JPH08101911A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH08101911A
JPH08101911A JP6237793A JP23779394A JPH08101911A JP H08101911 A JPH08101911 A JP H08101911A JP 6237793 A JP6237793 A JP 6237793A JP 23779394 A JP23779394 A JP 23779394A JP H08101911 A JPH08101911 A JP H08101911A
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JP6237793A
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English (en)
Inventor
Masafumi Kamata
雅史 鎌田
Atsuyuki Ninomiya
敬幸 二宮
Kazuhiko Morimura
和彦 森村
Masashi Matsumoto
正史 松本
Yuji Akiyama
勇治 秋山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縮小画像において、原画像中の細線や白抜き
細線を保存し、また、濃度変化を低減する。 【構成】 原画像の特性に応じて、単純間引き/論理和
間引き/論理積間引きを切り替える。すなわち、原画像
の濃度が低い場合や細線を保存する必要がある場合は、
論理和間引きを用い、原画像の濃度が高い場合や白抜き
細線を保存する必要がある場合は、論理積間引きを用い
る。また、カラー印刷の場合で、細線や白抜き細線を保
存する必要がない場合は、単純間引きを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素を間引いて縮小を
行なう画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置では、例えば、図2
6に示すような構成を有する画像縮小回路を備えてお
り、同図に示す回路は、複数の縮小倍率を有する縮小回
路である。
【0003】図26において、符号1001は、原画像
データの入力ポートである。また、1002,100
3,1004は、例えば、2/3縮小、4/5縮小、7
/8縮小等、縮小倍率の異なる縮小回路部である。そし
て、1005は、縮小画像データの出力ポートである。
【0004】原画像データ入力ポート1001には、画
像記録装置の中央処理部(CPU)からの原画像データ
が、不図示のアドレスデコーダを用いて複数バイト書き
込まれる。これら入力された複数バイトの原画像データ
は、縮小回路部1002,1003,1004にそれぞ
れ入力され、縮小された後、CPUによって、縮小画像
データ出力ポート1005を介して読み出される。
【0005】このCPUは、不図示のアドレスデコーダ
を用いて、いずれの縮小画像データ出力ポート1005
を読み込むかを選ぶことで、縮小倍率を選択することが
できる。
【0006】また、従来より、縮小回路部1002,1
003,1004には、画像データをm/n縮小(n
は、2以上の整数で、m=n−1)して印字する際に
は、ダウンサンプリング法が用いられている。このダウ
ンサンプリング法は、n×nドットのマトリクス中の、
縦横それぞれにある1行のドットを単純に間引くこと
(以後、単純間引きという)により、画像を縮小してい
る。
【0007】また、従来より、上記の単純間引き以外
に、論理和間引きや論理積間引きが知られている。この
論理和間引きとは、例えば、図27に示すように、間引
く際、間引くドットとその隣のドットとの論理和を新た
に隣のドットとする間引き方法である。同図において、
入力A,B,Cは原画像であり、出力Eは、入力Cがそ
のまま出力され、出力Dとして、入力A,Bの論理和が
出力される。
【0008】また、論理積間引きとは、例えば、図28
に示すように、間引くドットとその隣のドットとの論理
積を新たに隣のドットとする間引き方法である。同図に
おいて、入力A,B,Cは原画像であり、出力Eは、入
力Cがそのまま出力され、出力Dとして、入力A,Bの
論理積が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像記録装置では、縦または横1ドット分の太さし
かない線(以後、細線という)や白抜きの線(以後、白
抜き細線という)が、間引くドットと重なった場合、細
線や白抜き細線が全く消滅してしまうという問題点があ
る。
【0010】図29〜図32は、上述の単純間引きによ
る2/3縮小を行なった場合の問題点を示す図である。
図29に示す、細線の入った原画像が、図30の縮小画
像のごとく縮小される際、細線画全く消滅してしまって
いることがわかる。また、白抜き細線の入った原画像
(図31)が縮小画像(図32)に縮小される際にも、
白抜き細線が全く消滅してしまっていることがわかる。
