JPH08101901A - 通信用icカード - Google Patents

通信用icカード

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JPH08101901A
JPH08101901A JP23670094A JP23670094A JPH08101901A JP H08101901 A JPH08101901 A JP H08101901A JP 23670094 A JP23670094 A JP 23670094A JP 23670094 A JP23670094 A JP 23670094A JP H08101901 A JPH08101901 A JP H08101901A
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JP
Japan
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card
connector
communication
mobile communication
communication device
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Application number
JP23670094A
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English (en)
Inventor
Koichi Kobayashi
浩一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯電話機などの移動体通信装置をPCカード
に直接接続できるようにし、データ通信、音声通話の双
方を効率良く行う。 【構成】PCカード11に電話端末2と直接に物理的・
電気的に接続可能なコネクタ13が設けられており、独
立動作可能な電話端末2をパーソナルコンピュータ本体
の側面に、あたかも一体型のように組み込むことができ
る。データ通信時は、パーソナルコンピュータに装着さ
れたPCカード11に電話端末2を接続し、またPCカ
ード11から電話端末2を取り外せば、その電話端末2
のみを使って音声通話を行うことができる。従って、例
えば、このPCカード11をノートブック型などの小型
パーソナルコンピュータに装着し、また電話端末2とし
てPHSの子機などを使用すれば、いわゆるモービルコ
ンピューティングと、データ通信、音声通話をそれぞれ
効率的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばパーソナルコ
ンピュータと携帯型電話機などの移動体通信装置とのデ
ータ通信を制御する通信用ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータに装着さ
れて使用されるPCカードには、モデムカード、LAN
カードなどがある。モデムカードは、有線の公衆回線を
通信媒体とする通信方法に準拠するものであり、そのカ
ードには電話線が接続される。
【0003】また、LANカードは、LANケーブルを
通信媒体とする通信方法に準拠するものであり、そのカ
ードにはツイストペアケーブル、同軸ケーブルなどのL
ANケーブルが接続される。
【0004】ところで、近年では、無線通信を用いた通
信方法が利用され始めている。無線通信の代表として
は、セルラーホン方式のような携帯電話を用いたデータ
通信方式が知られている。
【0005】携帯電話には、デジタルとアナログの2つ
の方式がある。アナログ携帯電話を用いたデータ通信の
場合は、上記のモデムカードを用いてカードのモジュラ
ジャック端子と携帯電話のマイク・イヤホンジャクをケ
ーブルで接続する形態となっている。一方、デジタル携
帯電話を用いたデータ通信の場合は、上記のモデムカー
ドと専用の通信アダプタを用いる。
【0006】この場合、まず、カードのモジュラジャッ
ク端子と通信アダプタをケーブルで接続する。また、通
信アダプタと携帯電話を専用のデータインタフェースを
用いてケーブルで接続する。また、最近では、無線部と
デジタル回路部を一体型にして1枚のPCカードに実装
したタイプのPCカードの開発も検討されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、PCカードモデ
ムと携帯電話を用いてデータ通信を行う場合、カードと
電話機をケーブルで接続する必要があった。特にデジタ
ル携帯電話と接続する場合には、モデムカードに加え
て、専用の通信アダプタも接続する必要がある。
【0008】特に、屋外で使用する場合には、パーソナ
ルコンピュータ本体に挿入したPCカードモデムと携帯
電話をケーブルに接続する方法は、使い勝手が悪い。ま
た、PCカードモデムと無線部を一体型にしたPCカー
ドでは、データ通信専用として使用する場合は問題ない
が、それを電話機としても使用する場合には、カードの
側面にヘッドセットを接続したり、パソコン本体の電源
が立ち上がっていなければ通話することはできないなど
の不具合がある。
【0009】すなわち、無線部一体型のPCカード単体
では電源が無いので、電話機として機能しない。よっ
て、常にPCカードスロットを装備したパソコンなどの
情報処理装置を持ち歩いていないと、電話が使えないこ
