろいろな
ビット幅の入出力ポートにも対応可能である。また、内
部ローカルバスの帯域をあらかじめ決めておくことによ
り、ビットレートの異なる入出力ポートの中から帯域保
証できる範囲のポートを選択してデータ転送することが
可能となり、柔軟なシステム構成/システム変更が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のデータ転送装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ転送装置におけるバスインターフ
ェースの具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】(a),(b)及び(c)は図1のデータ転送
装置におけるデータ入出力の手順を示すタイミング図で
ある。
【図4】図1のデータ転送装置の変形例を示すブロック
図である。
【図5】本発明の実施の形態2のデータ転送装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 プロセッサ 3 システムバス 4 バスインターフェース 5 入出力ポート 6 SCSIアダプタ 7 ハードディスク装置(HDD) 10 バスバッファ 11 バス制御部 12 内部ローカルバス 13 ポートバッファ 14 ポート制御部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを入出力する複数の入出力ポート
    と、 前記入出力ポートの各々に対して入出力するデータを一
    時的に格納するポートバッファ手段と、 ローカルバスによって前記ポートバッファ手段に共通に
    接続されると共に、システムバスに接続され、データを
    一時的に格納するバスバッファ手段と、 前記システムバスと前記バスバッファ手段と前記ローカ
    ルバス間のデータ転送を制御するバス制御手段とを備え
    ており、 前記ローカルバスは、前記システムバスのビット幅に対
    する割合が前記システムバスのデータ転送帯域に対する
    前記入出力ポートの合計のデータ転送帯域の割合と同じ
    になる様なビット幅を有し、 前記バスバッファ手段は、前記システムバスのビット幅
    を前記ローカルバスのビット幅に変換するバス変換手段
    を備えたことを特徴とするバスインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記バスバッファ手段は、データを格納
    するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバスバ
    ッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバス
    バッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ手段間のデータ転送制御と、前
    記バスバッファフラグによって前記システムバスへのデ
    ータ転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項1
    記載のバスインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 共通のシステムバスに接続されて相互に
    データ転送を行なう複数のデバイスからなるデータ転送
    装置であって、 少なくとも1つのデバイスは、 データを入出力する複数の入出力ポートと、 前記入出力ポートの各々に対して入出力するデータを一
    時的に格納するポートバッファ手段と、 前記システムバスのビット幅に対する割合が該システム
    バスのデータ転送帯域に対する前記入出力ポートの合計
    のデータ転送帯域の割合と同じになる様なビット幅を有
    しており、前記ポートバッファ手段に共通に接続される
    ローカルバスと、 前記システムバスのビット幅と前記ローカルバスのビッ
    ト幅の変換を行なうバス変換手段と、 前記システムバスと前記バス変換手段に接続されてデー
    タを一時的に格納するバスバッファ手段と、 前記バスバッファ手段と前記システムバス間のデータ転
    送を制御するバス制御手段とを備えたことを特徴とする
    データ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記バスバッファ手段は、データを格納
    するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバスバ
    ッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバス
    バッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ間のデータ転送制御と、前記バ
    スバッファフラグによって前記システムバスへのデータ
    転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項3記載
    のデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 データを入出力する複数の入出力ポート
    と、 前記入出力ポートの各々に対して入出力するデータを一
    時的に格納するポートバッファ手段と、 前記入出力ポートの合計のデータ転送レートに制限され
    た帯域を有して、前記ポートバッファ手段に共通に接続
    されるローカルバスと、 前記ローカルバスによって前記ポートバッファ手段に共
    通に接続されると共に、システムバスに接続され、デー
    タを一時的に格納するバスバッファ手段と、前記システ
    ムバスと前記バスバッファ手段と前記ローカルバス間の
    データ転送を制御するバス制御手段とを備えたことを特
    徴とするバスインターフェース装置。
  6. 【請求項6】 前記バスバッファ手段は、データを格納
    するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバスバ
    ッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバス
    バッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ間のデータ転送制御と、前記バ