【0011】また、従来の論理和間引きでは、図27か
ら明らかなように、出力が1になる可能性画高く、論理
積間引きでは、図28からわかるように、出力が0にな
る可能性が高い。そのため、論理和間引きを行なうと縮
小画像の濃度が高くなり、論理積間引きを行なうと縮小
画像の濃度が低くなる傾向があり、特にカラー画像の印
刷時に、この傾向が問題となる。
【0012】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、縮小画像において、原
画像中の細線や白抜き細線を保存し、また、縮小画像の
濃度変化を低減する画像記録装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成するため、請求項1に記載の
発明は、入力画像の画素を間引くことで該画像の縮小を
行なう画像記録装置において、あらかじめ複数の間引き
方法を格納する手段と、被間引き画像の特性を判定する
判定手段と、前記特性に応じて、前記複数の間引き方法
を切り替える切替手段とを備え、前記切替え後の間引き
方法にて、前記被間引き画像を間引いて出力する。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、前記判
定手段は、前記被間引き画像が細線あるいは白抜き細線
を含むかどうかを判定する。
【0015】以上の構成において、縮小画像にて原画像
中の細線や白抜き細線を保存するよう機能する。
【0016】さらに、請求項5に記載の発明では、前記
切替手段は、前記被間引き画像を構成する所定画素の組
み合わせに応じて前記複数の間引き方法を切り替える。
【0017】これにより、間引き方法の切り替えを行な
わなくても、細線や白抜き細線が保存され、濃度の変化
が低減されるよう機能する。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 <第1実施例>図1は、本発明の第1の実施例に係る画
像記録装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、符号901は、本装置全体の動作及び処理を実行す
るCPU、902は、CPU901の制御プログラムや
フォント、処理のための各種データを格納するROM、
903は、各種データを一時的に保存するためのRA
M、905は、例えば、ホストコンピュータ等、外部機
器との間で通信制御を行ない、その外部機器から送られ
てくるデータを取り込むためのデータ受信部である。
【0019】また、906は、本画像記録装置が、記録
媒体に画像を記録するためにCPU901から制御信号
をヘッドドライバ(不図示)に供給し、記録ヘッドに画
像データを転送して印字するヘッド駆動部である。
【0020】キャリッジモータドライバとキャリッジモ
ータのCR駆動部907、及び紙送りモータドライバと
紙送りモータのLF駆動部908は、CPU901から
供給される制御信号によって、所定の印字を記録媒体上
に行なう際に必要な、記録ヘッドの水平方向移動と垂直
方向移動をそれぞれ行なう制御系である。また、904
は、印字データの縮小回路部である。
【0021】次に、本実施例に係る画像記録装置におけ
る制御手順を説明する。
【0022】まず、図1のデータ受信部905によって
入力されたデータは、RAM903に一時、格納され、
ROM902に格納してあるプログラムに従って、CP
U901により、コマンド、画像データ、文字コードの
解析が行なわれる。
【0023】画像データの場合、CPU901により印
字データに変換された後に、RAM903の印字データ
領域に格納される。文字コードの場合、ROM902に
格納してあるフォントが読み出され、画像データと同様
にRAM903内に格納される。また、縮小印字を行な
う場合は、RAM903内の印字データ領域のデータ
を、縮小回路部904によって縮小して印字データ領域
に戻す。
【0024】そして、1行分の印字データがたまるか、
もしくは、外部機器であるホストコンピュータより印字
命令が入力された時点で、CR駆動部907が駆動さ
れ、ヘッド駆動部906にRAM903より印字データ
が転送されて、印字が行なわれる。この印字終了後、L
F駆動部908が駆動され、一連の印字シーケンスが終
了する。
【0025】図2は、本実施例に係る画像記録装置の縮
小回路部の内部構成を示すブロック図である。同図に示
す縮小回路部は、図3に示す真理値表に従った、単純間
引き、論理和間引き、及び論理積間引きの切り替え機能
を持っている。
【0026】論理和間引きは、縮小画像の濃度が高く印
刷されることになり、論理積間引きは、逆に、縮小画像
の濃度が低く印刷されることになるため、原画像の濃度
が低い場合や細線を保存する必要がある場合は、論理和
間引きを用いる。原画像の濃度が高い場合や白抜き細線
を保存する必要がある場合は、論理積間引きを用いる。
また、カラー印刷の場合で、細線や白抜き細線を保存す
る必要がない場合は、単純間引きを用いる。
【0027】図2において、入力S0,S1は、間引き
方法の切り替え信号であり、図3に示すように、S1=
