JPH081024Y2 - 縦型穀粒選別機 - Google Patents
縦型穀粒選別機Info
- Publication number
- JPH081024Y2 JPH081024Y2 JP10826690U JP10826690U JPH081024Y2 JP H081024 Y2 JPH081024 Y2 JP H081024Y2 JP 10826690 U JP10826690 U JP 10826690U JP 10826690 U JP10826690 U JP 10826690U JP H081024 Y2 JPH081024 Y2 JP H081024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sorting
- sorter
- frame
- machine
- machine frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、米や麦等の穀粒を縦型の選別筒で粒径によ
って整粒と屑粒とに選別する縦型穀粒選別機に関する。
って整粒と屑粒とに選別する縦型穀粒選別機に関する。
(従来技術) 縦長の機枠内に選別筒を立設した縦型穀粒選別機は既
に実用化されている。この縦型穀粒選別機は、1つの選
別筒を機枠内へ立設したもので、多量の穀粒を処理する
場合には屑粒が整粒中に残留する量が多くなって選別率
が悪くなる。
に実用化されている。この縦型穀粒選別機は、1つの選
別筒を機枠内へ立設したもので、多量の穀粒を処理する
場合には屑粒が整粒中に残留する量が多くなって選別率
が悪くなる。
このため、例えば、実開平2-17274号公報に記載され
た如く、機枠内に2つの選別筒を並べて立設し、一方の
選別筒で選別した穀粒を再び他方の選別筒に供給して選
別することで、多量の穀粒でも良好に選別できるように
することが考えられている。
た如く、機枠内に2つの選別筒を並べて立設し、一方の
選別筒で選別した穀粒を再び他方の選別筒に供給して選
別することで、多量の穀粒でも良好に選別できるように
することが考えられている。
(考案が解決しようとする課題) 縦型穀粒選別機の選別筒内には揚穀用螺旋を内装して
いるため、選別筒を交換する場合には、機枠の上方へ向
けて選別筒を抜き出さなければならない。この選別筒の
機枠上方への抜き出し作業は、機枠が高いために困難で
ある。
いるため、選別筒を交換する場合には、機枠の上方へ向
けて選別筒を抜き出さなければならない。この選別筒の
機枠上方への抜き出し作業は、機枠が高いために困難で
ある。
本考案は、選別筒を2つ並立した縦型穀粒選別機にお
いて選別筒の交換が容易に行えるようにすることを課題
とする。
いて選別筒の交換が容易に行えるようにすることを課題
とする。
(課題を解決するための手段) そこで、本考案では、揚穀用螺旋1,2を内装した選別
筒3,4をそれぞれ内部に立設した第1選別機枠5と第2
選別機枠6を並設し、第1選別機枠5の上部取出シュー
ト7を第2選別機枠6の下部供給シュート8へ分離可能
な状態で連通し、両機枠5,6の下部は機台9に対して内
側を着脱可能に固定し外側を枢支して互に反対方向へ回
倒可能にすると共に、両機枠5,6の上部に選別筒3,4の抜
き出し用開閉部10,11を形成して縦型穀粒選別機を構成
した。
筒3,4をそれぞれ内部に立設した第1選別機枠5と第2
選別機枠6を並設し、第1選別機枠5の上部取出シュー
ト7を第2選別機枠6の下部供給シュート8へ分離可能
な状態で連通し、両機枠5,6の下部は機台9に対して内
側を着脱可能に固定し外側を枢支して互に反対方向へ回
倒可能にすると共に、両機枠5,6の上部に選別筒3,4の抜
き出し用開閉部10,11を形成して縦型穀粒選別機を構成
した。
(考案の作用及び効果) 第1選別機枠5内の選別筒3に供給された未選別穀粒
は、揚穀用螺旋1で送り揚げられながら該選別筒3で選
別されて、上方から取り出される整粒がさらに上部取出
シュート7と下部供給シュート8とを通過して、第2機
枠6内の選別筒4内に供給されて揚穀用螺旋2で送り揚
げられながら選別され整粒中に混入する屑粒が取り除か
れることになる。
は、揚穀用螺旋1で送り揚げられながら該選別筒3で選
別されて、上方から取り出される整粒がさらに上部取出
シュート7と下部供給シュート8とを通過して、第2機
枠6内の選別筒4内に供給されて揚穀用螺旋2で送り揚
げられながら選別され整粒中に混入する屑粒が取り除か