とになる。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、携帯電話機などの移動体通信装置をカードに取
り外し自在に接続できるようにして、データ通信時はコ
ンピュータに装着されたカードに移動体通信装置を接続
し、音声通話時は移動体通信装置をカードから取り外し
て移動体通信装置単体で利用することができる通信用I
Cカードを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
データ処理装置のカードスロットに装着され、移動体通
信装置と前記データ処理装置との間のデータ通信を制御
する通信用ICカードにおいて、カード基体と、このカ
ード基体のカード挿入端側に設けられ前記データ処理装
置に接続される第1コネクタと、前記カード基体の前記
カード挿入端に対向する他端側に設けられ、前記移動体
通信装置のデータ通信用コネクタと直接的に接続可能な
第2コネクタとを具備し、移動体通信装置を取り外し自
在に接続できるようにしたことを特徴とする。
【0012】この通信用ICカードにおいては、携帯電
話などの移動体通信装置と直接接続可能な第2コネクタ
が設けられており、独立動作可能な移動体通信装置をパ
ーソナルコンピュータなどのデータ処理装置の側面に、
あたかも一体型のように組み込むことができる。データ
通信時は、パーソナルコンピュータに装着された通信用
ICカードに移動体通信装置を接続し、また通信用IC
カードから移動体通信装置を取り外せば、その移動体通
信装置のみを使って音声通話を行うことができる。従っ
て、例えば、この通信用ICカードをノートブック型な
どの小型パーソナルコンピュータに装着し、また移動体
通信装置としてPHSの子機を使用すれば、いわゆるモ
ービルコンピューティングと、データ通信、音声通話を
それぞれ効率的に行うことができる。
【0013】また、前記第2コネクタには、前記第1コ
ネクタを介して前記データ処理装置から供給される電源
電圧を前記移動体通信装置に供給するための電極を設
け、前記カード基体内には、前記データ処理装置からの
モード設定コマンドに応答して、前記第1コネクタを介
して前記データ処理装置から供給される電源電圧を前記
カード基体内の通信制御ユニットまたは前記移動体通信
装置、若しくはそれら通信制御ユニットと移動体通信装
置の双方に供給する電源切り替え手段を設けることが好
ましい。
【0014】このようにすると、移動体通信装置として
使用される携帯電話のバッテリ残存容量が少ない場合な
どには、データ処理装置から供給される電源を携帯電話
の電源として利用できる。また、例えば大量なデータを
移動体通信装置の無線通信機能を用いて転送している時
などに、データ処理装置から移動体通信装置に電源を供
給することができ、移動体通信装置のバッテリ使用時間
を延ばすことができる。
【0015】また、前記第2コネクタには、前記移動体
通信装置から電源電圧を受け取るための電極を設け、前
記カード基体内には、前記データ処理装置からのモード
設定コマンドに応答して、前記カード基体内の通信制御
ユニットに供給する電源を前記第1コネクタを介して前
記データ処理装置から供給される電源電圧と前記第2コ
ネクタを介して前記データ処理装置から供給される電源
電圧との間で切り替える電源切り替え手段を設けてもよ
い。
【0016】この場合には、データ処理装置として使用
されるコンピュータのバッテリ残存容量が少ない場合な
どには、移動体通信装置から供給される電源を利用で
き、データ処理装置のバッテリ使用時間を延ばすことが
できる。
【0017】また、この発明の通信用ICカードは、前
記第2コネクタに接続されたデジタル移動体通信装置と
デジタル無線通信回線を確立し、前記デジタル移動体通
信装置とテジタルデータの授受を行うデジタル通信装置
と、前記第2コネクタに接続されたアナログ移動体通信
装置とアナログ無線通信回線を確立し、前記アナログ移
動体通信装置とアナログデータの授受を行うモデム装置
と、前記カード基体に設けられ、前記データ処理装置か
らのモード設定コマンドに応答して、前記デジタル通信
装置とモデム装置を択一的に動作させるアナログ/デジ
タル切り替え手段とを含み、デジタル移動体通信装置と
アナログ移動体通信装置の双方を使用できるように構成
されていることを特徴とする。
【0018】この通信用ICカードにおいては、デジタ
ル携帯電話、PHSなどのデジタル機器を用いたデジタ
ル通信のほか、アナログ式の携帯電話などを用いたFA
X通信なども行うことができ、音声、データ、FAX通
信全てをサポートできる。
【0019】また、移動体通信装置を通信用ICカード
から取り外した場合には、第2コネクタの電極が露出さ
れるために障害発生の危険があるので、通信用ICカー
ドには電極保護部材を設けることが望ましい。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係る通信用I
Cカードの構成が概略的に示されている。この通信用I
CカードはPCMCIA/JEIDAによって標準化さ
れた仕様を満たすPCカードであり、このPCカード1
1は、バッテリ駆動可能なポータブルパーソナルコンピ
ュータのカードスロット1に図示のように装着されて使
用される。
【0021】このPCカード11内には、パーソナルコ
