JPH08101238A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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Publication number
JPH08101238A
JPH08101238A JP23675994A JP23675994A JPH08101238A JP H08101238 A JPH08101238 A JP H08101238A JP 23675994 A JP23675994 A JP 23675994A JP 23675994 A JP23675994 A JP 23675994A JP H08101238 A JPH08101238 A JP H08101238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
characteristic impedance
resistor
printed
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23675994A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Aihara
伸介 合原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP23675994A priority Critical patent/JPH08101238A/ja
Publication of JPH08101238A publication Critical patent/JPH08101238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント配線板にあって、基板上のパターン
の特性インピーダンスを正確に測定することができるよ
うにする。 【構成】 基板1上に特性インピーダンスの測定対象と
なるパターン2が形成されており、このパターン2の終
端部とアースの間の基板上にに平板状の印刷抵抗6を形
成する。この印刷抵抗6を測定時に特性インピーダンス
に合わせて削ることにより、抵抗値を調整することもで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板にあっ
て、その配線パターンにおける特性インピーダンスを、
終端抵抗を接続した状態で測定が行えるようにするプリ
ント配線板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入、出力端子を備えたプリント配線板に
おいて、その周波数が高い場合、基板内の入、出力端子
から基板上の回路までの比較的短い配線パターンでさえ
も、特性インピーダンスが問題になる場合がある。この
ような場合、プリント配線板上にエッチング処理で形成
した配線パターンに任意の特性インピーダンスを持たせ
るマイクロ・ストリップ・ラインが用いられる。
【0003】その構成例は、例えばCQ出版株式会社発
行、鈴木雅臣著「新・低周波/高周波回路設計マニュア
ル」279〜281頁に見ることができ、両面プリント
基板の片面をグランドプレーンとして用い、他面に一定
幅の配線パターンを入、出力信号線としてエッチングす
ることにより、所望の特性インピーダンスを得ることが
できる。
【0004】このようなマイクロ・ストリップ・ライン
(または、これに類するもの)にあって、その特性イン
ピーダンスを測定する場合、マイクロ・ストリップ・ラ
インを形成するパターンの終端は、一般にオープンの状
態で行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、パターンの終端をオープンにして測定が行わ
れているため、特性インピーダンスの測定波形が乱れ、
正確なインピーダンス測定を行えないという問題があ
る。
【0006】この問題を解決するには、特性インピーダ
ンスと同等の抵抗をパターンの終端に接続すればよい
が、この為には測定時に抵抗を半田付けせねばならず、
測定に際して予め抵抗を用意しておく必要があると共
に、作業が煩わしいという不便さがある。
【0007】本発明は、基板上のパターンの特性インピ
ーダンスを正確に測定することのできるプリント配線板
を提供することを目的にしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、特性インピーダンスの測定対象とな
るパターンが形成されているプリント配線板において、
前記パターンの終端部とアースの間の基板上に印刷抵抗
を設けるようにしている。
【0009】前記パターンがストリップであるとき、こ
のストリップと前記印刷抵抗との接続をスルーホールを
介して行えば、ストリップに対しても本発明を適用可能
である。
【0010】更に、抵抗値を変更できる様に、前記印刷
抵抗は削り取りが可能なように配設することが望まし
い。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、プリント配線板の完成
時点で印刷抵抗が形成されており、測定時に終端抵抗を
半田付けなどによって取り付ける必要はなく、測定器を
接続するのみで直ちに特性インピーダンスの測定を開始
することができると共に、終端抵抗が接続されているた
めに反射波が低減され、特性インピーダンスを正確に測
定することができる。
【0012】パターンの種類によっては、パターンの途
中に印刷抵抗を形成できない場合がある。このような場
合、特性インピーダンスの測定対象のパターンに対し別
のパターンを接続し、その途中に印刷抵抗を設ければよ
い。この様な構成により、測定対象のパターンがストリ
ップであっても本発明を適用することができる。
【0013】更に、印刷抵抗の周辺を削るなどして抵抗
値を変更することにより、特性インピーダンスを最適値
に合わせることが可能になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】〔実施例1〕図1は本発明によるプリント
配線板の一実施例を示す斜視図である。
【0016】裏面全域にアースパターンが設けられてい
る基板1上には、特性インピーダンスの測定対象となる
所定長のパターン(マイクロストリップ)2が形成され
ており、その一端には信号接続用スルーホール3(アー