れることになる。
第1選別機枠5内の選別筒3を交換する場合には、機
台9に対する取付部である内側の固定を外して外側の枢
支部を中心にして第2選別機枠6から離れるよう外側へ
回し倒して第1選別機枠5の上部に設けた抜き出し用開
閉部10を開口して、選別筒3を抜き出して別の選別筒と
交換する。
台9に対する取付部である内側の固定を外して外側の枢
支部を中心にして第2選別機枠6から離れるよう外側へ
回し倒して第1選別機枠5の上部に設けた抜き出し用開
閉部10を開口して、選別筒3を抜き出して別の選別筒と
交換する。
第2選別機枠6内の選別筒4の交換も前記と同様に行
うことになる。
うことになる。
このように、選別筒3,4を交換する機枠5,6を回倒した
状態で、その低くなった上部の抜き出し用開閉部10,11
を通じて選別筒3,4の抜き差しが行えるので交換作業が
極めて容易になるのである。
状態で、その低くなった上部の抜き出し用開閉部10,11
を通じて選別筒3,4の抜き差しが行えるので交換作業が
極めて容易になるのである。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1選別機枠5と第2選別機枠6とは、直方体形状の
中空枠体で、内部構造は従来の縦型穀粒選別機と同様
で、下部の支持用機台9に対して内側をノブボルト12,1
3で着脱可能に固定し、外側を枢支軸14,15で枢支して、
ノブボルト12,13を外すことで、両機枠5,6が枢支軸14,1
5を中心にして外方へ回動して倒した状態にできるよう
にしている。
中空枠体で、内部構造は従来の縦型穀粒選別機と同様
で、下部の支持用機台9に対して内側をノブボルト12,1
3で着脱可能に固定し、外側を枢支軸14,15で枢支して、
ノブボルト12,13を外すことで、両機枠5,6が枢支軸14,1
5を中心にして外方へ回動して倒した状態にできるよう
にしている。
両機枠5,6の内部には、揚穀用螺旋1,2を内装した選別
筒3,4を立設し、下部のモータ16,17で揚穀用螺旋1,2と
選別筒3,4を逆方向に回転駆動するようにしている。
筒3,4を立設し、下部のモータ16,17で揚穀用螺旋1,2と
選別筒3,4を逆方向に回転駆動するようにしている。
選別筒3,4の目合は、同一にする場合もあり、第1選
別機枠5内の選別筒3の目合を第2選別機枠6内の選別
筒4の目合よりも小さくして、順次小径の屑粒から比較
的大径の屑粒を選別するようにする場合もある。
別機枠5内の選別筒3の目合を第2選別機枠6内の選別
筒4の目合よりも小さくして、順次小径の屑粒から比較
的大径の屑粒を選別するようにする場合もある。
又、揚穀用螺旋1,2の回転速度は、同一にする場合も
あり、第1選別機枠5内へ供給される穀粒が未選別の穀
粒で多量であることを考慮して、第1選別機枠5内の揚
穀用螺旋1を第2選別機枠6内の揚穀用螺旋2よりも速
く回転させるようにする場合もある。
あり、第1選別機枠5内へ供給される穀粒が未選別の穀
粒で多量であることを考慮して、第1選別機枠5内の揚
穀用螺旋1を第2選別機枠6内の揚穀用螺旋2よりも速
く回転させるようにする場合もある。
第1選別機枠5には、籾摺等から供給される未選別穀
粒を機枠内へ受け入れる供給シュート18と、選別筒3の
選別孔から漏れ出した屑粒を機枠外へ排出させる屑粒取
出シュート19を突設し、さらに、整粒を取り出す上部取
出シュート7を第2選別機枠6側に突設して第2選別機
枠6に突設した下部供給シュート8へ整粒を供給するよ
うにしている。
粒を機枠内へ受け入れる供給シュート18と、選別筒3の
選別孔から漏れ出した屑粒を機枠外へ排出させる屑粒取
出シュート19を突設し、さらに、整粒を取り出す上部取
出シュート7を第2選別機枠6側に突設して第2選別機
枠6に突設した下部供給シュート8へ整粒を供給するよ
うにしている。
又、この第1選別機枠5の上端は、カバー20をボルト
21で取り付けて、このカバー20を取り外すことで、機枠
内から揚穀用螺旋1や選別筒3を抜き出し可能にして開
閉部10を構成している。
21で取り付けて、このカバー20を取り外すことで、機枠
内から揚穀用螺旋1や選別筒3を抜き出し可能にして開
閉部10を構成している。
第2選別機枠6には、整粒を溜めるタンク22と屑粒を
機外へ排出させる屑粒取出シュート23も突設している。
タンク22の取出口24には、シャッター25を設けて、整粒
を適宜に取り出し袋詰できるようにしている。又、この