ンピュータのカードスロットとの接続インタフェース部
であるコネクタ12、携帯電話機、またはPHS子機な
どのデジタルコードレス電話機などの無線電話端末2と
の接続インタフェース部であるコネクタ13、パーソナ
ルコンピュータとPCカード内の論理回路部をインタフ
ェースするPCカードインタフェース部14、電話端末
の電話機能を制御可能するコントローラ部15、データ
のエラー訂正と無線区間のデータリンク手順をサポート
するためのロジカルリンクを行うECC+LLC部1
6、データ/FAX通信を行うモデム17が設けられて
いる。
【0022】コネクタ13は電話端末2を直接に物理
的、電気的に接続可能な構造を有しており、図示のよう
に、電話端末2に設けられたデータ通信用コネクタ3を
直接接続することができる。この結果、電話端末2は、
図2に示されているように、パーソナルコンピュータの
側面に、あたかも一体型のように組み込むことができ
る。
【0023】データ通信時は、パーソナルコンピュータ
に装着されたPCカード11に電話端末2が接続され、
次のようなデータ通信制御が行われる。すなわち、パー
ソナルコンピュータからのアドレス/データはコネクタ
12を経由してPCカードインタフェース部14に入
る。PCカードインタフェース部14は、アドレスをデ
コードして、ECC+LLC部16に対するチップセレ
クト信号を発生し、そして、データをECC+LLC部
16に渡す。データは、ECC+LLC部16でエラー
訂正処理と無線区間のデータリンク手順の処理が行われ
た後、コネクタ17を経由して電話端末2に出力され
る。
【0024】また、コントローラ部15では、コネクタ
13を経由して電話端末2の電話機能を制御するための
制御コマンド(一例として、オートダイヤル機能)を生
成し、電話端末2に対して指示する。
【0025】これと同様の手順で、電話端末2が受信し
たデータをパーソナルコンピュータに送ることもでき
る。また、電話端末2がアナログ端末の場合には、モデ
ム10によって電話端末2とパーソナルコンピュータと
の間の通信が制御される。
【0026】このように、このPCカード11において
は、電話端末2と直接接続可能な第コネクタ13が設け
られており、独立動作可能な電話端末2をパーソナルコ
ンピュータの側面に、あたかも一体型のように組み込む
ことができる。データ通信時は、パーソナルコンピュー
タに装着されたPCカード11に電話端末2を接続し、
またPCカード11から電話端末2を取り外せば、その
電話端末2のみを使って音声通話を行うことができる。
【0027】次に、図3を参照して、PCカード11の
具体的な構成を説明する。PCカード11は、図1で説
明したコネクタ12,13、PCカードインタフェース
部14、コントローラ部15、ECC+LLC部16、
およびモデム17に加え、実際には、図示のように、C
PU21、動作モードコントロール部22、電源制御部
23、スイッチ回路24,25,26,27を備えてい
る。
【0028】CPU11は、このPCカード11全体の
制御を行う。動作モードコントロール部22は、PCカ
ード11の動作状態をコントロールするためのものであ
り、PCカードインタフェース部11を介してパーソナ
ルコンピュータからの動作設定コマンドを受け取り、P
Cカード11の動作状態(電源制御、デジタル/アナロ
グ切り替えなど)を管理する。
【0029】電源制御部23は、動作モードコントロー
ル部22と連動し、PCカード11の電源供給の制御を
行うためのものであり、スイッチ回路24,25,2
6,27をそれぞれ制御する。
【0030】スイッチ回路24は、電源制御部23から
の指示によって、コネクタ12の所定の電極に供給され
るパーソナルコンピュータからの電源電圧VCCを、通
信ユニット(コントローラ部15、ECC+LLC部1
6、およびモデム17)に供給するか、コネクタ12の
所定の電極を介して電話端末2に供給するか、あるいは
それら通信ユニット(コントローラ部15、ECC+L
LC部16、およびモデム17)と電話端末2の双方に
供給する。
【0031】このスイッチ回路24の電源切り替え制御
により、電話端末2のバッテリ残存容量が少ない場合な
どには、パーソナルコンピュータから供給される電源を
電話端末の電源として利用できる。また、例えば大量な
データを電話端末2の無線通信機能を用いて転送してい
る時などに、パーソナルコンピュータから電話端末2に
電源を供給することができ、電話端末2のバッテリ使用
時間を延ばすことができる。
【0032】スイッチ回路25は、電源制御部23から
の指示によって、スイッチ回路24に選択された電源を
コントローラ部15に供給するか否かを制御する。スイ
ッチ回路26は、電源制御部23からの指示によって、
スイッチ回路24に選択された電源をECC+LLC部
16に供給するか否かを制御する。スイッチ回路27
は、電源制御部23からの指示によって、スイッチ回路
27に選択された電源をモデム17に供給するか否かを
制御する。
【0033】これらスイッチ回路25〜27のスイッチ
切り換えは、次のように行われる。すなわち、デジタル
通信の場合にはモデム17が不要であるので、スイッチ
回路27によってモデム17への電源供給が遮断され
る。また、アナログ通信の場合にはECC+LLC部1
6が不要であるので、スイッチ回路26によってECC
