JPH0810127B2 - コ−ナ−位置検出装置 - Google Patents

コ−ナ−位置検出装置

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JPH0810127B2
JPH0810127B2 JP1076087A JP1076087A JPH0810127B2 JP H0810127 B2 JPH0810127 B2 JP H0810127B2 JP 1076087 A JP1076087 A JP 1076087A JP 1076087 A JP1076087 A JP 1076087A JP H0810127 B2 JPH0810127 B2 JP H0810127B2
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憲二 伊藤
克彦 渡辺
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Mitsubishi Chemical Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコーナー位置検出装置に係る。詳しくは紙、
金属板等の各種の材質からなる多角形のシート状材料の
寸法測定、供給位置確認等として用いるに適したコーナ
ー位置検出装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
紙、薄板状金属板等の各種の材料が多角形のシート状
材料として用いられているが、これらは各辺の寸法及び
角辺のなす角度が所望の範囲内に収まつていないと後工
程でトラブルの原因となり、正確さが要求されている。
例えば、アルミニウム等の金属板の一面に感光性樹脂
の被膜を形成し、写真製版により印刷用原板を作る所謂
PS版等においては、寸法が狂つていると輪転機等の印刷
装置にセツトできず使用不可能となるため極めて高い寸
法精度が要求されている。
このような高い寸法精度の要求されるシート状材料に
おいては、ある程度の枚数ごとに、ノギス等を用いて寸
法を測定する必要があり、被測定物がシート状であるた
め波打ちや屈曲による測定誤差や、シート状物が大きな
ものである場合にはノギス等を用いた手作業では測定者
の相違による誤差等を生ずることになり、また、作業的
にも非効率的であると云う問題があつた。
更に、他の例としては紙等の加工に際して給紙位置が
正確になされないと印刷等の加工が正確に行なわれず不
良品の率が高くなる等の例があり、シート状の材料を精
密加工する際の給紙位置のチエツクを行なえる装置が望
まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上述のような従来のシート状材料の寸法
測定や供給位置確認のためのシート状材料のコーナー部
を検出する装置につき鋭意検討を行なつた結果、リニア
固体撮像素子を用い、特殊の構成の装置とすることによ
り問題を解決できることを見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、コーナー部を有するシー
ト状材料のコーナー位置を検出する装置であつて、被測
定シート状材料を載置する、被測定シート状材料と色
調、彩度又は明度を異にする載置テーブルと、該載置テ
ーブルと対向して、テーブル面と平行な任意の位置に移
動自在に設けられた、リニア固体撮像素子を内蔵する検
出カメラと、該検出カメラの載置テーブル面に対する位
置を二軸的に測定する位置測定装置とからなり、前記リ
ニア固体撮像素子による走査方向を、前記二軸の方向の
いずれにも交叉する方向としたことを特徴とするコーナ
ー位置検出装置に存する。
以下、本発明の装置の一例について図面を用いて説明
する。
第1図は本発明の装置の一例の概略を示す斜視図、第
2図はリニア固体撮像素子の取付方向と走査方向との他
の例を示す説明図、第3図は第2図に示した例における
走査信号の一例を経時的に示す図面である。
図中1は載置テーブル、2は被測定シート状材料、3
はX方向梁、4はY方向梁、5は検出カメラ、6はテー
ブルレベル信号、7はシートレベル信号をそれぞれ示
す。
被測定物であるシート状材料2は、シート状材料の上
面側の色調又は彩度と異なる色調、彩度又は明度とされ
た平滑な表面を有する載置テーブル上に置かれる。
シート状材料2を載置するに当つては、特に正確に置
く必要はなく、検出カメラ5の走査範囲内に一部重なる
程度で良い。
シート状材料の2の載置を手際良く行なうため例えば
載置テーブル1の表面に多数の小孔を設け、該小孔に圧
縮空気を接続して空気を吹出し真空ポンプで吸引可能と
し、シート状材料2を載置して位置合せ等を行なう場合
には、該小孔から空気を吹出すことによりシート状材料
2を浮上させて移動自在とし、シート状材料2の位置が
決定したら、該小孔から吹出す空気を止め、逆に小孔か
ら空気を吸引することによりシート状材料2を載置テー
ブル1の表面に密着固定するようにするのが良い。
シート状材料2が載置テーブル1の表面に載置・固定
された後、該シート状材料2のコーナー部の検出が行な
われる。
検出カメラ5は載置テーブル1の前後に設けられたX
方向梁3、及び該X方向梁3に移動可能に架設されたY
方向梁4とからなる井桁状構造体のY方向梁4に設けら
れている。
X方向梁3にはマグネツトスケール等の位置検出装置
が備えられており、Y方向梁4の位置、すなわち検出カ
メラ5の位置(図示X方向の位置)が検出し得るように
されている。
また、検出カメラ5はY方向梁4に、該Y方向梁4の
軸方向に移動可能に取付けられており、Y方向梁4に設
けられたマグネツトスケール等からなる位置検出装置に