0のとき単純間引き、S1=1かつS0=0のとき論理
和間引き、そして、S1=1かつS0=1のときに論理
積間引きを選択するようになっている。
【0028】図4は、図1に示す構成をとる縮小回路部
を複数個並べて、縦方向の2/3縮小を行なう場合の回
路例である。同図は、24ドットの原画像データを16
ドットに縮小する場合の回路構成を示しており、符号2
01にて示された各縮小回路部には、3ドットを2ドッ
トに縮小する単純間引き/論理和間引き/論理積間引き
を切り替える機能が付加されている。
【0029】なお、横方向の縮小については、ここで
は、CPUが、例えば、ソフトウエア処理によって、図
4に示す縮小回路と同様の論理を用いて行なう。
【0030】図5,図6は、本実施例に係る縮小回路部
による縮小結果を示す図である。図5は、原画像51に
対して、図4に示す縮小回路を論理和間引きに切り替え
て縮小し、縮小画像52を得る場合を示している。同図
からわかるように、縮小後の画像においても、細線(原
画像51中の陰影が付された部分)が保存されている。
【0031】また、図6は、原画像61に対して、図4
に示す縮小回路を論理積間引きに切り替えて縮小し、縮
小画像62を得る場合を示している。同図に示すよう
に、原画像61中の白抜き細線が、縮小後の画像62に
おいても保存されていることがわかる。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
原画像の特性に応じて、単純間引き/論理和間引き/論
理積間引きを切り替えて縮小を行なうことで、原画像中
の細線が重要な場合は論理和間引きを用いて細線を保存
でき、また、原画像中の白抜き細線が重要な場合には論
理積間引きを用いて白抜き細線を保存することができ
る。
【0033】以下、上記実施例の変形例について説明す
る。 [変形例1]上記第1の実施例では、CPU901が、
横方向の縮小をソフトウェア処理によって行なってい
る。しかし、3×3ドットのマトリクスを2×2ドット
マトリクスに縮小する2次元縮小回路を用いれば横方向
もハードウェアで処理できる。
【0034】図7は、本変形例に係る2次元縮小回路の
構成を示すブロック図であり、図8に示す3×3ドット
の原画像入力(A1,B1,C1は1列目の入力、A
2,B2,C2は2列目の入力、A3,B3,C3は3
列目の入力)を、201a〜201cの3個の、単純間
引き/論理和間引き/論理積間引き切り替え機能付き縮
小回路によって、縦2ドット、横3ドットのマトリクス
に縮小した後、横方向も、201d,201eの2個
の、単純間引き/論理和間引き/論理積引き替え機能付
き縮小回路によって2/3縮小することで、図9に示す
2×2ドットの縮小画像(D1,E1は1列目の出力、
D2,E2は2列目の出力)を得ることができる。そし
て、図7に示す回路を、図4に示す回路例と同様に複数
個、縦方向に並べれば、横3列分の2/3縮小が高速処
理できる。
【0035】このように、3×3ドットのマトリクスを
2×2ドットマトリクスに縮小する2次元縮小回路を用
いれば、横方向の縮小もハードウェアで処理できるた
め、CPUの負荷が低減され、印字のスループットが向
上する。 [変形例2]上記の実施例では、間引き方法の切り替え
が必要であるが、本変形例では、論理和間引きと論理積
間引きを、回路上で周期的に、またはランダムに配置す
る(以後、この配置による間引きを複合間引きという)
ことで、この切り替え不要にする。
【0036】図10は、本変形例に係る、6ドットを4
ドットに縮小する複合間引き回路の構成を示すブロック
図である。同図において、入力A〜Fは原画像であり、
出力H,Jは、入力C,Fがそのまま出力される。ま
た、図11の真理値表に示すように、出力Gは、入力A
と入力Bの論理和が出力され、出力Iは、入力Dと入力
Eの論理積が出力される。
【0037】図12は、図10に示す複合間引き回路を
複数個並べて、縦方向の2/3縮小を行なう回路を示す
ブロック図である。同図に示す回路は、24ドットの原
画像データを16ドットに縮小する場合を示しており、
符号601は、図10に示す、6ドットを4ドットに縮
小する複合間引き回路である。
【0038】なお、横方向の縮小は、CPUが、ソフト
ウェア処理によって、図12に示す回路と同様の論理を
用いて行なう。
【0039】図13は、細線を含む原画像71を、図1
2に示す回路で縮小した結果、縮小画像72を得る場合
を示しており、縮小後、細線が鎖線となって保存されて
いることがわかる。また、図14は、白抜き細線を含む
原画像81を、同じく、図12に示す回路で縮小して、
縮小画像82を得る場合を示す図である。ここでは、白
抜き細線が鎖線となって保存されていることがわかる。
【0040】このように、複合間引きは、原画像に対す
る縮小画像の濃度変化量が、論理間引きと論値間引きの
中間であるため、論理和間引きや論理積間引きに比べ
て、縮小による濃度変化量を低減することができる。 [変形例3]上記の変形例2では、CPUが、横方向の
縮小をソフトウェア処理にて行なっているが、2次元複