+LLC部16への電源供給が遮断される。さらに、動
作モードがダイヤリングなどの電話機能を制御する電話
機制御モード時は、ECC+LLC部16及びモデム1
7は未使用なので、消費電力の抑制を目的として、EC
C+LLC部16及びモデム17への電源の供給がスイ
ッチ回路26,27によって遮断される。
【0034】次に、図4を参照して、PCカード11の
他の具体的な構成を説明する。この図4のPCカード1
1においては、図3のスイッチ回路24の代わりにスイ
ッチ回路31が設けられており、またコネクタ13の所
定電極には電話端末2からの電源電圧VCCが供給され
る点が異なり、他の構成は図3と同じである。
【0035】このPCカード11において、スイッチ回
路24は、電源制御部23からの指示によって、パーソ
ナルコンピュータからの電源VCC1と電話端末2から
の電源VCC2のいずれか一方を選択し、それを通信ユ
ニット(コントローラ部15、ECC+LLC部16、
およびモデム17)に供給する。
【0036】この構成によれば、例えば、パーソナルコ
ンピュータのバッテリ残存容量が少ない場合などには、
電話端末2から供給される電源を利用でき、パーソナル
コンピュータのバッテリ使用時間を延ばすことができ
る。
【0037】図5には、コネクタ13の具体的な電極構
造が示されている。すなわち、PCカード11の端面1
1a上には、図示のように等間隔で配置された複数の電
極41が設けられている。これら電極41相互間は絶縁
部材によって隔てられている。また、端面11a上に
は、電極保護部材42が設けられている。電極保護部材
42は、図示のように複数の電極41にそれぞれ対応し
て設けられており、電極41の配列方向に延在するガイ
ド溝44に沿って電極41表面を露出させる位置と電極
41表面を覆う位置との間を、操作レバー43の操作と
連動して摺動する。
【0038】PCカード11に電話端末2を接続しない
場合、つまり電極41の未使用時には、その電極端子を
保護する目的で操作レバー43が開位置に移動され、こ
れによって各電極41を電極保護部材42によって覆う
ことができる。
【0039】図6には、コネクタ13の他の具体的な電
極構造が示されている。すなわち、PCカード11のコ
ネクタ13側の上面11b上には、図示のように等間隔
で配置された複数の電極41が設けられている。これら
電極41相互間は絶縁部材によって隔てられている。ま
た、上面11b上には、電極保護部材51が設けられて
いる。電極保護部材51は、図示のように複数の電極4
1にそれぞれ対応して設けられており、PCカード11
の長手方向に延在するガイド溝53に沿って電極41表
面を露出させる位置と電極41表面を覆う位置との間
を、操作レバー52の操作と連動して摺動する。
【0040】PCカード11に電話端末2を接続しない
場合、つまり電極41の未使用時には、その電極端子を
保護する目的で全ての電極41が電極保護部材51によ
って覆われる。
【0041】以上のように、この実施例においては、P
Cカード11に電話端末2と直接接続可能なコネクタ1
3が設けられており、独立動作可能な電話端末2をパー
ソナルコンピュータ本体の側面に、あたかも一体型のよ
うに組み込むことができる。データ通信時は、パーソナ
ルコンピュータに装着されたPCカード11に電話端末
2を接続し、またPCカード11から電話端末2を取り
外せば、その電話端末2のみを使って音声通話を行うこ
とができる。
【0042】従って、例えば、このPCカード11をノ
ートブック型などの小型パーソナルコンピュータに装着
し、また電話端末2としてPHSの子機などを使用すれ
ば、いわゆるモービルコンピューティングと、データ通
信、音声通話をそれぞれ効率的に行うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、携帯電話機などの移動体通信装置をカードに取り外
し自在に接続できるようになり、データ通信時はコンピ
ュータに装着されたカードに移動体通信装置を接続し、
音声通話時は移動体通信装置をカードから取り外して移
動体通信装置単体で利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る通信用ICカードの
構成を示すブロック図。
【図2】同実施例の通信用ICカードをポータブルコン
ピュータに装着してそのカードに電話端末を接続した状
態を示す斜視図。
【図3】同実施例の通信用ICカードの具体的構成の一
例を示すブロック図。
【図4】同実施例の通信用ICカードの他の具体的構成
の一例を示すブロック図。
【図5】同実施例の通信用ICカードのコネクタの電極
構造の一例を示す図。
【図6】同実施例の通信用ICカードのコネクタの電極
構造の他の例を示す図。
【符号の説明】
1…カードスロット、2…電話端末、11…通信用PC
カード、12,13…コネクタ、14…PCカードイン
タフェース部、15…コントローラ部、16…ECC+
LLC部、17…モデム、21…CPU、22…動作モ
ードコントロール部、23…電源制御部、24〜27,
31…スイッチ回路、41…電極、42,51…電極保
護部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理装置のカードスロットに装着
    され、無線通信機能を持つ移動体通信装置と前記データ