より、位置(図示Y方向の位置)が検出し得るようにさ
れている。
従つて、検出カメラ5の位置は載置テーブル1上にお
けるX方向及びY方向の座標位置として、二軸的にとら
えることができるようにされている。
検出カメラ5の内部にはリニア固体撮像素子が内蔵さ
れている。
リニア固体撮像素子とは感光セルが一列に並んだ構造
の撮像素子である。
このリニア固体撮像素子を用いてシート状材料2の寸
法を測定するには、例えば第1図に示すように、リニア
固体撮像素子の走査位置がシート状材料2のコーナー近
傍の一辺に跨るような位置として走査を開始し、計測カ
メラ5をシート状材料2の角部(コーナー)に向つて移
動させ、更に走査を繰り返すことによつて行なわれる。
前述した通り、テーブル1とシート状材料2とは色
調、彩度又は明度を異にしているものであるから、その
色調、彩度又は明度の差によつて第3図に示すような波
形が検出し得る。第3図(イ)は走査開始時の波形であ
り、6はテーブルの色調、彩度又は明度により得られる
レベル信号であり、7はシート状材料2の色調、彩度又
は明度により得られるレベル信号である。
すなわち、テーブルレベル信号6とシートレベル信号
7との境界位置が、シート状材料2の辺の位置であるこ
とが解る。この走査を繰り返しながら、検出カメラ5を
移動させることにより第3図(ロ)、第3図(ハ)、第
3図(ニ)に示すように波形が変化することとなる。第
3図(ハ)の位置がほぼシート状材料2の角部であるこ
とを示しており、第3図(ニ)はシート状材料2から完
全に外れたことを示している。
この第3図(ハ)から第3図(ニ)の間のシート状材
料2の角部通過時点を電気的に検出し、該時点での計測
カメラ5の位置をX方向梁3に設けられたマグネツトス
ケール等により読み取ることによりシート状材料2のコ
ーナー部のX方向の位置が求められる。
更に、上記シート状材料の角部通過時点でY方向の位
置も、Y方向梁4に設けられたマグネツトスケール等の
位置検出装置の読み及び角部通過時のリニア固体撮像素
子上のコーナー検出位置(感光セルの何番目を角部が通
過したかの位置)を検出することにより極めて正確に得
られる。
本発明においては、リニア固体撮像素子は第2図のA
−B方向に、すなわち、X軸及びY軸に対しある程度傾
斜して、すなわち、X軸,Y軸の二軸の方向のいずれにも
交叉する方向に設けられている。
そしてA−B方向の走査を繰り返しながらAからC
(BからD)の方向に移動するようにされている。
このように設定した場合、シート状材料2のコーナー
部の角辺がほぼX−Y軸と夫々平行方向に置かれた場合
であつてもリニア固体撮像素子の走査ラインはシート状
材料2のコーナーを構成する2辺を横切ることとなり、
コーナー位置の検出がより明確となる。
すなわち、第3図(イ)の位置で、走査ラインはすで
にシート状材料2のコーナーを構成する2辺と交叉して
おり、第2図(イ)から第2図(ニ)に移動するにつ
れ、その走査信号を第2図(イ)〜(ニ)に示すように
明確にコーナー部の検出が行ない得る。
このようにしてシート状材料2のコーナー部のテーブ
ル1上におけるX−Y座標位置が得られる。
このような検出をシート状材料2の各コーナー部で行
なうことにより各コーナー部のX−Y座標位置が得ら
れ、これを演算することによりシート状材料2の寸法を
得ることが可能であるし、シート状材料の供給位置等の
検出にも応用可能となる。
本発明の装置によれば、2048ビツトのリニア固体撮像
素子を用いて0.01〜0.05mm程度の精度で高能率にシート
状材料のコーナー位置を測定できる。
また、テーブル1を透明又は半透明とし、下方から照
明し、テーブルとシート状材料2とで構成される明暗を
検出するような方法も考えられ、不透明なシート状材料
の測定には有力である。
〔発明の効果〕
本発明の装置によれば、シート状材料のコーナー部の
X−Y座標位置を正確に検出でき、しかも高能率な処理
が可能であるから、実用上大変有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一例の概略を示す斜視図、第3
図は走査信号の一例を経時的に示す図面、第2図はリニ
ア固体撮像素子の取付方向と走査方向との他の例を示す
説明図。 図中1は載置テーブル、2は被測定シート状材料、3は
X方向梁、4はY方向梁、5は検出カメラ、6はテーブ
ルレベル信号、7はシートレベル信号をそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−28688(JP,A) 特開 昭60−95309(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーナー部を有するシート状材料のコーナ
    ー位置を検出する装置であつて、被測定シート状材料を
    載置する、被測定シート状材料と色調、彩度又は明度を
    異にする載置テーブルと、該載置テーブルと対向して、
    テーブル面と平行な任意の位置に、移動自在に設けられ
    た、リニア固体撮像素子を内蔵する検出カメラと、該検
    出カメラの載置テーブル面に対する位置を二軸的に測定
    する位置測定装置とからなり、前記リニア固体撮像素子
    による走査方向を、前記二軸の方向のいずれにも交叉す
    る方向としたことを特徴とするコーナー位置検出装置。
JP1076087A 1987-01-20 1987-01-20 コ−ナ−位置検出装置 Expired - Fee Related JPH0810127B2 (ja)

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