    スバッファフラグによって前記システムバスへのデータ
    転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項5記載
    のバスインターフェース装置。
  7. 【請求項7】 共通のシステムバスに接続されて相互に
    データ転送を行なう複数のデバイスからなるデータ転送
    装置であって、 少なくとも1つのデバイスは、 データを入出力する複数の入出力ポートと、 前記入出力ポートの各々に対して入出力するデータを一
    時的に格納するポートバッファ手段と、 ローカルバスによって前記ポートバッファ手段に共通に
    接続されると共に、前記システムバスに接続され、デー
    タを一時的に格納するバスバッファ手段と、 前記システムバスと前記バスバッファ手段と前記ローカ
    ルバス間のデータ転送を制御するバス制御手段とを備え
    ており、 前記ローカルバスは、前記バスの帯域のうち前記バス制
    御手段が使用するデータ転送レートに制限された帯域を
    有しており、 前記バス制御手段は、前記入出力ポートの中から、デー
    タ転送する入出力ポートの合計帯域が前記ローカルバス
    の帯域以下の転送レートになる入出力ポートを選択し、
    選択された入出力ポートと前記バスとの間でデータ転送
    制御を行なうことを特徴とするデータ転送装置。
  8. 【請求項8】 前記バスバッファ手段は、データを格納
    するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバスバ
    ッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバス
    バッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ間のデータ転送制御と、前記バ
    スバッファフラグによって前記システムバスへのデータ
    転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項7記載
    のデータ転送装置。
  9. 【請求項9】 共通のシステムバス上に接続されて相互
    にデータ転送を行なう複数のデバイスからなるデータ転
    送装置であって、 少なくとも1つのデバイスは、 データを入出力する複数の入出力ポートと、 前記システムバスとの間で転送を行なうデータを一時的
    に格納する複数のバスバッファ手段と、 前記バスバッファ手段の各々に接続されるローカルバス
    と、 前記ローカルバスに接続されて前記入出力ポートに対し
    て入出力するデータを一時的に格納するポートバッファ
    手段と、 前記システムバスと前記バスバッファ手段間のデータ転
    送を制御するバス制御手段とを備えており、 前記ローカルバスは、前記システムバスのビット幅に対
    する割合が該システムバスのデータ転送帯域に対する前
    記入出力ポートの合計のデータ転送帯域の割合と同じに
    なる様なビット幅を前記バスバッファ手段の数で分割し
    たビット幅を有しており、 前記バスバッファ手段は、前記システムバスのビット幅
    と前記ローカルバスのビット幅の変換を行なうバス変換
    手段を備えたことを特徴とするデータ転送装置。
  10. 【請求項10】 前記バスバッファ手段は、データを格
    納するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバス
    バッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバ
    スバッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ間のデータ転送制御と、前記バ
    スバッファフラグによって前記システムバスへのデータ
    転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項9記載
    のデータ転送装置。
  11. 【請求項11】 共通のシステムバス上に接続されて相
    互にデータ転送を行なう複数のデバイスからなるデータ
    転送装置であって、 少なくとも1つのデバイスは、 データを入出力する複数の入出力ポートと、 前記システムバスとの間で転送を行なうデータを一時的
    に格納する複数のバスバッファ手段と、 前記バスバッファ手段の各々に接続されるローカルバス
    と、 前記ローカルバスに接続され、前記入出力ポートに対し
    て入出力するデータを一時的に格納するポートバッファ
    手段と、 前記システムバスと前記バスバッファ手段間のデータ転
    送を制御するバス制御手段とを備えており、 前記ローカルバスは、前記ローカルバスの合計帯域が、
    前記システムバスの帯域のうち前記バス制御手段が使用
    するデータ転送レートに制限された帯域を有しており、 前記バス制御手段は、前記入出力ポートの中から、デー
    タ転送する入出力ポートの合計帯域が前記ローカルバス
    の帯域以下の転送レートになる入出力ポートを選択し、
    選択された入出力ポートと前記バスとの間でデータ転送
    制御を行なうことを特徴とするデータ転送装置。
  12. 【請求項12】 前記バスバッファ手段は、データを格
    納するFIFO手段と、前記FIFO手段の状態をバス
    バッファフラグによって前記バス制御手段に出力するバ
    スバッファフラグ制御手段を備えており、 前記ポートバッファ手段は、該ポートバッファ手段の転
    送可能容量が前記バスバッファ手段の転送可能容量より
    も大きいことを示すポート転送フラグを出力するポート
    フラグ制御手段を備えており、 前記バス制御手段は、前記ポート転送フラグの出力され
    ている前記各入出力ポートの中から転送する入出力ポー
    トを選択し、選択された入出力ポートのポートバッファ
    手段と前記バスバッファ間のデータ転送制御と、前記バ
    スバッファフラグによって前記システムバスへのデータ
    転送開始制御とを行なうことを特徴とする請求項11記
    載のデータ転送装置。