スパターンには非接続)が形成され、この信号接続用ス
ルーホール3の両脇には上記アースパターンに接続され
たアース接続用スルーホール4a,4bが設けられてい
る。
【0017】更に、パターン2の他端(終端でもある)
には抵抗接続用スルーホール5(アースパターンに接
続)が設けられている。この抵抗接続用スルーホール5
の近傍のパターン2の途中には、所望の特性インピーダ
ンスよりやや小さい値の印刷抵抗6がプリント配線技術
によって基板表面に形成されている。この終端抵抗は印
刷抵抗であるため、高周波特性にも優れている。このよ
うに、印刷抵抗6はパターン2の終端とアース間に接続
されたことになる。
【0018】以上の構成において、パターン2の特性イ
ンピーダンスを測定しようとする場合、信号接続用スル
ーホール3及びアース接続用スルーホール4a,4bと
測定装置の測定端子間を同軸ケーブルで接続し、測定が
行われる。このとき、TDR(Time Domain Refrectio
n:時間領域反射)を見ながら、印刷抵抗6の一部をナ
イフ等で削り取れば、印刷抵抗6を任意の抵抗値にする
ことができる。このような印刷抵抗6を設けたことによ
り、測定時の抵抗の後付けを不要にし、パターン2のイ
ンピーダンス測定時の反射を抑えることができ、特性イ
ンピーダンスの測定を正確に行うことができる。
【0019】〔実施例2〕図2は本発明によるプリント
配線板の他の実施例を示す斜視図である。なお、図2に
おいては、図1に示したと同一であるものには、同一引
用数字を用いたので、以下においては重複する説明を省
略する。
【0020】本実施例においては、ストリップ(基板に
埋設された状態に形成されたパターン)構造のパターン
7の一端に信号接続用スルーホール3を設けて接続する
と共に、上記パターン7の他端に信号接続用スルーホー
ル8を設けて接続し、この信号接続用スルーホール8と
抵抗接続用スルーホール5を結ぶ様にパターン9が設け
られ、このパターン9の途中に印刷抵抗6が設けられて
いる。この実施例においても、印刷抵抗6は特性インピ
ーダンスよりやや小さい値に設定される。
【0021】この実施例では、印刷抵抗6のホットエン
ド側に信号接続用スルーホール8を設けたことにより、
ストリップ構造のパターンであっても印刷抵抗6による
終端処理が可能になる。この場合の特性インピーダンス
の測定法は、上記第1実施例と全く同じであり、TRD
を見ながら印刷抵抗6の一部をナイフ等で削りながらパ
ターン7の所望の特性インピーダンスに抵抗値を合わせ
ればよい。
【0022】なお、上記実施例においては、特性インピ
ーダンスの測定対象が、マイクロストリップまたはスト
リップであるとしたが、プリント基板上に形成されるあ
らゆるパターンについて対象可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、特性イ
ンピーダンスの測定対象となるパターンが形成されてい
るプリント配線板において、前記パターンの終端部とア
ースの間の基板上に印刷抵抗を設けるようにしたので、
特性インピーダンスを正確に測定することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプリント配線板の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明によるプリント配線板の他の実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 パターン 5 抵抗接続用スルーホール 6 印刷抵抗 7 ストリップ構造のパターン 8 信号接続用スルーホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特性インピーダンスの測定対象となるパ
    ターンが形成されているプリント配線板において、 前記パターンの終端部とアースの間の基板上に印刷抵抗
    を設けたことを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 前記パターンがストリップであるとき、
    該ストリップと前記印刷抵抗との接続をスルーホールを
    介して行うことを特徴とする請求項1記載のプリント配
    線板。
  3. 【請求項3】 前記印刷抵抗は、削り取りが可能に配設
    することを特徴とする請求項1または2記載のプリント
    配線板。
JP23675994A 1994-09-30 1994-09-30 プリント配線板 Pending JPH08101238A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23675994A JPH08101238A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プリント配線板

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JPH08101238A true JPH08101238A (ja) 1996-04-16

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ID=17005377

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JP23675994A Pending JPH08101238A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 プリント配線板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108768453A (zh) * 2018-06-10 2018-11-06 北京盟力星科技有限公司 一种专用电缆传输特性测量分析系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108768453A (zh) * 2018-06-10 2018-11-06 北京盟力星科技有限公司 一种专用电缆传输特性测量分析系统
CN108768453B (zh) * 2018-06-10 2021-09-10 北京盟力星科技有限公司 一种专用电缆传输特性测量分析系统

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