合間引き回路を用いて、横方向についてもハードウェア
で処理するようにしてもよい。
【0041】図15は、本変形例に係る、6×6ドット
のマトリクスを4×4ドットマトリクスに縮小する2次
元複合間引き回路の構成を示すブロック図である。同図
に示す回路では、図16に示す6×6ドットの原画像入
力(A1,B1,C1,D1,E1,F1は1列目の入
力、A2,B2,C2,D2,E2,F2は2列目の入
力、A3,B3,C3,D3,E3,F3は3列目の入
力、A4,B4,C4,D4,E4,F4は4列目の入
力、A5,B5,C5,D5,E5,F5は5列目の入
力、そして、A6,B6,C6,D6,E6,F6は6
列目の入力)を、601a〜601fの6個の複合間引
き回路によって、縦4ドット、横6ドットのマトリクス
に縮小した後、横方向も、601g〜601jの4個の
複合間引き回路によって2/3縮小する。
【0042】これにより、図17に示すような4×4ド
ットの縮小画像(G1,H1,I1,J1は1列目の出
力、G2,H2,I2,J2は2列目の出力、G3,H
3,I3,J3は3列目の出力、G4,H4,I4,J
4は4列目の出力)を得る。また、図15に示す回路
を、図12の回路例と同様に、複数個、縦方向に並べれ
ば、横3列分の2/3縮小が高速処理できる。
【0043】このように、6×6ドットのマトリクスを
4×4ドットマトリクスに縮小する2次元複合間引き回
路を用いることで、横方向の間引きもハードウェアで処
理できるため、CPUの負荷が低減され、印字のスルー
プットが向上する。 <第2実施例>以下、本発明に係る第2の実施例につい
て説明する。なお、本実施例に係る画像記録装置は、図
1に示す、上記第1実施例に係る画像記録装置と同じ構
成をとるので、ここでは、その図示及び説明を省略す
る。
【0044】図18は、本実施例に係る画像記録装置の
縮小回路部である細線保存間引き回路の構成を示すブロ
ック図である。また、図19は、図18に示す回路の動
作を示す真理値表である。図18において、入力A,
B,Cは原画像であり、出力Eは、入力Cがそのまま出
力され、出力Dは、図19に示す真理値表に従う、入力
A,B,Cの組み合わせ論理により決定される。
【0045】なお、ここでの縮小法は、3ドットの状態
から1ドットの値を決定しているので、1/2縮小はで
きず、m/n縮小(nは3以上の整数で、m=n−1)
に適用される。
【0046】図20は、図18に示す細線保存間引き回
路(符号1201にて示される)を複数個並べて、縦方
向の2/3縮小を行なうための回路を示す。同図に示す
回路では、24ドットの原画像データを16ドットの画
像に縮小する。なお、横方向の縮小は、CPUが、ソフ
トウェア処理にて、図20に示す回路と同様の論理を用
いて行なう 図21,図22は、本実施例に係る縮小結果を示す図で
ある。図21において、原画像101に対して、図20
に示す縮小回路にて縮小し、縮小画像102を得る場合
を示している。同図に示すように、原画像101中の細
線(陰影が付された部分)が、縮小後の画像102にお
いても保存されている。また、図22に示すように、図
20に示す縮小回路による縮小でも、原画像91中の白
抜き細線が、縮小後の画像92において保存されている
ことがわかる。
【0047】以上説明したように、本実施例によれば、
入力画像の間引きに細線保存間引きを適用することで、
出力が1になる可能性が論理和間引きに比べて小さくな
り、また、論理積間引きに比べて大きくなるため、原画
像に対する濃度変化量を低減することができる。 [変形例]上記第2の実施例では、CPUが、横方向の
縮小をソフトウェアにて行なっている。しかし、3×3
ドットのマトリクスを2×2ドットマトリクスに縮小す
る2次元細線保存間引き回路を用いれば横方向もハード
ウェアで処理できる。
【0048】図23は、本変形例に係る2次元細線保存
間引き回路の構成を示すブロック図であり、図24に示
す3×3ドットの原画像入力(A1,B1,C1は1列
目の入力、A2,B2,C2は2列目の入力、A3,B
3,C3は3列目の入力)を、1201a〜1201c
の3個の、細線保存間回路によって、縦2ドット、横3
ドットのマトリクスに縮小した後、横方向も、1201
d,1201eの2個の、細線保存回路によって2/3
縮小することで、図25に示す2×2ドットの縮小画像
(D1,E1は1列目の出力、D2,E2は2列目の出
力)を得ることができる。そして、図23に示す回路を
複数個、縦方向に並べれば、横3列分の2/3縮小が高
速処理できる。
【0049】このように、3×3ドットのマトリクスを
2×2ドットマトリクスに縮小する2次元細線保存間引
き回路を用いれば、横方向の縮小もハードウェアで処理
できるため、CPUの負荷が低減され、印字のスループ
ットが向上する。
【0050】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原画像の特性に応じて間引き方法を選択することによ
り、縮小後においても、原画像中の重要な画像を保存す