第2選別機枠6の上端は、第1選別機枠5と同様にカバ
ー26をボルト27で取り付けて、揚穀用螺旋2や選別筒4
の抜き出し用開閉部11を構成している。
機外へ排出させる屑粒取出シュート23も突設している。
タンク22の取出口24には、シャッター25を設けて、整粒
を適宜に取り出し袋詰できるようにしている。又、この
第2選別機枠6の上端は、第1選別機枠5と同様にカバ
ー26をボルト27で取り付けて、揚穀用螺旋2や選別筒4
の抜き出し用開閉部11を構成している。
第1選別機枠5の供給シュート18に供給された未選別
穀粒は、2つの選別筒3,4を通って整粒がタンク22に溜
り、小径の屑粒が第1選別機枠5の屑粒取出シュート19
から機外へ排出され、比較的大径の屑粒が第2選別機枠
6の屑粒取出シュート23から排出される。
穀粒は、2つの選別筒3,4を通って整粒がタンク22に溜
り、小径の屑粒が第1選別機枠5の屑粒取出シュート19
から機外へ排出され、比較的大径の屑粒が第2選別機枠
6の屑粒取出シュート23から排出される。
第1選別機枠5と第2選別機枠6は、機台9へそれぞ
れ固定したノブボルト12,13を取り外すことで外方へ回
動することが可能で、その状態で選別筒3,4を新しいも
のあるいは目合の異なるものに交換できることになる。
れ固定したノブボルト12,13を取り外すことで外方へ回
動することが可能で、その状態で選別筒3,4を新しいも
のあるいは目合の異なるものに交換できることになる。
図面は本考案の一実施例を説明するもので、第1図は正
面図、第2図は平面図である。 1,2……揚穀用螺旋、3,4……選別筒 5……第1選別機枠、6……第2選別機枠 7……上部取出シュート、8……下部供給シュート 9……機台、10,11……開閉部
面図、第2図は平面図である。 1,2……揚穀用螺旋、3,4……選別筒 5……第1選別機枠、6……第2選別機枠 7……上部取出シュート、8……下部供給シュート 9……機台、10,11……開閉部
Claims (1)
- 【請求項1】揚穀用螺旋1,2を内装した選別筒3,4をそれ
ぞれ内部に立設した第1選別機枠5と第2選別機枠6を
並設し、第1選別機枠5の上部取出シュート7を第2選
別機枠6の下部供給シュート8へ分離可能な状態で連通
し、両機枠5,6の下部は機台9に対して内側を着脱可能
に固定し外側を枢支して互に反対方向へ回倒可能にする
と共に、両機枠5,6の上部に選別筒3,4の抜き出し用開閉
部10,11を形成してなる縦型穀粒選別機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826690U JPH081024Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 縦型穀粒選別機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826690U JPH081024Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 縦型穀粒選別機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0465170U JPH0465170U (ja) | 1992-06-05 |
JPH081024Y2 true JPH081024Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31855172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10826690U Expired - Lifetime JPH081024Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 縦型穀粒選別機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081024Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP10826690U patent/JPH081024Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465170U (ja) | 1992-06-05 |
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