    処理装置との間のデータ通信を制御する通信用ICカー
    ドにおいて、 カード基体と、 このカード基体のカード挿入端側に設けられ前記データ
    処理装置に接続される第1コネクタと、 前記カード基体の前記カード挿入端に対向する他端側に
    設けられ、前記移動体通信装置のデータ通信用コネクタ
    と直接的に接続可能な第2コネクタとを具備し、移動体
    通信装置を取り外し自在に接続できるようにしたことを
    特徴とする通信用ICカード。
  2. 【請求項2】 前記第2コネクタは、前記第1コネクタ
    を介して前記データ処理装置から供給される電源電圧を
    前記移動体通信装置に供給するための電極を含み、 前記カード基体内には、前記データ処理装置からのモー
    ド設定コマンドに応答して、前記第1コネクタを介して
    前記データ処理装置から供給される電源電圧を前記カー
    ド基体内の通信制御ユニットまたは前記移動体通信装
    置、若しくはそれら通信制御ユニットと移動体通信装置
    の双方に供給する電源切り替え手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信用ICカード。
  3. 【請求項3】 前記第2コネクタは、前記移動体通信装
    置から電源電圧を受け取るための電極を含み、 前記カード基体内には、前記データ処理装置からのモー
    ド設定コマンドに応答して、前記カード基体内の通信制
    御ユニットに供給する電源を前記第1コネクタを介して
    前記データ処理装置から供給される電源電圧と前記第2
    コネクタを介して前記データ処理装置から供給される電
    源電圧との間で切り替える電源切り替え手段が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の通信用ICカー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記第2コネクタに接続されたデジタル
    移動体通信装置とデジタル無線通信回線を確立し、前記
    デジタル移動体通信装置とテジタルデータの授受を行う
    デジタル通信装置と、 前記第2コネクタに接続されたアナログ移動体通信装置
    とアナログ無線通信回線を確立し、前記アナログ移動体
    通信装置とアナログデータの授受を行うモデム装置と、 前記カード基体に設けられ、前記データ処理装置からの
    モード設定コマンドに応答して、前記デジタル通信装置
    とモデム装置を択一的に動作させるアナログ/デジタル
    切り替え手段とをさらに前記カード基体内に具備し、 デジタル移動体通信装置とアナログ移動体通信装置の双
    方を使用できるように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の通信用ICカード。
  5. 【請求項5】 前記第2コネクタは、前記カード基体の
    他端側の端面部に互いに離隔して配置された複数個の電
    極と、前記複数個の電極にそれぞれ対応して前記端面部
    に設けられた複数個の電極保護部材を含み、これら電極
    保護部材は、前記端面部の電極配列方向に延在するガイ
    ド溝に沿ってそれぞれ対応する電極表面上を覆う第1位
    置とその電極表面上を露出させる第2位置との間を摺動
    自在に取り付けられ、且つ前記第1位置と第2位置との
    間を同時に摺動するように互いに連結されていることを
    特徴とする請求項1記載の通信用ICカード。
  6. 【請求項6】 前記第2コネクタは、前記カード基体の
    他端側の上面部に互いに離隔して配置された複数個の電
    極と、前記上面部に設けられ、前記他端側からカード挿
    入端側に延在するガイド溝に沿って前記複数個の電極表
    面上を覆う第1位置とそれら電極表面上を露出させる第
    2位置との間を摺動自在に取り付けられた電極保護部材
    とを含むことを特徴とする請求項1記載の通信用ICカ
    ード。
JP23670094A 1994-09-30 1994-09-30 通信用icカード Pending JPH08101901A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990030879A (ko) * 1997-10-07 1999-05-06 윤종용 무선 전송 장치
US6256520B1 (en) 1997-03-24 2001-07-03 Nec Corporation Mobile communication device, power supply device and power supply method for the mobile communication device, and data terminal connection modem card connectable to the mobile communication device
US6628966B1 (en) * 1998-01-08 2003-09-30 Nec Corporation Packet communication card

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