ることができる。
【0052】また、他の発明によれば、被間引き画像を
構成する所定画素の組み合わせに応じて複数の間引き方
法を切り替えることで、縮小画像の濃度変化を低減する
ことができる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係る画像記録装置の縮小回路部の
内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例に係る間引き方法の切り替えに対応
する真理値表である。
【図4】縦方向の2/3縮小を行なう回路例を示すブロ
ック図である。
【図5】第1実施例に係る縮小回路部による縮小結果を
示す図である。
【図6】第1実施例に係る縮小回路部による縮小結果を
示す図である。
【図7】変形例1に係る2次元縮小回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】変形例1に係る3×3ドットの原画像入力を示
す図である。
【図9】変形例1に係る2×2ドットの縮小画像を示す
図である。
【図10】変形例2に係る6ドットを4ドットに縮小す
る複合間引き回路の構成を示すブロック図である。
【図11】変形例2に係る間引き切り替えの真理値表で
ある。
【図12】変形例2に係る縦方向の2/3縮小を行なう
回路を示すブロック図である。
【図13】変形例2に係る細線を含む原画像の縮小結果
を示す図である。
【図14】変形例2に係る白抜き細線を含む原画像の縮
小結果を示す図である。
【図15】変形例3に係る2次元複合間引き回路の構成
を示すブロック図である。
【図16】変形例3に係る6×6ドットの原画像入力を
示す図である。
【図17】変形例3に係る4×4ドットの縮小画像を示
す図である。
【図18】第2実施例に係る画像記録装置の細線保存間
引き回路の構成を示すブロック図である。
【図19】細線保存間引き回路の動作を示す真理値表で
ある。
【図20】第2実施例に係る縦方向の2/3縮小を行な
うための回路を示すブロック図である。
【図21】第2実施例に係る縮小結果を示す図である。
【図22】第2実施例に係る縮小結果を示す図である。
【図23】第2実施例の変形例に係る2次元細線保存間
引き回路の構成を示すブロック図である。
【図24】変形例に係る原画像入力を示す図である。
【図25】変形例に係る2×2ドットの縮小画像を示す
図である。
【図26】従来の画像記録装置での画像縮小回路を示す
ブロック図である。
【図27】論理和間引き回路の構成及びその真理値表を
示す図である。
【図28】論理積間引き回路の構成及びその真理値表を
示す図である。
【図29】細線の入った原画像を示す図である。
【図30】従来の、細線の入った原画像を縮小した結果
を示す図である。
【図31】白抜き細線の入った原画像を示す図である。
【図32】従来の、白抜き細線の入った原画像を縮小し
た結果を示す図である。
【符号の説明】
201 縮小回路 601 複合間引き回路 901 CPU 902 ROM 903 RAM 904 縮小回路 905 データ受信部 906 ヘッド駆動部 907 CR駆動部 908 LF駆動部 1001 原画像データ入力ポート 1002 2/3縮小回路部 1003 4/5縮小回路部 1004 7/8縮小回路部 1005 縮小画像データポート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係る画像記録装置の縮小回路部の
内部構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例に係る間引き方法の切り替えに対応
する真理値を示す図である。
【図4】縦方向の2/3縮小を行なう回路例を示すブロ
ック図である。
【図5】第1実施例に係る縮小回路部による縮小結果を
示す図である。
【図6】第1実施例に係る縮小回路部による縮小結果を
示す図である。
【図7】変形例1に係る2次元縮小回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】変形例1に係る3×3ドットの原画像入力を示
す図である。
【図9】変形例1に係る2×2ドットの縮小画像を示す
図である。
【図10】変形例2に係る6ドットを4ドットに縮小す
る複合間引き回路の構成を示すブロック図である。
【図11】変形例2に係る間引き切り替えの真理値を示
す図である。
【図12】変形例2に係る縦方向の2/3縮小を行なう
回路を示すブロック図である。
【図13】変形例2に係る細線を含む原画像の縮小結果
を示す図である。
【図14】変形例2に係る白抜き細線を含む原画像の縮
小結果を示す図である。
【図15】変形例3に係る2次元複合間引き回路の構成
を示すブロック図である。
【図16】変形例3に係る6×6ドットの原画像入力を
示す図である。
【図17】変形例3に係る4×4ドットの縮小画像を示
す図である。
【図18】第2実施例に係る画像記録装置の細線保存間
引き回路の構成を示すブロック図である。
【図19】細線保存間引き回路の動作を示す真理値を示
す図である。