JP24062399A 1999-08-26 1999-08-26 バスインターフェース装置およびデータ転送装置 Withdrawn JP2001067306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24062399A JP2001067306A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バスインターフェース装置およびデータ転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24062399A JP2001067306A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バスインターフェース装置およびデータ転送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001067306A true JP2001067306A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17062259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24062399A Withdrawn JP2001067306A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 バスインターフェース装置およびデータ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001067306A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301810A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Fujitsu Ltd データ転送処理方法、データ転送処理装置およびデータ転送処理制御プログラム
JP2007140750A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Renesas Technology Corp 直交変換回路
JP2011520192A (ja) * 2008-05-05 2011-07-14 マイクロン テクノロジー, インク. 構成可能な入出力ポートを伴うメモリモジュール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301810A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Fujitsu Ltd データ転送処理方法、データ転送処理装置およびデータ転送処理制御プログラム
JP2007140750A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Renesas Technology Corp 直交変換回路
JP2011520192A (ja) * 2008-05-05 2011-07-14 マイクロン テクノロジー, インク. 構成可能な入出力ポートを伴うメモリモジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3515142B2 (ja) データ転送制御装置
US5696940A (en) Apparatus and method for sharing first-in first-out memory space between two streams of data
EP0837397A2 (en) Data transfer apparatus and data transfer system for arbitrating a plurality of I/O ports in DMA
US6292878B1 (en) Data recorder and method of access to data recorder
US5515523A (en) Method and apparatus for arbitrating conflicts by monitoring number of access requests per unit of time in multiport memory systems
JPH06266649A (ja) 複数のデータチャネルを介してデータを転送する方法及びその回路アーキテクチャ
JPH06266650A (ja) データを転送する方法と装置及びデータ転送をインタリーブする装置
JP2845162B2 (ja) データ転送装置
EP0844566B1 (en) Interface apparatus for adapting data width to system bus width
JP3532318B2 (ja) プログラム可能な裁定装置
JP3484056B2 (ja) データ転送装置及びデータ転送システム
JP2001067306A (ja) バスインターフェース装置およびデータ転送装置
US6189075B1 (en) Circuit for the management of memories in a multiple-user environment with access request and priority
US5737634A (en) Storage device control system with an internal bus wherein a network interface has a data line for memory transfer
JPH04295947A (ja) 動的割振りが可能なバスを備えるコンピュータ
CA2203378A1 (en) Simultaneous processing by multiple components
JP3327900B2 (ja) データ処理装置
JP2002176464A (ja) ネットワークインタフェース装置
EP0858025B1 (en) Data recorder and method of access to data recorder
KR100469284B1 (ko) 디지털 티브이의 버퍼 뱅크 제어 장치
JPH0612368A (ja) 高精細画像処理装置
JP2642087B2 (ja) 主記憶装置間データ転送処理機構
JPH10320351A (ja) バッファ方式
JP2001216227A (ja) インターフェース制御装置およびインターフェース制御方法および外部記憶サブシステム
JPH07334453A (ja) メモリアクセスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107