【図20】第2実施例に係る縦方向の2/3縮小を行な
うための回路を示すブロック図である。
【図21】第2実施例に係る縮小結果を示す図である。
【図22】第2実施例に係る縮小結果を示す図である。
【図23】第2実施例の変形例に係る2次元細線保存間
引き回路の構成を示すブロック図である。
【図24】変形例に係る原画像入力を示す図である。
【図25】変形例に係る2×2ドットの縮小画像を示す
図である。
【図26】従来の画像記録装置での画像縮小回路を示す
ブロック図である。
【図27】論理和間引き回路の構成及びその真理値表を
示す図である。
【図28】論理積間引き回路の構成及びその真理値表を
示す図である。
【図29】細線の入った原画像を示す図である。
【図30】従来の、細線の入った原画像を縮小した結果
を示す図である。
【図31】白抜き細線の入った原画像を示す図である。
【図32】従来の、白抜き細線の入った原画像を縮小し
た結果を示す図である。
【符号の説明】 201 縮小回路 601 複合間引き回路 901 CPU 902 ROM 903 RAM 904 縮小回路 905 データ受信部 906 ヘッド駆動部 907 CR駆動部 908 LF駆動部 1001 原画像データ入力ポート 1002 2/3縮小回路部 1003 4/5縮小回路部 1004 7/8縮小回路部 1005 縮小画像データポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 G 9377−5H (72)発明者 松本 正史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋山 勇治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像の画素を間引くことで該画像の
    縮小を行なう画像記録装置において、 あらかじめ複数の間引き方法を格納する手段と、 被間引き画像の特性を判定する判定手段と、 前記特性に応じて、前記複数の間引き方法を切り替える
    切替手段とを備え、 前記切替え後の間引き方法にて、前記被間引き画像を間
    引いて出力することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記被間引き画像が細
    線あるいは白抜き細線を含むかどうかを判定することを
    特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の間引き方法には、単純間引
    き、論理和間引き、及び論理積間引きが含まれ、前記切
    替手段は、前記細線が含まれる被間引き画像に対して
    は、該論理和間引きを適用し、また、前記白抜き細線が
    含まれる被間引き画像に対しては、該論理積間引きを適
    用するよう切り替えを行なうことを特徴とする請求項2
    に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記論理和間引きと前記論理積
    間引きとを周期的あるいは任意に配置する手段を備え、
    前記複数の間引き方法の切り替えを行なわないことを特
    徴とする請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、前記被間引き画像を構
    成する所定画素の組み合わせに応じて前記複数の間引き
    方法を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画
    像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の間引き方法には、単純間引
    き、論理和間引き、及び論理積間引きが含まれ、前記切
    替手段は、前記所定画素の内、被間引き画素の値が論理
    1で、該被間引き画素の前後の画素の値が論理0である
    場合、該論理和間引きを適用し、また、該被間引き画素
    の値が論理0で、該被間引き画素の前後の画素の値が論
    理1である場合、該論理積間引きを適用するよう切り替
    えを行なうことを特徴とする請求項5に記載の画像記録
    装置。
JP6237793A 1994-09-30 1994-09-30 画像記録装置 Withdrawn JPH08101911A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044116A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置及び補正方法
JP5240194B2 (ja) * 2007-06-07 2013-07-17 ソニー株式会社 信号処理方法および信号処理装置
JP2017083617A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器およびフォント画像出力プログラム
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